JPS621290Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS621290Y2 JPS621290Y2 JP9269983U JP9269983U JPS621290Y2 JP S621290 Y2 JPS621290 Y2 JP S621290Y2 JP 9269983 U JP9269983 U JP 9269983U JP 9269983 U JP9269983 U JP 9269983U JP S621290 Y2 JPS621290 Y2 JP S621290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- bolt
- tube
- foundation
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、表示用支柱に関するものである。
さらに詳しく云えば、道路工事又は線路工事の
際、附近を走行する車輌運転者に工事中であるこ
とを知らせて、注意を促すための表示をする支柱
に関するものである。
さらに詳しく云えば、道路工事又は線路工事の
際、附近を走行する車輌運転者に工事中であるこ
とを知らせて、注意を促すための表示をする支柱
に関するものである。
このような表示用支柱は、必要なときにこれを
立て、必要でないときはこれを取除けるようにし
なければならない。このために、今までは地面に
穴を堀つておき、必要なときに穴内に支柱を差し
込んで立てるようにしたものが用いられたが、支
柱を立てるのにその都度、支柱を改めて穴内へ差
し込まなければならないので、立てるのに煩瑣で
あつた。また、支柱を穴から出して倒しておく
間、支柱を固定するものがないので、支柱が移動
して思わぬ事故を起しかねない。そこで、これら
の欠点を改良する必要があつた。
立て、必要でないときはこれを取除けるようにし
なければならない。このために、今までは地面に
穴を堀つておき、必要なときに穴内に支柱を差し
込んで立てるようにしたものが用いられたが、支
柱を立てるのにその都度、支柱を改めて穴内へ差
し込まなければならないので、立てるのに煩瑣で
あつた。また、支柱を穴から出して倒しておく
間、支柱を固定するものがないので、支柱が移動
して思わぬ事故を起しかねない。そこで、これら
の欠点を改良する必要があつた。
この考案者は、上記の欠点を改良するために、
柱と基礎筒とを設け、柱を基礎筒内に挿脱自在と
しながら、柱を基礎筒から引上げたとき、柱の下
部が基礎筒にボルトで係止されたまま、柱を基礎
筒上で横倒し可能にすることを思い付いた。
柱と基礎筒とを設け、柱を基礎筒内に挿脱自在と
しながら、柱を基礎筒から引上げたとき、柱の下
部が基礎筒にボルトで係止されたまま、柱を基礎
筒上で横倒し可能にすることを思い付いた。
この考案は、柱を差し込むための基礎筒を地面
に立設し、基礎筒内に柱を差し込んで柱を立てる
点では、従来のものと同じである。ところが、柱
の下部と基礎筒とをボルトでつなぎ、ボルトを通
す孔を基礎筒がわで筒軸方向に延びる長孔とし、
柱を基礎筒から引き上げたとき、ボルトを軸とし
て柱を基礎筒上で横倒し可能とした点において、
従来のものと異つている。
に立設し、基礎筒内に柱を差し込んで柱を立てる
点では、従来のものと同じである。ところが、柱
の下部と基礎筒とをボルトでつなぎ、ボルトを通
す孔を基礎筒がわで筒軸方向に延びる長孔とし、
柱を基礎筒から引き上げたとき、ボルトを軸とし
て柱を基礎筒上で横倒し可能とした点において、
従来のものと異つている。
この考案は、下部を地中埋設部とした基礎筒
と、基礎筒内に下部を挿入可能とした柱とから成
り、基礎筒は筒壁を貫通して筒軸方向に延びる長
孔を備え、長孔内にはボルトが挿入され、ボルト
が柱の下端を貫通し、長孔の上端位置ではボルト
軸と直交する方向に面する筒壁部分が、柱の横断
面形に少くとも切欠され、切欠が上方に開口して
いる表示用支柱に関するものである。
と、基礎筒内に下部を挿入可能とした柱とから成
り、基礎筒は筒壁を貫通して筒軸方向に延びる長
孔を備え、長孔内にはボルトが挿入され、ボルト
が柱の下端を貫通し、長孔の上端位置ではボルト
軸と直交する方向に面する筒壁部分が、柱の横断
面形に少くとも切欠され、切欠が上方に開口して
いる表示用支柱に関するものである。
この考案を図面に基づいて説明すると、つぎの
とおりである。第1図は、使用時におけるこの考
案に係る表示用支柱の側面図である。第2図は、
使用しない状態におけるこの考案に係る表示用支
柱の側面図である。第3図は、この考案に係る表
示用支柱の基礎筒の一部切欠斜視図である。第4
図は、この考案に係る表示用支柱の柱の一部切欠
分解斜視図である。
とおりである。第1図は、使用時におけるこの考
案に係る表示用支柱の側面図である。第2図は、
使用しない状態におけるこの考案に係る表示用支
柱の側面図である。第3図は、この考案に係る表
示用支柱の基礎筒の一部切欠斜視図である。第4
図は、この考案に係る表示用支柱の柱の一部切欠
分解斜視図である。
第1図において、この考案に係る表示用支柱
は、基礎筒aと柱bとで作られている。基礎筒a
は下部1をコンクリートx中に埋め、上部2を地
上に出して、地面上に固定されている。基礎筒a
