JPS62124430A - 色濃度の測定装置及び測定方法 - Google Patents

色濃度の測定装置及び測定方法

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JPS62124430A
JPS62124430A JP26460485A JP26460485A JPS62124430A JP S62124430 A JPS62124430 A JP S62124430A JP 26460485 A JP26460485 A JP 26460485A JP 26460485 A JP26460485 A JP 26460485A JP S62124430 A JPS62124430 A JP S62124430A
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JP
Japan
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light
sheet
voltage value
explosion
measurement
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Application number
JP26460485A
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English (en)
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Joji Inatome
稲留 丈治
Akio Hatano
畑野 昭夫
Fumio Oba
大場 富美雄
Kozo Tsuchida
土田 幸造
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/255Details, e.g. use of specially adapted sources, lighting or optical systems

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  • Pathology (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)利用分野 この発明は防母区域下において、可燃性有機溶媒に分散
の着色顔料及び/又は染料塗工液が塗工されたシートの
色の光学濃度を連続測定する装置及び方法に関する。
(ロ) 従来技術及びその問題点 印刷分野において、フィルムシートに感光剤が塗工され
た色校正用のカラーフィルムが製造されている。このカ
ラーフィルムはシアン、マゼンタ、イエローおよびブラ
ックの4色を1組とし、各単色のシートを重ね合わせて
カラーを合成する写真製版の色校正用に利用される。
フイルムシートに塗工される感光剤を含む塗工液として
、インキ顔料を水だけで分散した水系、水と有機溶剤を
用いて分散した溶剤系の2種類がある。そして、この種
感光剤の塗工に際しては、空気中のちりやほこりが塗工
層の品質に悪影響を及ぼさないようにクリーンルーム内
で塗工が行なわれている。特に有機溶剤系の塗工液を使
用する場合は指定された防爆区域において、防爆構造を
備えた塗工機によって塗工される。
一方、塗工機によって塗工液が塗工されたカラーフィル
ムシートは塗工むら、特にシートの流れ方向に関しては
塗工機のギヤによるギヤマークの塗工むらシートの巾方
向に関しては塗工機ヘッドのクリヤランスの不均一性に
よる塗工むらが生じ、塗工むらを測定することは、品質
上均一な色濃度が要求されるカラーフィルムシートの色
濃度管理に必須のことである。この色濃度測定のために
、従来から光学機器が開発・使用されてきた。
しかしながら、防爆区域下でカラーフィルムシートの色
θ浸度を直接測定できるように防爆構造化された光学機
器は知られていない。特に、防爆区域下で動作中の塗工
機によって塗工された走行中のカラーフィルムシートの
色濃度を連続して実用上精度良く測定し、色濃度の管理
を厳密に行うことかで款る装置及び方法が要望されてい
た。
この発明の目的は、防爆区域下において、可燃性有機溶
媒に分散の着色顔料及び/又は染料塗工きる色濃度の測
定装置及び方法を提供することである。
