JPS6212775A - 〔5,6〕‐シス‐1,3‐オキサチアン誘導体、その製造法、および該化合物を含有する医薬組成物 - Google Patents

〔5,6〕‐シス‐1,3‐オキサチアン誘導体、その製造法、および該化合物を含有する医薬組成物

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JPS6212775A
JPS6212775A JP61106564A JP10656486A JPS6212775A JP S6212775 A JPS6212775 A JP S6212775A JP 61106564 A JP61106564 A JP 61106564A JP 10656486 A JP10656486 A JP 10656486A JP S6212775 A JPS6212775 A JP S6212775A
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ヴイクター・ジユリオ・マタツサ
マイケル・ジエームズ・スミサーズ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新たな1,3−オキサチアン誘導体、および
さらに詳しくは新たな(6−〇−ヒドロキシフェニルー
1.3−オキサチアン−5−イル)アルケン酸・および
トロンゼキサンA2(throrrboxane A2
:以下c’TXA2’と称呼する〕の1つまたはそれ以
上の作用に拮抗しかつ治療剤として有効である関連化合
物、その製造法、および該化合物を含有する医薬組成切
に関する。
従来の技術 小 T X A2が・血漿板の有力な凝集剤でありかつ強力
な血管収縮剤であることは公知であるO−またTXA2
は・気管支および気管平滑筋の有力な収縮剤である。従
ってTXAは、広範囲の症状・例えば、虚血性心疾患、
例えば心筋梗塞症−狭   □心症、脳血管疾患、例え
ば一過性脳虚血、偏頭痛および脳溢血、末梢血管疾患、
例えばアテローマ性動脈硬化症、毛細血管痙れん、高血
圧症   ”および、脂質不均衡による血液凝固障害、
および肺疾患、例えば肺塞栓症、気管支喘息、気管支炎
、肺炎、呼吸困難および肺気腫に包含されることがある
。従って、TXA2の作用に拮抗す   6る化合物は
、任意の1つ一!たはそれ以上の前記   !・□〔 疾患または、TXA2の作用に拮抗することが望   
[ましい他の疾患を阻止″!lたは処置する際に治療 
  □効果を有するものと期待されることができる。
欧州特許出願公告第04239号からは、特   1定
の4−フェニル−1,3−ジオキサン−5−1イルアル
ケン酸(複数)がT X A2拮抗特性を有   1:
”・ することが公知である。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、式I: 阿 〔式中、R1およびR2は、R1およびR2が一緒にな
って炭素原子数6以上を有しないことを条件として独立
に水素原子・ トリフルオルメチルまたは(1〜6C)
アルキルであるか;またはR1は、場合によりハロゲノ
、トリフルオルメチル、シアノ、ニトロ、(1〜4C)
アルキルお。
よび(1〜4C)アルコキシから独立に選択された1つ
または2つの置換基を有するフェニルであり、かつR2
は水素原子であり;nは1または2であり;mは2,3
または冬であり;Yはビニレンであり;かつ2は、カル
ボキシ、1(H)−テトラゾール−5−イルまたは式:
−CO,NH,SO2・R3(式中、R3が(1〜6C
)アルキル1ベンジルまたはフェニルであり・但しこれ
らの後者2つの基が場合によりハロゲノ・(1−4C)
アルキル、(1〜4G)アルコキシ、ニトロ、シアノま
たはトリフルオルメチル置換基を有してもよい)の基で
ある〕の〔5゜6〕−シス−1,3−オキサチアン誘導
体またはその薬学的に許容可能な塩が得られる。
明白に、式■の化合物(工・最低2つの不斉炭素原子(
すなわちオキサチアン環の4および5位置の炭素原子)
を含有し、かつラセミ体および光学活性体で存在しかつ
単離さねることができる。さらに式Iの化合物は、ビニ
レン基Yに関し別々の立体異性体(ゝE′および12′
)で存在する。明白に不発明は、TXA2の1つまたは
それ以上の作用に拮抗することが可能である全てのラセ
ミ体、光学活性体’E T、−は立体異性体(tたはこ
れらの混合物)を包含するが、当業者には、個々の光学
異性体の製造法(例えば光学的に活性な(支)発物質か
らの合成またはラセミ体の分割による)および個々のゝ
E′および〜2・立体異性体の製造法(例えばそれらの
混合物のクロマトグラフ分離1cJ:る)、および後述
する標準試験を使用するTxA2拮抗特性の測定法が十
分に公知である。
個々の相対的立体配置が添付の式中に表わされているが
、これは絶対的な室体配置を必要としないことは明白で
ある。
R1またはR2で、これが(1〜6C)アルギルである
場合に殊に有利なのが、例えば、メチル、エチル、プロ
ピル、インプロピル、メチルまたは第3ブチルである。
R1およびR2相互の有利な特定の組合せは・例えば、
R1が水素原子、メチル、エチル、イソプロピル、第3
ブチル′4!たはトリフルオルメチルであり、かつR2
が水素原子、メチルまたはトリフルオルメチルであるか
;またハR1が、場合により前述のよ5に置換されたフ
ェニルであり、かつR2が水素原子であるO R3で、これが(1〜6C)アルキルである場合ニ殊に
有利なのが・例えば・メチル・エチル・イソプロピル、
プロピルまたはブチルであるOR1またはR3に、これ
がフェニルである場合に存在してもよく、まKはR3に
、これがベンジルである場合に存在してもよい場合によ
るt換基で殊に有利なのが、例えば、ハロゲノでフルロ
オ)クロロまたはブロモ;(1〜4C)アルコキシでメ
トキシまたはエトキシ;および(1〜4C)アルギルで
メチルまたはエチルである。
一般に、mが有利に2または3であり、かつnが有利に
1である。
R1およびR2相互で有利なのは、例えば;R1および
R2が2つとも水素原子またはメチルであり;R1がメ
チル、イソプロピル、第3ブチル筐たはトリフルオルメ
チルであり、かつR2が水素原子であり;かつR1が、
クロロ、シアノ、トリフルオルメチル、ニトロまたはメ
トキシ8m基を有するフェニルであり、かつR2が水素
原子であるO Yが有利にシス−ビニレンでアル。
2で有利なのが、カルボキシまたは式:−CO,NH,
SO2,CH3の基である。
式Iの化合物の、殊に薬学的に許容可能な塩は、例えば
、アルカリ金属およびアルカリ土類金属塩、例えばリチ
ウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムおよびカル
シウム塩、アルミニウムおよびアンモニウム塩、および
、生理学的に許容可能な陽イオンを生じる有機アミンお
よび第4級塩基との塩、例えばメチルアミン、ジメチル
アミン、トリメチルアミン、エチレンジアミン、ピペリ
ジン、モルホリン、ピロリジン、ピペラジン、エタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、N−メチルグルカミ
ン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシドおよびベン
ジルトリメチルアンモニウムヒドロキシドとの塩である
本発明の代表的化合物が以下の実施例に記載さ幻ている
0それらのうち、例に記載されたカルゼン酸、またはそ
の薬学的に許容可能な塩が殊に重要である。
造するため当業者に公知の有機化学の常法により製造さ
れることができる。このような方法は・本発明の範囲内
にあり、かつこれを以下に詳述するが・記載中17) 
R’、 R2,n 、 m 、 Yオzび2は前述のも
のを表わす: +aJ  式■: 〔式中、R4は適当な保護基、例えば、(1〜6C)ア
ルキル(例えばメチルまたはエチル)、アシル(例えば
アセチル、ベンゾイル、メタンスルホニルまた!!p−
)ルエンスルホニ/L/)、アリル、テトラヒドロピラ
ン−2−イルまたはトリメチルシリルである〕のフェノ
