JPH0439848Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0439848Y2
JPH0439848Y2 JP1985159615U JP15961585U JPH0439848Y2 JP H0439848 Y2 JPH0439848 Y2 JP H0439848Y2 JP 1985159615 U JP1985159615 U JP 1985159615U JP 15961585 U JP15961585 U JP 15961585U JP H0439848 Y2 JPH0439848 Y2 JP H0439848Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
locking plate
rib
plate piece
lifting column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985159615U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6266911U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985159615U priority Critical patent/JPH0439848Y2/ja
Publication of JPS6266911U publication Critical patent/JPS6266911U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0439848Y2 publication Critical patent/JPH0439848Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として道路に設置されるデリネータ
ー、スノーポール等の支柱、その他各種支柱とし
て使用される昇降式支柱に関するものである。
(従来の技術) 従来、昇降式支柱として例えば実開昭57−
31314号公報や実開昭57−123815号公報に、基柱
に昇降柱が昇降自在に挿入され、基柱上端部に昇
降柱を上昇位置に保持するための係止部材が設け
られ、係止部材は基柱外部に突出されて昇降柱の
昇降に応じて外部から操作されるようになされた
デリネーターが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる従来の昇降式支柱は昇降
柱を上昇位置に保持するための係止部材が基柱外
部に突出されているので、係止部材がいたずら等
によつて破損しやすい問題点がある。又、昇降柱
の昇降作業者、その他工事等作業者や通行人等が
係止部材に衣服を引掛けて破いたり、身体の一部
を引掛けて負傷したりする危険性がある。
本考案はかかる従来の問題点を解決した昇降式
支柱を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案昇降式支柱
は、昇降柱と基柱からなり、昇降柱は下端部に表
面に沿う係止板片を備えると共に下端縁に切欠が
設けられ、係止板片は相対する長脚部と短脚部が
連結された略〓状となされており、基柱は上端部
内面に上記係止板片の当たり止めが設けられ、下
端部に昇降柱受けが設けられ、基柱内面に長さ方
向に亘つてリブが複数条設けられ、基柱上端部と
下端部にそれぞれ上記係止板片の短脚部の長さよ
り大で長脚部の長さより小の長さのリブ途切れ部
が設けられており、昇降柱が係止板片をリブ間に
位置させて基柱に昇降自在に挿入され、昇降柱の
上昇位置において係止板片がリブ途切れ部に挿入
されてリブに係止され、昇降柱の下降位置におい
て昇降柱下端部が昇降柱受けに支持され、切欠が
昇降柱受けに係止されると共に係止板片がリブ途
切れ部に挿入されてリブに係止されるようになさ
れたものである。
(作用) 上記手段によれば、昇降柱は下端部の係止板片
を基柱内面のリブに沿わせて昇降自在となされて
おり、昇降柱を上昇位置で保持するには、昇降柱
を係止板片が基柱内の当たり止めに当るまで引上
げ、昇降柱を回転しうる方向に回転させてそのま
ま引下げるものである。すなわち、昇降柱を回転
することにより係止板片の短脚部がリブ途切れ部
に挿入され、長脚部がリブに当たり昇降柱の回転
が停止され、そのまま昇降柱を引下げることによ
り係止板片がリブに係止され、昇降柱が上昇位置
で保持される。又、昇降柱を下降位置で保持する
には、上記上昇位置の昇降柱を係止板片が基柱内
の当たり止めに当るまで引上げ、昇降柱を上記と
逆方向に回転させ、昇降柱を下端部が昇降柱受け
に当たるまで引下げ、上記と同様にして昇降柱を
回転しうる方向に回転させてそのまま自重により
引下げるものである。すなわち、上昇位置の昇降
柱を引上げ回転させることにより係止板片とリブ
の係止がはずされ、下降位置において昇降柱を回
転させることにより昇降柱の下端縁切欠が昇降柱
受けに係止されると共に、係止板片の短脚部がリ
ブ途切れ部に挿入されて係止板片がリブに係止さ
れ、昇降柱が下降位置で保持される。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
図面において、1は昇降柱であつて、金属、合
成樹脂等から作製された断面円形の中空長尺体と