kn  問題点を解決するための手段 この発明の色濃度の測定装置は、 紫外線成分除去手段tぐ備えた防爆構造で、f−)って
、紫外線成分が除去された光をシートの幅方向に投光す
る棒状の投光手段、 前記投光手段から投光され前記シートを透過した光を受
光部で受光し、この光を測定光として防振区域外へと導
く徂1定用光ファイバ、前記投光手段からの光を参照元
として前記防雪区域外へと導く参照用光ファイバ、 前記受光用元ファイバの受光部を前記シートの幅方向に
位置を変更せしめる位置変更手段、前記受光部の前記シ
ートにおける位置を検出する位置検出手段、 前記測定用光ファイバからの測定光及び前記参照用光フ
ァイバからの参照光を夫々電気信号に変換する光電変換
手段、 前記光電変換された参照電気信号及び測定電気信号中に
含まれる前記投光手段のフリッカ成分を除去するローパ
スフイnyり、 前記ローパスフィルタからの出力を増幅fる増幅手段、 前記参照電気信号、測定電気信号及び前記位置検出手段
からの位置データに基づいて、前記シートの幅方向の位
置に対する色濃度を算出する記憶・演算手段、を含む。
また、この発明の測定方法は、 光入力が無い場合に色濃度測定装置に生じる暗電圧値M
oを測定する段階、 着色塗料がω工されろ前の未塗工シートにおいて、該未
塗工シートを透過した光から得られる校正用の測定電圧
値Mc(資)と、該未塗工シートを透過する前の光から
得られる校正用の参照電圧値rLc(x)を記憶する段
階、 着色塗料が塗工されたシートにおいて、該シートを透過
した光から得られる測定電圧値Mm(x)と、該7−ト
を透過する前の光から得られる参照電圧光学濃度D(x
)を、 の式により算出する段階、を含む。
に)実施例 以下、この発明の好適な一実施例について説明する。チ
:1図はこの発明の色濃度の測定装置の全体概略ノステ
ム構成図である。第1図において一点鑓線よりA側は防
爆区域を、B側は非防爆区域を夫々示している。第1図
の防危?区域Aにおいて符号1は市販されている棒状の
白色の螢光灯で′j:T)す、この螢光灯1には防爆用
保護金具2が備えられた防爆構造となっている。さらに
螢光灯1にはフィルムシート5に含まれ及び塗工される
感光剤が紫外線によって受ける損閂、いわゆるカブリを
防止するため、40[1nm以下の波長を除去する紫外
線カットフィルム4が取付けられている。さらに、螢光
灯1の上方中央部には紫外線カットフィルム5を介して
参照用光ファイバ乙の受光部6aが取付けられている。
なお、紫外線カットフィルム5は設けずに、受光部6;
]に直接、螢光灯1からの光を受光する構成にしても良
い。前記フィルムシート6は螢光灯1の直下を一方向に
移動できるように構成され、フィルムシート乙には図示
されてない防爆構造の塗工機により塗工液が塗工される
。フィルムシート50幅は螢光灯1の長さとほぼ等しく
形成され、螢光灯1からの出射光は紫外線カットフィル
ム4により紫外線が除去され、フィルムシートろの幅方
向全体にわたって照射されるよう配置されている。
上述の螢光灯1からフィルムシート乙の幅方向全体にわ
たって照射される光は、螢光灯を50Hzの商用周波数
電源によって点灯した場合に発生する榮光灯特有の10
0Hzのフリッカ成分、螢光灯10幅方向に現われる光
量むら(ンエーデイング)、及び前記防爆用保護金具2
を光が遮光することによる光量むら、を含み、照明むら
が生じている。さらに、螢光灯1の前記商用周波数電源
の経時的な変動によってもフィルムシート乙に照射され
る前記光は変動する。
螢光灯1及び・フィルムシート乙の直下には位置変更装
置7が設けられている。この位置変更装置7は測定用光
ファイバ8の受光部8aをフィルムシート乙の幅方向に
亘って位置変更をせしめるもので、チェーン9と、チェ
ーン9に取付けられたテーブル10と、チェーン9に噛
合するピニオン11と、このピニオン11を回転させる
エアーシリンダ12とからなる。エアーシリンダ12の
移動によりピニオン11が回転し、これと共にチェーン
9が一方向に移動するに伴なってテーブル10が移動し
、同時にテーブル10に固定された受光部8aが移動す
る。位置変更装置7には、受光用光ファイバ8の受光部
8aがフィルムシート乙の幅方向に対する位置Xを検出
するためのロータリエンコーダ16が設けられ、位置X
がコード化される。
前記防爆区域A内には、さらに防爆ボックス14が配置
されている。この防爆ボックス14の内圧は低圧に保た
