JPS6212907A - 永久磁石型消去ヘツドの製造方法 - Google Patents
永久磁石型消去ヘツドの製造方法Info
- Publication number
- JPS6212907A JPS6212907A JP15074285A JP15074285A JPS6212907A JP S6212907 A JPS6212907 A JP S6212907A JP 15074285 A JP15074285 A JP 15074285A JP 15074285 A JP15074285 A JP 15074285A JP S6212907 A JPS6212907 A JP S6212907A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- erasing head
- magnet
- slide core
- anisotropic
- anisotropic resin
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は主にオーディオ用のテープ消去に用いられる永
久磁石型消去ヘッドの製造方法に関するものである。
久磁石型消去ヘッドの製造方法に関するものである。
従来の技術
一般に磁気テープ等の磁気記録媒体を消去する法として
、電流方式消去法は、永久磁石を用いる用 もの及びそれらを複合しでいるものがある。従来の永久
磁石型消去ヘッドについて添付図面を用いて説明する。
、電流方式消去法は、永久磁石を用いる用 もの及びそれらを複合しでいるものがある。従来の永久
磁石型消去ヘッドについて添付図面を用いて説明する。
第４図は永久磁石型消去ヘッドの構造を示し、第５図ａ
、ｂは消去原理を示す。同図に示すように、消去ヘッド
ケース本体１に、磁性材料２を挿入、あるいはインサー
ト成形等の手段で定位置に固定した後、テープとの密着
性を良くし摺動性を良くするため、Ｒ形状に研磨仕上げ
をして、テープ摺動面３を形成していた。テープ摺動面
３には第５図ａで示すようにテープ走行方向にＮ−３−
、Ｎ・・・と交番し、且つその磁界強度は同図すのよう
に漸減していく両派交番型の着磁を行いテープに着磁さ
れたデータを磁界強度がゼロになる点まで誘導し消去を
行うという原理である。
、ｂは消去原理を示す。同図に示すように、消去ヘッド
ケース本体１に、磁性材料２を挿入、あるいはインサー
ト成形等の手段で定位置に固定した後、テープとの密着
性を良くし摺動性を良くするため、Ｒ形状に研磨仕上げ
をして、テープ摺動面３を形成していた。テープ摺動面
３には第５図ａで示すようにテープ走行方向にＮ−３−
、Ｎ・・・と交番し、且つその磁界強度は同図すのよう
に漸減していく両派交番型の着磁を行いテープに着磁さ
れたデータを磁界強度がゼロになる点まで誘導し消去を
行うという原理である。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら従来の構造においてはテープ摺動面３を形
成するためにＲ研磨加工が必要でおち、年々強くなるコ
ストダウンの市場要望に対しＲ研磨加工にかかるコスト
が大きく問題視されている。
成するためにＲ研磨加工が必要でおち、年々強くなるコ
ストダウンの市場要望に対しＲ研磨加工にかかるコスト
が大きく問題視されている。
本発明は上記従来例の欠点を解決しコストダウンを可能
にする永久磁石型消去ヘッドの製造方法を提供せんとす
るものである。
にする永久磁石型消去ヘッドの製造方法を提供せんとす
るものである。
問題点を解決するだめの手段
上記問題点を解決するために、本発明は成形金型に異方
性樹脂マグネット部分にスライドコアを突出させた状態
で消去ヘッドケースを構成する合成樹脂を注入成形し、
異方性樹脂マグネットと消去ヘッドケースを構成する合
成樹脂との成形収縮率差分を見込んで、スライドコアを
引抜いて異方性樹脂マグネット分の空間を形成し、この
空間に異方性樹脂マグネットとなる材料を注入成形する
ことを特徴とするものである。
性樹脂マグネット部分にスライドコアを突出させた状態
で消去ヘッドケースを構成する合成樹脂を注入成形し、
異方性樹脂マグネットと消去ヘッドケースを構成する合
成樹脂との成形収縮率差分を見込んで、スライドコアを
引抜いて異方性樹脂マグネット分の空間を形成し、この
空間に異方性樹脂マグネットとなる材料を注入成形する
ことを特徴とするものである。
作 用
この方法によって、消去ヘッドケースに用いる合成樹脂
と磁性材料に用いる樹脂マグネットの成形収縮率が両者
で異なる場合でも、成形品のテープ摺動部を見ると、異
種材料境界線部において段差は無く、旦つ鏡面加工した
成形金型の効用で成形面の面粗度も良好なものが得られ
、テープ摺動面を従来例のようにＲ研磨加工を施す作業
は不要となる。
と磁性材料に用いる樹脂マグネットの成形収縮率が両者
