JPH02185Y2 - - Google Patents

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JPH02185Y2
JPH02185Y2 JP1985151628U JP15162885U JPH02185Y2 JP H02185 Y2 JPH02185 Y2 JP H02185Y2 JP 1985151628 U JP1985151628 U JP 1985151628U JP 15162885 U JP15162885 U JP 15162885U JP H02185 Y2 JPH02185 Y2 JP H02185Y2
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carbon dioxide
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gas
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porous body
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浴槽用簡易二酸化炭素放出器に関し、
浴槽内に簡便に、二酸化炭素を細胞化して噴出さ
せるとともに浴湯内に効率よく二酸化炭素を溶け
込ませることを目的とする。
(従来の技術) 二酸化炭素の溶け込んだ浴湯に入浴することは
血行促進、疲労回復に顕著な効果があるほか、一
部循環器系疾患にも治療効果があるとされ、これ
までに入浴用浴湯添加剤として二酸化炭素発生剤
を錠剤とし、これを浴湯中に投入して使用するこ
とが考えられ一部商品化されているものもある。
(考案の解決すべき問題点) ところが上記した従来品としての二酸化炭素発
生用の錠剤は、1錠当たりのガス発生量が一定で
あるため、浴湯の量の多少によつてガスの溶け込
み濃度が必ずしも一定ではなく、浴湯の量が標準
より少ない場合は濃く、逆に多い場合には濃度が
薄くなるという結果になるため実用的ではなかつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記した従来品の問題点を解決すべく
種々研究の末案出されたものであり、浴湯内に二
酸化炭素の微泡子を簡易に噴出するとともに効率
よく溶け込ませることができ、健康入浴を随時、
経済的に実施することができるよにしたものであ
つて、具体的には、高圧二酸化炭素ボンベおよび
該ボンベの封板を開被する手段を備えた本体と、
該本体からの流出ガスの流量を制御する流量制御
部と、流量制御部のガス出側に設けられた多孔体
とからなり、該多孔体は表面が外方に突出すべく
円弧状に形成されていることを特徴とした浴槽用
簡易二酸化炭素放出器に関する。
(実施例) 以下において本考案の具体的な内容を図示の一
実施例をもとに説明すると、1は本体、10は高
圧二酸化炭素ボンベ、6は切り矢、12は流量制
御部、22は多孔体を示す。
本体1は、下方に高圧二酸化炭素ボンベ10の
取りつけ用ネジ孔部2を有するとともに、該ネジ
孔部より上方部には該ネジ孔部に通ずる中空室3
が形成され、しかも該中空室3から本体1の上方
にかけてネジ孔4を介して本体1の上面に開口さ
れており、しかも該ネジ孔4には先端(下端)が
鋭利状に形成された切り矢6のネジ部5が螺合さ
れており、上端部のつまみ7を回動させることに
よつて切り矢6が前記中空室3からネジ孔部2内
に向けて進退できるように構成されている。尚7
aは気密保持のためのOリングを示す。
高圧二酸化炭素ボンベ10は、内部に高圧の二
酸化炭素が充填されており、取り扱いの容易性を
考慮すると100c.c.以下の容量のものが簡便であり、
上端の外周部に刻設されたネジ部を前記したネジ
孔部2内にパツキング9を介して気密に螺合させ
て本体1に取りつける。
流量制御部12は内部に中空室19を有すると
ともに、本体1の中空室3より側方に開口された
ネジ孔部8内に一部を螺入させて一体に取りつけ
られ、さらに中空室側に孔部13を有するととも
に、該孔部13の内側周縁部には内方に突出させ
た弁座14が形成されている。
中空室19内には二酸化炭素の流入側端面径よ
りも流出側端面径を大径とし、しかも細孔18を
有する断面略T字状のピストン15がスプリング
16を介して常時外方(第1図において左方)に
付勢されており、後述する嵌合キヤツプ20に当
接するように構成されている。
尚、17は弁でありピストン15の二酸化炭素
