JPS6212438A - ドアミラ−駆動回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、格納、復元することが可能な電動ドアミラー
に関するものである。

〔技術の背景〕

ドアミラーは、車体の側方に突出するものであ隔が狭い
個所を通過する際に邪魔になるという問題がある。この
ため、近年、モータおよび減速機構を備えた駆動装置を
ミラーハウジング内に搭載した可倒式ドアミラーが実開
昭５８−１７２４３号等で提案されている。また、例え
ば、第８図に示すようなドアミラーも近年採用に至って
いる。

同図に示すドアミラーは、ミラーベース１に枢支軸１ａ
を取付け、該枢支軸１ａに嵌合する軸受２ａを回動ベー
ス２に一体成形し、該回動ベース２には枠状部材２ｂを
設けてこれにミラーハウジング内を取り付ける。また、
枠状部材２ｂの前面側にはミラー用リモートコントロー
ラ駆動ユニット４を取り付け、この駆動ユニットに球接
手４ｂを介してミラーポデー５を取り付ける。

５ａはミラ一本体である。駆動ユニット４はその内部に
２個の駆動モータを有し、該駆動モータによって伝動部
材４Ｃを作動させ、ミラーボデー５を上下、左右に回動
させてドアミラーの微ｔＡ整を行うものである。６は、
回動ベース２をミラー効用のモータ７、減速機８、伝動
用クラッチ手段９、ミラーハウジング３の姿勢を制御す
る回転角制御スイッチ１０から成っている。第９図は、
回動駆動装置６の断面図であり、モータ７の回転軸７ａ
と枢支軸１ａは平行とされ、また減速機８の入力軸８ｄ
及び出力軸８ｅも枢支軸１ａと平行とされており、モー
タ７の出力を減速機８に伝達するべく減速歯車群１２を
設け、元歯車１２ａから順次、第１中間遊歯車１２ｂ−
１、中間遊歯車１２ｂ−２、受歯車１２ｃ、減速機入力
軸８ｄに減速伝動する。

減速機８の出力は出力軸８ｅに固定された出力歯車８ａ
を介してクラッチ手段９の受歯車９ａに伝えられる。こ
の受歯車９ａは、２枚の摩擦板９ｂを介して２枚のクラ
ッチプレー）９Ｃ−１゜９Ｃ−２に挟まれている。９ｅ
は、スラスト軸受９ｆを介してクラッチプレー）９ｃｍ
２と軸受２ａとの間に介装されたクラッチスプリングで
あり、受歯車９ａ、摩擦板９ｂ、クラッチプレート９ｃ
ｍ１，９ｃｍ２の摺接面に圧力を与える。

９ｇはスナップリングである。かかる構成により、モー
タ７が受歯車９ａを回すことによって、回動ベース２が
回ってミラーポデー５が回動する。１１は、回動ベース
２をセット位置に固定する手段で、回動ベース２に設け
た穴２Ｃに収納したポールｌｌａと、付勢バネｌｌｂと
、枢支軸１ａに設けた凹みｌｌｃから成っている。また
、ミラーハウジング３を駆動するモータ７は、クラッチ
プレー）９ｃｍ２に固定した円筒形スイッチ部材１０ａ
と、°これに摺触しているリード状接点ｔａｂと、該リ
ード状接点を支承している基板１０ｃとよりなる回転角
制御スイッチ１０によって制御される。

上記の円筒形スイッチ部材１０ａはその周囲に導電体パ
ターンを形成されてクラッチプレート９Ｃ−２に取り付
けられ、ミラーベース１に対して回動を拘束されている
。一方、リード状接点１０ｂを支承した基板１０ｃは回
動ベース２に固定されてミラーハウジング３と共に回動
する。このため、リード状接点ｔａｂと円筒形スイッチ
部材１０ａの導電パターンとの導通状態がミラーハウジ
ング３の回転に伴って切り変えられ、ミラーハウジング
３が所定の回転角に達したときモータ７が自動停止せし
められることになる。尚、ｌｂ、３ａ、４ａ、７ｂは夫
々取付ネジである。

