JPS62116641A - アスフアルト発泡体の製造方法 - Google Patents
アスフアルト発泡体の製造方法Info
- Publication number
- JPS62116641A JPS62116641A JP25609685A JP25609685A JPS62116641A JP S62116641 A JPS62116641 A JP S62116641A JP 25609685 A JP25609685 A JP 25609685A JP 25609685 A JP25609685 A JP 25609685A JP S62116641 A JPS62116641 A JP S62116641A
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- Japan
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- asphalt
- foam
- water
- added
- prepolymer
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明はアスファルトを主要な成分とした発泡体の製造
方法に関する。
方法に関する。
アスファルトを主成分とする発泡体の製造方法として、
例えば次のものが従来知られている。
例えば次のものが従来知られている。
第一の方法は、連続気泡を有するウレタンフオームに溶
融アスファルトあるいはアスファルトエマルジョンを含
浸させる方法である。こうして得られたアスファルト発
泡体は目地材料に要求される撥水性および緩徐な復元力
を具備し、家屋、車輌あるいは土木工事等に於ける目地
材料として広く用いられて来た。しかし、この第一の方
法では所謂含浸ムラを生じて均一な品質が得られないと
いう問題や、繰り返し圧縮されると発泡体の気泡壁に含
浸付着されたアスファルトが徐々に失われ、品質が低下
するという問題を有していた。
融アスファルトあるいはアスファルトエマルジョンを含
浸させる方法である。こうして得られたアスファルト発
泡体は目地材料に要求される撥水性および緩徐な復元力
を具備し、家屋、車輌あるいは土木工事等に於ける目地
材料として広く用いられて来た。しかし、この第一の方
法では所謂含浸ムラを生じて均一な品質が得られないと
いう問題や、繰り返し圧縮されると発泡体の気泡壁に含
浸付着されたアスファルトが徐々に失われ、品質が低下
するという問題を有していた。
第二の方法は、上記第一の方法における問題を解決する
ことを目的として出願人が先に提案したものである。こ
の方法はアスファルトの水性エマルジョンに対し、エチ
レンオキサイド含有率15%以上のポリエーテルポリオ
ールと有機インシアネートとを反応させて得らたウレタ
ンプレポリマーを添加し、混合して発泡させる方法であ
る。
ことを目的として出願人が先に提案したものである。こ
の方法はアスファルトの水性エマルジョンに対し、エチ
レンオキサイド含有率15%以上のポリエーテルポリオ
ールと有機インシアネートとを反応させて得らたウレタ
ンプレポリマーを添加し、混合して発泡させる方法であ
る。
この場合、使用するウレタンプレポリマーを特に限定し
たのは、アスファルト成分を水性エマルジョンとして添
加するからウレタンプレポリマーには水との良好な親和
性が要求され、上記のウレタンブレポリマーがこの要件
を満たすからである。
たのは、アスファルト成分を水性エマルジョンとして添
加するからウレタンプレポリマーには水との良好な親和
性が要求され、上記のウレタンブレポリマーがこの要件
を満たすからである。
この第二の方法では、水性アスファルトエマルジョン及
びウレタンプレポリマーを混合撹拌すると、ウレタンプ
レポリマーが重合反応を起してポリウレタンリンケージ
が成長すると共に、アスファルトエマルジョン中の水と
ウレタンプレポリマー中の遊離インシアネート基が下記
のように反応して炭酸ガスを発生し、発泡作用が行なわ
れるものである。
びウレタンプレポリマーを混合撹拌すると、ウレタンプ
レポリマーが重合反応を起してポリウレタンリンケージ
が成長すると共に、アスファルトエマルジョン中の水と
ウレタンプレポリマー中の遊離インシアネート基が下記
のように反応して炭酸ガスを発生し、発泡作用が行なわ
れるものである。
−N=C=O+H20→−NH2+CO。
そして、上記生成した炭酸ガスによる発泡作用と攪拌に
よる機械的な混合操作によりアスファルト粒子は全体に
均一に分散されるから均一な品質が得られ、またアスフ
ァルト自体が発泡体基体を構成しているから、これが基
体から分離して品質の劣化を生じることがなく、優れた
耐久性を有している。
よる機械的な混合操作によりアスファルト粒子は全体に
均一に分散されるから均一な品質が得られ、またアスフ
ァルト自体が発泡体基体を構成しているから、これが基
体から分離して品質の劣化を生じることがなく、優れた
耐久性を有している。
出願人が上記第二の製造方法の研究を開始したとき、そ
の主な興味は目地材としてのアスファルト発泡体にあっ
た。然し乍ら、その後上記の製造方法で得られたアスフ
ァルト発泡体について種々の検討を行なった結果、この
発泡体はアスファルト成分の多い気泡構造を有しており
、優れた吸音性や遮音性を有していることが見出された
。このため、上記の製造方法で得られたアスファルト発
泡体は自動車のフロア材やダッシュパネルとして好適に
用いることができ、現在ではこの方面での研究が活発に
続けられている。
の主な興味は目地材としてのアスファルト発泡体にあっ
た。然し乍ら、その後上記の製造方法で得られたアスフ
ァルト発泡体について種々の検討を行なった結果、この
発泡体はアスファルト成分の多い気泡構造を有しており
