JPS621282Y2 - - Google Patents

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JPS621282Y2
JPS621282Y2 JP15496179U JP15496179U JPS621282Y2 JP S621282 Y2 JPS621282 Y2 JP S621282Y2 JP 15496179 U JP15496179 U JP 15496179U JP 15496179 U JP15496179 U JP 15496179U JP S621282 Y2 JPS621282 Y2 JP S621282Y2
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JP
Japan
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tip
chip
cutting
cutter bit
cutter
Prior art date
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Expired
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JP15496179U
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JPS5671716U (ja
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  • Road Repair (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は路面切削機械及びその他のカツタービ
ツトに係るものである。
従来一般に路面切削機械及びその他の切削機械
においてそのカツタービツトはビツト先端のチツ
プに二番の当りを防止する為予め15゜程度の逃げ
角を与えているが、切削作業に伴いチツプが摩滅
してくると平坦化してこの逃げがなくなり切削能
力の低下、発熱、ひいてはカツタービツトの破損
などの事故が発生する。そこでチツプが摩滅する
度にチツプの研ぎ直しを行つて逃げ角を与えれば
よいが、実際には瀕繁にそのような研ぎ直しを行
うことは採算上不可能なのが現状である。
上記切削の状態を図面によつてやや詳しく説明
すると、第1図において1は被切削体、2は切削
機械のカツタードラムで矢線V1は切削機械の進
行方向、矢線V2はカツタードラムの回転方向、
3はカツタードラムに取付けられたカツタービツ
トの先端チツプで3′はチツプの摩滅部分であ
る。切削作業に従つてチツプの先端3′が摩滅し
逃げ角がなくなるとチツプの前端P1点に集中すべ
き切削力がP1−P2面に分散し、P1−P2面を代表す
るP′1点はドラムの送り速度ベクトルV1とカツタ
ードラム2の回転による周速度ベクトルV2との
合成ベクトルVの方向をとり、つまり本来切削を
行うべきP1点に対し切削を行わないP′1点が被切
削体1に押しつけられる方向Vに運動し、即ち二
番が当る状態となりP′1点が被切削体1に押圧さ
れて滑つてゆくことにより切削力は大巾に低下
し、かつカツタードラム2に大きな抵抗が作用し
て摩擦熱を発生しチツプ3の温度上昇を来しその
摩耗を早め、更に温度が上昇するとシヤンクに鑞
付けなどで接合されたチツプ3の剥離などが発生
する。又被切削体1がP1−P2面によつて押圧され
る為にドラム2が一回転する毎に既に押し固めら
れた被切削体1を切削しなければならない等の
種々の障害を生じる。
本考案はカツタービツト先端のチツプの二番を
実質的に欠除する形状にし、チツプが摩滅して二
番が被切削体に当ることによつて生じる不都合を
解消すると同時に高価なチツプを節約せんとする
もので、次に本考案に係るカツタービツトの一実
施例を第2図以下に基いて説明する。
第2図は切削機械のカツタードラムの部分拡大
図で、10は切削機械の円筒形カツタードラム1
1の支持筐体、12はカツタービツトのシヤン
ク、13はシヤンク12の先端に接合されたチツ
プで、該カツタービツトはカツタードラム11の
円筒面にビス14等で固定される。切削機械は矢
線V1の方向に進行し、カツタードラム11は矢
線V2の方向に回転し、カツタードラム11を被
切削体に圧接してカツタービツトで切削する。
第3図は一般のカツタービツトの側面図、第4
図は本カツタービツトの斜視分解図、第5図Aは
一般のカツタービツト先端部の第3図X−X線に
おける断面図、第5図Bは本カツタービツトの同
部における断面図、第5図Cは同じく他の実施例
を示す断面図である。図中12は前記したカツタ
ービツトのシヤンクで炭素鋼など比較的硬度の低
い安価な材料で製作され、その先端にはチツプ座
面が穿設され、炭化タングステンなどの超硬合金
のチツプ13が鑞付けなどでチツプ座面に接合さ
れる。チツプ13の形状は先端に二番の面取り1
が施され、又一般には第5図Aに示すごとく