ール誘導体を脱保護する。
使用される正確な脱保護条件は、保護基R4の性質に依
存する。従って例えば、これがメチルまたはエチルであ
る場合、脱保護が、ナ) +7ウムチオエトキシドと一
緒に適当な溶剤(例えばN、N−ジメチルホルムアミド
または1.3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒド
ロー2(lH)−ピリーミジノン)中で例えば50〜1
60℃の範囲内の温度で実施されることかで   ゛き
る。選択的に、エチルまたはメチル保護基が、   ゛
リチウムジフェニルホスフィトと、適当な溶剤   ;
(例えばテトラヒドロフランまたは第3ブチル   1
メチルエーテル)中で例えば0〜60℃の範囲   □
内の温度で反応されることにより除去されるこ   ゛
とができる。保護基がアシルである場合、この   j
ものは、例えが塩基(例えば水酸化ナトリウムまたは水
酸化カリウム)の存在において適当な水性溶剤(例えば
(1〜4G)アルコール)中   □で例えば0〜60
℃の範囲内の温度で加水分解   ゛することにより除
去されることができる。保護基がアリルまたはテトラヒ
ドロピラン−2−イ   □ルである場合、このものは
、例えばトリフルオル酢酸のような強酸で処理するとと
くより除去   □されることができ、かつ保農基がト
リメチルシ   ゛)リルである場合、このものは、例
えば常法を使用しテトラブ讐ルアンモニウムフルオリド
水まi たは弗化ナトリウム水と反応させることにより除去され
ることができる。            11(b)
  式!= H 〔式中、2がカルIキシである〕の化合物を得るため、
式!〔式中、2がフェノキシカルlニル、フェノキシカ
ルlニル、ベンジルオキシカA//ニル、シアノまたは
カルノ々モイルにより代替されている〕の化合物を加水
分解する。
20適当なものは、これがアルコキシカルにニルである
場合メトキシカル〆ニルまたはエトキシカルゼニルであ
る〇 一般に加水分解が、塩基触媒を使用し、例えば水酸化ア
ルカリ金属(例えば水酸化リチウム、ナトリウムまたは
カリウム)を使用し適当な水性溶剤、例えば(1〜4C
)アルカノール(例えばメタノールまたはエタノール)
またはグリコール(例えばエチレングリコール)中で例
えば0〜150℃の範囲内の温度で実施される〇一般に
、例えば80〜150℃の高い反応温度が必要なのは、
2がシアノまたはカルノ々モイルである場合である。明
白に、所要の加水分解条件は、塩基性試薬が(1〜6C
)アルキルまたはアシル保護基を除去する際の前記工程
(a)を使用しても得られることができる。従って、工
程(a)に適当な出発物質は、式■〔式中、2が、アル
コキシカル〆ニル、フェノキシカルlニル、ペンジルオ
キシカルゲニル、シアノまたはカルノ々モイルにより代
替されている〕の化合物をも包含する。
(C)  式■: のアルデヒドを、式ffa、■bまたは■C:R’ P
 = CH,(CH2)m、Co2eMeIva 。
RIp = CH,(CH2)m、Go、N、So□R
31IVc〔式中、R′はく1〜6C)アルキルまたは
アリール(殊にフェニル)であり、かつIVI+は陽イ
オン、例えば、リチウム、ナトリウムまたはカリクム陽
イオンのようなアルカリ金属陽イオンである〕のウィツ
テイヒ試薬と反応させる。
一般にこの工程は、もっばら式!〔式中、二重結合に隣
接する置換基がシス−相対立体配置、すなわち(ゝ2/
 >イソマーを有する〕のそれら化合物を製造する。し
かしながら、この工程で製造されることのできる式■の
、二重結合に対しト・ランス−相対立体配置を有する全
ての類縁化金物(すなわち1”E”)イソマー)が、は
じめに形成されたシス−およびトランスイソマーの混合
物を晶出またはクロマトグラフ処理することによ、り分
離されることができる。
一般にこの工程は、適当な溶剤または希釈剤、例えば芳
香族溶剤、例えばベンゼン、トルエンまたはクロルベン
ゼン、エーテル、例えば1゜2−ジメトキシエタン、第
3ブチルメチルエーテル、ジブチルエーテルまたはテト
ラヒドロフラン中で、ジメチルスルホキシドまたはテト
ラメチレンスルホン中で、または1種またはそれ以上の
このような溶剤または希釈剤中で実施されることができ
る。一般にこの工程は、例えば−80℃〜40℃の範囲
内の温度で実施されるが、但し有利に室温またはその付
近で、例えば0〜35℃の範囲内で実施されることがで
きる。
(φ 式l〔式中、2が1(H)−テトラゾール−5−
イルである〕の化合物を得るため、式Vのニトリルをア
ジドと反応させる。
殊に適当なアジドは、例えば、ナトリウムまたはカリウ
ムアジドのようなアルカリ金属アジドであり、有利にこ
のものは、ハロゲン化アンモニウム、例えば塩化アンモ
ニウム、臭化アンモニウムまたはトリエチルアンモニウ
ムクロリドと一緒に使用される。有利にこの工程は、適
当な極性溶剤、例えばN、N−ジメチル−ホルムアミ1
2またはN−メチルピロリドン中で、かつ一般に例えば
50〜160℃の範囲内の温度で実施される。
これら前記工程で使用するための所要出発物質は、例え
ば欧州特許出願公告第94239号、同第142323
号および同第177121号に開示されかつ同明細書の
実施例に詳説されたような、構造的に類縁の化合物を製
造するため当業者に公知である有機化学の常法により得
られることができる。従って、式■の保護された誘導体
が例えば反応工程図1に示すように、および弐■のアル
デヒドが例えば反応工程図2に示すように得られること
ができる。
さらに、式■の保護された誘導体(殊に式中R4がアシ
ルであるもの)が、前記工程(C)を、弐■: のアルデヒドを使用し実施することにより得られること
ができるが、この場合脱保護工程〔前記工程(a)〕は
、一般に式■の保護誘導体を脱保護することな〈実施さ
れることができる。式Vの出発二) IJルは、例えば
、式:R’3P=CH・(CH2)m−CNノ適当なイ
リドを式■a−C(7)イリドで前記工程(C)に記載
せるワイッティヒ反応で置換することにより得られるこ
とができる。
式■a−cで所要のワイツティヒ試薬は、常法により、
例えば相応するハロゲン化ホスホニワムを強塩基、例え
ば水素化ナトリワム、リチウムジイソプロピルアミド、
カリウム第3ブトキシドまたはブチルリチウムで処理す
ることにより得られることができる。一般にこれらは、
相場で前記縮合工程(C)を実施する直前に形される。
式(化合物の塩が所望される場合、とのもの、生理学的
に許容可能な陽イオンを供与する    □適当な塩基
と反応させることによるか、または    1任意の他
の常法により得られる。
さらに、式I化合物の光学活性体が所望される場合、前
記工程の1つが適当な光学活性出発物質を使用し実施さ
れることができる。選択的   ゛に、式■化合物のラ
セミ体が、適当な有機塩基、何重ばエフェドリン、N、
N、N−トリメチル    □−(1−フェニルエチル
)アンモニワムヒドロ    □キシドまたは1−フェ
ニルエチルアミンの光学活性体と反応され、引続きこう
して得られた塩    Lのジアステレオマー混合物が
常法により、例えば適当な溶剤、例えば(1〜4C)ア
ルカノ−・(ルから分別晶出させることにより分離され
、そ    ゛□の後に前記式1化合物のt生活性体が
、常法、例えば希塩酸のような鉱酸水を使用し酸で処理
することにより遊離されることができる。
前述に定義せる多数の中間体は新規であり、かつ本発明
の他のそれぞれの特徴として挙げられる。さらに、式■
の特定の保護誘導体、殊に式中R4がメチルであり、n
が1であり、mが2または3であり、かつYがシス−ビ
ニレンチあるものは、有用なTXA2拮抗特性を有し、
かつそれらの薬学的に許容可能な塩とともに本発明の他
の特徴として挙げられる。
前記せるように、式Iの化合物は、TxA2の1つまた
はそれ以上の作用、例えば血小板、血管および/または
肺に対するその特定の作用の拮抗体である。拮抗作用は
、以下の1つまたはそれ以上の標準試験で示すことがで
きる:(a)  パイ・ぞ−およびペイy (Pipe
