JPH0443744B2 - - Google Patents

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JPH0443744B2
JPH0443744B2 JP58109171A JP10917183A JPH0443744B2 JP H0443744 B2 JPH0443744 B2 JP H0443744B2 JP 58109171 A JP58109171 A JP 58109171A JP 10917183 A JP10917183 A JP 10917183A JP H0443744 B2 JPH0443744 B2 JP H0443744B2
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JP
Japan
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robot
tool
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motion
force
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JP58109171A
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JPS603010A (ja
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Koichi Sugimoto
Hisaaki Hirabayashi
Shinichi Arai
Muneyuki Sakagami
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to US06/621,717 priority patent/US4621332A/en
Priority to DE8484107013T priority patent/DE3476172D1/de
Priority to EP84107013A priority patent/EP0129245B1/en
Publication of JPS603010A publication Critical patent/JPS603010A/ja
Publication of JPH0443744B2 publication Critical patent/JPH0443744B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1628Programme controls characterised by the control loop
    • B25J9/1633Programme controls characterised by the control loop compliant, force, torque control, e.g. combined with position control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices
    • B25J13/085Force or torque sensors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕 本発明は、ロボツトを実際に作業に応用する際
に有用なロボツトのフレキシビリテイを増すよう
にしたロボツトの制御方式に関するものである。 〔発明の背景〕 ロボツトを現場の加工又は組立ラインで使用す
る場合、そのままの形で使用される例は少なく、
ロボツトの先端にあるハンド部に、あるいはアー
ム部とハンド部の間にツールを設置して初めて現
場での稼働が実現する事が多い。そのツールは、
機構的に見て、自由度が0(動かない)の場合よ
り、1,2あるいはそれ以上の場合が多い。この
傾向は、作業が複雑,高度化する程高まる傾向に
ある。また、同じ作業でも、サイズの異る対象物
を扱う時は、異なるツールと交換することも必要
である。さらに、異る作業を、ロボツトにさせる
場合は、ツール交換の必要性は、一層高まる。こ
のツール交換は、手間がかかり、生産時間、コス
トの面から見て無駄な要因である点は明白であ
り、その他に、これから派生する信頼性を保持す
るためのツールの保守、管理等、多くの問題を持
つ。 また、別の見方をすれば、ロボツトとは、従来
の自動機械が単一の部品、作業しか対象とできな
かつた点と異り、多品種の部品を扱い、異る作業
を同一の機械で可能である点に、その大きな意義
がある。このため、ロボツトが、品種、作業が変
わる度に、ツールの交換が必要であるとすると、
