JPS61151714A - 位置・力制御方式 - Google Patents

位置・力制御方式

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JPS61151714A
JPS61151714A JP28166584A JP28166584A JPS61151714A JP S61151714 A JPS61151714 A JP S61151714A JP 28166584 A JP28166584 A JP 28166584A JP 28166584 A JP28166584 A JP 28166584A JP S61151714 A JPS61151714 A JP S61151714A
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Mitsuru Shiraishi
白石 満
Fumio Tabata
文夫 田畑
Minoru Sekiguchi
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices
    • B25J13/085Force or torque sensors
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D15/00Control of mechanical force or stress; Control of mechanical pressure
    • G05D15/01Control of mechanical force or stress; Control of mechanical pressure characterised by the use of electric means

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  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロボット等のハンド駆動用アクチュエータを
位置と力の情報によって制御する位置・力制御方式に関
し、特に制御形態を容易に且つ安定に変更して、作業に
対して柔軟性のあるロボット等のアクチュエータを位置
・力制御する方式に関する。
近年、人間の行っている作業を自動化するためロボット
が開発され、更にロボットを人間の手や腕と同等な働き
に制御する技術の開発努力がなされている。
ロボットに人間の手や腕と同様な働きを行なわせること
ができれば、それだけ高度な作業が出来、極めて便利で
ある。
一般にロボットの制御はアクチュエータ(アーム)の位
置制御が基本であり、アームの先端の作業用ハンドを指
令位置に位置決めして作業を行なわせている。
このような位置の制御のみでは、柔軟性に欠けるため、
人間の腕、手と同等の働きを行なわせることは不十分で
あり、他の物体から影響を受ける作業には適応性がない
。このためアクチュエータの出す力(又は外からの反力
)を検出して、アクチュエータを制御する必要がある。
〔従来の技術〕
力を制御するものとして、従来は位置制御用のアクチュ
エータに一定の剛性を持たせ、仮想的に目標値を先にお
き、仮想目標値と現在値との間に一定の偏差を持たせる
事により、力を出力する方法が知られている。
又、ロボット自体に力検知機能がついているものでは、
検知した力を偏差に換算して、仮想目標値から引く等の
方法がとられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一方、人間の腕、手は、位置決め機能の他に、必要な力
制御機能及び触覚機能を有しているから、これら機能を
ロボットに持たせ、作業に応じて適時これら機能を働か
せる必要がある0例えば、2つの部材をはめ合せるには
、固定位置にある一方の部材に対し他方の部材をロボッ
トにより位置決めし、更に触覚機能によって正確に位置
合せした後、所定の押し付は力ではめ合せを行なう。
このような作業を行なうには、位置決め時と、位置合せ
時と、はめ合せ時とではアクチュエータの制御態様を変
更する必要がある。
しかしながら、従来の方法では、力が剛性にと位置偏差
との積で与えられるので、剛性が大きいとわずかの偏差
でも大きな力が発生してしまい、剛性はあまり太き(で
きない。一方、剛性が小さいと振動し易く、高速で駆動
できない。また、重力等の外乱に弱く、位置決め精度が
悪くなる。したがって、従来の方法では位置−力併用制
御の取り扱いが複雑であり、きめ細かな位置・力制御が
できない。
このため、従来の位置・力制御方式では、位置制御、力
制御の両方を行なうことができるものの、制御態様を変