r andVane )Cネイf−’r−(Natur
e )、1969年、第223巻、29〜35頁〕によ
り案出されたラビット大動脈ストリップモデルで、アゴ
ニスト(agonlst )  として、7ラキF”7
酸(25μg)をクエン酸塩化せる血小板に富むラビッ
ト血漿(25oμt)に添加しかつこの混合物を使用前
90秒にわたり完全に凝固させることにより得られた新
鮮に調製されたTxA2サンプルを使用する;選択的に
、U46619として公知のTXA2擬似試JIcs、
M、 ロー5−7(RObertS)オヨびF 、 シ
ャ(ン−r:y (Sche−inmann ) 54
.’ ケミストリー、ノζイオケミストリー・アンド・
ファーマコロジカル・アクティビティ゛・オプ・プロス
タノイノ“(Chemis−try、8iochemi
stry and Pharmacolo−gical
 Activity of Prostanoids 
)  。
ペルガモ/−プL/ス社(Pergamon Pres
s) 。
1979年、211頁のR,L、ジョーンズ(Jone
s)等による記載〕がアゴニストとして使用されてもよ
い; (1))  z−y(Born)(ネイチャー (Na
ture)。
1962年、第194巻、927〜929頁〕による記
載に基づきかつ以下の工程を包含する血小板凝固試験: (1)  クエン酸塩化せる血小板に富むヒト血漿を、
TxA2擬似試薬U46619を添加するととkより凝
固させ、こうして用量−レスポンス曲線を得; (i)U 4 a 619で促進された血小板凝固の、
増大量の被検化合物(一般に10 ’M〜1010Mの
範囲)の存在における用量−レスポンス曲線を得;かつ (iii)  被検化合物のTxA2拮抗作用の能力を
種々の濃度にわたり平均化して示すKB値を、被検化合
物の存在および不在におけるU4661Q凝固で計算さ
れた50チレスポンス値から計算する;および (c)  コンyxyトーoスラー(Konzett−
Rossler  ) テ、〔コリアーオよび) :−
 A x(Co11ier  and  James 
)、プlJット−,シエイ・ファー−v=rル(8rl
t、J、Pharmacol、)。
1967年、第30巻、283〜307頁により変成さ
れたような〕不感化せるギニア豚モデA’IC1TXA
2擬似試1iU 46619を静脈内設    :与す
ることにより誘発された気管支収縮の、被    l検
死合物による阻止率測定および以下の工程を包含する気
管支収縮試験: (a)U 4 a 619濃度を増大(0,1〜4−A
9Ag’)させた一定容積の生理的食塩水を静脈内投与
しかつ気管支収縮を、試験動物への気流なしに理論的に
得ることのできる値を最大値として表わすことにより、
LJ46619により誘発され    □た気管支収縮
に対する累積用量−レスポンス曲    線を得: (ii>  被検化合物の経口投与後30分間隔で3時
間、U46619により誘発された気管支収縮    
:に対″する累積用量−レスポンス曲線を得;かつ(i
ii)  被検化合物の、TXA2拮抗作用能力を示す
    □用量比(すなわち、被検化合物の存在および
不    ・在において気管収縮5C1を惹起するのに
要1〜たU46619の濃度の比)を計算する。   
   ・)□KN+6□8.21゜工6、えイ、  1
′ラツトで以下の方法で表わすことかで−きる:雄のラ
ット〔アルダーリー・パーク・ストレイン(Alder
ley Park 5train))をf ) IJワ
ムペントノセルピタールで不感化しかつ血圧を0〜39
70 Aスカル)上昇を誘発させる。この工a’t、U
46619に対するレスポンスの再現性を得るため2回
繰返す。その後に、被検化合物を静脈内(頚静脈管を経
て)または経口(カニユーレを経て直接に胃中へ)で投
与し、かつU46619が投与されたこの動物に、投与
後5分およびその後に連続的に10分ごとに、U466
19の高崩圧作用がもはや阻止されるまで被検化合物を
投与する。
さらに、TxA2作用の生体中の拮抗作用が、例えば、
前記@)K記載せると類似の標準法を使用し、ラビット
、ラット、ギニア豚または犬のような試験動物に被検化
合物を投与した後に得られる、血小板凝固に対する被検
化合物の効果を評価することにより示されることができ
る。
しかしながら、人血小板の凝固を考察する場合、所定の
しきい濃度の血小板アブレフラントアデノシンジホスフ
ェート(約0.4〜1.2X10M)をTXA 2擬似
物質であるU46619と一緒に使用する必要がある。
1例として、例1に記載せる化合物は試験(a)kおけ
るpA2T、42を有する。
一般に式Iの化合物は、1つまたはそれ以上の前記試験
で顕著なTXA2拮抗特性、すなわち試験(a) pA
2>6.0 ; 試験口)にB < 5 x 10 ’
 :試験(C)用量比>5(100μl1A91) 、
 O、で)を示す。さらに式■の化合物は、ラット血圧
試験および/または前述に関連するIF4またはそれ以
上の生体外血小板試験で顕著な活性を示すことができる
。顕著な副次作用は、生体内の有効用量で認められなか
った。
前記せるように、式Iの化合物は、1種またはそれ以上
のTXA 2作用に拮抗することが望ましい瀉血動物の
症状または障害を治療または阻止する場合に使用される
ことができる。一般に式Iの化合物は、この目的で経口
、直腸内、静脈内、皮下、筋肉内または吸入の経路を経
て投与され、従って例えば0.1〜5ダ/体重1′Kg
の範囲内の用量が、投与の経路、処置下の患者の症状お
よび体重および年齢で変更されて1日当り4回まで投与
される。
一般に式Iの化合物は、前述に定義せるようか式Iの化
合物(またはその薬学的に許容可能な塩)と薬学的に許
容可能な希釈剤またはキャリヤとを一緒にして成る医薬
組成物の形で使用される。このような組成物が本発明の
もう1つの特徴であり、かつ種々の剤形であることがで
きる。例えばこれは、経口投与のための錠剤、カプセル
、溶液または懸濁液の形;直腸投与のための座薬の形;
静脈または筋肉注射による投与のための殺菌溶液または
懸濁液の形;吸入による投与のためのエアゾールまたは
噴霧溶液または懸濁液の形;および吸入により投与する
ため、1種またはそれ以上の薬学的に許容可能な不活性
固体希釈剤(例えばラクトース)と−緒にして成る粉末
の形であることができる〇この医薬組成物は、当業者に
公知の薬学的に許容可能な希釈剤およびキャリヤを使用
する常    □法により得られることができる。有利
に、経口投与のための錠剤およびカプセルは、式■の有
効成分と胃酸との接触を最低限とするため、例    
□えばセルロースアセテート7タレートより成る   
 □腸性の:−チン!で形成されることができる。
また本発明の医薬組成物は、処置されるべき    ゛
疾患または症状に有効であることが公知の1種    
□またはそれ以上の物質を含有することができる;また
例えば、公知の血小板凝固阻止剤、抗低脂血症剤、抗高
血圧剤、ベータアドレナリン性阻    □止剤または
血管拡張剤が、心臓または血管疾患または症状の処理に
使用するため、本発明の医薬組成物中に配合されること
ができる。同様に例えば、抗ヒスタミン剤、ステロイド
(例エハビクロメタソンジゾロビオネート)、ナトリワ
ムクロモグリケート、ホスホジェステラーゼ阻止剤また
はベータアドレナリン性興奮剤が、肺疾患または症状の
処置に使用するため本発明の医薬組成物に配合されても
よい。
治療薬におけるこれら用途に加え、式lの化合物は、新
たな治療剤探求の1部として、猫、ギニア豚、犬、ラビ
ット、猿、ラットおよびマウスのような実験動物中のT
XA 20作用を評価する試験システムを研究および標
準化する際の薬学的手段としても有用である。また式■
の化合物は、それらのTxA2拮抗特性により、例えば
四肢または臓器移植中に人工的な体外循環に曝される温
血動物(またはその1部分)の血液および血管の生存能
力の維持を助勢する際に使用されることができる。この
目的で使用される場合、一般に1式lの化合物またはそ
の薬学的に許容可能な塩は、例えば1リントリ当り0.
