JPS62124332A - ダンパ−装置及びその製造方法 - Google Patents
ダンパ−装置及びその製造方法Info
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- JPS62124332A JPS62124332A JP26003985A JP26003985A JPS62124332A JP S62124332 A JPS62124332 A JP S62124332A JP 26003985 A JP26003985 A JP 26003985A JP 26003985 A JP26003985 A JP 26003985A JP S62124332 A JPS62124332 A JP S62124332A
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- damper
- lid body
- shape
- lid
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は機器の振動を減衰するダンパー装置及びその製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
従来の技術
機器に外部からの振動が印加されると、機器の特性を著
しく損なうことがある。特に近年は情報の記録や再生を
行う精密機器、例えばコンパクトディスクプレーヤや、
フロッピーディスク装置が、3.4に発展1〜、その使
用用途も拡大しており、劣、凸な使用環境でも安定して
動作することが要求されつつある。
しく損なうことがある。特に近年は情報の記録や再生を
行う精密機器、例えばコンパクトディスクプレーヤや、
フロッピーディスク装置が、3.4に発展1〜、その使
用用途も拡大しており、劣、凸な使用環境でも安定して
動作することが要求されつつある。
自動車に搭載する機器にあっては、自動車の走行に伴う
路面の凹凸による車体振動、@、加速、急停止に伴い車
体に印加される加速度、更にドアーの開閉等による衝撃
的な振動等、上下、左右1前後の方向にわたって振動外
力が機器に加わる。
路面の凹凸による車体振動、@、加速、急停止に伴い車
体に印加される加速度、更にドアーの開閉等による衝撃
的な振動等、上下、左右1前後の方向にわたって振動外
力が機器に加わる。
車載用コンパクトディスクプレーヤでは、こういった車
体振動がプレーヤの8蔵部分であるディスクと信号ピッ
クアップからなるピックアップユニット部に伝達されな
い様、周到な振動減衰機構を供えることが必要である、 第2図は車載用コンパクトディスクプレーヤのtjq造
を模式的に示すもので、プレーヤは、ピックアップユニ
ット部1と、シャーシ2に分割され、振動をきらうピッ
クアップユニット部1はダンパー3及びバネ4からなる
懸架装置を介してシャー72に結合されている。又、ン
ヤーシ2は自動車車体5に直結されている。
体振動がプレーヤの8蔵部分であるディスクと信号ピッ
クアップからなるピックアップユニット部に伝達されな
い様、周到な振動減衰機構を供えることが必要である、 第2図は車載用コンパクトディスクプレーヤのtjq造
を模式的に示すもので、プレーヤは、ピックアップユニ
ット部1と、シャーシ2に分割され、振動をきらうピッ
クアップユニット部1はダンパー3及びバネ4からなる
懸架装置を介してシャー72に結合されている。又、ン
ヤーシ2は自動車車体5に直結されている。
シャーシ2すなわち自動車車体に生ずる振動は、走行速
度や路面の状態、又自動車のサスペンション等によって
その振動加速ぼ9周波数分布、方向性が多様に変化する
が、一般的には100)1z前後を中心とし10〜20
01(zの範囲で最大2G程度現象のため、著しく振動
に弱い周波数領域を有1F、[又、その他の周波数領域
でもたかだか2G程度の耐振性能を有するにとどする。
度や路面の状態、又自動車のサスペンション等によって
その振動加速ぼ9周波数分布、方向性が多様に変化する
が、一般的には100)1z前後を中心とし10〜20
01(zの範囲で最大2G程度現象のため、著しく振動
に弱い周波数領域を有1F、[又、その他の周波数領域
でもたかだか2G程度の耐振性能を有するにとどする。
このため、10〜200+−1zの範囲で2Gの振動加
速度に耐えるために、ピックアップユニット部と懸架装
置からなる振動系の振動特性(振動伝達特性)は、第4
図に示す様に、その共振周波数10が108.前後と低
くその共振倍率Qも小さく、かつ、ピックアップユニッ
ト部の共振現象が生ずる数十〜百数十Hzの周波数で振
動伝達率が充分小さくなる様設計する必要がある。
速度に耐えるために、ピックアップユニット部と懸架装
