JPS6211692A - 平版印刷版用版面保護剤 - Google Patents

平版印刷版用版面保護剤

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JPS6211692A
JPS6211692A JP15186585A JP15186585A JPS6211692A JP S6211692 A JPS6211692 A JP S6211692A JP 15186585 A JP15186585 A JP 15186585A JP 15186585 A JP15186585 A JP 15186585A JP S6211692 A JPS6211692 A JP S6211692A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/08Damping; Neutralising or similar differentiation treatments for lithographic printing formes; Gumming or finishing solutions, fountain solutions, correction or deletion fluids, or on-press development

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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は平版印刷版の版面保護剤に関するものである。
〔従来技術〕
平版印刷版を製版する際、その最終工程で版面保護剤、
いわゆるガム液を塗設するガム引き工程が行なわれる。
これは、製版後印刷機にかけられるまでの間、版面に汚
れが付着して印刷汚れとなるのを防ぎ、また重ねて保管
したり異物に当ったりした場合キズがつかないようにす
るために施されるものである。最も重要なことは版面が
直接空気にさらされ、酸化現象等により、非画線部の不
感脂性が低下するのを防止し、更には不感脂性を高める
効果をもたらす等の点で不可欠なものである。
ガム液としては古くからアラビアガムの約/j〜3oz
1%濃度の水溶液に、必要に応じて界面活性剤、pH調
整剤、防腐剤等を含む組成物が用いられてきた。
しかし、アラビアガムは天然物で世界でもごく限られた
地域のみで生産され、その地域の気候等によりその収穫
が左右され、供給が不安定なものであった。
そのためアラビアガムに代わる種々親水性有機高分子化
合物を版面保護剤として用いる試みが数多くなされてき
た。
例えば特開昭!μ−タフ102号には、デキストリン、
ステラビック、ストラフタン、アルギン酸塩類、ポリア
クリル酸類、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニル
ピロリドン、ポリアクリルアミド、メチルセルロース、
ヒドロキシプ口ピルセルロース、ヒドロキシメチルセル
ロースおよびカルボキシアルキルセルロース塩が示され
ており、また特公昭jμmIA/り2/号には、プルラ
ンまたはプルラン誘導体、特開昭!I−/970り7号
にはポリビニルピロリドン、特開昭67、−/33/り
3号にはポリビニルアルコールが示されているがいずれ
も非画像部の不感脂化力が弱いという点でアラビアガム
に劣っていた。
しかしその一方、アラビアガムの不感脂化作用が強力で
あるため、版面保護剤として用いた場合しばしば画像部
の感脂性を低下させ、印刷において満足なインキ濃度を
有する印刷物を得るまでに多数枚の不良印刷物を生じさ
せることがあった。
この欠点を改良したガム液として有機溶剤に可溶な親油
性界面活性剤のような親油性物質を石油留分に溶解含有
する油相と親水性有機高分子化合物を含有する水相より
なる乳化型のガムが知られている。このような乳化型の
ガム液においてはアラビアガムは不感脂化作用だけでな
く保護コロイドとして乳化の安定化に役立っている。
それに対して前述の種々親水性有機高分子化合物は保護
コロイドとして劣り、それらを用いたガム液は、数日で
油相と水相に分離してしまうものが多かった。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は、不感脂化力の良い版面保護剤
を提供することである。更に本発明の他の目的は、乳化
安定性の良好な乳化型版面保護剤を提供することである
〔発明の要旨〕
本発明者等は上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結
果親水性有機高分子化合物としてリン酸澱粉を用いるこ
とKより特異的に上記目的が達成されることを見出し、
本発明をなすに至ったものである。即ち、本発明は、界
面活性剤を含有する有機溶媒からなる油相および親水性