更することが大変で且つ複雑であるという問題があった
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、位置及び力の情報に基いて容易に且つ安定制
御態様を変更して制御しうるロボットの制御方式を提供
するにある。
このため、本発明は、アクチュエータと、該アクチュエ
ータの力と位置を検出するための検出手段と、指令力と
該検出手段の検出力との差に第1の重みを付したものと
指令位置と該検出手段の検出位置との差に第2の重みを
付したものとの和によって該アクチュエータを駆動制御
する制御手段とを有し、該和を零にするように制御する
とともに、該制御手段は該第1又は第2の重みのいずれ
かを変更するに際し該指令力を該検出手段の検出力に、
該指令位置を該検出手段の検出位置に置き代えるように
したことを特徴としている。
〔作用〕
本発明では、アクチュエータに付与されている力を検出
手段によって検出し、指令力との差を得て力制御を行な
いうるように量るとともに検出手段からの現在位置と指
令位置との差を得て位置制御を可能とするとともに、こ
れらに所定の重みを付した和を基本制御量としている。
従ってこの重みを変更するだけで位置・力制御の制御態
様を変更しうるようにするとともに重みの変更に際し、
指令力を現在の検出力、指令位置を現在位置に置き代え
るようにして、モード(重み)変更時のアクチュエータ
の振動を防止するようにしてスムーズなモード変換を可
能とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例構成図であり、図中、1はロ
ボットであり、先端にハンド1aと、ハンド1aを動作
させるアーム1b、lc、ld、1eと、ベース1fを
有しており、アームlb、1csldsleがアクチュ
エータによって回動して、ハンド1aを移動するもの、
21.22は各アクチュエータの位置検出器であり、力
と位置の検出器の一部を構成し、後述するもの、3は信
号処理回路であり、位置検出器22の検出位置p及び両
検出器21.22の検出出力の差である検出力fを出力
するもの、4は計算機(第1の制御手段)であり、検出
位置p及び検出力fとからロボットの動作状態を監視す
るとともに、目標指令位置po、目標指令力fO及び第
1、第2の重みa、bを出力するもの、5は制御装置(
第2の制御手段)であり、各アクチュエータの駆動源(
モータ)の駆動電流iを、指令位置po、指令力fO1
第1、第2の重みa、b及び現在位置p、検出力fによ
って次式のyが零となる様に制御するものであり、第1
図にて後述するものである。
y−a・Δp+b・Δf      (1)但し、 Δp=pO−1(2) Δf −f O−f          13)第1図
は第2図実施例構成の要部詳細図であり、図中、第2図
で示したものと同一のものは同一の記号で示してあり、
2はアクチュエータであり、モータ20と位置検出器2
2.21とが一体で構成されており、第3図により詳述
するものである。
30は信号処理回路3の第1のカウンタであり、位置検
出器21の出力である位置パルスを計数するもの、31
は信号処理回路3の第2のカウンタであり、位置検出器
22の出力である位置パルスを計数するもの、32は差
回路であり、第1のカウンタ30の計数位置と第2のカ
ウンタ31の計数位置との差を取り、アクチュエータ2
に付与されている力fを検出するものであり、これらで
信号処理回路3を構成する。40.41.42.43は
各々計算機4の出カバソファであり、各々指令力fo、
指令位置po、重みす、aの出力のためのもの、44は
計算機4のプロセッサであり、モード変換時に各出力バ
ッファ40〜43に指令力fo、指令位置po、重みす
、aをセントするものであり、所定のプログラムによっ
て動作するものである。50は差回路であり、信号処理
回路3の差回路32からの検出力fと計算機4の出力バ
ッファ40からの指令力roとの差Δfを求めるもの(
第(3)式を実行するもの)、51は乗算回路であり、
差回路50の差(エラー)Δfと計算Ia4の出カバソ
ファ42からの重みbを乗算して出力b・Δfを発する
もの、52は差回路であり、信号処理回路3の第2のカ
ウンタ31の計数位置(現在位置)pと計算ta4の出
力バンファ41からの指令位置poとの差Δpを求める
もの(第(2)式を実行するもの)、53は乗算回路で
あり、差回路52の差(エラー)Δpと計算機4の出力
バッファ43からの重みaとを乗算して出力a・Δpを
発するもの、54は和回路であり、2つの乗算回路51
.53の出力b・Δf、a・Δpを第(1)式に従って
加算し、制御量yを出力するもの、55は制御回路であ