流入側端面に細孔18を閉鎖しない位置であつて
しかもピストン15の移動によつて孔部13を開
閉できる大きさに設けられている。尚15a,1
5bはピストン15のOリングを示す。
多孔体22は、この場合ポーラスストーンが用
いられ、上記した流量制御部12の二酸化炭素流
出側端面を閉塞してガス溜り部19aを形成すべ
く螺入嵌合される嵌合キヤツプ20の前面側に一
体的に抱持されており、しかも上記多孔体を構成
するポーラスストーンの表面は外方に突出すべく
円弧状に形成され、且つ該嵌合キヤツプ20の中
心部にはオリフイス21が形成されている。
尚、上記の実施例では流量制御部12を本体1
の側面に一体に取りつけたが、必ずしもこれに限
らず、たとえば本体1と流量制御部12、および
多孔体22との間に可撓性のビニールパイプ等を
介在させて取りつけてもよい。
(作用) 上記した実施例の構成において、まず高圧二酸
化炭素を充填したガスボンベ10を本体1のネジ
孔部2にパツキング9を介して気密的に装着し、
上部のつまみ7を回転させて切り矢6を下降さ
せ、高圧二酸化炭素ボンベ10の開口部に施され
た封板11を刺創開封した後、上記つまみ7を逆
方向に回転させて切り矢6を再び上方に移動させ
る。これによつて高圧二酸化炭素ボンベ10内か
ら二酸化炭素ガスが噴出し、中空室3からさらに
孔部13を通じて流量制御部材12の中空室19
内に流入する。流量制御部材12内においては、
二酸化炭素ガスはピストン15のガス流入側端面
から細孔18を通過して流出側端面に至り、ガス
溜り部19aへと流れてガス溜り部19a内の圧
力を上昇させる。ピストン15のガス流出側(ガ
ス溜り部19a側)端面の径はガス流入側(孔部
13側)端面の径より大きく、したがつて表面積
も大きいことから、単位面積当たりの圧力が同じ
である場合には表面積の大きいガス流出部側から
の圧迫力がガス流入部側の圧迫力より勝ることと
なり、さらにスプリング16の圧迫力に勝つた場
合に、ピストン15はガス流入側に移動し、弁1
7が弁座14に圧接して孔部13を閉塞し、これ
によつて二酸化炭素ガスの流量制御部12内への
流入を一時中断させる。この間ガス溜り部19a
内の二酸化炭素ガスはオリフイス21から多孔体
22方向へ常時流出しており、これに伴つてガス
溜り部19a内のガス圧は徐々に低下する。
そしてこのガス溜り部19a内の圧力が低下
し、ピストン15に対する圧迫力がスプリング1
6の圧迫力に負けはじめた時、スプリング16の
圧迫力によつてピストン15はガス溜り部19a
側に移動し、弁17を弁座14より離間させる結
果、中空室3から再び流量制御部12内に二酸化
炭素ガスを流入させる。そしてガス溜り部19a
内が高圧となつた場合には前記した動作を繰り返
し、二酸化炭素ガスの流入圧力を制御して常に一
定量の二酸化炭素ガスをオリフイス21から多孔
体22方向に流出させる。
流出したガスは多孔体22を通過する際に微細
に分離されてその円弧状をなした外表面より放射
方向に拡散して、放出される結果、浴湯中におい
て無数の微細泡を形成し、しかも二酸化炭素ガス
を浴湯中に高効率にて溶け込ませることができ
る。
尚切り矢6によつて極く小さな孔をボンベ封板
11に開けた場合は、二酸化炭素の流量も極くわ
ずかとなり、また開けた孔に対し切り矢6の先端
を押しつけることにより二酸化炭素の噴出を停止
させ、流量の制御を行うことも可能である。
またつまみ7を回転させ切り矢6のボンベ内へ
の挿入度を調節することも可能であり、この場合
には流量制御部材12を省略し、単にオリフイス
21を直接本体1の側面に設ける構成としてもよ
い。
(実施例) また第2図には本考案の別の実施例(第2実施
例)が示されている。すなわち本体1のボンベ取
付用ネジ孔2の封板当接位置に仕切板を設け、該
仕切板の中央に流通孔23を形成するとともに、
該流通孔23のボンベ封板当接側にはその周部を
先端鋭利状に隆起させた切り矢24を形成し、か
つ上記流通孔23の反対側(中空室3)には頂部
を平滑に隆起させた弁座25が形成され、さらに
つまみ7によつて回転するネジ部5の下端部には
上記した弁座25と気密に圧接合致しうる弁体6
aを一体に設けてある。
さらに本体1の側面部には中空室26及びオリ
フイス21、さらに表面を外方に突出させるべく
円弧状に形成するとともに、全面にわたつて多数
の微細な孔を穿孔させたプレート状の多孔体22
aが一体に設けられたところのキヤツプ20aが
螺入され、上記中空部26を本体1の中空室3に