れ、防爆構造となっている。この防爆ボックス14内に
はCRT (Cathode Ray Tube )1
5が備えられ、このCRT15はフィルムシート乙の光
学的色濃度及びその濃度を測定したフィルムシート乙の
位q(Xを時間経過に従って表示する。
前記参照用光ファイバ6の受光部6aにより受光された
参照光、及びフィルムシート6を透過して測定用光ファ
イバ8の受光部8aにより受光された測定′yt、は夫
々参照用光ファイバ6及び測定用光ファイバ8を介して
、非防爆区域Bに設置された濃度計測部16に送られる
。また、前記ロータリエンコーダ16からの位置Xのデ
ータも濃度計測部16に与えられる。一方、濃度計測部
16はCRT15に対し前記光学的色濃度及び位置Xの
表示データを出力する。
第2図は前記濃度計6111部16の具体的な回路構成
を示している。前記参照用光ファイノ(6を通った参照
光は7リコンホトダイオード17に与えられ、ここで光
電変換された参照電気信号はプリアンプ18によって増
幅され、ローパスフィルり19ヘト送うれる。ローパス
フィルタ19は前記参照電気信号のうち約30Hz以上
の周波数成分を遮断する。ローパスフィルタ19から出
力された参照電気信号はメインアンプ20により増幅さ
れた後、アナログ/ディジタル(A/D)変換器21の
一方の入力端に与えられる。アナログ/ディジタル変換
器21はアナログ電気信号をその電圧値に比例したパル
ス数のディジタル値に変換する。
一方、前記測定用光ファイバ8を介して送られてくる測
定光は光遮断・フィルタ部22に与えられる。光遮断・
フィルタ部22にはアンバー、グリーン、ブルーの3種
類の光学フィルタと光遮断用のツヤツタとが1個の円盤
上にセットされ、ディンタル入出力用インターフェイス
60を介してステッピングモータ23により前記円盤が
回動すれることにより、一種類の光学フィルタ又は前記
シャッタが選択されて前記測定光の光路に位置するよう
になっている。前記6種類の光学フィルタを設けたのは
、フィルムシート6に塗工される4種類の色相、即ち、
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに夫々対応して
アンバー、グリーン、ブルー、グリーンの光学フィルタ
を使用し、各光学フィルタによって色濃度測定に適した
範囲の光波長を選択して透過するためである。前記光遮
断・フィルタ部22から出光された測定光は光電子増倍
管24により光電変換され、この結果出力される測定電
気信号はプリアンプ25に入力されて増幅される。プリ
アンプ25かも出力された画定電気信号&t、ローパス
フィルタ26に入力され、ここで約30Hz以上の周波
数成分は遮断される。ローパスフィルタ26からの出力
はメインアンプ27に入力される。このメインアンプ2
7にはメインアンプ27の利得を6段階にわたって変え
ることができる可変抵抗28が接続されており、前記6
種類光学フィルタのうち選択された種類の色相の光学フ
ィルタに応じた段階の利得が選択できる構成となってい
る。メインアンプ27により増幅された測定電気信号は
前記アナログ/ディジタル変換器21の他方の入力端に
入力される。
アナログ/ディジタル変換器21によってディジタル信
号に変換された前記参照電気信号及び測定電気信号はC
PU(中央処理装置)29に与えられる。また、前記ロ
ータリエンコーダ13からの位RXのデータはディジタ
ル入出力用インターフェイス30を介してCI) 02
9 K入力する。CPU29には、記憶回路、演算回路
、制御回路等が備えられ、前記参照電気信号、測定電気
信号及び位置Xのディジタル値の記憶、及び位置Xの関
数として光学的濃度の算出を行う。さらにCPU29は
、位置X及び位置Xにおけるフィルムシート乙の光学濃
度のデータを前記CRT15へ表示出力する。また、C
PU29は、操作入力に従って、前記光学フィルタ及び
シャッタを選択するために必要な回動量を前記ステッピ
ングモータ23に与えろための制御信号をディジタル入
出力用インターフェイス60を介して出力する。
次に、前述のように構成された色濃度測定装置を使用し
、可燃性有機溶媒に分散の着色顔料及び/又は染料塗工
液(以下、塗工液と称する)を塗工されたフィルムシー
ト乙の幅方向の色濃度を測定する方法について説明する
。まず、校正用の測定を行うに際し、色6°洋度測定装
