JPS62130306A - 石英系光導波路の光学的測定方法 - Google Patents

石英系光導波路の光学的測定方法

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JPS62130306A
JPS62130306A JP27069685A JP27069685A JPS62130306A JP S62130306 A JPS62130306 A JP S62130306A JP 27069685 A JP27069685 A JP 27069685A JP 27069685 A JP27069685 A JP 27069685A JP S62130306 A JPS62130306 A JP S62130306A
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JP
Japan
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light
core
ultraviolet
cladding
slit
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Yasushi Sawada
廉士 澤田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光導波路の断面形状寸法ならびに厚さを光学
的に高精度に測定する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、光導波路の断面形状寸法を測定するにあたっては
、被測定光導波路の断面を研磨し、その断面を光学顕微
鏡で観察することによりコアおよびクラッド断面の形状
および寸法を測定していた。しかし、この方法では、測
定のたびに光導波路を切断する等、測定物を破壊しなけ
ればならず、しかもその切断面を研磨しなければならな
いという欠点がある。
さらにまた、光フアイバ状の導波路の場合には、そのフ
ァイバに直角に2つの平行光線を投射し、そのファイバ
を透過した2光線をそれぞれ撮像管で撮像して画像処理
することによりコアおよびクラッドの寸法を測定する方
法がある。しかし、この方法は光導波路がファイバ状で
あれば適用できるが、薄膜光導波路の断面形状寸法を測
定することは困難であった。
また、透過材の断面形状寸法を非破壊で測定する方法と
して、スリット状の可視光や赤外光を被測定透過材に斜
めに入射させ、その反射光を光学系により結像する光切
断法と呼ばれる方法があるが、光導波路の場合には、コ
アおよびクラッドの屈折率差がせいぜい2零程度であり
、その屈折率差に依存する反射率が小さいことから、コ
アとクラッドの境界から反射する光が弱い、すなわち、
屈折率と反射率Rとの関係は、特に入射角が90°のと
きには次式で与えられる。
但し、 n工およびn2はコアおよびクラッドの各屈折
率である。ここで、n□およびn2が約1.5、nl−
n2がnlおよびn2の2零とした場合、nl −n2
 =0.03であるから、と反射率は非常に小さいこと
がわかる。したがって、この方法では、判別可能な像が
形成されないため、コア、クラッドの断面形状寸法を測
定することはできなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、本発明の目的は、石英系光導波路の形状を問わ
ずにコアおよびクラッドの断面形状寸法を非破壊で光学
的に測定する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、コアとクラッドの屈折率差が2零以下であり
、両者の境界における反射率が非常に小さい場合でも波
長の短い紫外光によりコアに含まれているGeOあるい
はGeO2を励起させ、それにより発生する紫外光の発
光現象を利用するものであり、光切断法の光源として、
紫外光を用いることにより、石英系光ファイバおよび薄
膜導波路におけるコア、クラッドの断面形状寸法を測定
するようにしたものである。すなわち、本発明は、紫外
線スリット光をクラッドとコアを含む石英系被測定光導
波路の表面の測定すべき部分に斜めに入射させ、当該被
測定光導波路のクラッドとコアとの境界からの反射光お
よびコアから紫外線スリット光により励起されて発光す
る紫外光を結像させ、その像から被測定光導波路のクラ
ッドおよびコアの断面の幾何学的寸法を測定することを
特徴とするものである。
(作 用) 本発明によれば、紫外光のスリット光を斜めに投射した
ときに被測定物におけるクラッドからの反射光およびコ
アから発生する紫外光を結像させ、そのスリット像にお
けるコアおよびクラッド相当部分の距離を測定すること
により、コアおよびクラッドの厚さ等の形状寸法を測定
するので、被測定物の断面を研磨する必要がなく、非接
触かつ非破壊で光学的測定を行うことができる。
〔実施例〕
以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第一の実施例を説明する図であって、
ここに、lは被測定物としての石英系光導波路、2は光
導波路のコア、3はクラッド、4は光切断された測定物
の断面像を拡大して画像として表わす光学系である。5
はモニタ用の陰極線管などのディスプレイを併設した紫
外線ビジコンやラインセンサなとの撮像装置、6は紫外
線ビジコン5に入射したスリット像、換言すれば陰極線
管に映出されたスリット像である。7は波長5000λ
以下、たとえば波長2000〜4000人の光を発生す
る紫外光ランプであり、その紫外光をスリット8を介し
て光導波路lに入射させる。
本発明の方法を実行するには、紫外光ランプ7からの光
をスリット8を通過さ、せて得たスリット光を、石英系
導波路lの測定すべき部分の表面に30°〜60°の角
度で斜めに入射させる。入射スリット光の約10零は導
波路lの表面で反射し、拡大レンズ系4で拡大されてス
リット像6を作る。入射スリット光の残り約90零はク
ラッド3に入射し、ここで屈折する0、屈折光はクラッ
ド3を通過し、コア2の表面に到達し、そこでほんのわ
ずかの光が反射するが、はとんどはコア2の部分に侵入