突状のフエース13の背面13は平面で従つ
て上記チツプ座面も平面であるが、第5図Bに示
す本カツタービツトではチツプの背面13はフ
エース13の突面に沿つた凹面に形成され、シ
ヤンク12のチツプ座面もこれに密着する突状面
に形成される。ここでシヤンク12のチツプ座面
の加工は第5図A,Bの形状の場合フライス盤な
どで平面加工され、チツプ13は炭化タングステ
ンなどの超硬合金粉末を焼結成型して作られる。
チツプ背面13の形状は第5図Cに示すような
円弧状凹面でもよく、この場合シヤンク12のチ
ツプ座面は旋盤などで容易に加工することが出来
る。
要するに本カツタービツトの目的とするところ
は、予めカツタービツト先端のチツプ13の二番
13に相当する部分を極力少なくして実質的に
二番13を欠除する形状とする為、チツプ13
のフエース13の突面に沿うような凹面を背面
13に形成することにあり、実施例第5図Bは
勿論第5図Cでもその目的は達成される。
このように形成された本カツタービツトでは被
切削体の切削に当りチツプ先端が平坦に摩滅して
二番の当りを生じるようになつても二番に相当す
る部分は大部分摩滅し易い炭素鋼が占めているか
ら容易に摩滅し実質的に二番がないのと同様の効
果を生じ、切削力はいつもチツプの先端に集中す
るので切削性能の低下を来たさずカツタードラム
の送りに対する抵抗が少なく摩擦によるチツプの
温度上昇が抑制され、従つてチツプの寿命が延び
ると共にチツプとシヤンクの鑞付けなどによる結
合が剥離することも防止される。又二番の当りに
より被切削体が強く押し固められることがないの
で被切削体が切削され易い状態で切削されて一層
切削性能が向上され、更にチツプとシヤンクの接
合面が従来のものより広いので強固な接合が得ら
れる。又高価な超硬合金のチツプ材料を節約出来
るのでビツトコストの低減が計られるのと併せて
上記したように切削性能が向上されるので切削工
事のコストの低下に役立つ等多くの優れた効果が
実現されるものである。
尚本考案に係るカツタービツトは路面切削機械
に限らずその他の切削機械において巾広く応用出
来ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図はカツタービツトの切削の状態を示す説
明図、第2図は切削機械のカツタードラムの部分
拡大図、第3図は一般のカツタービツトの側面
図、第4図は本カツタービツトの斜視分解図、第
5図Aは一般のカツタービツト先端部の第3図X
−X線における断面図、第5図Bは本カツタービ
ツトの同部における断面図、第5図Cは同じく他
の実施例を示す断面図である。 2,11……カツタードラム、12……シヤン
ク、3,13……チツプ、13……二番の面取
り、13……フエース、13……背面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤンクの先端にチツプを接合してなるカツタ
    ービツトにおいて、チツプ前面の突状切削面に沿
    つた凹状の背面をもつチツプを、これと密着する
    突状面をもつシヤンクのチツプ座面に接合してな
    ることを特徴とするカツタービツト。
JP15496179U 1979-11-08 1979-11-08 Expired JPS621282Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15496179U JPS621282Y2 (ja) 1979-11-08 1979-11-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15496179U JPS621282Y2 (ja) 1979-11-08 1979-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5671716U JPS5671716U (ja) 1981-06-12
JPS621282Y2 true JPS621282Y2 (ja) 1987-01-13

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ID=29385462

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JP15496179U Expired JPS621282Y2 (ja) 1979-11-08 1979-11-08

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JP2013184388A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd スクライビングホイール及びその製造方法

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JPS5671716U (ja) 1981-06-12

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