有機高分子化合物を溶解含有している水相よりなる乳化
物であって該親水性高分子化合物の少くとも一つが[鰺
佳)’)ン酸澱粉であることを特徴とする平版印刷版用
版面保護剤である。
本発明の特徴であるリン酸澱粉は、澱粉なオキシ塩化燐
、トリメタ燐酸ナトリウム、オルト燐酸塩、ポリ燐酸塩
、燐酸や有機ホスホン酸などのリン酸類と反応させてリ
ン酸エステル化させたものである。従って、本発明の「
リン酸澱粉」なる用語の「リン酸」は、通例意味する燐
酸だけでなく、燐の酸素酸を広く包含する。エステル化
剤により、モノエステル型と架橋したジエステル型とが
あり、どちらも本発明に用いられるが、澱粉特有の老化
が少い点でモノエステル型の方が好ましい。原料の澱粉
としてはバレイショ、せ薯、小麦、とうもろこし、もち
とうもろこし、米、もち米等から得られるものが用いら
れる。
リン酸澱粉のにおけるリン酸の置換率(エステル化率)
は理論上澱粉のグルコース残基の3つの水酸基が全てエ
ステル化される鶏置換率3まで可能であるが、好ましい
範囲は置換率0.03〜八〇であり更に好ましくはO0
/〜O,乙である。
リン酸澱粉は20°Cの水に可溶なものもあれば200
Cに水に難溶で、温水に可溶なものもあるが、いずれの
ものも本発明に使用できる。従って本発明の版面保護剤
の使用温度で水に不溶なリン酸澱粉であっても、有効に
使用できる。
本発明の版面保護剤中のリン酸澱粉の含有量としては、
約0./−1AO重量%が好ましく、最も好ましくは/
−23’重量%である。
本発明の乳化型平版印刷版用版面保護剤の水相には、他
に種々親水性有機高分子化合物をリン酸澱粉と併用でき
る。例えばメチルセルロース、エチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
等のセルロース誘導体、焙焼澱粉、α化澱粉、デキスト
リン、ジアルデヒド澱粉等の澱粉誘導体アルギン酸塩、
ローカストビーンガム、ストラフタン、ステラビック、
プルラン等の天然または半合成高分子化合物が例示でき
る。更に、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリルアミド、ポリビニルメチルエーテル、
ポリエチレンオキシド、ビニルメチルエーテルと無水マ
レイン酸との共重合体、酢酸ビニルと無水マレイン酸と
の共重合体などの合成高分子化合物も併用できる。更に
アラビアガムを併用した場合アラビアガムは従来の使用
量よりも著しく少い量で本発明の目的を達成することが
できる。
親水性高分子化合物は、広範囲の濃度で水相に含有され
るが、一般的には本発明の版面保護剤の総重量に対して
約j〜約≠O重量%、より好ましくは10〜30重量%
の範囲で使用され、水相中での濃度は約6〜約60重量
%、好ましくは75〜10重量%で使用される。
水相には更に湿潤剤を含有させておくことが好ましい。
これにより、本発明の版面保護剤の水相が平版印刷版の
非画像部へ適度に拡がる特性を付与できろ。かかる湿潤
剤の好ましいものは、多価アルコールであり、好ましい
具体例としては、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ベンタンジオール、ヘキシレ
ングリコール、子トラエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレ
ングリコール、グリセリン、ソルビトール、はンタエリ
スリトールなどが挙げられ、特に好ましいものはグリセ
リンである。湿潤剤は本発明の版面保護剤の総重量に対
して約0.5〜約io重量%、より好ましくは7〜5重
量%の範囲で使用できる。
版面保護剤は一般的には酸性領域、即ちpH,2゜j〜
乙の範囲で使用する方が有利である。
pH値を1.j〜乙にするためには一般的には版面保護
剤中に鉱酸、有機酸又は無機塩等を添加する。その添加
量はo、oi−λ重i%である。
上記有機酸としてはくえん酸、酢酸、蓚酸、マロン酸、
p−トルエンスルホン酸、酒石酸、りんご酸、乳酸、レ
ブリン酸、有機ホスホン酸などがあり、鉱酸としては硝
酸、硫酸、燐酸等が有用である。
鉱酸、有機酸又は無機塩等の少なくとも7種もしくは2
種以上併用しても良い。以上の他に本発明の版面保護剤
には、防腐剤などを添加することが出来る。例えば安息
香酸及びその誘導体、フェノール、ホルマリン、デヒド
ロ酢酸ナトリウム等をo 、oos−2,ON量%の範
囲で添加できる。
次に本発明の乳化型版面保護剤は、前述の水相中に界面
活性剤を含有する有機溶媒からなる油相を乳化分散する
ことにより調整される。この場合有機溶媒としては石油
留分やジブチルフタレート、ジデシルフタレート、ジ−
n−オクチルフタレート、ジ(,2−エチルヘキシル)
フタレート、ジノニルフタレート、ジデシルフタレート
、ジラウリルフタレート、ブチルベンジルフタレートな