で異なる場合でも、成形品のテープ摺動部を見ると、異
種材料境界線部において段差は無く、旦つ鏡面加工した
成形金型の効用で成形面の面粗度も良好なものが得られ
、テープ摺動面を従来例のようにＲ研磨加工を施す作業
は不要となる。
実施例
以下、本発明の一実施例について、第１図、第２図及び
第３図を用いて説明する。第１図は複合成形を示し、第
２図はその過程を示す。第３図ａ。
第３図を用いて説明する。第１図は複合成形を示し、第
２図はその過程を示す。第３図ａ。
ｂは完成した製品を示す。第１図は複合成形の内容を示
し、内面を鏡面仕上げした上型４及び下型５及びスライ
ドコア６より構成される成形金型内に消去ヘッドケース
７及び異方性樹脂マグネット部８が注入される空間を有
した構造となっている。
し、内面を鏡面仕上げした上型４及び下型５及びスライ
ドコア６より構成される成形金型内に消去ヘッドケース
７及び異方性樹脂マグネット部８が注入される空間を有
した構造となっている。
消去ヘッドケース用の合成樹脂材料は注入口９よシ注入
され、異方性樹脂マグネット８の材料は注入口１０より
注入される。成形の原理を第２図で説明する。スライド
コア６が異方性樹脂マグネット部８まで入り込んだ状態
で消去ヘッドケース用合成樹脂を注入口９より注入し、
消去ヘッドケース部７を構成する。その状態で第１図に
示すようにスライドコア６を定位置まで引抜き、異方性
樹脂マグネット部８を構成する空間部を準備した後、マ
グネット材料となる異方性樹脂マグネット材料を注入口
１０より注入し消去ヘッドを成形する。
され、異方性樹脂マグネット８の材料は注入口１０より
注入される。成形の原理を第２図で説明する。スライド
コア６が異方性樹脂マグネット部８まで入り込んだ状態
で消去ヘッドケース用合成樹脂を注入口９より注入し、
消去ヘッドケース部７を構成する。その状態で第１図に
示すようにスライドコア６を定位置まで引抜き、異方性
樹脂マグネット部８を構成する空間部を準備した後、マ
グネット材料となる異方性樹脂マグネット材料を注入口
１０より注入し消去ヘッドを成形する。
第３図ａ、ｂに成形した製品を示す。消去ヘッドケース
７はナイロン樹脂を用い、マグネット材料は異方性樹脂
マグネットを用いる。消去ヘッドケース７のナイロン樹
脂は成形収縮率が０．２５％であり、異方性樹脂マグネ
ット８は成形収縮率が０．４％である。成形収縮率Ｑ異
方・る材料の複合成形を行うと成形収縮率の大きい材料
の方が沈み込んだ形で段差が生じる。本発明では第１図
に示すように両者材料間の成形収縮率差を補正するため
、スライドコア６を引抜いた時点で成形収縮率の大きい
異方性樹脂マグネット８の体積を大きくする段差１１を
設ける。具体的には異方性樹脂マグネット８の高さ寸法
（３，９ｍ ） ｘ成形収縮率差（０，４％−０，２５
％）＝５．８５Ｘ１０ ＪＯＩｌ、つまり金型に設け
る段差１１を約６μに設定することにより、成形収縮率
の異なる異種材料の複合成形を行っもＲ形状を有したテ
ープ摺動面における異種材料間に段差は見られない。な
お、本実施例の逆の場合で消去ヘッドケース７の材料の
方が成形収縮率が大きい場合は、補正する段差１１をマ
イナスの方へ設けることで解決する。
７はナイロン樹脂を用い、マグネット材料は異方性樹脂
マグネットを用いる。消去ヘッドケース７のナイロン樹
脂は成形収縮率が０．２５％であり、異方性樹脂マグネ
ット８は成形収縮率が０．４％である。成形収縮率Ｑ異
方・る材料の複合成形を行うと成形収縮率の大きい材料
の方が沈み込んだ形で段差が生じる。本発明では第１図
に示すように両者材料間の成形収縮率差を補正するため
、スライドコア６を引抜いた時点で成形収縮率の大きい
異方性樹脂マグネット８の体積を大きくする段差１１を
設ける。具体的には異方性樹脂マグネット８の高さ寸法
（３，９ｍ ） ｘ成形収縮率差（０，４％−０，２５
％）＝５．８５Ｘ１０ ＪＯＩｌ、つまり金型に設け
る段差１１を約６μに設定することにより、成形収縮率
の異なる異種材料の複合成形を行っもＲ形状を有したテ
ープ摺動面における異種材料間に段差は見られない。な
お、本実施例の逆の場合で消去ヘッドケース７の材料の
方が成形収縮率が大きい場合は、補正する段差１１をマ
イナスの方へ設けることで解決する。
発明の効果
本発明では、成形金型を鏡面仕上げしたことにより、成
形品状態で面粗度が０．５〜１Ｓと良好なな値を示す他
、成形収縮率差を見込んで金型に設けた補正用の段差の
結果、テープ摺動面における異種材料間の境界段差は０
．５〜１μと良好な値を示し従来例のＲ研磨加工後の値
と同等の仕上りを得ることが可能である。これにより、
テープ摺動面のＲ研磨加工は不要となり、直接原価の％
〜Ｚを削減することが可能となる貢献度の大なるもので
ある。
形品状態で面粗度が０．５〜１Ｓと良好なな値を示す他
、成形収縮率差を見込んで金型に設けた補正用の段差の
