JPS62126014A - ワ−ク移送装置 - Google Patents

ワ−ク移送装置

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JPS62126014A
JPS62126014A JP26287985A JP26287985A JPS62126014A JP S62126014 A JPS62126014 A JP S62126014A JP 26287985 A JP26287985 A JP 26287985A JP 26287985 A JP26287985 A JP 26287985A JP S62126014 A JPS62126014 A JP S62126014A
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JP
Japan
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chain
sprockets
sprocket
fixed driven
mounting table
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JP26287985A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yumiyama
弓山 厚
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ACE GIKEN KOGYO KK
Ace Giken Co Ltd
Original Assignee
ACE GIKEN KOGYO KK
Ace Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えばスピーカ等の各種ワークの移送に使用さ
れるワーク移送装置、更に詳しくは移送せしめるワーク
の停止位置決め作業等を非常に正確且つ好適に行うこと
ができるワーク移送装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種移送装置としては、例えば第4図に示すも
のが存在する。すなわち、この従来のものはワーク13
の載置用台14を所定ピッチにて多数取着してなる無端
状のチェーン1を、複数のスプロ欠ット15・・・に巻
架せしめて電動機4と連結した駆動用スプロケット15
aの回転駆動によって循環駆動させ、また同図(ロ)の
如くチェーン1の軌道に沿って前記載置用台14を支持
するための支持ガイド18を設けて、該載置用台14を
支持ガイド18上にてスライド移送すべく構成してなる
ものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、前記従来のワーク移送装置を例えばスピーカ
の組み立てラインに組み込んで例えばスピーカの乾燥炉
内に於けるワーク移送に使用するような場合には、該チ
ェーンlの全長寸法が長い程その乾燥作業の効率が良好
となるのであるが、該チェーン1の寸法を大きくすれば
する程下記の如き問題点が顕著になる難点を有するので
ある。
すなわち、前記従来の移送装置はチェーン1の走行及び
停止の動作制御が駆動用スプロケ・ノ)15aに連結さ
れた電動機4のオン・オフ操作により行うように構成さ
れただけのものであるために、前記チェーン1の全長が
長い場合には該チェーン1の弛みに起因して駆動用スプ
ロケット15aとチェーン1との両者に駆動開始時及び
停止時のタイムラグが生じる他、その停止時には該チェ
ーン1自体に前後方向の揺れが生じて該チェーン1の停
止位置決めに多大な誤差を生じるばかりか、載置用台1
4上のワーク13が滑りを生じる事態も発生し、該チェ
ーン1及びワーク13の移送及び停止を高精度で制御で
きない難点を有していたのである。
従うて、従来に於いては前記チェーン1及び載置用台1
4を所定ピッチにて正確に間歇移送させてその停止時に
ワーク供給装置16等から所定の載置用台14上へのワ
ーク13の供給並びに取出し作業を正確に行うことがで
