JPS62118205A - ヘツド浮上量測定装置 - Google Patents

ヘツド浮上量測定装置

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JPS62118205A
JPS62118205A JP25929585A JP25929585A JPS62118205A JP S62118205 A JPS62118205 A JP S62118205A JP 25929585 A JP25929585 A JP 25929585A JP 25929585 A JP25929585 A JP 25929585A JP S62118205 A JPS62118205 A JP S62118205A
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JP
Japan
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head
flying height
flying
disk
floating quantity
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Pending
Application number
JP25929585A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shiyudo
首藤 広
Tsutomu Ito
努 伊藤
Yojiro Okawa
大川 洋次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図及び第6図) F作用(第1図及び第6図) G実施例(第1図〜第7図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はヘッド浮上量測定装置に関し、例えばヘッド部
の浮上姿勢情報を得るようにしたものである。
B発明の概要 本発明は回転するディスクと、このディスクの表面に生
ずる空気流を利用して浮上するように配設されたヘッド
部との間に生ずる光学的干渉縞によって上記ヘッド部の
浮上量を測定するヘッド浮上量測定装置において、撮像
装置が撮像した光学的干渉縞情報(干渉光量情報)を多
数のエレメントに分割してメモリに記憶し、各エレメン
トの干渉光量情報ごとに浮上量を演算してヘッド部のス
ライド面全面における浮上量を得るようにすることによ
り、ヘッド部の浮上姿勢、浮上状態等、すなわちヘッド
部やバネ系の全体を評価させ得るようにしたものである
C従来の技術 いわゆるハードディスクを用いた情報記録再生装置にお
いては、高速回転する磁気ディスクに対して磁気ヘッド
を微小空隙を保って対向させるようにすることにより、
磁気ディスク上に情報を高密度記録し又は再生できるよ
うな工夫がされており、従来、微小空隙を保って磁気ヘ
ッドを磁気ディスク表面に対向させる手段として、磁気
ディスクがその高速回転に伴って連れ回る空気流によっ
て磁気ヘッドを浮上させる方法が採用されている。
この種の情報記録再生装置において、磁気ヘッドを浮上
させた際に、その浮上態様を詳細に把握する手段があれ
ば、ヘッドが設計値通りに安定に浮上しているか否かを
評価したり、ヘッドの問題点を改善するための手段を講
する際に有効であると考えられる。
このような考え方に基づいて、ヘッドの浮上安定性を測
定する装置が、特開昭60−124071号公報及び特
開昭60−124072号公報に開示されている。
D発明が解決しようとする問題点 この従来の浮上安定性測定装置は、いずれも磁気ヘッド
が対向すべき高速回転する磁気ディスクに代えて磁気デ
ィスクと等価であると考えられるほぼ同一形状の透明ガ
ラス板を用意し、白色光線をこの透明ガラス板を介して
磁気ヘッドに照射し、磁気ヘッド及び透明ガラス板間に
ヘッド浮上による空隙があるために生ずる光学的色干渉
に基づき浮上安定性を測定しようとしたものであり、さ
らに、この光学的色干渉をビデオカメラによって撮像し
て記録手段により記憶するようにしている。
ところで、この従来の安定性測定装置は光学的色干渉を
利用し、撮像された色パターンを基準の色パターンと比
較してヘッドの浮上量を測定するものであるので浮上量
として高精度のものを得ることができない。
そこで、従来、単色光を用いてより高精度に浮上量を検
出できるようにしたものが提案されている(特願昭60
−32388号明細書)。これは単色光を透明ガラス板