連通させている。
(作用) 上記した第2実施例の構成において、ボンベ1
0を本体1のネジ孔2内に螺合していくと、ボン
ベ10の上端面にある封板がやがて切り矢26に
当接し、さらに螺入させることによつて破封させ
ることができ、ボンベ10内に二酸化炭素ガスが
流通孔23を通つて中空室3から中空部26を通
り、オリフイス21より多孔体22a方向へと流
出される。
この場合つまみ7を回転させて弁体6aを上下
動させ、弁座25に対する間隔および圧接度を微
調整することによりガスの流量を自在に調整する
ことができ、あるいはガスの流出を完全に遮断す
ることも可能である。さらに中空部26からオリ
フイス21を通じて放出されたガスは多孔体22
aに設けた多数の微細孔を通過する際に微細に分
離されてその円弧状をなした外表面より放射方向
に拡散して放出される結果、浴湯中において無数
の微細泡を形成し、しかも二酸化炭素ガスを浴湯
中に高効率にて溶け込ませることができる。
(考案の効果) 本考案は上記したように、金属性の高圧二酸化
炭素ボンベ、および該ボンベの封板を開被する手
段を備えた本体と、該本体からの流出ガスの流量
を制御する流量制御部、そして流量制御部のガス
出側に設けたところの表面が外方に突出すべく円
弧状に形成されている多孔体とより構成されてい
るために、二酸化炭素ボンベを開封し、そのガス
流量が自動的に制御されて多孔体より微細泡化し
て噴出されるのみでなく、ガスが噴出される際に
表面が外方に突出すべく円弧状に形成された多孔
体により放射方向に拡散される結果、浴湯中にお
けるガスの溶解効率が著しく向上し、また上記ボ
ンベ封板の開被手段によつてもガス流量を適宜制
御することができるので、これを好適な噴出量に
調整した後浴槽内に入れると金属製ボンベの重量
により浴槽内底部に沈み、底部より浴湯中に溶け
込みやすい状態で微細泡を多量に噴出させること
ができ、しかも噴出時間を適宜設定することによ
り浴湯内における二酸化炭素の溶け込み量を自在
に調節することができる。
また高圧二酸化炭素ガスボンベ内に香料および
種々の薬効成分を添加充填して二酸化炭素ととも
に噴出させるようにすると一層快適な健康入浴を
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である浴槽用簡易二
酸化炭素放出器の要部縦断面図、第2図は本考案
の別の実施例である浴槽用簡易二酸化炭素放出器
の要部縦断面図である。 1……本体、2……ネジ孔、3……中空室、4
……ネジ孔、5……ネジ部、6……切り矢、6a
……弁体、7……つまみ、8……ネジ孔部、10
……高圧二酸化炭素ボンベ、11……封板、12
……流量制御部、13……孔部、14……弁座、
15……ピストン、16……スプリング、17…
…弁、18……細孔、19……中空室、20……
嵌合キヤツプ、21……オリフイス、22,22
a……多孔体、23……流通孔、24……切り
矢、25……弁座、26……中空室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 高圧二酸化炭素ボンベ、および該ボンベの封
    板を開被する手段を備えた本体と、該本体から
    の流出ガスの流量を制御する流量制御部と、流
    量制御部のガス出側に設けられた多孔体とから
    なり、該多孔体は表面が外方に突出すべく円弧
    状に形成されていることを特徴とした浴槽用簡
    易二酸化炭素放出器。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のもの
    において、流量制御部のガス出側に設けられた
    多孔体は表面が外方に突出すべく円弧状に形成
    されたポーラス構造であるところの浴槽用簡易
    二酸化炭素放出器。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のもの
    において、流量制御部のガス出側に設けられた
    多孔体は多数の微細孔を穿孔したところの表面
    が外方に突出すべく円弧状に形成されたプレー
    ト状であるところの浴槽用簡易二酸化炭素放出
    器。
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JPS49103217A (ja) * 1973-02-03 1974-09-30

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