JPS62118520A - 電子サイクロトロン共鳴を用いて被膜を形成する方法 - Google Patents

電子サイクロトロン共鳴を用いて被膜を形成する方法

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JPS62118520A
JPS62118520A JP60259194A JP25919485A JPS62118520A JP S62118520 A JPS62118520 A JP S62118520A JP 60259194 A JP60259194 A JP 60259194A JP 25919485 A JP25919485 A JP 25919485A JP S62118520 A JPS62118520 A JP S62118520A
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Photovoltaic Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の利用分野J 本発明は、I X 10””torr以下に保持された
複数の反応容器が互いに連結して設けられたマルチチャ
ンバ方式の電子サイクロトロン共鳴を利用して、被膜を
形成する方法に関する。
本発明は複数の反応容器間にゲ−1・弁を設けることな
く筒状空間を有せしめ、実質的に複数の被膜間の不純物
等が被膜形成の際、互いに混入することを少なくまたは
除去した被膜作製方法に関する。
「従来技術」 気相反応による薄膜形成技術として、高周波または直流
電界により反応性気体を活性にさせるグロー放電のみを
利用したプラズマcvn法が知られている。この方法は
、従来の熱CVD法に比べ、低温での被膜形成が可能で
ある点で(fれでいる。
さらに形成される被11りがアモルファスシリコン半導
体等においては同時に再結合中心中和用の水素またはハ
ロゲン元素を含有させることができるため、良好なPI
、NlまたはPN接合を作り得る。
しかし、かかるグロー放電CVD法においては、被膜の
形成速度がきわめて遅く、実用上その成長速度を10〜
500倍にすることが求められていた。
他方、10−2〜10−5torrのいわゆるI X 
10−”torr以下の高真空に保持する圧力で被膜形
成がなされる電子サイクロ1−ロン共鳴を用いたCVD
法が知られている。この方法は5000人〜10μもの
厚い膜厚の被膜形成を10〜100人/秒と高速度で行
い得る。
しかし複数の被膜を異なった反応空間で形成するに際し
、第1の反応空間で第1の被膜を形成後、この被膜表面
を大気に触れさせることなく第2の反応空間に移設し、
第1の被膜上に第2の被膜を積層するいわゆるマルチチ
ャンバ方式は知られていないばかりか、かかる方式にお
いて、被膜形成中筒1の反応空間と第2の反応空間の間
をゲート弁でしきることな〈実施する試みもない。また
、この電子サイクロトロン共鳴を用いた被膜形成方法に
おいて、水素またはハロゲン元素が添加された5ixC
+−x (0<X4)の形成例も、微結晶またはセミア
モルファス構造のPまたはN型のシリコン半導体を形成
した例も知られていない。
r問題を解決すべき手段」 本発明はこれらの問題を解決するため、アルゴン等の非
生成物気体の活性化をサイクロトロン共鳴を用いて行う
。そしてその結果発生した電子または活性化気体により
生成物気体を構成する反応性気体の活性化、分解または
反応を行わしめて、その前工程で基板上に形成されてい
る第1の被■り上に第2の被膜をこの表面にグII−放
電CVDで生じ得るスパッタ(損傷)効果を軽減または
除去して積層する。さらに必要に応じこの第2の被膜上
に第3の被膜を同様にして積層する方法に関する。
本発明は半導体層をサイクロトロン共鳴を用いて形成す
る際、その前工程で形成された被膜の被形成面を大気に
触れさせることなくこの表面を1×104以下好ましく
はI Xl0−3torr以下の真空度で保持しつつ移
設し、この被形成面上に第2の被膜を形成する。その結
果、複数の半導体層の境界でお互いの材料が混合するこ
となく、またその境界領域に低級酸化物または低級窒化
物のバリア層が形成されることを防いでいる。
さらに本発明はこの電子サイクロトロン共鳴を用いた気
相被膜形成方法(以下tiCRCVD法という)に加え
て、反応空間を筒状空間とし、この活性反応性気体がこ
の筒状空間よりもれて隣の反応空間に混入することを防