を介して磁気ヘッドに照射することにより生ずる光学的
干渉縞に基づき、縞次数、単色光の波長、観測点の干渉
光の強度から観測点における浮上量を測定するようにし
たものである。
情報記録再生装置としては、記録及び再生が適確に行わ
れるか否かが重要な観点であり、従って、例えば、ヘッ
ドのギャップ位置のような特定点の浮上量が問題となり
、上述のように特定の観測点における浮上量を高精度に
測定できることは有効である。
しかしながら、ヘッド部を評価したり、ヘッド部を固着
しているバネ系を評価したりしようとした場合には、特
定点の浮上量だけでは十分な評価はできない、従来の装
置においてはテレビジョンカメラによりヘッド部のスラ
イド面全体から輝度情報を得るようにしているので、こ
れら情報を有効に利用すればヘッド部の評価やバネ系の
評価をより適確になし得ると考えられる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、テレビジ
ョンカメラから取り込んだ情報を最大限有効に利用し、
ヘッド部やバネ系の全体の評価をより適確になし得るよ
うにしたヘッド浮上量測定装置を提供しようとしたもの
である。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、回転す
るディスク3と、このディスク3の表面に生ずる空気流
を利用して浮上するように配設されたヘッド部4との間
に生ずる光学的干渉縞によって、ヘッド部4の浮上量を
測定するヘッド浮上量測定装置1において、光学的干渉
縞を撮像する撮像装置24と、撮像装置24による干渉
光量情報を多数のエレメントに分割して各エレメントご
とに記憶するメモリ (50)と、記憶されている各エ
レメントの干渉光量情報ごとに浮上量を演算する浮上量
演算手段15と、ヘッド部4のスライド面4L及び4R
全面における演算された浮上量を出力する出力手段(3
5,36,52)とを具えた。
F作用 撮像装置24が撮像した光学的干渉縞情報(干渉光量情
報)を多数のエレメントに分割してメモU(50)に記
憶し、各エレメントの干渉光量情報を浮上量演算手段1
5が演算してヘッド部4のスライド面4L及び4R全面
における浮上量を得るようにした。
その結果、ヘッド部4の浮上姿勢や浮上状態を評価でき
、ひいてはヘッド部4やバネ系(6)を評価できるよう
になった。
G実施例 以下、図面について本発明の一実施例を詳述する。
第1図において、1は全体として本発明によるヘッド浮
上量測定装置を示し、モータ2によって回転駆動される
透明材料でなる透明ディスク3と対向するようにヘッド
部4か配設され、このヘッド部4が根元部分をヘッド支
持板5に固着されているアーム状の弾性部材6の先端に
固着されている。これにより、ヘッド部4は弾性部材6
によって透明ディスク3の方向に押圧偏倚されている。
ヘッド支持板5は、固定部7に固定されている基台8上
を矢印aで示す方向(透明ディスク3の半径方向及びそ
の直交方向)に進退する移動ステージ9上に固定され、
移動ステージ9がステージ送りドライバ10の制御出力
Slによって矢印aの方向に進退されると、これに応じ
てヘッド部4が透明ディスク3の半径方向の所定位置に
位置決め制御される。
モータ2は、回転制御回路1)の駆動出力S2によって
回転駆動され、その出力軸に装着された透明ディスク3
の回転速度に対応するパルス間隔を有するパルス出力S
3を回転センサ12において発生し、これをタコメータ
13によって回転速度に相当する直流レベルに変換し、
さらにディジタル信号に変換して得られる回転速度検出
出力S4を回転制御回路1)にフィードバックする。
かくしてモータ2に対するサーボ系が形成され、回転制
御回路1)に中央処理ユニット15から供給される速度
基準信号S5に対応する速度で、透明ディスク3を高速
回転させるようになされている。
中央処理ユニット15には、回転速度検出出力S4が、
モータ2の現在の回転速度を表すデータとして入力され
る。
透明ディスク3は、高速回転する際に、表面に接触して
いる空気流を連れ回ることにより、第2 ”図に示すよ
うに、ヘッド部4と透明ディスク3の表面との間に空気
流ARを発生し、ヘッド部4はこの空気流ARによって
浮上刃を与えられ、かくしてヘッド部4が弾性部材6の
押圧力に抗して透明ディスク3から離れる方向に浮上す
る。
ヘッド部4は空気流ARに対して必要に応じて所定量だ
け浮上し得るような第3図に示す構成を有する。
ヘッド部4は横断面が凹状のスライダ4Aを有し、表面
上に透明ディスク3の表面に対向する一対のスライド面
