JPH034370Y2 - - Google Patents

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JPH034370Y2
JPH034370Y2 JP1985015802U JP1580285U JPH034370Y2 JP H034370 Y2 JPH034370 Y2 JP H034370Y2 JP 1985015802 U JP1985015802 U JP 1985015802U JP 1580285 U JP1580285 U JP 1580285U JP H034370 Y2 JPH034370 Y2 JP H034370Y2
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JP
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water
hole
cavity
connection port
supply pipe
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JP1985015802U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は主として消雪用として利用する送水
管から分岐した給水管に接続する接続口と、この
接続口と連通する空洞部と、この空洞部と外部を
連通する散水孔を有する薄い敷設層における散水
ノズルに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
送水管から送り込まれる地下水等を地上に散水
して、消雪する散水ノズルは道路に適当間隔毎に
埋設されている。このような従来の散水ノズルと
して、実公昭58−9642号公報、実公昭59−9699号
公報、実公昭59−9700号公報の散水ノズルが公知
である。この散水ノズルはノズル本体の下部に立
上り状の給水管との接続口を垂設すると共にこの
接続口に通水孔を介して空洞部を連通し、この空
洞部に外部と連通する散水口を連通し、さらに、
前記通水孔の上口面積を調節して散水量調節する
調節螺杆を設けたものである。従つて給水管は散
水ノズル本体の底部下方より接続することにな
る。
しかしながら、このように給水管を散水ノズル
本体の下方に接続する構造においては、給水管か
ら散水ノズル頂部迄の高さが大きくなる問題があ
る。その結果、舗装層の薄い橋梁やコンクリート
層の薄いビルの屋上等の敷設層の薄い場所では使
用することができなかつた。
すなわち、舗装層の薄い橋梁やコンクリート層
の薄いビルの屋上では敷設層が薄いため取付け全
高が高くなる従来の散水ノズルを使用することが
できなかつた。
〔考案の概要〕
この考案は、ノズル本体の下部に通水孔を設
け、この通水孔の上部に隔壁を介して空洞部を連
通し、前記ノズル本体頭部に前記空洞部に連通す
る散水孔を設けてなる散水ノズルを薄い敷設層に
埋設し、前記散水孔を有する頭部を露出し、前記
通水孔に連通接続する給水管を埋設してなる薄い
敷設層における散水ノズルにおいて、前記ノズル
本体の下部側方に横孔状の接続口を設け、前記通
水孔を前記接続口に連通する水平部と前記空洞部
に連通する垂直部とにより形成し、前記給水管を
水平に埋設するとともに、この端部を前記接続口
にパツキングを介して嵌挿してなるものである。
〔実施例〕
第1図、第2図において、1は敷設層たる橋梁
の舗装層aに欄干に沿つて埋設した送水管であ
り、この送水管1の所々に舗装層aの中心迄延設
する給水管2が埋設している。3はノズル本体で
あり、このノズル本体3の下部側方に設けられた
横孔状の接続口4にパツキング5を介し前記給水
管2が水平方向に嵌挿している。6は水平部7a
と垂直部7bからなる通水孔7を有する隔壁であ
り、この隔壁6の上部に空洞部8が埋設されてい
る。9はノズル本体3の頭部の中央に前記空洞部
8と連通して形成された操作孔であり、10は頭
部の隅部に前記空洞部8と外部を連通して形成さ
れた散水孔である。11は頭部に工具孔12を有
する案内筒であり、ドライバー溝13を頭部に有
する水量調節杆14がパツキング15を介して遊
転自在に内在している。16は前記操作孔9の下
部に設けられた雌螺子部であり、前記案内筒11
がノズル本体3の上面より下げて挿入螺着してい
る。17は案内筒11の上部に嵌着するゴム、プ
ラスチツク等により形成されたキヤツプである。
18は隔壁6の上面に形成された凹部であり、前
記案内筒11の下端が嵌入している。19は水量
調節杆14の下端に設けられた縦溝であり、この
縦溝19に連通して水量調節杆14の下部周面に
連通孔20が設けられている。20aは前記連通
孔20に対応して前記案内筒11に形成された連
通孔である。前記空洞部8は、巾大の主空洞部8
aと、この主空洞部8aの下方と連通して、前記
連通孔20に対応する箇所に設けた巾小な整流空
洞部8bと、前記主空洞部8aの上方と連通し
て、前記案内筒11の上部と対応する箇所まで上
方に延出した巾小な絞流空洞部8cとからなり、
その絞流空洞部8cの上部に仰角の小な例えば20
〜40度位の散水孔10が連通形成している。
しかして、ノズル本体3を設置する場合は舗装
層aに上面を露出して埋設すると共に、給水管2
を下側部に形成した接続口4に嵌挿して取付け
る。そして送水管1からの地下水は給水管2から
通水孔7、縦溝19、連通孔20,20aを過て
空洞8に流入して、満水して散水孔10から散水
される。その場合ゴムキヤツプ17を取り外して
ドライバー溝13にドライバーを当て水量調整杆
14を回転することにより対設する連通孔20,
20a相互の重なり量が可変して散水量が調整さ
れる。またゴムキヤツプ17を外して案内筒11
を取り外すことにより操作孔9からノズル体3内
を掃除する。また連通孔20,20aから空洞部
8内に流入した流水は、径少な整流空洞部8bの
周壁に衝突して次第に整えられ、整流となつて径
大な主空洞部8に流入し、次いで径小な絞流空洞
部8cに流入して絞られ、かつ案内されながら散
