JPH0517873B2 - - Google Patents

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JPH0517873B2
JPH0517873B2 JP60103152A JP10315285A JPH0517873B2 JP H0517873 B2 JPH0517873 B2 JP H0517873B2 JP 60103152 A JP60103152 A JP 60103152A JP 10315285 A JP10315285 A JP 10315285A JP H0517873 B2 JPH0517873 B2 JP H0517873B2
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/08Damping; Neutralising or similar differentiation treatments for lithographic printing formes; Gumming or finishing solutions, fountain solutions, correction or deletion fluids, or on-press development

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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕 本発明は平版印刷版の版面洗浄剤に関するもの
である。 〔従来技術〕 平版印刷は、水と油が本質的に混り合わない性
質を巧みに利用した印刷方式であり、印刷版面は
水を受容し油性インキを反撥する領域と、水を反
撥して油性インキを受容する領域から成り、前者
が非画像域であり、後者が画像域である。従つて
その均衡がくずれ、例えば非加増域の親水性が何
らかの原因で劣化するとしばしばその領域にイン
キが付着し、所謂「地汚れ」となる。 このような地汚れが発生する場合は多種多様あ
るが、代表的な場合としては、平版印刷版を高耐
刷力とするために施されるバーニング等の処置を
施した場合や、平版印刷版の版面を不感脂化ガム
で保護することなく大気中に放置した場合があ
る。また、印刷機のトラブル又は休憩時間等で印
刷機を停止した場合等に於いても同様に起きるこ
とがある。従つて通常、印刷機を停止する場合、
印刷関係者等は版面に不感脂化ガム液を塗布する
習慣がある。また、不感脂化ガム液が塗布されて
いない平版印刷版の非画像域に親油性の物が付着
し放置された場合、その部分が感脂化され、地汚
れの発生する原因に成る。例えば指紋等の跡が印
刷物の背景に現れるのも同様な原因によるもので
ある。更にまた非画像域に傷が付いた場合には、
この傷の中にインキが詰まり、次第に感脂化され
て汚れと成る。 上述のような、汚れの発生した平版印刷版は、
版面のインキを除去すると共に非画像域の親水性
を回復せしめるための所謂版面洗浄剤(プレート
クリーナーと呼ぶことも有る。)で処理されるの
が通例である。このような版面洗浄剤として、従
来珪酸ナトリウム水溶液から成るものが知られて
いた。しかし乍ら、この版面洗浄剤は不感脂化作
用が極めて高いという効果を有するものの、アル
カリ性のため、水性アルカリ現像液で現像される
感光性平版印刷版、例えば特公昭43−28403号公
報、米国特許第3046120号明細書等に記載されて
いるo−キノンジアジド化合物からなる感光層を
有するポジ型感光性平版印刷版又は特開昭54−
98613号公報、英国特許1350521号に記載されてい
るような酸性基を有するバインダーとジアゾ樹脂
からなる感光層を有するネガ型感光性平版印刷版
等から製版された平版印刷版に使用すると画像域
の一部が侵されたり、インキの付着性が劣化する
という問題があつた。 他方、米国特許第3489561号明細書に記載され
ている蓚酸を用いたプレートクリーナーは不感脂
化力が弱く、金属支持体を腐食する作用が強いた
め、アルミニウム板を支持体とする通常の感光性
平版印刷版(PS版と称されている。)の支持体表
