JPS62129699A - 連発銃のためのカ−トリツジ供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は連発銃のためのカートリッジ供給装置であって
、ブリーチケーシングと、該ブリーチケ〜シング内に銃
身後端部の手前で下方配置されて、背壁１−＝８内に取
出し開口を備えたマガジンケースの受容のために働くマ
ガジンシャフトと、銃身軸線の方向で摺動可能なように
ブリーチケーシングに支承されかつブリーチ機構を保持
する２つのガイド条片と、ブリーチ機構の運動範囲の下
方で、銃身軸線に対して直角に配置された旋回軸を中心
に旋回可能な装填プレートとを有し、この装填プレート
がカートリッジスリーブのための接触面を有しかつばね
の作用下で装填位置へ上昇旋回可能である形式のものに
関する。

従来の技術 例えばオーストリア特許第３６５３６６号明細書又は西
ドイツ特許出願公開第１７２８１２４号明細書で公知の
、連発銃のためのカートリッジ供給装置においては、マ
ガジンが銃身の後端部の手前又は、銃身後端部に配置さ
れたブリ−チヘッドの手前に配設され、それによってこ
の銃身後端部ができるだけ後方に位置し延いては連発銃
の全長が短縮せしめられるようになっている。しかしこ
れは、連発時にカートリッジが後方へマガジンケースか
ら引出され、そしてそのカートリッジは、弾丸尖端がブ
リーチヘッド（スリーブヘッド）の後方に位置すると即
座に上方へ旋回され、それによって弾丸尖端がブリーチ
ヘッドの後方開口の手前に位置せしめられるようになっ
ている特別なカートリッジ供給装置を前提としている。

この場合ブリーチ装置の前方摺動時にカートリッジがカ
ートリッジ室内に滑動する。

しかしこの公知のカートリッジ供給装置は多数の、そし
てその大部分が可動である各構成部材から成っている。

ガイド条片には引出し部材が旋回可能に結合されて、Ｆ
、−リ、この部材は、前端部に引出しつめを保持する２
つのばね負荷されたアームを有している。その引出しつ
めがカートリッジスリーブの引出し溝内に係合している
この引出し部材によって、ブリーチ機構の戻ジ運動時に
カートリッジが後方へマガジンから引き出され、装填プ
レート上を摺動せしめられる。この装填プレートの運動
は複数の中間部材によって制御される。装填プレートの
上方旋回中はこの引出し部拐によってカートリッジスリ
ーブはまだ確保されていなければならない。しかしこの
確保は、スリーブ端部に配設された引出し溝においての
み行なわれるので、その確保作用は不十分なものである
。これによって装填プロセスにしばしば障害が生じる。

傷つき易い弾丸尖端の損傷にもつながる、この装填プロ
セス時の障害は更に、カートリッジが種々異なる長さを
有し得ることによっても生じる。カートリッジは引出し
溝の所で引出しづめによって捕捉されるので、装填時に
カートリッジ底部は常に同じ個所に達つする。これによ
って弾丸尖端はブリーチヘッドの開口内への押入れ前に
は、その都度のカートリッジの全長に応じた種々異なる
遊隙を有する。またブリーチヘッド内への押入れ時にカ
ートリッジ軸線が銃身軸線に対して傾いているので、ブ
リーチヘッド内への弾丸トの旋回運動の制御のためには
複数の可動部材が必要であり、この多数の単一部材故に
公知のカートリッジ供給装置は製造及び組立て経費が高
くかつ故障し易い。更に別の欠点はマガジンケース内に
常に１列だけのカートリッジが相土下して配置可能なこ
とであり、何故なら引出し部材がカートリッジを常に同
じ位置でのみ捕捉可能だからである。

またマガジンシャフトがブリーチヘッドの後方に配置さ
れている連発銃もある。しかしこれは武器の全長を長く
してしまう。このような連発銃（例えばモーゼル自動銃
Ｍ９８）においては、２列のカートリッジが相並んでジ
グザグ配置で受容されているマガジンケースが用いられ
る。この構造の利点はそのマガジンケースが、−列だけ
のカートリッジを有するマガジンケースと同じ構造高さ
において２列のカートリッジを受容可能なことである。

