JPS62127364A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPS62127364A
JPS62127364A JP26798685A JP26798685A JPS62127364A JP S62127364 A JPS62127364 A JP S62127364A JP 26798685 A JP26798685 A JP 26798685A JP 26798685 A JP26798685 A JP 26798685A JP S62127364 A JPS62127364 A JP S62127364A
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JP
Japan
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resin
paint
acrylic
composite emulsion
silicone resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP26798685A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Anami
修一 阿南
Akira Omori
明 大森
Masao Toyama
遠山 昌夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kikusui Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Kikusui Kagaku Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明の塗料組成物は透湿性と存光沢および防水性を
特徴としているので、建築物の内外装用、特に寒冷地に
おける凍害を受けない塗料として利用される。
(従来の技術) 従来、建築物の仕上げ用の塗料には透湿性を特徴とする
しの、防水性を特徴とするもの、光沢の有るもの、無い
ものなど種々あったが透湿性と光沢を兼ね備えたものは
存在しなかった。従来の有光沢塗料にあっては、一般に
透湿性がなく、塗料を建築物に塗装した場合、室内で発
生した水蒸気が、壁の内部で凝縮し結露(壁体的結露)
として、断熱性の低下、木材の腐朽1部材の強度低ド、
カビやコケの発生等の様々な弊害を生じさせ、また、塗
膜自体の欠陥らしくは構造上の欠陥が生じて塗装の躯体
側に水が入った時には、躯体内に入った水が滞留したり
、別の原因として欠陥がない場合でも壁体的結露水が発
生し、それらの水が外部へ逃げようとして、フクレ、ハ
ガレとなって表われることがあった。特に寒冷地では凍
害となって顕著に表われた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の有光沢塗料では透湿性がないこと、これが解決し
ようとする問題点である。
従って、壁体的結露を防止し、防水性により外部からの
侵入水を防止し、万一塗膜の躯体側に水分が入った場合
にも問題が発生しない塗膜の得られるa光、R塗料をi
することにある。
(問題点を解決[ろための手段) この発明では、塗料の結合剤の主成分として、シリコー
ン樹脂とアクリル系樹脂を1・1時乳化して得られた曳
合エマルンヨノを用い、かつこのすlの顔料体積濃度(
PVC)か0〜20%であることをその手段としている
。この塗料の結合剤であるシリコーン樹脂とアクリル系
樹脂を同時乳化し、・二複合エマルションは、シリコー
ン樹脂とアクリル系樹脂を任への割合で配合し、同時乳
化してi′、)られるものである。特に、シリコーン樹
脂とアクリル系樹脂の比が2:l−1:2の範囲の割合
で重合して得られた複合エマルションを用いた塗料から
は耐水性が良く、水蒸気透過性(透湿性)に侵几f二塗
膜が形成される。
この複合エマルションを得るために用いられるシリコー
ン樹脂には、■環式または鎖状のジオルガノポリシロキ
サンまたは■(a)環式または鎖状のジオルガノポリシ
ロキサンおよび (b)式    R □ +SiO+ R’−COOR” (式中、Rは1価炭化水素基、R1は2価炭化水素基、
R1は水素原子、1価炭化水素基または1価カチオンで
ある)で表わされる単位を有するオルガノジアルコキシ
シランまたはジオルガノポリシロキサンを乳化剤、水の
存在下で乳化重合物を用いアクリル系樹脂には、アクリ
ル酸エステル系樹脂またはメタクリル酸エステル系樹脂
またはスチレンとアクリル系樹脂の共重合物が挙げられ
る。
また、この複合エマルションを用いて塗料化すル際のP
VCは0%〜20%くらいである。このPVC20%を
越えると塗料の乾燥後の艶が悪くなり、また防水性が低
下し、この発明の目的である透湿性、光沢、防水性のあ
る塗料が得られなくなろ。
更に、結合剤としてたこの複合エマルシぢン単独以外に
、他の合成樹脂エマルションを併用してもよいが、固形
分比において併用する合成樹脂エマルションが1/2以
下でないと、この発明の目的とする効果(光沢、透湿性
)が得られない。
この塗料に用いる顔料成分としては、酸化チタン、亜鉛
華、炭酸カルシウム、クレー、タルク、マイカ、珪石粉
、ガラス扮、ホワイトカーボン、パーライト粉等が用い
られる。他に通常の水性塗料に用いられろ、造膜助剤、
防凍剤、可塑剤等の溶剤、湿潤剤0分散剤、消泡剤等の
界面活性剤、および増粘剤、防腐剤、防黴剤などを適宜
使用する。
(作 用) この発明の塗料組成物は結合剤に、シリコーン樹脂とア
クリル系樹脂を同時乳化して得られrこ複合エマルショ
ンを使用しrこことにより、透湿性。
光沢、防水性のある塗膜を形成することかできる。
(実施例) 以下、実施例と比較例によってこの発明を説明する。
実施例1ではシリコーン樹脂とアクリル系+M脂を同時
乳化してjIIられた複合エマルションであるトーμ・