4L及び4Rが形成されている。
スライド面4L及び4Rは空気流ARに沿う方向に溝4
Bを挟んで平行に延長し、その表面は鏡面仕上げされて
いる。
スライド面4L及び又は4Rの後端部には、磁気ヘッド
4Cが装着されている。第3図の場合のヘッド部4は1
つの磁気ヘッド4cを含んでなるブロックを、一方のス
ライド面4Rの後縁部に穿設された切り溝4D内に挿入
され、接着剤によってスライダ4Aに装着されている。
かかるヘッド部4の構成をモノリシックな構造と呼ぶが
、これに対して第3図において破線で示すように、スラ
イド面4L側の後縁部にも、ヘッド4Eを搭載するいわ
ゆるコンポジット構造にも構成し得る。
スライダ4Aのスライド面4L及び4Rの先端部には、
斜めに面取りされた空気流流入用斜面4M及び4Nが形
成され、この空気流流入用斜面4M及び4Nから流入し
た空気流ARが、この空気流流入用斜面4M及び4Nを
透明ディスク3がら離す方向に押しながらスライド面4
L及び4Rと、透明ディスク3との間に流れ込むように
なされている。
ここで、スライダ4Aのスライド面4L及び4Rが鏡面
仕上げされているのに対して、14Bの内表面は鏡面仕
上げされていない。従って、第2図に示すように透明デ
ィスク3の上方から単色照射光■、が照射されたとき、
透明ディスク3を透過した光はスライド面4L及び4R
では反射され、溝4Bの内表面では乱反射され、かくし
てスライド面4L及び4Rにおいて反射された反射光1
21と透明ディスク3のヘッド部対向面の内側において
反射された反射光1.とが光学的干渉を起こす。
実際上ヘツド部4は、第2図に示すように、空気流AR
が流入する前端縁が比較的高く浮き上がるのに対して、
磁気ヘッド4Cが搭載されている後端部と、透明ディス
ク3との間の空隙が狭くなる(例えば0.2〜0.3〔
μm〕から0.5〔μm〕程度まで)ような姿勢で浮上
する。これにより、スライド面4L及び4Rの各位置に
おける反射光Ig+及びIt□間の光学的光路差が変化
し、かくして、光学的干渉縞が生ずる。
光源22から発生される白色光のうち所定の波長の単色
光が色フィルタ23によってフィルタリングされた後、
顕微鏡21内に設けられたハーフミラ−21Bで反射さ
れて対物レンズ21Aから透明ディスク3に照射光1.
とじて照射される。
その結果光学的干渉を起こした合成反射光(干渉光)R
は、対物レンズ21A、ハーフミラ−21Bを通して描
像装置としてのテレビジョンカメラ24に入射されてラ
スク映像信号VDINに変換される。このラスク映像信
号VDINはモニタ30に与えられ、第4図(B)に示
すように、その表示画面DIS上に、スライダ4Aのス
ライド面4L、4Rと共に、スライド面4L、4R上に
発生した光学的干渉縞(暗部をDPで示す)を映し出す
。なお、テレビジョンカメラ24は水平走査方向が撮像
されたスライド面4L、4Rの延長方向に一致するよう
に配設されている。
ここで、テレビジョンカメラ24としてはガンマ補正回
路及びA G C(autoIIIatic gain
 control)回路を有しないものを適用する。本
装置は干渉光Rの光量に応じて浮上量を検出するもので
あるので、テレビジョンカメラ24から送出されるビデ
オ信号V D I Nは干渉光Rの光量に比例した輝度
情報を有するものであることが必要である。入力信号を
非線形な出力信号に変換するガンマ補正回路やAGC回
路を有するテレビジョンカメラを適用すると、干渉光R
の光量と輝度情報とは非線形な関係となりJ従って、こ
の輝度情報に基づき、検出した浮上量は不正確なものと
なる。そこで、ガンマ補正向路及びAGC回路等の非線
形回路部分を有しないテレビジョンカメラ24を適用す
る。
実際上、市販されているテレビジョンカメラはテレビジ
ョン受像機を含めた系全体の線形性を考慮しているため
、ガンマ補正回路等を具えている。
従って、本測定装置にテレビジョンカメラを装着すると
きには装着に先立ち、ガンマ補正回路等の非線形回路を
取り去ることが必要となる。
このテレビジョンカメラ24から送出されるラスク映像
信号VD工はIH切取り回路31に与えられる。IH切
取り回路31には中央処理ユニット15からモード選択
信号SELが与えられており、モード選択信号SELが
特定点浮上量検出モードを表しているとき、ラスク映像
信号VD1.から1本の走査ライン分の映像信号を抜き
取るようになされ、そのIH映像信号をアナログ/ディ
ジタル変換回路32においてディジタル信号に変換して
画像処理回路50を介して中央処理ユニット15に取り
