JPS62120851A - 浴槽装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浴槽内の渇水を強１ＩＩＩＩ的に循環させる
浴槽装置の改良に関する。

〔従来の技術〕

最近では、ライフスタイルの多様性から、浴室も単に体
を清漂にするという本来的な機能から一歩進んで、さら
に社印を増進させたり、入浴が快適となるような種々な
工夫がなされている。

その一つとして、ジエッ１〜バスといわれるいわゆる泡
風呂が知られている。このジエン１〜バスは、浴槽内の
渇水を吸込管から循環ポンプで吸い込み、吐出管から湯
水を噴出させるとともに、この吐出管の途中にシュノー
ケルを立設して空気を吸い込むようにし、吐出管から渇
水と一緒に泡状の気泡をも噴出させるようにしたもので
ある。これは、泡状の空気が身体の表面にぶつかってマ
ツサージ効果、温熱効果、洗浄効果簀があることから、
肉体的疲労をとり健康増進に役立つといわれている。

（発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このジェノ１−バスにあっても、単に肉
体的疲労の除去や、健康の増進といった様能性を追求す
るもので、精神的疲労を癒してくつろぎとか安らぎを１
９るといった工夫はなされていむかった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の浴槽装置は、浴槽内の湯水を吸込管により吸い
込み、吸い込んだ渇水を循環ポンプによって吐出管から
吐き出して強制的に循環さけるようにした浴槽装置にお
いて、前記吐出管にバイパス管を設け、このバイパス管
の先端に取り付けた吐出弁を浴槽本体の上縁に臨ませて
構成したものである。

〔実施例〕

第１図から第４図にこの発明の１実施例を示すもので、
浴槽装置は、主として、浴槽１と、浴槽１内の渇水を循
環させる循環ポンプ２と、お潟を沸かす風呂釜（図示せ
ず）とからなっている。

浴槽１は、浴槽本体１ａの一辺（第１図で後方）に立ち
上げた壁１ｂを有して形成されている。この壁１ｂの上
縁１ｅには、断面凹状の後述する泉流の流路１Ｃが形成
されている。、流路１Ｃの一端（第１図で左端）は開放
されており、泉流しが浴槽内に流れ込むようになってい
る。また、流路１Ｃの他端には、矩形の凹所１ｄが設け
られ、この凹所１ｄには後述する吐出弁３が臨ませられ
ている。

前記循環ポンプ２は、下側に位置して浴ｊａ１内の揚水
を吸い込む吸込管２ａと、吸込管２ａの上側に位置して
湖水を浴槽１内に噴出する吐出管２ｂとにより浴槽１に
連絡して浴槽１内の渇水を強制的に循環させるようにな
っている。

前記吐出′ｒ１２　ｂには、浴槽１ど循環ポンプ２との
間でシュノーケル２ｃが立設されている。このシュノー
ケル２ｃは、空気を吸い込んで吐出管２ｂから湯水と一
緒に気泡を噴出させるものである。

また、前記吐出管２ｂのシュノーケル２ｃと循環ポンプ
２との間には、吐出管２ｂ内部の湯水の噴流を分岐さけ
るバイパス管４が設【ノられている。

このバイパス管４の途中には、ボールバルブ４ａが設け
られている。また、バイパス管４の先端には、第３図に
示すように、浴槽１の壁１ｂの上縁に形成された凹所１
ｄに臨ませた吐出弁３がアダプタ５により取り付けられ
ている。このアダプタ５は、下端を接着剤などでバイパ
ス管４の先端に固定し、上縁の開口部に雌螺子が切られ
て後述する吐出弁３の受座３ａの雄螺子部３ａ１を螺合
するようになっている。

前記吐出弁３は、第４図に示すように、アダプタ５に螺
合する受座３ａと、２枚のパツキン３ｂと、１枚のすべ
らし板３Ｃと、受座３ａに螺合するボルト部３ｄと、ボ
ルト部３ｄに挿入して上下動する調節部材３ｅとからな
っている。

前記受座３ａは、内部に逆円錐状のテーパ面３ａ５を介
して上方で拡径する通水部３ａ２と、下部の雄螺子部３
ａ１と、上部の受部３ａ３とからなっている。この受部
３ａ３の内部であって通水部３ａ２の上部には、雌螺子
部３ａ４が設けられている。前記パツキン３ｂとすべら
し板３Ｃには、受座３ａの雌螺子部３ａ１の直径とほぼ
等しい穴が形成されている。

前記ボルト部３ｄは、その下部に前記受座３ａの雌螺子
部３ａ４に螺合する雄螺子部３ｄｌを、そして上部にフ
ランジ３ｄ２を有して形成されている。また、ボルト部
３ｄの内部には、受座３ａの通水部３ａ２に連通ずる中
空円筒状の通水部３ｄ３が設けられている。この通水部
３ｄ３には、Ｏリング３ｄ４が設ＧＪられている。