どのフタル酸ジエステル類、例えばジオクチルアジに一
ト、ブチルグリコールアジペート、ジオクチルアゼレー
ト、ジブチルセバケート、ジ(2−エチルヘキシル)セ
バケート、ジオクチルセバケート、などの脂肪族二塩基
酸エステル類1例えばエポキシ化大豆油などのエポキシ
化トリグリセリド類、例えばトリクレジルフォスフェー
ト、トリオクチルフォスフェート、トリスクロルエチル
フォスフェートなどの燐酸エステル類、例えば安息香酸
ベンジルなどの安息香酸エステル類が含まれる。
これらの内でも特に好ましいものは、臭気が少なく、か
つ安全性が高いとされているジオクチルアジベート、ジ
ブチルセバケートおよびジオクチルアゼレートである。
本発明において、有機溶媒は単独または2以上組合わせ
て使用でき、その使用量は本発明の版面保護剤の総重量
に対して約o、i〜約70重1%が適しており、特に好
ましくはO0!〜j、0重量。
油相には更に親油性物質を溶解含有させておくことが好
ましい。これにより本発明の版面保護剤の乳化物として
の安定性がより改善される上1画像部の感脂性の低下を
より少なくすることができる。好ましい親油性物質とし
ては、平版印刷用インクのベヒクルとして使用される親
油性樹脂がある。具体的にはフェノールホルムアルデヒ
ド樹脂、クレゾールホルムアルデヒド樹脂、t−ブチル
フェノールホルムアルデヒド樹脂などのノボラック型フ
ェノール樹脂、フェノールとキシレンとをホJL/ ム
7’ ルデヒドで縮合させたキシレン樹脂、フ工/−)
Iiト)シチジンとをホルムアルデヒドで1M合させた
樹脂、ポリヒドロキシスチレン、ブロム化ポリヒドロキ
シスチレン、カシヨー樹脂、スチレンと無水マレイン酸
の共重合体の部分エステル化物、メラミン樹脂、アルキ
ド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ロジン、例
えば水添ロジン、重合ロジンエステル、ロジンエステル
などの変性ロジン、例えばギルツナイトなどの石油樹脂
などを挙げることができ、これらの内でもノボラック型
フェノール樹脂、ロジンおよび変性ロジンが好ましい。
他の好ましい親油性物質には、例えばオレイン酸、ラウ
リン酸、吉草酸、ノニル酸、カプリン酸、ミスチリン酸
、/ξルミチン酸などのような炭素数j−2夕の有機カ
ルボン酸、ひまし油などが含まれる。これらの親油性物
質は単独または2以上組合わせて使用することができ、
本発明の版面保護剤の総重量に対して、約O,OS〜約
j重量%、より好ましくは0.1〜7重量%の範囲で使
用することができる。
更に油相には乳化剤として界面活性剤が含有される。か
かる界面活性剤は種々のものを使用することができ、例
えばポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエ
チレン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、グ
リセリン脂肪酸エステル類などの非イオン界面活性剤、
例えば脂肪酸塩類、アルキル硫酸エステル塩類、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフタレンスルホ
ン酸塩類、ジアルキルスルホこはく酸エステル塩類、ア
ルキル燐酸エステル塩類、ナフタレンスルホン酸ホルマ
リン縮金物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル
塩類などのアニオン界面活性剤、及び例えばアルキルア
ミン塩類、第μ級アンモニウム塩類、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン塩類などのカチオン界面活性剤を例示
することができる。これらの内、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル類、ジアルキルスルホこはく酸エステル塩類
、アルキル燐酸エステル塩類およびポリオキシエチレン
アルキルアミン塩類は前記の親油性物質と同様K、平版
印刷版の画像部の感脂性の低下を抑える働きもあるので
好ましく、その中でもポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテルは特に好ましい。これらの界面活性剤は単
独または2以上組合わせて使用できる。特にポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル類トジアルキルスル
ホこはく酸エステル塩類とを組合わせた場合には、乳化
物を安定化させろ効果および画像部の感脂性の低下を抑
える効果が相剰的に現われるので好ましい併用例である
。界面活性剤は本発明の版面保護剤の総重量に対して約
Q。
!〜約IO重量%、より好ましくは/−j重量%の範囲
で使用できる。かくして得られた油相を水相中に攪拌し