きなりこととなって、該ワーク13の供給、取出しミス
が多発し、その結果ワークの移送のみならずワークの組
み立て作業に係る一連の作業工程に弊害を及ぼして、作
業効率の低下を来すという致命的な問題点を有していた
のである。
また、−個の駆動用スプロケット15aにて長寸法のチ
ェーン1全体を間歇移送させるには該駆動用スプロケッ
ト15aを動作させるための電動機4に非常に大きな負
担が生じるために、必然的に該電動機4(クラッチブレ
ーキ付)を大型のものにせねばならず、その結果該移送
装置が高価となるような問題点をも有していたのである
更に、前記従来に於いてはワーク13を載置するための
載置用台14を支持ガイド18上にてスライド移送させ
てなるために、該載置用台14の移送がその摩擦抵抗等
によってスムースに行えないばかりか、該載置用台14
の移送に要する駆動力を大きなものにせねばならず、よ
って前記電動機4の大型化の問題点が一層深刻なものに
なっていたのである。
本発明は上記の如き従来の問題点に鑑みて発明されたも
ので、その目的とするところは、チェーンの寸法が長尺
の場合においてもワークの供給、取出し作業等が確実に
行えるようにチェーン及び載置用台の間歇移送を的確に
行わせると共に、該チェーン及び載置用台の移送をスム
ースにならしめて該両者の移送に要する駆動源を小型化
ならしめる点にある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は従来の如くチェーンの全長に渡って間歇移送を
行わせた場合には該チェーンの弛み等による位置決め誤
差の発生の回避並びに駆動電動機の大型化の回避が到底
困難である点、及び支持ガイド上での載置用台のスライ
ドに起因して該載置用台のスムースな移送が困難となっ
ていた点に着目して、該チェーンの一部分のみを間歇移
送させると共に載置用台の移送手段を改良することによ
って、前記従来の問題点を解決せんとして構成されたも
のである。
すなわち、本発明の構成の要旨は、チェーン1の一部が
巻架されてなる少なくとも二個の固定従動スブロケソ)
3a、3bの夫々と該固定従動スブロケラト3a、3b
のチェーン送り方向の上流及び下流位置に夫々設けられ
たスプロケット3c、3dとの各開位置に、前記チェー
ン1と咬合してスプロケット3a、3c間及び3b、3
a間の各チェーン寸法の一方を増大する際に他方のチェ
ーン寸法を短縮させるべく前記各間のチェーン寸法を増
減可能に相互に連動して移動自在の可動スプロケット7
.7aを設けて、前記上流側のスプロケット3a、 3
a間のチェーン寸法の増大及び下流側のスプロケット3
b、3a間のチェーン寸法の短縮により前記固定従動ス
プロケット3a、3b間への上流側からのチェーン送り
と固定従動スプロケット3a、3b間からの下流側への
チ5−ン送りが阻止されて該固定従動スプロケット3a
、3b間のチェーン移送が停止されるべく構成すると共
に、前記チェーン1を巻架せしめてなる全従動スプロケ
ット3.3a、3b・・・のうち少なくともいずれか一
個のスプロケットに逆転防止機能を具備させ、しかも前
記載置用台14には該載置用台14を支持ガイド18上
にて走行させるための車輪12を設けてなるにある。
(作用) 従って、上記構成を特徴とする移送装置に於いては、チ
ェーン1を循環駆動させた状態に於いて一方の可動スプ
ロケット7を動作させることにより上流側のスプロケッ
ト3a、3c間のチェーン寸法を増大せしめ、これと同
時に他方の可動スプロケット7aを動作させて下流側の
スプロケット3b、3a間のチェーン寸法を短縮させる
ことにより、前記固定従動スプロケッ1−3a、3b間
のチェーン移送を停止させることができ、また前記可動
スプロケット7.7aを停止させれば当然ながら再度固
定従動スプロケット3a、3b間のチェーン移送が再開
でき、よって本発明に於いては前記の如き可動スプロケ
ット7.7aの移動動作を反復させることにより、前記
固定従動スプロケット3a、3b間にてチェーン1の間
歇移送動作が得られるのである。
然して、前記固定従動スプロケット3a、3b間に於け