発明の課題 本発明の課題は冒頭に述べた形式の連発銃のためのカー
トリッジ供給装置を改良して、必要な可動部材数を少な
くシ、それによって製造及び組立て経費を安くすること
と、極めて故障少なく作動ししかも場合によっては、カ
ートリッジが２列にジグザグ配置で内蔵されたマガジン
ケースにも使用可能なようにすることである。

課題を解決するための手段 上記の課題は本発明によれば、マガジンシャフトの後方
にガイドケーシングが接続しておジ、このガイドケーシ
ングが、ブリーチヘッドの後方範囲内で上方に、カート
リッジ長さに亘って延びる開口を有し、また該開口の後
半部内には２つの、マガジンリップとして形成されかつ
向い合って位置する保持リップが配設されており、この
両保持リップの相互距離がスリープ直径よりも幾らか小
さくなっておジ、また装填プレートがガイドケーシング
内に、該装填プレートの前端部に配置されマガジンシャ
フトの近くに位置せしめられた旋回軸を中心に旋回可能
なように支承されており、またマガジンケースが上方に
、その全長に亘って延びる１つの開口と該開口の範囲内
に互いに向い合って位置する２つのマガジンリップとを
有し、更にマガジンシャフトの上側範囲内には、ガイド
条片と結合されかつ銃身軸線に対して直角に延びるスラ
イダが配設されており、このスライダは最上位置のカー
トリッジの高さに配置されかつ、ブリーチ機構の閉じ位
置ではその最上位置カートリッジの弾丸尖端の手前に位
置しかつ、ブリーチ装置の戻ジ運動時には最上位置カー
トリッジの弾丸尖端に接触せしめられて該カートリッジ
を後方へ、マガジンケースからガイドケーシング内へ摺
動せしめることによって解決された。

発明の作用及び効果 本発明のカートリッジ供給装置によれば可動部材の数が
著しく減少せしめられた。実際的な可動部材は旋回可能
な装填プレートのみであり、何故ならスライダ自体がガ
イド条片と固定結合されているからである。可動部材の
数の著しい減少によってその構造はより単純になりかつ
製造は安価になり、更にこの新しいカートリッジ供給装
置は故障しすらいものである。これも特に可動な引出し
づめがないことに因るものである。この本発明によるカ
ートリッジ供給装置におけるカートリッジはマガジンか
ら引出されるのではなく押し出されるので、引出し装置
と連結される必要はない。この押出し方法の利点は更に
、ブリーチヘッド手前での弾丸尖端の位置が常に同じで
あることである。即ちこの位置は、弾丸尖端に作用する
スライダによって規定される。更にカートリッジスリー
ブはその押入れ前及びブリーチヘッド内への押入れ時に
も、保持リップによって大きな長さに亘って支持されか
つ案内されている。この良好な支持と案内とによって、
装填プロセス時の障害や弾丸尖端及びスリーブの損傷発
生が回避される。本発明の力一トリッジ供給装置の更に
別の重要な利点は、ジグずり状に配置された２列のカー
トリッジを有するマガジンケース用にも使用可能なこと
である。従ってマガジンの高さを大きくする仁となく該
マガジンの収容量を２倍に上げることができ、しかもこ
の際にマガジンが下方へシャフトを越えて突出すること
もなく、これはマガジンが銃身の後端部の手前に配置さ
れている形式の連発銃において従来は不可能なことであ
った。

実施例 ブリーチケーシング１は連発銃の図示されていない銃床
と公知方法で結合されている。このブリーチケーシング
１には銃身２が、例えば西ドイツ実用新案登録第８５１
７９０４号明細書で公知の方法で結合されている。この
銃身２はその後端部にブリーチヘッド３を保持している
。

両方のガイド条片４と結合されたブリーチ機構の内、錠
止突出部６を備えた薬室５のみが示されている。所謂シ
ョート・ブリーチとして形成されたブリーチ機構の各ガ
イド条片４は、銃身軸線Ａの方向でブリーチケーシング
１内でａ動可能なように案内されている。ブリーチケー
シング１はマガジンシャフト７を有し、このシャフト７
内にマガジンケース８が下方から差込み可能である。こ
のマガジンケース８は図示の例ではブリーチケーシング
１の下面と整合して終っている。しかし該マガジンケー
ス８は、それが多数のカートリッジを受容しなければな
らない場合は当該の下面より突出していてもよい。