前記調節部材３ｅは、その下部にボルト部３ｄの通水部
３６３に度合する丸棒状の止水部３ｅ１と、上部のフラ
ンジ３ｅ２とからなっている。止水部３ｅｌの外周には
、０リング３ｅ３が設けられている。止水部３ｅ１の先
端は、前記受座３ａのテーパ面３ａ５に嵌合する逆円錐
状のテーパ面３ｅ４に形成されている。このテーパ面３
ｅ４には、複数の孔３ｅ５が形成されている。この孔３
ｅ５は、調節部材３０の内部に形成された上部に開口す
る噴出口３６６に連通ずるようになっている。

上記のように構成された各部品は、受座３ａの雌螺子部
３　Ｅ１４　ニホ／Ｌ／　ｈ部３ｄ（７）Ｍ螺子部３ｄ
ｌを螺合し、かつボルト部３ｄの通水部３ｄ３に調節部
材３０の止水部３ｅ１を嵌合して吐出弁３を構成すると
ともに、この吐出弁３を浴槽本体１ａの凹所１ｄに固定
するようになっている。この場合、受座３ａとボルト部
３ｄとの間には、浴槽本体１ａの凹所１ｄを構成する板
材１ａｌを挾むようにしてパツキン３ｄとすべらし板３
ｃとが介装されている。

つぎに、上記のような浴槽装置の作用について説明する
。

まず、循環ポンプ２の作動により、浴槽１内の渇水が吸
込管２ａから吸い込まれ（約２０）７分）、ベンチュリ
ー効果によりシュノーケル２Ｃを経て吐出管２ｂに吸い
込まれた空気を（約５０１７分）気泡として渇水といっ
しょに吐出管２ｂから噴出させる。

また、吐出管２ｂに入った湯水の一部は、バイパス管４
を経て吐出弁３に至り、第１図および第３図に示寸よう
に、その噴出孔３ｅ６から９流りとして湧き出させる（
約２１／分）。この場合の、泉流「の流爪の調節は、吐
出弁３の上、下動によって行うことができる。たとえば
、しに流りを完全に止めたいとぎは、吐出弁３の止水部
３ｅｌのテーパ面３ｅ４を受座３ａのテーパ面３ａ５に
当接すればよい。また、９流しをある程度湧き出させた
いときは、調節部材３０を上背させて、テーパ面３ｅ４
とテーパ面３ａ５との隙間をあけ、その隙間から通水部
３ａ２の湯水を孔３ｅ５を介して噴出孔３ｅ６から湧き
出さＵればよい（第３図）。

このときの、調節部材３０の高さ位置は、止水部３ｅ１
のＯリング３ｅ３とポル１〜部３ｄのＯリング３ｄ４の
それぞれの摩擦力によって、希望する一定位置に停止さ
せることができる。

このＪζうにして、吐出弁３から湧き出した９流しは、
第２図に示す破線のように、流路１Ｃを流れ、第１図に
示すように、浴槽１内に流れ落ちる。

この９流しは、揚水が泉のように湧きだして、せせらぎ
のようにして流れ落ちるので、入浴している茜にとって
、気分が安らいでくつろぎ感といったものが得られ、精
神的疲労を取り除くことができる。

なお、このような９流りを市めたいとさは、吐出弁３を
閉めるか、バイパス管４のボールバルブ４ａを閉じれば
よい。

以上述べてきた実施例では、風呂釜と泡風呂用の循環ポ
ンプ２を用いたものに適用した例を説明したが、上記の
ような循環ポンプ２を設備したものでなくても、強みす
直接循環式の追い焚き用屓呂釜にも適用することができ
る。

〔発明の効果〕

本発明の浴槽装置は、浴槽内の渇水を強制的に循環させ
るようにした浴槽装置において、吐出管にバイパス管を
設け、このバイパス管の先端に取り付けた吐出弁を浴槽
本体の上縁に臨まけて構成したものである。したがって
、吐出弁から湧き出した９流は、湯水が泉のように湧ぎ
だして、せせらぎのようにして流れ落ちるので、入浴し
ている者にとって、気分が安らいでくつろぎ感といった
ものが１９られ、精神的疲労を取り除くことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図はこの発明の１実施例を示すもので、第
１図はこの発明の浴槽装置の斜視図、第２図はその平面
図、第３図は吐出弁の取付状態を示す断面図、第４図は
吐出弁の分解図である。 １・・・・・・浴槽、１ａ・・・・・・浴槽本体、１ｅ
・・・・・・上縁、２・・・・・・循環ポンプ、２ａ・
・・・・・吸込管、２ｂ・・・・・・吐出管、３・・・
・・・吐出弁、４・・・・・・バイパス管。 出願人　　ミ（ｔワホーム株式会社 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 浴槽内の湯水を吸込管により吸い込み、吸い込んだ漏水
   を循環ポンプによって吐出管から吐き出して強制的に循
   環させるようにした浴槽装置において、前記吐出管にバ
   イパス管を設け、このバイパス管の先端に取り付けた吐
   出弁を浴槽本体の上縁に臨ませたことを特徴とする浴槽
   装置。