JPS62125012A - 接着テ−プ基布用ポリエステル糸 - Google Patents
接着テ−プ基布用ポリエステル糸Info
- Publication number
- JPS62125012A JPS62125012A JP60261750A JP26175085A JPS62125012A JP S62125012 A JPS62125012 A JP S62125012A JP 60261750 A JP60261750 A JP 60261750A JP 26175085 A JP26175085 A JP 26175085A JP S62125012 A JPS62125012 A JP S62125012A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- elongation
- polyester yarn
- strength
- polyester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Artificial Filaments (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、伸長性接着テープの基布として用いられる低
強度、高伸度のポリエステル糸に関するものである。
強度、高伸度のポリエステル糸に関するものである。
(従来の技術)
ポリエステル糸は9通常、 1 、000〜1 、50
0m/ minの紡糸速度で紡糸し、50〜100°C
で3〜5倍に延伸することにより製造されており1強度
4〜6g/d 、伸度30%前後の糸条として、衣料用
や産業資材用として使用されている。
0m/ minの紡糸速度で紡糸し、50〜100°C
で3〜5倍に延伸することにより製造されており1強度
4〜6g/d 、伸度30%前後の糸条として、衣料用
や産業資材用として使用されている。
ポリエステル糸の産業資材用途の1つとして接着テープ
の基布用があり1例えば、特開昭60−71735号公
報Gこは9強度が2.5g/d以上、伸度が27%以下
のポリエステル糸を接着テープ用基布の経糸として使用
することが提案されている。
の基布用があり1例えば、特開昭60−71735号公
報Gこは9強度が2.5g/d以上、伸度が27%以下
のポリエステル糸を接着テープ用基布の経糸として使用
することが提案されている。
ここで提案されているものは、引き裂き性の良好な一般
的な接着テープ用基布に関するものであるが1例えば1
体育館の床に貼るラインテープ。
的な接着テープ用基布に関するものであるが1例えば1
体育館の床に貼るラインテープ。
特殊包装用テープとしては伸長性のものが要求される。
このような伸長性接着テープの基布用としては、低強度
で、高伸度の糸条が必要とされ、この用途には、従来ポ
リノジック繊維等からなる糸条が使用されていた。
で、高伸度の糸条が必要とされ、この用途には、従来ポ
リノジック繊維等からなる糸条が使用されていた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、大量に生産され、比較的安価に供給されてい
るポリエステルを素材とした。伸長性接着テープの基布
用として用いられる低強度で、高伸度のポリエステル糸
を提供しようとするものである。
るポリエステルを素材とした。伸長性接着テープの基布
用として用いられる低強度で、高伸度のポリエステル糸
を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の要旨は、ポリエステル糸であって、極比粘度が
0.6以上1強度が1.5〜3g/d、伸度が30〜8
0%、複屈折率が0.11〜0.17.密度が1.38
〜1.39であることを特徴とする接着テープ基布用ポ
リエステル糸にある。
0.6以上1強度が1.5〜3g/d、伸度が30〜8
0%、複屈折率が0.11〜0.17.密度が1.38
〜1.39であることを特徴とする接着テープ基布用ポ
リエステル糸にある。
本発明の特性を有するポリエステル糸は、ポリエステル
を2,500〜4,000m/minの紡糸速度で溶融
紡糸して極限粘度が0.6以上の未延伸糸とし。
を2,500〜4,000m/minの紡糸速度で溶融
紡糸して極限粘度が0.6以上の未延伸糸とし。
これを延伸比1.05以上、自然延伸比以下の緊張状態
で、180〜230℃で熱処理することにより容易に得
られる。
で、180〜230℃で熱処理することにより容易に得
られる。
本発明のポリエステル糸において1強度を1.5〜3
g/d、伸度を30〜80%とすることは、伸長性接着
テープの基布用として要求される特性であり。
g/d、伸度を30〜80%とすることは、伸長性接着
テープの基布用として要求される特性であり。
これらの特性が満足されない糸条では1良好な伸長性接
着テープ基布が得られない。
着テープ基布が得られない。
複屈折率は0.11〜0.17とすることが必要であり
。
。
0.17を超えると強度が高く、伸度が低くなり、一方
、 0.11に満たないものは、上記のような方法で製
造するとき、熱処理時に収縮したり、融着による断糸が
生じたりして操業性が悪(、好ましくない。
、 0.11に満たないものは、上記のような方法で製
造するとき、熱処理時に収縮したり、融着による断糸が
生じたりして操業性が悪(、好ましくない。
また、密度は、1.38〜1.39とすることが必要で
あり、 1.39を超えると強度、伸度とも低い硬くて
脆い糸となり、一方、1.38に満たないものは伸度が
高(なりすぎて好ましくない。
あり、 1.39を超えると強度、伸度とも低い硬くて
脆い糸となり、一方、1.38に満たないものは伸度が
高(なりすぎて好ましくない。
第1図は1本発明のポリエステル糸を製造するための延
伸(緊張)熱処理装置の一例を示す概略図である。
伸(緊張)熱処理装置の一例を示す概略図である。
2.500〜4,000m/minの紡糸速度で溶融紡
糸して得られたポリエステル未延伸糸のスプール1を延
伸巻取機に装填し、ガイド2.テンサー3.フィードロ
ーラ4を通し、フィードローラ4とデリベリ−ローラ6
との間で所定の延伸倍率(緊張率)で延伸(緊張)しな
がら、熱板5により熱処理し。
糸して得られたポリエステル未延伸糸のスプール1を延
伸巻取機に装填し、ガイド2.テンサー3.フィードロ
ーラ4を通し、フィードローラ4とデリベリ−ローラ6
との間で所定の延伸倍率(緊張率)で延伸(緊張)しな