マガジンシャフト７には後方へガイドケーシング９が接
続されている。このガイドケーシング９はブリーチヘッ
ド３の後方範囲内で上方に開口１０を有し、この開口１
０はカートリッジ長さに亘って延びている。この開口１
０の後半部内には、マガジンリップと類似に形成された
２つの保持リップ１１が配設されている。各保持リップ
１１は互いに向かい合って配置されている。第２図から
分るように各保持リップの互いに向い合った上側の縁部
１１ａの距離は前方に向って拡大している。各保持リッ
プ縁部１１ａの相互距離ａはスリーブ直径りよりも小さ
い。

前半部内では開口１０がケーシングの、内方へ曲げられ
た各側壁１２の縦縁１２ａによって制限されている。開
口１０の前半部の幅ｂＦｉ、スリーブ直径りよりも小さ
くしかし弾丸１３ｂ又はスリーブロの直径ｄよりも大き
い。開口１０の前方部分の幅すは適切に形成されており
、それによってカートリッジ１３の後方摺動時にそのス
リーブ１３ａが上方へ通過せしめられずに案内されまた
、該カートリッジ１３が完全に戻し摺動された状態では
弾丸１３ｂが各縦縁１２ａの間で上方へ通過せしめられ
る（第２図に鎖線で図示）。

ガイドケーシング９内では装填プレート１４が、その前
端部１４ａに銃身軸線Ａに対して直角配置された旋回軸
１５を中心に旋回可能なように支承されている。この旋
回軸１５はマガジンジャケット７０近くに配置されてい
る。装填プレート１４はその後端部１４ｂに、カートリ
ッジスリーブ１３ａのためのおう状の接触面１４Ｃを保
持している。この装填プレート１４には更にばね１６が
作用しており、このばね１６が該装填プレート１４を開
口１０の方向で上方へ押している。更にこの装填プレー
ト１４はその前端部１４ａに続いてガイド面１４ｄを有
している。

マガジンケース８は上方に、該マガジンケースの全長に
亘って延びる開口１７を有している。

この開口１７の範囲内でマガジンケース８の後半部内に
２つのマガジンリップ１８が配置されている。マガジン
ケースの背壁１９内ではその上方範囲内に取出し開口２
０が配置されている。

前壁２１は更にその上側範囲内に、後述するスライダ２
３のための貫通開口２２を有している。

各カートリッジ１３はマガジンケース８内にジグずグに
２列に配置されていると有利である。

このためにマガジンケース８はスリーブ直径りの２倍よ
りも幾らか小さな内径Ｗを有している。

更に該マガジンケース内には公知形式で、マガジンばね
２５によって上方へ押されたマガジン底２４が配設され
ている。マガジンリップ１８の１つにその都度の最上位
置のカートリッジ１３が支持されている。開口１９が各
マガジンリップ１８の間でスリーブ直径よりも大きな幅
を有しているにも拘わらず、カートリッジは自動的にマ
ガジンケース８から走出することはできず、何故なら最
上位置のカートリッジがマガジンリップ１８の所でだけ
でなく、その隣りに位置するカートリッジ及びその下に
位置するカートリッジにも支持されているからである。

しかし各カートリッジはマガジンケース８がマガジンシ
ャフト７から取出された後に、個々に上方からマガジン
ケース８内に押し入れられるか又は該ケースから取り出
されることも可能である。

図示の実施例の場合のようにカートリッジ１３が２列配
置されたマガジンケース８が用いられている場合、ガイ
ドケーシング９の前方部方はマガジンケース８の内径に
相応する内径を有している。ガイドケーシング９は後方
へ向けて、スリーブ直径りよりも僅かにのみ大きい内径
まで先細にされている（第２図及び第５図参照）。各カ
ートリッジが一列に相士下して配置されているマガジン
においては、ガイドケーシング９がスリーブ直径よりも
幾らか大きくかつ一様な内径を有することが可能である
。

