JPS62124885A - バイラテラル制御の力補償方法 - Google Patents

バイラテラル制御の力補償方法

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JPS62124885A
JPS62124885A JP26156385A JP26156385A JPS62124885A JP S62124885 A JPS62124885 A JP S62124885A JP 26156385 A JP26156385 A JP 26156385A JP 26156385 A JP26156385 A JP 26156385A JP S62124885 A JPS62124885 A JP S62124885A
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JP
Japan
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force
arm
motor
slave
master
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Application number
JP26156385A
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English (en)
Inventor
穂坂 重孝
明寛 前川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、遠隔操作用マスタスレーブマニプレータシス
テムにおいて、対象物や人間への作用力をアーム駆動源
の電流を利用して検出する場合の力検出に関する。
〈従来の技術〉 マスタスレーブマニプレータシステムにおいてマスクア
ームを人間オペレータが操縦してスレーブアームを制御
する場合、尾崎、中野著ロボットの制御(5〉機械の研
究vo1.25  No、8(1973)に示すような
力帰還形と呼ばれるカフィードバック(バイラテラルサ
ーボともいう)制御方式によるものがある。これを第4
図を参照して説明すると、このシステムは、マスタアー
ム1及びスレーブアーム2と、夫々の位置検出器3゜4
と、各位置検出器3,4の出力が供給される比較器5と
、この比較器5の出力を増幅する増巾器6と、上記マス
タアーム1及びスレーブアーム2側の駆動モータ等の駆
動装置7.8と、夫々の側のトルク検出器9,10と、
各トルク検出器9゜10の出力が供給される比較器11
と、この比較器11の出力を増巾して上記マスタスレー
ブ1側の駆動装置7に与える増巾器12とを備えている
上記マスタアーム1は、手首、肘及び肩の回転あるいは
ねじりの関節を有する多関節のアームであって、この多
関節のマスタアーム1と相似形のスレーブアーム2は電
気的に結合され、オペレータによって操縦されるマスタ
アーム1の関節角度θMは位置検出器3によって電気信
号に変換され、他方、スレーブアーム2の関節角度θS
についても位置検出器4によって電気信号に変換され、
これら2つの位置検出器3,4の電気信号が比較器5の
差動入力として与えられる。
比較器5ではこれらを比較して比較出力ΔF=θM−θ
Sを発生させる。そして、この出力△Eは増巾器6を介
してスレーブアーム2側の駆動装置8を動かし、上記θ
SをθMに一致させるようにアームに作用する。
このようにして位置制御が行なわれるが、更にこれに加
えて、次のような力検出が行なわれる。
各駆動装置7,8には夫々トルク検出器9゜10が設け
られており、マスタアーム1の駆動装置7の発生するト
ルクTMはトルク検出器9によって電気信号に変換され
、また、スレーブアーム2の駆動装置8の発生するトル
クTsもトルク検出器10によって電気信号に変換され
る。ここで、この場合の検出は、モータ電流を利用して
行なうことができる。
上記2つのトルク検出器9,10の電気信号は比較器1
1の差動入力として与えられ、比較器11でそれらが比
較される。そして、比較器11の出力△T=Ts−下M
は増巾器12を介してマスタアーム1側の駆動装置7を
動かし、上記TMがTsに一致 するようにマスタアー
ム1に作用する。すムわち、マスタアーム1を操縦する
オペレータにTMをTsに一致させる向きの反力を与え
ることになる。
このように、位置のサーボ系の他にトルクのサーボ系を
設けることによって、容易にスレーブアーム2が作用し
ている力めるいは保持しているトルクをオペレータは力
感覚として感じることができ、オペレータにこのような
力感覚を感じさせながら操縦をより効果的に行なわぜる
ことができることとなる。
従って、マスタスレーブマニプレータシステムにおいて