汎用性あるいはフレキシビリテイの面から、ロボ
ツトとしての特徴を誇示しにくい。しかし、この
ようなツール交換或いはこれと同等の事を、現在
のロボツト技術では行なわざるを得ないのが現実
であり、汎用性、フレキシビリテイが期待されて
いる程高くない所に問題がある。これに対処する
ために、ツールに汎用性を持たせることが考えら
れるが、汎用性を持つツールとは、往々にして、
機構が複雑であり、不必要な部分を含む場合が多
く、ツール交換を行なう場合より、むしろ無駄が
多くなることがある。このように、機構だけで解
決しようとすると、逆に、このフレキシビリテイ
という問題は、より難しくなるという性質を持
つ。 ここで従来より使用されているツールについて
説明する。第1図は、ロボツトの外形を示したも
のであるが、アーム部1のさらに先にツール(含
ハンド)2を設置する場合が多い。このツール2
を自由度別に分けて説明する。第2図a,bは、
1自由度のツールを示してある。第2図aに示す
ハンド3aはベース6に対して並進する。また第
2図bに示すハンド3aはベース6に対して回転
をする。ここで各ハンド3a,3bにバネ4、及
びダンパ5を加える。バネ4は、一般に知られる
ように復元力を生じ、ダンパ5は粘性力を生じ運
動の安定化に寄与する。尚、ここで必ずしも両者
を共に加える必要は無い。第3図は2自由度のツ
ールを示してあるが、ハンド3cは部材8に対し
てガイドレール7上を並進する(x軸方向)。ま
た部材8は、ベース6に対して並進する(y軸方
向)。第4図は、3自由度のツールを示してあり、
同様に、ハンド3dは部材10に対して並進し
(x軸方向)、部材10は部材11に対して並進し
(x軸方向)、また部材11はベースに対して並進
する(y軸方向)。 上記ベース6として示した所が、実際にロボツ
トに取付ける時には、第1図に示すロボツトのア
ーム部1となる。 更にRCC(遠隔中心コンプライアンス)機構に
ついて考察する。 RCC機構は、以上の所まで述べたロボツト用
ツールとして組立、はめあい作業に適する代表的
な例である。実際のRCC機構は空間機構である
が、その原理を説明するために平面機構(2自由
度)として第5図として表示した。RCC機構を
2自由度の平面機構とみなしても、原理の上か
ら、何らRCC機構の原理を損なうもので無いた
め、ここでは、RCC機構とは第5図に示す機構
として説明する。 ここでワーク9はハンド3eに把握されている
ために、ベース6に対して2自由度機構を持つ。
ベース6、部材10a、部材10c及び部材10
bより構成される平行四辺形リンク機構により、
ワーク9はベース6に対し変位が微小であれば、
並進運動を行ない。部材10c、部材10d、ハ
ンド3e及び部材10eにより構成される台形リ
ンク機構によりQ点を瞬間回転中心(遠隔中心)
として、ワーク9は変位が微小であれば回転運動
を行なう。また、これらの並進及び回転運動がは
めあいに有効となる様に、第5図のように各部材
が配置されており、そこには、各バネ4(複数)、
各ダンパ5(複数)が第5図のように配置されて
いる。 RCC機構を以上のような機構であると言い換
えることができる理由は、機能の上から両者はほ
ぼ同一であると言うことができるからである。 〔発明の目的〕 本発明の目的は上記従来技術の問題点に鑑み、
ソフトウエアの面からロボツトのフレキシビリテ
イを増加させ、ツール交換をしなくても様々な作
業を施行できる汎用性のあるロボツトの制御方式
を提供するにある。 〔発明の概要〕 即ち本発明は、ロボツトに加えられた力または
モーメントまたはその両者(F→o-1)を検出する
第1の検出手段と、該第1の検出手段によつて検
出された力またはモーメントまたはその両者であ
る力信号(F→o-1)と予め定められた力またはモ
ーメントまたはその両者の基準となる基準力信号
(F→c.o-1)との差(F→o-1−F→c,o-1の)を計算
する
第1の計算手段と、ロボツトの現在の位置または
姿勢またはその両者(x→o-1)を検出する第2の
検出手段と、該第2の検出手段によつて検出され
た現在の位置または姿勢またはその両者である第
1の位置信号(x→o-1)と予め定められた位置ま
たは姿勢またはその両者の基準となる位置信号
(x→〓,o-1)との差(x→o-1−x→〓,o-1)を計算
する第
2の計算手段と、該第2の計算手段で計算された
位置信号を線形変換して力信号(L1(x→o-1−x→〓,
o

−1)を計算する第3の計算手段と、上記第1の計
算手段で計算された力信号(F→o-1F→c,o-1)と第
3の計算手段で計算された力信号{L1(x→o-1−x→
,o−1)}との差〔(F→o-1−F→c,o-1)−L1
x→o-1−x→〓,o
−1)〕を計算する第4の計算手段と、該第4の計