面に施されている親水層(例えば米国特許第
2714066号明細書に記載されているような親水化
処理により形成された層)が破壊され、汚れを引
起し易いので金属支持体には適性がない。 一般に印刷中に汚れが発生した場合は混ず版面
のインキを洗浄剤(灯油又は炭化水素系溶剤)で
除去し、次いで不感脂化処理剤で処理する。この
ため版面洗浄処理としては2工程の処理が必要と
なり工程が繁雑となる。このため近年インキ洗浄
作用及び不感脂化作用を兼ね備えた乳化型の版面
洗浄剤も開発されている。例えば特開昭52−
15702号公報にはアルカリ性の乳化型版面洗浄剤
が開発されており、特開昭53−2102号公報には酸
性の乳化型版面洗浄剤が開示されている。 しかし乍ら、このような乳化型版面洗浄剤はバ
ーニング処理した平版印刷版に対する汚れ除去力
が劣り、又、傷汚れ等に対しては、不感脂化の持
続性が不十分であつて、印刷の途中でしばしば汚
れが再発するという欠点が有つた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は不感脂化作用に優れ、画像領域
に悪影響を与えることなく優れた汚れ除去能力、
および汚れ防止効果を有する版面洗浄剤を提供す
ることである。 本発明の他の目的は平版印刷版の非画像域の親
水性表面を破壊することなく、優れた汚れ除去能
力を発揮する版面洗浄剤を提供することである。 本発明の更に他の目的は全ての平版印刷版に対
して優れた汚れ除去能力と不感脂化作用を発揮す
る版面洗浄剤を提供することである。 〔発明の構成〕 本発明者等は種々研究を重ねた結果、下記組成
の版面洗浄剤により上記の諸目的が達成されるこ
とを見い出した。 本発明は、フイチン酸またはその塩と、アニオ
ン界面活性剤またはノニオン界面活性剤と、平版
印刷インキに対する溶解作用を有する炭化水素系
溶剤とを含有する水溶液からなることを特徴とす
る平版印刷版用版面洗浄剤である。 本発明の版面洗浄剤の有効成分の一つは、遊離
のフイチン酸またはその水溶性塩である。水溶性
塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウ
ム塩等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミ
ン塩等がある。アミン塩としては、ジエチルアミ
ン、トリエチルアミン、n−プロピルアミン、ジ
−n−プロピルアミン、トリ−n−プロピルアミ
ン、n−ブチルアミン、n−アミルアミン、n−
ヘキシルアミン、ラウリルアミン、エチレンジア
ミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジ
アミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、アリルアミン、ア
ニリン等の塩が使用される。フイチン酸塩は水溶
性であればよく、12個の酸の水素がすべて置換さ
れた正塩、酸の水素の一部が置換された水素塩
(酸性塩)でもよく、また1種類の塩基の塩から
成る単純塩、2種以上の塩基が成分として含まれ
る複塩のいずれの形態のものも本発明に使用する
ことができる。これらの化合物は単独または2種
以上組み合せて用いることができる。 本発明の版面保護剤に使用されるフイチン酸ま
たはその水溶性塩の含有量は、版面保護剤の総重
量を基準として好ましくは0.5〜50重量%であり、
より好ましくは1〜30重量%である。 本発明に使用されるもう一方の有効成分である
アニオン界面活性剤またはノニオン界面活性剤の
好ましい具体例としては、次のようなものがあ
る。 まず、アニオン界面活性剤としては脂肪族塩
類、高級アルコール硫酸エステル塩類、脂肪族ア
ルコールリン酸エステル塩類、二塩基性脂肪酸エ
ステルのスルホン酸塩類、脂肪酸アミドスルホン
酸塩類、アルキルアリールスルホン酸塩類、ホル
ムアルデヒド縮合のナフタリンスルホン酸塩類等
がある。 また、ノニオン界面活性剤としてはポリオキシ
エチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレ
ンアルキルフエニルエーテル類、ポリオキシエチ