置の光電子増倍管24は、その特性上、入射光が無い場
合も暗電流による出力電子、即ち暗電圧があるのでこの
値Mboを測定する。このため、ステッピングモータ2
乙に制御信号が与えられ、光遮断・フィルタ部220光
路にはシャッタがセットされ、入射光は遮断される。こ
の状態において、光電子増倍管24から出力される暗電
圧はプリアンプ25、ローパスフィルタ26、メインア
ンプ27、アナログ/ディジタル変換器21を順次介し
、ディジタルの値M c o  としてCPU29Vc
おいて記憶されろ。
なお、このとき、メインアンプ27の可変抵抗28は測
定しようとするフィルムシート乙の色相と対応する利得
に設定されている。
次に、ステッピングモータ23を駆動し、光遮断・フィ
ルタ部22の光路に測定される色相に対応する光学フィ
ルタをセットする。そして、未塗工のフィルム7−ト3
に螢光灯1から紫外線カットフィルム5及び防爆用保護
金具2を介した光を照射すると共に、エアシリンダ12
を駆動して測定用光ファイバ8の受光部8aを移動し、
フィルムシート乙におけろ位置Xを変更する。このフィ
ルムシート5を透過して測定用光ファイバ8の受光部8
aにより受光された光は校正用の測定光として光遮断・
フィルタ部22へ導かれる。そして、セットされた光学
フィルタ、光電子増倍管24をII?次介し、校正用の
測定電気信号として出力される。
第5図(A)は、光電子増倍管24から出力された校正
用の測定電気信号の電圧値とフィルムシート乙の幅方向
の位RXとの関係を示す図である。第6図人において、
防爆用金具2を備えた螢光灯1が前記校正用の測定電気
信号の電圧値に及ぼすフィルムシート6の幅方向の照明
むらを説明するため、共に図示されている。第5図人か
ら分るように、防爆用金具2に設けられている防爆カバ
ー28と同図中点線で示すように対応する位置の前記控
止用測定電気信号の電圧値は減少し、防爆金具2に基づ
(照明むらの存在を示している。さらに、螢光灯1の両
側の光景は/ニーディングにより減少し、これと対応す
る位置の前記電圧値も減少している。また、螢光灯1は
点灯中に100tlzのフリッカ成分を生じることから
、前記校正用の測定電気信号には100I−Izのフリ
ッカ成分が含まれている。
前記光電子増倍管24からの出力はプリアンプ25、ロ
ーパスフィルタ26、メインアンプ27を順次介し、ア
ナログ/ディジタル変換器21へ出力される。第5図[
Blはメインアンプ27から出力された前記電圧値と位
置Xとの関係を示す図である。第5図FB+から分るよ
うに、ローパスフィルタ26を介することにより100
)−1zのフリッカ成分は除去されると共に、校正用の
3111定電気信号の電圧値は約100倍に増幅されて
いる。
一方、参照用光ファイバ6を介した校正用の参照元はシ
リコンホトダイオード17に与えられ、ここで光電変換
されて校正用の参照電気信号として出力されろ。第4図
人)はシリコンホトダイオード17から出力された校正
用の参照電気信号の電圧値と時間との関係を示す図であ
る。第4図人において、校正用の参照電気信号の電圧値
には前記100f−Izのフリッカ成分が含まれており
、このフリッカ成分の幅は上記電圧値の平均値の±1.
5%に達する。
前記シリコンホトダイオード17からの出力はプリアン
プ18、ローパスフィルタ19、メインアンプ20を順
次介し、アナログ/ディジタル変換器21へ与えられる
。第4図[Blはメインアンプ20から出力された校正
用の参照電気信号の電圧値と時間との関係を示す図であ
る。第4図旧)から分かるように、ローパスフィルタ1
9を介することにより、フリッカ成分が除去されると共
に、電圧値は10倍に増幅されている。さらに、第4図
tB)614時間(hrs)の11定時間中の平均の電
圧値の22%だけ螢光灯1の経時的な変動が存在するこ
とを示している。
アナログ/ディンタル変換器21によって相当するディ
ジタル値に変換された前記校正用の測定電気信号及び前
記校正用の参照電気信号はCPU29に与えられる。一
方、CPU29にはロータリエンコーダ16から位置デ
ータXが与えられる。
そこで、Cl) U 29は一定間隔、この実施例では
フィルムシートろの5關間隔ごとに位置X1校正用の参
照電気信号を夫々取り込み、位置Xごとに校正用の測定
電圧値M、c(x)及び校正用の参照電圧値Rc(支)
を記憶する。