算手段で計算された力信号を線形変換して第1の
速度信号{L2〔(F→o-1−F→cvo-1)−L1(x→o-1
−x→〓,o-
)〕}を計算する第5の計算手段と、前回の積分
効果信号(υ→o-1)を線形変換して第2の速度信
号(L3υ→o-1)を計算する第6の計算手段と、第
5の計算手段で計算される第1の速度信号と第6
の計算手段で計算される第2の速度信号との差
{L2〔(F→o-1−F→c,o-1)−L1(x→o-1−x→〓,
o-1
)〕−L3υ→
o−1}を次回の積分効果信号(υ→o)として計算す
る第7の計算手段とを備え付け、第7の計算手段
で計算される次回の積分効果信号を速度指令とす
ることを特徴とするロボツトの制御方式である。 また本発明は第3の計算手段における線形変換
L1が第1の対角行列〔k〕であることを特徴と
するものである。また本発明は第5の計算手段に
おける線形変換L2が第1のスカラ(△t)と第
2のスカラ(m)との比(△t/m)であることを特徴 とするものである。また本発明は第6の計算手段
における線形変換L3が、第1スカラ(△t)と
第2のスカラ(m)との比(△t/m)に第3の対角行 列を掛けた値(△t/m〔c〕)から単位行列() を減じた値となる第2の対角行列(△t/m)〔c〕 −)であることを特徴とするものである。 即ち、本発明は第1の検出手段でロボツトのハ
ンドに加わる力またはモーメント(F→o-1)を検
出し、この検出された力またはモーメント等の第
1の力信号(F→o-1)に基いて、ツールがあるか
のようにハンドを動かすようにしたことにある。
従つて本発明では、ソフト上のパラメータを変更
するだけで、そのパラメータが意味するツールを
取付けて動いているかのような運動をハンド部に
させることができる。即ち第1の対角行列
(〔k〕)と、第3の対角行列(〔c〕)と、第2の
スカラ(m)を作業に応じて定義させればよく、また
第1のスカラ(△t)はサンプリングタイムに応
じて定義させればよい。更にロボツトの応答性は
第2のスカラ(m)と第3の対角行列(〔c〕)とによ
つて調整でき、またロボツトの制御の安定性は第
2のスカラ(m)と第1の対角行列(〔k〕)と、第3
の対角行列(〔c〕)とによつて調整できるもので
ある。 なお、上記第1の検出手段はロボツトになくて
もよいことは明らかである。 〔発明の実施例〕 以下本発明を図に示す実施例に基いて具体的に
説明する。即ち全体構成は、第6図に示すように
例えばベース上を垂直軸まわりに旋回する旋回台
12aと、該旋回台12a上を水平軸を中心に回
転する上腕12bと、該上腕12bの先に回転自
在に連結された前腕12cと、該前腕12cの先
端に図示の如く3自由度でもつて回転出来るよう
に構成された手首12dとを有する関節形ロボツ
ト12であつて、この関節形ロボツト12の手首
12dの先に力センサ13を取付け、この力セン
サ13によりロボツトに加えられる力を検出し、
またロボツト12の各腕部材12a,12b,1
2c,12dの各々を駆動するモータM等に連結
されたエンコーダPE等からロボツトの現在位置
を検出するようになつている。なおモータMには
各腕部材の回転速度を検出できるようにタコジエ
ネTG等が連結されている。またロボツトの手首
12dに対象物との距離を検出する近接センサ等
を取付けてもよい。 このようにしてロボツトの位置θ→,力F→V等を
マイコンで構成された制御装置15に取込み、更
に位置x→〓,力F→c等の指令値を操作卓43等から制
御装置15に入力して与えられる。即ち制御装置
15は第6図に示す如く、マイクロプロセツサ3
7と、RAM38と、ROM39と、演算部40
と、操作卓43に接続するインターフエース回路
(I/F)41と、D/A変換回路35と、エン
コーダPEからの出力を計数するカウンタ34と、
アンプ18から出力されるアナログ力信号をデイ
ジタル信号に変換するA/D変換回路と、それら
を接続するバスライン42とから構成されてい
る。 ここで位置x→〓,力F→c等の指令値は0でもよい
が、このときは、ロボツトはハンド部14に与え
られる力F→Vによつてのみ動作する。即ち受動的
な機構となる。一方ハンド部14に力に力が加わ
らず(或いはセンサ類13を取付けずに)位置x→
〓,力F→c等の指令値のみが与えられたときはその
指令値によつて動きを定められる。 いずれにしても制御装置15は、サーボアンプ
16に対し、ロボツトの関節角速度θ・の指令値を
出力し、ロボツト12を動作させる。 ここで、第6図の制御装置15をやや詳しく、
第8図に示す。 制御装置15の座標変換21は、ロボツトの各
関節のエンコーダPEからの信号をカウンタ34
で計数して現在位置θ→を受け、関節角度θ→/ハン
ド系の直交座標x→なる座標変換を行なう。実際に