置からなる振動系の振動特性(振動伝達特性)は、第4
図に示す様に、その共振周波数10が108.前後と低
くその共振倍率Qも小さく、かつ、ピックアップユニッ
ト部の共振現象が生ずる数十〜百数十Hzの周波数で振
動伝達率が充分小さくなる様設計する必要がある。
又、−上下、左右1前後と振動の加わる方向も一定しな
いため、上述の様な振動特性が無方向に実現されねばη
らない。
いため、上述の様な振動特性が無方向に実現されねばη
らない。
第5図は従来の車載用コンパクトディスクプレーヤのピ
ックアップユニット部とその懸架装置を示すもので、ピ
ックアップユニット部1はピックアップ板金シャーシ6
と、それに搭載されるアルミダイカストジャーシアから
なる。8は、コンパクトディスクを装着し、回転駆動す
るだめの・スピンドル、9は光ピツクアップアクチュエ
ーター等を搭1依する光学基台で、これらは相互の位1
lfff度が重要であるので、堅牢なアルミダイカスト
ツヤ−7に搭載されている。11はバネ、12は振動減
衰能の優れたブチルゴムよりなる略回転体形状を有する
器体、13は蓋体、14は器体12と蓋体13によって
形成される内側の空間に封入された高粘度のシリコンオ
イルであり、器体12と蓋体13およびシリコンオイル
によりダンパーが形成される。4た、バネ11とダンパ
ーが1個ずつ組み合わさ、1′1て、ピックアップユニ
ット部1の4ケ所におけるシャーシ2との結合部をなし
、懸架装置が形成される。
ックアップユニット部とその懸架装置を示すもので、ピ
ックアップユニット部1はピックアップ板金シャーシ6
と、それに搭載されるアルミダイカストジャーシアから
なる。8は、コンパクトディスクを装着し、回転駆動す
るだめの・スピンドル、9は光ピツクアップアクチュエ
ーター等を搭1依する光学基台で、これらは相互の位1
lfff度が重要であるので、堅牢なアルミダイカスト
ツヤ−7に搭載されている。11はバネ、12は振動減
衰能の優れたブチルゴムよりなる略回転体形状を有する
器体、13は蓋体、14は器体12と蓋体13によって
形成される内側の空間に封入された高粘度のシリコンオ
イルであり、器体12と蓋体13およびシリコンオイル
によりダンパーが形成される。4た、バネ11とダンパ
ーが1個ずつ組み合わさ、1′1て、ピックアップユニ
ット部1の4ケ所におけるシャーシ2との結合部をなし
、懸架装置が形成される。
第6図に上記4ケ所の結合部におけるダンパーバネの結
合状態の断面図を示す。
合状態の断面図を示す。
ダンパーはピックアップ板金シャーシ6及びシャーシ2
に設けられだ円孔に対して、上端、下端部で係合されて
いる〜又、バネ11は圧縮コイルバネであり、使用状態
でピックアップユニット部の重量を支承する様設計され
ている。
に設けられだ円孔に対して、上端、下端部で係合されて
いる〜又、バネ11は圧縮コイルバネであり、使用状態
でピックアップユニット部の重量を支承する様設計され
ている。
車体が振動してシャーシ2に振動が加わった場合にピッ
クアップ板金シャーシ6との間に相対運動が生じ、これ
に伴ってダンパーが変形を起こす。
クアップ板金シャーシ6との間に相対運動が生じ、これ
に伴ってダンパーが変形を起こす。
パー内部に封入されたシリコンオイル140粘性流動に
伴う振動吸収効果によって、ピックアップ板金シャーシ
6に伝達される振動が減衰され、コンパクトディスクプ
レーヤの安定な動作を実現せんとするものである。また
16は、シリコンオイル14の粘性流4のに伴う振動吸
収効果を高めるために器体12の中央部に一体成形で設
けらFした攪拌体である、。
伴う振動吸収効果によって、ピックアップ板金シャーシ
6に伝達される振動が減衰され、コンパクトディスクプ
レーヤの安定な動作を実現せんとするものである。また
16は、シリコンオイル14の粘性流4のに伴う振動吸
収効果を高めるために器体12の中央部に一体成形で設
けらFした攪拌体である、。
発明が解決しようする問題点
ビノクア、プユニノト部とそれを支承するダンパー、バ
坏からなる系の共振周波数は可能な限り小さく設定する
ことが望ましいが、第6図に示すダンパー構造では、ダ
ンパーのバネ剛性を充分小さくすることが国難で、系の
共振周波数が高くなり充分な振動減衰効果を得ることが
できない。まだ第6図において、ピックアップ板金ンヤ
ーシ6とンヤーシ2との相対距離をδだけ変化させるの
に必安な力Fは、バネ11の変形抵抗及び器体12の変
形抵抗だけでなく、ダンパー内部の圧力の増加に起因す
る反力が付加される。
坏からなる系の共振周波数は可能な限り小さく設定する
ことが望ましいが、第6図に示すダンパー構造では、ダ
ンパーのバネ剛性を充分小さくすることが国難で、系の