るチェーン移送の停止は前記可動スプロケット7.7a
の所定の動作の開始と同時に行われ、チェーン1の弛み
に起因するタイムラグの発生等が情無となってチェーン
停止の位置決めが正確に行えるのであるが、前記チェー
ン1を巻架してなる従動スプロケット3・・・のいずれ
かに逆転防止機能を具備させてなるために、前記チェー
ン1の停止時に該チェーン1の戻り、後退が生じて該チ
ェーン1が前後に揺れを発生することが確実に防止でき
、よって前記チェーン1の停止位置決めが一層正確なも
のとなるばかりか、載置用台14上のワーク13の滑り
による位置ずれも好適に解消されるのである。
また前記チェーン1の間歇移送は小寸法の一部分だけで
行われて該チェーン1の駆動用の電動機等は該チェーン
1を単に連続して駆動させるだけの小出力のものでよく
、更には載置用台14の移送は支持ガイド18上を車輪
12を介して走行するために、その移送走行が従来のス
ライド移送のものよりも格段スムースなものとなるので
ある。
(実施例) 以下、本発明の実施態様について図面に示した一実施例
に従って説明する。
すなわち、本実施例をスピーカの乾燥炉内に於けるスピ
ーカの移送装置として使用した一例について説明すれば
、第1図に於いて、1はスピーカの組立ライン16の側
方の乾燥炉2内に多数配設した固定従動スプロケット3
.3a、 3b・・・に巻架せしめた長尺の無端状のチ
ェーンを示し、該チェーン1は段違い状に多数並設され
た固定従動スプロケット3.3・・・により複数列に渡
って一部蛇行され、電動機4に連結された駆動用スプロ
ケフ)3cの回転駆動により循環移動自在である、3d
、3bは前記チェーン1の一部移動軌道を前記蛇行部5
よりも乾燥炉2の開閉口6の近傍位置側に突出する状態
にすべく前記駆動用スプロケット3Cのチェーン移送方
向の下流側に二個並設した固定従動スプロケットを夫々
示し、前記駆動用スプロケフ)3cの近傍側(チェーン
送りの上流側)の一方の固定従動スプロケット3aは逆
転防止機能を有するものである。7.7aは第2図に示
す如く前記各固定従動スプロケット3a、3bと前記駆
動用スプロケット3C及び前記固定従動スプロケット3
a、3bの下流側に位1決めされて設けられた他の従動
スプロケット3dとの各相互間位置にチェーン1の迂回
部A部及びB部を形成すべく該チェーンlの外面側に咬
合させて配置せしめた可動スプロケットを示し、該可動
スプロケット7.7aは同図(ロ)の如く水平状に設け
たスライド杆8に嵌装されて接続部材9にて一体的に連
結されたホルダー10.10aに夫々軸着されて、該一
方のホルダー103に取着せしめたシリンダ11の往復
駆動により前記固定従動スプロケット3a、3部間の0
部のチェーン1の移動軌跡に略平行して左右同時に往復
動自在に設けられている。
また、第3図に於いて、14は前記チェーン1の上端部
に所定間隔にて多数取着して設けられたワーク13の載
置用台を示し、該載置用台14はその本体ボディ20の
一端部に一対の支持片21.21を対面立設して該一対
の支持片21.21に車輪12.12を支軸22にて軸
着している。18は前記載置用台14の車輪12の走行
路となるべくチェーン1の移送軌道位置に沿って該チェ
ーン1の両側方に延設せしめた支持ガイドを示す。
本実施例は以上の構成よりなり、次にその使用方並びに
作用について説明すれば、先ず本実施例に於いては載置
用台14上のスピーカ13の供給、排出作業は前記チェ
ーン1の0部における軌道位置にて行うのであるが、通
常前記C部に於いても他の部分と同様に駆動用スプロケ
ット3Cの回転力によって連続してチェーン1が移送さ
れる状態にある。
然して、第2図に示す如く駆動用スプロケット3cを回
転駆動させたままの状態で、可動スプロケット7.7a
をシリンダー11の作動によりチェーン1の移送速度V
と同速度で同図二点鎖線の如く図面左方(イ方向)に同
時に移動させれば、先ず駆動用スプロケット3Cと可動
スプロケット7との相互間隔は前記駆動用スプロケット
3cにてA部に供給されるチェーン1の供給長さと同寸
法だけ太き、くなるために、前記駆動用スプロケット3