、優れた吸音性や遮音性を有していることが見出された
。このため、上記の製造方法で得られたアスファルト発
泡体は自動車のフロア材やダッシュパネルとして好適に
用いることができ、現在ではこの方面での研究が活発に
続けられている。
上記第二の方法ではアスファルトの水性エマルジョンを
用いているから、製造直後のアスファルト発泡体にはか
なりの水が含まれている。このため水分が蒸発するに伴
って徐々に収縮する。従って、製品の寸法安定性を確保
するために、出荷前に乾燥工程を実施しなければならな
い問題があった。
用いているから、製造直後のアスファルト発泡体にはか
なりの水が含まれている。このため水分が蒸発するに伴
って徐々に収縮する。従って、製品の寸法安定性を確保
するために、出荷前に乾燥工程を実施しなければならな
い問題があった。
本発明は上記問題を解決することができる新しいアスフ
ァルト発泡体シートの製造方法を提供しようとするもの
である。
ァルト発泡体シートの製造方法を提供しようとするもの
である。
本発明ではアスファルトを水性エマルジョンとして添加
するのではなく、溶融アスファルトとして添加すると同
時に、発泡に必要な量の水を別途添加して発泡させるこ
ととした。
するのではなく、溶融アスファルトとして添加すると同
時に、発泡に必要な量の水を別途添加して発泡させるこ
ととした。
即ち、本発明によるアスファルト発泡体シートの製造方
法は、ポリウレタンプレポリマー100重量部に対し、
加熱溶融したアスファルトを30〜400重量部と、適
量の水、アミン触媒およびシリコーン油、必要に応じ錫
触媒、充填材等を加え、攪拌混合して発泡させることを
特徴とするものである。
法は、ポリウレタンプレポリマー100重量部に対し、
加熱溶融したアスファルトを30〜400重量部と、適
量の水、アミン触媒およびシリコーン油、必要に応じ錫
触媒、充填材等を加え、攪拌混合して発泡させることを
特徴とするものである。
本発明におけるポリウレタンプレポリマーは通常のポリ
オールと有機インシアネート化合物とを加熱混合し1反
応させることにより得られる。この場合のポリオールは
一般的に2官能、3官能、4官能または多官能のポリマ
ーポリオールで、分子量は600〜15000位である
。このようなポリオールはプロピレンオキサイド含有率
100%、或いはプロピレンオキサイド及びエチレンオ
キサイドの付加重合により得られる。また、有機インシ
アネート化合物としてはトリレンジインシアネート(T
DI)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(ク
ルードMDI)等が用いられる。
オールと有機インシアネート化合物とを加熱混合し1反
応させることにより得られる。この場合のポリオールは
一般的に2官能、3官能、4官能または多官能のポリマ
ーポリオールで、分子量は600〜15000位である
。このようなポリオールはプロピレンオキサイド含有率
100%、或いはプロピレンオキサイド及びエチレンオ
キサイドの付加重合により得られる。また、有機インシ
アネート化合物としてはトリレンジインシアネート(T
DI)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(ク
ルードMDI)等が用いられる。
本発明におけるアスファルトとしては、ブローンアスフ
ァルト又はストレートアスファルト等、常温で固形のア
スファルトを用いることができる。アスファルトは50
℃〜120℃、好ましくは70℃〜120℃程度に加温
して液状とし、これを他の原料と同時に混合してもよい
し、液状としたアスファルトを予めウレタンプレポリマ
ーと混合しておいてもよい、何れにしても、アスファル
トが固形化しないように温度調整をすることが必要で、
特に後者の場合には常温近くになると混合液の粘度が著
しく上昇し、殆ど固化する。従って、使用するアスファ
ルトの針入度にもよるが。
ァルト又はストレートアスファルト等、常温で固形のア
スファルトを用いることができる。アスファルトは50
℃〜120℃、好ましくは70℃〜120℃程度に加温
して液状とし、これを他の原料と同時に混合してもよい
し、液状としたアスファルトを予めウレタンプレポリマ
ーと混合しておいてもよい、何れにしても、アスファル
トが固形化しないように温度調整をすることが必要で、
特に後者の場合には常温近くになると混合液の粘度が著
しく上昇し、殆ど固化する。従って、使用するアスファ
ルトの針入度にもよるが。
略り0℃、好ましくは50〜80℃程度に保持すると共
に、混合攪拌して支障のない粘度に維持しておくことが
必要である。
に、混合攪拌して支障のない粘度に維持しておくことが
必要である。
なお、アスファルトの添加量を上記ウレタンプレポリマ
ー100重量部に対して30〜400重量部に限定した
のは、30重量部よりも少ないと目的とする特性が得ら
れず、また400重量部よりも多いとキュアーが遅れる
問題を生じるからである。
ー100重量部に対して30〜400重量部に限定した
のは、30重量部よりも少ないと目的とする特性が得ら
れず、また400重量部よりも多いとキュアーが遅れる
問題を生じるからである。
本発明において、水は発泡剤として添加するものである
。その添加量は、前記ウレタンプレポリマー中の遊離イ
ンシアネート基に対して当量以上となる量を添加するの
が良く、より具体的には前記プレポリマー100重量部
に対して0.5〜20重量部程度が適している。
。その添加量は、前記ウレタンプレポリマー中の遊離イ
ンシアネート基に対して当量以上となる量を添加するの
が良く、より具体的には前記プレポリマー100重量部
に対して0.5〜20重量部程度が適している。
本発明において、ウレタンプレポリマー及び溶融アスフ
ァルト、並びに水その他の原料を混合攪拌すると、ウレ