また８ｂは出力歯車取付用ナツト、８Ｃは同バネ座金、
９ｄは、クラッチプレート９ｃｍ１゜９Ｃ−２と枢支軸
１ａとの回動を係止しているキーである。

〔従来の技術〕

ところで、このようなドアミラーの作動を制御するドア
ミラースイッチは、従来、一般に第１０図に示すように
なっている。２０は駆動モータを駆動することによりド
アミラーの格納。

復元を制御する可倒用スイッチであり、下方を押すと回
動ベース２が回って左右のドアミラーが同時に傾倒して
車幅内に格納され、上方を押すと左右のドアミラーが同
時に使用状態に復元するようになっている。２１は、駆
動ユニット４内のモーｈ”ｔ　↓井４１　／軸エフ　Ｖ
ツ　）　二　　＾涌鋳す　ノ　　Ｌ２２は左右のドアミ
ラーを夫々独立して調整するための切換スイッチである
。仮に、右側のドアミラーを上方へ向くよう微調整しよ
うとする場合は、鏡面調整切換スイッチ２２の右側を押
し、鏡面調整スイッチ２１を上方へ押し上げることによ
って右側のドアミラーの駆動ユニット内に収納された駆
動モータを作動させ、球接手を介してミラ一本体を上向
きに調整する。尚、第４図中符号Ｃはスイッチケースで
ある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、従来のドアミラースイッチにあっては、切換
スイッチの操作によって、左右のミラ一本体をそれぞれ
独立的に微調整することは可能であったものの、ドアミ
ラーの格納、復元に関しては、この切換スイッチを操作
しても左右のドアミラーをそれぞれ別個に作動させるこ
とはできなかった。

しかし、ドアミラーは使用状態においては車幅から外方
へ突出するものであるから、一方の側に辺−ト＾曲竺ハ
暗中編パ飢Ｌ１　　浦士小ａｌｌ　Ｌヂ砿清（諷スよう
な狭い通路の場合、どちらか一方のドアミラーを格納し
つつ他方を使用状態にしておく必要がある。従来におい
ては、このような場合、両方のドアミラーを車幅内に格
納しなければならなかったため、運転者の車両感覚が未
熟な場合には通り抜けが容易ではなかった。

そこで、本発明の課題は、ドアミラー、の格納復元作動
を片方ずつ独立して行うようにする点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決してその課題を達成する本発明の技術
的手段は、左右の駆動モータへ電源を供給するそれぞれ
の電源供給経路上に、切換操作により各駆動モータへ電
源を供給する格納復元スイッチを設けたものである。

〔作用〕

本発明によれば、前記格納復元スイッチの操作により、
左右いずれのドアミラーも独立して格納復元作動する。

また、スイッチを同時に操作すれば、従来と同様に両方
同時に格納復元作動することになる。

〔実施例〕

以下、添付図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図および第２図は本発明に係るドアミラー駆動装置
例を示すものである。

第１図の回路図において、５０はバッテリ、ｅはアース
を示す、また、Ｍｌ、Ｍ６はそれぞれ右と左のドアミラ
ーを傾倒、復元させる駆動モータ（第３図中のモータ７
に相当）、Ｍ２．Ｍ４はそれぞれ右と左のミラ一本体の
左右の微調整を行う駆動モータ（第３図中駆動ユニット
４内に収納）、Ｍ３　、Ｍ５はそれぞれ右と左のミラ一
本体の上下の微調整を行う駆動モータである（第３図中
、駆動ユニット４内に収納）。

