JPS62120977A - 氷水ブラスト法とその装置 - Google Patents

氷水ブラスト法とその装置

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JPS62120977A
JPS62120977A JP25631985A JP25631985A JPS62120977A JP S62120977 A JPS62120977 A JP S62120977A JP 25631985 A JP25631985 A JP 25631985A JP 25631985 A JP25631985 A JP 25631985A JP S62120977 A JPS62120977 A JP S62120977A
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JP
Japan
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water
ultra
high pressure
pressure water
cooled
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Pending
Application number
JP25631985A
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English (en)
Inventor
Sadao Nakada
中田 貞雄
Masuhiko Hirai
平井 増彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKATAGUMI KK
Original Assignee
NAKATAGUMI KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24CABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
    • B24C1/00Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods
    • B24C1/003Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods using material which dissolves or changes phase after the treatment, e.g. ice, CO2

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、たとえば船舶などの構造物の金属等表面に存
在する錆・スケール・古い塗膜・海洋生物・汚泥などの
付着物を除去したり、金属をはじめとする各種材料の切
断加工を行うことができる氷水ブラスト法とその装置に
関するものである。
[従来の技術] 金属あるいはその他の素材で構成されている船舶などの
構造物の素地表面をブラスト法により清浄する場合、素
地対象に応じて従来はつぎのような各種の方法がとられ
ていた。
その一つとして、(A)微細な鋼粒・スラグ・珪砂等を
研掃材として高速空気または遠心力を利用して被処理面
に投射して清浄化する方法、また(B)高圧水と上記研
掃材を混合して被処理面に投射する方法、あるいは(C
)あらかじめ所定の粒径に製氷した氷片または氷塊を粉
砕して粒径を整えた氷片と高圧水(約100〜500 
kg/ am”))の混合スラリーを投射する方法、そ
して(D)最近、水に1500 kg/cm’程度の超
高圧をかけて加圧した超高圧水を噴射する方法などが知
られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記(A)の方法では、(1)研掃材を
高速空気または遠心力等で被処理面に噴射すると、研掃
材自体の破砕および被処理面の剥離によって莫大な粉塵
が発生し、作業環境を著しく悪化させるとともに、投射
済みの研掃材の回収および廃棄処分に多大なコストがか
かるといった問題がある。
また、上記(B)の方法では、(2)高圧水と研掃材と
を混合して投射するために、発生粉塵は低減し、作業環
境は改善されるものの、研掃材の回収とその廃棄処分の
コストがかかり、しかも被処理面に残存する研掃材の除
去にかなりの労力を必要とするといった問題があった。
また、上記(C)の方法では、(3)作業環境および後
処理のコスト面などは改善されるが、本来必要とされる
噴射能力、すなわち清浄能力が減退するという欠点があ
る。というのは、噴射時の氷片の連動量は、質量と速度