1〜30ダの範囲内の安定状態濃度が血液中で得られる
ように投与される。
一般に式lの化合物は、欧州特許出願公告第94239
号に記載された比較可能な1,3−・ジオキサン誘導体
よりも酸に対し著るしく安定である。
実施例 以下に、本発明を実施例につき詳説するが、本発明はこ
れら実施例により制限されない。実施例は、別記しない
限り以下により行なわれた:(+)  蒸発は真空中の
回転蒸発により実施した;(il)操作は室温、すなわ
ち18〜26℃の範囲内で実施した; G11)  反応の進行をメルク0.25■キーゼルゲ
ル60F254プレート(′P1類5715 )上の薄
層クロマトグラフィー(TLC) Kより監視し;フラ
ッシュクロマトグラフィーをメルク・キーイルゲル(種
類9385)上で実施し、TLCにより監視した;これ
ら材料は西ドイツ国ダルムシュタット在EΦメルク社(
E 、 Merck。
Darmstadt、W、Germany)から得られ
た;(ψ 収率は説明のため挙げたにすぎず、達成可能
な最高値を必要としない。
(y)  NMRスペクトルを、内部標準としてテトラ
メチルシラン(TMS )を使用しCDC43中で2o
OまたはQ OMHz (後者を*印により表示)で測
定し、かつ化学シフト(デルタ値)を1εに対するpp
m  単位(parts per mi 1lion)
で以下の主ピークの表示略号を使用し表わす:S、シン
グレット;m、マルチプレットtttトリブレンド;b
「、ブロード;d、ダブレット;および ω 最終生成物をラセミ体として単離し、かつNMR、
微量分析;質量分光測光および/または他の標準法によ
り特性表示した。
例1 エタンチオール(0,81114)を、水酸化ナトリワ
ム(555q、50重重量型量%油中分散液)の乾燥1
.3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロー2−
(LH)−ピリミジノン(C)MPU )(10m)中
のアルビン下攪拌懸濁液に添加した。この混合物を30
分攪拌した。メチル5(Z)−7−(2,2−ジメチル
−6−〇−メトキシフェニルー1,3−オキサチアン−
シス−5−イル)へブテノエート(54了り)のDMP
U (6ml )中容液を添加し、かつこの混合物を1
30〜140’Cに2時間加熱した。    □その後
に水(20帽を添加し、冷却せる反応    :。□i
*、 jo□。12゜2□7    :□(20m/)
で洗浄した。水層を酢酸でp)−14FC酸性化しかつ
エチルアセテートで抽出したl(3x50m)。抽出物
を乾燥しく Mg5O4)かつ蒸発させた。残渣を、エ
チルアセテート/ヘキ    □サン/酢酸(50:5
0:l容量/容量)で溶    □離するフラッシュク
ロマトグラフィーにより精製し、5(Z)−7−(6−
o−ヒドロキシフェニル−2,2−ジメチル−1,3−
オキサチアン−シス−5−イル)ヘプテン酸が油状物(
506■)として得られた;NMR:1.5〜1.8′
5(IOH,m)、2.0〜2.05(2H,m)、 
   ・;225〜23(2H,m)、2.7〜2.7
5(IH,m)、2.9〜3.0(LH,m)、3.3
5〜3.4(LH,m)、5.15〜5.4 (3H、
m)、6.8〜7.25 (4H、m)、7.4〜8.
4 (L H。
b r ) ; m / e 351 (M” + H
) 。
出発物質が以下のようにして得られた:(1)テトラヒ
ドロフラン(267WLl)中に5(Z)−7−(2,
2−ジメチル−生−〇−メトキシフェニルー1 、3−
ジオキサン−シス−5−イル)ヘプテン酸(10,(1
)、水(33d)および2M塩化水素酸(0,5yal
 )を含有する溶液を、攪拌しつつ60〜70℃に2時
間加熱した。その後に溶剤を蒸発させた。得られた残渣
をエーテル(350!d)で希釈した。この混合物を、
水で(4X 75 Ill )、その後に飽和プライン
で(2x75m/)洗浄し、乾燥しくMg5O4)かつ
蒸発させた。得られた油状物を、フラッシュクロマトグ
ラフィーによす、トルエン/エチルアセテート/酢酸(
60:40:2容量/容量)で溶離し、5(z)−エリ
スロー9−ヒドロキシ−8−ヒドロキシメチル−9−〇
−メトキシフェニルー5−ノネン酸(A)を無色の油状
物として得、これを徐々に晶出させて固体(8,4g)
が得られた、融点79〜80℃;NMR(400MHz
):1.66 (2H,m)、1.90(LH,m)、
2.08(3H,m)、2゜32(3H,m)、3.6
Cl(2H,m)、3.82(3H,s)、5.22 
(l H、d J=4Hz)。
5.37(2H,m)、6.66(IH,dJ=8H2
)、6.98 (LH、t J=7Hz)、7.25(
LH,m)、7.43 (LH、ddJ=7.2Hz)
(i)A < 7.70 g>およびエチルアセテート
(10d)のエーテル(25++1/)中溶液を、4℃
で、ジアゾメタンの水冷エーテル性溶液を使用し黄色が
存続するまで処理した。その後に、この溶液を酢酸(0
,21d)で処理しかつ溶剤を真空中で除去した。残り
の油状物をフラッシュクロマトグラフィーにより、エチ
ルアセテート/ヘキサン45 : 55容量/容量で醇
離し、メチル5(z)−エリスロー9−ヒドロキシ−8
−ヒドロキシメチル−9−〇−メトキシフェニルー5−
ノネノエート(B)が無色の油状物(7゜F33g )
 トして得られた; NMR(400MHz ):1.
74(2H,m)、1.89(LH,m)、2.′05
(3H,m)、2.30(3H,m)、2.4′7(I
H,brs)、3.13(LH,dJ=4Hz)、3.
