JPS62117858A - 織機における作動シリンダの切換装置 - Google Patents

織機における作動シリンダの切換装置

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JPS62117858A
JPS62117858A JP25912685A JP25912685A JPS62117858A JP S62117858 A JPS62117858 A JP S62117858A JP 25912685 A JP25912685 A JP 25912685A JP 25912685 A JP25912685 A JP 25912685A JP S62117858 A JPS62117858 A JP S62117858A
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三矢 金平
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は織機において使用される作動シリンダの切換装
置に関するものである。
(従来の技術) 織機において作動シリンダを使用する例としては特開昭
56−144257号公報に開示される織段防止装置が
ある。この従来例では経糸に所定の張力を付与し、かつ
張力変動を吸収するためのイージンダレバーと、作動シ
リンダのピストンロンドとは常には離間状態にあり、機
台停止後の再起動時初期においてピストンロンドが所定
の付勢力でもってイージンダレバーに当接するようにな
っている。すなわち、前記付勢力が通常運転時の経糸張
力値に付加され、経糸張力が一時的に高められる。この
ような一時的な高張力により機台停止中の経糸弛緩に起
因する所定位置からの織前変位が是正され、機台再起動
時の織段発生の防止が図られる。経糸の一時的な高張力
状態は機台再起動後の機台数回転の間であり、織段発生
防止上高張力付与の的確な制御が要求される。すなわち
、作動シリンダのピストンロンドの出没を制御する電磁
バルブ機構の的確な開閉制御が必要である。
この従来装置では入力、出力及び排気の3ポートからな
るポペット式電磁バルブ機構が使用され、排気ポート側
には排気速度を調整するためのスピードコントロールバ
ルブが接続されている。すなわち、同コントロールバル
ブにより作動シリンダ内の流体の排気速度を漸次減少し
て前記高張力状態を漸次減少する手段が採用されており
、このような手段により経糸品質のばらつきに起因する
織段発生の防止が図られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記排気ポートは前記入力ポートから出力ポ
ートに至る通路の途中に接続されており、ポペット弁の
開放時において前記排気ポートが閉成されることはない
。そのため、入力ポートから出力ポートへの流体供給時
、すなわち作動シリンダの駆動ロンドの突出作動時にお
いて供給流体が前記排気ポート側へ流出してしまう。こ
のような流体流出は圧力損失をもたらし、電磁バルブ機
構の応答性を悪くする。特に流体供給量を高めたとして
も駆動ロッドの最大突出付近では経糸張力による反作用
が最大となることから、駆動ロンドが最大突出付近に到
達するにつれ前記応答性の大幅な低下は避けられない。
そのため、作動シリンダのピストンロッドの出没を制御
する電磁バルブ機構の的確な開閉制御が不可能となり、
機台数回転という短時間内の織段発生を確実に回避する
ことが困難となる。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) そこで本発明では、入力ポート及び出力ポートの連通状
態ではポペット弁により排気ポートを閉成可能に構成す
るとともに、間排気ポート側に調速バルブ機構を接続し
、織機における作動シリンダと圧縮流体供給源とを接続
する流体供給経路中に前記のように構成された切換装置
を介在した。
(作用) すなわち、ポペット弁が入力ポート側を閉成する状態及
び排気ポート側を閉成する状態の一方から他方への移行
動作中以外には、入力ポート側の流体が排気ポート側へ
流出することはなく、流体流出による圧力損失は最小床
に抑えられている。
従って、的確な作動制御を要求される作動シリンダにお
ける応答性は高く、このような条件のもとに前記調速機
構を調整することによりポペット弁が入力ポート側を閉
成する状態及び排気ポート側を閉成する状態の一方から
他方への移行動作中における作動シリンダに対する流体
の作用速度を調整することができる。
(実施例) 以下、本発明をジェットルームにおける緯入れ阻止製雪
