JPS6211824Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6211824Y2
JPS6211824Y2 JP1982119241U JP11924182U JPS6211824Y2 JP S6211824 Y2 JPS6211824 Y2 JP S6211824Y2 JP 1982119241 U JP1982119241 U JP 1982119241U JP 11924182 U JP11924182 U JP 11924182U JP S6211824 Y2 JPS6211824 Y2 JP S6211824Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lining material
cap
fixture
metal plate
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982119241U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5924313U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11924182U priority Critical patent/JPS5924313U/ja
Publication of JPS5924313U publication Critical patent/JPS5924313U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6211824Y2 publication Critical patent/JPS6211824Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ホツパーなどにおいて、金属板にラ
イニング材を取付ける構造に関する。
一般に、金属板製のホツパーやサイロの内面に
ライニング材を内張りすることが知られている。
このようにライニング材を内張りするのはすべり
性が向上するのでホツパーやサイロ内で内容物が
側壁に付着することなく、スムーズに落下し、ま
た金属板の錆びなどが内容物に付着せず、更に耐
摩耗性がすぐれているので、長時間の使用に耐え
られるという利点があるためである。ところで、
従来では、第1図に示すように、金属板3′にス
タツドボルト1′を溶接し、ライニング材4′の取
付孔5′をスタツドボルト1′に遊合させ、ナツト
9′をスタツドボルト1′に螺合させて取付けてい
たので、取付けに当つて手間がかかるという問題
があり、又、ナツト9′が振動などで緩み、不測
に外れ、ライニング材が剥れやすいなどという問
題があつた。しかもスタツドボルト1′の溶接部
が外周部に広がつているので、スタツドボルト
1′と取付孔5′周面との間には隙間が必要とな
り、この隙間のため、ライニング材4′が金属板
に対して位置ずれしやすいという問題があつた。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、合理的な構成
により、ナツトを省くことができ、面倒なねじ締
め作業を省き、ナツトの緩みによるライニング材
の不測の剥離を確実に防止することができ、かつ
ライニング材の面方向の位置ずれを防止でき、し
かもライニング材に形成する取付孔に起因する問
題も解消することができる金属板へのライニング
材の取付構造を提供することにある。
すなわち本考案は、金属製の筒状の取付具1の
外周面に押えテーパ部2を形成し、金属板3に面
接させたライニング材4の取付孔5にテーパ受面
6を形成し、取付孔5に挿入した取付具1の筒孔
7の内部において取付具1を金属板3に溶接し、
押えテーパ部2にてテーパ受面6を押えライニン
グ材4の取付孔5をキヤツプ8にてライニング材
4と面一になるよう閉塞して成る金属板へのライ
ニング材の取付構造に係るものであり、このよう
に構成することで、ナツトを省くことができ、ラ
イニング材の面方向の位置ずれを防止でき、しか
もライニング材に形成した取付孔に基づく問題も
解消できたのである。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
1は取付具であり、機械構造用炭素鋼のような
金属製であり、第4図に示すように、両端が開口
した略円錐筒状であり、この取付具1の外周は押
えテーパ部2となつている。取付具1の高さhを
ライニング材4の厚さと略等しくしてある。ライ
ニング材4としては超高分子量ポリエチレン製平
板を用いたが、他の耐摩耗性の高い合成樹脂板や
ウレタンゴムやセラミツク等でもよい。耐引つ掻
き摩耗性又は耐高温性を求められる箇所にはセラ
ミツクがよい。ライニング材4には多数個の取付
孔5を設けてある。取付孔5はテーパ孔にしてあ
り、その内周面がテーパ受面6となつている。押
えテーパ部2とテーパ受面6とは略合致できるよ
うにしてある。しかして第2図に示すように、金
属板3にライニング材4を面接させた状態で、取