いでいる。このため本発明は高周波または直流電界を併
用し、共鳴エネルギの共鳴がなくなった後も反応性気体
の活性状態を筒状空間内で十分持続するようにプラズマ
放電エネルギを反応性気体に与える。さらに被膜形成中
または被膜形成前後の基板の移設を広域ターボ分子ポン
プによる排気と同時に実施する。
「作用」 するとこのECR技術により形成される反応空間の圧力
は1×102〜5X10−5特に好ましくは1×10−
3〜I Xl0−’torrとこれまで作られてきたプ
ラズマグロー放電法による圧力(0,1〜0.5tor
r)よりも1桁以上も低い反応をするため、1つの反応
工程より次の反応工程に移す際、反応容器内におIJる
残留不純物ガスが少ない。このため従来のグロー放電プ
ラズマCVD法で知られる如く、■)またはN型の半導
体層を形成した後、次の半導体層を形成する前工程とし
て、それぞれの被膜が互いに混入してしまうことを防ぐ
ために被膜形成後それぞれの反応空間を十分真空引きを
し、その後それぞれの反応空間を仕切っているゲート弁
を開くという工程を必要としない。そのため第1の被膜
が例えばPまたはN型の第1の非単結晶半導体被膜であ
った場合、この被膜の形成後、単に反応性気体導入を中
止するのみで、その隣に位置する第2の反応空間へ被形
成面を有する基板を移設させることができ、工業的なス
ループソI−を著しく向上させることができる。
例えばアモルファスシリコン半導体を直接励起型のグロ
ー放電プラズマCVD法のみで形成せんとする場合は、
その成長速度は1人/秒であり、かつマルチチャンバ方
式におりる1つの反応室より隣の反応室に移すに際し、
それぞれの反応空間を10−5〜1O−6torrの高
真空引きをする。しかし、本発明のECRを用いたマル
チチャンバ方式においては、1つの反応空間より他の反
応空間に基板を連続的にまたは実質的に連続的に移設す
ることが可能となる。
さらに、本発明において、PまたはN型の半導体層が形
成された面上にECR法にてY型半導体層(真性または
実質的に真性またはPまたはN型の半導体層よりも十分
不純物濃度の低い半導体層)を形成すると、このY型半
導体層の形成に際しスパッタ作用がないため、きわめて
急峻なPIまたはNI接合界面を形成することができる
。その結果、本発明方法で作られたPIN接合を用いて
光電変換装置を作製する′と、きわめて高変換効率を期
待できる。実験的にも1.05cm2にて12.9%の
変換効率を得ることができた。
さらにサイクロトロン共鳴は不活性気体または非生成物
気体(分解または反応をしてもそれ自体は気体しか生じ
ない気体)を用いる。不活性気体としてはアルゴンが代
表的なものである。しかしヘリューム、ネオン、クリプ
トンを用い、さらにまた添加物として5ix(h−x(
0≦X<2)+5i3No−x(0≦X〈4)を形成す
るために不活性気体に加えてO,Nを添加して用いても
よい。
また反応性気体としては生成物気体(分解または反応を
して固体を生成する気体)を用いる。この生成物気体と
しては、珪化物気体は5lnll□n+z(n≧1) 
+ 5tun (n≧2) 、 5illnFn−n 
(1<n<4) 、ゲルマニューム化物はGe1lt+
 GeF<+GeIInPa−n (n=1,2+3)
+5t(C)13)nu4−n(n=1+2+3+4)
、5nCI4,5nFz、 5nF4がその代表的なも
のである。更に添加物として生成物気体に他の生成物気
体である11.l+、、BF3又は円11+AsH3等
のドーピング用気体を加えることによりP型の半導体お
よびN型の半導体を形成した。
これらの非生成物気体をザイクマ:+トロン共鳴をさせ
て活性化せしめ、この共鳴領域より外部の反応空間で生
成物気体と混合し、励起エネルギを生成物気体に移す。
すると生成物気体はきわめて大きい電磁エネルギを受け
るため、生成物気体をほぼ100χ活性化させることが
でき、かつ自らがその(q) エネルギを運動エネルギではなく内在する活性化エネル
ギとして保持できる。さらに室温〜700 ”cの温度
で基板を加熱することにより、この基板上の被形成面上
に被膜を形成させることができる。
以下に実施例に従い本発明を示す。
実施例1 第1図は本発明のサイクロトロン共鳴型プラズマCVD
装置の概要を示す。
図面において、ステンレス反応容器(1゛)は前方また
は後方にゲイト弁(図示せず)を介してロード室、アン
ロード室を設けている。そしてこのロード室より第1図