スライダ２３はブリッジ２６の下面に配置され、該ブリ
ッジ２６の端部にはそれぞれ一方のガイド条片４が固定
結合されている。このスライダ２３は銃身軸線Ａに対し
て直角に延びておりかつ、マガジンケース８内に配置さ
れた最上位置のカートリッジ１３の高さに配置されてい
る。スライダ２３はその、弾丸１３ｂに面した押し面２
３ａに支持縁部２３ｂを有していると有利である。第４
図から分るようにスライダ２３はマガジンケース８の内
径よりも幾かに狭幅である。更にマガジンリップ１８の
範囲内でスライダ２３に切欠き２３ｃが配置されている
。

更にこのスライダ２３は押し面２３ａからほぼマガジン
ケース８の長さ分だけ前方へ延びておジかつ、この範囲
内に縦スリット２７を備え、この縦スリット２７を通っ
て銃身ホルダのフック２８が貫通している。スライダ２
３はその前方に、弾性月料製のバンパ２９を保持してい
る。

このバンパ２９は、スライダ２３の戻り運動を制限する
ストッパを形成している。

次に本発明によるカートリッジ供給装置の作動形式を説
明する。

ブリーチ機構が閉じられた状態では各部材は第１図に示
された位置を取る。図示されていない薬室軸部の操作に
よってブリーチ機構が開かれると該ブリーチ機構は後方
に引張られる。このブリーチ機構はガイド条片４と固定
結合されているので、該ガイド条片４もブリーチケーシ
ング１に対してやはり後方へ引張られる。スライダ２３
の押し面２３ａが最上位置のカートリッジの弾丸尖端に
接触し、このカートリッジをマガジンケー２８から後方
へ押し出す。この際にスライダ２３はマガジンケースの
上側範囲を通って動き、最上位置のカートリッジ１３を
ガイドケーシング９内に押入れる。この最上位置のカー
トリッジのカートリッジスリーブ１３ａを通って装填プ
レートがばね１６の力に抗して下方へ押される。こうし
てガイド面１４ｄが銃身軸線Ａに対してほぼ平行に位置
し、カートリッジスリーブ１３ａのための下側ガイドを
形成する。このカートリッジスリーブ１３ａの側方はガ
イドケーシング９の側壁１２によって案内される。該ス
リーブは最初はガイドケーシング９から上方に向けて産
出することができず、何故なら開口１０の前方範囲内で
縦縁１２ａはスリーブ直径りよりも小さな距離すを有し
ているからである。後方へ向けて先細になっているガイ
ドケーシング９によってカートリッジ１３が、各ガイド
条片４の間の中央に向けて動かされる。

最上位置のカートリッジがマガジンケーシングから押し
出される間にマガジンばね２５によって残りのカートリ
ッジが上方へ押され、この際に今度最上位置になったカ
ートリッジがスライダの下面２３ｅＫａ接せしめられる
。続いてバンパ２９が銃身ホルダの各部分に接触せしめ
られ、それによってスライダ２３の上方摺動速動を制限
する。この位置で押し面２３ａはブリーチヘッド３のほ
ぼ後方に位置する（第３図参照）。

今や弾丸１３ｂとスリーブ入口のみが開口１０の前半部
に位置し、スリーブ１３ａは開口１０の後半部にあるの
で、装填プレート１４によってカートリッジかばね１６
の作用のもとで持上げ可能である。この際に弾丸１３ｂ
とスリーブ入口とが各縦縁１２ａの間を通過する。そし
て装填プレート１４がカートリッジスリーブ１３ａを上
方へ保持リップ１１に向って押す。この保持リップ１１
の互いに向い合った縁部１１ａの前方部分は後方部分よ
りも大きな距離ａを有するので、カートリッジスリーブ
１３ａは第３図に示された位置を取り、この位置におい
て該スリーブ１３ａは銃身軸線Ａに対して斜めに前上方
へ傾いておりかつ弾丸尖端１３ｃはほぼ銃身軸線Ａ上に
ある。スライダ２３に配置された支持縁部２３ｂは弾丸
尖端１３ｃを支持するために働き、それによってカート
リッジスリーブ１３ａがマガジンケースから離れた時に
カートリッジの前端部が下方へ傾動しないようになって
いる。また弾性的なバンパ２９によって一方では柔い当
付けが形成されまた、スライダ２３が所定の最後方位置
に達つした時にその弾性的なバンパ２９の膨張によって
該スライダ２３が再び僅かに前方に動かされ、それによ
って弾丸尖端１３Ｃがもはや押し面２３ａＫ接触しない
ようにされる。カートリッジが第３図に示された装填位
置に達すると、ブリーチ機構が再び前方へ摺動可能とな
り、この際に薬室５がスリーブ底部１３ｄに当接し、カ
ートリッジが前方へブリーチヘッド３内へ更にはカート
リッジ室りａ内へ押し入れられる。比較的に長い保持リ
ップ１１によってカートリッジ１３は装填位置内に常に
正確に位置決めされ、そしてブリーチヘッド３内への押
入れ中にも確実に案内される。