り、制御量yを零となるように駆動電流iを制御するも
のである。
第3図は第1図構成におけるアクチュエータの一実施例
詳細構成図であり、第3図(A)はその断面図、第3図
(B)は動作原理を説明するための要部詳細図である。
図中、23は減速機であり、周知の歯車式減速機で構成
され、モータ20の回転速度を減速してトルク(力)を
増加させるとともに位置決め分解能を向上させるために
設けられるもの、20aはモータのシャフトであり、内
部が中空で構成され、モータ20の回転軸をなすもの、
21aはスリット円板であり、周囲に光学スリットが形
成され、モータ20のシャフト20aに設けられ、シャ
ツ)20aの回転により回転するもの、21b、21C
は光学センサーであり、スリット円板21aのスリット
円周に対応して設けられ、発光素子21bの光をスリッ
ト円板21aのスリットを介し受光素子21cが受光し
て位置検知をするものであり、従って位置検出器21は
光学式の非接触ロータリエンコーダによって構成されて
いる。22aはスリット円板であり、スリット円板21
aと同一の構成を有し、減速機23の軸23aに設けら
れるもの、22b、22Cは光学センサーであり、光学
センサー21b、21Cと同一の構成を有するものであ
り、従って位置検出器22も光学式の非接触ロータリエ
ンコーダによって構成されている。24はトーションバ
ーであり、柔性部材を構成し、減速機23の軸23aと
モータ20のシャフト20aを接続し、シャフト20a
の中空部に設けられるものであり、モータ20の回転力
を減速機23の軸23aに伝達するものである。
先づ、第3図構成のアクチュエータの動作について説明
すると、モータ20の回転力はシャフト20aよりトー
ションバー24を介し減速機23の軸23aに伝達され
、出力軸2aより出力される。モータ20の回転位置は
位置検出器21により検出され、出力軸2aの回転位置
は位置検出器22によって検出される。従って、出力軸
2aの位置を検出する位置検出器22の出力でモータ2
0を位置制御すれば、正確な位置決めができる。
一方、力(トルク)は両位置検出器21.22の出力差
とトーションバー24の剛性によって定まる。従って、
出力軸2aに何等かの力が付与されるとトーションバー
24の柔性によってトーションバーがたわみ、両検出器
21.22の出力に位相差が生じるから、これによって
外力及びその大きさを検知することができる。即ち、両
検出器21.22の位置パルスを計数する第1図のカウ
ンタ30.31の計数値の差によって力検出が可能とな
る。
このようなアクチュエータ2を用いることによって、モ
ータと一体化した小型な力、位置検出器の実現が可能と
なり、またロータリエンコーダは高精度な位置検出が可
能であり、ノイズに強く信頼性も高い。柔性部材として
は、トーションバーの他に渦巻ばねを用いてもよい。
第1図及び第2図に戻り、その動作を説明する。
尚、図では1軸分を示しているが、他の軸も同様である
先づ、計算機4のプロセッサ44は出力バッファ40.
41.42.43に指令力fo、指令位置201重みb
Saをセントする。これによって制御装置5は信号処理
回路3からの現在位置p及び検出力fを得て、第1図の
構成によって第(1)式を実行し、駆動電流iを発しモ
ータ20を制御する。制御装置5の制御回路55は制御
量yが零となるように駆動電流lを制御するから、重み
a≠0、b≠0であれば指定された力で指定された位置
にモータ20を介しロボット1のアーム1b〜1eを制
御する。
このように、制御量が第(1)式の如く位置エラーΔp
とカエラーΔfに各々重み付けaSbを付した和の形式
を採っているので、位置制御のみを行なう場合には、重
みa≠0、b−oとすることによって第(1)式は、 y=a−Δp(4) となるから、位置制御のみを行ないうる。
同様に、力制御のみを行なうには、重みB m Q、b
≠0とすることによって第(1)式は、y=b・Δf(
5) となるから、力制御のみを行ないうる。
また、a≠0、b#Oとすれば、第(1)式のままであ
るから、位置−力併用制御が可能となり、重みa、bを
変更することによって容易に制御態様を変更することが
できる。
同様にして、重みa、bの値自体を変えることによって
、更に決め細かな制御態様を与えることができ、例えば
、位置−力併用制御においても、位置精度に重きをおく
場合には、重みaを大、重みbを小とし、力制御に重き
をおく場合には、重みaを小、重みbを大とすることに
より、容易にきめ細かな制御を実現できる。これは、計
算機4が現在位置pや検出力fによってロボットの動作
状態を把握しながら、適時重みa、bを変更して実行す
る。
一方、和であるy=oの時の位置p対力fの関係は第(
