JPS62127457A - 被膜の表面処理法 - Google Patents
被膜の表面処理法Info
- Publication number
- JPS62127457A JPS62127457A JP26812385A JP26812385A JPS62127457A JP S62127457 A JPS62127457 A JP S62127457A JP 26812385 A JP26812385 A JP 26812385A JP 26812385 A JP26812385 A JP 26812385A JP S62127457 A JPS62127457 A JP S62127457A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinhole
- ceramic
- film
- cermet
- laser beam
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はガスエキスパンタ゛−，タービンやコ゛ンプレ
ソサー等の動翼や静翼に適用される耐熱耐食、耐摩耗被
膜の表面処理方法に関するもので、その他、ち密な表面
被覆層の形成が必要とされる腐食雰囲気にさらされるエ
ンジン部品（パルプ）ボイラー内機器、工具等に適用が
可能である。
ソサー等の動翼や静翼に適用される耐熱耐食、耐摩耗被
膜の表面処理方法に関するもので、その他、ち密な表面
被覆層の形成が必要とされる腐食雰囲気にさらされるエ
ンジン部品（パルプ）ボイラー内機器、工具等に適用が
可能である。
母材表面の耐高温腐食性を向上させる従来技術の方法と
しては、プラズマ、高温ガス等を用いた溶射法または物
理蒸着法によって０ｒ２０ａ ＋Ｍ−Ｃｒ−Ａ＃−Ｙ等
のセラミックス、金属の被１層を形成する方法が採用さ
れている。（ＭはＮ ｒ 。
しては、プラズマ、高温ガス等を用いた溶射法または物
理蒸着法によって０ｒ２０ａ ＋Ｍ−Ｃｒ−Ａ＃−Ｙ等
のセラミックス、金属の被１層を形成する方法が採用さ
れている。（ＭはＮ ｒ 。
ＣＤなどを意味する。）
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが第２図に図示するようにプラズマ溶射や真空蒸
着等てより形成したセラミックスやサーメット等の薄膜
ＩＫは下地金属２に達する気孔率が５％程度のピンホー
ル等の欠陥３を有することかある。従って、腐食性雰囲
気（強酸。
着等てより形成したセラミックスやサーメット等の薄膜
ＩＫは下地金属２に達する気孔率が５％程度のピンホー
ル等の欠陥３を有することかある。従って、腐食性雰囲
気（強酸。
強アルカリ）下では、腐食性物質がピンホール３に浸透
し、下地金属２を腐食することによって薄膜１がはく離
してしまい、薄膜１がはく離した部分より、腐食が広が
り最終的に薄膜１全体が脱落してしまう等の不具合があ
った。
し、下地金属２を腐食することによって薄膜１がはく離
してしまい、薄膜１がはく離した部分より、腐食が広が
り最終的に薄膜１全体が脱落してしまう等の不具合があ
った。
本発明は母材外表面に形成したセラミックスやサーメッ
ト等の被膜の表面にレーザ光線を照射し、上記被膜の表
面を溶融させることに被膜内の欠陥を消失するようにし
た被膜の表面処理法である。
ト等の被膜の表面にレーザ光線を照射し、上記被膜の表
面を溶融させることに被膜内の欠陥を消失するようにし
た被膜の表面処理法である。
母材外表面に形成したセラミックスやサーメット等の薄
膜にレーザ光線を照射すると、レーザ光線によって与え
られた熱エネルギーによって薄膜が溶融する。セラミッ
クスやサーメット等は熱伝導率が小さいため、薄膜表面
近傍（２５〜３０μｍ）が溶融しても下地金属には悪影
響を与えない。
膜にレーザ光線を照射すると、レーザ光線によって与え
られた熱エネルギーによって薄膜が溶融する。セラミッ
クスやサーメット等は熱伝導率が小さいため、薄膜表面
近傍（２５〜３０μｍ）が溶融しても下地金属には悪影
響を与えない。
溶融したセラミックスやサーメットはレーザ光線の照射
によって溶融流動し、ピンホール等の欠陥部分に達する
ことによって、欠陥をふさぎ消失する。あるいは圧縮残
留応力がある部分では溶融する前段階で、薄膜が欠陥を
ふさぐ形に変形し欠陥が消失する。
によって溶融流動し、ピンホール等の欠陥部分に達する