に比例するが、氷片の質量は前記研掃材の質量に比べて
小さく、しかも搬送する高速空気または高圧水がノズル
から噴射されると空気抵抗により速度が低下するために
、氷片は連動量が小さくなって被処理面に到達する。
実際、この方法で水片の速度を20On+/s以上の速
度にすることは、不可能であった。
また、上記(D)の方法は、作業性・労力・コストなど
種々の点で優れているが、(4)たとえば鋼板などに発
生する鉄錆の中でも、強固に付着している黒錆といわれ
る錆を除去することは困難であった。
この発明では、超高圧水による方法においてもなお未解
決な、被処理面における黒錆のような強固な固着物の除
去といった清浄能力の不十分な点を問題としている。
[問題点を解決するための手段] 上記のような問題を解決するために、発明者らは、種々
検討を加えた結果、超高圧水の凝固点は、大気圧下での
凝固点(0℃)以下になるという物性に着目し、超高圧
水を冷却してノズルから噴射し、大気圧下で噴射水の1
部を結氷させ、この氷片と噴射水との混合スラリーを噴
射するという着想を得るに至った。
すなわち、上記の着想のもとに得られたこの発明の氷水
ブ°ラスト法は、超高圧水を0℃から凝固点に至る直前
の範囲まで冷却し、この超高圧水をノズルから噴射し、
噴射しん噴射水の1部から瞬間的に生成する微細な氷片
と噴射水とからなる混合スラリーを噴射するようにした
ものである。
また、上記方法を実施するための氷水ブラスト装置は、
水を加圧して超高圧水にする加圧手段と、超高圧水を冷
却する冷却手段と、冷却された超高圧水を噴射する噴射
手段とから構成される。
[作用コ 超高圧水は超高速となってノズルから噴射されるととも
に、噴射水の1部は流速が低下することなく大気圧下で
瞬時に結氷し、微細な氷片と噴射水との混合スラリーに
なって被処理面に衝突するために、黒錆のような強固な
固着物を除去することができる。また、金属等の各種材
料を効率よく切断することができる。
[実施例] 第1図は、この発明の氷水ブラスト法を実施するための
氷水ブラスト装置の概念図で、図中符号lは水タンクで
ある。この水タンク1には、超高圧ポンプなどの加圧手
段2が連設されている。加圧手段2の能力としては、少
なくとも100100O/cm”以上、好ましくは15
00 kgf/ am2以上の加圧能力を有しているこ
とが望ましい。そしてこの加圧手段2は、耐圧ホース3
によって、熱交換器4aと冷却した冷媒を熱交換器4a
に循環する冷凍機4bとからなる冷却手段4に連設され
ている。
また、この熱交換器4aの出口には、外周に保冷用断熱
材を巻き付けた耐圧ホース8aと、その先端に取り付け
られたノズル8bと−からなる噴射手段8が設けられて
いる。
なお符号lOは、氷が結晶するさいに核となる、たとえ
ば氷の結晶と同形で難溶性のヨウ化銀混入液を入れたタ
ンクで、この内部には撹はん機11が備わっているとと
もに、その外部にはヨウ化銀混入液を水タンクlに供給
する供給ポンプ12が設けられている。また、水タンク
lの内部には、ヨウ化銀混入液を撹はんする撹はん機1
3が備えられている。
つぎに、上記装置を用いた氷水ブラスト法による被処理
面のブラスト法について説明する。まず、必要に応じて
水タンク1の中に所定量のヨウ化銀混入液を混入し、水
タンクlの中の水を加圧手段2に送り、約1500 i
+gr/ Cm”まで加圧する。この条件下における超
高圧水の凝固点は、−15℃である。ついで、加圧され
た超高圧水を、加圧手段2から耐圧ホース3によって冷
却手段4の熱交換器4aに送る。この熱交換器4aで、
超高圧水の顕熱のみを吸収して冷却する。すなわち、大
気圧下での水の凝固点である0℃から上記の圧力で加圧
された超高圧水の凝固点である一15℃の範囲で冷却す
るが、好ましくは一15℃よりもわずかに高い一12℃
〜−14℃の範囲まで冷却する。
冷却された超高圧水は、超音速となってノズル8bから
噴射されるとともに、噴射水の1部は流速が低下するこ
となく大気圧下で瞬時に結氷し、水片と噴射水との混合
スラリーになって被処理面に衝突するために、従来の超
高圧水のみによるブラスト法に比較して著しく高能′率
で、しかも黒錆のような強固な固着物を除去することが
でき、さらに作業環境やコストの点でもすぐれている。
ところで、結氷量を増加するには、水に、より超高圧を
かけて過冷却状態にするか、あるいは結晶核となるヨウ
化銀混入液の比率を増加させればよい。もちろん、結氷
量を減らすには、逆にすればよい。
最後に、この氷水ブラスト法によって被処理面を清浄し
たのちは、防錆剤を塗布したり、あるいは除湿空気を吹
き付けて速乾させる。
なお、水の加圧範囲は、上記のような1500kgf/
cn+”に限られることなく、たとえば100100O