66(3H,s)、3.68(2H,m)、3.84(
3H,S)  、5.21(LH,tJ=4Hz)、5
.37(2H,m)、6.88(LH。
dJ=7Hz)、6.99 (L H、t J=7Hz
)、7.2(LH,m)、7.43 (LH、dd  
J=7゜2Hz’l。
(iii)p−トルエンスルホニルクロリド(5,27
g>のジクロルメタン(25m)中溶液を、4℃に維持
した、トリエチルアミン(3,847d)を含有する・
ジクロルメタン(5QmAり中の8(7,68g)攪拌
溶液に30分にわたり添加した。
その後に、この混合物をさらに1時間4℃で、かつその
後に、エーテル(200d)で希釈する前に64時間室
温で攪拌した。その後に溶液を、水(2X4Qm/)、
0.1 M塩化水素酸(4Q ml ) 、飽和ブライ
ン(40m/)、2容量/重量%炭酸水素ナトリワム溶
液(40m)、水(2X 40 at )およびその後
に飽和ブライン(4Qm/)で連続的に洗浄した。有機
相を乾燥しくMg5O4)かつ蒸発させた。残存油状物
を、フラッシュクロマトグラフィーにより、はじめに2
5%、およびその後に35チおよび最後に50容量/容
量チのエチルアセテート/ヘキサンで藩離し精製し、5
(z)−エリスロー9−ヒドロキシ−9−O−メトキシ
フェニル−8−p−トルエンスルホニルオキシメチル−
5−ノネノエート(C)が無色の油状物(8,56g)
としテ得うレfc ; NMR”二1.G17 (9H
、m )、2.40(3H,S)、3.60(3H,s
)、3.75(3H,s)、3.95(2H,m)、4
.88(lH,m)、5.23(2H,m)、6.80
(2H,m)、7.18(2H,m)、7.24(2H
dJ=8Hz)、7.65 (2H、d J=8Hz;
 L     ′(v)  カリウムチオアセテート(
6,85,V)を、C(3,02g)のジメチルスルホ
キシド(40d)中溶液に添加した。この混合物を、ア
ルビン下に60℃で1.5時間加熱した。その後に飽和
プライン(1001J)を添加しかつこの混合物をエチ
ルアセテートで抽出した。抽出物(3×150Mりヲ乾
燥シ(MgS04)カッ蒸発サセた。この残渣を、フラ
ッシュクロマトグラフィーにより、エチルアセテート/
ヘキサン(3ニア容量/容i)で溶離し、メチル5(z
)−エリスロー8−アセチルチオメチル−9−ヒドロキ
シ−9−〇−メトキシフェニルー5−ノネノ二一ト(D
)が黄色の油状物+2.15g)としテ得うレタ:NM
R”:1.5〜2.4(13H,m)、2.8〜3.2
 (2H、m)、3.65(3H,S)、3.8(3H
,S)、4.9〜5.0(LH,m)、5.3〜5.5
 (2H、m)、6.8〜7.4 (4H。
m)。
M ナトリワムメトキシド(290+11f)を、D(
1,13,lのアルザン掃気せる乾燥メタノール(45
1/)中溶液に添加し、かつこの混合物をアルゴン下に
1時間攪拌した。その後に飽和プライン(3C)!iを
添加し、かつこの水性混合物をエーテル(3X100m
)で抽出した。
この抽出物を乾燥しく Mg5Oa )−かつ蒸発させ
た。
残渣を2,2−ジメトキシプロノぞン(101R1)に
溶解した。その後に、p−トルエンスルポン酸(5■)
を添加した。この混合物を、0.5時間アルゴン下に攪
拌しかつその後に60℃で1時間加熱した。冷却せる混
合物を蒸発させ、がつ残渣をフラッシュクロマトグラフ
ィーによりエチルアセテート/ヘキサン(1: 4容!
/容普)で溶離し、メチル−5(Z)−7−(6−0−
メトキシフェニル−2,2−Jメチル−1゜3−オキサ
チアン−シス−5−イル)へゾテノエートが油状物(5
49■)として得られた;NMR” : 1.5〜1.
7 (5H、m )、1.75(3H。
S)、1.9〜2.05 (4H、m)、2.2〜2.
25(2H,t)、2.65〜2.8 (2H、m)、
4H、m)。
例2 例1に記載せると類似の方法を使用するが、但しメチル
4(Z)−6−(6−o−メトキシフェニル−2,2−
ジメチル−1,3−オキサチアン−シス−6−イル)ヘ
キセノエート(E)から出発し、4(Z)−6−(+−
o−ヒドロキシフェール−2,2−−)メfルー1.3
−オキサチアンーシス−5−イル)ヘキセン酸が無色の
油状物として収率64チで得られた;NMR: 1.6
5(3H,S’)、1.75(3H,S)、1.7〜1
.9 (2H、m)、22〜2.4(4H,m)、2.
7〜3.05 (2H、m)、3.3〜3.45(LH
,m)、5.1〜5.45(3H,m)、6.8〜7.
2 (4H、m)、7.8〜8.6(2H,br);m
/e :337(M++H)。
出発エステルEは、例1中の相応するエステルに記載さ
れたと類似の方法を使用するが、但しメチル!(Z)−
エリスロー7−アセチルチオメチル−8−ヒドロキシ−
6−o−メトキシフェニル−養−オクテノエート(F)
から出発し油状物として収率33%で得られた; NM
R*:1.5〜1.65 (4H、m )、1.75(
3H,S)、1.9〜2.0 (L H、m)、2.2
〜2.3 (4H。
m)、2.55〜2.8 (2H、m)、3.35〜3
゜45(LH,m)、3.65 (3H、s )、  
3.8     ′(3H,s)、5.1〜5.4(3
H,m)、6.8〜7.45(4H,m)。
エステルF自体は以下のようにして得られた:(り(4
−o−メトキシフェニル−2,2−ジ    □メチル
ー1,3−ジオキサン−シス−5−イル    ゛)ア
セトアルデヒド(15,8,lの乾燥テトラヒドロ7ラ
ン(THF)(75プ)中溶液を、ア    1ルゴン
下に、(3−カルぜキシプロピル)トリ    Iフェ
ニルホスホニウムブロミ)’(51,48g)およびカ
リワム第3ブトキシド(26,88g)から乾燥THF
(400d)中で製造したイリドの氷冷攪拌溶液に添加
した。この混合物を、はしめに15分4 ’Cで、その
後に1.5時間室温で攪拌した。この混合物を、氷/水
(1リツトル   ;)に添加しかつその後に50容量
/容量チエーチル/ヘキサン(2X250rnl)で洗
浄し中性物質を除去した。水相を、酢酸でpH5に酸性
化しかつエーテルで抽出した。合した抽出物(。
3 x 300 rat ) ’It 乾燥L (Mg
5O4) カッ蒸発す’せた。この残渣を、フラッシュ
クロマトグラフィーにより、トルエン/エチルアセテー
ト/酢i1!(80:20:2容景/容量)で溶離しそ
精製し、4(Z)−6−(4−o−メトキシフェニル−
2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−シス−5−イ
ル)ヘキセン酸(G)(13,04g)、融点99〜1
01℃が得られた: NMR:1.52(3H,S)、
1.54(LH,m)、1゜56(3H,s)、1.8
0(LH,m)、228(4H,m)、2.49(LH
,m)、3.77(LH,ddJ=11.1Hz)、3
.82(3H。
S)、4.16 (L H、dm J=11Hz)、5
.28 (2H、m )、5.45 (I H、d J
=2H2)。
6.83 (LH、dd J=7 、 IHz)、6.