込ませる。このIH映像信号は、第4図(B)に示すよ
うに、表示画面DISのうち、スライド面4L又は4R
の一方(例えば4R)上の1本の走査ラインSCHによ
って抽出された映像信号を内容とし、かくしてこのIH
映像信号から干渉縞の位置及び干渉縞の間隔についての
データを、中央処理ユニット15に取り込むことができ
るようになされている。
なお、モニタ30の表示画面DIS上に、走査ラインS
CHを表示させるための表示信号S7がIH切取り回路
31からモニタ30に与えられる。
また、LH切取り回路31はモード選択信号SELがヘ
ッド部浮上状態検出モードを表しているとき、ラスク映
像信号VDINをそのまま通過させ、アナログ/ディジ
タル変換回路32においてディジタル信号に変換して画
像処理回路50内に設けられているフレームメモリに格
納する。このフレームメモリに格納されたデータを中央
処理ユニット15が必要に応じて取り出して浮上状態を
演算するようになされている。
中央処理ユニット15はキーボード入力装置51からの
指令に基づき、到来するデータを外部記憶装置、例えば
ハードディスク35に蓄積し、必要に応じて読み出して
演算データとして用いたり、フレームメモリに転送した
りすると共に、プリンタ36によってプリントアウトし
たり、モニタ52に表示したりする。
中央処理ユニット15は、かかる光学的干渉縞の明暗に
ついてのデータに基づいて、ヘッド部4のスライド面4
L及び4R上の任意の点について、対向する透明ディス
ク3の表面との間の距#(従って浮上量h)を次のよう
な原理に基づいて演算により求める。
先ず第2図において反射光yg+及びIttを合成して
得られる合成反射光R(すなわち干渉光)の強度は、次
式 %式% で表される。ここで両反射光■、及びIttの位相差δ
は λ で表され、λは照射される単色光1.の波長(例えば0
.4〜0.8〔μm〕程度)、Ittはスライダ4への
表面からの反射光rt、の振幅を表し、Ittは透明デ
ィスク3の表面からの反射光1)1の振幅を表すものと
する。
従って単色光の波長λを固定したときの合成反射光Rの
値は、スライド面4L、4R(第4図(B))の各部分
について、反射光■z+及び1.の位相差δ、従って透
明ディスク3の表面からのスライド面4L、4Rの浮上
量h(第4図(C))に応じた明るさをもっている。
ところで、実際上中央処理ユニット15に得られる情報
は第4図(A)に示すようなスライド面4Rにおける長
手方向の位置Xに対する干渉光Rの強度の情報である。
ここで、スライド面4Rが平面の場合、位置Xは浮上i
1hと比例関係にある。
任意の点についてみた場合、干渉光Rが最も明ろくなる
位置、すなわち最大値R1,8をとる浮上M(以下、第
5図上のその点を明点と呼ぶ)における両反射光txt
及びIttの位相差δは(1)式より明らかなように2
π(n+1)(nは縞次数で、0.1.2・・・・・・
)のときであり、従って、明一点の浮上量り、□ (n
)は次式 %式%) で表すことができる。また、干渉光Rが最も暗くなる位
置、すなわち最小値Rsinをとる浮上量(以下、第5
図上のその点を暗点と呼ぶ)における位相差δは(1)
弐より明らかなように(2n+l)πのときであり、そ
のときの浮上1th、i、  (n)は次式 ・・・・・・(4) で表すことができる。
この(3)式及び(4)式より明点及び暗点における浮
上i1h(m)は次式のようにλ h (m) = −m       ・・・・・・(5
)長さλ/4の整数倍として表すことができる(mは0
.1,2・・・・・・をとるパラメータである)。
ここで、浮上量を観測する任意の座標位置X0(例えば
ヘッド4Cのギャップの座標位置(以下、ヘッド位置と
呼ぶ))の浮上量り、は光量が最大値R0,の明点にお
ける浮上Hh 、、、  (n )又は光量が最小値R
#i、の暗点における浮上量h1.7(n)を基準とし
て明点又は暗点の光量と当該光量との差に応じて定まる
距離を加算して求めることができる。
ところで、中央処理ユニット15に取り込まれる情報は
光量の大小だけであり、何次(n)の明点か又は暗点か
は一義的に定まらない。そこで、浮上状態の測定に先立
ち中央処理ユニット15はフィルタ交換指令S10を色
フイルタドライバ43に与えて2枚の色フィルタ23を
交換し、照射光I、の波長をλ、及びλ2に変え、各単
色光(λ、とλ2)における明点及び暗点の位置情報か
ら次数n、従って、パラメータmを予め算定するように
している。これにより、観測するヘッド位置のパラメー