1)式のy=oとおいて、 Δf=−)Δp(6) 、°、 f O−f−一丁(po −p)     (
7)となる。
従って、第4図(A)に示す様にamat、b−blと
した時のy−0の状態における位置pと力fの関係は傾
き−をの直線で示され、例えば目標位置po、目標指令
力foを与えても、外力により適応制御され、直線α上
の座標(ps、f*)でy−oとなるように均衡を保つ
ことがあり、必ずしも座標(po、fo)で均衡を保た
ない。
このように指令した目標位置po、目標力fOで均衡を
保っていない状態で重みa、bを変化させると、(7)
式よりy−0の時の条件は(po、fO)を中心に傾き
の異なる直線β上に存在する。
従って重みを変化させると(ps、fr)から最適値が
直線β上の(1)2、f2)に移動するので、出力に変
動が生じ、重みの変更によるモード変化だけでアクチュ
エータが振動し、チャタリングを生じることになり、安
定な動作が保障されない。
そこで、本発明では、重みを変えてモード変換する前に
、計算機4のプロセッサ44が第2のカウンタ31の値
、即ち現在位置p1と、差回路32の現在の力f1とを
読取り、出力バッファ41.40にセットする。
これによって、前述の第(2)式、第(3)式は、6m
)=p1−p         (8)Δf = r 
t −f          (9)となり、従って第
(1)式は、 Y=a・ (pt  p)+b (fl−f)(10)
となる。
このため、第4図(B)に示す如く、重みa、bを変え
ても第(10)式よりy−0の時の条件は現在の状態で
ある(pl、f+)を中心に異なる直線β上となり、最
適値の移動がなく、チャタリングを防止できる。
このようにして重みを変化させるだけで位置・力制御の
制御態様を変更でき、しかも゛重みを変化させて制御態
様を変更してもチャタリングが生じないように制御する
ことが可能となる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第5図は本発明の他の実施例構成図であり、図中、第2
図で示したものと同一のものには同一の記号を付してあ
り、3′は検出信号処理回路であり、モータ20の位置
検出器22の出力パルスを計数するカウンタ(第1図の
31に相等)と検出電流iをデジタル値iに変換するA
−D (アナログ・デジタル)コンバータとを有するも
の、5′は制御装置であり、各アクチュエータの駆動源
(モータ)の駆動電圧Vを、指令位置po  (θ0)
、指令力fo  (io)、第1、第2の重みa、b及
び現在位置p(θ)、検出力「(i)によって°次式の
yが零となる様に制御するものであり、第6図にて後述
するものである。
y=a・Δθ+bΔt        (11)但し Δθ=00−〇              (12)
Δi =  (f o   r)/KT       
(13)尚、KTはモータ20のトルク定数である。
6は電流検出器であり、モータ20の電流値lを検出す
るためのものであり、第7図にて後述するものである。
第6図は第5図構成における制御装置5′の詳細構成図
であり、図中、第1図で示したものと同一のものは同一
の記号で示してあり、56は差回路であり、計算機4か
らの指令力(電流値)  i。
と検出力(電流) iとの差Δiをとるもの、57は差
回路であり、計算機4からの指令位置θ0と現在位置θ
との差Δθをとるものである。尚、乗算回路51.53
は計算機4からの重みす、aと差回路56.57の出力
Δi、Δθとを第(12)式、第(13)式に従って乗
算するものであり、和回路54は第(11)式に従って
制御量yを出力するものである。又、アクチュエータ2
′は、位置検出器22、モータ20、減速機23とによ
って構成される。
第7図は第5図構成における電流検出a6の説明図であ
る。
モータ20に電圧Vをかけた時の電気モデルは第7図(
A)の如(なり、ROはモータの外部抵抗であり、モー
タ20は、逆起電圧V、インダクタンスし、抵抗で表わ
せる。従ってモータ20に流れる電流iを検出するには
、第7図(B)に示す如く外部抵抗ROに印加される電
圧を検知すればよい。即ち、入力抵抗Rs sオペアン
プ60、フィードバック抵抗Rfによって構成する。
ここで、R3>>ROとすると、入力抵抗Rsに流れる
電流は外部抵抗ROに流れる電流に比べ無視できる程小
さいから、外部抵抗Roの両端電圧をオペアンプ60で
適当に増幅すれば、オペアンプ60の出力v1から外部
抵抗Roに流れる電流、ひいてはモータ20に流れる電
流を検知することができる。
第5図及び第6図に戻り、その動作について説明する。
尚、第1図、第2図と同様、図では1軸分のみ示してい
るが、他の軸も同様である。
