JPS62129687A - 冷却機への焼結鉱供給方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷却機への焼結鉱の供給方法に関するものであ
る。

従来の技術 従来の冷却機への焼結鉱の供給は例えば第３図に示すよ
うに、焼結機熱間破砕装置（２）により破砕された焼結
鉱（１）はクラッシャ上シユート（３）及び冷却機シュ
ート（４）を通してトラフ（５）上に供給されるもので
ある。

発明が解決しようとする問題点 上記方法によれば、焼結鉱は細粒と粗粒が不均一に混合
された状態でトラフ上に供給され、冷却空気の通気性は
塊の大きさの混合比率により部分的に相違し、場合によ
っては局部的な吹き抜けが生じたりするもので、今脚働
澤櫓漬暴鴇（４ｈ冷却効率の悪いものであった。

本発明は上記問題点を解決するもので、冷却空気の通気
性も良く、局部的な吹き抜けもなくなり、冷却効果も高
い冷却機への焼結鉱供給方法を提供することを目的とす
る。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明は破砕された焼結鉱
を冷却機へ供給する供給シュート内に設けた篩い分け機
により焼結鉱全粗粒と細粒に分離し、粗粒を細粒よシト
ラフ進行方向上手側でトラフに供給するようにしたもの
である。

作用 上記方法により移動するトラフ上にまず最初に粗粒が充
填され、その後粗粒層上に細粒が充填載荷されるので、
均一な粒状分布となって均一な通気性が得られるととも
に、冷却効率も向上する。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図は本発明の一実施例を示す焼結銅供給装置（ロ）の
断面図である。

第１図において、（２）は焼結鉱を破砕する焼結機熱間
破砕装置で、クラッシャ（１２ａ）と受歯（１２ｂ）と
クラッシャ（１２ａ）の回転駆動装置（図示せず）で構
成され、受歯（１２ｂ）の間隔は例えば約１５０■に設
定されて１５０　Ｍ以下の焼結鉱の塊を造り出すことを
目標とされるが、焼結鉱の焼は具合やクラッシャ（１２
ａ）　、受歯（１２ｂ）の摩耗程度によシ破砕粒度は幅
広いばらつきを有している。（至）ａ→はクラッシャ下
シュート０９内の上部および下部に設けられた上部案内
板及び下部案内板で、上部案内板（至）は破砕された焼
結鉱をクラッシャ下シュートａｅの一端部に集めるよう
に傾斜して設けられ、また下部案内板Ｑ４は集められた
焼結鉱を他端部に向けて案内するように壁面から傾斜し
て設けられる。α０はクラッシャ下シュート（イ）と冷
却機シュートαηの連結部分に設けられたバースクリー
ン式グリズリで、前記下部案内板（１４）の下端から下
部案内板（１４）と同方向に傾斜されて連設される。こ
のグリズリａＱは例えば第２図に示すように、シュート
内から外部へのレーＩＬ１０１）’を設け、このレー／
Ｌ１０η上を移動可能な台車（至）にグリズリ０Ｑを設
けるような台車式とすれば、グリズリαＱを容易にシュ
ート外へ移動させることができ、メンテナンス上の省力
化を計ることもできる。

（至）は冷却機（１１内で焼結鉱を載荷して冷却するト
ラフで、矢印Ａ方向に進行する。翰は冷却機シュートα
ηの冷却機αつへの供給口の中央で、グリズリαＱの下
方に設けられた分離板で、グリスリ０Ｑの先端下方から
前記トラフ（ハ）の進行方向の上手方向及び下手方向に
傾斜して設けられて、冷却機シュートα力の供給口をト
ラフ（至）進行方向の上手側の粗粒供給口Ｑ１）と下手
側の細粒供給口（イ）とを形成する。