97(LH,td  J=7.IHz)、7.22(L
H,tdJ==8.1Hz)、7.48 (L H、d
m  J=8Hz)。
(ii)  水酸化ナトリヮム(25重量/容景チ容液
6.16R1)をG(8,43,9)の乾燥DMPU 
(5Qd)中攪拌溶液に添加した。1時間後にヨードメ
タン(5,5m)を添加し、かつ攪拌を3時間続けた。
その後に飽和プライン(lQQm/)を添加し、かつこ
の混合物をエチルアセテート(3x200m/)でm出
した。乾燥(Mg5O4)した抽出物を蒸発させ、かっ
残渣をシリカ上のフラッシュクロマトグラフィーにより
エチルアセテート/ヘキサン(20: 80容!/容f
k)で溶離して精製し、Gのメチルエステルが油状物(
7,5g)として得られた; NMR” : 1.4〜
1.9(8H,m)、2.2〜2.7 (5H、m>、
3.65(3H,s)、3.5(3H,s)、4.0〜
4.25(2H,m)、5.0〜5.5 (3H、m)
、6.75〜7.5 (48、m ”)、m/6349
(M”+H)。
(ii02M塩化水素酸(0,75m)を、Gのメチル
エステル(7,1’)のTHF(140m)お、よび水
(311J?)中溶液に添加した。この混合物を、還流
下にアルゴン雰囲気中で2時間加熱し、冷却しかつ飽和
ブライン(5C)I/)で処理した。
との水性混合物をエーテルで抽出した。抽出物を乾燥(
Mg5O4) Lかつ蒸発させた。残渣をフラッシュク
ロマトグラフィーにより、エチルアセテート/ヘキサン
(50容量/容量%)で#IIIして精製し、メチル4
(Z)−エリスロー8−ヒドロキシ−7−ヒドロキシメ
チル−8−〇−メトキシフェニルー4−オクテノエート
(H)が粘稠な油状物(6,27g)として得られ*:
 NMR” : 1.8〜2.7 (7H、m)、2.
8(2H、br、s )、3.6〜3.8 (2H、m
)、3゜65(3H,s)、3.85(3H,S)、5
.2〜5.5(3H,m)、6.8〜7.55 (4)
1 、 m’);m/e309 (M++H)。
(V)トリエチルアミン(3,1m/)、p−トルエン
スルホニルクロリド(4,271i)およびH(6,2
7JF)のジクロルメタン(60117)中攪拌混合物
を0〜5℃でアルゴン下に製造した。この混合物を室温
で52時間攪拌しかつその後に蒸発させた。残渣を7ラ
ツシユクロマトグラフイーにより、エチルアセテート/
ヘキサン(はじめに30 : 70容it/容量および
その後に50:50容量l−/容量)で溶離して精製し
、メチル4(Z)−エリスロー8−ヒドロキシ−8−o
−メトキシフェニル−7−p−トルエンスルホニルオキ
シメチル−4−オクテノエートが粘    :欄な油状
物(1)(7,03Ii)として得られた;NMR” 
: 2.05〜26 (10H、m)、3.65(3H
−嘗S)、3.75(3H,s)、3.7〜4.   
 □15(2H,m)、4.85〜40g5(lH,m
)、5.1〜5.4 (2H、m)、6.7〜7.8(
8′H,m)。
ω !のジメチルスルホキシド中溶液を、例1    
 :の< iv )部に記載せると類似の方法で、カリ
ク    (ムチオアセテートと60℃でアルゴン下に
反応    二させた。こうして、メチル4(Z)〜エ
リスロ     ii −7−7セチルチオメチルー8−ヒドロキシ−1′8−
0−メトキシ2エニル−蚤−オクf4−ト(F)が収率
91%で粘稠な油状物として得られり; NMR” :
 1.9〜2.6 (10H、m)、2.17〜3.2
(3H,m)、3.7(3H,s)、3.18(3H,
S)、4.9〜5.0 (L H、m)、5゜3〜5.
5 (2H、m)、6.8〜7.5 (4H、m)。 
   ′例3 エタンチオール(215マイクロリツトル)を、水酸化
ナトリウム(50重重量型量−油中懸濁液、1391n
9) ノDMPU (5−’) 中攪拌懸濁液に添加し
かつアルジン下に維持した。30分後、N−メタンスル
ホニル−5(Z)−7−(6−0−メトキシフェニル−
2,2−ジメチル−1,3−オキサチアン−シス−5−
イル)ヘプテンアミド(154111F)のDMPU 
(3jLl)中溶液を添加し、かつこの混合物を140
’Cで25時間加熱した。その後にメチレンクロリド(
10a/)で洗浄した冷却混合物に水(10d)を添加
した。水相を酢酸で酸性化しかつエチルアセテートで抽
出した(3x3Qm)。抽出物を乾燥(Mg5O4) 
Lかつ蒸発させた。残渣を7ラツシユクロマトグラフイ
ーによす、トルエン/エチルアセテート/酢酸(80:
20:2容量/容量)で溶離して精製し、N−メタンス
ルホニル−5(Z)−7−(6−0−ヒドロキシフェニ
ル−2,2−−、’メチルー1.3−オキサチアンーシ
ス−5−イル)ヘプテンアミドが粘稠な油状物(491
9)として得られた; NMR*:1.65(3H,s
)、1.8(3H,S)、1゜55〜1.9(4H,m
)、1.95〜2.1(2H。
m)、215〜2.35(3H,m)、2.65〜2.
8 (LH、dd)、2.8 S3.0 (LH、m)
、3.3(3H,S)、3.35〜3.45 (LH、
m)、5.1〜5.4(3H,m)、6.8〜6.95
(3H、m)、7.15〜7.25 (L H9m )
 ; in/e369 (M+−(CH,)2Co)。
出発物質は以下のようにして得られた:(1)水酸化リ
チワムの溶液(0,5M水溶液7.5m)をメfルー5
(Z)−7−(6−o−メトキシフェニル−2,2−ジ
メチル−1,3−オキサチアン−シス−5−イル)へブ
テンエート(220ダ)のメタ/−ル(9−)中溶液に
添加し、かつこの混合物をアルジン下に16時間攪拌し
た。飽和ブライン(15m)を添加した。
この混合物を酢酸で酸性化しかつエチルアセテート(3
X50扉りで抽出した。乾燥(Mg5O4)した抽出物
を蒸発させ、かつ残渣をフラッシュクロマトグラフィー
により、エチルアセテート/ヘキサン/酢酸(30:T
o:1容量/容量)で溶離して精製し、5(Z)−7−
(6−0−メトキシフェニル−2,2−Jメチル−1゜
3−オキサチアン−シス−5−イル)ヘゾテン酸(」)
が粘稠な油状物(175#)として得られた;NMR:
 1.5〜1.65(6H,m)、1゜75(3H,S
)、1.9〜21 (3H、m)、2.2〜23(2H
,m)、2.65〜2.8(2H。
m)、3.35〜3.45 (LH、m)、3.85(
3H,s)、5.05〜5.35(3H,m)、6゜8
〜7.45 (4H、m)、9.1S9.5 (l H
brs)。
(It)  N 、 Nt−ジシクロへキシルカルIジ
イミド(95m9)のメチレンクロリド(5−)中溶液
を、J (168ダ)、4−(ジメチルアミノ)ピリジ
ン(56F11g)およびメタンスルホンアミド(44
■)のメチレンクロリド(IQILl)中溶液に添加し
た。
この混合物を18時間攪拌した。沈殿せるNN′−ジシ
クロヘキシル尿素を濾別することにより除去し、かつメ
チレンクロリドで洗浄したO濾液および洗浄液を蒸発さ
せ、かつ残渣をフラッシュクロマトグラフィーにより、
エチルアセテート/ヘキサン/酢11(50:50:1
・容量/容量)で溶離して精製し、N−メタンスルホニ
ルー5(Z)−7−(5−0−メトキシフェニル−2,
2−ジメチル−1,3−オキサチア   ′ノーシス−
5−イル)ヘプテンアミドが粘稠な    □油状物(
172■)として得られた; NMR: 1.    