前述のように、未塗工のフィルムシート6の校正用の測
定が終了した後、塗工液が塗工されたフィルムシート5
の色濃度の実測定が行なわれろ。
この色濃度の実測定に際し、光電子増倍管24から出力
される暗電圧値Mmo を測定する。この測定は前述し
た暗電圧値M c oの測定と全く同様に行なわれ、こ
の測定結果はCPU29に記憶される。色濃度の実測定
において、塗工機が駆動され、フィルムシート3は一方
向に移動しながら塗工機により塗工液が塗工される。こ
のような連続した塗工動作状態において、移動中の塗工
液が塗工されたフィルムシート6に対し、前述の校正用
の測定と同様に色濃度測定を行う。即ち、塗工されたフ
ィルムシート6を透過した光は測定光として光遮断・フ
ィルタ部22へ導かれ、既にセットされている光学フィ
ルタ、光電子増倍管24を順次介し、測定電気信号とし
て出力される。
第5図(Alは、光電子増倍管24から出力された11
i11定電気信号の電圧値と位#Xとの関係を示す図で
ある。第5図人)において、測定電気信号の電圧値は第
6図人)の校正用の測定電気信号の電圧値と比べて約−
に減少し、フィルムシート乙の透過光の減、少を示して
いる。第5図(AJに示す電圧値の場合も、第6図(A
Jに示す電圧値の場合と同様に、防曝金具2、螢光灯1
のン二一ディングによる照明むらの影響を受け、100
Hzのフリッカ成分を含む。第5図(/’Jにおいて、
X′で示す電圧値が高くなっている部分は、フィルムシ
ート乙の塗工液の色濃度が低下し、透過光が強(なって
いることを示している。
第5図[31&’lメインアンプ27から出力された上
記測定電気イに号の電圧値と位置Xとの関係を示す図で
ある。第5図B)に示す電圧値は第5図人)に示す電圧
値の100倍に増幅されているが、第6図fBlに示す
電圧値より約16%て低下している。ローパスフィルタ
26を通過しているため、測定電気信号はフリッカ成分
が除去されている。メインアンプ27から出力されろ測
定電気信号はアナログ/ディジタル変換器21へ与えら
れろ。
一方、参照用光ファイバ6を介した参照光はシリコンホ
トダイオード17によって光電変換され、この出力であ
る参照電気信号はプリアンプ18、ローパスフィルタ1
9、メインアンプ20を1偵次介し、アナログ/ディジ
タル変換器21に与えられろ。アナログ/ディジタル変
換器21により相当するディジタル値に変換された前記
測定電気信号及び参照電気信号はCPU29に与えられ
る。
このほかCPU29にはロータリエンコーダ13から位
置Xのデータか与えられろ。CPU29)!前記一定間
隔ごとに位置X、測定電気信号及び参照電気信号を夫々
取り込み、測定電圧値%im(x)及び参照電圧値Rm
(x)を位置Xごとに記憶する。
CPU29は、前記暗電圧値Mco及びM m o、校
旧用の測定電圧値Mc(x)、校正用の参照電圧値Rc
(x)、測定電圧値Mm(x)及び参照電圧値Rm(ト
)に基づいて塗工液が塗工されたフィルムシート6の光
学的濃度Dωの算出を行う。即ち、光学的濃度D(支)
は位置Xにおける透過度をT(nとすると、D(支)−
1og−(x1 10T(x) で表わされる。
ここで、M c (x> −M c o 、 Mm(x
)−Mmo としたのは校正及び実測定中に夫々上じた
暗電圧値Mco。
Mmo を除去するためである。さらに幅方向の位置X
Kよって前述したよ5に照明むらが生じるから、この照
明むらを補償するためであフィルムソート6の幅方向の
照明むらを測定するために実測定に先だって塗工液が塗
工されてないゃ フィル入/−トロの校正用参照電圧値Rc■を測定した
が、この校正測定時と実測定時には時間差があり、この
ため螢光灯10投光量が経時的に変動する場合があるか
ら、この経時変化を補償するためである。CPU29は
、位置Xごとに光学的濃度D(x)を順次(資)出し、
CRT15に表示出力する。
第6図は前述の第6図〜第5図に対応した測定値に基づ
き、CPU29により算出された、位置Xにおける光学
的濃度D(支)を示す図である。この1]x)は、螢光
灯1によるフィルムシートろの幅方向の照明むら及び螢
光灯1の経時的変動が補償されている。
tiT述した測定は、移動中のフィルムシート乙の幅方
向に亘って、この実施例では測定用光ファイバ8の受光
部8aを片道走行している間に、5+u間隔ごとVC2
40点のデータを取り込み、戻りの片道で濃度計算を行
