JPH02149802A - ネガフィルム測定装置および自動カラー写真焼付装置 - Google Patents
ネガフィルム測定装置および自動カラー写真焼付装置Info
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- JPH02149802A JPH02149802A JP30379888A JP30379888A JPH02149802A JP H02149802 A JPH02149802 A JP H02149802A JP 30379888 A JP30379888 A JP 30379888A JP 30379888 A JP30379888 A JP 30379888A JP H02149802 A JPH02149802 A JP H02149802A
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Landscapes
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Optical Filters (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は光学フィルタおよび光学フィルタを用いた画像
測定装置に関する。
測定装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕一般に
、光景や色等を測定する光学的画像測定装置には、光学
フィルタが使用されている。この光学フィルタとしては
、色分解フィルタや色変換フィルタ等の色フィルタ、N
Dフィルタ等がある。
、光景や色等を測定する光学的画像測定装置には、光学
フィルタが使用されている。この光学フィルタとしては
、色分解フィルタや色変換フィルタ等の色フィルタ、N
Dフィルタ等がある。
カラー画像作成装置の光量を測定する測定装置について
説明すると、この測定装置には、カラーフィルム等のカ
ラー原画からの光をR(赤)、G(緑)、B(青)の三
原色に分解する色分解フィルタ(ゼラチンフィルタ、蒸
着フィルタ等)が用いられている。このカラー画像作成
装置では、測定装置出力に基づいてR,G、Bの三原色
濃度を求め、この三原色濃度から露光量を決定して複写
画像を得ている。このカラー画像作成装置で同一カラー
原画を繰り返し複写したとき、同一濃度、同一色バラン
スの複写画像が得られる必要があるが、各種の変動要因
のため、数時間後(例えば、5時間後)では複写画像の
色および濃度が変動する。この変動原因は、従来、カラ
ー原画、複写感材(カラーペーパ等)や現像剤の経時変
化とされてきた。近年、技術の進歩によりこれらの安定
性は大きく改良され、また温度センサを用いて写真感光
材料の温度による変化を補正する技術(特開昭63−1
82645号)も開示されている。
説明すると、この測定装置には、カラーフィルム等のカ
ラー原画からの光をR(赤)、G(緑)、B(青)の三
原色に分解する色分解フィルタ(ゼラチンフィルタ、蒸
着フィルタ等)が用いられている。このカラー画像作成
装置では、測定装置出力に基づいてR,G、Bの三原色
濃度を求め、この三原色濃度から露光量を決定して複写
画像を得ている。このカラー画像作成装置で同一カラー
原画を繰り返し複写したとき、同一濃度、同一色バラン
スの複写画像が得られる必要があるが、各種の変動要因
のため、数時間後(例えば、5時間後)では複写画像の
色および濃度が変動する。この変動原因は、従来、カラ
ー原画、複写感材(カラーペーパ等)や現像剤の経時変
化とされてきた。近年、技術の進歩によりこれらの安定
性は大きく改良され、また温度センサを用いて写真感光
材料の温度による変化を補正する技術(特開昭63−1
82645号)も開示されている。
しかしながら、上記画像変動は未だ大きく1日に1回以
上複写条件を調整する必要があった。
上複写条件を調整する必要があった。
この画像変動の原因について本発明者が鋭意研究を進め
たところ、従来、常温域(10℃〜30℃程度)におけ
る、温・湿度変化に対して光学的変化(分光的変化およ
び透過度変化)がないフィルタとして測定装置に用いら
れていた色分解フィルタが、外部環境や装置自体の自己
発熱等による温度変化(通常±10℃程度)や湿度変化
等によって光学的に大きな影響を受け、これによって画
像変動が発生することを確認した。特に、ゼラチン膜を
色素で染めたゼラチンフィルタや高分子媒体に色素等を
分散させたプラスチックフィルタの場合には色素が劣化
し易い他に、色素の可逆的な化学的、物理的変化が生じ
ることが判明した。なお、色分解フィルタ以外の色変換