に具体化した一実施例を第1〜5図に基づいて説明する
織機のサイドフレーム等の固定部には補助アーム1aを
有する支持ブラケット1が固設されており、同支持ブラ
ケット1には回転支持軸2が回転可能に貫通装着されて
いる。回転支持軸2の軸心部には緯糸供給源(図示路)
から供給される緯糸Yを案内するための緯糸案内孔2a
が形成されており、支持ブラケット1本体と補助アーム
1aとの間にはタイミングブーIJ 3が止着されてい
る。
支持ブラケット1の前面には歯車4が固着されており、
その前側には回転支持軸2に固着された支持体5が配設
されている。同支持体5には回転支持軸2と斜交し、か
つ緯糸案内孔2に連通された糸巻付管6が装着支持され
ており、その先端開口が後述するドラム8のテーバ周面
8a上に配置されている。回転支持軸2の先端部には支
持筒7が相対回転可能に支持されており、その周面には
歯車7aが形成されているとともに、その前面にばテー
パ周面8a及びストレート周面8bから糸巻付面を備え
たドラム8が止着されている。
支持体5には遊星歯車機構9が止着されており、入力遊
星歯車9aが歯車4に噛合され、出力遊星歯車9bが歯
車7aに噛合されている。これにより回転支持軸2が回
転されると、糸巻付管6が同支持軸2と一体的に回転す
るとともに、遊星歯車機構9も一体的に回転し、両遊里
歯車9a、9bが歯車4,7aと噛合しながら回転支持
軸20周りを公転し、ドラム8が回転することなく静止
状態に保持される。そして、糸巻付管6がドラム8の周
りを公転することより緯糸Yがドラム8の周面に巻付け
られる。
第2.3図に示すようにドラム8の側方には機台1回転
に対して1回転する駆動軸1oが回転支持軸2と平行に
並設されており、前記糸巻付面と対応する位置にはカム
11が止着されている。又、駆動軸lOの前記タイミン
グプーリ3と対応する位置にはタイミングプーリ12が
止着されており、両タイミングプーリ3.I2がタイミ
ングプーリ13により作動連結されている。両タイミン
グプーリ3,12の径の比関係により糸巻付管6は機台
1回転に対して複数回転し、ドラム8上には緯糸Yが複
数回巻付けられる。
回転支持軸2と駆動軸10との間には軸14が両軸2,
10と平行に配設されており、軸10のカム11と対応
する位置にはカムレバー15が回動可能に支持されてる
とともに、その一端には補助レバー15が締付接続され
ている。そして、同レバー15の他端に設けられたカム
フォロア15bが同レバー15の他端側とその上方のブ
ラケット16との間に介在された押圧ばね17によりカ
ム11のカム面上に押接されており、カム11の回転に
伴ってカムレバー15及び補助レバーI5aが軸14を
中心に揺動するようになっている。
補助レバー15aの先端には緯糸係止体18が止着され
ており、カムレバー15の揺動に伴って緯糸係止体18
の先端部が糸巻付面上の孔8C内に進入及び開孔8Cか
ら離脱するようなっている。
すなわち、緯糸係止体18の先端部がドラム8上の糸巻
付面の外方から同系巻付面と交差及び離間し、糸巻付管
6からテーパ周面8a上へ巻付けられる緯糸Yが糸巻付
面と交差状態にある緯糸係止体18により係止貯留され
、緯糸係止体18が糸巻付面からMJIすることにより
緯糸Yが緯入れ側へ引き出し可能となる。ドラム8上の
巻付貯留糸はドラム8の前方に配設された図示しない緯
入れ用メインノズルにより緯入れ時にドラム8から引き
出され、同メインノズルから経糸開口内へ射出緯入れさ
れる。射出緯入れされた緯糸Yが図示しない多数の緯糸
ガイド部材の列により形成される緯糸案内通路内を飛走
案内され、筬打ち時には緯糸が緯糸案内通路から脱出ス
リットを通って脱出し、筬打ちされる。反緯入れ側の脱
出スリットには緯糸検出器が謹直されており、緯糸が同
検出器により検出されれば機のき運転が続行され、検出
されなげれば機台停止信号が発信され、機台が停止され
る。
前記ブラケット16上には押圧ばね19aを利用した消
極復帰型のエアシリンダ19が固設されており、その駆
動ロッド19bがカムレバー15と補助レバー15aと
の接続部に向けて配設されている。駆動ロッド19bの
先端には調整ボルト20が螺着されており、駆動ロッド
19bが突出状態にあるときには緯糸係止体18の先端
部を糸巻付面上の孔8c内に進入させる揺動位置にある
カムレバー15の前記接続側先端部に調整ボルト20の
頭部が当接可能となっている。エアシリンダ19と圧縮
空気供給源(図示略)との間には電磁バルブ機構21が
配設されており、同バルブ機構21の開閉によりエアシ
リンダ19の作動が制fallされるようになっている
。電磁バルブ機構21は常には閉成状態にあり、前記機