の容器内に筒状空間を構成する枠構造(四方をステンレ
ス金属また絶縁体の板で取り囲み活性状態の反応性気体
がこの外側の容器内壁にまで広がってフレークの発生原
因とならないようにする構造) (31) 、 (31
°)を有する。さらにこの枠構造内に配設されている基
板ホルダ(10’)及びその両面に主面に被膜形成され
るようにして基板(10)を対をなして設けている。図
面では10枚の基板を5つのホルダ(10’)に配設し
ている。そして容器(1゛)の筒状空間を反応空間(1
)として設けている。この容器(1°)の側部には、ハ
ロゲンランプヒータ(7)を有する加熱室(7゛)を設
けている。
石英窓(19)を通して赤外線を枠構造及び基板(10
)に照射し加熱する。さらに必要に応じグロー放電をも
併設し得るため、この容器(1゛)の内側の上部及び下
部に一対の網状電極(20) 、 (20°)を有せし
め、ここに高周波または直流電源(6)より13.56
MIIzまたは直流の電界を加える。
また非生成物気体を(18)より石英で作られた共鳴空
間(2)に供給する。この共鳴空間(2)はその外側に
空心コイル(ここではへルムポルツコイルとして用いた
) (5) 、 (5’ )を配し磁場を加える。この
内側に冷却管(12)を配している。同時にマイクロ波
発振器(3)によりアナライザー(4)を経て例えば2
.45GHzのマイクロ波が石英窓(29)より共鳴空
間(2)に供給される。この空間では共鳴を起こすべく
非生成物気体としてアルゴンを(18)より加える。そ
してその質量、周波数により決められた磁場(例えば8
75ガウス)が空心コイル(5) 、 (5”)により
加えられる。
このため、アルゴンガスが励起して磁場によりピンチン
グすると同時に共鳴し、十分励起した後に反応空間(1
)へ電子および励起したアルゴンガスとして放出(21
)される。この共鳴空間(2)の出口には生成物気体が
ドーピング系(13)より(16)を経て複数のノズル
(17)より反応空間内に放出(22)される。その結
果、生成物気体(22)は電子および励起気体(21)
により励起され、活性化する。そしてこの活性化した気
体が共鳴空間(2)に逆流しないように絶縁物のホモジ
ナイザ(20)を設けて注意をした。加えて一対の電極
(23) 、 (23”)により生じた高周波電界が同
時にこれら反応性気体に加えられる。
その結果、共鳴空間(2)と反応空間との間には実質的
にバッファ空間(30)を有し、反応空間全体に電子お
よび励起気体(21)が降り注ぐようにして放出させて
いる。
即ち共鳴空間と被形成面とが十分離れていても(一般的
には20〜80cm)反応性気体の励起状態を持続させ
ることができるように努めた。(サイクロトロン共鳴の
みを用いる場合は基板と共鳴空間端部との距離が5〜1
5cmと短く、被膜の厚さの不均一性を誘発する。) また反応性気体を十分反応空間(1)で広げ、かつサイ
クロトロンをさせるため、反応空間(1)。
共鳴空間(2)の圧力を] XIO””〜I Xl0−
’torr例えば3 X 10− ’ torrとした
。この圧力はターボ分子ポンプ(14)を併用して排気
系(11)のコントロールバルブ(15)により真空ポ
ンプ(9)の排気量を調整して行った。
実験例1 この実験例は実施例1を用い、アモルファスシリコン膜
を形成させたものである。
即ち反応空間、高さ30cI11.[1]・奥行き各3
5cmを有し、反応容器の内寸法は高さ40cm、巾・
奥行き各50cm、基板(20cm X30cm5 i
o枚)を1バツチとする。さらにこの反応空間の圧力を
3 X 1.0− ’ torrとし、非生成物気体と
して(1日)よりアルゴンを200cc/分で供給した
。加えてモノシランを(16)より80cc/分で供給
した。真性の半導体とするため、B Z I+ 6 /
 S i 114を0.1〜IOPPM同時に添加して
もよい。
初動の高周波エネルギは(6)より40弱の出力を用い
て供給した。マイクロ波は2.45GHzの周波数を有
し、200〜800Wの出力例えば40叶で供給した。
磁場(5) 、 (5’ )の共鳴強度は875±10
0ガウスの範囲で共鳴するように調整した。
基板(10)はガラス基板またはこの基板上に透明導電
膜が形成されたものを用いた。この被形成面上に非単結
晶半導体例えばアモルファスシリコン半導体を形成し、
不要気体を排気系(11)より放出した。すると基板温
度が250℃において被膜形成速度45人/秒を得るこ
