JPS621296Y2 - - Google Patents

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JPS621296Y2
JPS621296Y2 JP18413683U JP18413683U JPS621296Y2 JP S621296 Y2 JPS621296 Y2 JP S621296Y2 JP 18413683 U JP18413683 U JP 18413683U JP 18413683 U JP18413683 U JP 18413683U JP S621296 Y2 JPS621296 Y2 JP S621296Y2
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JP
Japan
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snow
pipe
snow removal
water
nozzle
Prior art date
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JP18413683U
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JPS6091610U (ja
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、降雪期間に仮設して使用し得るよ
うにした散水式消雪具に関する。
周知の如く降雪地域においては、降り積る雪の
処理として、熱を利用した融雪、除雪車による除
雪、散水による消雪手段等が用いられているが、
その内、散水による消雪具として路面や駐車場等
の屋外に埋設する散水ノズル、屋根上に設置する
スプリンクラーが知られている。しかしこれらの
散水具は降雪日と積雪した時にのみ使用するもの
であるが、スプリンクラーや散水ノズルは簡単に
設置したり取外すことができないので、一度設置
したら破損するまで使用されている。又簡易消雪
具としてホースやパイプに小孔を適宜穿設したも
のも使用されているが、適切な散水が得られない
欠点があつた。
そこでこの考案は、取扱いが簡便で任意の散水
が得られる消雪具を工夫したものである。
以下、本案消雪具の構造を実施例の図面により
説明すると、横に筒状を成す胴体2の中間部上壁
2aに、中空部3と連通するノズル支持部21を
形成し、該支持部21に散水ノズル5を取付け、
胴体2を貫通する中空部3の両側をパイプ接続口
31,32と成し、胴体2の下端を平底面2cに
形成すると共に、胴体2の中間部下壁2bに接続
口31,32の連通方向と交差する切欠溝22を
設け、該切欠溝22に少なくとも胴体2の外径D
より長い安定板6を差込み、胴体2の平底面2c
と切欠溝22に差込んだ安定板6によつて、胴体
2の長手方向を軸とした回動を不能にし、胴体2
の外周にパイプ挿入用目印4を設けるもので、パ
イプ接続口31,32は内部より外部に向つて僅
かに大きく開口するようテーパーを成し、具体的
には接続口31,32の入口径e1がパイプ外径
Rより1回り大きくて、接続口31,32の奥口
径e2がパイプ外径Rより僅かに小径となり、両
接続口31,32内に送水パイプP,P′を挿入し
た際、パイプP,P′が適当に離れた状態で取付け
られ、接続口31,32に挿入したパイプP,
P′によつてノズル5が塞がらないよう、又パイプ
P,P′間の中空部3で滞留が生じるようにされて
おり、支持部21に取付けるノズル5には定量散
水式ノズルか、又は散水量調節式ノズルを用い、
パイプ挿入用目印4としては胴体2の外周に刻線
41を設け、或は凸条42を形成するものであ
る。
本案の消雪具は上記構造であるから、これを用
いて消雪具装置を構成するには、予め消雪具1の
支持部21にノズル5を取付けておき、施工現場
で胴体2下部の切欠溝22に安定板6を差込み、
この消雪具1の接続口31,32に適宜長さの送
水パイプPを挿入し、パイプPと本案消雪具1を
順次嵌挿固定しながら消雪範囲に応じた長さの消
雪装置を構成する。その際、パイプPを消雪具1
の胴体2の設けた目印に合せて挿入すれば、パイ
プPを傾むけることなく正確に挿入することがで
きる。又接続口31の入口径e1はパイプ外径R
より大きく、奥口径e2はパイプ外径Rより小径
にテーパーを成すので、接続口31に対するパイ
プPの挿入が容易であるし、接続口31に係止す
るまで挿入すれば、両パイプP,P′はノズル5が
取付けられている中空部3まで達することなく、
適宜離れた状態で係止固定する。パイプPは挿入
係止状態で使用することもできるが、パイプPの
先端部外周に接着剤を塗布して挿入し、接着固定
して使用することもできる。最終消雪具1の接続
口32は盲栓7で塞いでおく。
上記手段にて構成した消雪装置を使用する場
合、最先頭のパイプPを既設給水口に接続して送
水すれば、水はパイプPを通つて各消雪具1のノ
ズル5から散水される。その際、消雪具1に接続
するパイプP,P′は適宜間隔を有して固定されて
いるので、パイプP,P′間の中空部3で滞留を生
じ、その滞留によつて水圧が高まりノズル5から
の散水が強力になる。又消雪具1の胴体2下端は
平底面2cで、しかも胴体2と交差するように安
定板6が取付けられているので、ノズル5の散水
方向が一方に片寄つたり、散水圧力に強弱が生じ
てその反動で消雪具1に回動モーメントが作用し
ても、回動することなく安定している。
尚、消雪具1の接続口31,32にパイプPを
ネジ込式に取付けても同様の目的を達するし、安
定板6を胴体2と一体成形することもできる。
従つて本案の消雪具は、適宜長さのパイプと順
次挿入固定するだけで消雪装置を構成し得るの
で、降雪時にしか使用することのない簡易消雪装
置としては最適である。しかもパイプの長さを選
択するだけでノズルを任意に配列し得るので、降
雪量の多少に合せて消雪装置を構成することがで
きるし、給水口さえあれば既存施設を改造するこ
となく使用し得るばかりか、消雪具に接続するパ
イプは適宜離れた状態で固定され、パイプとパイ
プの間で滞留を生じて水圧が高まるように工夫さ
れているため、ノズルからの散水は強力で遠方ま
で広範囲に飛散する。又本案消雪具は胴体の下端
を平底面にし、且つ胴体の下部に安定板を交差す
るように取付けるものであるから、ノズルの散水
方向が一方に片寄つたり、散水圧力に強弱が生じ
ても、消雪具は回動することなく安定している
し、埋込式の消雪装置と異なり、配置を変更した
り不要になつたら簡単に取外すこともできると共
に、パイプとの接続も極めて簡単である等、本案
は簡易消雪装置の消雪具として実用面に有益な効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案消雪具を用いた簡易消雪装置の斜
視図、第2図は本案消雪具の平面図、第3図はそ
の側面図、第4図は第2図のx−x線矢視の縦断
面図、第5図は胴体の縦断面図、第6図は類例消
雪具の縦断面図、第7図と第9図は送水パイプの
挿入固定例を示す縦断面図、第8図は類例胴体の
正面図、第10図と第11図は類例胴体の側面
図、第12図と第13図は類例胴体の縦断面図で
ある。 1……消雪具、2……胴体、2c……平底面、
3……中空部、31,32……接続口、4……目
印、5……散水ノズル、6……安定板、7……盲
栓、21……支持部、22……切欠溝、P,P′…
…送水パイプ、D……胴体外径、e1……入口
径、e2……奥口径、R……パイプ外径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横に筒状を成す胴体2の中間部上壁2aに、中
    空部3と連通する散水ノズル5を取付け、中空部
    の両側をパイプ接続口31,32に形成し、胴体
    の下部に回動防止用の安定板6を交差するよう嵌
    挿した消雪具。
JP18413683U 1983-11-29 1983-11-29 消雪具 Granted JPS6091610U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18413683U JPS6091610U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 消雪具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18413683U JPS6091610U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 消雪具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6091610U JPS6091610U (ja) 1985-06-22
JPS621296Y2 true JPS621296Y2 (ja) 1987-01-13

Family

ID=30398337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18413683U Granted JPS6091610U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 消雪具

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JP (1) JPS6091610U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6091610U (ja) 1985-06-22

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