台停止信号に基づいてjm電されることにより開放され
、前記圧縮空気供給源側の入力用供給バイブ22、電磁
バルブ機構21及びエアシリンダ19側の出力用供給パ
イプ23を経由してエアシリンダ19に圧縮空気が供給
される。
電磁バルブ機構21を第4.5図に基づいて詳述すると
、電磁ソレノイド部24は、収容筒25と、同筒25内
のソレノイド26と、同ソレノイド26への通電により
磁化されるコア27と、プランジャ28とから構成され
ており、ソレノイド26への通電によりプランジャ28
がコア27側に吸引されるようになっている。電磁ソレ
ノイド部24の右端にはバルブハウジング29が固着さ
れている。同ハウジング29内にはプランジャビン28
aと当接した状態でポペット弁30がプランジャ28と
同一方向にスライド可能に収容されており、バルブハウ
ジング29内の流体通路孔Tを開閉できるようになって
いる。ポペット弁30ば、流体通路孔Tを開閉する頭部
30aと、プランジャピン28aと当接する大径ロンド
部30bと、頭部30a及び大径ロンド部30bを接続
する小径ロンド部30Cとから構成されており、頭部3
0a内には収容孔30dが形成されている。
パルプハウジング29の右端にはキャップ31が嵌入止
着されており、同キャップ31内には排気用通路31a
が形成されている。キャップ31のポペット弁30(l
!I11の端部には環状壁31bが一体に突設形成され
、ているとともに、同環状壁31b側の排気用通路31
aの一部が大径の収容孔31Cに形成されており、再収
納孔30d、31C間には押圧ばね32が介在されてい
る。ポペット弁30は同押圧ばね32により流体通路孔
Tを閉成する方向へ押圧付勢されており、ポペット弁3
0が押圧ばね32に抗して環状壁31bに当接した状態
では排気用通路31aが閉成されるようになっている。
本実施例では、大径ロンド部30b、小径ロンド部30
c、流体通路孔T、頭部30a、環状壁30b及び収容
孔30cの断面積の和の各断面積をポペット弁30の動
作方向に投影した投影断面積をそれぞれSL、S2,3
3.S4.S5とすると、これらの間には次に示す関係
が設定されている。
S2<S 1=S3=S5<S4 排気用通路31aには排気用バイブ33が螺着接続され
ており、同パイプ33には調速機構34が装着されそい
る。調速機構34は、ハウジング35と、同ハウジング
35に貫通螺着された調速弁36とからなり、開弁36
の先端部がハウジング35内において排気用バイブ33
の開口部に配置されている。そして、ハウジング35の
側面には排気口35aが形成されている。
さて、第2図に示すようにカムフォロア15bがカム1
1の谷部に移行することにより緯糸係止体18が糸巻付
面から離間し、同緯糸係止体18により係止されながら
糸巻付面上に巻付貯留されていた緯糸Yが前記緯入れ用
メインノズルの作動によりドラム8から引き出され、同
メインノズルから経糸開口内へ射出緯入れされる。この
緯入れ最中にカムフォロア15bがカム11の谷部から
山部へ移行し、第2図に実線で示すように緯糸係正体工
8が糸巻付面と交差する。この緯入れが正常に行われず
、緯糸Yの先端が前記緯糸検出器の設置位置まで到達し
ない緯入れミスが発生した場合には、前記機台停止信号
が発信され、機台停止及び電磁バルブ機構21のソレノ
イド26の励磁が行われる。ソレノイド26の励磁によ
りポペット弁30が押圧ばね32に抗して環状壁31b
に当接し、入力ポート(供給バイブ22)と出力ポート
(供給バイブ23)とが連通されるとともに、排気ポー
ト(排気用通路31a)が遮蔽される。
電磁バルブ機構21の開放により圧縮空気がエアシリン
ダ19に供給され、駆動ロッド19aが突出する。この
とき、第1図に示すように緯糸係止体18は糸巻付面と
交差状態にあり、前記緯入れミスに続いて緯入れされる
べき緯糸Yが糸巻付面上に巻付貯留されている。駆動口
・ノド19aの突出により調整ボルト20の頭部がカム
レハーエ5に当接し、第3図に示すように緯糸係止体1
8が糸巻付面と交差状態となる揺動位置にカムレバー1
5が規制保持される。機台は停止するまでに慣性でほぼ
1回転し、この慣性作動中に第3図に示すようにカムフ
ォロア15bがカム11の谷部に位置する時期、すなわ
ち緯糸係止体重8が糸巻付面から離間して前記巻付貯留
糸がドラム8から引き出される時期があるが、エアシリ
ンダ19の作動により緯糸係止体18の糸巻付面からの
離間は阻止される。従って、糸巻付面上の巻付貯留糸の
引き出しはなく、ミス糸に続く緯糸の緯入れは回避され
る。
この緯入れ阻止の解除時期が来ると、ソレノイド26が