Ｑは第２図に示すようなドアミラースイッチであり、２
１はドアミラーの鏡面を左右上下にＷＲ整する鏡面調整
スイッチ、２２は鏡面調整をする場合に右と左のドアミ
ラーを切り換える鏡面調整切換スイッチ、２３．２４は
それぞれ右と左のドアミラーを独立的に格納復元作動さ
せる格納復元スイッチである。これらのスイッチは通常
は中立状態にあり（第１図中Ｎで示す）、手動操作され
ている間だけその制御状態を保持する。鏡面調整切換ス
イッチ２２は右を押圧すると右側ドアミラーの鏡面調整
が可能となり、左側を押圧すると左側ドアミラーの鏡面
調整が可能となる。鏡面調整スイッチ２１は上下左右の
各方向へ傾倒することができ、各操作により鏡面の調整
を行う、格納復元スイッチ２３．２４は下を押圧すると
ドアミラーが傾斜して車幅内に格納され、上を押圧する
と使用状態に復元される。

第１図に戻り、右側の格納復元スイッチ２３は右側のド
アミラー本体を回動させる駆動モータＭ１への電源供給
経路上に設けられ、左側の格納復元スイッチ２４は左側
のドアミラー本体を回動させる駆動モータＭ６への電源
供給経路上に設けられ、各スイッチ２３．２４の押圧操
作により各モータＭｌ、Ｍ６へ正逆いずれかの方向から
電源る。

次に作動を説明する。バッテリ５０から流れる電流は、
第３図に示す経路でアースｅまで流れ、該当する駆動モ
ータを制御方向に駆動する。鏡面調整については、従来
と同様であるから、その説明は省略し、右のドアミラー
を独立して格納作動させる場合を例にとって説明する。

この場合は、・第２図に示すドアミラースイッチＱの右
側格納復元スイッチ２３の下側を押す、するとバッテリ
５０からの電流はＡ　−＋　ｎ　１→ｎ３→Ｈと流れて
モータＭ１を矢印（ａ）方向に流れ、次に工→ｎ４→ｎ
２→Ｃと流れてアースｅに落ちる。逆に、右側格納復元
スイッチ２３の上側を押圧したときには電流は駆動モー
タＭ１を矢印（ｂ）方向に流れ、ドアミラー本体を復元
させる。左側ドアミラー本体の格納復元時も第３図に示
す通りの電流経路で駆動モータＭ６に電流が流れるよう
になっている。

第４図及び第５図は本発明に係る他のドアミラー２　／
／　−、４−碗ル壬＋ム爪噸叡ス　　−＾ｖ７二ラース
イッチＱ′は、前記ドアミラースイッチＱと同様、鏡面
調整スイッチ２１および鏡面調整切換スイッチ２２を有
するとともに、−のスイッチ面で構成された格納復元ス
イッチ３０を有するものである。この格納復元スイッチ
３０はスイッチ面の四隅のいずれかを抑圧操作すること
によって、左右のドアミラーを夫々独立して格納又は復
元作動させるものであり、具体的には第５図なし）し第
７図（ｂ）に示すようになっている。第５図において、
４２は基板であり、右のドアミラーを格納復元作動させ
る駆動モータＭ１を接続する固定端子４２ａ、４２ｂと
左のドアミラーを格納復元作動させる駆動モータＭ６と
接続する固定端子４２ｃ、４２ｄおよび電源に接続する
共通端子４２ｅとを有する。４０は可動端子４０ａ〜４
０ｄ（但し４０ａは図示せず）を有するベースであり、
その中央部に操作部３１の裏面に設けた凸部３２を差し
込むための四部４１を有する。

３８はスプリング、３９は前記凸部３２に形成した溝部
３３と嵌合してスプリング３８の離脱を防止するストッ
パである。３４はドアミラースイッチＱ°の前面を形成
するパネル、３５はパネル３４に形成された凹部でその
中央部に台座３６を有する０台座３６には前記凸部３２
を挿通するための挿通孔３７が穿設されている。凸部３
２を台座３６の挿通孔３７に挿通させることにより、操
作部３１は四部３５に収まるものである。