ことによって、欠陥をふさぎ消失する。あるいは圧縮残
留応力がある部分では溶融する前段階で、薄膜が欠陥を
ふさぐ形に変形し欠陥が消失する。
本発明に係る第１実施例について以下説明する。
本実施例では炭素鋼（８２５０）の板材（５Ｘ５０Ｘ５
０）片面に、真空蒸着法にてＴｉＮ被膜を１０μｍ形成
した。その後、同材の表面に００２レーザ光線を８００
ｗｔの強度で２回照射した。
０）片面に、真空蒸着法にてＴｉＮ被膜を１０μｍ形成
した。その後、同材の表面に００２レーザ光線を８００
ｗｔの強度で２回照射した。
次に、 ＣＯ２レーザ光線による被膜の表面処理を行な
った板材と１行なわない板材を腐食液であるＨｏｅ （
５％）液中に浸漬し、１０分間保持した。その結果、第
１表に示すようにＨＣｌ中に１０分間保持した後の１両
板材及びＨＣｌの化学分析結果（Ｆｅイオンの有無）か
らもわかるようにレーザ光線を被膜表面に照射すること
によって耐食性が向上（Ｆｅイオンの溶解がなくなる）
することが認められた。
った板材と１行なわない板材を腐食液であるＨｏｅ （
５％）液中に浸漬し、１０分間保持した。その結果、第
１表に示すようにＨＣｌ中に１０分間保持した後の１両
板材及びＨＣｌの化学分析結果（Ｆｅイオンの有無）か
らもわかるようにレーザ光線を被膜表面に照射すること
によって耐食性が向上（Ｆｅイオンの溶解がなくなる）
することが認められた。
第１表
次に本発明に係る第２実施例について第１図を参照して
説明する。
説明する。
炭素鋼（Ｓ２５Ｃ）の板材１８ （５Ｘ５０Ｘ５０）片
面に。
面に。
プラズマ溶射法によりＡＡ’ｚＯ３の薄膜１２（厚さ３
００μｍ）を形成した。
００μｍ）を形成した。
次いでプラズマ溶射を施した板材１８に、 ｃｏ２レー
ザ光線１５を照射した。照射条件を第２表に示す。具体
的には９図示省略の００２レ一ザ発生源より、Ｃ０２レ
ーザ光１５を、プラズマ溶射を施／、３ した板材Ｎに照射した。この場合の照射部１１の面積は
３×３Ｍである。図中１４は欠陥を示している。
ザ光線１５を照射した。照射条件を第２表に示す。具体
的には９図示省略の００２レ一ザ発生源より、Ｃ０２レ
ーザ光１５を、プラズマ溶射を施／、３ した板材Ｎに照射した。この場合の照射部１１の面積は
３×３Ｍである。図中１４は欠陥を示している。
上記のＣ０２レーザ光線による被膜表面処理を／ｄ
施した板材Ｎを、５％塩酸中に１０分間浸漬させた。比
較のため００２レーザ光線による処理を施していない同
形状の板材についても、５％塩酸中に１０分間浸漬させ
た。１０分間浸漬した後の各板材の重量減少量及び塩酸
中のＦｅ増加量を第３表に示す。第３表によると００２
レ一ザ光線照射被膜表面処理を施すことによって、板材
捕の重量減はなくまた塩酸中にＦｅが溶解していないこ
とから、塩酸のＡ１２０ａ薄膜への浸透がないことが認
められる。ＡＡ’ｚ０３薄膜以外にも、 Ｗｃ −ｃ。
較のため００２レーザ光線による処理を施していない同
形状の板材についても、５％塩酸中に１０分間浸漬させ
た。１０分間浸漬した後の各板材の重量減少量及び塩酸
中のＦｅ増加量を第３表に示す。第３表によると００２
レ一ザ光線照射被膜表面処理を施すことによって、板材
捕の重量減はなくまた塩酸中にＦｅが溶解していないこ
とから、塩酸のＡ１２０ａ薄膜への浸透がないことが認
められる。ＡＡ’ｚ０３薄膜以外にも、 Ｗｃ −ｃ。
及び０ｒ２０３ ＮｉＣ？のプラズマ溶射薄膜にもＣ
Ｏ２レーザ光線照射を施すことにより、塩酸中に浸漬し
た結果塩酸の浸透がなくなり、欠陥が消失した。００２
レ一ザ光線照射条件はｒ ＡｈＯ３薄膜の場合と同じ（
第２表）である。
Ｏ２レーザ光線照射を施すことにより、塩酸中に浸漬し
た結果塩酸の浸透がなくなり、欠陥が消失した。００２
レ一ザ光線照射条件はｒ ＡｈＯ３薄膜の場合と同じ（
第２表）である。
塩酸中浸漬試験条件はＡｌｚ０３薄膜の場合と同じであ
り、浸漬結果を第４表に示す。
り、浸漬結果を第４表に示す。
第２表
第３表
第４表
〔発明の効果〕
本発明の方法によって製造された薄膜は９強酸９強アル
カリ等の腐食性液体あるいは腐食性物質を含んだ蒸気内
等の、腐食性雰囲気に対する炭素鋼の耐食性を向上させ
ることから、従来上記の腐食性雰囲気中で使用されてい
た高価な耐食性材料を９本発明の方法による薄膜を施し
た安価な炭素鋼に代替でき、寿命延長及びコストダウン
の効果がある。
カリ等の腐食性液体あるいは腐食性物質を含んだ蒸気内