消磁され、ポペット弁30が押圧ばね32により第5図
の開放位置から第4図の閉成位置へ押圧復帰される。こ
れによりエアシリンダ19′内の圧縮流体が出力ポート
から排気ポートを経由して排気され、エアシリンダ19
の駆動ロッド19bが第2図に示す没入方向へ復帰し、
カムフォロア15bが押圧ばね17によりカム11に押
接される正常状態にカムレバー15が復帰する。
緯入れミス発生後の機台停止中にドラム8の糸巻付面上
に巻付けられる緯糸Yの巻付貯留量ば通常の機台停止の
場合に比して緯入れを阻止された緯糸分だけ多く、機台
再起動前にこの緯入れを阻止された緯糸が緯入れ用メイ
ンノズルから射出除去される。この貯留状態は通常の貯
留状態とは異なり、糸巻付面からの緯糸係止体18の離
脱如何によっては巻糸同士が絡み合い、緯入れ用メイン
ノズルからの射出が正常に行われないおそれがある。そ
こで、緯糸係止体18の離脱速度の適宜の設定が必要と
なり、この設定のためにエアシリンダ19における復帰
速度の調整、すなわち調速機構34の調整が有効となる
機台停止信号発信時には糸巻付面に緯糸係止体18を交
差させる揺動位置にカムレバーI5がすでに配置されて
いることから、ミス糸に続く緯糸の緯入れ阻止の応答速
度はエアシリンダ19の応答速度に依存することになり
、結果的には駆動ロッド19bに対する圧縮流体の作用
速度に依存することになる。ポペット弁30が流体通路
孔Tを閉成する状態及び排気用通路31aを閉成する状
態の一方から他方への移行動作中以外には、入力ポート
側の流体が排気ポート側へ流出することばな(、流体流
出による圧力損失は最小限に抑えられている。従って、
ポペット弁3oが環状璧31bへ衝突してバウンドする
ことにより排気用通路31aにおいて隙間形成が行われ
てしまうような場合にも、この隙間形成が立ち上がり特
性に与える影響は微々たるものであり、高速回転するジ
ェットルームにおいて特に的確な作動制御を要求される
エアシリンダ19における応答性は高く、高速織機であ
るジェットルームの高速運転に充分追従し得る緯入れ阻
止作用が達成される。
又、駆動ロッド19bに対する前記圧縮流体の作用速度
は調速機構34の調速弁36の螺入量を変更することに
より調整可能であり、例えば調速弁36により排気用パ
イプ33の開口部を閉成すれば、ボペ7)弁3oが流体
通路孔Tを開放し始めると同時に圧縮流体が駆動ロッド
19bに作用し始め、駆動ロッド19bが突出開始する
。又、排気用パイプ33の開口部の最大開放状態でポペ
ット弁30が排気用通路31aを閉成するまでの間は圧
縮流体が排気用通路31a側にすべて流出する構成とす
れば、前記開口部が最大に開放された状態では圧縮流体
が駆動ロンド19bに対しては実質的には作用しない。
従って、この調整状態のもとでは駆動ロフト19bに対
する圧縮流体の作用はポペット弁30が排気用通路31
aを閉成した時点以後に行われ、駆動ロッド19bの突
出開始時点及び突出速度が前記の調整状態とは異なる。
このような調速機構34における両極端の調整状態の間
に調整すること、すなわち第4,5図に示すように排気
用パイプ33の開口部を適宜開放調整し、エアシリンダ
19側への流体流入量と調速機構34側への流体流入量
との割合を制御すれば、駆動ロッド19bの突出開始時
点及び突出速度は前記両極端の状態の場合の間に設定さ
れる。
すなわち、エアシリンダ19における立ち上がり特性の
調整が可能である。
さらに本実施例では、第4図に示すように流体通路孔T
が閉じている状態では、頭部30aを境として入力用供
給パイプ22側において流体圧がポペット弁30に作用
する。流体圧をPとすると、大径ロッド部30bには力
P・ (Sl−32)が作用し、頭部30 a ニば力
P・ (S3−32)=P・ (St−32)が作用す
る。従って、ボペ・7ト弁30に作用する流体圧ばポペ
ット弁3oの開閉動作方向く第4図において左右方向)
において相殺され、流体通路孔Tの閉成状態では流体圧
の影響を何等受けていない。゛このような状態の元で行
われる流体通路孔Tの開放、すなわちポペット弁30の
開放動作速度は調速機構34の調速状態、電磁ソレノイ
ド部24における出力特性及び押圧ばね32の特性にの
み依存し、押圧ばね32の押圧力を適宜小さくすること
により動力消費の増大を考慮することなく電磁バルブ機
構21の立ち上がり特性を向上することができる。この
ような電磁バルブ機構21の一層の高速開放はエアシリ
ンダ19の駆動ロッド19bの高速突出動作をもたらし
、高速織機であるジェットルームの高速運転に充分追従
し得る緯入れ阻止作用が達成される。
第5図の状態では、大径ロンド部30bに対して閉成方
