JPS62130222A - 熱鋼板の冷却方法及び装置 - Google Patents
熱鋼板の冷却方法及び装置Info
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- JPS62130222A JPS62130222A JP27068185A JP27068185A JPS62130222A JP S62130222 A JPS62130222 A JP S62130222A JP 27068185 A JP27068185 A JP 27068185A JP 27068185 A JP27068185 A JP 27068185A JP S62130222 A JPS62130222 A JP S62130222A
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- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/56—Continuous furnaces for strip or wire
- C21D9/573—Continuous furnaces for strip or wire with cooling
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
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- B21B37/74—Temperature control, e.g. by cooling or heating the rolls or the product
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
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- B21B2261/02—Transverse dimensions
- B21B2261/04—Thickness, gauge
- B21B2261/05—Different constant thicknesses in one rolled product
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- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0203—Cooling
- B21B45/0209—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は熱鋼板、特に熱間圧延された厚鋼板等の強制冷
却方法および装置の改良に関する。
却方法および装置の改良に関する。
(従来の技術)
最近は厚鋼板を熱間圧延した後、直ちに制御冷却をおこ
なって所望の材質を得る、所謂オンライン制御冷却に関
する研究が盛んであり、既に多くの研究発表及び特許が
出願されている。一方、主に造船業界からの要望を受け
て、同一圧延鋼板で2種類の厚みをもつ所謂差厚鋼板を
製造しているが、この差厚鋼板も熱間圧延直後に制御冷
却を実施することが必要となってきている。
なって所望の材質を得る、所謂オンライン制御冷却に関
する研究が盛んであり、既に多くの研究発表及び特許が
出願されている。一方、主に造船業界からの要望を受け
て、同一圧延鋼板で2種類の厚みをもつ所謂差厚鋼板を
製造しているが、この差厚鋼板も熱間圧延直後に制御冷
却を実施することが必要となってきている。
熱鋼板のオンライン制御冷却装置に関する従来技術とし
ては、例えば特開昭59−18818号公報が、又、差
厚鋼板の冷却に関する従来技術としては、例えば特開昭
59−232808号公報が知られている。
ては、例えば特開昭59−18818号公報が、又、差
厚鋼板の冷却に関する従来技術としては、例えば特開昭
59−232808号公報が知られている。
これ等の従来技術は例えば、第4図に示す装置であり、
差厚鋼板1は隣接した搬送用ロール2間と拘束用ロール
3間に設けられたノズルヘッダー8.9に連接したノズ
ル4.5によって冷却される。
差厚鋼板1は隣接した搬送用ロール2間と拘束用ロール
3間に設けられたノズルヘッダー8.9に連接したノズ
ル4.5によって冷却される。
(発明が解決しようとする問題点)
第4図に示す従来技術の冷却装置は、流量制御装置40
.41を上下の各1種類のノズル4.5およびノズルヘ
ッダー8.9に対応して設置しているため、差厚鋼板1
の薄肉部h1と厚肉部h2は同じ水1密度で冷却される
。その結果、第5図に示すように薄肉部と厚肉部では冷
却速度、冷却完了温度が変わり、薄肉部と厚肉部では強
度、靭性等の材質特性が異なったものとなる。
.41を上下の各1種類のノズル4.5およびノズルヘ
ッダー8.9に対応して設置しているため、差厚鋼板1
の薄肉部h1と厚肉部h2は同じ水1密度で冷却される
。その結果、第5図に示すように薄肉部と厚肉部では冷