フィルタやNDフィルタ等についても同様である。一方
蒸着フィルタも温・湿度変化に対し分光的特性は弱いこ
とが判明した。
たところ、従来、常温域(10℃〜30℃程度)におけ
る、温・湿度変化に対して光学的変化(分光的変化およ
び透過度変化)がないフィルタとして測定装置に用いら
れていた色分解フィルタが、外部環境や装置自体の自己
発熱等による温度変化(通常±10℃程度)や湿度変化
等によって光学的に大きな影響を受け、これによって画
像変動が発生することを確認した。特に、ゼラチン膜を
色素で染めたゼラチンフィルタや高分子媒体に色素等を
分散させたプラスチックフィルタの場合には色素が劣化
し易い他に、色素の可逆的な化学的、物理的変化が生じ
ることが判明した。なお、色分解フィルタ以外の色変換
フィルタやNDフィルタ等についても同様である。一方
蒸着フィルタも温・湿度変化に対し分光的特性は弱いこ
とが判明した。
本発明は上記問題点を解決すべくなされたれもので、常
温における温・湿度変化による光学的変化を防止した光
学フィルタおよびこの光学フィルタを用いた測定装置を
提供することを目的とする。
温における温・湿度変化による光学的変化を防止した光
学フィルタおよびこの光学フィルタを用いた測定装置を
提供することを目的とする。
〔課題点を解決するための手段および作用〕上記目的を
達成するために請求項(1)記載の発明は、蒸着膜をコ
ーティングした第1の部材とこの第1の部材に密着され
た第2の部材とによって、光学的測定装置の光学フィル
タを構成したものである。
達成するために請求項(1)記載の発明は、蒸着膜をコ
ーティングした第1の部材とこの第1の部材に密着され
た第2の部材とによって、光学的測定装置の光学フィル
タを構成したものである。
上記第2の部材としては、透明ガラス、色ガラス、蒸着
膜をコーティングしたガラス、プリズムおよび無色また
は略無色の蒸着膜のいずれか1つを使用することができ
る。この無色または略無色の蒸着膜としては5iO7の
単一膜等を用いることができる。
膜をコーティングしたガラス、プリズムおよび無色また
は略無色の蒸着膜のいずれか1つを使用することができ
る。この無色または略無色の蒸着膜としては5iO7の
単一膜等を用いることができる。
上記第1の部材としては、透明ガラス、色ガラスまたは
プラスチックを用いることができる。
プラスチックを用いることができる。
また、請求項(4)記載の発明は、カラー原画の光量を
三原色に分解して測定する測定装置に、蒸着膜をコーテ
ィングした第1の部材とこの第1の部材のコーティング
面に密着された第2の部材とを備えた光学フィルタを用
いたことを特徴とする。
三原色に分解して測定する測定装置に、蒸着膜をコーテ
ィングした第1の部材とこの第1の部材のコーティング
面に密着された第2の部材とを備えた光学フィルタを用
いたことを特徴とする。
上記第1の部材および第2の部材としては、上記で説明
した透明ガラス、色ガラス等を使用することができる。
した透明ガラス、色ガラス等を使用することができる。
また、蒸着膜の全てをガラス部材内に密閉するのが好ま
しく、測定装置にCCDが備えられているときには、C
CDは近赤外波長にピーク感度を有しているため、赤光
を減光させるように光学フィルタを構成するのがよい。
しく、測定装置にCCDが備えられているときには、C
CDは近赤外波長にピーク感度を有しているため、赤光
を減光させるように光学フィルタを構成するのがよい。
このように、蒸着膜がコーティングされた面に第2の部
材を密着して蒸着膜と外気との接触を遮断しているため
、温度変化や湿度変化によって光学フィルタに光学的変
化が発生することが防止される。
材を密着して蒸着膜と外気との接触を遮断しているため
、温度変化や湿度変化によって光学フィルタに光学的変
化が発生することが防止される。
以上説明したように本発明によれば、環境の温・湿度変
化および装置自体の発熱による温度変化に対して光学的
変化が発生しないようにしたため、測定装置に起因する
画像濃度変動を除(ことができ、カラー画像作成装置に
適用した場合には一度複写条件を決定しておけば、従来
以上の高品質の複写画像を安定して得ることができる、
という効果が得られる。また、従来に比較して複写条件
の調整回数を大幅に少なくすることができる、という効
果が得られる。
化および装置自体の発熱による温度変化に対して光学的
変化が発生しないようにしたため、測定装置に起因する
画像濃度変動を除(ことができ、カラー画像作成装置に
適用した場合には一度複写条件を決定しておけば、従来
以上の高品質の複写画像を安定して得ることができる、