付具1を取付孔5に挿入してその先端を金属板3
に当接させ、筒状の取付具1の筒孔7内におい
て、取付具1を金属板3に溶接して、押えテーパ
部2がテーパ受面6を押えてライニング材4を金
属板3に取付けるのである。かかる場合、取付具
1の外周部の押えテーパ部2が取付孔5のテーパ
受面6に略全周にわたつて当接していて、ライニ
ング材4が金属板3に面接している面方向に位置
ずれすることがないのである。8はキヤツプであ
り、ライニング材4と同材質の超高分子量ポリエ
チレン製とした。キヤツプ8の材料は他の耐摩耗
性の高い合成樹脂又はセラミツク製でもよい。キ
ヤツプ8の外周は取付具1の内面テーパ部10に
略合致する嵌合テーピ部11としてある。しかし
て金属板3に溶接した取付具1の筒孔7内にキヤ
ツプ8をハンマーなどで打込み嵌合することで、
キヤツプ8で取付具1の筒孔7を閉塞し、キヤツ
プ8の上面をライニング材4の表面と略面一にす
るのである。
第5図は超高分子量ポリエチレンのライニング
材4を取付ける他の実施例を示している。取付具
1の高さhをライニング材4の厚さの略3分の2
としてあり、取付孔5のテーパ受面6の上方部に
キヤツプ8が入り込む略真円筒状のキヤツプ孔1
3を形成し、略円筒周面を有する円盤状のキヤツ
プ8をキヤツプ孔13にハンマーなどで打込み嵌
合させることで、キヤツプ8で取付孔5の上部す
なわちキヤツプ孔13を閉塞し、キヤツプ8の上
面をライニング材4の表面と略面一にしたもので
ある。
第6図はセラミツクのライニング材4を取付け
る実施例を示し、金属板3に四角形のライニング
材4をエポキシ系のような接着剤で接着して仮止
めし、かつライニング材4同士も接着して仮止め
するのである。そして取付具1の高さhをライニ
ング材4の厚さよりも低くし、取付具1の上縁部
を略直上方に立上げてキヤツプ受面12を形成
し、取付孔5の上方部にライニング材4と同一材
料からなるセラミツクのキヤツプ8が入り込む略
真円筒状のキヤツプ孔13を形成し、略円筒周面
を有する円盤状のキヤツプ8をキヤツプ孔13に
嵌入し、キヤツプ8下面をキヤツプ受面12に当
接させ、接着剤でライニング材4及びキヤツプ受
面12に接着させたものである。第9図はキヤツ
プ8の更に他の実施例を示し、キヤツプ8の下面
に凸部14を形成して、取付具1の上縁部を略直
上方に高く立上げた取付具1の内部に凸部14を
嵌入させておくことができるようにし接合強度を
強くしたものである。第11図は同上の取付具1
の更に他の実施例を示し、取付具1の全体形状を
略四角錐筒形としたものである。
以上要するに本考案は、金属製の筒状の取付具
の外周面に押えテーパ部を形成し、金属板に面接
させたライニング材の取付孔にテーパ受面を形成
し、金属板に溶接した取付具の押えテーパ部にて
テーパ受面を押えてあるので、ナツトを省くこと
ができ、面倒なねじ締め操作を省くことができ、
ナツトの緩みによる剥離を確実に防止することが
でき、そのうえ筒状の取付部の内部を溶接する
故、溶接部の外周部に出ることがなく、このため
取付具の外面を取付孔に略全周にわたつて当接さ
せることができ、ライニング材が面方向に位置ず
れするのを防止することができるという利点があ
る。そのうえ取付具の筒孔もテーパ孔にすること
によつて、溶接棒を挿入しやすく、溶接しやすく
なる。しかもライニング材の取付孔をキヤツプに
てライニング材と面一になるように閉塞したか
ら、金属板に面接させたライニング材の取付孔に
テーパ受面を形成し、取付孔に挿入した取付具の
筒孔の内部において取付具を金属板に溶接し、押
えテーパ部にてテーパ受面を押えるものにおい
て、ライニング材の取付孔をキヤツプにてライニ
ング材と面一に閉塞することができ、ライニング
材に取付孔をあけ、このように取付孔をあけるが
故の内部材料の引つ掛かり等の問題を解消できる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は本考案の一
実施例の断面図、第3図は同上の平面図、第4図
は同上の取付具の斜視図、第5図は同上の他の実
施例の断面図、第6図は同上の更に他の実施例の
断面図、第7図は同上の平面図、第8図は同上の
キヤツプの斜視図、第9図は同上のキヤツプの更
に他の実施例の断面図、第10図は同上の更に他
の実施例の取付具の斜視図、第11図は同上の更
に他の実施例の取付具の斜視図であり、1は取付
具、2は押えテーパ部、3は金属板、4はライニ
ング材、5は取付孔、6はテーパ受面、7は筒孔
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製の筒状の取付具の外周面に押えテーパ部
    を形成し、金属板に面接させたライニング材の取
    付孔にテーパ受面を形成し、取付孔に挿入した取
    付具の筒孔の内部において取付具を金属板に溶接
    し、押えテーパ部にてテーパ受面を押え、ライニ
    ング材の取付孔をキヤツプにてライニング材と面
    一になるように閉塞して成る金属板へのライニン
    グ材の取付構造。