”45〜1.7 (3H、m)、1.65(3H,S)
、    ・1.75(3H,s)、1.9〜2.1 
(3H、m)、   (ζ 22〜225(2H,m)、2.65〜2.85(。
2H、m)、3.3(3H,S)、3.4〜3.5(l
H,m)、3.8(3H,S)、5.1〜5.35(3
H,m)、6.85〜7.45 (4H、m)。
ト 例4                    [ト 例示せる医薬投与剤形は、標準的方法を使用    し
?。
して得られることのできる以下の錠剤および力    
4プセル配合物を包含する。
錠剤11n9/錠 化合物×”                   5
.0ラクト−スph、Eu r 、         
      89.25ステアリン酸マグネシウム  
           1.0錠剤II       
          ■/錠化合物X′       
           。。
5クトースPh、Eur、            2
23.75クロスカメロース・ナトリワム      
    6.0トタモロコシ殿粉          
      15.0ポリビニルピロリドン(5重量/
容量% ぺ−:Xト)2.25ステアリン酸マグネシウ
ム            3.0カプセル     
              叩/カプセル化合物X”
                  1゜;l ト−
XPh、Eur、            488.5
ステアリン酸マグネシワム            1
.5注記:化合物X は、式iの化合物またはその塩1
例えば任意の前記実施例に記載された式Iの化合物であ
る・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼  I 〔式中、R^1およびR^2は、R^1およびR^2が
    一緒になつて炭素原子数6以上を有しないことを条件と
    して独立に水素原子、トリフルオルメチルまたは(1〜
    6C)アルキルであるか;またはR^1は、場合により
    ハロゲノ、トリフルオルメチル、シアノ、ニトロ(1〜
    4C)アルキルおよび(1〜4C)アルコキシから独立
    に選択された1つまたは2つの置換基を有するフェニル
    であり、かつR^2は水素原子であり;nは1または2
    であり:mは2、3または4であり;Yはビニレンであ
    り;かつZは、カルボキシ、1(H)−テトラゾール−
    5−イルまたは式:−CO・NH・SO_2・R^3(
    式中、R^3が(1〜6C)アルキル、ベンジルまたは
    フェニルであり、但しこれらの後者2つの基が場合によ
    りハロゲノ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アル
    コキシ、ニトロ、シアノまたはトリフルオルメチル置換
    基を有してもよい)の基である〕の〔5,6〕−シス−
    1,3−オキサチアン誘導体またはその薬学的に許容可
    能な塩。 2、式 I 中、R^1およびR^2は、R^1およびR
    ^2が一緒になつて炭素原子数6以上を有しないことを
    条件として独立に水素原子、トリフルオルメチル、メチ
    ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルまたは第
    3ブチルであるか;またはR^1が、場合により、独立
    にフルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、メトキ
    シ、エトキシ、トリフルオルメチル、シアノおよびニト
    ロから選択された1つまたは2つの置換基を有するフェ
    ニルであり、かつR^2が水素原子であり;およびR^
    3がメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル
    、ベンジルまたはフェニルであり、但しこれらの後者2
    つの基が場合によりフルオロ、クロロ、ブロモ、メチル
    、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオルメチル、
    シアノまたはニトロ置換基を有してもよいことを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項記載の〔5,6〕−シス−
    1,3−オキサチアン誘導体またはその薬学的に許容可
    能な塩。 3、式 I 中、R^1が水素原子、メチル、エチル、イ
    ソプロピル、第3ブチルまたはトリフルオルメチルであ
    り、かつR^2が水素原子、メチルまたはトリフルオル
    メチルであるか;またはR^1が、場合により特許請求
    の範囲第1項または第2項に定義せるように置換された
    フェニルであり、かつR^2が水素原子であることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項または第2項のいずれ
    かに記載の〔5,6〕−シス−1,3−オキサチアン誘
    導体またはその薬学的に許容可能な塩。 4、式 I 中、Yがシス−ビニレンであり、nが1であ
    りかつmが2または3であることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の
    〔5,6〕−シス−1,3−オキサチアン誘導体または
    その薬学的に許容可能な塩。 5、式 I 中、R^1およびR^2が2つとも水素原子
    またはメチルであり;R^1がメチル、イソプロピル、
    第3ブチルまたはトリフルオルメチルであり、かつR^
    2が水素原子であるか;またはR^1が、クロロ、シア
    ノ、トリフルオルメチル、ニトロまたはメトキシ置換基
    を有するフェニルであり;Yがシス−ビニレンであり;
    nが1であり;mが2または3であり;かつZがカルボ
    キシまたは式:−CO・NH−SO_2・CH_3の基
    であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
    〔5,6〕−シス−1,3−オキサチアン誘導体または
    その薬学的に許容可能な塩。 7、5(Z)−7−(6−o−ヒドロキシフェニル−2
    ,2−ジメチル−1,3−オキサチアン−シス−5−イ
    ル)ヘプテン酸、4(Z)−6−(6−o−ヒドロキシ
    フェニル−2,2−ジメチル−1,3−オキサチアン−
    シス−5−イル)ヘキセン酸、N−メタンスルホニル−
    5(Z)−7−(6−o−ヒドロキシフェニル−2,2
    −ジメチル−1,3−オキサチアン−シス−5−イル)
    ヘプテンアミドから選択された化合物、およびその薬学
    的に許容可能な塩であることを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項記載の〔5,6〕−シス−1,3−オキサチ
    アン誘導体またはその薬学的に許容可能な塩。 7、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム
    、アルミニウムおよびアンモニウムより成る塩、および
    、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、
    エチレンジアミン、ピペリジン、モルホリン、ピロリジ
    ン、ピペラジン、エタノールアミン、トリエタノールア
    ミン、N−メチルグルカミン、テトラメチルアンモニウ
    ムヒドロキシドおよびベンジルトリメチルアンモニウム
    ヒドロキシドとの塩から選択されていることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1
    項に記載の〔5,6〕−シス−1,3−オキサチアン誘
    導体の薬学的に許容可能な塩。 8、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼  I 〔式中、R^1およびR^2は、R^1およびR^2が
    一緒になつて炭素原子数6以上を有しないことを条件と
    して独立に水素原子、トリフルオルメチルまたは(1〜
    6C)アルキルであるか;またはR^1は、場合により
    ハロゲノ、トリフルオルメチル、シアノ、ニトロ、(1
    〜4C)アルキルおよび(1〜4C)アルコキシから独
    立に選択された1つまたは2つの置換基を有するフェニ
    ルであり、かつR^2は水素原子であり;nは1または
    2であり;mは2、3または4であり;Yはビニレンで
    あり;かつZは、カルボキシ、1(H)−テトラゾール
    −5−イルまたは式:−CO−NH・SO_2・R^3
    (式中、R^3が(1〜6C)アルキル、ベンジルまた
    はフェニルであり、但しこれらの後者2つの基が場合に