等の、腐食性雰囲気に対する炭素鋼の耐食性を向上させ
ることから、従来上記の腐食性雰囲気中で使用されてい
た高価な耐食性材料を９本発明の方法による薄膜を施し
た安価な炭素鋼に代替でき、寿命延長及びコストダウン
の効果がある。
第１図は本発明法によりプラズマ溶射彼膜中の欠陥をＣ
Ｏ２レーザ光線で消失させている状況を示す斜視図であ
る。第２図は、プラズマ溶射によって形成された薄膜中
の欠陥状態を示す一部破断の斜視図である。 １・・・レーザ光線の照射部、１２・・・薄膜、１３・
・板材、１４・・・欠陥、１５・ＣＯ２レーザ光線。 代理入 辰 間 暁′
Ｏ２レーザ光線で消失させている状況を示す斜視図であ
る。第２図は、プラズマ溶射によって形成された薄膜中
の欠陥状態を示す一部破断の斜視図である。 １・・・レーザ光線の照射部、１２・・・薄膜、１３・
・板材、１４・・・欠陥、１５・ＣＯ２レーザ光線。 代理入 辰 間 暁′
Claims (1)
- 母材外表面に形成された被膜をレーザ光線によって加熱
することを特徴とする被膜の表面処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26812385A JPS62127457A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 被膜の表面処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26812385A JPS62127457A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 被膜の表面処理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62127457A true JPS62127457A (ja) | 1987-06-09 |
Family
ID=17454202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26812385A Pending JPS62127457A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 被膜の表面処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62127457A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05271898A (ja) * | 1992-02-17 | 1993-10-19 | Ind Technol Res Inst | 射出成形機における噴射スクリューの表面処理方法 |
| EP2042618A1 (fr) | 2007-09-26 | 2009-04-01 | Snecma | Procédé de récupération d'éléments de turbomachine |
| CN103628019A (zh) * | 2013-11-04 | 2014-03-12 | 江苏大学 | 一种碳纤维生产设备辊轮的制备方法 |
-
1985
- 1985-11-28 JP JP26812385A patent/JPS62127457A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05271898A (ja) * | 1992-02-17 | 1993-10-19 | Ind Technol Res Inst | 射出成形機における噴射スクリューの表面処理方法 |
| EP2042618A1 (fr) | 2007-09-26 | 2009-04-01 | Snecma | Procédé de récupération d'éléments de turbomachine |
| JP2009079590A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Snecma | タービン要素の回復方法 |
| CN103628019A (zh) * | 2013-11-04 | 2014-03-12 | 江苏大学 | 一种碳纤维生产设备辊轮的制备方法 |
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