内には、その内径にほぼ等しい外径を持つた柱b
の下部が挿入されている。基礎筒aの上部2には
長孔3が穿設され、長孔3は筒壁を貫通し、且つ
筒軸方向に延びている。
は、基礎筒aと柱bとで作られている。基礎筒a
は下部1をコンクリートx中に埋め、上部2を地
上に出して、地面上に固定されている。基礎筒a
内には、その内径にほぼ等しい外径を持つた柱b
の下部が挿入されている。基礎筒aの上部2には
長孔3が穿設され、長孔3は筒壁を貫通し、且つ
筒軸方向に延びている。
長孔3内にはボルト4が挿入されている。ボル
ト4は柱bの下部に設けられた孔を貫通し、基礎
筒aと柱bとを接続している。ボルト4は、それ
自身長孔3に沿つて移動でき、従つて柱bが基礎
筒a内で軸方向に移動できるようにしている。ボ
ルト4の先端には、第3図に示すナツト5が付設
され、柱bが基礎筒aから脱出するのを防いでい
る。
ト4は柱bの下部に設けられた孔を貫通し、基礎
筒aと柱bとを接続している。ボルト4は、それ
自身長孔3に沿つて移動でき、従つて柱bが基礎
筒a内で軸方向に移動できるようにしている。ボ
ルト4の先端には、第3図に示すナツト5が付設
され、柱bが基礎筒aから脱出するのを防いでい
る。
基礎筒aの上端は、第3図に示すように、特異
な形状をしている。この特異な形状は、柱bを基
礎筒aから引上げて、ボルト4を長孔3の上端に
位置させたとき、柱bを横に倒せるようにしたこ
とに基づく。すなわち、基礎筒aの上端は、ボル
ト4の軸に直交する方向に面する基礎筒の壁の一
部が、柱bの横断面形に切欠されて、切欠部6を
形成し、切欠部6は上方が開いている。第3図
は、切欠部6が対向して2個形成されている状態
を示したが、切欠部6は1個であつてもよい。
な形状をしている。この特異な形状は、柱bを基
礎筒aから引上げて、ボルト4を長孔3の上端に
位置させたとき、柱bを横に倒せるようにしたこ
とに基づく。すなわち、基礎筒aの上端は、ボル
ト4の軸に直交する方向に面する基礎筒の壁の一
部が、柱bの横断面形に切欠されて、切欠部6を
形成し、切欠部6は上方が開いている。第3図
は、切欠部6が対向して2個形成されている状態
を示したが、切欠部6は1個であつてもよい。
第1図の表示用支柱は、柱bの上部に係止具1
1を付設して、そこに綱12を引掛け、綱12に
例えば工事中であることを示すような表示を付し
て使用する。そして、表示が必要のないときには
綱12を外し、柱bを基礎筒aから引上げ、第2
図に示すように、ボルト4により柱bを基礎筒a
に接続したままこれを倒して、一時的に収納する
ことができる。また、さらには、ボルト4を外し
て柱bを基礎筒aから離して、収納することもで
きる。
1を付設して、そこに綱12を引掛け、綱12に
例えば工事中であることを示すような表示を付し
て使用する。そして、表示が必要のないときには
綱12を外し、柱bを基礎筒aから引上げ、第2
図に示すように、ボルト4により柱bを基礎筒a
に接続したままこれを倒して、一時的に収納する
ことができる。また、さらには、ボルト4を外し
て柱bを基礎筒aから離して、収納することもで
きる。
この考案の柱bが係止具11を付設される態様
は、第4図に示されている。係止具11は、柱b
への差込部分に小孔13を備えている。そこで、
係止具11を柱bの孔内へ差込んだのち、小孔1
3内にピン14を押込み、その上からキヤツプ1
5を被せて、係止具11を着脱自在に付設してい
る。なお、係止具11は、ボルト4に対して、第
1図に示した位置よりも第2図に示したような位
置に設けることが望ましい。それは、柱bを倒し
たとき、係止具11が上下に突出しないので、係
止具11を傷めることが少ないからである。
は、第4図に示されている。係止具11は、柱b
への差込部分に小孔13を備えている。そこで、
係止具11を柱bの孔内へ差込んだのち、小孔1
3内にピン14を押込み、その上からキヤツプ1
5を被せて、係止具11を着脱自在に付設してい
る。なお、係止具11は、ボルト4に対して、第
1図に示した位置よりも第2図に示したような位
置に設けることが望ましい。それは、柱bを倒し
たとき、係止具11が上下に突出しないので、係
止具11を傷めることが少ないからである。
なお、図では、基礎筒a及び柱bとして、横断
面が矩形に近い形状のものを用いた例を示した
が、これらは横断面が円形のものであつてもよ
い。
面が矩形に近い形状のものを用いた例を示した
が、これらは横断面が円形のものであつてもよ
い。
また、柱bの下部に設けるボルト挿通孔16と
しては、第4図に示すように、柱bの下端から上
方への距離dが、柱bの幅の半分w以下となるよ
うな位置に設ける。
しては、第4図に示すように、柱bの下端から上
方への距離dが、柱bの幅の半分w以下となるよ
うな位置に設ける。
なお、基礎筒aとしては、その中に雨水等が溜
るのを避けるために、少くとも下部に切れ目7を
設けることが望ましい。
るのを避けるために、少くとも下部に切れ目7を
設けることが望ましい。
この考案に係る表示用支柱は、基礎筒内に柱を
挿入することにしているので、まず支柱を固定
し、その中に柱を立てればよいから、付設が容易
である。また、基礎筒が長孔を備え、長孔が筒軸
方向に延び、その中にボルトが挿入され、ボルト
が柱の下部を貫通しているので、柱を基礎筒から