CにてA部に供給されるチェーン1は可動スプロケット
7よりも下流に何ら供給されないこととなる。尚、その
際前記一方の固定従動スプロケット3aは逆転防止機能
を有するために、前記可動スプロケット7の移動とチェ
ーン1の送りとの両者間に多少の速度誤差が生じても、
0部のチェーン1が後退するようなことは確実に防止さ
れるのである。また、その際チェーン1の駆動用スプロ
ケット3cの上流側の蛇行部5等には当然ながら該駆動
用スプロケット3cの回転によって矢印口方向に移送す
る力が作用してなるのであるが、前記B部に存在する可
動スプロケッHaも前記一方の可動スプロケット7と同
速度で左方へ移動するために、丁度該B部には前記駆動
用スプロケット3cにてA部に供給されるチェーン1の
寸法と同寸法だけの弛みが生じ、これが前記駆動用スプ
ロケット3cによって矢印口方向に継続して移送されの
である。従って、前記駆動用スプロケット3cと可動ス
プロケット7aとの間の蛇行部5を含むチェーン1の略
全体部分に於いては何らそのチェーン移送が停止されず
、′m続したチェーン移送状態が維持されるのであるが
、二個の固定従動スプロケット3a、3部間に於いては
可動スプロケット7.7aが左方へ移動を開始すると同
時にそのチェーン移送が直ちに停止され、また該固定従
動スプロケット3a、3部間のチェーン移送の停止状態
は前記可動スプロケット7.7aが左方へ移動をしてい
る間中維持されるのである。
また、前記可動スプロケット7.7aが左方に所定寸法
移動した後に停止すれば、前記A部B部及び0部に於け
るチェーン1の移送が平常通り行われるために、前記0
部は再度チェーン1の移動が行われるのである。よって
、該0部のチェーン1が移動を開始した際に於いて前記
可動スプロケット7.7aをA部及びB部にチェーン1
の弛みが発生しない程度の速度で凸方向へ後退せしめて
、その後再度該可動スプロケット7.7aを左方へ移動
させるように該可動スプロケット7.7aを動作させれ
ば、蛇行部5等に於いてチェーン1の移動状態を維持し
たままで、固定従動スプロケット3a、3部間の0部に
於いてのみ該チェーン1の所望の間歇移送状態が得られ
るのである。すなわち、具体例を挙げれば、チェーン移
送時間が10秒、チエーン停止時間が3秒の間歇移送を
行うには、駆動用スプロケット3cの回転を何ら停止さ
せることなく、可動スプロケット7.7aを3秒間左方
へ移動させた後、10秒以内に該可動スプロケット7.
7aを元の右方位置に後退させる作業を繰り返し行えば
よいのである。
従って、前記チェーン1に取着せしめてなる載置用台1
4上へのスピーカ13の供給、排出作業は、前記0部に
於ける載置用台14を可動スプロケット7.7aの左方
への移動開始により正確に位置決め停止させた状態で繰
り返し行うことができるのであるが、前記載置用台14
は支持ガイド18上を車輪12の転勤により走行すべく
設けられてなるために、該載置用台14の間歇移送が非
常にスムースに行われることとなり、前記スピーカ13
の載置用台14上への位置決め載置作業等その供給、排
出作業が組立ライン16に設けたワーク供給・排出装置
17等の機械装置にて適切に自動化できるのである。ま
た、既述の如くチェーン1の間歇移送を行う場合に於い
ても駆動用スプロケット3cは単に前記チェーン1の循
環移送を行うだけでよいために、その駆動源たる電動機
4は長寸法のチェーンlの全体を断続させるものに比し
て小出力のものでよく、更には前記載置用台14の車輪
12による走行性の改善によって該電動機4を一層小型
化できるのである。
尚、上記実施例に於いては、チェーンlが間歇移送され
る位置の一個の固定従動スプロケット3aのみに逆転防
止機能を具備させてなるが、本発明は決してこれに限定
されず、例えば蛇行部5の従動スプロケット3を逆転不
可能なものにしても何ら構わないのである。要はチェー
ン1を巻架せしめてなる全従動スプロケットのうち少な
くともいずれか一個のスプロケットに設けられておれば
よいのであって、その具体的なスプロケットの位置、個