    よりハロゲノ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)ア
    ルコキシ、ニトロ、シアノまたはトリフルオルメチル置
    換基を有してもよい)の基である〕の化合物またはその
    薬学的に許容可能な塩を製造するに当り、 式II: ▲数式、化学式、表等があります▼ II 〔式中、R^1、R^2、n、m、YおよびZは前述の
    ものを表わし、かつR^4は適当な保護基である〕のフ
    ェノール誘導体を脱保護し; その後に、式 I 化合物の光学活性体が所望 される場合、前記工程を適当な出発物質の光学活性体を
    使用し実施するか、またはラセミ体を適当な光学活性塩
    基を使用し分割し;かつ 薬学的に許容可能な塩が所望される場合、 式 I の遊離酸形の化合物を、生理学的に許容可能な陽
    イオンを供与する適当な塩基と反応させることを特徴と
    する〔5,6〕−シス−1,3−オキサチアン誘導体の
    製造法。 9、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼  I 〔式中、R^1およびR^2は、R^1およびR^2が
    一緒になつて炭素原子数6以上を有しないことを条件と
    して独立に水素原子、トリフルオルメチルまたは(1〜
    6C)アルキルであるか;またはR^1は、場合により
    ハロゲノ、トリフルオルメチル、シアノ、ニトロ、(1
    〜4C)アルキルおよび(1〜4C)アルコキシから独
    立に選択された1つまたは2つの置換基を有するフェニ
    ルであり、かつR^2は水素原子であり;nは1または
    2であり;mは2,3または4であり;Yはビニレンで
    あり;かつZがカルボキシである〕の化合物またはその
    薬学的に許容可能な塩を製造するに当り、式 I の、但
    しZがアルコキシカルボニル、フェノキシカルボニル、
    ベンジルオキシカルボニル、シアノまたはカルバモイル
    により代替されている化合物を加水分解し; その後に、式 I 化合物の光学活性体が所望 される場合、前記工程を適当な出発物質の光学活性体を
    使用し実施するか、またはラセミ体を適当な光学活性塩
    基を使用し分割し;かつ薬学的に許容可能な塩が所望さ
    れる場合、 式 I の遊離酸形の化合物を、生理学的に許容可能な陽
    イオンを供与する適当な塩基と反応させることを特徴と
    する〔5,6〕−シス−1,3−オキサチアン誘導体の
    製造法。 10、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼  I 〔式中、R^1およびR^2は、R^1およびR^2が
    一緒になつて炭素原子数6以上を有しないことを条件と
    して独立に水素原子、トリフルオルメチルまたは(1〜
    6C)アルキルであるか;またはR^1は、場合により
    ハロゲノ、トリフルオルメチル、シアノ、ニトロ、(1
    〜4C)アルキルおよび(1〜4C)アルコキシから独
    立に選択された1つまたは2つの置換基を有するフェニ
    ルであり、かつR^2は水素原子であり;nは1または
    2であり;mは2、3または4であり;Yはビニレンで
    あり;かつZは、カルボキシ、1(H)−テトラゾール
    −5−イルまたは式:−CO・NH・SO_2・R^3
    (式中、R^3が(1〜6C)アルキル、ベンジルまた
    はフェニルであり、但しこれらの後者2つの基が場合に
    よりハロゲノ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)ア
    ルコキシ、ニトロ、シアノまたはトリフルオルメチル置
    換基を有してもよい)の基である〕の化合物またはその
    薬学的に許容可能な塩を製造するに当り、 式II: ▲数式、化学式、表等があります▼ II 〔式中、R^1、R^2およびnは前述のものを表わす
    〕のアルデヒドを、式IVa: R′_3P=CH・(CH_2)_m・CO_2^■M
    ^■ IVa、式IVb: ▲数式、化学式、表等があります▼ IVb、 または式IVc: R′_3P=CH・(CH_2)_m・CO・N^■・
    SO_2R^3M^■ IVc、〔式IVa、IVbまたはI
    Vc中、R′は(1〜6C)アルキルまたはアリールで
    あり、M^+は陽イオンであり、かつmおよびR^3は
    前述のものを表わす〕のウイツテイヒ試薬と反応させ;
    その後に、式 I 化合物の光学活性体が所望 される場合、前記工程を適当な出発物質の光学活性体を
    使用し実施するか、またはラセミ体を適当な光学活性塩
    基を使用し分割し;かつ 薬学的に許容可能な塩が所望される場合、 式 I の遊離酸形の化合物を、生理学的に許容可能な陽
    イオンを供与する適当な塩基と反応させることを特徴と
    する〔5,6〕−シス−1,3−オキサチアン誘導体の
    製造法。 11、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼  I 〔式中、R^1およびR^2は、R^1およびR^2が
    一緒になつて炭素原子数6以上を有しないことを条件と
    して独立に水素原子、トリフルオルメチルまたは(1〜
    6C)アルキルであるか;またはR^1は、場合により
    ハロゲノ、トリフルオルメチル、シアノ、ニトロ、(1
    〜4C)アルキルおよび(1〜4C)アルコキシから独
    立に選択された1つまたは2つの置換基を有するフェニ
    ルであり、かつR^2は水素原子であり;nは1または
    2であり;mは2、3または4であり;Yはビニレンで
    あり;かつZが1(H)−テトラゾール−5−イルであ
    る〕の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を製造す
    るに当り、 式V ▲数式、化学式、表等があります▼ V 〔式中、R^1、R^2、Y、nおよびmは前述のもの
    を表わす〕のニトリルをアジドと反応させ;その後に、
    式 I 化合物の光学活性体が所望 される場合、前記工程を適当な出発物質の光学活性体を
    使用し実施するか、またはラセミ体を適当な光学活性塩
    基を使用し分割し;かつ 薬学的に許容可能な塩が所望される場合、 式 I の遊離酸形の化合物を、生理学的に許容可能な陽
    イオンを供与する適当な塩基と反応させることを特徴と
    する〔5,6〕−シス−1,3−オキサチン誘導体の製
    造法。 12、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼  I 〔式中、R^1およびR^2は、R^1およびR^2が
    一緒になつて炭素原子数6以上を有しないことを条件と
    して独立に水素原子、トリフルオルメチルまたは(1〜
    6C)アルキルであるか;またはR^1は、場合により
    ハロゲノ、トリフルオルメチル、シアノ、ニトロ、(1
    〜4C)アルキルおよび(1〜4C)アルコキシから独
    立に選択された1つまたは2つの置換基を有するフェニ
    ルであり、かつR^2は水素原子であり;nは1または
    2であり;mは2、3または4であり;Yはビニレンで
    あり;かつZは、カルボキシ、1(H)−テトラゾール
    −5−イルまたは式:−CO・NH・SO_2・R^3
    (式中、R^3が(1〜6C)アルキル、ベンジルまた
    はフェニルであり、但しこれらの後者2つの基が場合に
    よりハロゲノ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)ア
    ルコキシ、ニトロ、シアノ、またはトリフルオルメチル
    置換基を有してもよい)の基である〕の化合物またはそ
    の薬学的に許容可能な塩と、薬学的に許容可能な希釈剤
    またはキャリヤとを一緒にして成る〔5,6〕−シス−
    1,3−オキサチアン誘導体を含有する医薬組成物。 13、式II: ▲数式、化学式、表等があります▼ II 〔式中、R^4が(1〜6C)アルキルであり;nが1
    であり;mが2または3であり;Yがシス−ビニレンで
    あり;Zがカルボキシであり:かつR^1およびR^2
    が2つとも水素原子またはメチルであるか;またはR^
    1がメチル、イソプロピル、第3ブチルまたはトリフル
    オルメチルであり、かつR^2が水素原子であり;もし
    くはR^1が、クロロ、シアノ、トリフルオルメチル、
    ニトロまたはメトキシ置換基を有するフェニルである〕
    の〔5,6〕−シス−1,3−オキサチアン誘導体また
    はその薬学的に許容可能な塩。
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