共振周波数が高くなり充分な振動減衰効果を得ることが
できない。まだ第6図において、ピックアップ板金ンヤ
ーシ6とンヤーシ2との相対距離をδだけ変化させるの
に必安な力Fは、バネ11の変形抵抗及び器体12の変
形抵抗だけでなく、ダンパー内部の圧力の増加に起因す
る反力が付加される。
すなわち、ピックアップ板金シャーシ6とシャー72と
の距離が縮小されると、ダンパーの内部の容積が小さく
なり、したがってダンパー内部の′9−気の圧力が増加
し、この圧力は、蓋体13を上方へ押し七げ°る力とな
って、δの変形を起こすのに必要な力を増加させること
になる。
の距離が縮小されると、ダンパーの内部の容積が小さく
なり、したがってダンパー内部の′9−気の圧力が増加
し、この圧力は、蓋体13を上方へ押し七げ°る力とな
って、δの変形を起こすのに必要な力を増加させること
になる。
この内部気圧の上昇効果によ−、て、ダンパーの変形抵
抗は、器体12のみの変形抵抗の約2倍にも増加する。
抗は、器体12のみの変形抵抗の約2倍にも増加する。
この効果を排除するためには蓋体13に孔を設け、ダン
パー内部と外部を連通させれば良いが、内部のシリコン
オイル14が流出する等の不具合が生じる。
パー内部と外部を連通させれば良いが、内部のシリコン
オイル14が流出する等の不具合が生じる。
本発明は、このダンパ内部気圧の上昇に伴うダンパー剛
性の上昇を回避し低い変形抵抗を有するダンパーを実現
することを目的とする。
性の上昇を回避し低い変形抵抗を有するダンパーを実現
することを目的とする。
又、蓋体13と器体12の接合を、各々を形成するゴム
に加硫反応を生ぜしめて行う際には、その処理を高温雰
囲気中で行う必要がある。したが−〕て蓋体13と器体
12の接合時に、ダンパー内部の空気の温度が高くなる
だめ、処理終了後常温まで冷却されると内部の気圧が低
下し、ダンパーが変形を余義なくされ、実際使用時のダ
ンパー形状を実現することが困難になる9本発明は、こ
の問題点の解決手段をも併せて提供するものである4゜
問題点を解決するだめの手段 機器の第1の部分と機器の第2の部分の間に装着され、
第1の部分の無方向の機械振動の第2の部分への伝達を
減衰する装置であって、ゴム等の可撓性物質にて形成さ
れた略円筒形状を有する器体と略円盤形状を有する蓋体
とからなり、前記器体と前記蓋体を接合(〜て形状され
る内部の密封空間内には粘性流体を封入(7、かつ、前
記蓋体の前記8に体に接合する外縁部より内側の部分が
、薄く、かつ、同心円状に波状の凹凸形状を有する構成
ととするものであり、又、その製造方法として、蓋体を
器体との加硫接合処理前には、前記器体と接合される外
縁部の内側の部分が薄い略凸球面形状を有するように成
形する第1の工程と、前記器体内に粘性流体を注入する
第2の工程と、前記蓋体と前記器体を加硫反応により接
合する第3の工程とからなり、加硫反応による接合処理
終了後のダンパー内部の空気の温度低下にit−い、前
記蓋体が略凸球IYii形状から同心円状に波状の凹凸
形状を有する形状に変化させるものである。。
に加硫反応を生ぜしめて行う際には、その処理を高温雰
囲気中で行う必要がある。したが−〕て蓋体13と器体
12の接合時に、ダンパー内部の空気の温度が高くなる
だめ、処理終了後常温まで冷却されると内部の気圧が低
下し、ダンパーが変形を余義なくされ、実際使用時のダ
ンパー形状を実現することが困難になる9本発明は、こ
の問題点の解決手段をも併せて提供するものである4゜
問題点を解決するだめの手段 機器の第1の部分と機器の第2の部分の間に装着され、
第1の部分の無方向の機械振動の第2の部分への伝達を
減衰する装置であって、ゴム等の可撓性物質にて形成さ
れた略円筒形状を有する器体と略円盤形状を有する蓋体
とからなり、前記器体と前記蓋体を接合(〜て形状され
る内部の密封空間内には粘性流体を封入(7、かつ、前
記蓋体の前記8に体に接合する外縁部より内側の部分が
、薄く、かつ、同心円状に波状の凹凸形状を有する構成
ととするものであり、又、その製造方法として、蓋体を
器体との加硫接合処理前には、前記器体と接合される外
縁部の内側の部分が薄い略凸球面形状を有するように成
形する第1の工程と、前記器体内に粘性流体を注入する
第2の工程と、前記蓋体と前記器体を加硫反応により接
合する第3の工程とからなり、加硫反応による接合処理
終了後のダンパー内部の空気の温度低下にit−い、前
記蓋体が略凸球IYii形状から同心円状に波状の凹凸
形状を有する形状に変化させるものである。。
1午 用
本発明のダンパー装置”IdkDkの如(IにL+V
+ Aことによって、ダンパーの変形に伴って生じる内
部の気圧の変化に対して、蓋体が容易に変形するだめ、
