JPS62122543A - フイツシングラインリ−ダ−の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスペイン国特許第５２３．２９４号明細書（特
開昭６０−１６５３２号公報）に記載の発明の目的で提
出された一連の改良に基ずき、またフィッシング用のラ
インリーダーで提案された一連の改良に関するものであ
る。

上述の特許明細書において“フライ（ｆ　Ｉｙ＞”によ
るマス釣りのなめ極めて正確なキャスティングが必要で
あり、また同様に釣人があるポイントまたは位置から投
てきし得る面積を増大する目的で、できるだけ大きな距
離でキャスティングを達成することに関して言及がなさ
れた。

フライラインに関して、“リーダー（１ｅａｄｅｒ）”
は軽量でかつより可撓性の要素を構成し、ラインにより
供給される衝撃を集めまたそれを順次ティベットとフラ
イに伝達し、このため前記リーダーはキャスティングに
おける精度に由来する集合体の機能と効果として、基本
的な要素を作り上げる、ということも前述の明細書で述
べた。この感覚で、また周知であるごとく、リーダーは
先端の受は端部に向かって増大する直径を有すべきであ
り、また同時に可撓性でかつ必要ならば弾力がなければ
ならない。

特開昭６０−１６５３２号の基本的な目的は、これらの
特性をもつが績び目のないリーダーを得ることであり、
他の周知のリーダーの問題点、例えば螺旋を形成しかつ
これを保持する傾向を除去することである。

前述に従い、前記特開公報に記載のリーダーは、ミクロ
ン単位の糸、望ましくは高い抵抗、弾性および可視性を
もつナイロンで編組体（ｂｒａｉｄ）を基礎として作り
上げられ、またその上テーパー付けした形態を採用した
前記編組体は任意の型のコア（芯）がないという特別な
特徴を持ち、このため編組体はその最も大きな直径に対
応している太い端部である数の糸から開始され、このよ
うな糸は次第に除去されかつ一体にされ、すなわち編組
体に加わる糸の数を次第に減じ、これは前記編組体の形
態に加わる糸のミクロン単位の特性を考慮して、実際に
梯形配置の発生なしに、リーダー直径の新城に変形され
る。

一層具体的な形態において、一定速度に保持される編組
機の使用が期待されるのに対して、結果として得られる
編組体の牽引が次第に減少し、このようににして織物の
密度の減少を得る一方、編組体の形態に組み込まれる糸
の数は減少し、またかかる糸の数の減少は編組体が次第
に狭くなることを決定し、またこれは編組体に牽引を一
定に保持しかつｍｍ［機の回転速度を変更しあるいは両
方の変量を同時にかつ組み合わせて作用しながら同様な
効果を達成することができる。

前記特開公報には、水中に沈められるリーダーが要求さ
れるとき、吸収性の材料、例えば綿を編組体の弛んだ部
分に組み込む可能性についても言及がなされたが、良好
な配備にも拘らずリーダーを得る方法に一層の簡易性を
得る場合、編組体は吸収性の材料のコアを有しない。

ところで、本発明が提簀する改良点は、テーパ−付けし
た編組体に基いて得られる連続するリーダーに向けられ
、すなわち、中空であるがコアがなく、沈むにも拘らず
、前記リーダーの比重または沈降速度を調整または適格
にすることを可能にする。

それ故、本発明は編組体の形態に関係する一本以上のミ
クロン単位のナイロン糸を、同様にミクロン単位の金属
でかつ可撓性の糸と置き換え、この金属系は編組体の後
者の使用に応じて、プリセットおよび理想的なレベル迄
、リーダーの比重を増大するなめその全体において適当
な割合をもつ。

より具体的な形態において、これらの糸を得るための最
も理想的な材料として銅が選ばれなけれども、ある同様
な特性を与える任意他の材料も用いることができること
は明らかである。

−見しなところ、リーダーの比重を増大するためのこの
問題点の解決法は明らかであるように見えるけれども、
困難な研究の末、また公けにされた改良を介してのみ避
けることが可能であった問題点が生じた。