なって表示出力させている。
上記幅方向の測定のほか、測定モードの切り替えにより
フィルムシート乙の移動方向の4111定を行うことが
できる。この測定は、測定用光ファイバの受光部8aを
任意の位置XVc固定し、この実施例では1 mB間隔
ごとVC256点のデータを取り込み、(i)及び(x
)式により光学的濃度計算を行なって表示出力するもの
である。
上記1111 定においては、ローパスフィ/に719
゜26により、約3011Z以上の周波数成分は遮断さ
れるため、301−Izz以下周波数の欠陥を有する光
学的濃度むらが検出されることになる。ところで、塗工
機の塗工速度は速くても250m−/秒でちり、一方、
検出対象となる濃度むらは、主に塗工機のギヤマークに
よりフィル入/−トロの移動方向に生じる25〜30u
間隔のα0度むらと、塗工機ヘッドのクリヤランスの不
均一性を反映したフィルム7−ト6の巾方向に生じるC
t度むらである。
前者の4度むら測定のため8〜10Hzの周波数を必要
とし、後者の0度むら測定のため0.5〜6Hzの周波
数を必要とする。(受光面積1oIlIJIφにおいて
、受光ファイバー83の移動速度を2 [1mx/ s
ec −120mys/ secとすると、101+I
J間隔の濃淡の(つかえしは、周波数で0.5〜6I−
■zに相当する。)したがって、30 T−1z以下の
周波数で十分実用上精度良く測定することができる。
前記実施例においては、投光手段として市販されている
防爆型の螢光灯1が使用されているので、光軸合せが便
利でありかつ入手が容易である利点がある。そして、防
振用金具2てよる照明むらの問題は前記(i)式の補償
により、解決することができる。
なお、前記実施例においては、校正用の測定と実1ft
l+定との双方において暗電圧値i’vfc o 、 
Mmoを測定したが、暗電圧値に変動が無い場合は一回
の(jJI定によって暗電圧値Mo(二〜fco二〜f
mo )を測定しても良い。
(へ)効果 この発明は、防爆区域において、しかも移動中のシート
の幅方向の色濃度を測定することができる。そして、d
11]定に際して/−トに照射される光中に含まれる照
明むら、フリツ・力成分および経時的な照明の変動をす
べて補償し得、実用上精度良く、シートの幅方向の色濃
度を連続して測定することができ、色濃度管理に有益で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の色濃度の測定装置の要部システム構
成図、第2図は濃度計測部の回路構成図、第3図fAI
 TBIは校正用測定電気信号の電圧値とフィルム7−
トの幅方向位置との関係を示す図、第4図(AtFB+
は校正用参照電気信号の電圧値と時間との関係を示す図
、第5図囚(Blは測定電気信号の電圧値とフィルムシ
ートの幅方向位置との関係を示す図、第6図は第6図〜
第5図の測定値から算出された光学的色濃度とフィルム
シートの幅方向位置との関係を示す図である。 1・・・螢光灯、  2・・・防爆用金具、  6・・
・フィルムシート、  4.5・・・紫外線カットフィ
ルム、6・・・参照用光ファイバ、  7・・・位置変
更装置、8・・・測定用光ファイバ、  6 a ’t
 8 a・・・受光部、16・・・濃度計測部、  1
7・・・シリコンホトダイオード、  19.26・・
・ローパスフィルタ、  20゜27・・・メインアン
プ、  21・・・アナログ/ディジタル変換器、 2
2・・・光遮断・フィルタ部、28・・・可変抵抗、 
 29・・・CPU0特許出願人 山陽国策バルブ株式
会社 (外5名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)防爆区域下において可燃性有機溶媒に分散の着色顔
    料及び/又は染料塗工液を塗工されたシートの色濃度を
    連続して測定するための装置であつて以下の(a)〜(
    i)の構成を含む。 (a)紫外線成分除去手段を備えた防爆構造であつて、
    紫外線が除去された光を前記シートの幅方向に投光する
    棒状の投光手段、 (b)前記投光手段から投光されて前記シートを透過し
    た光を受光部で受光し、この光を測定光として前記防爆
    区域外へと導く測定用光ファイバ、(c)前記投光手段
    からの光を参照光として前記防爆区域外へと導く参照用