内部の気圧の変化が緩和され、内部圧力の変化に伴う変
形抵抗の増加、すなわちダンパーのバネ剛性の増加が抑
制され、低剛性のダンパー装置を実現することが出来る
。
+ Aことによって、ダンパーの変形に伴って生じる内
部の気圧の変化に対して、蓋体が容易に変形するだめ、
内部の気圧の変化が緩和され、内部圧力の変化に伴う変
形抵抗の増加、すなわちダンパーのバネ剛性の増加が抑
制され、低剛性のダンパー装置を実現することが出来る
。
これによって、低周波領域でも充分な減衰特性を有する
ダンパー装置が実現できる、 又、ダンパーの製造方法として、蓋体の内側部の薄膜部
の形状を略凸球面形状とすることによって、蓋体と器体
の加硫接合に伴う、ダンパー内部の気圧の低下を、吸収
し、ダンパー完成時に、所望の波状の凹凸形状が得られ
るものとしたため加硫接合に伴うダンパーの変形による
悪影響が回避できる。
ダンパー装置が実現できる、 又、ダンパーの製造方法として、蓋体の内側部の薄膜部
の形状を略凸球面形状とすることによって、蓋体と器体
の加硫接合に伴う、ダンパー内部の気圧の低下を、吸収
し、ダンパー完成時に、所望の波状の凹凸形状が得られ
るものとしたため加硫接合に伴うダンパーの変形による
悪影響が回避できる。
実施例
以下本発明の一実施例のダンパー装置について、図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるダンパー装置の断面
図を示すものである。第1図において、16は機器の第
1の部分としてのシャーン、17は機器の第2の部分と
(7てのピックアップ板金シr−ゾ、18はバネ、19
は振動減衰能の優れたブチルゴムよりなる略回転体形状
を有する器体、20は蓋体であり、蓋体20は外縁部2
1と厚さ0.3gの薄膜からなる内側部22からなり、
器体19に対して外縁部21においてゴム加硫反応によ
って接合されている。23はシリコンオイル等の粘性流
体、24は粘性流体23の粘性流動に伴う撮動吸収効果
を高めるだめの攪拌体である。その他の+jtt成につ
いては、第2図に示す従来例と同様であり、第2図のシ
ャーシ2は第1図のシャーシ16に相当する。
図を示すものである。第1図において、16は機器の第
1の部分としてのシャーン、17は機器の第2の部分と
(7てのピックアップ板金シr−ゾ、18はバネ、19
は振動減衰能の優れたブチルゴムよりなる略回転体形状
を有する器体、20は蓋体であり、蓋体20は外縁部2
1と厚さ0.3gの薄膜からなる内側部22からなり、
器体19に対して外縁部21においてゴム加硫反応によ
って接合されている。23はシリコンオイル等の粘性流
体、24は粘性流体23の粘性流動に伴う撮動吸収効果
を高めるだめの攪拌体である。その他の+jtt成につ
いては、第2図に示す従来例と同様であり、第2図のシ
ャーシ2は第1図のシャーシ16に相当する。
第7図は、このダンパーの製造方法を示すものである。
k:(体2oと、器体19との接合処理以前において、
蓋体20の内側部22の薄膜は略凸球面形状を有するよ
う成形加工される。一方、別途成形された器体19には
、粘性流体23が内部に注入される。この後、蓋体20
と器体19は組み合わされ、その外縁部21が加硫接合
処理される。加硫接合処理は、加硫反応を生ぜしめるた
めに相当の高温雰囲気で行われ、ダンパー内部の空気の
温度も上昇するが、処理終了後は、常温に冷却され、内
部の気圧が低下し、蓋体2oの内側部22は変形し、同
心円状の波状の凹凸形状になる。
蓋体20の内側部22の薄膜は略凸球面形状を有するよ
う成形加工される。一方、別途成形された器体19には
、粘性流体23が内部に注入される。この後、蓋体20
と器体19は組み合わされ、その外縁部21が加硫接合
処理される。加硫接合処理は、加硫反応を生ぜしめるた
めに相当の高温雰囲気で行われ、ダンパー内部の空気の
温度も上昇するが、処理終了後は、常温に冷却され、内
部の気圧が低下し、蓋体2oの内側部22は変形し、同
心円状の波状の凹凸形状になる。
上記実施例では、蓋体の凹凸形状を2山程度としたがそ
れ以−上の山数をもつものにしてもよく、又、凹凸をな
めらかな曲線によって形成しているが、階段状の直線を
組み合わせた形状としても良い。
れ以−上の山数をもつものにしてもよく、又、凹凸をな
めらかな曲線によって形成しているが、階段状の直線を
組み合わせた形状としても良い。
発明の効果
以上のように本発明は、ダンパーを構成する蓋体の器体
に接合される外縁部より内側の部分が薄く、かつ同心円
状に波状の凹凸形状を有することにより、ダンパーのバ
ネ剛性が小さくなり、したがって支承系の固有振動数を
低く設定することができ、低周波数域でも充分な減衰性
