JPS62115568A

JPS62115568A - 仮名漢字変換装置

Info

Publication number: JPS62115568A
Application number: JP60255995A
Authority: JP
Inventors: Namio Aoki; 青木　波男
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 1985-11-15
Filing date: 1985-11-15
Publication date: 1987-05-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、例えば日本語ワード・プロセッサのような入
力文字列を漢字に変換する仮名漢字変換装置に関する。

［従来技術とその問題点］従来の仮名漢字変換装置に於ける変換パターンは、単漢
字変換か文節変換かの何れかである。単漢字変換とは、
例えば文字列５文字内で最長一致法による変換である。

文節変換とは、例えば「今日」のような自立語、「本日
は」のような自立８Ｂ＋付属８Ｒ１「保守的」のような
自立語＋接尾語。

「高電圧」のような接頭語＋自立語、・・・等を判別し
て、文節単位で変換を行なうというものである。

しかし、前述のような文節変換では、例えば「２９期の
売上げ」という文書を入力したい場合に、「２９きのう
りあげ」と入力すると、「きのう」を自立語と判断して
、「２９昨日りあげ」と変換を行なってしまう。従って
この場合、変換対象を「き」に限定する操作を必要とし
、しかもこの「き」に対応する漢字を、次候補要求用の
「次候補」キー等を用いて選別しなければならなかった
。

［発明の目的］本発明は上記の点に鑑みて成されたもので、通常の変換
指定で数字接尾の変換処理を行なうことが可能な仮名漢
字変換装置を提供することを目的とする。

［発明の要点〕本発明は上記の目的を達成するために、現在変換処理を
行なおうとする直前のメモリ内容が、数字である場合に
は数字接尾処理を優先的に行なうようにしたことを特徴
とする。

［発明の実施例コ以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図はその構成を示すもので、１０は中央処理装！１
（ＣＰＵ）であり、１・２は例えば仮名漢字変換要求用
の「変換」キー、漢字候補確定用の「選択」キー、数字
接尾処理を抜出す要求を成すための「→」キー、文字キ
ー等を有するキー・ボードである。１４は上記キー・ボ
ード１２から入力された文字を格納する入力バッフ？で
あり、１６は変換後の文書内容を記憶する文書メモリで
ある。１８は第２図に示すような数字に相当するコード
が記憶されている数字テーブルであり、２０は文節変換
用の仮名漢字変換器である。２２は変換処理で上記仮名
漢字変換器が参照する、第３図に示すように読みと漢字
が対応して記憶されている辞■であり、２４は第４図に
示すような数字に対応する接尾語が記憶されている数字
接尾テーブルである。そして、２６は文書内容や、変換
時の候補を表示するための表示装置である。

以下、その動作を第５図（ａ）及び（ｂ）のフロー・チ
ャートを参照して説明する。即ち、先ず上記キー・ボー
ド１２から文字が入力されると、その入力された文字が
平板名か否かを判断する（ステップ５Ｔ５０１　）。平
板名であれば、その文字を上記入力バッファ１４にスト
アする（ステップ５Ｔ５０２＞。

もし平板名でないならば、上記人力バッファ１４が空で
あるか否かを判断する（ステップ５Ｔ５０３）。上記人
力バッファ１４が空でなければ、上記ステップ５Ｔ５０
２に行きその文字をストアし、また空であったならば、
文書保存用の上記文書メモリ１６にその文字をストアす
る（ステップ５Ｔ５０４＞。このようにして、入力され
た文字のストアが行なわれる。なおこの場合、上記表示
装置２６は、上記人力バッファ１４と文書メモリ１６の
内容を逐次に表示する。

このように上記人力バッファ１４に文字が蓄えられた後
、上記キー・ボード１２の「変換」キーが操作され、変
換要求が成されると、先ず上記人力バッファ１４が空か
否かを判断する（ステップ５Ｔ５０５）。上記入力バッ
ファ１４が空でないならば、上記入力バッフ７１４に蓄
えられた直前の文字が何であるかを上記文書メモリ１６
から読込む（ステ・ｙブ５Ｔ５０６）。そして、その読
込んだ文字が、上記数字テーブル１８上に存在するか否
かを判断するため、上記数字テーブル１８を検索する（
ステップ５Ｔ５０７）。この結果、上記数字テーブル１
８にその文字があった時は、その文字を数字であると見
なして数字接尾の変換処理を行ない、なかった時は通常
の変換処理を行なう〈ステップ５Ｔ５０８）。