はマイクロプロセツサ37からの指令で演算部4
0が行う。またロボツトに加わる外力F→aを、力
センサ13が検出し、力センサ13を構成してい
る歪ゲージの電圧F→Vとして、制御装置15は、
A/D変換回路36を介して取込む。力算出部2
0は、F→V,x→を取込み、まず歪ゲージの電圧F→V
を歪/力の変換マトリツクス等により力に変換す
る。実際には、マイクロプロセツサ37からの指
令で演算部40が行う。次にハンド14及びハン
ドが把持する物の重量が大きい場合には、ハンド
の姿勢によつて力センサ13に与える値が異る。
このため、ハンド14の姿勢をx→より算出し、こ
れによる影響を取り除き、実際にロボツトに加つ
た力F→a推定する。こうして推定された値がF→で
あり、制御主要部22に与えられる。制御主要部
22によつて、ハンド14が動作すべき速度υ→は
ハンドに固定された座標系での値であるので、こ
れを座標変換23によつて、ベースの座標系での
速度υ→0に変換する。 この後、直交座標系での速度υ→0から、関節角
度算出部24によつてロボツト各軸が取るべき、
角速度θ・が出力される。ただしθ・=J-1υ0(ここに
J-1は逆ヤコビアン行列と呼ばれ、その要素はロ
ボツトの各関節角度θ→の関数である。)これに基
づき、サーボアンプ25が作動し、ロボツトの各
関節用のモータが動作する。 制御主要部22には、上記のロボツトからの力
F→、ロボツトの位置x→以外に、力,位置の指令値
F→c,x→〓が入力され、ハンド部の速度υ→が出力

れる。 この制御主要部22の信号処理が、本発明の原
理をなすもので、第9図と下記の式を用いて、概
要の項で述べた内容(即ちツール代替機能)が、
制御主要部22によつて如何に実現されるか説明
する。 ところで第2図aで示した1自由度のツールの
モデルを数式で示すと次の(1)式の如くとなる。 mdυ/dt+Cυ+k(x−x〓)=F−Fc ……(1) ここでハンド3の質量をm、バネ4のバネ係数
とk、ダン5の粘性係数をCとし、x〓はバネのバ
ランス時の位置を示し、Fcは力の基準値である。 あるツールの運動が上記(1)式で表現されるとす
ると、(1)式は(F−Fc)なる力がツールに加えら
れたときのツールの位置、及び速度がx、及びυ
となることを示す。 ここで、υ,x,Fは時間tの関数であるが、
Fc,x〓,m,C,kも時間tの関数とすることが
できる。しかし以後は主にm,C,kは定数とし
て考える。 もしロボツトのハンドに(F−Fc)なる力を加え
たとき、ロボツトのハンドがx、及びυなる位
置、及び速度を持ち、これらの関係が上記(1)式で
表現されるならば、ロボツトのハンド14は実際
にはツールを装着していないにも拘らず、ツール
を装着したときと同様の運動をさせることができ
る。 以上が本発明の原理の説明である。 即ち前記の如くロボツトに装着させたいツール
を想定してロボツトを制御させることによつて、
そのツールをロボツトに組込んだときにするであ
ろうハンド部の動きをロボツトにさせることがで
きる。 更に上記(1)式は次の(2)式のように変形される。 υ=1/m〔(F−Fc)−k(x−x〓)−C〓〕dt ……(2) この(2)式の変形させると以下の特徴を有する。
第1の特徴は、第8図にも示してある如く、実際
にロボツトの各関節を駆動させるモータMを動作
させるときには、速度あるいは速度に相当する指
令値をサーボアンプを与えるため、速度υを計算
手段で算出することが有用だからである。第2の
特徴は、計算に微分処理が含まれず、ノイズに対
して強く、誤動作がなくなり、ロボツトのハンド
部に安定した動きをさせることができる。 ところで上記(2)式を離散値系で示すと、次の(3)
式となる。 υo=△t/mo-1i=0 〔(Fi−Fci)−k(xi−x〓i)−Cυi
……(3) ここで△tはサンプリング時間、サフイツクス
iまたはnはiまたはn番目の値である。 上記(3)式は更に次の(4)式となる。 υo=△t/m〔(Fo-1−Fc,o-1)−k(xo-1−x〓,o
-1
)〕−〔△t/mC−1〕υo-1……(4) 第3の特徴は、離散値系に変形した上記(4)式を
用いて説明できる。即ち(4)式の右辺にυo-1(nの
1つ前のυ)があり、左辺にυoがある。つまり、
n番目のロボツトのハンド部のυ(速度)を計算
手段で算出するために、1つ前のυ(速度)さえ
あればよく、毎回タコジエネTG等から実際のυ
(速度)を検出し、フイードバツクする必要が無
い。これは実際にロボツトの駆動系に取付けてあ
るタクジエネTG等の速度検出器を用いてロボツ
トのハンド部の速度を検出したい場合、同じよう
にロボツトの駆動系に取付けてあるエンコーダ
PE等の位置検出器で検出されるロボツトのハン
ド部の位置に比較して、信号の信頼度がやや低い