タmを判定でき、ヘッド位置X0における浮上量h0を
例えば次式 %式%(6) により求めることができる。なお、この(6)式におい
て、第1項は当該浮上量り、に近い明点の浮上量hl(
第5図)を表し、第2項は明点及び暗点の情報(R,、
、及びR,t、 )を補間して求められた明点における
浮上量h1からの偏差分h2を表す。
中央処理ユニット15はかかる(6)式に従う演算を特
定点浮上量検出モードにおいては例えばキーボード人力
装置51から指示された特定点について行い、また、ヘ
ッド部浮上杖態検出モードにおいては第6図に示す処理
手順に従いスライダ4Aのスライド面4L及び4Rの各
点について実行する。
すなわち、中央処理ユニット15はキーボード入力装置
51によりヘッド部浮上状態検出モードが選択されると
、ステップSPIにおいて当該プログラムを開始した後
、次のステップSP2において演算に用いる干渉光Rの
光量(強度)に応じた画像データとしてハードディスク
35に既に格納されているものを用いるか、又はテレビ
ジョンカメラ24より得られるものを用いるかをキーボ
ード入力装ff51をセンスすることにより判別する。
ハードディスク35に既に格納されている画像データを
用いると判別したときには、中央処理ユニット15はキ
ーボード入力装置51からステップSP3において、使
用する画像データに関するファイル名を読み出し、次い
で、ステップSP4においてその画像データを得たとき
のモータ2の回転速度、ヘッド部の位置、弾性部材6の
押圧力等の各種パラメータを画像データファイルに対応
するパラメータファイルより読み込み、ステップSP5
でその読み込んだ各種パラメータをモニタ52に表示し
てステップ5P20に進む。
これに対して、上述のステップSP2においてテレビジ
ョンカメラ24から得た画像データを用いると判別した
ときには、中央処理ユニット15はステップSP6に進
む。このステップSP6は橋像時の各種パラメータをオ
ペレータがどのように入力したいかを判断するステップ
で、パラメータファイルを利用するか、又は最初から入
力するかをキーボード入力装置51をセンスして判別す
る。最初から入力し直すと判別することにより、ステッ
プSP6において否定結果を得ると、ステップSP9に
直ちに進み、パラメータファイルを利用すると判別する
ことにより肯定結果を得ると、ステップSP7において
パラメータファイル名を読み込み、ステップSP8にお
いて入力されたファイル名のパラメータファイルから各
種パラメータを読み込んだ後、ステップSP9に進む。
このステップSP9は各種パラメータの値をモニタ52
上に表示してオペレータにパラメータ値を目視確認させ
るステップで、パラメータファイルを使用しないとして
ステップSP6において否定結果を得て当該ステップに
進んできた場合には各種パラメータの値として初期値を
表示させ、パラメータファイルから読み込まれて当8亥
ステツフ。
に進んできた場合にはその読み込まれた値が表示される
次のステップ5PIOはキーボード入力装置51から変
更されたパラメータの値を取り込むステップであり、当
該取込み動作を終了すると、次のステップ5PIIに進
んで、オペレータがパラメータの変更動作を終了させる
終了キーを押したか否かを判断する。終了キーが押され
ないことにより否定結果を得ると、上述のステップ5P
IOに戻って変更されたパラメータを取り込み、これに
対して終了キーが押されることにより肯定結果を得ると
、次のステップ5P12に進んで、中央処理ユニット1
5はIH切取り回路31及び画像処理回路50にモード
選択信号SELを送出してテレビジョンカメラ24から
送出されるラスク映像信号VDINを画像処理回路50
のフレームメモリに取り込ませる。
フレームメモリは第7図(A)に示すように画像を水平
方向H及び垂直方向■にそれぞれ例えば256個に分割
してできる各エレメントE (h、 v)ごとにそのビ
デオ信号を格納する。
このようにフレームメモリを起動させた後、中央処理ユ
ニツ)15はステップ5P13においてモータ2の回転
速度を設定するなど、各種パラメータに応じるように各
部を動作させ、ステップ5P14において動作状態が定
常状態になるまで待機し、定常状態になった後にステッ
プ5P15においてフレームメモリに対する次の書込み
を禁止し画像を固定する。その後、ステップ5P16に
おいてフレームメモリに格納されている画像データをハ
ードディスク35に転送し、次いで所定数の画像に対す
る画像データが得られたか否かをステップ5P17で判