数字接尾の変換処理では、上記人力バッフ７１４の先頭
より平仮名部分の文字数をカウント・アップしくステッ
プ５Ｔ５０９）、その文字列と上記数字接尾テーブル２
４内で数字接尾のフラグの立っている接尾語とを逐次比
較し、最長一致法により一致する接尾語を検索する（ス
テップ５Ｔ５１０）。検索した結果、一致するものがな
ければ（ステップ５Ｔ５１１）、通常の変換処理を行な
い、あった場合には、その候補を上記表示装置２６を用
いて表示する（ステップ５Ｔ５１２）。

そして、キー人力持ちとなってくステップ５Ｔ５１３）
、この候補文字のユーザ選択を促す。

ここで、上記キー・ボード１２の「選択」キーが操作さ
れたならば（ステップＳ　Ｔ　５１’　４　）　、その
候補を上記文書メモリ１６に書込みくステップ５７５１
５）、読みに対応する上記入力バッファ１４内の内容を
削除する（ステップ５Ｔ５１６）。

もし、上記キー・ボード１２の「→」キーが操作された
ならばくステップ５Ｔ５１７）、数字接尾変換を放棄し
て、通常の変換！２！ｌ埋へ移る。

即ち、例えば「２９」の後ろで「きのうりあげ」と入力
され且つ「変換」キーが操作されると、上記数字テーブ
ル１８上で「９」を検索し、数字の直後での変換操作で
あることを知る。その後、変換対象となる先頭からの文
字列に関し、上記数字接尾テーブル２４を探し、「期」
が数字接尾語であることがわかり、変換処理を行ない、
「期の」を変換対象とする。ここで、さらに「選択」キ
ーが操作されると、それが確定し上記文書メモリ１６に
記憶する。

また、例えばｒｌｏ／、１Ｊの後ろで「きのうのうつあ
げ」と入力され且つ「変換」キーが操作されると、前述
のように「期の」を変換対象とする。

ここで、「→Ｊ主キー操作されると、通常の変換処理と
なり、上記辞書２２を検索して「昨日の」を探し出す。

そして、上記数字接尾テーブル２４に初めから該当する
文字がなかった場合には、通常の変換処理を行なう。

このように、ユーザが数字接尾の指定をすることなく、
自助的にその判断を行ない、数字接尾の変換処理を行な
うので、ユーザの負担を軽減できる。また、数字接尾処
理中でも、容易にその処理モードから抜出すことが可能
なため、柔軟に変換処理の対応ができ、変換効率が向上
する。

［発明の効果１以上詳述したように本発明によれば、通常の変換指定で
数字接尾の変換処理を優先的に行なうことが可能な仮名
漢字変換装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る仮名漢字変換装置の構
成を示す図、第２図は数字テーブルの内容を示す図、第
３図は辞書の内容を示す図、第４図は数字接尾テーブル
の内容を示す図、第５図（ａ）及び（ｂ）はそれぞれ入
力文字のストア処理及び変換処理の動作を説明するだめ
のフロー・チャートである。１０・・・ＣＰＵ、　　１２・・・キー・ボード、　１
４・・・入力バッファ、　１６・・・文書メモリ、　１
８・・・数字テーブル、　２０・・・仮名漢字変換器、
　２２・・・辞書、　２４・・・数字接尾テーブル、　
２６・・・表示装置。出願人　　　カシオ計算機株式会社第１図

Claims

【特許請求の範囲】

入力文字列を辞書を検索して漢字に変換する仮名漢字変
換装置に於いて、数字に対応する接尾語を格納する数字
接尾テーブルと、仮名漢字変換の際に変換対象文字列の
直前の数字入力の有無を判断する数字判断手段と、該数
字判断手段によって数字入力有りと判断されたならば、
上記変換対象文字列に対する仮名漢字変換のための検索
の際、上記数字接尾テーブルの検索を上記辞書の検索よ
り優先して行なう手段とを具備したことを特徴とする仮
名漢字変換装置。