する。この光はコア2に侵入すると同時にコア2の部分
で吸収され、同時に紫外光を発光する。
吸収されない光はコア2のクラッド3とは反対側の面で
反射し、クラッド3の表面で屈折した後に拡大レンズ系
4で拡大され、ビジコン5で結像する。一方、コア2の
部分で発光した紫外光は、図中に黒く塗りつぶして示す
実線のように、クラッド3を通過した後にその表面で屈
折し、同様にして拡大レンズ系4を介して紫外線ビジコ
ン5で結像される。
このように、ビジコン5には紫外線のスリット光を投射
しているので、たとえコア2とクラッド3との屈折率差
が小さいことに起因して界面で反射光が微弱であっても
、コア2の部分における発光現象によりコア2とクラッ
ド3との境界を認知できる。
第1図においてビジコン5上に結像された導波路の像6
のうち、6−1はクラッド3に、6−2はコア2に、6
−3は基板表面に、それぞれ、対応する。この像で、コ
ア2に対応する部分6−2は、GeO2の発光現象によ
り明るく観測される。特に、紫外光の入射部にあたるコ
アとクラッドの界面部分6−4の近傍が明るく観測され
るので、コア2とクラッド3の界面を明確に識別するこ
とができる。
従って、本発明によれば、クラッド3およびコア2の厚
さ等の寸法を紫外ビジコン5に結像されたスリット像に
より測定できる。
例えば、光の入射角を01、クラッド3およびコア2の
厚さを、それぞれ、hlおよびhl、紫外ビジコン5に
映出されたスリット像におけるクラッド3およびコア2
に相当する距離を、それぞれ、SlおよびSlとすると
、 (但し、rは倍率、 n l 、n2は屈折率)で与え
られる。従って、クラッド3およびコア2の厚さhlお
よびhlは、スリット像における距離S1およびSlを
求めることにより得られる。
箪2図は本発明を光ファイバのコア、クラッドの断面形
状寸法の測定に適用した例を示す。ここで、第1図と同
様の個所には同一の符号を付すことにする。
第2図において、10はコア11とクラッド12とから
成る石英系光ファイバであり、この光ファイバ10を基
板13上に配置しであるものとする。本例においても、
紫外光ランプ7からの光をスリット8でスリット光にし
てから光ファイバ10の測定対象個所に、30″″〜6
0°の角度で斜めに入射させる。
その入射スリット光の一部分はクラッド12の表面で反
射して拡大レンズ系4に入射するが、大部分はクラッド
12で屈折し、さらにコア11との境界でほんのわずか
反射するものの、残余の光はコア11の部分に入射し、
ここで上側と同様に吸収されて、紫外光を発光する。コ
ア11において吸収されなかった光はコア11とクラッ
ド12との境界でわずか反射されるものを除き、クラッ
ド12に入ってここで屈折され、さらに基板13の表面
で反射され、再びクラッド12とコア11とを経て屈折
されてから拡大レンズ系4に入射する。コア11におい
て発光した紫外光はクラッド12を経てその表面で屈折
してから拡大レンズ系4に入射する。
このようにして拡大レンズ系4に入射した光は紫外線ビ
ジコン5によって結像され、スリット像16が形成され
る。このスリット像16のうち、16−1はクラッド1
2に対応する部分、16−2はコア11に対応する部分
を示している。このスリット像16に基いて、コア11
およびクラッド12の径を求めることができる。
なお、本例においては基板13を設けなくともよく、そ
の場合には、クラッド12から出射した光はそのまま直
進し、拡大レンズ系には入射しない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、紫外光のスリッ
ト光を斜めに投射したときに被測定物におけるクラッド
からの反射光およびコアから発生する紫外光を結像させ
、そのスリット像におけるコアおよびクラッド相当部分
の距離を測定することにより、コアおよびクラッドの厚
さ等の形状寸法を測定するので、被測定物の断面を研磨
する必要がなく、非接触かつ非破壊で光学的測定を行う
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の2実施例を示す模式図で
ある。 l・・・被測定物の光導波路、 2・・・光導波路のコア、 3・・・光導波路のクラッド、 4・・・拡大レンズ系、 5・・・紫外線ビジコン、 6・・・スリット像、 7・・・紫外線光ランプ、 8・・・スリット、 10−・・被測定物の光ファイバ、 11−!光ファイバのコア、 12・・・光ファイバのクラッド、 13−・・基板、 16−・・スリット像。 特許出願人  日木電信電話株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紫外線スリット光をクラッドとコアを含む石英系被測定
    光導波路の表面の測定すべき部分に斜めに入射させ、当
    該被測定光導波路の前記クラッドと前記コアとの境界か
    らの反射光および前記コアから前記紫外線スリット光に
    より励起されて発光する紫外光を結像させ、その像から
    前記被測定光導波路の前記クラッドおよび前記コアの断
    面の幾何学的寸法を測定することを特徴とする石英系光
    導波路の光学的測定方法。
JP27069685A 1985-12-03 1985-12-03 石英系光導波路の光学的測定方法 Expired - Lifetime JPH0610606B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100447526C (zh) * 2003-11-05 2008-12-31 Ckd株式会社 三维测定装置
WO2021214879A1 (ja) * 2020-04-21 2021-10-28 日本電信電話株式会社 光回路評価装置、光回路評価方法及びプログラム

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WO2021214879A1 (ja) * 2020-04-21 2021-10-28 日本電信電話株式会社 光回路評価装置、光回路評価方法及びプログラム

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