とができた。この速度はプラズマCVDのみで得られる
1、5人/秒に比べ30倍の速さである。
この不純物をまったく添加していない場合のアモルファ
スシリコン膜の電気特性として暗転導度4 ×IQ−1
0(Scm−’)+光転導度(AMI (100mW/
c+w”)の条件下)6 X 10−5(Scm−’ 
)を得ることができた。この値は、これまで知られてい
るプラズマCVD法におけるアモルファスシリコン膜と
同様の特性であり、PIN接合を有する光電変換装置の
I型半導体層としても用い得、光電変換装置とした場合
も同様の高い変換効率をjlJl待することができ得る
実験例2 第1図のECR装置において、P型5ixC+−x (
0<X〈1)の非単結晶半導体を形成することを試みた
即ち、アルゴンを共鳴空間に励起し生成物全体である反
応性気体として11□Si (CI+3) z/5il
l< = ]、/7とし、BZII6/Sll+4−5
/1000とした。するとECRのマイクロ波出力が3
0OL圧力3 Xl0−’Lorr、、基板温度180
℃にし、光学的1!g=2.4(+V、電気伝導度3X
IO−6(Scm−’)を得ルコトカテキタ。
その他は実験例1と同様である。
実験例3 第1図のdcR装置を用いて5ixO□−、(0≦X〈
2)または5iJ4□(0≦X〈4)を形成した。
共鳴空間に酸素またし、1窒素をアルゴンガスとともに
導入した。更に(10)よりS i II 4を導入し
た。すると、シランと酸素または窒素との比に従って、
SixOz−x (0≦X〈2)または313N4−X
 (0≦X<4)(7)X(7)値を決定することがで
きる。X−0とし、SiO□。
Si3N4を形成する場合は、酸素または窒素はアルゴ
ンと等量導入すればよかった。その他は実験例1と同じ
である。
実験例4 第1図のBCR装置を用いてN型微結晶化非単結晶半導
体を形成することを試みた。即ちS i Ht/ Hz
−】15〜1/40例えば1/30.PIL+/5iH
4= 1/100とした。ECR出力40(IW、圧力
3 X 10−’torr、基板温度250°Cとした
。すると光学的なEg−1,65eV、電気伝導度50
(Scm−’)を得ることができた。特にECI?方式
においては、マイクロ波出力を大きくしても基板に対す
るスパッタ効果がないため、平均粒径が太きく100〜
300人を有するより多結晶化しやすく、結果として結
晶化度もグロー放電プラズマCVD法において約50%
であるものを70%にまで高めることが可能となった。
さらに希釈する水素の量を比較すると、グロー放電法と
プラズマCVD法においてば5ii14/Hz = 1
/80〜1/300と大きく水素で希釈したが、ECR
法においてはS i II a / II□−115〜
1/40においても十分な微結晶構造を有する半導体を
作ることができた。その他は実験例1と同様である。
実施例2 この実施例は、第1図を用いて試みられた実施例1 (
実験例1)〜4を一体化し、マルチチャンバ方式とした
ものである。このマルチチャンバ方式に関しては、本発
明人の出願による特許(USP4.505,950  
(19B5.3.19 ) 、ll5P /l、/19
2,716 (1985゜1.8 ) ”)にすでに明
らかである。しかしこの実施例は特にこのマルチチャン
バ方式とI! C11法とを一体化せしめ、従来以−1
−に優れたマルチチャンバ方式を得ることができた。第
2図に従い本発明を記す。
第2図は系1.IT、Ill、■、■を示す。ここでは
ロード室(系I、ビ)、第1の被膜例えばP型半導体形
成用反応系(系■)、第2の被膜例えば■型半導体形成
用反応室(系I■)、第3の被膜例えばN型半導体形成
用反応系(系■)、アン口一ド系(系v、v’ )を有
し、複数の被膜の積層構造を有せしめるための被膜の作
製例である。そして例えばPIN接合を積層体として得
ることができる。
各基の室は(1’−1’L(1″−1)、(1”−2)
、・・・(1゛−5) 、 (1’−5°)をそれぞれ
有し、特に(1−2) 、 (1−3) 、 (1−4
)は反応空間を構成している。またロード側の空間とし
て(1−1”)、(1,−1)を有し、またアンロード
側の空間として(1−5) 、 (1−5’ )を有す
る。ドーピング系(13−2) 、 (13−3) 、
 (13−4)を有する。さらに排気系(]1)として
ターボ分子ポンプ(14−1) 、 (14−2) 、