結果、テープ摺動面における異種材料間の境界段差は０
．５〜１μと良好な値を示し従来例のＲ研磨加工後の値
と同等の仕上りを得ることが可能である。これにより、
テープ摺動面のＲ研磨加工は不要となり、直接原価の％
〜Ｚを削減することが可能となる貢献度の大なるもので
ある。
第１図、第２図、第３図は本発明の実施例を示し第１図
は複合成形状態を示す断面図、第２図はその過程を示す
断面図、第３図ａ、ｂは製品を示す正面図と断面図、第
４図及び第５図は従来例を示し、第４図は永久磁石型消
去ヘッドの構成を示４・・・・・・上型、５・・・・・
・下型、６・・・・・・スライドコア、了・・・・・・
消去ヘッドケース、８・・・・・・異方性樹脂マグこζ
ニジ ネット、１１段差。 体理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが１名４−
−よ！ 第１図 Ｊ−”Ｆ見 ｆｆ−−−スランＬ−Ｅア ｆ−５Ｊ￥云１リム゛ケース 第２図 第３図 （ＯＪｌ （ｂ） 第４図 第５図
は複合成形状態を示す断面図、第２図はその過程を示す
断面図、第３図ａ、ｂは製品を示す正面図と断面図、第
４図及び第５図は従来例を示し、第４図は永久磁石型消
去ヘッドの構成を示４・・・・・・上型、５・・・・・
・下型、６・・・・・・スライドコア、了・・・・・・
消去ヘッドケース、８・・・・・・異方性樹脂マグこζ
ニジ ネット、１１段差。 体理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが１名４−
−よ！ 第１図 Ｊ−”Ｆ見 ｆｆ−−−スランＬ−Ｅア ｆ−５Ｊ￥云１リム゛ケース 第２図 第３図 （ＯＪｌ （ｂ） 第４図 第５図
Claims (1)
- 鏡面仕上げした成形金型に異方性樹脂マグネット部分に
スライドコアを突出させた状態で消去ヘッドケースを構
成する合成樹脂を注入成型し、異方性樹脂マグネットと
消去ヘッドケースを構成する合成樹脂との成形収縮率差
分を見込んでスライドコアを引抜いて異方性樹脂マグネ
ット分の空間を形成し、この空間に異方性樹脂マグネッ
トとなる材料を注入成型することを特徴とする永久磁石
型消去ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15074285A JPS6212907A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 永久磁石型消去ヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15074285A JPS6212907A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 永久磁石型消去ヘツドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6212907A true JPS6212907A (ja) | 1987-01-21 |
Family
ID=15503421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15074285A Pending JPS6212907A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 永久磁石型消去ヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6212907A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112007002910T5 (de) | 2006-11-30 | 2009-09-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Isolierelement und Stator |
-
1985
- 1985-07-09 JP JP15074285A patent/JPS6212907A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112007002910T5 (de) | 2006-11-30 | 2009-09-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Isolierelement und Stator |
| DE112007002910B4 (de) * | 2006-11-30 | 2014-05-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Isolierelement und Stator |
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