JP3030879U - 標識スタンド - Google Patents

標識スタンド

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JP3030879U
JP3030879U JP1996004862U JP486296U JP3030879U JP 3030879 U JP3030879 U JP 3030879U JP 1996004862 U JP1996004862 U JP 1996004862U JP 486296 U JP486296 U JP 486296U JP 3030879 U JP3030879 U JP 3030879U
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登 三ッ口
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三富工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持部材の下端部に錘を係合配置させる部材
を取付け、この部材に該錘を係合させることにより容易
に転倒するのを防止すると共に、製造コストを低廉に抑
えることを図る。 【解決手段】 所要高さの枠体状になした支持部材12
と、該支持部材12の内部に回転自在に配設された表示
板11とからなる標識スタンドであって、該表示板11
を取付けるための軸部材13より下方の位置に、係合枠
14が取付けられる。この係合枠14は、支持部材12
の直径寸法よりも若干幅広の板部材を門型に屈曲成形し
たものである。そしてこの係合枠14に、標識スタンド
に対して充分重量のあるコンクリートブロック等の錘1
6を挿入係合することにより、該標識スタンドが容易に
転倒しないよう構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は標識スタンドに関し、更に詳細には、スタンドを構成する支持部材 の下端部に錘を係合配置させることにより、構成を簡略化して製造コストを低減 させると共に、容易に転倒しないよう構成した棒状部材の接続構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
販売店等の広告用ディスプレイとして各種の製品が広く流通されるに至ってい る。この広告用ディスプレイの一つに、店先に設置しておくことによって看板自 体が風力等を受けて自由回転するよう構成された標識スタンドがある。すなわち この標識スタンドは、図6に示す如く、例えばパイプフレームからなる長尺の棒 状部材を屈曲して所要高さの枠体状に成形した支持部材12と、該支持部材12 における上端部および下端部近傍に対向配置した各軸部材13と、該軸部材13 を介して支持部材12に回転自在に垂直に軸着した表示板11とから基本的に構 成されている。このうち前記支持部材12は、その全体を例えば縦長の矩形状に 成形したものであって、その枠体を形成する左右の支柱部12a,12aにおけ る下端部には、該下端部を中心に水平方向に同一長さで夫々延在する脚部15が 平行に取付けられている。
【0003】 また前記表示板11は、支持部材12を形成するパイプフレームの内側面に沿 った形状に成形された板材であって、支持部材12に配設される各軸部材13, 13と対応する上端部および下端部には、該軸部材13と係合する直径寸法に設 定された孔11aが設けられている。なお表示板11の上端部に設けられた孔1 1aと係合する軸部材13には、支持部材12の上方から例えばボルト等の止着 部材が配設されるようになっている。従ってこの孔11aおよび軸部材13を介 して表示板11を支持部材12に取付けた後に、この止着部材を軸部材13に装 着することにより、該表示板11が支持部材12から離脱しないよう構成されて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記標識スタンドによれば、支持部材12の下端部に配設された前記脚部15 によって店頭等に立設配置されるようになっている。しかしながら該脚部自体は 、支持部材12を立設させる機能を果たすものの、支持部材の高さと比較した場 合にはその長さ寸法がかなり短くなっている。このため風を受けて自由回転する 前記表示板11が強風等に晒された際には、該脚部15が、表示板11および支 持部材12を支えきれずに容易に転倒してしまうと云う欠点がある。しかも店頭 に設置されるこの標識スタンドが転倒することによって該スタンド自体が損傷し たり、あるいは歩行路側に転倒することで通行人の邪魔になってしまうと云った 危惧もある。更に脚部15としては、前記支持部材12と同様のパイプフレーム が一般的に使用されるが、これを屈曲成形させることによって、標識スタンド自 体の製造コストを上昇させてしまう点も指摘される。
【0005】
【考案の目的】
この考案は、前述した欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたもの であって、支持部材の下端部に錘を係合配置させる部材を取付け、この部材に該 錘を係合させることにより容易に転倒するのを防止すると共に、製造コストを低 廉に抑え得るようにした標識スタンドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため本考案は、長尺の棒状部 材を屈曲して所要高さの枠体状になした支持部材と、該支持部材における枠体の 内側部分に配設した表示板とからなる標識スタンドであって、 前記支持部材の枠体における下端部に近接した離間位置に、所要幅の板材を矩 形状に屈曲成形してなる係合枠を配置し、 前記係合枠で囲繞される内側面と略同一の断面形状を有する錘を該係合枠に係 合させ、 これにより前記錘を介して前記支持部材を立設し得るよう構成したことを特徴 とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に本考案に係る標識スタンドにつき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照 しながら以下説明する。なお、従来技術で説明した部材と同一の構成に係る部材 についてはその詳細な説明を省略すると共に、同一の部材については同じ符号で 示すものとする。
【0008】 この標識スタンド10は、図1および図2に示す如く、前記支持部材12の下 端部近傍に配設した前記軸部材13より下方の離間位置に係合枠14が配設され ている。すなわち該係合枠14は、支持部材12の直径寸法よりも若干幅広の板 材を門型に屈曲成形したものであって、その左右に対向する側面部分14aは、 支持部材12をなす支柱部12a,12aが相互に離間した内側寸法に合わせて 直角方向に同一方向に屈曲することによって形成される。また開放端部は、この 側面部分14aを設けたことによって形成された上面部分17よりも充分短かい 寸法でもって、夫々対向し合う向きにL字状に屈曲されており、この開放端部が 支持部材12の下端部と整列させた位置において、係合枠14の前記側面部分1 4aが支持部材12の左右支柱部12aの内側に固着配置されている。なお係合 枠14の側面部分14aは、錘(後述)16としてのコンクリートブロックを収納 し得る高さ寸法に合わせて成形される。
【0009】 前記係合枠14には、これに囲繞される内側面を水平方向に横断し得る寸法に 設定された固定部材18が挿通配置されている。この固定部材18は棒状の部材 であって、図1に示す如く、その一端部には延在部分より若干太い頭部18aが 一体成形されると共に他端部近傍にネジ切り加工が施され、その他端部に該頭部 18aと同じ形状のボルト部材20が螺合するようになっている。また固定部材 18が挿通される係合枠14には、図3に示すように、その側面部分14aの略 中央に固定部材18の挿通を許容する直径で穿設孔14bが夫々設けられ、更に 支持部材12の左右支柱部12aにも、該穿設孔14bと対応した位置で連通孔 12bが夫々穿設されており、後述する如く、これらの孔を介して固定部材18 が挿通配置される。
【0010】 また係合枠14で囲繞された内側面には、前記錘16が係合される。すなわち 該錘16は、壁面等を設ける際に積層されるコンクリートブロックであって、係 合枠14の開口面と一致させた状態で、その長手方向の中央部が支持部材12の 支柱部12aに近接する位置にまで挿入される。これによって、図4に示す如く 、錘16となるコンクリートブロックに設けられた3つの抜け穴うち、中央の抜 け穴が支持部材12の支柱部12aと対峙することになる。なお係合枠14に配 設する錘16には、図5に示すように、その少なくとも上面を被覆するカバー体 24を取付けるようにしてもよい。すなわち該カバー体24は、例えば合成樹脂 を材質としたものであって、支持部材12あるいは表示板11の色に合わせて、 各種のカラーリングが施される。そして該カバー体24を予め被着させた後に係 合枠14に対して係合させる。これによってコンクリートブロックの無機質感を 解消し、見た目の鮮やかさを演出することもできる。また前述した標識スタンド は、支持部材12に対して表示板11が回転自在に配設されるものを例に挙げて 説明したが、該スタンドとしては、この表示板11が支持部材12に固定される タイプのものであってもよい。
【0011】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る標識スタンドの使用の実際につき説明する。このスタンド は、前記係合枠14に錘16を係合させた後に、前記固定部材18を係合枠14 に挿通させる。この際に固定部材18は、該錘16となるコンクリートブロック に設けられた中央の抜け穴に対し、支持部材12における一方の支柱部12aに 設けられた前記連通孔12bおよび係合枠14に設けた前記穿設孔14bを介し て挿通される。そしてネジ切り加工が施された固定部材18の他端部が、支持部 材12における他方の支柱部12aに設けられた連通孔12bから延出する位置 まで該固定部材18を挿入した後、この他端部のネジ切り部分に前記ボルト部材 20を螺入する。これによって該固定部材18が支持部材12および係合枠14 に固定される。また錘16は、その抜け穴に固定部材18が挿入されることで、 該錘自体が係合枠14に対して「ズレ」が生じた場合であっても、該係合枠14か ら離脱することがないよう構成されている。
【0012】
【考案の効果】
以上に説明した如く、本考案の標識スタンドによれば、該スタンドを形成する 支持部材の下端部に錘を係合させる枠体を一体的に設けたことによってスタンド 自体の構成自体が簡易になり、製造コストを低廉に抑えることができる。しかも 前記係合枠に、支持部材と表示板とを合わせた重さよりも充分重量のあるものを 錘として使用し得るため、強風によってスタンドが転倒するのを防止することが できる、等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適な実施例に係る標識スタンドを示
す斜視図である。
【図2】本考案に係る標識スタンドを示す平面図であ
る。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】本考案に係る標識スタンドを示す斜視図であ
る。
【図5】本考案に係る標識スタンドの錘にカバーを施し
た状態を示す斜視図である。
【図6】従来技術に係る標識スタンドを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 表示板 12 支持部材 14 係合枠 16 錘