、上述のようなスレーブあるいはマスクのトルク検出器
として駆動装置のモータ電流を利用した力検出を加味す
る方法が比較的多く使われている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、このような力帰還形のマスタスレーブマニプ
レータのバイラテラル制御において、駆動モータの電流
値から対象物や人間への作用力を検出するとき、従来の
方法ではいまだ不十分で、正確な力検出に欠ける面がお
る。
すなわち、力伝達機構には摩擦が存在するから、例えば
モータ、減速機、ワイヤー、プーリ、アーム等の摩擦力
の影響で力検出精度が悪く、前)ホしたような力感覚は
不正確となり、オペレータの操縦性を損い、これが正確
、確実な操縦を妨げることになる。
本発明は、このような摩擦力の影響による問題に鑑みて
なされたもので、摩擦力の影響を補償して正確な力検出
を可能とするバイラテラル制御の力補償方法を提供する
ことを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本発明に係るバイラテラル制
御の力補償方法は、力帰還形のマスタスレーブマニプレ
ータのバイラテラル制御において、アーム駆動用のモー
タの電流値から対象物や人間への作用力を検出するとき
、検出した値に、アームの移動方向とモータ指令の極性
に応じて定まる力伝達機構の摩擦係数に基づいて得た所
定の係数を乗じるようにしたことを特徴とする。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のバイラテラル制御の力補償方法の一実
施例を示すもので、前記第4図のマスタスレーブマニプ
レータシステムと同様のシステムに適用した場合を示す
。従って、第4図と同様の構成部分は同一の符号が付さ
れている。
第1図に示すマスタスレーブマニプレータシステムは、
第4図の場合のものと異なり、モータ電流を利用した力
検出において、更に、力伝達機構の摩擦の影響を考慮し
て実測したい力を検出する手段をマスク及びスレーブ側
に設けである。
すなわち、マスタアーム1とスレーブアーム2の各位置
検出器3,4、比較器5、上記マスタアーム1とスレー
ブアーム2の各駆動装置7,8、各トルク検出器9,1
0、比較器11及び増巾器6.12を備えると共に、マ
スクのトルク補償器13とスレーブのトルク補償器14
を備えている。
これらは、第4図の場合のように、各トルク検出器9,
10からの検出出力をそのまま取扱うのではなく、駆動
モータの電流値から対象物や人間への作用力を検出する
場合に、検出値にアームの移動方向とモータ指令の極性
に応じて増減させるよう摩擦係数に基づいて得た所定の
係数を乗じたものを取出して比較器11に与えることに
より、力伝達機構の摩擦力の影響を補償するものである
次に、第2図及び第3図をも参照して更に補償動作につ
いて説明する。
第1図において、位置の制御については第4図の場合と
同じでおるが、マスタアーム1側の位置検出器3から得
られるマスタアーム1の移動方向に関する情報はトルク
補償器13にも与えられる。
一方、スレーブアーム2側の位置検出器4からのスレー
ブアーム2の移動方向に関する情報はトルク補償器14
にも与えられ、更にこれには比較器5からスレーブアー
ム2側の駆動装置8に与えられるモータ指令ΔFも供給
される。なあ、マスクのトルク補償器13に対するモー
タ指令△Tについては、比較器11から供給される。
マスクのトルク補償器13は、トルク検出器9の出力T
Mに対して、次の演算を行ない、トルク信号LMを出力
する。
すなわち、μP、μPを後述する摩擦係数として、 モータ指令Δ下とマスタアーム移動方向(0M)が同じ
ときは、 しM=TM/(1+μP) モータ指令へTとマスタアーム移動方向(0M)が異な
るときは、 LM=TM(1+μR) を出力し、これを比較器11に加える。このように、モ
ータの指令の極性とアームの移動方向が同じときは、検
出した値を1/(1+μP)倍し、異なるときは、(1
千μR)倍することによって摩擦の影響を除去し、正確
な力検出を行なうようにする。
このような補償はスレーブ側についても同様でおる。す
なわち、スレーブのトルク補償器14は、トルク検出器
10の出力Tsに対して、次の演算を行ない、トルク信
号しSを出力する。
モータ指令△Eとスレーブアーム移動方向(θ8)が同
じ場合、 Ls=Ts/(1+μps) モータ指令へEとスレーブアーム移動方向くθS)が異
なる場合、 Ls=Ts(1+μ関) なお、μ円、μ円は同様に摩擦係数である。
以上のような補償を行なうが、ここでこれがいかに有効
かについて述べておく。
力伝達機構としてワイヤ及びプーリを利用したアームの