編組機において、ナイロン糸を巻いたスピンドルと、銅
糸を巻いたスピンドルとの単なる交換は、ナイロンがか
なり高い弾性率を示し、また銅が実質的に弾性をもたな
いので実行し得ないものであり、編組体を織るため発生
される牽引力は銅糸の瞬間的な破断および全体的な作業
の非効率化を伴う。

金属系により耐え得る限度まで牽引力の調整を得るため
、弾性のな−いことに従い金属系にナイロン糸の伸長と
原理的に等しいが、ナイロン糸の弾性の回復の後、これ
らが残りの材料の蓄積による銅の小結節の形成を生じる
伸長作用を生じ、これは織物としておよびリーダーそれ
自体としてその全体における高い程度の不規則性を意味
するリーダーの嵩の出現を決定する。

他の重要な問題は、一般に用いられる編組機において、
周知である如く、糸が軸方向に引き出され、これはナイ
ロンの場合問題を生じないが、銅糸の場合に重大な問題
を生じるという事実に基ずく、即ち、対応のスピンドル
上の銅糸の巻回ごとにその出口でスピンドルへの螺旋状
の巻線により「巻き癖」が発生し、この巻き癖は小結節
に変り、かつ糸の強度を弱め、何度もその破断を生じ、
さもなければリーダーの表面が不規則となるテーパー付
けした編組体に突起を生じる。

これら全ての問題点は本発明の改良した方法により完全
に満足な要領で解決された。

一層具体的な態様において、まなテーパー付けした編組
体に基き得られるリーダーの比重を増大するため金属の
ミクロン単位の拳を用いる基本的なアイデアに関して、
周知の改良点の１つは、各金属系の供給が分離して行わ
れるのではなく、ナイロン糸と組み合わせて行われとい
う事実に基き、これはナイロン糸と共に２重糸を得るな
め予め撚られ、したがって一方と他方の糸を作り上げる
材料の性質を付与される。ナイロン糸には銅糸が巻かれ
、前者は牽引作用を実質的に支持し、一方後者は任意の
変形を特に被ることなくまた銅糸と組み合わされるナイ
ロン糸に関して銅糸の配分に完全な規則性を保持して、
それ自体の巻回まなは撚りを通して伸長しかつ収縮し、
この規則性は順次リーダーを作り上げている編組体に伝
えられる。

このようにして、ただ１本の銅糸と同じくただ１本のナ
イロン糸を撚る可能性があり、また２本の銅糸が１本の
ナイロン糸と組み合わせて編組され、あるいはただ１本
の銅糸が２本のナイロン糸と編組される。

通常のリーダーとして、期待される比重（または沈降速
度）に従い１６本又は３２本の糸から開始して一般に８
本又は１２本で終り、これはナイロンおよび銅糸の撚り
又は編組による組合わせによって唯１つの複合糸、又は
同一の特性を有する２本以上の複合糸を用いることがで
き、この場合かかる複合糸は編組体への供給において、
等角度に隔てた領域に配置され、リーダーを作り上げる
テーパー付けした編組体に亘って金属材料の適当な配分
を達成する。

特開昭６０−１６５３２号公報に従って作ったリーダー
において、０．０７６ないし０．１２７　ｍｍの間の直
径をもつナイロン糸が用いられ、本発明の方法によるす
−グーにおいては、前記ナイロン糸に０．０５ないし０
．１２ＩＩＩＷの間の直径を有するミクロン単位の銅糸
が組合わされる。

一方及び他方の性質の糸としてこれらの寸法に関して、
編組体の形態に与えられる複合糸が撚りの加えられるた
だ１本の銅糸とただ１本のナイロン糸により作り上げら
れるとき、前記対の糸に付与される撚り又は巻回の数は
直線センチメートル当り０，１と４０との間であり、ま
た望ましくは直線センチメートル当り０．５と１５との
間である。

補足的に、複合糸が３本であるとき、撚られた糸の形態
に関与する糸は中間的な貫通編組体に関連し、多数の交
差及び編組に提出される前記糸は直線センチメートル当
り０．５と１０の間に含まれ、また望ましくは前記交差
の数は直線センチメートル当り２と５との間に含まれる
。