レンアルキルエステル類、ソルビタンアルキルエ
ステル類、ポリオキシプロピレン、ポリオキシエ
チレンエーテル類等がある。 これらの界面活性剤は二種以上併用してもよ
い。また、使用量は特に限定されるものではない
が好ましい範囲は全組成物重量の0.1〜20重量%
である。 この洗浄剤には更に必要に応じて、水溶性コロ
イド物質、湿潤剤および/又はPH調整剤等を含有
させることができる。 本発明の版面洗浄剤に含有させられる平版印刷
インキを溶解する作用を有する炭化水素系溶剤と
しては、通常、インキの洗浄に使われている石油
溜分で沸点が120〜320℃のものが特に有用であ
る。この炭化水素系溶剤の使用範囲は全組成物重
量の、5〜60重量%、より好ましくは10〜30重量
%である。炭化水素系溶剤は水と混ざり合わない
ため、使用する時に充分混合分散した状態で用い
る。このときの分散の安定性を高めるためには水
溶性コロイド物質及び界面活性剤の添加が有用で
ある。この水溶性コロイド物質は水溶液の粘度が
5〜120センチポイズの範囲となるように添加す
ることが好ましい。 また水溶性コロイド物質の好ましい具体例とし
ては、アラビアガム、デキストリン・シエラツ
ク、アルギン酸塩、繊維素誘導体(例えば、カル
ボキシメチルセルローズ、カルボキシエチルセル
ローズ、ヒドロキシエチルセルローズ、メチルセ
ルローズ等)等の天然物とその変性体及びポリビ
ニルアルコール及びその誘導体、ポリビニルピロ
リドン、ポリアクリルアミド及びその共重合体、
アクリル酸共重合体、ビニルメチルエーテル/無
水マレイン酸共重合体、酢酸ビニル/無水マレイ
ン酸共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合
体等の合成物が挙げられる。これ等の物質は単独
又は混合して使うことができ、上述のような粘度
範囲とするための水溶性コロイド物質の使用範囲
は全組成物、重量の3〜24重量%、より好ましく
は5〜20重量%から選ぶことができる。 上記成分の他、版面洗浄剤には良好な広がり特
性を与え、乾燥を抑えて使用適性を良好ならしめ
る一種又はそれ以上の湿潤剤も有用である。 HO(―CoH2n−O)n――H (n=2〜6、m=1〜500) で表されるグリコール類である。好ましい化合物
の例としては、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオ
ール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、テトラエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ジ−プロ
ピレングリコール、トリプロピレングリコール、
等があり、他の湿潤剤としてはグリセリン、ソル
ビトール、ペンタエリスリトール等の多価アルコ
ール類が有用である。湿潤剤の使用量は全組成物
重量の5〜30重量%の範囲で効果が認められ、よ
り好ましくは10〜25重量%の範囲である。 本発明による版面洗浄剤は、そのPHが1.5〜
3.0、より好ましくは2.0〜2.5の範囲ですぐれた性
能を発揮する。従つて、このようなPH範囲となる
ように、PH調整剤、例えば燐酸や水酸化ナトリウ
ム有機酸などが必要により加えられる。 本発明の版面洗浄剤には上記のものの他にパミ
ス、シリカ粉末等の粒状の粉末、染料等を添加し
てもよい。 〔発明の効果〕 本発明の版面洗浄剤は製版時又はその後の保
存、印刷中、その他、製版から印刷迄の全ての段
階に於いて発生した地汚れを除去するために使用
することができる。 本発明の版面洗浄剤は、既存の版面洗浄剤の欠
点、すなわち、特定の版のみに適性を有し、一部
の種類の版に対しては画像を傷つけたり、インキ
の付着性を悪化させたり、親水層を腐蝕し、破壊
したり、親水層の傷に適性をもたない等の欠点を
克服したものであり、ネガ又はポジのいずれの
PS版から作成された平版印刷版にも有用である。 更に本発明の版面洗浄剤は、平版印刷版の非画
像部の親水層に発生した傷等のために生じる地汚
れを防止する作用や、回復した親水性を維持、強
化する働きが極めて強力であるという特徴があ