という効果が得られる。また、従来に比較して複写条件
の調整回数を大幅に少なくすることができる、という効
果が得られる。
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図(1)〜(4)は、光量を測定する測光装置、色
を測定する測色装置、色度計、分光計等の測定装置に使
用される光学フィルタの断面図を示すものである。
を測定する測色装置、色度計、分光計等の測定装置に使
用される光学フィルタの断面図を示すものである。
第1図(1)は、蒸着膜16がコーティングされた第1
のガラス部材12のコーティング面に、カナダバルサム
等の接着剤を用いて第2のガラス部材14を密着させた
ものである。第1のガラス部材12としては透明ガラス
または色ガラスを用いることができ、また第2のガラス
部材としては透明ガラス、色ガラス、プリズムを用いる
ことができる。なお、第1のガラス部材に代えてプラス
チックを用いるようにしてもよく、第2のガラス部材に
代えて無色または略無色の蒸着膜(例えば、3102の
単一膜)を用いて蒸着するようにしてもよい。第1図(
1)の光学フィルタでは、一種類の蒸着膜16をコーテ
ィングしているため、紫外カットフィルタ、赤外線カッ
トフィルタ、NDフィルタ等に適している。
のガラス部材12のコーティング面に、カナダバルサム
等の接着剤を用いて第2のガラス部材14を密着させた
ものである。第1のガラス部材12としては透明ガラス
または色ガラスを用いることができ、また第2のガラス
部材としては透明ガラス、色ガラス、プリズムを用いる
ことができる。なお、第1のガラス部材に代えてプラス
チックを用いるようにしてもよく、第2のガラス部材に
代えて無色または略無色の蒸着膜(例えば、3102の
単一膜)を用いて蒸着するようにしてもよい。第1図(
1)の光学フィルタでは、一種類の蒸着膜16をコーテ
ィングしているため、紫外カットフィルタ、赤外線カッ
トフィルタ、NDフィルタ等に適している。
第1図(2)〜(4)は二種類の蒸着膜をコーティング
した光学フィルタを示すものである。第1図(2)は蒸
着膜16がコーティングされた第1のガラス部材12と
、蒸着膜16と種類が異なる蒸着膜32がコーティング
された第2のガラス部材34とをコーティング面が対向
するようにして密着させたものである。第1、第2のガ
ラス部材としては透明ガラスまたは色ガラスを用いるこ
とができる。
した光学フィルタを示すものである。第1図(2)は蒸
着膜16がコーティングされた第1のガラス部材12と
、蒸着膜16と種類が異なる蒸着膜32がコーティング
された第2のガラス部材34とをコーティング面が対向
するようにして密着させたものである。第1、第2のガ
ラス部材としては透明ガラスまたは色ガラスを用いるこ
とができる。
第1図(3)は、蒸着膜16がコーティングされた第1
のガラス部材12のコーティング面に、蒸着膜32がコ
ーティングされた第2のガラス部材34のコーティング
面と反対の面を密着し、第2のガラス部材34のコーテ
ィング面に第3のガラス部材36を密着させたものであ
る。この第3のガラス部材36としては、透明ガラス、
色ガラス、プリズムを使用することができる。なお、第
3のガラス部材36に代えて、上記で説明した無色また
は略無色の蒸着膜を用いて蒸着するようにしてもよい。
のガラス部材12のコーティング面に、蒸着膜32がコ
ーティングされた第2のガラス部材34のコーティング
面と反対の面を密着し、第2のガラス部材34のコーテ
ィング面に第3のガラス部材36を密着させたものであ
る。この第3のガラス部材36としては、透明ガラス、
色ガラス、プリズムを使用することができる。なお、第
3のガラス部材36に代えて、上記で説明した無色また
は略無色の蒸着膜を用いて蒸着するようにしてもよい。
第1図(4)は、第1図(3)のフィルタの第2のガラ
ス部材34の部分で分離して、使用する際に重ねるよう
にしたものである。なお、第1図(4)において第1図
(3)と同一部分には同一符号を付して説明を省略する
。第1図(1)〜(4)から理解されるように、本実施
例の蒸着膜はガラス部材間に密閉されて外気から遮断さ
れている。
ス部材34の部分で分離して、使用する際に重ねるよう
にしたものである。なお、第1図(4)において第1図
(3)と同一部分には同一符号を付して説明を省略する
。第1図(1)〜(4)から理解されるように、本実施
例の蒸着膜はガラス部材間に密閉されて外気から遮断さ
れている。
次に、第2図を参照して上記で説明した光学フィルタを
備えた自動カラー写真焼付装置について説明する。ネガ
キャリアに装填されて焼付部に搬送されたカラーネガフ