上述した限界は、糸の撚りまたは交差の数が多くなれば
なる程、撚られた糸に関与する銅の量は多くなるという
ことを決定し、また続いて、リーダーに関与する銅の量
が多い程、リー・グーの比重または沈降速度が増大する
ことは明らかである。

他の特徴として、こうして得られたリーダーを作り上げ
る編組体の一方又は両方は、そのたるんだ部分の内側に
折返してラインおよびティベヅトを取付けるためのルー
プを形成することができ、これを通して前記ラインおよ
びティベットは編組体のたるみの内側に直接固着し得る
。

前述の補足として、またナイロン糸と共に撚られる銅糸
の使用とは別に、補足材料の糸と組合わされる１つまた
は他の材料の糸が２つあり、銅が放射形状のスピンドル
を犠牲にして供給され、即ちスピンドルが回転されるの
に対して、軸方向引出しの通常の装置において静止状態
にとどまる代りに銅が引出され、これによりこれに起因
する問題点により最後の場合に生じる銅糸の自己撚りが
消滅し、またこれは予め注目された。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定の沈み具合を得るため水の比重よりも大きな
   有効比重を有する中空のリーダーであるシンキングリー
   ダーを得るためのフィッシングラインリーダーの製造法
   において、リーダーの形態においてまたリーダーを決定
   するテーパーを付した編組体を形成する通常のナイロン
   糸または任意他の類似な材料の糸と組み合わして、前記
   編組体にリーダーの比重を変化させる金属質のミクロン
   単位の糸が組み込まれ、前記金属質の糸が耐蝕性と可撓
   性の十分な特性を有する望ましくは銅糸であり、前記銅
   系が作動要素として要求される比重に対して十分な可変
   比率でリーダーに全般的に関連して組み込まれることを
   特徴とするフィッシングラインリーダーの製造法。
2. （２）ミクロン単位の金属系がミクロン単位のナイロン
   糸で編まれるテーパーを付した編組体のナイロン糸が束
   ねられるテーパーを有する編組体の形態として編組区域
   に組み込まれ、前記両糸は各銅系がナイロン糸と共に予
   め撚られまたは編組される編組体に従う特別な特性を有
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の方
   法。
3. （３）相互のまわりに撚られる銅系とナイロン糸により
   ２重糸が構成されることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項または第２項に記載の方法。
4. （４）ナイロン糸と銅糸が単位センチメートル当り０．
   １と４０との間に含まれる、望ましくは０．５と１５と
   の間に含まれる撚りの数を有することを特徴とする特許
   請求の範囲第３項に記載の方法。
5. （５）複合糸が１本のナイロン糸と２本の銅糸により作
   られ、あるいは十分に編組される１本の銅糸と２本のナ
   イロン糸により作られることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項または第２項に記載の方法。
6. （６）ナイロン糸と２本の銅糸または各々の撚った糸に
   組み込まれる銅糸と２本のナイロン糸が単位センチメー
   トル当り０．５と１０の間に含まれる、望ましくは２と
   ５との間に含まれる多数の交差部を有することを特徴と
   する特許請求の範囲第５項に記載の方法。
7. （７）リーダーを構成している中空のテーパーを有する
   編組体が少なくとも１本の銅糸を組み込んでいる少なく
   とも１本の複合糸を備え、複合糸の数はリーダーとして
   要求される比重に従い増加することができ、また複合糸
   が前記中空の編組体の輪郭に沿って等間隔に配分される
   ことを特徴とする特許請求の範囲第前記各項の任意の１
   項に記載の方法。
8. （８）リーダーとして０．０７６と０．１２７ｍｍとの
   間の直径のナイロン糸と、０．０５と０．１２ｍｍとの
   間の銅糸を組み込んだ編組体が用いられることを特徴と
   する特許請求の範囲第前記各項の任意の１項に記載の方
   法。
9. （９）スピンドルを犠牲にして供給されるミクロン単位
   の金属糸が前記スピンドルの軸方向の回転を介して半径
   方向に巻き戻すことによりスピンドルから現れることを
   特徴とする特許請求の範囲第前記各項の任意の１項に記
   載の方法。