ことを考慮すると有用な特徴である。 勿論、(4)式においてxに関するものとしてxo-1
が唯1つしか無い事からも解かるように、x(位
置)は毎回検出する必要がある。このxがロボツ
トの関節角度から算出される過程は、第6図の
θ→、第8図のθ→、x→、第9図のx→によつて示さ

る。以上のように(2)式あるいは(3)式の特徴が3点
ある。 ところで実際組立作業または加工作業を行うロ
ボツトは多自由度で構成されている。従つてロボ
ツトを制御する速度制御信号υ→oはベクトルを用
いることによつて次の(5)式の関係で表わされる。 υ→o=△t/m〔(F→o-1F→c,o-1)−〔k〕(
x→o-1−x→〓,o-1)〕−(△t/m〔C〕−I)υ
o-1……(5) ここで〔k〕,〔C〕は一般には対角行列であ
り、Iは単位行列を示す。更にベクトルは6次
元、行列は6行、6列である。(2)式をブロツク図
で示したものが第9図の制御主要部26であり、
実際に計算機で多自由度のロボツトを制御するこ
とになるので(5)式の離散値系の式が用いられるこ
とになる。 この中でm,〔k〕,〔c〕はツールを想定する
際に、決める値である。ツールを想定したなら
ば、そのツールの機構を解析し、ロボツトに動作
させる前にこれらの値をオフラインで決定してお
き、この値をそのツールに固有のデータ(定数で
あつても変数であつても良い。)として操作卓4
3等から入力して制御装置15のメモリ38にス
トツクしておく。つまり、想定したツールが複数
であれば、それに応じてストツクすべきデータも
複数となる。また(1)で示される系が安定する条件
は、常微分方程式に関する基礎理論で既知であ
る。それに基いてm,c,kを定めれば、安定さ
せたり、発散させたりすることも可能である。こ
れと同様に(2)式を離散値系に変換した(4)式で安定
させるためには、上記の条件の他に△tの値も十
分小さくする必要がある。 |△t/m|<1 ……(6) ただし、△tはサンプリングタイムであるか
ら、正値を取り、mは質量に相当する値であるか
ら、正値を取る。また安定させる目的で用いるな
らば、Cは正値とする。 以上まで所で、本発明により、ツールの動作を
ロボツトにさせる方式について述べたが、これは
主に前記(1)式中のm,C,kの決定に関するもの
である。 次に前記(1)式中の別の変数であるロボツトに加
えられる力F、この力の指令値Fc,ツール位置の
指令値x〓と、それに基づく動作について述べる。
即ちこのF,Fc,x〓の3値を指令値として用いた
場合、多くの組合せが考えられ、必要に応じてそ
れらの値を決定すればよい。ここでは具体例とし
て、以下の条件の場合について考える。 条件(a) 4mk−C2>0,C>0,m>0,x〓=0,Fc
0でFが第10図(a)に示す如くステツプ入力FS27
を取つたとき、次の(7)式の関係となる。 ただしxt=0=0,υt=0=0とする。 x=FS/k{1−ept(cos qt−p/qsinqt)}……
(7) ただしp=−C/2m,q=4mk−C2である。 この場合のロボツトの動作は第10図bに示す
如く出力28となる。FSステツプ入力27の大きさ
に比例した値に位置収束し、その時の立上り時間
や振動については、m,C,kで決まる。 条件(b) 4mk−C2>0,C>0,m>0,F=0,Fc
=0でx〓に第11図図aに示すようにステツプ入
力x〓s29を与えたとき、次に(8)式の関係となる。 ただしxt=0=0,υt=0=0とする。 x=x〓s{1−ept(cosqt−p/qsinqt)}……(8) この場合のロボツトの動作は第11図bに示す
出力30となる。 これら第10図bに示す出力28、第11図b
に示す出力30からわかるように、またこれらの
出力と、前記(1)式から推定できるように、ある条
件の下ではステツプ入力をFに与えても、x〓に与
えても、Fcに与えても、同等な出力が得られる。 これらの特徴を順次調べると、同じ出力を得る
のに、変化させる値をFにしたり、x〓にしたり、
選択することができ、必要に応じて多種多様の制
御が可能となる。 条件(c) k=0,m>0,C>0,x〓=0,Fc=0で第
12図aに示す如くFにステツプ入力FS31を与え
たとき、次の(9)式の関係となる。 ただしxt=0=0,xt=0=0とする。 υ=FS/C(1−e-c/m t) ……(9) この場合、ロボツトのハンドの速度は第12図
bに示す32のようになり、条件a,bと異り、速
度が収束する。つまり力によつて、ロボツトのハ
ンドの速度を制御することができる。 上記の如く簡単な実施例を3つ示したが、本発
明はこの他にも有用な多数の制御を実行できる可
能性を有する。 以上のように上記実施例として主に第2図aの
1自由度のツールを想定し、ロボツトにさせた場