断し、さらに画像を取り込むと判別すると上述のステッ
プ5P12に戻り、所定数の画像に対する画像データが
得られたと判別したとき次のステップ5P20に進む。
中央処理ユニット15はステップ5P20において1枚
の画像に対する画像データをハードディスク35から取
り出し、画像処理回路50のフレームメモリにロードし
、次いで、ステップ5P21においてフレームメモリに
ロードされた画像を第7図(A)に示すようにモニタ5
2に表示する。
その後、ステップ5P22において、画像処理回路50
にノイズ除去、平滑化等の画像処理を実行させる。
次に、中央処理ユニット15はステップ5P23におい
て画像処理回路50に画像データの中から第7図(B)
に示すようにスライダ4Aのスライド面4L及び4Rの
部分のデータを取り出させ、次のステップ5P24にお
いて中央処理ユニット15に転送させる。
その後、中央処理ユニット15はステップ5P25にお
いてスライド面4L及び4Rの各点(各エレメント)に
ついて上述の(6)式を実行して浮上量を求め、次のス
テップ5P26で求めた浮上量を第7図(C)に示すよ
うに3次元表示できるようにデータ変換してモニタ52
に与え表示させる。すなわち、透明ディスク3の面DS
UR上にスライド面4L及び4Rが接触しているときの
位置PL、PRを描き、その上方に演算により求めた浮
上量を結んでできるスライド面4L及び4Rの位置PL
H,PRHを例えばいわゆるワイヤフレームで描き、複
数のエレメントについては位置PLSPRと位置PLH
,PRHとの対応点を結ぶ直線をも描いて表示する。こ
れにより、オペレータは浮上状態を容易に目視li1!
認できる。
中央処理ユニット15は次のステップ5P27において
スライド面4L及び4Rの複数のエレメントを特定し、
ステップ5P28において、特定したエレメントの浮上
量に基づきローリング角(スライド面4L及び4Rを結
ぶ方向と透明ディスク3の面とのなす角)及びピッチン
グ角(スライド面4L及び4Rの長手方向と透明ディス
ク3の面とのなす角)を演算し、モニタ52上の3次元
表示の余白部に演算値を表示する。これにより、1枚の
画像から得られた画像データの処理が終了する。
そこで、次のステップ5P29において全画像に対する
処理が終了したか否かを判断し、終了していない場合に
は上述のステップ5P20に戻って次の画像の画像デー
タを処理するようにし、他方、全ての画像に対する処理
が終了すると次のステップ5P30において、画像デー
タをハードディスク35にそのまま保存しておくか否か
を判断する。
オペレータがキーボード人力袋251を介して保存不必
要を指示すると、中央処理ユニット15はステップ5P
30において否定結果を得てステップ5P31に進み、
当該画像ファイルをハードディスク35より消去し、そ
の後ステップ5P32に進んで終了メツセージをモニタ
52に表示させてステップ5P33において当該プログ
ラムを終了させる。
これに対して、画像データの保存が指示されると、ステ
ップ5P34で当該処理におけるパラメータを有するパ
ラメータファイルをハードディスク35に書き込み、さ
らにステップ5P35においてオペレータにより入力さ
れた日付、時刻、コメント等をハードディスク35に書
き込み、その後上述のステップ5P32に進んで終了メ
ツセージをモニタ52に表示して当該プログラムをステ
ップSP33で終了する。
以上の構成において、オペレータが特定点浮上量検出モ
ードを選択すると、中央処理ユニット15はテレビジョ
ンカメラ24からのラスタ映像信号VDINをIH切取
り回路31が切り取って得た映像信号に基づき、特定点
の浮上量を上述の(6)式により演算して検出する。
これに対して、オペレータがヘッド部浮上状態検出モー
ドを選択し、画像データとしてテレビジョンカメラ24
からの出力を利用するように選択すると、テレビジョン
カメラ24からのラスタ映像信号VD1Nが画像処理回
路50のフレームメモリに与えられて格納され、これに
基づき中央処理ユニツ)15がスライド面4L及び4R
の各点についての浮上量を上述の(6)式に基づき演算
して検出する。そして、その検出データに基づき浮上時
におけるスライド面4L及び4Rの状態をモニタ52上
に表示する。
従って、この実施例によれば単にスライド面上の特定点
の浮上量、浮上安定性を検出し得るだけでなく、ヘッド
部4全体の浮上状態、例えばローリング(横ゆれ)、ピ
ッチング(縦ゆれ)、浮上時の面の変形等を検出し得る
。かくするにつき、ヘッド部4の浮上状態を3次元表示