場合、摩擦力は伝達力に比例して発生する。このとき微
速移動において、モータの発生力と検出したい作業対象
や人間への作用力(負荷)及び摩擦力の関係を第2図(
a>、(b)並びに下表に示す。
第2図(a)は、モータ16の発生力によるアーム15
の微速移動の場合の動作を、また同図(b)はオペレー
タの操作力によるアーム15の微速移動の場合の動作を
説明するための簡略図で、いずれもワイヤーロール17
、ギヤ18を介在させである。また、上表は夫々の場合
にあけるモータの発生力、摩擦力、オペレータの操作力
、微速移動の条件式、実測したい力、モータ電流による
検出力並びに条件式よりの補償式の導出を示している。
第2図(a)、(b)及び上表より、作業対象や人間の
操作力が負荷となってモータ160指令と同方向へアー
ム15が回転する場合は、T1>11 (1+μP)が
成り立つ。
また、作業対象や人間の操作力でモータ16の指令と反
対方向へアーム15が回転する場合は、T2<12/(
1+μR)が成り立つ。
ただし、μPはモータ側から入力する時の力伝達手段の
摩擦係数、μPはアーム側から入力する時の摩擦係数で
ある。
この2つの式を図示したのが第3図でおり、図中点を付
した部分はモータ発生力と負荷がバランスする領域を示
す。
そして、摩擦が零の場合(μR=μp=o)では、この
領域は直線になる。また、μPがμPに近づくと、この
領域はこの直線に関して対称になる。
上記実施例方法によれば、力帰還形のマスタスレーブマ
ニプレータのバイラテラル制御において、駆動モータの
電流値から対象物や人間への作用力を検出するとき、検
出した値をアームの移動方向とモータ指令の原性から1
/(1+μp)Sるいは(1+μR)倍するなどして、
容易に力伝達機構の摩擦力の影響を補償することができ
る。従来のように検出値をそのまま扱うのではなく、モ
ータの指令の極性とアームの移動方向に応じて、同じと
きは検出した値を1/(1+摩擦係数)倍、異なるとき
は(1+摩擦係数)倍して摩擦の影響を除去することが
できるから、力検出精度が悪くて力感覚が不正確となり
オペレータの操縦性を損うことはない。
この補償法は、アームが微速で移動している場合に、摩
擦の影響を取除くことができるのは先に述べた通りであ
る。静止や成る速度以上で移動する場合は、一般には適
用できないと考えられるが、静止している場合はスレー
ブ側では第2図(a)に示す動作、マスクでは第2図(
b)に示す動作から静止に至ると仮定することによって
、本方法が適用可能である。また、成る速度以上では、
バイラテラル懇能の有効性は小さいと考えられる。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明のバイラテラル制御の力補償方法
によれば、力伝達機の摩擦力影響を除去して正確な力検
出を行なうことができるので、力感覚を正確なものとす
ることができ、オペレータの操縦性を一層向上させ、よ
り正確、確実な操縦が可能となる等の効果を秦する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバイラテラル制御の力補償方法の一実
施例を示すブロック図、第2図(a)。 (b)はモータ発生力、負荷及び摩擦力の関係を示す説
明図、第3図はモータ発生力と負荷のバランス領域を示
す図、第4図は従来例を示すブロック図でおる。 図面中、1・・・マスタアーム、2・・・スレーブアー
ム、7,8・・・駆動装置、9,1Q・・・トルク検出
器、13.14・・・トルク補償器。 特 許 出 願 人    三菱重工業株式会社復代理
人 弁理士    光行 土部(他1名)第1図 第2図 Ca)(b) 第3図 負倫L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 力帰還形のマスタスレーブマニプレータのバイラテラル
    制御において、アーム駆動用のモータの電流値から対象
    物や人間への作用力を検出するとき、検出した値に、ア
    ームの移動方向とモータ指令の極性に応じて定まる力伝
    達機構の摩擦係数に基づいて得た所定の係数を乗じるよ
    うにしたことを特徴とするバイラテラル制御の力補償方
    法。
JP26156385A 1985-11-22 1985-11-22 バイラテラル制御の力補償方法 Pending JPS62124885A (ja)

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JPS62124885A true JPS62124885A (ja) 1987-06-06

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