タンプレポリマー中の遊離イソシアネート基と水とが下
記のように反応し、生成した炭酸ガスによって発泡が行
なわれる。
ァルト、並びに水その他の原料を混合攪拌すると、ウレ
タンプレポリマー中の遊離イソシアネート基と水とが下
記のように反応し、生成した炭酸ガスによって発泡が行
なわれる。
−N = C= O+ H20→−NH2+CO2この
発泡反応は従来の製造方法におけると全く同じで、その
結果アスファルトを含む同様の発泡体が得られるが、次
の点で相違している。
発泡反応は従来の製造方法におけると全く同じで、その
結果アスファルトを含む同様の発泡体が得られるが、次
の点で相違している。
即ち、従来の製造方法ではアスファルトの水性エマルジ
ョンを用いることで発泡反応に必要な水を添加していた
から、不可避的に過剰の水が導入されざるを得なかった
。これに対し、本発明の場合には発泡に必要な水を別途
添加しているから、過剰量の水が製品中に導入されるの
を回避することができる。従って、得られた発泡体は従
来品に比較して水の含有量が著しく少ないく、特別に乾
燥−Itlを行なわなくても優れた寸法安定性を有して
いる。
ョンを用いることで発泡反応に必要な水を添加していた
から、不可避的に過剰の水が導入されざるを得なかった
。これに対し、本発明の場合には発泡に必要な水を別途
添加しているから、過剰量の水が製品中に導入されるの
を回避することができる。従って、得られた発泡体は従
来品に比較して水の含有量が著しく少ないく、特別に乾
燥−Itlを行なわなくても優れた寸法安定性を有して
いる。
以下に本発明の一実施例を説明する。
(1)ポリウレタンプレポリマーの調製分子量3000
.3官能、OH価56のポリエーテルポリオール100
i量部に対し、トリレンジイソシアネート(T−80)
を25重量部加え、85℃で3時間加熱混合攪拌してポ
リウレタンプレポリマーを得た。
.3官能、OH価56のポリエーテルポリオール100
i量部に対し、トリレンジイソシアネート(T−80)
を25重量部加え、85℃で3時間加熱混合攪拌してポ
リウレタンプレポリマーを得た。
(2)アスファルト溶融液の調製
固形ノブローンアスファルトを100℃に加熱して液状
に溶融した。
に溶融した。
(3)アスファルト発泡体の製造
常温に維持した上記ポリウレタンプレポリマー100重
量部中に、上記アスファルト溶融液100重量部を添加
して混合液とした。
量部中に、上記アスファルト溶融液100重量部を添加
して混合液とした。
次いでこの混合液を用い、次の処方により原料成分を混
合して発泡させたところ、比重0.10のアスファルト
発泡体が得られた。
合して発泡させたところ、比重0.10のアスファルト
発泡体が得られた。
混合液 200 重量部アミン触
媒(33LV) 0.85//シリコーン油
1.2 〃H2010,0// こうして得られたアスファルト発泡体は、従来品と同程
度の優れた吸音性および遮音性を具備していた。
媒(33LV) 0.85//シリコーン油
1.2 〃H2010,0// こうして得られたアスファルト発泡体は、従来品と同程
度の優れた吸音性および遮音性を具備していた。
また、厚さ1011mにスライスしたものを120℃で
60分加熱して乾燥したところ、殆ど収縮を起さず、優
れた寸法安定性を有していた。
60分加熱して乾燥したところ、殆ど収縮を起さず、優
れた寸法安定性を有していた。
以上詳述したように、本発明によれば従来の方法と同様
に優れた特性を有し、且つ寸法安定性に優れたアスファ
ルト発泡体を製造することができる等、WJ著な効果が
得られるものである。
に優れた特性を有し、且つ寸法安定性に優れたアスファ
ルト発泡体を製造することができる等、WJ著な効果が
得られるものである。
Claims (1)
- ポリウレタンプレポリマー100重量部に対し、加熱溶
融したアスファルトを30〜400重量部と、適量の水
、アミン触媒およびシリコーン油、必要に応じ錫触媒、
充填材等を加え、攪拌混合して発泡させることを特徴と
するアスファルト発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25609685A JPS62116641A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | アスフアルト発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25609685A JPS62116641A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | アスフアルト発泡体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62116641A true JPS62116641A (ja) | 1987-05-28 |
Family
ID=17287834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25609685A Pending JPS62116641A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | アスフアルト発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62116641A (ja) |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP25609685A patent/JPS62116641A/ja active Pending
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