る。 〔実施例〕 次に実施例により本発明を更に具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。 なお、「部」および「%」は他に指定のない限
りそれぞれ重量部および重量%を示す。 実施例 1 純水577部に、フイチン酸リチウム塩の50%水
溶液50部を撹拌しながら加え溶解した。次にクエ
ン酸8部を添加し溶解してから、保護コロイド物
質アラビアガム14゜ボーメ水溶液150部と乳化安定
剤及び湿潤剤としてグリセリン50部を溶解し水相
を調製した。 一方、ソルベント−K(日本石油化学(株)製、沸
点151〜190℃の炭化水素系溶剤)150部、乳化剤
としてペレツクスOT−P(花王アトラス(株)製ジ
アルキルスルホこはく酸ナトリウム)を20部、エ
マルゲン#903(花王アトラス(株)製ポリオキシエチ
レンノニルフエニルエーテル)を10部、スパン−
80(花王アトラス(株)製ソルビタンモノオレート)
5部を溶解し油相を調製した。 次に上記のように調製した水相を撹拌加温し35
℃に調整し、これにゆつくりと油相を滴下して分
散液を作成し、ホモジナイザーを通して乳白色乳
化型版面洗浄剤を作成した。 一方特公昭43−28403号公報に記載されている
アセトンとピロガロールの縮重合により得られた
ポリヒドロキシフエニルのナフトキノン−1,2
−ジアジド−5−スルホン酸エステル1部とノボ
ラツク型クレゾールホルム・アルデヒド樹脂2部
を40部のメチルセロソルブに溶解して感光液を作
製した。厚さ0.2mmの砂目立されたアルミニウム
版をよく洗滌した後に乾燥し、その上に上記感光
液を回転塗布機によつて塗布乾燥し約2.0g/m2
の感光層を有するポジ型PS版を作製し、網点ポ
ジフイルムを用いて露光し、富士写真フイルム(株)
製、ポジプレート用現像液DP−4(1:8希釈)
水溶液で現像後水洗乾燥した。 上記印刷版を4分割し、第1表に示す処理条件
により各プレートを処理し、このように処理した
プレートを版面洗浄剤で処理し、その汚れ除去能
力を調べた。
【表】 第1表に示す処理を施したテスト版をハイデル
ベルクKOR型印刷機上で、先に調製した洗浄剤
で約30秒間処理したのち、水で拭き取り印刷した
結果、印刷スタート後7〜8枚で完全にインキが
着肉した正常な印刷物が得られた。そして3万枚
印刷しても一度も汚れは発生することは無かつ
た。版面上の画像部の網点を観察したが洗浄剤で
処理しない対照品(D)と比較して網点の大きさ磨耗
の度合いの違いは見られなかつた。対照品(D)と比
較してインキ付着汚れ等全てに正常な印刷物が得
られた。 又、上記版面洗浄剤を水拭きしたばあいと、水
拭きせずそまゝで印刷機のモルトン水棒にタツチ
させたばあいとで、印刷開始から正常な印刷物を
得るのにほとんど差を見い出すことは出来ず、8
〜10枚で完全にインキが着肉した印刷物が得られ
た。 実施例 2 下記処方の両相を実施例1と同様の方法で調製
し洗浄剤を得た。 水 相 純 水 7部 カルボキシメチルセルローズ(商品名セロゲン
6A第1工業薬品(株)製) 7部 フイチン酸(50%) 20部 1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸
(40%) 10部 硝酸ニツケル 20部 ジエタノールアミン 8部 プロピレングリコール 30部 油 相 ジエルゾール#71(シエル石油化(株)、沸点始点170
℃〜207℃以下) 160部 ポリエチレングリコールノニルフエニルエーテル
(第1工業薬品(株)ノイゲンEA80) 15部 ソルビタンモノラウレート(スパン−40花王アト
ラス(株)) 15部 厚さ0.24mmのアルミニウム版を60℃の第3燐酸
ナトリウムの7%水溶液に浸漬して脱脂し、水洗
した後、パミスを水に懸濁した液を流しながらナ
イロンブラシで擦つて砂目立てした。水洗後70℃
に保たれた珪酸ナトリウム(SiO2/Na2Oモル比
2.0)の5%水溶液に30〜60秒浸漬した。充分水
洗した後、乾燥した。 2−ヒドロキシエチルメタオクリレート共重合
体(英国特許第1505739号明細書実施例1の製法
で合成したもの)2.0部、p−ジアゾジフエニル