するようにしたので、オペレータはヘッド部4の浮上状
態を直観的、かつ容易に把握することができ、使い易い
構成となっている。
なお上述においては、透明ディスク3にヘッド部4を対
向させることによって光学的干渉縞を発生させるように
したが、これに代え、不透明ディスク3に対して透明材
料でなるヘッド部4を対向させることにより光学的干渉
縞を発生させるようにした場合にも、上述の場合と同様
の効果を得ろことができる。
また上述においては、スライダ4Aとして、2つのスラ
イド面4L、4Rを有する構成のものを用いたが、その
数及び形状を必要に応じて変更しても、上述の場合と同
様の効果を得ることができる。
H発明の効果 以上のように本発明によれば、テレビジョンカメラによ
るラスク映像信号(干渉光量情報)を多数のエレメント
に分割して一旦フレームメモリに記憶し、各エレメント
ごとに浮上量を演算してヘッド部のスライド面全面にお
ける浮上量を得るようにしたので、スライド面上の特定
点における浮上量の評価だけでなく、ヘッド部の浮上姿
勢、浮上状態等の全体的な評価を行い得るヘッド浮上量
測定装置を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるヘッド浮上量測定装置の一実施例
を示すブロック図、第2図はそのヘッド部4の浮上原理
及び光学的干渉縞の発生の説明に供する路線図、第3図
はヘッド部4の詳細構成を示す路線的斜視図、第4図は
ヘッド部4のスライド面4L及び4R上に発生する光学
的干渉縞の説明に供する路線図、第5図はヘッド浮上量
と光学的干渉縞との関係を示す特性曲線図、第6図はヘ
ッド部浮上状態検出モードにおける中央処理ユニット1
5の処理手順を示すフローチャート、第7図はヘッド部
浮上状態検出モードの動作の説明に供する路線図である
。 l・・・・・・ヘッド浮上量測定装置、2・・・・・・
モータ、3・・・・・・透明ディスク、4・・・・・・
ヘッド部、5・・・・・・ヘッド支持板、6・・・・・
・弾性部材、15・・・・・・中央処理ユニット、21
・・・・・・顕微鏡、22・・・・・・光源、23・・
・・・・色フィルタ、24・・・・・・テレビジョンカ
メラ、30.52・・・・・・モニタ、31・・・・・
・IH切取り回路、32・・・・・・アナログ/ディジ
タル変換回路、35・・・・・・ハードディスク、36
・・・・・・プリンタ、50・・・・・・画像処理回路
(フレームメモリを含む)、51・・・・・・キーボー
ド入力装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転するディスクと、このディスクの表面に生ず
    る空気流を利用して浮上するように配設されたヘッド部
    との間に生ずる光学的干渉縞によつて、上記ヘッド部の
    浮上量を測定するヘッド浮上量測定装置において、 上記光学的干渉縞を撮像する撮像装置と、 上記撮像装置による干渉光量情報を多数のエレメントに
    分割して上記各エレメントごとに記憶するメモリと、 記憶されている上記各エレメントの上記干渉光量情報ご
    とに浮上量を演算する浮上量演算手段と上記ヘッド部の
    スライド面全面における演算された上記浮上量を出力す
    る出力手段と を具えたことを特徴とするヘッド浮上量測定装置。
  2. (2)上記出力手段が、上記ヘッド部のスライド面全面
    における演算された上記浮上量を3次元表示する表示装
    置であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のヘッド浮上量測定装置。
JP25929585A 1985-11-18 1985-11-18 ヘツド浮上量測定装置 Pending JPS62118205A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5239364A (en) * 1990-10-26 1993-08-24 Olympus Optical Co., Ltd. Light phase difference measuring method using an interferometer

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928607A (ja) * 1982-08-11 1984-02-15 Hitachi Ltd 微小すき間の多次元測定法

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