・・・(14−5)、真空ポンプ(9−1) 、 (9
−2) 、・・・(9−5)を有する。系(ビ)、(■
”)はロード、アンロード室であり、これらの図示は省
略している。
ECR用マイクロ波は系■、■、■の少なくとも1つこ
こではすべてに対しく8−2) 、 (8−3) 、 
(8−4) として設けられ、ヘルムホルツコイル(5
−2) 、 (5’ −2) 。
・・として加えられている。そして共鳴空間(2−2)
 。
(2−3) 、 (2−4)を有し、アルゴンガスまた
はこれと非生成物気体との混合ガス(18−2) 、 
(1B−3) 、 (18−4)として加えられている
それぞれのチャンバ(1−1)と(]、、−2)の間に
はバッファ空間(25−2)が設けられ、また(1−2
)と(1−3)との間にはバッファ空間(25−3)が
、また(1−3)と(1−4) との間にはバッファ空
間(25−4)、さらに(1−4)と(1−5)との間
にバッファ空間(25−5)を有する。これらのバッフ
ァ空間は基板(1,0)および基板ホルダ(筒状空間を
構成する枠構造体) (31)が所定のチャンバ(反応
容器)にて被膜形成後隣のチャンバへの移設を容易にし
、また被膜形成中において1つの空間の不純物、反応生
成物が隣の反応空間に混入しないよう気体の平均自由工
程より11広とし、実質的にそれぞれの反応空間(1−
1)、・・・(1−5)を互いに離間させている。さら
にロード室(1−1”)とロードバッファ室(1−1)
間のゲート弁(25〜1)、アンロードバッファ室(1
−5) とアンロード室(1−5’)間のデー1〜弁(
25−6)は基板、基板ホルダのロード、アンロードの
際、大気が反応空間(1〜2)・・・(1−4)に混入
しないようにさせた。
さらにこの系■、■、■の被膜形成はPIN接合を有す
る光電変換装置を作らんとする場合は、それぞれ実験例
2、実験例1および実験例4に対応する。
さらにこの各被膜を各チャンバ(1−2) 、 (1−
3) 、 (1−4)で形成してしまった後、このFC
RCVD法においては生成物気体の供給を止める。そし
てマイクロ波エネルギの供給を停止する。さらに非生成
物気体のアルゴンを供給しつづけ、または一時的に停止
した後それまでの系を被膜形成時と同様に十分に連続真
空引きせしめ続け、基板(10)および膜構造を有する
基板ホルダ(31)とを移動機構(図面では省略)によ
り隣の反応室に移動している。
かかる工程のみによっても、PT接合界面またNl接合
界面における不純物の混合はこれまでのグロー放電プラ
ズマCVD法に比べきわめて少ないことが判明した。
そのため、光電変換装置としての変換効率12.9χ(
1,05cm”) (開放電圧0.92ν、短絡電流密
度18.4mA/cm”  曲線因子0.76)を得る
ことができた。
かかる高効率を得ることができた理由として、ECRC
VD法において1被膜形成に関し被形成面を反応性気体
がスパッタしないためであると推定される。さらに被膜
形成時の圧力がグロー放電プラズマで知られる如< 、
0.1〜0.5torrの1/100またはそれ以下の
I Xl0−3〜I Xl0−’torr例えば3XI
O−’torrであることである。その結果、反応性気
体の導入を止めると、これまでのグロー放電プラズマC
VD法に比べ1./100以下の時間で不純物、活性反
応性気体のターボポンプによるチャンバ等よりの脱ガス
化が可能となったことである。
実施例3 この実施例は薄膜型絶縁ゲイト型電界効果半導体装置の
作製方法に用いるもので、実施例2において系■の反応
区間で半導体膜を形成し、その上に系■にて窒化珪素膜
(SiJs)を形成する。さらに系■にて酸化珪素(S
ift)を形成したものである。
それぞれの被膜の形成は実施例1における実験例1.2
および3に従った。
かくして基板」二に半導体11り、さらにその上に2層
のゲイト絶縁膜を積層して設りる。
さらにかかる構造とするとそれぞれの反応区間に真空ゲ
ート弁を設けるマルチチャンバ方式に比べてゲート弁を
2ケも省略することができるため、製造装置として低価
格化を期待できる。1つのチャンバより隣のチャンバへ
の移設も3分以内に行うことができ、スループットを向
上させることができる等の大きな特徴を有する。 以上
の本発明の実施例において、さらにその変形として、ま
ずP型の半導体を光CVD法または公知のグロー放電プ
ラズマCVD法により形成する。さらに■型の半導体膜
をECRCVD法により0.7μ形成した。最後にN型