却速度、冷却完了温度が変わり、薄肉部と厚肉部では強
度、靭性等の材質特性が異なったものとなる。
一方、特開昭59−232Ei06公報に開示の技術は
、11μ肉部と厚肉部で異なった材質特性が得られるこ
とを特徴としているが、一般的には薄肉部と厚肉部は同
一の材質特性のほうが望ましく、もし仮に、薄肉部と厚
肉部で異なった材質特性にする場合でも、これ等の従来
技術では冷却での制御手段がないため非常に限られた材
質特性のものが得られるのみである。
、11μ肉部と厚肉部で異なった材質特性が得られるこ
とを特徴としているが、一般的には薄肉部と厚肉部は同
一の材質特性のほうが望ましく、もし仮に、薄肉部と厚
肉部で異なった材質特性にする場合でも、これ等の従来
技術では冷却での制御手段がないため非常に限られた材
質特性のものが得られるのみである。
(問題点を解決するための手段2作用)本発明は前述し
た事情に鑑みてなされたものであり、差厚鋼板等のよう
に長さ方向を異なった冷却条件で冷却することが必要な
熱鋼板の冷却方法および冷却装置を提供することを目的
とするものである。
た事情に鑑みてなされたものであり、差厚鋼板等のよう
に長さ方向を異なった冷却条件で冷却することが必要な
熱鋼板の冷却方法および冷却装置を提供することを目的
とするものである。
前記目的を達成するために本発明による熱鋼板の冷却方
法は、差厚鋼板等のように長さ方向で冷却条件が異なる
熱鋼板を冷却する場合には、夫々の流量制御装置は、予
め熱鋼板の長さ方向冷却分割単位によって指定された冷
却条件(水量密度。
法は、差厚鋼板等のように長さ方向で冷却条件が異なる
熱鋼板を冷却する場合には、夫々の流量制御装置は、予
め熱鋼板の長さ方向冷却分割単位によって指定された冷
却条件(水量密度。
上下水量比)で設定制御しておき、熱鋼板の夫々の長さ
方向冷却分割単位の前後端位置を検出し、冷却分割単位
によって予め指定された水量を噴射する上下対のノズル
ヘッダーのみを熱鋼板の冷却に使用するように、トラッ
キングして制御することを特徴とする。
方向冷却分割単位の前後端位置を検出し、冷却分割単位
によって予め指定された水量を噴射する上下対のノズル
ヘッダーのみを熱鋼板の冷却に使用するように、トラッ
キングして制御することを特徴とする。
又、本発明による熱鋼板の冷却装置は、搬送用ロール上
方の対になる位置に複数の拘束用ロールを配置し、此等
の搬送用及び拘束用ロール間に夫々別の流量制御装置に
連接し、熱鋼板の進行方向に交互に直交配置した2種以
上のノズルヘッダーを設け、前記複数個のノズルヘッダ
ーを1組として搬送ラインに複数組設け、搬送ラインの
入側に熱鋼板検出手段を設け、熱鋼板の各区域の通過位
心演算と冷却水流量の制御と自動開閉弁の制御を行う冷
却演算制御手段を設けたことを特徴とする。
方の対になる位置に複数の拘束用ロールを配置し、此等
の搬送用及び拘束用ロール間に夫々別の流量制御装置に
連接し、熱鋼板の進行方向に交互に直交配置した2種以
上のノズルヘッダーを設け、前記複数個のノズルヘッダ
ーを1組として搬送ラインに複数組設け、搬送ラインの
入側に熱鋼板検出手段を設け、熱鋼板の各区域の通過位
心演算と冷却水流量の制御と自動開閉弁の制御を行う冷
却演算制御手段を設けたことを特徴とする。
(実施例)
以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第1図及び第2図に本発明の一実施例を、第3図にト
ラッキング制御の一実施例を示温1図は本発明の冷却装
置の実施例である冷却水制御配管系統を説明するための
ものである。差厚鋼板lは、長さLl 、板厚h1の薄
肉部と長さL2 、板厚h2の厚肉部で構成され、板
幅は全長にわたってほぼ同一である。2は搬送用ロール
、3は搬送用ロール2の上方に設置した拘束用ロールで
あり、差厚鋼板lを上方向から押圧している。搬送用ロ
ール2には、差厚鋼板lの搬送速度および現在位置をト
ラッキング制御をするための回転数検出器50を連設し
ている。8,9は搬送用ロール2および拘束用ロール3
間に上下対に設置したノズルヘッダーであり、差厚鋼板
1の板肉方向に所定ピッチで、複数のスプレーノズル4
.5を連接している。
。第1図及び第2図に本発明の一実施例を、第3図にト
ラッキング制御の一実施例を示温1図は本発明の冷却装
置の実施例である冷却水制御配管系統を説明するための
ものである。差厚鋼板lは、長さLl 、板厚h1の薄
肉部と長さL2 、板厚h2の厚肉部で構成され、板
幅は全長にわたってほぼ同一である。2は搬送用ロール
、3は搬送用ロール2の上方に設置した拘束用ロールで
あり、差厚鋼板lを上方向から押圧している。搬送用ロ
ール2には、差厚鋼板lの搬送速度および現在位置をト
ラッキング制御をするための回転数検出器50を連設し
ている。8,9は搬送用ロール2および拘束用ロール3
間に上下対に設置したノズルヘッダーであり、差厚鋼板
1の板肉方向に所定ピッチで、複数のスプレーノズル4
.5を連接している。
12.13は高速3方切換弁であり、入側は配管28.