なされている。昇降柱1は下端部に表面に沿う係
止板片11を備えると共に下端縁に切欠14が設
けられている。係止板片11は金属、合成樹脂等
から作製され、ビス止め、溶着等適宜手段により
昇降柱1に取付けられている。該係止板片11は
昇降柱1の表面に沿うように円弧状に曲折された
板片となされ、昇降柱1の長さ方向に沿う長脚部
12と短脚部13とが相対向されると共にこれら
の上端部が連結されて略〓状となされている。長
脚部12と短脚部13との間隔は後述のリブ23
の幅寸法よりやや大きくなされ、長脚部12と短
脚部13との間にリブ23が係止されるようにな
されている。又、切欠14は昇降柱1の相対向す
る側壁下端縁に設けられ、係止板片11がリブ2
3に係止される際に後述の昇降柱受け22に係止
されるようになされている。なお、第7図の場
合、昇降柱1の上端部には反射体15が取付けら
れ、外表面に縞模様が付与され、デリネーター兼
スノーポールとして使用される場合を示す。
2は基柱であつて、金属、合成樹脂等から作製
された断面円形の中空長尺体となされ、その内径
は昇降柱1の外径よりも大きくなされている。基
柱2の上端部内面には係止板片11の当たり止め
21が設けられている。該当たり止め21は、一
般に第1〜3図の如く基柱2の上端部に被せられ
たキヤツプ26により形成され、該キヤツプ26
内面に設けられた段部が当たり止め21となされ
ている。基柱2の下端部には昇降柱受け22が設
けられている。該昇降柱受け22は基柱2の長さ
方向とほぼ直角に横棒が基柱2に貫通されて形成
されている。又、基柱2の内面には長さ方向に亘
つてリブ23が複数条設けられている。相隣るリ
ブ23,23間の間隔は少くとも係止板片11を
挿入しうる程度となされている。該リブ23に関
して、基柱2の上端部と下端部にそれぞれ係止板
片11の短脚部13の長さより大で長脚部12の
長さより小の長さのリブ途切れ部24,25が設
けられている。リブ途切れ部24,25は所定の
リブ23にのみ設けられてもよいし、複数条のリ
ブ23,23…にそれぞれ設けられてもよい。
又、上端部のリブ途切れ部24は、一般に第1〜
3図の如く基柱2の上端部に被せられたキヤツプ
26により形成され、すなわちキヤツプ26の内
面にリブ23に連続するリブが無いことから形成
されている。下端部のリブ途切れ部25は昇降柱
受け22よりやや上方位置に設けられ、リブ23
が上記所定長さ分切欠かれて形成されている。
しかして、本考案昇降式支柱は、地面等に建植
された基柱2に昇降柱1がその係止板片11を基
柱2内面のリブ23,23間に位置させて昇降自
在に挿入されている。昇降柱1を上昇位置で保持
する場合には、昇降柱1をリブ23をガイドとし
て係止板片11が基柱2内の当たり止め21に当
るまで引上げ、第1図の如く昇降柱1を係止板片
11の長脚部12がリブ23に当たるまで回転さ
せて係止板片11の短脚部13をリブ途切れ部2
4に挿入し、昇降柱1をそのまま引下げることに
より係止板片11をリブ23に係止させるもので
ある。又、昇降柱1を下降位置で保持する場合に
は、上昇位置の昇降柱1を係止板片11が基柱2
内の当たり止め21に当たるまで引上げると共に
上記と逆方向に回転させて係止板片11とリブ2
3の係止をはずし、第2図の如く昇降柱1をリブ
23に沿つて引下げ、さらに昇降柱1を下端部が
昇降柱受け22に当たるまで引下げる。次いで第
3図の如く昇降柱1を係止板片11の長脚部12
がリブ23に当たるまで回転させて係止板片11
の短脚部13をリブ途切れ部25に挿入し、昇降
柱1をそのまま自重により引下げることにより係
止板片11をリブ23に係止させると共に、切欠
14を昇降柱受け22に係止させるものである。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案昇降式支柱は昇降柱
が下端部の係止板片を基柱内面リブ間に位置させ
て基柱に昇降自在に挿入され、昇降柱の上昇位置
において係止板片がリブ途切れ部に挿入されてリ
ブに係止され、昇降柱の下降位置において昇降柱
の下端縁切欠が昇降柱受けに係止されると共に、
係止板片がリブ途切れ部に挿入されてリブに係止
されるようになされているので、昇降柱の昇降保
持機構が外部に突出するようなことがなく全て基
柱内側に形成され、従来の如くいたずらされる心
配がなく、衣服を引掛けて破いたり、身体の一部
を引掛けて負傷したりする危険性がない。
又、昇降柱が係止板片をリブ間に位置させて基
柱に昇降自在に挿入されているので、昇降柱の昇
降時にリブをガイドとして昇降柱を摺動でき作業
がしやすい。
さらに、係止板片が相対向する長脚部と短脚部
が連結された略〓状となされ、基柱上端部と下端
部にそれぞれ係止板片の短脚部の長さより大で長
脚部の長さより小の長さのリブ途切れ部が設けら
れているので、昇降柱を上昇位置あるいは下降位
置で保持する際、昇降柱をそれぞれ所定位置にお
いて係止板片の長脚部がリブに当たるまで回転さ
せることによりリブ途切れ部に短脚部を挿入し、
昇降柱をそのまま引下げることにより係止板片を
リブに容易に係止することができ、昇降柱の昇降
保持操作が容易に確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案昇降式支柱における昇降柱が上
昇位置に保持された状態を示す一部切欠斜視図、
第2図は本考案昇降式支柱における昇降柱の昇降