合について、その原理や、動作例について述べ
た。 しかし、実際には、1自由度以外に多自由度の
ツールを想定することもでき、その場合は(5)式を
用いる。 ただし、この場合は、ロボツトの自由度と同じ
か、または、それより少ない自由度を持つ、ツー
ルを想定することが必要である。 ところで力センサ13は第13図、第14図、
第15図に示すように、ロボツト12の先端(手
首)12aとハンド14との間に設けられ、ハン
ド14に加えられた力f(Fz,Fx,Fy,Mz,Mx
My)を検出できるようになつている。即ち薄板
ばね13e,13f,13g,13hに歪ゲージ
が取付けられ、この歪ゲージから得られる信号に
よつてf(Fz,Fx,Fy,Mz,Mx,My)が検出で
きるようになつている。平行薄板ばね13eはブ
ロツク13aの下端とブロツク13bの上端との
間に接続され、Z方向の力Fzによつて歪むようう
に構成されている。平行薄板ばね13fはブロツ
ク13bの上端とブロツク13cの下端との間に
接続され、x方向の力Fxによつて歪むように構
成されている。十字状の薄板ばね13gはブロツ
ク13cの中央の軸とブロツク13dの内端との
間で接続され、y軸回りのモーメントMyによつ
て歪むように構成されている〓状の薄板ばね13
hはブロツク13dの内端とハンド14の上端の
軸部材との間に接続され、y方向の力Fy,x軸
回りのモーメントMx、Z軸回りのモーメントMz
によつて歪むように構成されている。即ち第15
図aに示すようにZ軸方向に力Fz、またはx軸方
向に力Fxを加えたとき、薄板ばね13e、また
は13fが歪み、この薄板ばね13eまたは13
fに貼付けた歪ゲージから力FzまたはFxの信号
が検出されるようになつている。第15図bに示
すようにy軸方向に力Fyを加えたとき、薄板ば
ね13hが歪み、この薄板ばね13hに貼付けた
歪ゲージから力Fyの信号が検出されるようにな
つている。第15図cに示すようにx軸またはz
軸回りにモーメントMxまたはMzを加えたとき、
薄板ばね13hが歪み、この薄板ばね13hに貼
付けた歪ゲージからモーメントMx、またはMz
信号が検出されるようになつている。第14図d
に示すようにy軸回りにモーメントMyを加えた
とき、薄板ばね13gが歪み、この薄板ばね13
gに貼付けた歪ゲージからモーメントMyが検出
できるようになつている。 以上説明した如く、主に式(1)〜(5)及び第9図を
用いて一つの実施例を示した。しかし(1)式を以下
の式(10)のように一般化することによつてより多く
の変形例を考えることができる。 〔M〕dυ/→/dt+〔C〕υ→+〔K〕(x→−〓
x→) =f→−〓f→ ……(10) ただしx→:位置ベクトル(直交座標系でのロボツ
トの並進位置及び回転角度) υ→:速度ベクトル(直交座標系でのロボツ
トの並進速度及び回転角速度) f→:力センサ等から検出される力信号のベ
クトル 〓x→:ソフトによる力指令値のベクトル 〓f→:ソフトによる位置指令値のベクトル 〔M〕:ツールの仮想質量を示すマトリツ
クス 〔C〕:ツールの仮想粘性係数を示すマト
リクツクス 〔K〕:ツールのバネ定係数を示すマトリ
ツクス である。 式(10)を変形すると式(11)となる。 υ→〔M〕-1∫〔(f→−〓f→)−(〔C〕υ→ +〔K〕(x→−〓x→))〕dt …(11) 〔1〕 位置帰還をエンコーダPEからのハード
PEからのハードで行い、速度帰還を演算結果
υ→を用いる場合式(10)を第15図に示す。 ここでυ→,x→の代りにsυ→,Hx→と表示したの
は、次の意味を持たせるためである。H x→:エンコーダ(ハード)からの位置帰還信号S υ→:演算結果(ソフト)による速度帰還信号つ
まり、式(11)の右辺に於いてx→はHx→即ちエン
コーダによつて検出された値を用いる。また
式(11)の右辺において、υ→はSυ→即ちハードウ
エアによつて検出された値ではなく、演算手
段によつて算出された値υ→をそのまま用い
る。これによつて、第16図に示したように
ロボツトに取付けてあるエンコーダPE(ある
いはそれに相当する位置信号を検出する機
器)からの信号を必要とし、検出信号を必要
とし、検出信号精度の悪いタコジエネTGか
らの信号をフイードバツクするのではなく算
出手段によつて算出されたυ→を用いる。 ここで第16図に於けるυ→からθ・への変換は
〔J〕-1なる行列(〔J〕はヤコビアン行列と呼ば
れる。)を用いて行なわれ、θ→からHx→への変換は
ロボツトの関節座標系から、直交座標系への座標
変換によつて行なわれる。 ここで式(11)による計算は、実際には計算機では
次の(12)式及び(13)式の如く離散値系によつて行なわ
れる。 υ→o=△t〔M〕-1 o-1 〓 〓0 〔(f→i−〓f→i)−(〔K〕(x→i−〓x→i