ながら滴下していき、得られた混合液をホモジナイザー
で更に乳化して本発明の版面保護剤が得られる。
本発明の版面保護剤は、種々の平版印刷版に対して使用
することができるが、特にアルミニウム板を支持体とし
、その上に感光層を有する感光性平版印刷版(予め感光
性を付与した印刷版で、28版と呼ばれる。)を画像露
光および現像して得られた平版印刷版に対して好適に使
用できる。かかる28版の好ましいものは、例えば、英
国特許第1,330,32/号明細書に記されている様
なジアゾ樹Jll(p−ジアゾジフェニルアミンと)ξ
ラホルムアルデヒドとの縮合物の塩)とシェラツクとの
混合物からなる感光層をアルミニウム版上に設けたもの
、英国特許第1.≠60.り7g号および同第1.jO
j、737号の各明細書に記されているようなジアゾ樹
脂とヒドロキシエチルメタクリレート単位またはヒドロ
キシエチルアクリレート単位を主なる繰返し単位として
有するポリマーとの混合物からなる感光層をアルミニウ
ム板上に設けたもののようなネガ型PS版、および特開
昭5o−iコj、♂06号公報に記されているようなO
−キノンジアジド感光物とノボラック型フェノール樹脂
との混合物からなる感光層をアルミニウム板上に設けた
ポジ型28版が含まれる。
更に米国特許第3.♂to、pit号明細書の中に具体
的に示されているような光架橋性フォトポリマーの感光
層をアルミニウム板上に設けた28版、米国特許第≠、
072.621号および同第≠、072.627号の各
明細書に記されているような光重合型フォトポリマー組
成物の感光層をアルミニウム板上に設けた28版、英国
特許第八233.21/号および同第1 、’Air 
、161号の各明細書に記されているようなアジドと水
溶性ポリマーとの混合物からなる感光層をアルミニウム
板上に設けた28版も好ましい。
次KPS版を用いた場合に於ける本発明の版面保護剤の
一使用例を記す。
先づ28版を画像露光、次いで現像して平版印刷版を作
成する。この平版印刷版を水洗し、版面上の水をスクイ
ズしたのち、本発明の版面保護剤を版面上に適量注ぎ、
これを版全面に塗布するようにスポンジでこする。これ
により、版面上の非画像領域が保護され、平版印刷版は
保管することができる。印刷を開始する場合には、版面
上のガムを水洗して落とし、その後は通常の手順に従つ
て印刷が行なわれる。又、自動ガムコーター等の使用に
於いても均一に塗布をすることが出来る。
印刷時に於いては従来の様に数多くの不良印刷物を出す
ことなく、印刷の直後から充分に満足する鮮明な印刷物
を得ることができる。以下実施例をもって説明する。な
お、チは特に指定のない限り重量%を示すものとする。
実施例/〜6 比較例/〜3 表−7に示した種々置換率の燐酸澱粉SO重量部と焙焼
デキストリン(商品名クリームデキストリン#j松谷化
学■製)50重量部とを純水7弘O重量部に溶解した。
比較例としてアラビアガム、クリームデキストリン#j
、酵素分解デキストリン(商品名アミコール7H日澱化
学■製)各100重量部を夫々7≠O重量部の純水に溶
解した。
これらの水溶液の夫々にデヒドロ酢酸ナトリウム0.3
重量部を溶解し、更に燐酸(、rj%)を用いてpHを
3.3に調整した水相を作成した。
続いて下記の油相を作成し、上述の水相の夫々に徐々に
加えて乳化液となし、これをホモジナイザーで更に乳化
して版面保護剤を得た。
ジオクチルアジペート      75重量部ジラウリ
ルスルホこはく酸 ナトリウム          27重量部ソルビタン
モノオレエート     s重量部これらの版面保護剤
の一週間静置した後の乳化の状態を表/に示した。比較
例/のアラビアガムからは非常に安液な乳化液ができる
が、比較例2゜3のデキスl−IJンからの乳化液は不
安定で油相と水相が分離した。
本発明のリン酸澱粉を保護コロイドとする乳化液のうち
、リン酸エステル化率がO,O,S〜0゜6の範囲のも
のから安定な乳化液が得られた。
次に厚さ0.2μMのアルミニウム板をtoocの第3
燐酸ナトリウムの7%水溶液を浸漬して脱脂し、水洗し
た後−髪ミスを水に懸濁した液を流しながらナイロンブ
ラシで擦って砂目立てした。水洗後700Cに保たれた
珪酸カリウム(SiOz/に20モル比2.0)のtl
水溶液KjO−JO秒浸漬した。充分水洗した後乾燥し
た。
λ−ヒドロキシエチルメタアクリレート共重合体(英国
特許第130373り号明細・実施例1の製法で合成し
たもの)2.0重量部、p−ジアゾジフェニルアミンと
パラホルムアルデヒドの縮合物の2−メトキシ−μmヒ
ドロキシ−!−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩0.1
2重量部、オイルブルー#AO3Cオリエント化学工業
■製)0.03重量部、2−メトキシエタノール73重
量部、メタノール10重量部、エチレンクロライド5.