時の状態を示す一部切欠斜視図、第3図は本考案
昇降式支柱における昇降柱が下降位置に保持され
た状態を示す一部切欠斜視図、第4図は第1図
−線における断面図、第5図は第2図−線
における断面図、第6図は第3図−線におけ
る断面図、第7図イ,ロは本考案昇降式支柱の設
置例を示す正面図である。 1……昇降柱、11……係止板片、12……長
脚部、13……短脚部、14……切欠、2……基
柱、21……当たり止め、22……昇降柱受け、
23……リブ、24,25……リブ途切れ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降柱1と基柱2からなり、昇降柱1は下端部
    に表面に沿う係止板片11を備えると共に下端縁
    に切欠14が設けられ、係止板片11は相対する
    長脚部12と短脚部13が連結された略〓状とな
    されており、基柱2は上端部内面に上記係止板片
    11の当たり止め21が設けられ、下端部に昇降
    柱受け22が設けられ、基柱2内面に長さ方向に
    亘つてリブ23が複数条設けられ、基柱2上端部
    と下端部にそれぞれ上記係止板片11の短脚部1
    3の長さより大で長脚部12の長さより小の長さ
    のリブ途切れ部24,25が設けられており、昇
    降柱1が係止板片11をリブ23,23間に位置
    させて基柱2に昇降自在に挿入され、昇降柱1の
    上昇位置において係止板片11がリブ途切れ部2
    4に挿入されてリブ23に係止され、昇降柱1の
    下降位置において昇降柱1下端部が昇降柱受け2
    2に支持され、切欠14が昇降柱受け22に係止
    されると共に係止板片11がリブ途切れ部25に
    挿入されてリブ23に係止されるようになされた
    昇降式支柱。
JP1985159615U 1985-10-17 1985-10-17 Expired JPH0439848Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985159615U JPH0439848Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985159615U JPH0439848Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266911U JPS6266911U (ja) 1987-04-25
JPH0439848Y2 true JPH0439848Y2 (ja) 1992-09-18

Family

ID=31084212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985159615U Expired JPH0439848Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439848Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4705055B2 (ja) * 2007-02-08 2011-06-22 積水樹脂株式会社 柱状体の固定構造及び柱状体固定用台座
JP2017145638A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 Jfe建材株式会社 防護柵支柱用反射部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6266911U (ja) 1987-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8002229B2 (en) Support device
EP1778935A1 (en) A support post for a safety fence assembly
JPH0439848Y2 (ja)
JPH0439849Y2 (ja)
EP1467045B1 (en) Improvement relating to a connection between a saffolding post and a safety barrier
CN111005584A (zh) 一种建筑用安全防护网
CN214462790U (zh) 一种便于安装的预留洞口安全防护架
US3363374A (en) Means for supporting posts in the ground
JP2503260Y2 (ja) 車止め
CN211369599U (zh) 一种具有防倾覆功能的建筑护栏
CN212835482U (zh) 一种建筑用地基架
CN216360682U (zh) 一种道路施工用路桩
JPS642031Y2 (ja)
JPH0532589Y2 (ja)
JPS6015936Y2 (ja) シヤツクル
CN215924339U (zh) 井盖开启装置
JPH0410264Y2 (ja)
JPH0449212Y2 (ja)
JP2561926Y2 (ja) 仮設足場用ブラケット
JPS6214192Y2 (ja)
JP3030879U (ja) 標識スタンド
JPH0442439Y2 (ja)
JPS621286Y2 (ja)
JPS621290Y2 (ja)
JP3040001U (ja) 支柱立設装置