+〔C〕υ→i)〕……(12) ただしn=1,2,…… υ→o=△t〔M〕-1〔(f→o-1−〓f→o-1)−〔
K〕(x→o-1−〓x→o-1)〕−〔△t〔M〕-1〔C〕
−〔I〕〕υ→o-1……(13) ただしn=1,2,…… 式(12),(13)に於いて △t:サンプリング時間を示すスカラ 〔I〕:単位マトリツクス x→o:n番目の(サンプリング時間後の)x→ υ→o:n番目の(サンプリング時間後の)υ→ f→o:n番目の(サンプリング時間後の)f→ 〓x→o:n番目の(サンプリング時間後の)x→〓 〓υ→o:n番目の(サンプリング時間後の)υ→〓 〓f→o:n番目の(サンプリング時間後の)〓f→ また式(13)において初期値υ→0は別途定める必要
がある。 〔2〕 位置帰還も、速度帰還もハードによる場
合、さて式(11)を第17図のようなブロツク図と
して記載することもできる。これが第16図と
異なる点はx→,υ→の代りにHx→,Hυ→を用いたこ
とにある。 Hx→は第16図で用いたものと同じであるた
め説明を省く。 これによつてSx→の離散値系での値x→oは例え
ば(14)式で求まる。 x→=△tυ→o-1+x→o-1〓…(14) ただしn=1,2,…… 以上のように〔1〕,〔2〕,〔3〕の場合につい
て述べたが、各々次のような長所,短所を持つ。
即ち、帰還の目的からすると上記〔2〕の方式
(第17図の方式)の如く、位置も、速度も実際
に値を検出して帰還させるのがよい。しかし現在
の技術レベルから判断するとロボツトに取付けら
れた位置の検出器PEはかなり良い精度を持つが、
速度の検出器TGはそれに比べて劣る。このため
両者を折衷した〔1〕の方式(第16図の方式)
が実現的に最も優れている。 また〔3〕の方式(第18図の方式)は全く検
出器を必要としない点に特徴を有する。しかし現
状のロボツトには第6図に示す如く位置の検出器
PEも速度検出器TGも付いているのでこれを用い
ればよく、ここでの特徴はHυ→である。H υ→:タコジエネTGからの速度帰還信号 つまり、この場合、位置、及び速度の両帰還を
ハードとして実際に検出される信号を用いること
にある。即ち前記式(11)の右辺においてx→としてH
x→を用い、υ→としてHυ→を用いることにある。 〔3〕 位置帰還も、速度帰環もソフトによる場
合、式(12)を第18図のようなブロツク図で記載
することもできる。ただしSυ→については、第
16図のところで示したものと同じものであ
る。 ここの特徴はSx→である。S x→:ソフトによる位置帰還信号 つまり、ここでは位置、速度の両帰還をソフ
トによる。 またここでは式(13)に於いて初期値υ→0,x→0
別途定める必要がある。 あえて本方式(計算結果を帰還させる方式)を
用いると多少計算量が増加し、ソフトに負担がか
かると共に開ループの制御になり収れんしにくく
なる。 ところでツールは最大に6自由度を有すること
からして前記マトリツクスは6×6のマトリツク
スとなる。しかし作業に応じて例えば第2図〜第
5図に示すようにツールの自由度、寸法等が変わ
るのでそのツールに合わせて〔k〕,〔C〕,〔M〕
-1のマトリツクスの値を実験等によつて求めて次
表のように制御装置15のROM39にツールや
作業内容に対応させて各データに記憶させておく
のがよい。またツールの寸法はベクトル量に関係
するのでツールや作業内容に合せて上記ROM3
9の各テーブルに記憶させておく必要がある。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明によれば、ロボツ
トの制御によつてフレキシビリテイを持たせるこ
とが可能となり、次のような作用効果を有する。 〔1〕 ツール代替機能 この具体的目的として、必要とする動作を行な
うツールを想定し、そのツールと同等の動作をロ
ボツトにさせることができ、かつ想定するツール
を変換できることを実現することである。 従来は、逐次ツールの交換をしていたが、本発
明によれば、この交換を単なるソフト上のパラメ
ータの交換でできるようになつた。 また、同一のツールを用いてはいるが、若干特
性を変えた動作をロボツトにさせる時にも、従来
ならば、逐次ツールの一部を調整しないとできな
かつたが、本発明によればオンラインで、ツール
の特性を必要に応じてソフトの面だけで変換でき
るという便利な機能を持たせることができる。 特に本発明によればロボツトの制御によつて
RCCの機能を達成することが出来る。 〔2〕 シミユレーシヨン機能 以上の如く一貫して、本発明をツール代替機能
の面から述べてきたが、本発明によればこの他に
シミユレーシヨン機能を持たせることができる。 これは、例えば、第4図のような機構(ツール
としてではない)を設計するに際し、実際に物を