/cm”以上であれば所期の目的を達することができる
つぎに、上記実施例の試験例を示す。
約1500 kgf/ am″に加圧された超高圧水は
、ノズル8bから噴射後、ただちに大気圧にまで減圧さ
れ、同時に超高圧水の1部が結氷した。結氷量は、放出
凝固熱・ノズル損失エネルギの熱転換を考慮して計算す
ると、全噴射水量の約10〜15%になった。超高圧水
と氷片との噴射速度は、ノズル出口で450〜550m
/sという超音速の速度が測定された。また、氷片の粒
径は、鋼板の被処理面への衝突時には、10〜100u
+++程度まで成長しているものと推定される。なお、
鋼板の被処理面は、その表面に赤錆を、また内部の素地
面に黒錆を有するものを用いた。その結果を下記の表に
示す。
表 [注]  Sa:研掃材によるブラスト法の処理程度に
関するスエーデン規洛 この表は、従来もっとも問題とされていた鋼板の黒錆が
、はぼ完全に除去できることを示している。
なお、上記実施例および試験例では、黒錆の除去といっ
た被処理面の清浄について説明したが、上記技術により
、金属等の材料を切断加工することも可能である、この
場合においても、単に超高圧水のみの場合に比べて著し
く高能率で切断することができる。
[発明の効果] この発明の氷水ブラスト法は、超高圧水を06Cから凝
固点に至る直前までの範囲で冷却し、この超高圧水をノ
ズルから噴射し、噴射した噴射水の1部から瞬間的に生
成する微細な氷片と噴射水とからなる混合スラリーを噴
射するようにしたものである。したがって、超高圧水と
氷片とによる表面付着物の衝撃破砕力は、従来の超高圧
水のみで清浄する場合に比較してはるかに強く、黒錆の
ような強固な付着物でもほぼ完全に除去することができ
るだけでなく、各種材料を切断する場合には、加工能力
を著しく向上させることができる。
また、この発明の氷水ブラスト装置は、超高圧水にする
加圧手段と、超高圧水を冷却する冷却手段と、冷却され
た超高圧水を噴射する噴射手段とから構成したので、氷
片を超高圧水の噴射時に作ることができるとともに、水
片を超高圧水と同じ超高速で噴射することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、氷水ブラスト装置の構成を示す概念図である
。 l・・・・・・水タンク、2・・・・・・加圧手段、4
・・・・・・冷却手段、8・・・・・・噴射手段、8b
・・・・・・ノズル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超高圧水を0℃から凝固点に至る直前までの範囲
    で冷却し、この超高圧水をノズルから噴射し、噴射水と
    噴射した噴射水の1部から瞬間的に生成する微細な氷片
    とからなる混合スラリーを噴射することを特徴とする氷
    水ブラスト法。
  2. (2)水を加圧して超高圧水にする加圧手段と、超高圧
    水を冷却する冷却手段と、冷却された超高圧水を噴射す
    る噴射手段とからなることを特徴とする氷水ブラスト装
    置。
JP25631985A 1985-11-15 1985-11-15 氷水ブラスト法とその装置 Pending JPS62120977A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0316264A2 (de) * 1987-11-11 1989-05-17 Werner & Zeisse GmbH & Co. Verfahren und Vorrichtung zum Entlacken und Entfernen von Schichten von Flächen
JPH01114266U (ja) * 1988-01-22 1989-08-01
FR2690369A1 (fr) * 1992-04-24 1993-10-29 Gardella Coating Sa Procédé et dispositif de décapage de surfaces par projection de glace hydrique ou carbonique.
JPH07296912A (ja) * 1992-07-31 1995-11-10 Molex Inc フレキシブルなフラットケーブル用の 電気コネクタ組立体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029277A (ja) * 1983-07-27 1985-02-14 Kurita Water Ind Ltd 氷粒を用いた洗浄方法

Patent Citations (1)

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