スライダ２３がその後方終端位置内にある時には該スラ
イダ２３はマガジンリップ１８の下面に係合し、それに
よってマガジンケースが外れないようになっている。そ
して最後のカートリッジが撃ち尽くされると、もはや連
発作動は行なわれず、何故ならスライダ２３が上方へ押
されたマガジン底部２４に押し当てられ、それによって
後方への摺動が妨げられるからである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図はブ
リーチ機構の閉じ位置におけるカートリッジ供給装置を
示す縦断面図、第２図は第１図の１１−Ｈ線に沿った断
面図、第６図は開かれたブリーチ機構における縦断面図
、第４図は第１図の■−ＩＶ線に沿った横断面図、第５
図は第６図のＶ−ＶＳに沿った横断面図である。 １・・・ブリーチケーシング、２・・銃身、２ａ・・カ
ートリッジ室、３・・ブリーチヘッド、４・・・ガイド
条片、５−・薬室、６・・錠止突出部、７・・・マガジ
ンシャフト、８・・−マガジンケース、９・・・ガイド
ケーシング、１０．１７−・開口、１１・・保持リップ
、１１ａ・・・縁部、１２・・−側壁、１２ａ・・縦縁
、１３・・・カートリッジ、１３ａ・・カートリッジス
リーブ、１３ｂ・・弾丸、１３ｃ・・弾丸尖端、１３ｄ
・・・スリーブ底部、１４・・装填プレート、１４ａ＝
前端部、１４ｂ　　後端部、１４Ｃ・・接触面、１４ｄ
・・・ガイド面、１５・・・旋回軸、１６・・・ばね、
１８・・マガジンリップ、１９・・背壁、２０・・取出
し開口、２１・・前壁、２２・・・貫通開口、２３・・
スライダ、２３ａ・・押し面、２３ｂ・・・支持縁部、
２３Ｃ・・・切欠き、２３ｅ・・・下面、２４・・・マ
ガジン底、２５・・・マガジンばね、２６・・・ブリッ
ジ、２７・・・縦スリット、２８・・・フック、２９・
・・バンパ。 ３・ブリーチヘッド 牛・・ガイド条片 ７・マガジンシャフト ８・・・マガノンケース ９・・・ガイドケーシング １１・・・保持リップ ２３・・・スライダ 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、連発銃のためのカートリッジ供給装置であつて、ブ
   リーチケーシング（１）と、該ブリーチケーシング（１
   ）内に銃身後端部の手前で下方配置されて、背壁（１９
   ）内に取出し開口（２０）を備えたマガジンケース（８
   ）の受容のために働くマガジンシャフト（７）と、銃身
   軸線の方向で摺動可能なようにブリーチケーシング（１
   ）に支承されかつブリーチ機構を保持する２つのガイド
   条片（４）と、ブリーチ機構の運動範囲の下方で、銃身
   軸線に対して直角に配置された旋回軸（１５）を中心に
   旋回可能な装填プレート（１４）とを有し、この装填プ
   レート（１４）がカートリッジスリーブ（１３ａ）のた
   めの接触面 （１４ｃ）を有しかつばね（１６）の作用下で装填位置
   へ上昇旋回可能である形式のものにおいて、マガジンシ
   ャフト（１）の後方にガイドケーシング（９）が接続し
   ており、このガイドケーシング（９）が、ブリーチヘッ
   ド（３）の後方範囲内で上方に、カートリッジ長さに亘
   って延びる開口（１０）を有し、また該開口（１０）の
   後半部内には、２つのマガジンリップとして形成されか
   つ向い合って位置する保持リップ（１１）が配設されて
   おり、この両保持リップ（１１）の相互距離（ａ）がス