JP11924182U 1982-08-05 1982-08-05 金属板へのライニング材の取付構造 Granted JPS5924313U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11924182U JPS5924313U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 金属板へのライニング材の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11924182U JPS5924313U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 金属板へのライニング材の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5924313U JPS5924313U (ja) 1984-02-15
JPS6211824Y2 true JPS6211824Y2 (ja) 1987-03-20

Family

ID=30273747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11924182U Granted JPS5924313U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 金属板へのライニング材の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5924313U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3747291A (en) * 1971-08-13 1973-07-24 Coors Porcelain Co Wear resistant assembly
JPS4945775A (ja) * 1972-09-04 1974-05-01 Toyo Machinery & Metal
JPS5786492A (en) * 1980-11-13 1982-05-29 Shinnihon Gomu Kk Lining structure for hopper, etc. and its execution method

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3747291A (en) * 1971-08-13 1973-07-24 Coors Porcelain Co Wear resistant assembly
JPS4945775A (ja) * 1972-09-04 1974-05-01 Toyo Machinery & Metal
JPS5786492A (en) * 1980-11-13 1982-05-29 Shinnihon Gomu Kk Lining structure for hopper, etc. and its execution method

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5924313U (ja) 1984-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4189976A (en) Dual head fastener
US5222851A (en) Closet bolt assembly
US4642012A (en) Fastening assembly for roofs of soft material
CN101237937B (zh) 十字紧固件和紧固方法
US20010050482A1 (en) Mounting ring for water closet coupling and method of installation
JPS6211824Y2 (ja)
GB2163496A (en) A seal
JPS6211823Y2 (ja)
JPS5817727Y2 (ja) 石材研磨盤
CN2134523Y (zh) 防滑转可拆卸式膨胀螺栓
JPS6213983Y2 (ja)
JP3222216B2 (ja) コンクリート型枠のインサートナット取付部の構造
JPH0426073Y2 (ja)
JPH07728Y2 (ja) ネジ接合部の脱落防止構造
JPS6286391U (ja)
JP6641675B1 (ja) 建設現場用敷き鉄板のジョイント
JPH0211351Y2 (ja)
JPH06280831A (ja) 型枠用緊締装置
JPS6019045Y2 (ja) ゴムライナ−
JPS6136599U (ja) 放射性廃棄物貯蔵容器
JPS6335349Y2 (ja)
JPS6038927B2 (ja) コンクリ−トピツトにアルミ製蓋体を固定する方法
JP2538156Y2 (ja) ライニング材の固定部構造
JPS6234565Y2 (ja)
JPS5847943Y2 (ja) 撹拌機における槽底軸受