の微結晶化した半導体をECRCVD法により形成する
ことも有効である。
「効果」 一般にグロー放電法では0.1〜0.01μの大きさの
ピンホールが被膜中に観察されやすいが、本発明のサイ
クロトロン共鳴型プラズマCVD装置ではこのピンホー
ル数は約1710に減少(X100の暗視野にて平均1
〜3ケ/視野)させることができた。
本発明はマルチチャンバ方式にてECI? CVD法を
それぞれのチャンバで行った。そのため従来公知のグロ
ー放電法やプラズマを用いたマルチチャンバ方式に比べ
て多量生産が可能となり、かつ形成された被膜中のPl
またはNT接合界面も急峻となり、また被膜形成速度が
大きいため1層中に不本意に混入する酸素、窒素の量を
それぞれ5 XIO”cm−”以下とすることができる
ようになった。
サイクロ1−ロン共鳴を用いているため、大きい被膜成
長速度を得ることができる。
半導体装置としてIIINまたはNIP接合を有する光
電変換装置、発光素早引S、PI!T(電界効果半導体
装置)、SL発光素子(スーパーラティス素子)とし得
る。さらに、その応用として、その他生導体レーザまた
は光集積回路に対しても本発明は有効である。
また本発明のザイクロト1−1ン」(鳴を用いたプラズ
マCvD法に加えて、光源として低圧水銀灯(185n
mの波長を有する)さらにはニー1−シマレーザ(波長
100〜400nm) 、アルゴンレーザ、窒素レーザ
等の光を用いて光cvn作川を用(II用してよいこと
はいうまでもない。
生成物気体をモノシランでなくジシランまたはモノシラ
ンと弗化シラン(SizFb)の混合気体とすると、さ
らに被膜成長速度の向上を期待できる。
本発明において、基板としてはシリコン半導体、ガラス
基板、プラスチック基板、ステンレス基板とし、または
これらの上に電極が設けられた構造を用い得る。
又形成されるアモルファス半導体もStのみならず、5
ixGe+−++ (0<X<1)、5ixSn+−x
(0<X<1)、CxGe+−x(0<X4)またはそ
れらの真性または実質的に真性、PまたはN型の半導体
であってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明のサイクロトロン共鳴型プラズ
マCVD装置を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1×10^−^2torrまたはそれ以下の第1お
    よび第2の反応容器を連結して有し、前記第1および第
    2の反応容器間を大気に触れさせることなく被形成表面
    を有する基板を移設する手段と、前記反応容器の少なく
    とも一方にはサイクロトロン共鳴を利用して電子または
    活性化した気体と反応性気体とを混合し、前記反応性気
    体を反応または分解せしめて導入し前記被形成面上に被
    膜を形成する手段とを有することを特徴とする電子サイ
    クロトロン共鳴を用いて被膜を形成する方法。 2、特許請求の範囲第1項において、第1および第2の
    反応容器内に筒状空間を設けることにより反応空間を成
    就し、被形成面上に被膜を形成する際は前記筒状空間を
    所定の反応容器内に配設し、さらに前記被形成面上に被
    膜形成を行わない場合は前記第1および第2の反応容器
    より前記第2及び第1の反応容器に前記基板を有する筒
    状空間を移設することを特徴とした電子サイクロトロン
    共鳴を用いて被膜を形成する方法。 3、特許請求の範囲第1項において、第1の被膜として
    P型またはN型の半導体層が設けられ、第2の被膜とし
    てP型、真性または実質的に真性またはN型の半導体層
    が設けられ、前記第1または第2の被膜によりPI、ま
    たはPN接合が設けられたことを特徴とする電子サイク
    ロトロン共鳴を用いて被膜を形成する方法。 4、特許請求の範囲第1項において、サイクロトロン共
    鳴を利用して活性化する気体は不活性気体または非生成
    物気体より選ばれ、さらに反応性気体は珪化物気体、ゲ
    ルマニューム化物気体、炭化物気体、スズ化物気体また
    はこれらの複合化物気体より選ばれてなることを特徴と
    する電子サイクロトロン共鳴を用いて被膜を形成する方
    法。
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