向にP・ (Sl−S2)、頭部30aに対して開放方
向にP・ (34〜S2)及び開成方向にP・ (S4
−35)の各力が作用し、ポペット弁30に作用する流
体圧はポペット弁30の開閉動作方向において相殺され
る。しかも、この復帰途中においてはP−33の力が閉
成方向に作用することからエアシリンダニ9における復
帰動作も必要に応じて突出動作時と同等の高速応答が可
能である。
本発明はもちろん前記実施例にのみ限定されるものでは
なく、例えば第6図に示す実施例も可能である。
第6図に示す実施例では電磁ソレノイド部37を備えた
調速機構46が使用されており、ソレノイド37aの励
磁によりコア37b側へ吸引されるプランジャ37cが
押圧ばね38に抗して弁39を押圧移動し、開弁39に
より排気用通路40が閉成されるようになっている。す
なわち、必要に応じて排気用通路40の最大開放及び閉
成の両状態に切り換えることができる。例えば、作動シ
リンダへの流体供給時にば排気用通路40を閉成してお
き、作動シリンダ復帰時には排気用通路40を最大開放
状態に切り換えておく等の対応が可能である。
作動シリンダの使用例としては第7図に示す実施例も可
能である。この実施例ではスレイ41の一端にエアシリ
ンダ42が装着固定されており、同シリンダ42の駆動
ロッド42aには一対の緯入れ用メインノズル43.4
4が上下に並設されている。すなわち、この実施例では
多色緯入れが行われる。電磁バルブ機構21を開放すれ
ば両緯入れ用メインノズル43.44が上動され、下側
の緯入れ用メインノズル43が変形筬45により形成さ
れる緯糸案内通路45aに対応する緯入れ位置に配置さ
れ、電磁バルブ機構21を閉成すれば上側の緯入れ用メ
インノズル44が前記緯入れ位置に切接配置される。ジ
ェットルームにおけるこの切換には極めて高速度の応答
が要求されるが、開閉いずれの動作方向においても高速
応答可能な本実施例の電磁バルブ機構21及び調速機構
34からなる切換装置によればこの要求に確実に対応す
ることができる。
なお、前記各実施例の電磁バルブ機構でば流体通路孔T
閉成時及び排気用通路31a閉成時にはポペット弁30
に対する流体圧の作用力がポペット弁30の開閉動作方
向において相殺される構成であるが、このような構成と
なっていない従来の電磁バルブ機構の排気ポート側に調
速機構を装着することも可能である。又、前記各実施例
ではばね力を用いた消極復帰型の作動シリンダを対象と
しているが、一対の電磁バルブ機構により積極的に復帰
させる方式の作動シリンダに本発明を通用することがで
きる。
さらに、本発明は特開昭56−4747号公報あるいは
特開昭59−21752号公報等に開示されるような作
動シリンダの使用例に適用することができる。
発明の効果 以上詳述したように、本発明の作動シリンダの切換装置
によれば、高速応答を要求される作動シリンダの応答性
を高めつつ作動シリンダにおける立ら上がり特性及び立
ち下がり特性のいずれの場合も調整し得る優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1
図は側面図、第2図は正面図、第3図は第2図からの変
化を示す正面図、第4図は非通電時の切換装置を示す縦
断面図、第5図は通電時の切換装置を示す縦断面図、第
6図は本発明の別例を示す縦断面図、第7図は本発明を
緯入れ装置に具体化した実施例を示す斜視図である。 エアシリンダ19,42、電磁バルブ機構21、入力用
パイプ22、出力用供給パイプ23、ポペット弁30、
排気用パイプ33、調速機構34゜46゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 織機における作動シリンダと圧縮流体供給源とを接
    続する流体供給経路中に入力、出力及び排気の3ポート
    を備える電磁バルブ機構を介在した作動シリンダの切換
    装置において、前記入力ポートと出力ポートとの連通状
    態ではポペット弁により前記排気ポートを閉成可能に構
    成し、同排気ポート側に調速機構を接続した織機におけ
    る作動シリンダの切換装置。
JP25912685A 1985-11-19 1985-11-19 織機における作動シリンダの切換装置 Granted JPS62117858A (ja)

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JPH0340137B2 (ja) 1991-06-18

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