JPS62118363A - 複写機の濃度調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、複写機の濃度調整装置に関する。

従来技術 従来、複写機にあってはコピーしたい原稿があって、そ
の原稿に応じて複写濃度を濃度調整キーにより調整設定
してコピーする場合がある。これが、手動濃度調整モー
ドである。これに対して、コピーに際してオペレータが
キー人力することなく、原稿の濃度を自動的に検出して
その原稿濃度に応じた複写濃度となるように露光ランプ
の電圧や現像バイアス電圧をコントロールすることによ
り、自動的に設定させるようにしたものがある。

これが自動濃度調整モードである。これらの手動濃度調
整モードと自動濃度調整モードとは選択的に設けられる
。

そして、一般には、複写機等の電源投入時には自動濃度
調整モードに自動設定され、操作パネル上でも「自動濃
度」の表示のみがなされて自動濃度調整モードである旨
のみの表示であって、濃度の、１！ｌ整段階を示す濃度
調整表示は消えている。

一方、例えばジアゾ複写機でコピーしたものや、色紙に
文字、図形等の画像がある原稿のように濃淡の少ない原
稿の場合には、自動濃度調整モードによると、文字等の
画像が読み取れない程淡いコピー画像になったり、地肌
部が濃すぎて文字等の画像の見にくいコピー画像となっ
てしまう場合がある。そこで、このような場合には自動
濃度調整モードを解除して、手動濃度調整モードとし、
マニアル操作で濃度調整キーで濃度を調整する必要があ
る。

ところが、従来のものにあっては、このように手動濃度
調整モードから手動濃度調整モードに切換えた時にその
際の自動濃度調整モードではとのノツチのレベル（濃度
調整のレベル）でコピーしたかは不明である。そこで、
従来にあってはあるノツチを適当に選び、その濃度でコ
ピーを行ない、コピー仕上りを見て適当か否か判断し、
適当でなければ再度キー人力して設定し直す操作が必要
となる。つまり、従来にあっては手動濃度調整モードに
よる設定の際に、自動濃度調整モード時の濃度レベルを
参照することができないものである。

目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、手動濃
度調整モードによる濃度設定の際に直前の自動濃度調整
モードによる濃度レベルを参照することができ、濃度設
定の操作性の向上を図ることができる複写機の濃度調整
装置を得ることを目的とする。

構成 本発明は、上記目的を達成するため、原稿の濃度を検出
して複写濃度を自動的に調整設定する自動濃度調整モー
ドと、手動操作により複写濃度を調整設定する手動濃度
調整モードとを選択自在に設けた複写機の濃度調整装置
において、前記自動濃度調整モードから前記手動濃度調
整モードへ切換えた時にその際の前記自動濃度調整モー
ドによる濃度レベルを濃度表示部に表示させる制御手段
を設けたことを特徴とするものである。

以下１本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。ま
ず、第２図は複写機の光学系部分を示すもので、コンタ
クトガラス１上にセットされた原稿２は露光ランプ３に
より露光走査される。そして、原稿２からの反射光が第
１〜３ミラー４，５゜６等を介して感光体（図示せず）
上に結像される。

ここで、前記露光ランプ３及び第１ミラー４による第１
スキヤナにはフォトセンサー７が搭載されており、自動
濃度調整モードには露光走査に先立ち第１スキヤナが矢
印右方向に５０〜１００ｍｍ程度プレスキャニングし、
この際に原稿２からの反射光をフォトセンサー７が受け
ることにより原稿濃度を検出し、複写濃度の自動設定に
供するものである。

このようなフォトセンサー７による検出を利用する自動
濃度調整モード或いは手動濃度調整モードとするかの選
択設定は、第１図に示すように走査パネル８に設けられ
た自動濃度セット／リセットキー９を操作することによ
り行なわれる。そして、この操作パネル８には手動濃度
調整モード時に濃度調整を濃い方又は薄い方に段階的に
調整操作させる濃度調整キー１０ａ、ｆｏｂが設けられ
ている。又、表示部としては自動濃度調整モードである
旨を表示する自動濃度表示部１１と複数段階に区分けさ
れた濃度調整表示部（ノツチ）１２とが設けられている
。ここで、一般的な複写機と同様に複写機の電源投入時
には自動濃度調整モードに自動設定され、自動濃度表示
部１１が点灯しており、そのままコピー動作を行なわせ
るとフォトセンサー７により検出された原稿濃度に応じ
て複写濃度が自動的に設定されるコピーが行なわれる（
もつとも、機種によっては手動濃度調整モードが主で、
自動濃度調整モードを選択する入カキ−を備えたものも
ある）。