0重量部からなる感光液を前記の支持体に塗布し、塗布
乾燥重量/、Ip/m”の感光性平版印刷版を得た。こ
の印刷版に網点ネガフィルムを用いて露光し、亜硫酸ナ
トリウム3.0重量部ベンジルアルコール30.0重量
部トリエタノールアミン20.0重量部モノエタノール
アミン!重量部、t−ブチルナフタレンスルホン酸ナト
リウム10ti一部及び純水1000重量部からなる水
性現像液で現像した後、水洗し乾燥した。
このようにして作成した平版印刷版の表面に前述の版面
保護剤・試料を夫々スポンジにふくませて塗布し、余剰
分を布で拭き取り印刷用試料とした。
これらの印刷用試料の不感脂化力を評価するため、予め
試料を3IC”l!r%の条件下に3日間放置した。そ
れらの試料なハマダスターYOOCD−Xオフセット印
刷機に取り付けて通常の方法に従って7000枚印刷し
た後、湿し水と印刷用紙の供給を停止し、印刷版試料全
面にインキを付着させてから再び通常の印刷条件に戻し
て印刷した。
この評価法によればアラビアガムのように不感脂化力の
強い版面保護剤を用いた印刷版試料では非画像部上のイ
ンキは直ちに払えてすぐに良好な印刷物が得られた。し
かし比較例2,3では非画線部上のインキがなかなか払
えず良好な印刷物が得られるまでに2j枚の印刷を要し
た。それに対してリン酸澱粉を用いたものは表/に示し
たように良好なインキ払い性を示し、特に置換率が00
Oj〜0.5の範囲のものが良好であった。
実施例7 燐酸澱粉(置換率0.30でSS水溶液の粘度がpoo
cpS)60重量部と黄色デキストリン(商品名クリー
ムデキストリン#j松谷化学■製)100重量部、p−
オキシ安息香酸エステル002重量部を720重量部の
純水に溶解し、燐酸(f5%)を用いてpHを3.5に
調整し水相とした。
次にジブチルセバケート72重量部、ジラウリルスルホ
こはく酸ナトリウム2!重量部、ソルビタンモノラウレ
ート5重量部からなる油相をつくり、先の水相に徐々に
添加して乳液としてホモジナイザーを用いて乳化して、
版面保護剤試料とした。この乳化液は一週間経時しても
安定しており分離することはなかった。
一方特公昭’l−3−、21≠03号公報に記載されて
いるアセトンとピロガロールの縮重合により得られたポ
リヒドロキシフェニルのナフトキノン−/1.2−ジア
ジド−j−スルホン酸エステル/重量部とノボラック型
クレゾールホルム・アルデヒド樹脂2重量部を弘O重量
部のメチルセロソルブに溶解して感光液を作製した。厚
さ0.2mMIの砂目室されたアルミニウム版をよく洗
滌した后に乾燥し、その上に上記感光液を回転塗布機に
よって塗布乾燥し約2.077m”の感光層を有するポ
ジーポジ型感光性印刷版7作製し、網点ポジフィルムを
用いて露光し3%珪酸ソーダ水溶液で現像した后水洗、
乾燥した。
このようにして作成した印刷版に上記の版面保護剤試料
を塗布した後、ハイデルベルグKOR−D印刷機で通常
の方法に従い印刷を行った。その結果、刷り出しから全
く汚れることなく10万枚の印刷物を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 界面活性剤を含有する有機溶媒からなる油相および親水
    性有機高分子化合物を含有している水相よりなる乳化物
    であつて該親水性有機高分子化合物の少くとも一つがリ
    ン酸澱粉である ことを特徴とする平版印刷版用版面保護剤。
JP60151865A 1985-07-10 1985-07-10 平版印刷版用版面保護剤 Expired - Lifetime JPH0633008B2 (ja)

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