水孔10より仰角の小さな状態で散水するもので
ある。
従つて、ノズル本体3の舗装層aの取付け深さ
は少なくともノズル本体3の全高Hと同一とな
り、取付け高さを給水管2によつて大きくなるこ
とはなく小さくすることができ、その結果舗装層
aの薄い橋梁でも散水ノズルを簡単に設置するこ
とができる。又横孔状接続口の長さをノズル本体
3の全高Hとは無関係に長くすることができる
為、給水管2と接続口4との水密部を確実に形成
することができ、水漏れの慮れを一掃することが
できる。
第3図、第4図は第2実施例を示しており、2
1はコンクリート製ビルの屋上の敷設層たるコン
クリート層bに埋設した送水管であつて、この送
水管21の所々には導水管21aを連絡し、さら
にこの導水管21aに散水ノズルの横孔状の接続
口23を嵌挿して接続する給水管22を設ける。
30はパツキングである。この接続口23はノズ
ル本体24の下部側方に形成され、この接続口2
3と空洞部27を水平部26aと垂直部26aか
らなる通水孔26を介して連通状態に設ける。そ
して空洞部27と外部を連通する散水孔28を設
ける。さらに通水孔26の上口部に下端部が挿入
できるように水量調節摘み29を螺着する。
しかして、屋上に散水ノズルを埋設する取付け
深さは少なくともノズル本体24の全高Hと等し
くなり、又給水管22から送り込まれる地下水等
は導水管21aを通つて給水管22から接続口2
3に流入し、さらに通水孔26を通つて空洞部2
7に注入する。そしてこの空洞部27内の水は散
水孔28を通つて外部へ噴出する。そして、水量
調節摘み29を昇降させることによつての水量調
節摘み29の下端と通水孔26の上口部間距離を
調節でき、噴出水量を調節することができる。
以上のように、散水ノズルの取付け深さが少な
くともノズル本体24全高Hと等しくなり、ビル
の屋上のコンクリート層bが薄い場合であつても
埋設することが可能である。又、横孔状接続口2
3の長さとノズル本体24の全高と無関係に長く
することができる為、給水管と接続口23の水密
を保つ接続長さを長くでき、水漏れの慮れを一掃
することができる。
〔考案の効果〕
この考案は、ノズル本体の下部に通水孔を設
け、この通水孔の上部に隔壁を介して空洞部を連
通し、前記ノズル本体頭部に前記空洞部に連通す
る散水孔を設けてなる散水ノズルを薄い敷設層に
埋設し、前記散水孔を有する頭部を露出し、前記
通水孔に連通接続する給水管を埋設してなる薄い
敷設層における散水ノズルにおいて、前記ノズル
本体の下部側方に横孔状の接続口を設け、前記通
水孔を前記接続口に連通する水平部と前記空洞部
に連通する垂直部とにより形成し、前記給水管を
水平に埋設するとともに、この端部を前記接続口
にパツキングを介して嵌挿してなるものであり、
散水ノズルの取付け深さを散水ノズル自体の全高
と同一にすることができるとともに、送水管を各
散水ノズルから側方に離して埋設することができ
る。従つて、従来技術に比較して舗装層の薄い橋
梁やコンクリート層の薄いビルの屋上等にも設置
することができる。
さらに舗装層の薄い橋梁等に設置するために従
来の散水ノズルを小型化することが考えられる
が、このような小型化するものに比較して、この
考案では散水孔の径、その数及び空洞部の容積を
大きくすることができ、散水量を大量とすること
ができる。しかも接続口を散水ノズル本体の側部
に設けることによつて給水管と接続口との接続部
を散水ノズル取付け高さと無関係に長くできる
為、両者の密封性を向上することができ、水漏れ
等の慮れを一掃することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の縦断面図、第2図は同使
用状態を示す斜視図、第3図は第2実施例の縦断
面図、第4図は同使用状態を示す斜視図である。 1,21……送水管、2,22……給水管、
4,23……接続口、8,27……空洞部、1
0,28……散水孔、a……舗装層(敷設層)、
b……コンクリート層(敷設層)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノズル本体の下部に通水孔を設け、この通水孔
    の上部に隔壁を介して空洞部を連通し、前記ノズ
    ル本体頭部に前記空洞部に連通する散水孔を設け
    てなる散水ノズルを薄い敷設層に埋設し、前記散
    水孔を有する頭部を露出し、前記通水孔に連通接
    続する給水管を埋設してなる薄い敷設層における
    散水ノズルにおいて、前記ノズル本体の下部側方
    に横孔状の接続口を設け、前記通水孔を前記接続
    口に連通する水平部と前記空洞部に連通する垂直
    部とにより形成し、前記給水管を水平に埋設する
    とともに、この端部を前記接続口にパツキングを
    介して嵌挿してなることを特徴とする薄い敷設層
    における散水ノズル。
JP1985015802U 1985-02-05 1985-02-05 Expired JPH034370Y2 (ja)

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JPS61132057U JPS61132057U (ja) 1986-08-18
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Citations (3)

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JPS5854204U (ja) * 1981-10-12 1983-04-13 陳 松仁 洗髪用手袋
JPS599700U (ja) * 1982-07-09 1984-01-21 リオン株式会社 補聴器の電池収容室

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JPS61132057U (ja) 1986-08-18

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