JP2853472B2 - 光ファイバ芯出し位置検出装置 - Google Patents
光ファイバ芯出し位置検出装置Info
- Publication number
- JP2853472B2 JP2853472B2 JP23578992A JP23578992A JP2853472B2 JP 2853472 B2 JP2853472 B2 JP 2853472B2 JP 23578992 A JP23578992 A JP 23578992A JP 23578992 A JP23578992 A JP 23578992A JP 2853472 B2 JP2853472 B2 JP 2853472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- laser
- photodetector
- centering position
- position detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ光を光ファイバに
て導光し、金属板等を切断するレーザ加工機や光ファイ
バを用いた医療用レーザメス等の光ファイバの芯出しに
関する。
て導光し、金属板等を切断するレーザ加工機や光ファイ
バを用いた医療用レーザメス等の光ファイバの芯出しに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ発振器と光ファイバを組み
合せたレーザ加工装置における光ファイバの芯出し位置
の調整は、図3に示す様に、レーザ発振器1側でのレー
ザ光出力を測定するため、ビームスプリッタ3によりレ
ーザ光2を分岐し、レーザパワーを測定する検出器6及
び表示器7と、光ファイバ出力端での出射レーザパワー
を測定するための検出器31及び表示器32を備え、光
ファイバ出射端での出射パワーが最大になり、光ファイ
バの透過率が最も大きくなる様、光ファイバ5の入射端
位置をX,Y方向および光軸方向に移動させ、調整して
いる。
合せたレーザ加工装置における光ファイバの芯出し位置
の調整は、図3に示す様に、レーザ発振器1側でのレー
ザ光出力を測定するため、ビームスプリッタ3によりレ
ーザ光2を分岐し、レーザパワーを測定する検出器6及
び表示器7と、光ファイバ出力端での出射レーザパワー
を測定するための検出器31及び表示器32を備え、光
ファイバ出射端での出射パワーが最大になり、光ファイ
バの透過率が最も大きくなる様、光ファイバ5の入射端
位置をX,Y方向および光軸方向に移動させ、調整して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の光ファイバ
調整方法では、光ファイバの両先端部が場所的に近い位
置になければならず、光ファイバをあらかじめ布設した
後での調整が困難であること、また光ファイバ出射端に
加工用集光レンズ等を付けて行う加工作業中での測定が
不可能であるという問題があった。
調整方法では、光ファイバの両先端部が場所的に近い位
置になければならず、光ファイバをあらかじめ布設した
後での調整が困難であること、また光ファイバ出射端に
加工用集光レンズ等を付けて行う加工作業中での測定が
不可能であるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ芯出
し位置検出装置は、光ファイバの両端面から戻ってくる
反射光を検出するためのビームスプリッタとその反射光
強度を測定する光パワメータを備えている。
し位置検出装置は、光ファイバの両端面から戻ってくる
反射光を検出するためのビームスプリッタとその反射光
強度を測定する光パワメータを備えている。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の構成図である。1のレーザ発振器か
ら出力されるレーザ光2はビームスプリッタ3を透過
し、集光レンズ4で光ファイバ5の入射端面に集光され
る。光ファイバの構造は、図2で示す様に、中心部コア
21の方が、周辺部クラッド層22よりも屈折率が大き
く作られており、端面での反射率は、コア部で約4%で
ある。光ファイバ5はその性質上、中心部のコア部以外
に入射した光は、完全に導出されず、光ファイバ周辺に
発散され損失となる。このため、集光レンズ4により集
光されたレーザ光2が、光ファイバのコア径内に一致し
た場合に最小の損失で光ファイバーに入射させることが
できる。その後、光ファイバ内を伝達させたレーザ光は
出力端でも同様に約4%の端面反射を生じ、光ファイバ
より出射される。
る。図1は本発明の構成図である。1のレーザ発振器か
ら出力されるレーザ光2はビームスプリッタ3を透過
し、集光レンズ4で光ファイバ5の入射端面に集光され
る。光ファイバの構造は、図2で示す様に、中心部コア
21の方が、周辺部クラッド層22よりも屈折率が大き
く作られており、端面での反射率は、コア部で約4%で
ある。光ファイバ5はその性質上、中心部のコア部以外
に入射した光は、完全に導出されず、光ファイバ周辺に
発散され損失となる。このため、集光レンズ4により集
光されたレーザ光2が、光ファイバのコア径内に一致し
た場合に最小の損失で光ファイバーに入射させることが
できる。その後、光ファイバ内を伝達させたレーザ光は
出力端でも同様に約4%の端面反射を生じ、光ファイバ
より出射される。
【0006】この様に、光ファイバの入射端で反射した
レーザ光約4%と、光ファイバに入射し、伝送されたレ
ーザ光が出射端で反射する約4%のレーザ光双方が、図
1の戻り光8となり、ビームスプリッタ3で反射され、
光検出器6に入射する。このレーザ光強度は表示器7に
より、表示される。
レーザ光約4%と、光ファイバに入射し、伝送されたレ
ーザ光が出射端で反射する約4%のレーザ光双方が、図
1の戻り光8となり、ビームスプリッタ3で反射され、
光検出器6に入射する。このレーザ光強度は表示器7に
より、表示される。
【0007】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明は光ファイバ
の入射端,出射端の両端面での反射光を測定し、特に出
射端の反射光強度が、光ファイバ内を通るレーザ光強度
が最大になる場合、最大による点を利用しているため、
光ファイバの位置ズレを常時検出することが可能にな
る。
の入射端,出射端の両端面での反射光を測定し、特に出
射端の反射光強度が、光ファイバ内を通るレーザ光強度
が最大になる場合、最大による点を利用しているため、
光ファイバの位置ズレを常時検出することが可能にな
る。
【図1】本発明の構成図。
【図2】光ファイバの断面図。
【図3】従来の測定方法を示す構成図。
1 レーザ発振器 2 レーザ光 3 ビームスプリッタ 4 集光レンズ 5 光ファイバ 6 光検出器 7 表示器 8 戻り光 21 コア 22 クラッド層 31 光検出器 32 表示器
Claims (1)
- 【請求項1】 レーザ発振器と、前記レーザ発振器の前
方に配置され、被測定光ファイバの入射端へレーザ光を
集光する集光レンズと、レーザ光強度を電気信号に変換
する光検出器と、前記光検出器の出力を表示する表示器
と、前記レーザ発振器と被測定光ファイバとの間に配置
され、前記被測定光ファイバの端面からの反射光を前記
光検出器に反射するビームスプリッタとを備えたことを
特徴とする光ファイバ芯出し位置測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23578992A JP2853472B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 光ファイバ芯出し位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23578992A JP2853472B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 光ファイバ芯出し位置検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682214A JPH0682214A (ja) | 1994-03-22 |
JP2853472B2 true JP2853472B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=16991284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23578992A Expired - Lifetime JP2853472B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 光ファイバ芯出し位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853472B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP23578992A patent/JP2853472B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0682214A (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981020 |