数は問うものではなく、いずれの場合に於いてもチェー
ン停止時のチェーン後退を阻止して前後の揺れを防止で
きるのである。但し、上記実施例の如くチェーンの間歇
移送が行われる位置に配置したスプロケットを逆転不可
にすることが好ましく、更には一方のみならず双方の固
定従動スプロケット3a、3bを逆転不可にすればチェ
ーン停止位置決め精度が一層良好となる。尚、該スプロ
ケットの具体的な逆転防止手段は例えばラチェット機構
を使用したもの等が存在するが、その具体的な手段は決
して問うものでない。
また、本発明はチェーン1の間歇移送が行われる部分に
設けられる固定従動スプロケットは前記実施例の如く二
個に限定されず、例えば該二個の固定従動スプロケット
3a、3b間にチェーン1のガイド用の他の固定従動ス
プロケットを追加して設けるようなことは何ら構わない
更に、上記実施例に於いては、可動スプロケット7.7
aを相互に対面する状態に配置せしめると共に接続部材
9等にて連結してシリンダー11の作動により移動すべ
(構成してなるが、本発明は該可動スブロケッ、ドア 
、7aの具体的な配置位置や動作手段等を問うものでは
なく、要は固定従動スプロケット3a、3bの夫々とそ
の上流及び下流に設けた他のスプロケット3c、3dと
の間に夫々配置されて、一方のスプロケット3a、 3
d間のチェーン寸法が増大する際に他方のスブロケソ)
3b、3d間のチェーン寸法を短縮すべく相互に連動し
て各スプロケット間のチェーン長さを増減可能に設けら
れておればよい、また、上記実施例に於いてはスプロケ
ット3cを駆動用スプロケットにて構成してなるが、本
発明は決してこれに限定されず、該スプロケット3cは
単なる従動スプロケットで構成して駆動用スプロケット
を他の位置へ設けても何ら構わない。
更に、本発明に係る載置用台14及び支持ガイド18の
具体的な形状等も決して上記例のものに限定されず、要
は前記ワークを載置させるための載置用台14はチェー
ン1に取着されて車輪12が設けられて、チェーン1に
沿って設けられた支持ガイド18上を走行可能に構成さ
れておればよいのである。
更に、上記実施例に於いてはスピーカの乾燥用に使用さ
れる移送装置を一例として説明してなるが、本発明に係
る移送装置は決してこれに限定されず、その他の種々の
あらゆる用途に使用できるものである。
その他、本発明に係るワーク移送装置の各部の具体的な
構成は全て本発明の意図する範囲内にて設計変更自在で
ある。
(発明の効果) 軟土のように、本発明はチェーンの一部を巻架してなる
少なくとも二個の固定従動スプロケットの夫々と該固定
従動スプロケットの上流及び下流位置に夫々設けられた
スプロケットとの各間に、該各間のチェーン寸法を増減
するための二個の可動スプロケットを設けて、該可動ス
プロケットを動作せしめて上流側のスプロケ−/ )間
のチェーン寸法を増大させると共に下流側のスプロケッ
ト間のチェーン寸法を短縮させることにより前記固定従
動スプロケット間のチェーン移送を直ちに停止可能に構
成してなるために、従来のチェーンの間歇移送をコンベ
ア全体で行わせるものの如くチェーンの弛みに起因して
タイムラグが発生してチェーン停止時に多大な位置ずれ
が生じるようなことがなく、前記可動スプロケットの所
定動作を繰り返し行わせて前記固定従動スプロケット間
に於いてチェーンの長さに何ら左右されることなく常に
正確な位置決め停止が可能な間歇移送が行えることとな
り、その結果他のワーク供給装置等からのワークの受は
渡し作業が非常に正確に行えて、該ワークの受は渡しミ
ス等が好適に防止できてその作業能率を従来に比して格
段向上させることができるという格別な効果を得るに至
った。
特に、本発明はチェーンを巻架してなる従動スプロケッ
トのいずれかに逆転防止機能を具備させてなるために、
該固定従動スプロケット間に於けるチェーン停止時の後
退、前後の揺れを阻止して、そのチェーン停止時の載置
用台上のワークの滑り防止が図れる他、該載置用台の位
置決めを一層正確なものにでき、ワークの受は渡し作業
等のミス防止を徹底できるのである。
しかも、本発明は可動スプロケットを動作させることに