・シリコーン宅上製のシリコーンエマルンヨ714Fノ
ブル 3884へ (固形分10%)を結合剤として用
いその塗装−[配合は、下1記の通りである。
複合エマル7ョン        100重量部酸化チ
タン           22重量部炭酸力ルンウム
          5重量部2嘆助剤、防凍剤   
       5重量部槽帖剤           
   3玉虫部界面活性剤(アニオン、ノニオン系) 
3重量部間合水             10重量部
その池の添加剤          1重量部(PVC
15%) 尚、界面活性剤には、分散剤、湿潤剤、消泡剤を含んで
いる。
’X ’+*例2には、実施例1と同一の複合エマル7
ョンを用い他は下記の通りである。
複合エマルション       100重量部酸化チタ
ン           10重量部マイカ扮    
       3 .1重量部造膜助剤1防凍剤   
       5重重部増帖剤           
   3玉量部界而活性剤(アニオン、ノニオン系)3
!Tfm部配合水               5重
rA部その池の添加剤          1重量部(
PVC8%) 実施例3では、実施例1と同一の複合エマル7ョンとア
クリル系合成樹脂エマルノヨン(三井東王化学工業辻製
、アルマテックス E−208,固形分45%)を併用
して塗料を作成した。
この塗料配合は、下記の通りである。
複合エマル7ョン        801量lアクリル
系エマルシヨン     22重量部酸化チタン   
        311重部防凍剤、造膜助剤    
     5重量部界面活性剤(アニオン、ノニオン系
) 3重量部槽帖剤              3重
量部間合水             100重部その
他の添加剤          1重量部(PVC15
%) 実施例4では、実施例1と同一の複合エマルションと併
せて、コロイダルシリカ(日産化学工業社L Q AS
 25 、固形分25%)を結合剤に使用し塗料を作成
した。
この塗料配合は、F記の通りである。
複合エマル7ョン        907Illコロイ
グルノリ力        17重量部酸化チタン  
         30重量部防凍剤1 造膜助剤  
       5重量部?さ面活性剤(アニオ)、ノニ
オン系)  31奄部増粘i′S+         
       31屯部配合水           
   5重量部その他の添加剤          1
重重部(pvc  15%) 比較例として、比較例1では塗料のPVCを25%に決
めて実施例1の複合エマルション量を53重1部に変え
て塗料配合しだらの、比較例2では実施例1とpvcが
同じで、結合剤に従来からのシリコーン樹脂(トーμ・
シリコーン社製、サンプル 388.固形分40%)と
アクリル系合成樹脂エマルノヨン(三井東圧化学工業社
製、アルマテックス E−175,固形分45%)を混
合して固形分比でンリコーン樹nMクリル系合成樹脂エ
マルノヨンが2川になるようにして作成した。
また、比較例3には市販のエマルションペイントである
関西ペイント社製のヒニデラノクスと比較例4には水性
のシリコーン樹脂系ペイントであるトーμ・シリコーン
参上製、5E−1980を用い試験した。
これらの塗料に対する試験は、透湿度と光沢および透水
性を測定し、透湿度の測定はA S T MC−355
に基ついて、下地として3mm厚のフレキンプル仮を用
い、その上へそれぞれの塗料をスプレー塗装した後、常
温乾燥させ、光沢と透、5i度を測定した。光沢はJI
S  K  5400に堰づいて試験し、透水性はJI
S  A  6910にJJづき試験した。
試験の結果については下記の第1表に記した。
第1表 (3m/m厚のフレキシブル仮の透湿度は、1 、01
9 g/m”24hであった。)上記の結果からも解さ
れるように、この発明の塗料組成物は、光沢がありかつ
透湿性、防水性にも優れている。
(発明の効果) この発明の・資料を用1.)ろことによ−〕で、寒り1
也(こ於いてら1東、I、′を受:上rヱい塗膜を11
)ろ二とう\てこる。
また、この発明の塗t−1は、従来のセメント系y)る
いは珪酸質系の模様塗料の仕−Lげ塗料として乙、その
透湿性を保持しiコまま、光沢を得ろことが】J能とな
っ1こ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂エマルション塗料組成物中にその構成要
    素として結合剤の主成分にシリコーン樹脂とアクリル系
    樹脂を同時乳化して得られた複合エマルションを用い、
    この塗料の顔料体積濃度(PVCとも称す。)が0〜2
    0%であり、水蒸気透過性(透湿性)と光沢および防水
    性を持つことを特徴とする塗料組成物。
  2. (2)シリコーン樹脂が、環式または鎖状のジオルガノ
    ポリシロキサンであることを特徴とする塗料組成物。
  3. (3)シリコーン樹脂が、(a)環式または鎖状のジオ
    ルガノポリシロキサンおよび (b)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは1価炭化水素基、R^1は2価炭化水素基
    、R^2は水素原子、1価炭化水素基または1価カチオ
    ンである)で表わされる単位を有するオルガノジアルコ
    キシシランまたはジオルガノポリシロキサンとの乳化重
    合物であることを特徴とする塗料組成物。
  4. (4)アクリル系樹脂がアクリル酸エステル系樹脂また
    はメタクリル酸エステル系樹脂またはスチレンとアクリ
    ル系樹脂の共重合物であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第3項記載の塗料組成物。
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