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の棒状部材を屈曲して所要高さの枠
    体状になした支持部材(12)と、該支持部材(12)における
    枠体の内側部分に配設した表示板(11)とからなる標識ス
    タンドであって、 前記支持部材(12)の枠体における下端部に近接した離間
    位置に、所要幅の板材を矩形状に屈曲成形してなる係合
    枠(14)を配置し、 前記係合枠(14)で囲繞される内側面と略同一の断面形状
    を有する錘(16)を該係合枠(14)に係合させ、 これにより前記錘(16)を介して前記支持部材(12)を立設
    し得るよう構成したことを特徴とする標識スタンド。
  2. 【請求項2】 前記支持部材(12)の延在部分に設けた連
    通孔(12b)と、該連通孔(12b)に対応して該係合枠(14)に
    設けた穿設孔(14b)とを介して、前記係合枠(14)の内側
    面に固定部材(18)を介在させ、 前記係合枠(14)に前記錘(16)を係合させた後に前記固定
    部材(18)を係合枠(14)に挿通して介在させることによ
    り、該錘(16)が係合枠(14)から離脱しないよう構成した
    請求項1記載の標識スタンド。
  3. 【請求項3】 前記表示板(11)が、前記支持部材(12)に
    おける枠体の上端部および下端部近傍に対向配置した軸
    部材(13)を介して回転自在に垂直に軸着された請求項1
    または2記載の標識スタンド。
  4. 【請求項4】 前記錘(16)は、コンクリートブロックで
    ある請求項1〜3の何れか記載の標識スタンド。
  5. 【請求項5】 係合枠(14)に係合した前記錘(16)の少な
    くとも上面に、カバー体(24)を取付けるよう構成した請
    求項1〜4の何れか記載の標識スタンド。
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