29および32.33を介して流量制御装置40.41
に連接しており、出側の一方は配管20.21を介して
各々のノズルヘッダー8.9に、他方の出側は冷却水を
スプレーノズル4,5を介さずに直接排水ピット(図示
せず)に流すための排水用配管24.25に連接してい
る。更に、この配水用配管24.25にはオリフィスi
f(、+7を連設しているが、このオリフィスは、高速
3方切換弁が2種の出側配管20.24又は21.25
の何れを選んでも同じ圧力損失となるようなオリフィス
径に設定しである。
29および32.33を介して流量制御装置40.41
に連接しており、出側の一方は配管20.21を介して
各々のノズルヘッダー8.9に、他方の出側は冷却水を
スプレーノズル4,5を介さずに直接排水ピット(図示
せず)に流すための排水用配管24.25に連接してい
る。更に、この配水用配管24.25にはオリフィスi
f(、+7を連設しているが、このオリフィスは、高速
3方切換弁が2種の出側配管20.24又は21.25
の何れを選んでも同じ圧力損失となるようなオリフィス
径に設定しである。
以上が上下対のスプレーノズル群4,5に連接した冷却
水制御配管系統である。
水制御配管系統である。
同様に6,7および10.11は搬送用ロール2および
拘束用ロール3間に設置した、他の上下対のスプレーノ
ズルおよびノズルヘッダーであり、14.15は高速3
方切換弁、30.31は高速3方切換弁の入側用連接配
管、22.23および28.27は高速3方切換弁の出
側用連接配管、 18.19はオリフィス、42.43
は流量制御装置である。流量制御装置40.41および
42.43は給水装置(図示せず)から冷却水を供給さ
れている給水ヘッダー36に連接している。
拘束用ロール3間に設置した、他の上下対のスプレーノ
ズルおよびノズルヘッダーであり、14.15は高速3
方切換弁、30.31は高速3方切換弁の入側用連接配
管、22.23および28.27は高速3方切換弁の出
側用連接配管、 18.19はオリフィス、42.43
は流量制御装置である。流量制御装置40.41および
42.43は給水装置(図示せず)から冷却水を供給さ
れている給水ヘッダー36に連接している。
第2図は本発明実施例の冷却装置の制御を説明するため
のものである。45は冷却装置であり、第1図で説明し
た各装置で構成されている。51は冷却演算制御装置で
あり、工場管理用計算機(図示せず)から与えられた差
厚鋼板の材質9寸法および冷却条件等、更に搬送ライン
に設置した鋼板温度計(図示せず)で測定した差厚鋼板
の実測温度等から、冷却装置各構成要素の制御条件を演
算し制御を実施する。但し、下記に説明する搬送制御装
置52および3方切換弁制御装置53で制御を実施する
部分は除く。52は搬送制御装置であり、冷却演算制御
装置51から与えた通板速度条件、差厚鋼板長(全長、
薄肉部長L1+厚内部長L2)及び回転数検出器50で
の通板速度実測値から、冷却装置内の通板速度制御及び
差厚鋼板位置検出のトラッキング制御を実施する。53
は3方切換弁制御装置であり、搬送制御装置52の差厚
鋼板トラッキング信号により、予め設定したタイミング
で各々の高速3方切換弁を切り換え制御し、差厚鋼板の
冷却に使用するスプレーノズルを切り換える。
のものである。45は冷却装置であり、第1図で説明し
た各装置で構成されている。51は冷却演算制御装置で
あり、工場管理用計算機(図示せず)から与えられた差
厚鋼板の材質9寸法および冷却条件等、更に搬送ライン
に設置した鋼板温度計(図示せず)で測定した差厚鋼板
の実測温度等から、冷却装置各構成要素の制御条件を演
算し制御を実施する。但し、下記に説明する搬送制御装
置52および3方切換弁制御装置53で制御を実施する
部分は除く。52は搬送制御装置であり、冷却演算制御
装置51から与えた通板速度条件、差厚鋼板長(全長、
薄肉部長L1+厚内部長L2)及び回転数検出器50で
の通板速度実測値から、冷却装置内の通板速度制御及び
差厚鋼板位置検出のトラッキング制御を実施する。53
は3方切換弁制御装置であり、搬送制御装置52の差厚
鋼板トラッキング信号により、予め設定したタイミング
で各々の高速3方切換弁を切り換え制御し、差厚鋼板の