そして、自動濃度調整モードが選択された時には、第３
図に示すブロック図により制御される。

まず、前述したようにフォトセンサー７により検出され
た原稿２からの反射光のレベルはＡ／Ｄコンバータ１３
によりデジタル的な電気信号に変換されてＣＰＵ１４に
入力され、このＣＰＵ１４において原稿濃度に応じた複
写濃度が演算される。

具体的には、この演算結果をランプレギュレータ１５に
出力し、露光ランプ３の電圧を調整してその露光量を可
変制御することにより所望の複写濃度となるようにコン
トロールするものである。こノ際、ＣＰＵ１４による演
算結果としての濃度レベル信号は操作パネル８にも出力
され、対応する濃度調整表示部１２の表示がなされる。

このような構成において、まず、電源投入時には自動濃
度調整モードに設定される。そこで、コピー釦を押して
コピー開始信号が入力されると露光ランプ３等の第１ス
キヤナがスキャニングを開始し、フォトセンサー７によ
り検出した原稿濃度に応じた複写濃度をＣＰＵ１４が算
出し、それに応じて露光ランプ３の電圧を調整する。同
時に、その複写濃度レベルに対応する濃度調整表示部１
２を点滅表示させる。

このような状態でコピーを行ない、コピー終了後に自動
濃度セット／リセットキー９を押すと手動濃度調整モー
ドに切換えられる。これは、濃淡の少ない原稿２等の場
合のように自動濃度調整モードでは対応できないような
場合に行なわれる。

このように手動濃度調整モードに切換えた時、ＣＰＵ１
４の制御により、操作パネル８の点滅表示していた濃度
調整表示部１２部分が点灯状態に変わり、自動濃度調整
モード時における複写濃度レベルを表示することになる
。

なお、この後、再び自動濃度セット／リセットキー９を
押すと、自動濃度調整モードに切換えられ、濃度調整表
示部１２の表示が消えるとともに、自動濃度表示部１１
が点灯して自動濃度調整モードである旨が表示される。

しかして、前述したように手動濃度調整モードに設定し
た状態で、その直前の自動濃度調整モード時における複
写濃度レベルが濃度調整表示部１２により表示されてい
るので、オペレータはそのレベルを参照しながら濃度調
整キー１０ａ又は１０ｂを操作して濃度レベルをより濃
い方又は薄い方に設定することができる。

このような設定の後で、コピー動作が開始されて露光ラ
ンプ３等が５０〜１００ｍｍ程度スキャニングした段階
で手動により選択設定した濃度レベルとフォトセンサー
７による検出レベルとが一致した時には、自動濃度表示
部１１が点滅状態となって一致した旨が表示される。つ
まり、手動により選択設定した状態でコピーする時に、
この濃度レベルが自動濃度調整モードによる濃度レベル
と同一であるか否かが判別でき、異なる原稿につぃてコ
ピーする時に濃度調整の目安として別層することができ
る。

効果 本発明は、上述したように自動濃度調整モードから手動
濃度調整モードに切換えた時には、自動濃度調整モード
時における濃度レベルを濃度表示部に表示させるように
したので、自動濃度調整モードによっては所望のコピー
濃度が得られなくて手動濃度調整モードに切換えれば自
動濃度調整モード時の濃度レベルを参照してすぐに濃度
設定を行なうことができ、操作性のよい状態で適切な濃
度のコピーに移行することができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は操作パ
ネルの平面図、第２図は光学系の概略側面図、第３図は
ブロック図である。 ２・・・原稿、１２・・・濃度調整表示部（濃度表示部
）、１４・・・ＣＰＵ　（制御手段） ｌ」　図 、Ｊ５．３　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿の濃度を検出して複写濃度を自動的に調整設定する
   自動濃度調整モードと、手動操作により複写濃度を調整
   設定する手動濃度調整モードとを選択自在に設けた複写
   機の濃度調整装置において、前記自動濃度調整モードか
   ら前記手動濃度調整モードへ切換えた時にその際の前記
   自動濃度調整モードによる濃度レベルを濃度表示部に表
   示させる制御手段を設けたことを特徴とする複写機の濃
   度調整装置。