能を有するダンパー系を実現することが可能となる。
に接合される外縁部より内側の部分が薄く、かつ同心円
状に波状の凹凸形状を有することにより、ダンパーのバ
ネ剛性が小さくなり、したがって支承系の固有振動数を
低く設定することができ、低周波数域でも充分な減衰性
能を有するダンパー系を実現することが可能となる。
さらに本発明は、蓋体を器体との加硫接合前に:i r
ifJ記器体と接合される外縁部の内側の部分が薄い略
凸球面形状を有するよう成形する第1の工程と、前記H
(体内に粘性流体を注入する第2の工程と、前記蓋体と
、前記器体を加硫反応により接合する第3の工程とから
なり、加硫反応による接合処理終了後のダンパー内部の
空気の温度低下に伴い、前記蓋体が略凸球面形状から、
同心円状に波大の凹凸形状を有する形状に変化させるこ
とにより、ゴムの加硫接合処理(麦のダンパー内部の気
圧減少にftうダンパーの変形が囲壁され、実際の使用
状、四でのダンパー!1.Y性が確保されるという効果
を有するものである。
ifJ記器体と接合される外縁部の内側の部分が薄い略
凸球面形状を有するよう成形する第1の工程と、前記H
(体内に粘性流体を注入する第2の工程と、前記蓋体と
、前記器体を加硫反応により接合する第3の工程とから
なり、加硫反応による接合処理終了後のダンパー内部の
空気の温度低下に伴い、前記蓋体が略凸球面形状から、
同心円状に波大の凹凸形状を有する形状に変化させるこ
とにより、ゴムの加硫接合処理(麦のダンパー内部の気
圧減少にftうダンパーの変形が囲壁され、実際の使用
状、四でのダンパー!1.Y性が確保されるという効果
を有するものである。
第1図は本発明の一実施例におけるダンパー装置の断面
図、第2図は」ト戒コンパクトディスクプレーヤの振動
系の説明模戊図、第3図は車載コンパクトディスクプレ
ー−vのビノクアノプユニノト部の耐振特性の説明図、
第4図は車載コンパクトディスクプレーヤのピックアッ
プ支持糸に要求される振動伝速特性の説明図、第5図は
+lj載コンパクトディスクプレーヤのビノクアソプユ
ニノト支承系の説明斜視図、第6図は従来のダンパー装
置の断面図、第7図は本発明のダンパー製造方法の説明
図である。 16・・・・・/ヤーン、17・・・・・ピックアップ
板金シャーシ、19・・・・・器体、2o・・・・・・
蓋体、21・・・・外縁部、22・・・・・・内側部、
23・・・・・粘性流体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名rr
;−−−:Jf−ツ 20−−− g Hf。 2f−−−σト珪tア 22〜・−1′111月か 23・−餡)1シ1本 ・第2図 +1#。 N53図 第4図 唱、膚秋(酊。 第7図
図、第2図は」ト戒コンパクトディスクプレーヤの振動
系の説明模戊図、第3図は車載コンパクトディスクプレ
ー−vのビノクアノプユニノト部の耐振特性の説明図、
第4図は車載コンパクトディスクプレーヤのピックアッ
プ支持糸に要求される振動伝速特性の説明図、第5図は
+lj載コンパクトディスクプレーヤのビノクアソプユ
ニノト支承系の説明斜視図、第6図は従来のダンパー装
置の断面図、第7図は本発明のダンパー製造方法の説明
図である。 16・・・・・/ヤーン、17・・・・・ピックアップ
板金シャーシ、19・・・・・器体、2o・・・・・・
蓋体、21・・・・外縁部、22・・・・・・内側部、
23・・・・・粘性流体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名rr
;−−−:Jf−ツ 20−−− g Hf。 2f−−−σト珪tア 22〜・−1′111月か 23・−餡)1シ1本 ・第2図 +1#。 N53図 第4図 唱、膚秋(酊。 第7図
Claims (2)
- (1)機器の第1の部分と、機器の第2の部分の間に装
着され、第1の部分の無方向の機械振動の第2の部分へ
の伝達を減衰する装置であって、可撓性物質にて形成さ
れた略円筒形状を有する器体及び略円盤形状を有する蓋
体とからなり、前記器体と蓋体を接合して形成される内
部の密封空間内には粘性流体を封入し、かつ、前記蓋体
の、前記器体に接合される外縁部より内側の部分が薄く
、かつ同心円状に波状の凹凸形状を有することを特徴と
するダンパー装置。 - (2)可撓性物質で形成された略円筒形状を有する器体
及び略円盤形状を有する蓋体とからなり、前記器体と蓋
体を接合して形成される内部の密封空間内には粘性流体
を封入し、かつ、前記蓋体は、前記器体に接合される外
縁部より内側部分が薄く、かつ同心円状に波状の凹凸形
状を有するダンパーー装置の製造方法であって、前記蓋
体を前記器体との加硫接合前には前記器体と接合される