冷却に使用するスプレーノズルを切り換える。
次いで、第3図に従って具体的な制御実施例について説
明する。流量制御装置40.41は、冷却演算制御装置
51で差厚鋼板薄肉部h1の冷却条件および鋼板形状制
御条件に基づいて演算した上下各々の水量指令値に設定
制御する。同様に流量制御装置42.43は、冷却演算
制御装置51で差厚鋼板厚肉部h2の冷却条件及び鋼板
形状制御条件量に基づいて演算した上下各々の水量指令
値に設定制御する。
明する。流量制御装置40.41は、冷却演算制御装置
51で差厚鋼板薄肉部h1の冷却条件および鋼板形状制
御条件に基づいて演算した上下各々の水量指令値に設定
制御する。同様に流量制御装置42.43は、冷却演算
制御装置51で差厚鋼板厚肉部h2の冷却条件及び鋼板
形状制御条件量に基づいて演算した上下各々の水量指令
値に設定制御する。
差厚鋼板1が冷却装置45に侵入していない(冷却を開
始していない)状態では、流量制御装置40.41で設
定制御した冷却水は、高速3方切換弁12.13でスプ
レーノズル4,5から噴射するように選択しているが、
冷却制御装置42.43で設定制御した冷却水は、高速
3方切換弁14.15で排水用配管26.27側に流す
ように選択している。
始していない)状態では、流量制御装置40.41で設
定制御した冷却水は、高速3方切換弁12.13でスプ
レーノズル4,5から噴射するように選択しているが、
冷却制御装置42.43で設定制御した冷却水は、高速
3方切換弁14.15で排水用配管26.27側に流す
ように選択している。
なお、高速3方切換弁12.13および14.15はス
プレーノズル側、又は排水用配管側の何れを選択しても
水路の圧力損失は同じになるようなオリフィスIff、
17および18.19が設けてあり、選択方向によって
流量制御装置40,41,42.43の流量変更が出な
いように考膓:されている。又、第2図で説明したよう
に差厚鋼板1の薄肉先端部、薄肉先端部より距#Ll離
れた厚肉先端部および、更に距!L7離れた厚肉後端部
の時々刻々の位置は回転数検出器50の信号に基づいて
搬送制御装置52で常時検出している。
プレーノズル側、又は排水用配管側の何れを選択しても
水路の圧力損失は同じになるようなオリフィスIff、
17および18.19が設けてあり、選択方向によって
流量制御装置40,41,42.43の流量変更が出な
いように考膓:されている。又、第2図で説明したよう
に差厚鋼板1の薄肉先端部、薄肉先端部より距#Ll離
れた厚肉先端部および、更に距!L7離れた厚肉後端部
の時々刻々の位置は回転数検出器50の信号に基づいて
搬送制御装置52で常時検出している。
差厚鋼板1が搬送制御装置52の指令速度で冷却装置内
に侵入を開始すると、まず薄肉部h4が上下各々のスプ
レーノズル4および5から噴射される冷却水で冷却され
る0次いで差厚鋼板の厚肉先端部が、冷却装置内に侵入
を開始しリール2−2の位置に達すると、高速3方切換
弁12−1.13−1および14−1.15−1を作動
させ、冷却に使用するスプレーノズルを4−1.5−1
から8−1.7−1に切り換える。但し上部のノズルへ
ッダー、スプレーノズルの図は省略している。更に、差
厚鋼板厚肉先端部がロール2−3の位置に達した時点で
、冷却に使用するスプレーノズルを4−2.5−2から
fl−2,7−2に切り換える。
に侵入を開始すると、まず薄肉部h4が上下各々のスプ
レーノズル4および5から噴射される冷却水で冷却され
る0次いで差厚鋼板の厚肉先端部が、冷却装置内に侵入
を開始しリール2−2の位置に達すると、高速3方切換
弁12−1.13−1および14−1.15−1を作動
させ、冷却に使用するスプレーノズルを4−1.5−1
から8−1.7−1に切り換える。但し上部のノズルへ
ッダー、スプレーノズルの図は省略している。更に、差
厚鋼板厚肉先端部がロール2−3の位置に達した時点で
、冷却に使用するスプレーノズルを4−2.5−2から
fl−2,7−2に切り換える。
以下同様に、差厚鋼板厚肉先端部がロール2−(i)に
達した時点で12−(i−1) 、 13−(i−1)
および14−(i−1)、15−(i−1)の高速3方