離さないで、基礎筒内で上下に移動させることが
できる。さらに、長孔の上端位置では、ボルト軸
と直交する方向に面する筒壁部分が、柱の横断面
形に少くとも切欠され、切欠が上方に開口してい
るので、柱を基礎筒の上端付近まで引上げたと
き、ボルトを軸にして柱を倒すことができ、従つ
て柱を基礎筒に接続したまま、一時的に収納する
ことができる。柱を離さないで収納するから、柱
の散逸が防がれ、また必要なとき再び立てること
が容易である。さらに、ボルト4を外して、柱を
基礎筒から離して収納することもできる。このよ
うに、この考案に係る表示用支柱は付設が容易で
あり、また収納が容易であるという利点を持つて
いる。
挿入することにしているので、まず支柱を固定
し、その中に柱を立てればよいから、付設が容易
である。また、基礎筒が長孔を備え、長孔が筒軸
方向に延び、その中にボルトが挿入され、ボルト
が柱の下部を貫通しているので、柱を基礎筒から
離さないで、基礎筒内で上下に移動させることが
できる。さらに、長孔の上端位置では、ボルト軸
と直交する方向に面する筒壁部分が、柱の横断面
形に少くとも切欠され、切欠が上方に開口してい
るので、柱を基礎筒の上端付近まで引上げたと
き、ボルトを軸にして柱を倒すことができ、従つ
て柱を基礎筒に接続したまま、一時的に収納する
ことができる。柱を離さないで収納するから、柱
の散逸が防がれ、また必要なとき再び立てること
が容易である。さらに、ボルト4を外して、柱を
基礎筒から離して収納することもできる。このよ
うに、この考案に係る表示用支柱は付設が容易で
あり、また収納が容易であるという利点を持つて
いる。
第1図は、この考案に係る表示用支柱の使用時
の側面図である。第2図は、この考案に係る表示
用支柱の使用しない状態時の側面図である。第3
図は、この考案に係る表示用支柱の基礎筒の一部
切欠斜視図である。第4図は、この考案に係る表
示用支柱の柱の一部切欠分解斜視図である。 図において、aは基礎筒、bは柱、1は筒aの
下部、2は筒aの上部、3は長孔、4はボルト、
5はナツト、6は切欠部、7は切れ目、11は係
止具、12は綱、13は小孔、14はピン、15
はキヤツプ、16はボルト挿通孔である。
の側面図である。第2図は、この考案に係る表示
用支柱の使用しない状態時の側面図である。第3
図は、この考案に係る表示用支柱の基礎筒の一部
切欠斜視図である。第4図は、この考案に係る表
示用支柱の柱の一部切欠分解斜視図である。 図において、aは基礎筒、bは柱、1は筒aの
下部、2は筒aの上部、3は長孔、4はボルト、
5はナツト、6は切欠部、7は切れ目、11は係
止具、12は綱、13は小孔、14はピン、15
はキヤツプ、16はボルト挿通孔である。
Claims (1)
- 下部を地中埋設部とした基礎筒と、基礎筒内に
下部を挿入可能とした柱とから成り、基礎筒は筒
壁を貫通して筒軸方向に延びる長孔を備え、長孔
内にはボルトが挿入され、ボルトが柱の下部を貫
通し、長孔の上端位置では、ボルト軸と直交する
方向に面する筒壁部分が、柱の横断面形に少くと
も切欠され、切欠が上方に開口している表示用支
柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9269983U JPS60416U (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 表示用支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9269983U JPS60416U (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 表示用支柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60416U JPS60416U (ja) | 1985-01-05 |
JPS621290Y2 true JPS621290Y2 (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=30223039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9269983U Granted JPS60416U (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 表示用支柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60416U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6391145B2 (ja) * | 2014-03-20 | 2018-09-19 | 日鐵住金建材株式会社 | 可倒式柵 |
-
1983
- 1983-06-15 JP JP9269983U patent/JPS60416U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60416U (ja) | 1985-01-05 |
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