ィルム20の下方には、ミラーボックス18及びハロゲ
ンランプを備えたランプハウス10が配列されている。
備えた自動カラー写真焼付装置について説明する。ネガ
キャリアに装填されて焼付部に搬送されたカラーネガフ
ィルム20の下方には、ミラーボックス18及びハロゲ
ンランプを備えたランプハウス10が配列されている。
ミラーボックス18とランプハウス10との間には、調
光フィルタ60が配置されている。調光フィルタ60は
、周知のようにY(イエロ)フィルタ、M(マゼンタ)
フィルタ及びC(シアン)フィルタの3つのフィルタで
構成されている。
光フィルタ60が配置されている。調光フィルタ60は
、周知のようにY(イエロ)フィルタ、M(マゼンタ)
フィルタ及びC(シアン)フィルタの3つのフィルタで
構成されている。
カラーネガフィルム20の上方にITルンズ22、ブラ
ックシャッタ24及びカラーペーパ26が順に配置され
ており、ランプハウス10から照射されて調光フィルタ
60、ミラーボックス18及びカラーネガフィルム20
を透過した光線がレンズ22によってカラーペーパ26
上に結像するように構成されている。
ックシャッタ24及びカラーペーパ26が順に配置され
ており、ランプハウス10から照射されて調光フィルタ
60、ミラーボックス18及びカラーネガフィルム20
を透過した光線がレンズ22によってカラーペーパ26
上に結像するように構成されている。
上記の結像光学系の光軸に対して傾斜した方向でかつカ
ラーネガフィルム20の画像濃度を測光可能な位置に測
光器28が配置されている。この測−128ハ、CCD
(電荷結合素子)40、CCD40の前面に配置され
た色調整用フィルタ42及びレンズ44を備えている。
ラーネガフィルム20の画像濃度を測光可能な位置に測
光器28が配置されている。この測−128ハ、CCD
(電荷結合素子)40、CCD40の前面に配置され
た色調整用フィルタ42及びレンズ44を備えている。
ここで、ハロゲンランプの発光極大波長は赤外波長域に
存在し、CCD40は近赤外波長にピーク感度を有する
。
存在し、CCD40は近赤外波長にピーク感度を有する
。
このため、赤外カットフィルタの他に色調整用フィルタ
42に第3図に示す特性を持たせて赤光を減光させる。
42に第3図に示す特性を持たせて赤光を減光させる。
色調整用フィルタ42にこのような特性を持たせるには
、マゼンタフィルタとシアンフィルタとの蒸着面を対向
させて密着させて第1図(2)に示す構成とすればよい
。
、マゼンタフィルタとシアンフィルタとの蒸着面を対向
させて密着させて第1図(2)に示す構成とすればよい
。
測光器28は、調光フィルタ60を制御して露光量を制
御する露光量制御装置30に接続されている。
御する露光量制御装置30に接続されている。
従来では、上記色調整用フィルタとして、例えば、フジ
フィルタLBB−20(富士写真フィルム社製、商品名
)を用いていたため、外気温度が20℃から30℃に変
化したときカラー写真焼付装置におけるネガフィルムの
R測光濃度が+0.03変化し、この結果、焼付プリン
トのR濃度が+0.07変化してシアン味のプリントと
なった。しかしながら、上記のようにマゼンタフィルタ
とシアンフィルタとの蒸着面を密着した色調整用フィル
タを用いた場合には上記変化は完全に防止できた。
フィルタLBB−20(富士写真フィルム社製、商品名
)を用いていたため、外気温度が20℃から30℃に変
化したときカラー写真焼付装置におけるネガフィルムの
R測光濃度が+0.03変化し、この結果、焼付プリン
トのR濃度が+0.07変化してシアン味のプリントと
なった。しかしながら、上記のようにマゼンタフィルタ
とシアンフィルタとの蒸着面を密着した色調整用フィル
タを用いた場合には上記変化は完全に防止できた。
なお、上記ではCCDを備えた測光器用の光学フィルタ
に本発明を適用した例について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、露光量コントロール用色
フィルタまたはNDフィルタ、光源光量コントロール用
色フィルタまたはNDフィルタ、紫外カットフィルタ、
赤外カットフィルタ、色分解用モザイクフィルタまたは
ストライプフィルタ等に適用できるものである。
に本発明を適用した例について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、露光量コントロール用色
フィルタまたはNDフィルタ、光源光量コントロール用
色フィルタまたはNDフィルタ、紫外カットフィルタ、
赤外カットフィルタ、色分解用モザイクフィルタまたは