よりチェーンの一部を間歇移送可能に構成してなるため
に、従来の一個の駆動用スプロケットの駆動及び停止の
繰り返しにより長寸法、大重量負荷のチェーン全体を間
歇移送させていたちのの如くチェーン駆動用の電動機を
大型化せしめる必要がなくなり、また載置用台を車輪に
て走行すべく構成して従来の如く載置用台の移送時に大
きな摩擦抵抗が生じるようなことがないために、前記チ
ェーン駆動用の電動機は従来に比して小出力のものでよ
く、よって該電動機を小型化して装置コストの低減化が
図れるという大なる実益をも有するに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明に係るワーク移送装置の一実
施例を示し、第1図は全体の概略説明図、第2図(イ)
は間歇移送を行う部分の要部概略平面図、第2図(ロ)
は同断面図、第3図(イ)、(ロ)は載置用台の取付は
状態を示す断面図。 第4図(イ)、(ロ)は従来例を示す説明図。 1・・・チェーン   3c、3d・・・スプロケット
3a、3b・・・固定従動スプロケット7.7a・・・
可動スプロケット12・・・車輪13・・・ワーク  
     14・・・載置用台18・・・支持ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ワーク13を載置するための載置用台14を多数取着し
    てなる無端状のチェーン1を循環駆動可能に複数のスプ
    ロケット3・・・に巻架せしめ、且つ該チェーン1の循
    環駆動により移送される載置用台14の移送支持を行う
    ための支持ガイド18を前記チェーン1の軌道位置に沿
    って設けてなるワーク移送装置に於いて、前記チェーン
    1の一部が巻架されてなる少なくとも二個の固定従動ス
    プロケット3a、3bの夫々と該固定従動スプロケット
    3a、3bのチェーン送り方向の上流及び下流位置に夫
    々設けられたスプロケット3c、3dとの各間位置に、
    前記チェーン1と咬合してスプロケット3a、3c間及
    び3b、3d間の各チェーン寸法の一方を増大する際に
    他方のチェーン寸法を短縮させるべく前記各間のチェー
    ン寸法を増減可能に相互に連動して移動自在の可動スプ
    ロケット7、7aを設けて、前記上流側のスプロケット
    3a、3c間のチェーン寸法の増大及び下流側のスプロ
    ケット3b、3d間のチェーン寸法の短縮により前記固
    定従動スプロケット3a、3b間への上流側からのチェ
    ーン送りと固定従動スプロケット3a、3b間からの下
    流側へのチェーン送りが阻止されて該固定従動スプロケ
    ット3a、3b間のチェーン移送が停止されるべく構成
    すると共に、前記チェーン1を巻架せしめてなる全従動
    スプロケット3、3a、3b・・・のうち少なくともい
    ずれか一個のスプロケットに逆転防止機能を具備させ、
    しかも前記載置用台14には該載置用台14を支持ガイ
    ド18上にて走行させるための車輪12を設けてなるこ
    とを特徴とするワーク移送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06271038A (ja) * 1993-03-24 1994-09-27 Kawaguchi Spring Seisakusho:Kk 移送チェーンの停止機構
JP2011195302A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 World Giken Kk 搬送装置

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JPH06271038A (ja) * 1993-03-24 1994-09-27 Kawaguchi Spring Seisakusho:Kk 移送チェーンの停止機構
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