切換弁を作動させて、冷却に使用するスプレーノズルを
4−(i−1)および5−(i−1)から8−(i−1
)および?−(i−1)に切り換える。以上の制御によ
り、差厚鋼板の薄肉部と厚肉部は全く異なった冷却条件
での冷却が達成できる。
達した時点で12−(i−1) 、 13−(i−1)
および14−(i−1)、15−(i−1)の高速3方
切換弁を作動させて、冷却に使用するスプレーノズルを
4−(i−1)および5−(i−1)から8−(i−1
)および?−(i−1)に切り換える。以上の制御によ
り、差厚鋼板の薄肉部と厚肉部は全く異なった冷却条件
での冷却が達成できる。
なお本実施例では、冷却装置の全ノズルへラグ−の入側
配管に高速3方切換弁を設けた場合を例にとって説明し
たが、例えば冷却装置の前半部のみを本発明の装置とし
、後半部は従来技術の冷却装置としても、はぼ同等の目
的が達成できる。
配管に高速3方切換弁を設けた場合を例にとって説明し
たが、例えば冷却装置の前半部のみを本発明の装置とし
、後半部は従来技術の冷却装置としても、はぼ同等の目
的が達成できる。
(発明の効果)
本実施例では差厚鋼板の冷却を例にとって説明したが、
特に差厚鋼板に限らず例えば、同一板厚の鋼板でも、鋼
板長さの前半部と後半部で冷却条件を変更して、異なっ
た材質特性の鋼板を造りたい場合にも、上記の説明と同
様の処理で達成することが出来る。又、その他として1
例えば、鋼板の先端部及び後端部の非定常冷却部と、鋼
板中央部の定常冷却部とで冷却条件を変更して、鋼板全
長に互って均一な材質を得ようとする場合にも適用する
ことが出来る。
特に差厚鋼板に限らず例えば、同一板厚の鋼板でも、鋼
板長さの前半部と後半部で冷却条件を変更して、異なっ
た材質特性の鋼板を造りたい場合にも、上記の説明と同
様の処理で達成することが出来る。又、その他として1
例えば、鋼板の先端部及び後端部の非定常冷却部と、鋼
板中央部の定常冷却部とで冷却条件を変更して、鋼板全
長に互って均一な材質を得ようとする場合にも適用する
ことが出来る。
以上に説明したように、本発明の実施により下記の効果
が得られる。
が得られる。
(1)厚鋼板の長さ方向に2種類以上の板厚を持つ、所
謂、差厚鋼板のオンライン制御冷却処理において、夫々
の板厚部で指定された任意の冷却条件での冷却を実施す
ることが出来るようになり、夫々の板厚部が同一または
任意の異なった材質特性の差厚鋼板を製造することが可
能となる。
謂、差厚鋼板のオンライン制御冷却処理において、夫々
の板厚部で指定された任意の冷却条件での冷却を実施す
ることが出来るようになり、夫々の板厚部が同一または
任意の異なった材質特性の差厚鋼板を製造することが可
能となる。
(2)全長にわたって板厚が同じ熱鋼板のオンライン制
御冷却処理において、長さ方向を2種類以上に分割し、
夫々の分割域毎に指定された任意の冷却条件で冷却を実
施することが出来るようになり、長さ方向で2種類以上
の任意の異なった材質特性を持つ厚鋼板を製造すること
が可能となる。
御冷却処理において、長さ方向を2種類以上に分割し、
夫々の分割域毎に指定された任意の冷却条件で冷却を実
施することが出来るようになり、長さ方向で2種類以上
の任意の異なった材質特性を持つ厚鋼板を製造すること
が可能となる。
(3)厚熱鋼板のオンライン制御冷却処理において、鋼
板先端部と後端部の非定常冷却部と鋼板中央部の定常冷
却部とを、指定された異なった冷却条件で冷却すること
が出来るようになり、鋼板全長に互って均一な材質の鋼
板を製造することが可能となる。
板先端部と後端部の非定常冷却部と鋼板中央部の定常冷
却部とを、指定された異なった冷却条件で冷却すること
が出来るようになり、鋼板全長に互って均一な材質の鋼
板を製造することが可能となる。
第1図は本発明の実施例による冷却装置の冷却制御配管
系統の説明図、第2図は本発明の実施例による制御装置
の構成図、第3図は高速3方切換弁の制御タイムチャー
ト図、第4図は従来の冷却装置の説明図、第5図は差厚
鋼板処理の従来技術の説明図である。図中、 1・・・差厚熱鋼板、2・・・搬送用ロール、3・・・
拘束用ロール、4,5,6.7・・・スプレーノズル、
8.9,10.11・・・ノズルヘッダー、12,13