    光ファイバ、 (d)前記受光用光ファイバの受光部を前記シートの幅
    方向に位置変更せしめる位置変更手段、(e)前記受光
    部の前記シートにおける位置を検出する位置検出手段、 (f)前記測定用光ファイバからの測定光及び前記参照
    用光ファイバからの参照光を夫々電気信号に変換する光
    電変換手段、 (g)前記光電変換された参照電気信号及び測定電気信
    号中に含まれる前記投光手段のフリッカ成分を除去する
    ローパスフィルタ、 (h)前記各ローパスフィルタからの出力を増幅する増
    幅手段、 (i)前記参照電気信号、測定電気信号及び前記位置検
    出手段からの位置データに基づいて、前記シートの幅方
    向の位置に対する色濃度を算出する記憶・演算手段。 2)前記投光手段は、防爆用金具を有する市販の防爆型
    の螢光灯に紫外線カットフィルムを設けて構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の色濃度
    測定装置。 3)防爆区域下において、可燃性有機溶媒に分散の着色
    顔料及び/又は染料塗工液を塗工されたシートの色濃度
    を測定するための方法であつて、以下の(a)〜(d)
    の各段階を含む。 (a)光入力が無い場合に色濃度測定装置に生じる暗電
    圧値Moを測定する段階、 (b)着色塗料が塗工される前の未塗工シートの幅方向
    に亘つて紫外線が除去された光を投光して該未塗工シー
    トを透過した光を該幅方向に対し所定間隔ごとに測定用
    光ファイバにより受光すると共に前記防爆区域外へと導
    き、該光を光電変換した校正用の測定電気信号を第1の
    ローパスフィルタ及び第1の増幅器を順次経て変換され
    た校正用の測定電圧値Mc(x)をシートの位置Xごと
    に記憶すると共に、前記未塗工シートを透過する前の光
    を参照用光ファイバによつて受光すると共に前記防爆区
    域外へと導き、該光を光電変換した参照電気信号を第2
    のローパスフィルタ及び第2の増幅器を順次経て変換さ
    れた校正用の参照電圧値Rc(x)をシートの位置Xご
    とに記憶する段階、 (c)着色塗料が塗工されたシートの幅方向に亘つて紫
    外線成分が除去された光を投光し、該シートを透過した
    光を前記測定用光ファイバにより受光すると共に前記防
    爆区域外へと導き、該光を光電変換した測定電気信号を
    前記第1のローパスフィルタ及び前記第1の増幅器を順
    次経て変換された測定電圧値Mm(x)をシートの位置
    Xごとに記憶すると共に、前記シートを透過する前の光
    を前記参照用光ファイバにより受光すると共に前記防爆
    区域外へと導き、該光を光電変換した参照電気信号を前
    記第2のローパスフィルタ及び第2の増幅器を順次経て
    変換された参照電圧値Rm(x)を位置Xごとに記憶す
    る段階、 (d)D(x)をシートの位置Xにおける光学濃度とし
    て、前記暗電圧値Mo、校正用の測定電圧値Mc(x)
    、校正用の参照電圧値Rc(x)、測定電圧値Mm(x
    )、参照電圧値Rm(x)とから、 D(x)=log^−^1_1_0(Mm(x)−Mo
    /Mc(x)−Mo・Rc(x)/Rm(x))^−^
    1の式によつて位置Xごとの光学濃度を算出する段階。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55132923A (en) * 1979-01-30 1980-10-16 Commissariat Energie Atomique Remoteecontrolled measuring spectrophotometer
JPS5852392A (ja) * 1981-09-24 1983-03-28 Hitachi Ltd 石炭−水スラリ−の脱灰法
JPS59109832A (ja) * 1982-12-16 1984-06-25 Toppan Printing Co Ltd 印刷物検査装置
JPS6021956B2 (ja) * 1982-07-05 1985-05-30 株式会社日立製作所 半導体層の液相成長方法

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