作る前にその機構の挙動を見たい時に本発明の手
法を適用して、ロボツトにその挙動を実際にさせ
ることができる効果を奏する。 〔3〕 補償機能 上記の〔1〕ルーツ代替、〔2〕シミユレーシ
ヨンの各機能は、ロボツトの精度が高い程、その
効果も高い。しかし、現実には、ロボツトはアー
ム部の弾性や減速歯車の剛性不足等による振動他
の機械的な原因または電気回路その他の原因で、
不要な振動、遅れ、等が生じている場合がある。 このような時に、ロボツトのこの振動、遅れ等
を解析して、予想できたならば、それを少くする
ための補償動作を本発明によれば逆に加えること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は関節形ロボツトの外観を示す図、第2
図a,bは各々1自由度機構を示す図、第3図は
2自由度機構を示す図、第4図は3自由度機構を
示す図、第5図はRCCの機構を示す図、第6図
は本発明のロボツトの制御方式の一実施例を示す
概略構成図、第7図は第6図に示す制御装置を具
体的に示した図、第8図は第6図に示す制御装置
を機能的に示した図、第9図は制御主要部の一実
施例を演算のフローで示した図、第10図a,b
は条件aにおけるステツプ入力とロボツトの手首
の動きとを示した図、第11図a,bは条件bに
おけるステツプ入力とロボツトの手首の動きとを
示した図、第12図a,bは条件cにおけるステ
ツプ入力とロボツトの手首の動きを示した図、第
13図はロボツトの手首とツールとの間に設置さ
れた力センサを示した図、第14図aは力センサ
の正面断面図、第14図bは第14図aの底面
部、第15図a〜dは各々力センサの動きを示し
た図、第16図は第9図と同様に制御主要部の一
実施例を演算のフローで示した図、第17図は第
16図と異なる他の実施例を演算のフローで示し
た図、第18図は更に第16図と異なる他の実施
例を演算のフローで示した図である。 12…(関節形)ロボツト、13…力センサ、
14…ハンド部、15…制御装置、16…サーボ
アンプ、17…ロボツトの駆動部、20…力算出
部、21…座標変換、22…制御主要部、23…
座標変換、24…関節角度速度算出手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端部に運動を伝達するロボツト機構と、該
    ロボツト機構を駆動するロボツトの駆動部とから
    なるロボツトの制御方法において、作業に応じた
    ツールの運動モデルをコンプライアンス機構の運
    動モデルとして設定し、該ロボツト機構の先端部
    に作用する複数成分方向の力を表わす信号と該ロ
    ボツト機構の先端部の位置、速度あるいは加速度
    を表わす信号をもとに該ツールの運動を該設定さ
    れたツールの運動モデルに基づいて計算し、該ロ
    ボツト機構の先端部が該計算されたツールの運動
    モデルと同じ運動を行なうように該ロボツト機構
    の運動モデルに基いて該ロボツトの駆動部への制
    御指令値を計算し、該駆動部が該計算結果に基づ
    いて動くように該ロボツトの駆動部を制御するこ
    とを特徴とするロボツトの制御方法。 2 該ロボツト機構の先端部の位置、速度あるい
    は加速度を表わす信号が、ロボツトの運動部の変
    位検出器から得られることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のロボツトの制御方法。 3 先端部に運動を伝達するロボツト機構と、該
    ロボツト機構を駆動するロボツトの駆動部と、該
    駆動部に制御指令値を送り該駆動部の制御をする
    手段とからなるロボツトにおいて、該制御手段
    は、作業に応じたツールの運動モデルをコンプラ
    イアンス機構の運動モデルとして設定してあり、
    該ロボツト機構の先端部に作用する複数成分方向
    の力を検出する第1の検出手段からと該ロボツト
    機構の先端部の位置、速度、あるいは加速度を検
    出する第2の検出手段からの信号をもとに、該ロ
    ボツト機構の先端部が該設定されたツールの運動
    モデルと同じ運動を行うように該ロボツト機構の
    運動モデルに基づいて該ロボツトの駆動部への制
    御指令値を計算することを特徴とするロボツト。 4 該ロボツト機構の先端部の位置、速度あるい
    は加速度を検出する該第2の検出手段が、ロボツ
    トの駆動部の変位検出器により構成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載され
    たロボツト。
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