,14.15・・・高速3方切換弁、24.25.26
.27・・・排水用配管、50・・・回転検出器、40
,41,42.43・・・流畢制御装置、51・・・冷
却演算制御装置、52・・・搬送制御装置、53・・・
3方弁制御装置である。
系統の説明図、第2図は本発明の実施例による制御装置
の構成図、第3図は高速3方切換弁の制御タイムチャー
ト図、第4図は従来の冷却装置の説明図、第5図は差厚
鋼板処理の従来技術の説明図である。図中、 1・・・差厚熱鋼板、2・・・搬送用ロール、3・・・
拘束用ロール、4,5,6.7・・・スプレーノズル、
8.9,10.11・・・ノズルヘッダー、12,13
,14.15・・・高速3方切換弁、24.25.26
.27・・・排水用配管、50・・・回転検出器、40
,41,42.43・・・流畢制御装置、51・・・冷
却演算制御装置、52・・・搬送制御装置、53・・・
3方弁制御装置である。
Claims (3)
- (1)熱鋼板を長さ方向複数の区域に区分し、隣り合う
区域を異なった冷却条件で搬送しながら冷却する冷却方
法において、 熱鋼板の通過位置情報に基づいて、前記各区域毎の冷却
水量を変更することを特徴とする熱鋼板の冷却方法。 - (2)熱鋼板を長さ方向に複数の区域に区分し、隣り合
う区域を異なった冷却条件で搬送しながら冷却する冷却
装置において、 搬送用ロールの対になる位置に複数の拘束ロールを設け
、搬送ラインの上下に冷却水流量制御手段を有する冷却
水供給配管を複数設け、搬送用ロール間および拘束用ロ
ール間に、冷却水配管に接続しその上流側に冷却水の自
動開閉弁を有するノズルヘッダーを複数個設けるととも
に、前記複数個のノズルヘッダーを1組として搬送ライ
ンに複数組設け、搬送ラインの入側に熱鋼板検出手段を
設け、熱鋼板の各区域の通過位置演算と冷却水流量の制
御と自動開閉弁の制御を行う冷却演算制御手段を設けた
ことを特徴とする熱鋼板の冷却装置。 - (3)前記自動開閉弁として3方切替弁を使用すること
を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の熱鋼板の冷却
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27068185A JPS62130222A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 熱鋼板の冷却方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27068185A JPS62130222A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 熱鋼板の冷却方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62130222A true JPS62130222A (ja) | 1987-06-12 |
JPH0216372B2 JPH0216372B2 (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=17489462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27068185A Granted JPS62130222A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 熱鋼板の冷却方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62130222A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1985
- 1985-12-03 JP JP27068185A patent/JPS62130222A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0216372B2 (ja) | 1990-04-17 |
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