先づ、計算機4は出カバソファに指令電流(力)io、
指令位置001重みす、aをセットする。
制御装置5′は検出信号処理回路3′からの現在位置θ
及び検出電流値iを得て、第6図の構成によって第(1
1)式を実行し、駆動電圧Vを発し、モータ20を制御
する。制御装置5′の制御回路55は制御量yが零とな
る様に駆動電圧Vを制御する。
ここで、(直流)モータ20に流れる電流iと出力トル
クTとの間には比例関係が成立し、比例定数(トルク定
数)をkTとすると、 T−kTi            (14)となる。
従ってモータ20に流れる電流iを検知すれば、モータ
の出力トルクT、l!IIち力を検出することができ、
第1図及び第2図の実施例と同様の制御が可能であり、
この場合も、重みa、bを変えることによって制御態様
を同様に変更しうる。
即ち、 a≠0、b=oの時 位置制御 a=Q、b≠Oの時 力制御 a≠01b≠0の時 両者の合成モード(剛性モード) が実現できる。
この他の実施例においても、前述の実施例と同様に重み
の変更の前に、位置指令、力指令が現在位置、現在力に
おきかえられ、チャタリングのないモード変換を可能と
する。
又、この他の実施例では、従来位置制御系で用いられた
アクチュエータの構成そのままでこれらの位置−力制御
ができ、構成が安価、コンパクトとなり、又従来から存
在するロボットを容易に高機能化できる。
実作業においては、重みを変えるだけで、部材を運ぶ時
(位置決め時)には位置制御を、係合、はめ合せ等の作
業時には位置−力併用制御を行なわしめ、且つ位置−力
制御の両者の比率も作業内容に合わせて変更でき且つ変
更時のチャタリングを防止できる。
上述の一実施例においては、検出器としてエンコーダ形
式のものを用いたが、歪ゲージ等の他の力センサによっ
てもよい。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、アクチュエータと
、該アクチュエータの力と位置を検出するための検出手
段と、指令力と該検出手段の検出力との差に第1の重み
を付したものと指令位置と該検出手段の検出位置との差
に第2の重みを付したものとの和によって該アクチュエ
ータを駆動制御する制御手段とを有し、該和を零にする
ように制御するとともに、該制御手段は該第1又は第2
の重みのいずれかを変更するに際し該指令力を該検出手
段の検出力に、該指令位置を該検出手段の検出位置に置
き代えるようにしたことを特徴としているので、重みの
変更だけで位置・力制御系の制御態様を変更でき、制御
態様の変更が容易であるという効果を奏し、ロボット等
の作業内容を高度化するとともに、重みの変更による制
御態様の変更に際して生じ易いチャタリングを防止でき
、制御態様を変更しても円滑な移行が可能となり、安定
に動作するという効果も奏する。更にその実現も容易で
あるという実用上優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例要部構成図、第2図は本発明
の一実施例全体構成図、第3図は第1図構成のアクチュ
エータの一実施例構成図、第4図は本発明の動作特性図
、第5図は本発明の他の実施例構成図、第6図は第5図
構成の要部構成図、第7図は第5図構成の電流検出器の
説明図である。 図中、1−ロボット、l B−−−−ハンド、1b〜1
e−・−・アーム、2−アクチュエータ、20−モータ
、21.22−位置検出器、4−計算機、5.5′〜・
制御装置、6−・−電流検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アクチュエータと、該アクチュエータの力と位置を検出
    するための検出手段と、指令力と該検出手段の検出力と
    の差に第1の重みを付したものと指令位置と該検出手段
    の検出位置との差に第2の重みを付したものとの和によ
    って該アクチュエータを駆動制御する制御手段とを有し
    、該和を零にするように制御するとともに、該制御手段
    は該第1又は第2の重みのいずれかを変更するに際し該
    指令力を該検出手段の検出力に、該指令位置を該検出手
    段の検出位置に置き代えるようにしたことを特徴とする
    位置・力制御方式。
JP28166584A 1984-12-25 1984-12-25 位置・力制御方式 Expired - Lifetime JPH0685137B2 (ja)

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Cited By (3)

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