ストライプフィルタ等に適用できるものである。
第1図(1)〜(4)は光学フィルタの断面図、第2図
は本発明の光学フィルタが適用された自動カラー写真焼
付装置の概略図、第3図は上記自動カラー写真焼付装置
に適用された色調整用フィルタの特性図である。 16.32・・・蒸着膜、 42・・・色調整用フィルタ。
は本発明の光学フィルタが適用された自動カラー写真焼
付装置の概略図、第3図は上記自動カラー写真焼付装置
に適用された色調整用フィルタの特性図である。 16.32・・・蒸着膜、 42・・・色調整用フィルタ。
Claims (8)
- (1)光学的測定装置の光学フィルタであって、蒸着膜
をコーティングした第1の部材と、前記第1の部材のコ
ーティング面に密着された第2の部材と、を備えた光学
フィルタ。 - (2)前記第2の部材は、透明ガラス、色ガラス、蒸着
膜をコーティングしたガラス、プリズムおよび無色また
は略無色の蒸着膜のいずれか1つである請求項(1)記
載の光学フィルタ。 - (3)前記第1の部材は、透明ガラスまたは色ガラスで
ある請求項(1)記載の光学フィルタ。 - (4)カラー原画の光量を三原色に分解して測定する測
定装置において、蒸着膜をコーティングした第1の部材
と前記第1の部材のコーティング面に密着された第2の
部材とを備えた光学フィルタを用いたことを特徴とする
測定装置。 - (5)前記第2の部材は、透明ガラス、色ガラス、蒸着
膜をコーティングしたガラス、プリズムおよび無色また
は略無色の蒸着膜のいずれか1つである請求項(4)記
載の測定装置。 - (6)前記第1の部材は、透明ガラスまたは色ガラスで
ある請求項4記載の測定装置。 - (7)前記蒸着膜の全てをガラス部材内に密閉した請求
項(4)記載の測定装置。 - (8)前記測定装置はCCDを備え、前記光学フィルタ
は赤光を減光させるように構成されている請求項(4)
記載の測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63303798A JP2638630B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ネガフィルム測定装置および自動カラー写真焼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63303798A JP2638630B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ネガフィルム測定装置および自動カラー写真焼付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02149802A true JPH02149802A (ja) | 1990-06-08 |
JP2638630B2 JP2638630B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=17925427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63303798A Expired - Fee Related JP2638630B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ネガフィルム測定装置および自動カラー写真焼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638630B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0590403U (ja) * | 1991-11-08 | 1993-12-10 | 株式会社アドバンテスト | 光学フィルタ |
JPH0594801U (ja) * | 1991-11-08 | 1993-12-24 | 株式会社アドバンテスト | 複合型光学フィルタ |
US7995167B2 (en) | 2006-10-18 | 2011-08-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device and method for manufacturing liquid crystal display device |
US8289461B2 (en) | 2007-01-24 | 2012-10-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
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