アミンとパラホルムアルデヒドの縮合物の2−メ
トキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルベンゼ
ンスルホン酸塩0.12重量部、オイルブル−#603
(オリエント化学工業(株)製)0.03部、2−メトキ
シエタノール15部、メタノール10部、エチレンジ
クロライド5.0部からなる感光液を前記の支持体
に塗布し(乾燥被覆量1.8g/m2)、ネガ型PS版
を得た。このPS版に網点ネガフイルムを用いて
露光し、亜硫酸ナトリウム3.0部、ベンジルアル
コール30.0部、トリエタノールアミン15.0部、モ
ノエタノールアミン4部、t−ブチルナフタレン
スルホン酸ナトリウム10部及び純水1000部から成
る水性現像液で現像した後、水洗し乾燥した。 上記印刷版を4分割し、実施例1の第1表の処
理条件と同様な方法で処理し、次いで版面洗浄剤
の汚れ除去能力についてテストを実施した。 ハイデルベルクKOR型印刷機上で前記の版面
洗浄剤で30秒間処理し、水を含ませたスポンジを
用いて拭き取つたのち印刷した結果、鮮明な印刷
物を得るまでの不良印刷物数は10〜20枚で、対照
の印刷版(D)(洗浄剤処理をしてないもの)と比較
して殆んど差が認められず良好の結果であつた。 3万枚印刷をしても一度も汚れは発生せず、ま
た版面上の画像の網点を観察した結果、対照品(D)
と比較しても網点の大きさ磨耗の度合の違いは見
られなかつた。 実施例3及び4 比較例1 実施例1、2と同様な方法で製造した感光性印
刷版を同様の現像液で現像し、実施例1の第1表
の処理条件で処理したのち、下記の版面洗浄剤を
用いてその汚れ除去能力についてテストを実施し
た。 テスト結果を第2表に示した。 版面洗浄剤3 水 相 純 水 532部 エチレングリコール 20部 アラビアガム(14゜ボーメ水溶液) 150部 硝酸カリウム 10部 フイチン酸(50%) 25部 ヘキサメタ燐酸ナトリウム 25部 クエン酸第2カリウム 20部 硫酸水素ナトリウム 10部 ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル(商
品名エマルゲン#911花王アトラス(株)) 30部 油 EXSOL D 100(エクソン化学(株)製) 160部 ポリオキシエチレンオレイルエーテル(商品名エ
マルゲン#404花王アトラス(株)) 10部 オレイン酸モノグリセライド 5部 水添ロジンエステル(商品名ハーコリンD荒川化
学(株)製) 3部 版面洗浄剤4 水 相 純 水 665部 グリセリン 30部 ポリビニルピロリドンK−30 20部 硝酸マグネシウム 20部 フイチン酸(50%) 30部 ピロ燐酸カリウム 15部 水酸化リチウム 6部 オキシエチレンオキシプロピレンブロツクポリマ
ー(商品名エマルゲンPP−250花王アトラス(株)
製) 30部 油 相 ミネラルスピリツトA(日本石油化学製) 160部 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
(商品名エマゾールL−130花王アトラス(株)製)
12部 ソルビタンモノオレート(スパン−80花王アトラ
ス(株)製) 10部 ロジン 2部 比較例 1 水 相 純 水 635部 アラビアガム 100部 燐酸(85%) 30部 グリセリン 50部 油 相 ソルベント−K 150部 ペレツクスOT−P 20部 エマルゲン#903 10部 スパイン−80 5部
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フイチン酸またはその塩と、アニオン界面活
    性剤またはノニオン界面活性剤と、平版印刷イン
    キに対する溶解作用を有する炭化水素系溶剤とを
    含有する水溶液からなることを特徴とする平版印
    刷版用版面洗浄剤。
JP10315285A 1985-05-15 1985-05-15 平版印刷版用版面洗浄剤 Granted JPS61261095A (ja)

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