この焼結鋼供給装置θυにおいて、焼結鋼破砕装置（２
）によ−り破砕された焼結鋼はクラッシャ下シュート（
ハ）内で上部案内板（至）でクラッシャ下シュート（ト
）の一端部に案内された後、下部案内板Ｑ→によりグリ
ズリ頭上に案内されて、粗粒はバースクＩＪ−ン（１６
ａ　）上をパースクリーン（１６ａ）に沿って落下し、
細粒はパースクリーン（１６ａ）を通過して落下し、篩
い分けられる。粗粒の焼結鋼は分離板翰により粗粒供給
口Ｑ１）に、細粒の焼結鋼は分離板翰によシ細粒供給口
（イ）に案内される。この時の粗粒と細粒の割合は絶え
ず変動するが、各供給口＠（イ）に供給される焼結鋼が
パフンヌをくずしてオーバーフローすることのないよう
に考慮されておシ、実際には焼結鋼の粒度分布が把握さ
れているので、パーヌクリーン（１６ａ）の篩い目を適
正に選定することによシ、篩い分けられる粗粒と細粒の
比率をほぼ一定にすることができる。トラフに）上には
、まず最初に粗粒供給口Ｑ１より粗粒が充填されて粗粒
層に）を形成し、その後細粒供給口（イ）より細粒が充
填されて粗粒層（ホ）上に細粒層（ハ）を形成する。ト
ラフ（至）上に載荷された焼結鋼は下方よシ冷却空気が
供給されて、粗粒層翰、細粒層（ハ）の順に冷却される
。

焼結鉱の冷却は下記の式で理論付けされる。

ＱＡ：内部の熱の外部への熱拡散（熱伝導）λ：熱拡散
係数、Ｋｃａｌ、着・ｈ・℃Ｆ：表面積、♂ ｔ２：内部の温度、℃ ｔｌ：外部の温度、℃ ｄ：半　径 ＱＢ二表面より冷却空気への熱伝達 ＱＢ＝α・Ｆ・（ｔＷｔｕ） α：熱伝達係数Ｋａｌｌ／ＴｒＰ・ｈ・℃ｔｗ：表面温
度℃ ｔｕ：ガス温度 ＱＡ式によシ粗粒は細粒よりもｄが大きく、Ｆが小さい
ため通過するガスへの熱伝導が悪く冷えにくい。従って
粗粒を通過するガスの温度低下は少ない。またＱＢ式で
はｔｕが低い１１どよく冷却されることがわかる。即ち
本発明のように下層が粗粒、上層が細粒で構成されて、
下方から冷却空気を供給する場合には粗粒を通過し温度
低下の少ない冷却空気がさらに細粒を通過して、より効
率よく冷却される。また排熱回収装置がこの冷却機に設
置されている場合には冷却効果が高い分だけ回収熱量が
増加することになる。

発明の効果 以上に述べたように、本発明によれば破砕された焼結鋼
を粗粒と細粒に分離してトラフの進行方向上手側で粗粒
を供給し、その後粗粒上に細粒を供給するので、冷却空
気の通気性は数倍されて均一となり、局部的な吹き抜け
も防止し得て、さらに焼結鋼の冷却効果も大きく向上す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す焼結鋼供給装置の断面
図、第２図はグリズリの配設の変形例を示す概略図、第
３図は従来例の断面図である。 α℃・・・焼結鉱供給装置、（６）・・・焼結機熱間破
砕装置、０６・・・クラッシャ下シュート、０す・・・
バースクリーン式グリズリ、αη・・・冷却機シュート
、（至）・・・トラフ、αの・・・冷却機、翰・・・分
離板、（ホ）・・・粗粒層、（ハ）・・・細粒代理人　
　　森　　本　　義　　弘 第２図 第３図 手続補正書（１１到 号 ２、発明の名称 冷却機への焼結鉱供給方法 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名称　（５１１）日立造船株式会社 ４、代　理　人 氏名　　（６８０８）弁理士森　本　義　弘５、　　　
　　　　　　の日付（発送日）昭和　　年　　月　　日 ６、補正により増加する発明の数 ７、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 明細書の図面の簡単な説明の欄 ＱＭｉ酵突　　　　ζ拡 ■明細書の発明の詳細な説明の欄 （１）第３頁第４行目、第４頁第１８行目（２ケ所）、
同頁第１９行目、第５頁第５行目、同頁第６行目、同頁
第９行目、同頁第１１行目、同頁第１８行目、第７頁第
８行目、同頁第１２行目「焼結鋼」とあるをそれぞれ「
焼結鉱」と訂正する。 （２）第６頁第１７行目〜第１８行目 「従って・・・は少ない。」とあるを削除する。 （３）第７頁第１行目〜第２行目 「通過し・・・通過して、」とあるを「下層におくこと
により、」と訂正する。 ■明細書の図面の簡単な説明の欄 （１）第７頁第１４行目 「焼結鋼」とあるをｒ焼結鉱」と訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、破砕された焼結鉱を冷却機へ供給する供給シュート
   内に設けた篩い分け機により焼結鉱を粗粒と細粒に分離
   し、粗粒を細粒よりトラフ進行方向上手側でトラフに供
   給する冷却機への焼結鉱供給方法。