がら、熱板5により熱処理し。
パッケージ7として巻き取る。
このようにして得られた糸条を布地とし、その上にポリ
エチレンフィルム等をラミネートしてから接着剤を塗布
することにより接着テープとされる。この際、ポリエス
テル糸条に仮撚加工を施しておくとラミネート材との密
着性が増し、より高品位の接着テープが得られて好まし
い。
エチレンフィルム等をラミネートしてから接着剤を塗布
することにより接着テープとされる。この際、ポリエス
テル糸条に仮撚加工を施しておくとラミネート材との密
着性が増し、より高品位の接着テープが得られて好まし
い。
(実施例)
次に、実施例により2本発明を具体的に説明する。
極限粘度(〔η〕)は、フェノールと四塩化エタンとの
等重量混合物を溶媒として20℃で測定したものである
。
等重量混合物を溶媒として20℃で測定したものである
。
強度及び伸度は、インストロン引張試験機により、複屈
折率は、偏光顕微鏡により、密度は、密度勾配管法によ
り、それぞれ測定したものである。
折率は、偏光顕微鏡により、密度は、密度勾配管法によ
り、それぞれ測定したものである。
実施例1
〔η) 0.69のポリエチレンテレフタレートを紡糸
速度3,000m/minで溶融紡糸して得た未延伸糸
(110d/36f、自然延伸比1.45)を熱板5の
長さが90cmの第1図の延伸機に供給し、第1表に示
した条件で延伸熱処理し、糸速90m/min、巻取フ
ィード率O%で巻き取った。
速度3,000m/minで溶融紡糸して得た未延伸糸
(110d/36f、自然延伸比1.45)を熱板5の
長さが90cmの第1図の延伸機に供給し、第1表に示
した条件で延伸熱処理し、糸速90m/min、巻取フ
ィード率O%で巻き取った。
得られた糸条の特性値を第1表に示す。
第1表
患に○を付したもの力9訪鮒りで、他は比申鎧すである
。
。
上記患1の糸条を用いて平織物を製織し、それにポリエ
チレンフィルムを被せて加熱ラミネート処理し、テープ
状に切断した後、接着剤を塗布して接着テープを得た。
チレンフィルムを被せて加熱ラミネート処理し、テープ
状に切断した後、接着剤を塗布して接着テープを得た。
得られた接着テープを、上蓋を閉めた段ボール箱の合わ
せ目に貼り、長時間段ポール箱を揺すったが1合わせ目
に変化は認められなかった。
せ目に貼り、長時間段ポール箱を揺すったが1合わせ目
に変化は認められなかった。
これに対して、隘9の糸条を用いて同様な試験を行った
ところ1段ボール箱の合わせ目付近の表面の紙が破れて
しまった。
ところ1段ボール箱の合わせ目付近の表面の紙が破れて
しまった。
また、隘10の糸条を用いた接着テープを引き裂いたと
ころ、引き裂いた端面より糸がはみ出した。
ころ、引き裂いた端面より糸がはみ出した。
実施例2
実施例1と同じポリエチレンテレフタレートを第2表に
示した製糸条件で実施例1と同様にして製糸した。
示した製糸条件で実施例1と同様にして製糸した。
結果を第2表に示す。
第2表
1−に○を付したち9カ9訪鞭π、他は比較例である。
(発明の効果)
本発明によれば、大量に生産され、比較的安価に供給さ
れているポリエステルを素材とした。伸長性接着テープ
の基布用として用いられる低強度で、高伸度のポリエス
テル糸が提供される。
れているポリエステルを素材とした。伸長性接着テープ
の基布用として用いられる低強度で、高伸度のポリエス
テル糸が提供される。
また1本発明のポリエステル糸は、高配向未延伸糸を既
存の延伸機や仮撚機を利用して延伸(緊張)熱処理する
ことにより製造することができ。
存の延伸機や仮撚機を利用して延伸(緊張)熱処理する
ことにより製造することができ。
容易、かづ低コストで製造することができる。
第1図は1本発明のポリエステル糸を製造するための延
伸(緊張)熱処理装置の一例を示す概略図である。
伸(緊張)熱処理装置の一例を示す概略図である。
Claims (1)
- (1)ポリエステル糸であって、極限粘度が0.6以上
、強度が1.5〜3g/d、伸度が30〜80%、複屈
折率が0.11〜0.17、密度が1.38〜1.39
であることを特徴とする接着テープ基布用ポリエステル
糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60261750A JPS62125012A (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 接着テ−プ基布用ポリエステル糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60261750A JPS62125012A (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 接着テ−プ基布用ポリエステル糸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62125012A true JPS62125012A (ja) | 1987-06-06 |
Family
ID=17366186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60261750A Pending JPS62125012A (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 接着テ−プ基布用ポリエステル糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62125012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01104849A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-21 | Teijin Ltd | 粘着テープ用基布 |
-
1985
- 1985-11-21 JP JP60261750A patent/JPS62125012A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01104849A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-21 | Teijin Ltd | 粘着テープ用基布 |
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