外縁部の内側の部分が薄い略凸球面形状を有するよう成
形する第1の工程と、前記器体内に粘性流体を注入する
第2の工程と、前記蓋体と前記器体を加硫反応により接
合する第3の工程とからなり、加硫反応による接合処理
終了後のダンパー内部の空気の温度低下に伴ない、前記
蓋体が、略凸球面形状から、同心円状に波状の凹凸形状
を有する形状に変化させることを特徴とするダンパー装
置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26003985A JPS62124332A (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | ダンパ−装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26003985A JPS62124332A (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | ダンパ−装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124332A true JPS62124332A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17342449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26003985A Pending JPS62124332A (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | ダンパ−装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62124332A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01116993U (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-07 | ||
JPH01178250U (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-20 | ||
JPH0243542U (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-26 | ||
EP0364761A2 (en) * | 1988-10-18 | 1990-04-25 | International Business Machines Corporation | Electromagnetic actuator having improved dampening means |
EP0982514A1 (de) * | 1998-08-26 | 2000-03-01 | Philips Corporate Intellectual Property GmbH | Flüssigkeitsgefüllter Dämpfer für ein erschütterungs-empfindliches Gerät |
EP1657114A1 (en) * | 2004-11-15 | 2006-05-17 | Harman/Becker Automotive Systems GmbH | Navigation device of a vehicle and memory unit mounting system |
-
1985
- 1985-11-20 JP JP26003985A patent/JPS62124332A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6603728B1 (en) | 1998-08-26 | 2003-08-05 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Liquid-filled damper for a shock-sensitive apparatus, and method of manufacturing said damper |
EP1657114A1 (en) * | 2004-11-15 | 2006-05-17 | Harman/Becker Automotive Systems GmbH | Navigation device of a vehicle and memory unit mounting system |
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