   リーブ直径（Ｄ）よりも幾らか小さくなつており、また
   装填プレート（１４）がガイドケーシング（９）内に、
   該装填プレート（１４）の前端部に配置されマガジンシ
   ャフト（７）の近くに位置せしめられた旋回軸 （１５）を中心に旋回可能なように支承されており、ま
   たマガジンケース（８）が上方に、その全長に亘って延
   びる１つの開口（１７）と該開口（１７）の範囲内に互
   いに向い合って位置する２つのマガジンリップ（１８）
   とを有し、更にマガジンシャフト（７）の上側範囲内に
   は、ガイド条片（４）と結合されかつ銃身軸線（Ａ）に
   対して直角に延びるスライダ（２３）が配設されており
   、このスライダ（２３）は最上位置のカートリッジ（１
   ３）の高さに配置されかつ、ブリーチ機構の閉じ位置で
   はその最上位置カートリッジ（１３）の弾丸尖端（１３
   ｃ）の手前に位置しかつ、ブリーチ装置の戻り運動時に
   は最上位置カートリッジ（１３）の弾丸尖端（１３ｃ）
   に接触せしめられて該カートリッジ（１３）を後方へ、
   マガジンケース（８）からガイドケーシング（９）内へ
   摺動せしめることを特徴とする、連発銃のためのカート
   リッジ供給装置。 ２、保持リップ（１１）の互いに向い合った上側の縁部
   （１１ａ）の距離（ａ）が前方へ向けて適切に拡大形成
   されており、それによって装填プレート（１４）によっ
   て保持リップ （１１）に押し付けられたカートリッジスリーブ（１３
   ａ）が銃身軸線（Ａ）に対して斜めに前方上方へ傾けら
   れておりかつ、弾丸尖端（１３ｃ）がほぼ銃身軸線（Ａ
   ）上に位置せしめられている、特許請求の範囲第１項記
   載の装置。 ３、ガイドケーシング（９）の上側の開口（１０）の前
   半部における幅（ｂ）が、スリーブ直径（Ｄ）よりも小
   さくかつ弾丸直径（ｄ）よりも大きい、特許請求の範囲
   第１項又は第２項記載の装置。 ４、カートリッジのジグザグ配置のためのマガジンケー
   ス（８）の内径（Ｗ）がスリーブ直径（Ｄ）の２倍より
   も幾らか小さな寸法を有し、またガイドケーシング（９
   ）の前方部分の内径がマガジンケース（８）の内径に相
   応し、更に該ガイドケーシング（９）が後方へ向けて、
   スリーブ直径（Ｄ）よりも僅かに大きな内径寸法まで先
   細形成されている、特許請求の範囲第１項から第３項ま
   でのいずれか１項記載の装置。 ５、スライダ（２３）の、弾丸（１３ｂ）に面した押し
   面（２３ａ）が、弾丸尖端（１３ｃ）の下側に作用する
   支持縁部（２３ｂ）を有 している、特許請求の範囲第１項記載の装置。 ６、スライダ（２３）が、両方のガイド条片（４）を結
   合するブリッジ（２６）の下面に配置されておりかつ、
   マガジンリップ（１８）のための切欠き（２３ｃ）を有
   している、特許請求の範囲第１項から第５項までのいず
   れか１項記載の装置。 ７、スライダ（２３）がその、弾丸尖端（１３ｃ）に面
   した押し面（２３ａ）から、ほぼマガジンケース（８）
   の長さの分だけ前方へ延びている、特許請求の範囲第１
   項から第６項までのいずれか１項記載の装置。 ８、スライダ（２３）の戻り運動がストッパ（２９）に
   よって制限されている、特許請求の範囲第１項記載の装
   置。 ９、前記ストッパが弾製材料製のバンパ（２９）から形
   成されている、特許請求の範囲第８項記載の装置。