第６図は前記固定端子４２ａ〜４２ｅとベース４０の四
隅に設けた可動端子４０ａ〜４０ｄとの位置関係を示す
ものである。各可動端子４０ａ〜４０ｄはベース４０の
動きに連動して、共通端子４２ａのクロス方向に動くも
のである。第７図（ａ）は、第４図のＡ−Ａｙｊ断面相
当図である。

この状態は、操作部３１がどこも押圧されていないため
、可動端子４０＆、４０Ｃはどの固定端子とも接してお
らず、従って、駆動モータＭｌ。

Ｍ６は駆動しない、第７図（ｂ）は、操作部３１の右下
を押下した状態である。このとき凸部３２の先端はベー
ス４０を図中左方向へ押すため、ベース４０が移動して
、可動端子４０ａと固定端子４２ａが接続するととも可
動端子４０ｃと共通端子４２ｅが接続する。この結果、
駆動モータＭ１が駆動して右のドアミラーを格納作動さ
せることになる。尚、操作部３１の押圧を解除すると、
操作部３１はスプリング３８によって第７図（ａ）に示
した状態に復帰し、ドアミラーへの電源供給は遮断され
る。右のドアミラーの復元、左のドアミラーの格納復元
もこのような操作部３１の操作とそれに伴うベース４０
および可動端子４０ａ〜４０ｄの移動によって成しうる
ものである。

〔効果〕

以上説明したように、本発明はドアミラー本体を回動さ
せる左右の駆動モータへの電源供給経路、Ｈにそれぞれ
別個の格納復元スイッチを設けたから、切換操作などの
他の操作をしなくとも各ドアミラー本体を独立的に格納
復元作動させることができる。従って、片方のドアミラ
ーを格納させつつ他方のドアミラーを使用状態にしてお
くことがない運転者等も容易に溝等のある狭い通路を通
り抜けることができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るドアミラーの駆動装置を
示す配線回路図、第２図は本発明の実施例に係るドアミ
ラースイッチの斜視図、第３図は第１図に示す配線回路
図における電流経路を示す表、第４図は本発明の他の実
施例に係るドアミラースイッチを示す斜視図、第５図は
第４図に示したスイッチの格納復元スイッチ部分の分解
斜視図、第６図はスイー２千の位置関係を示す第５図の
ＶＩ−ＶＴ線断面図、第７図（ａ）（ｂ）は第４図に示
す格納復元スイッチ鵠作動を説明する断面図、第８図お
よび第９図は可倒式ドアミラーの構造を示す構造説明図
、第１０図は従来のドアミラースイッチを示す斜視図、
第１１図は従来のドアミラー駆動装置の配線回路図であ
る。 ２１・・・鏡面調整スイッチ ２２・・・鏡面ｍ整切換スイッチ ３１・・・操作部 ４０ａ〜４０ｄ・・・可動端子 ４２ａ〜４２ｄ・・・固定端子 ４２ｅ・・・共通端子 Ｍ１〜Ｍ６・・・ドアミラー駆動モータＱ、Ｑ’・・・
ドアミラースイフ・チ 実用新案登録出願人　　　日産自動車株式会社第２図 第３図 第４図 Ｑ（ドアミラースイツケ） 第５図 第６図 第７図 第７図 （ｂ） （”Ｉ￥１１１ｒｈｆ） 第９図 第１０図 第■図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ドアミラー本体を格納復元作動させる左右一対の駆動モ
   ータと、切換操作によりそれらの駆動モータへ正逆いず
   れかの方向から電源を供給する格納復元スイッチとを有
   するドアミラー駆動回路において、前記左右の駆動モー
   タへ電源を供給するそれぞれの電源供給経路上に前記格
   納復元スイッチを設け前記各駆動モータを独立的に駆動
   しうるようにしたことを特徴とするドアミラー駆動回路
   。