JPS62114768A - ケ−ブル管体の裏波溶接方法 - Google Patents

ケ−ブル管体の裏波溶接方法

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JPS62114768A
JPS62114768A JP25596485A JP25596485A JPS62114768A JP S62114768 A JPS62114768 A JP S62114768A JP 25596485 A JP25596485 A JP 25596485A JP 25596485 A JP25596485 A JP 25596485A JP S62114768 A JPS62114768 A JP S62114768A
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JP
Japan
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welding
backing plate
heat
tubular body
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP25596485A
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English (en)
Inventor
Keizo Honda
啓三 本多
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば、導電ケーブルや通信ケーブル等に使
用されるケーブル管体の裏波溶接方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
既に提案されているこの種のケーブル管体の裏波溶接方
法は、第4及び第5図に示されるように、ステンレス材
(SUS材)による金属管体1内に絶縁材を被覆した多
数の線材2を充填し、しかる後、上記金属管体1の接合
部1aの開先をTiG溶接によってビード3を形成して
溶接している。
しかしながら、上述したケーブル管体の裏波溶接方法で
は、溶接時、接合部1aの開先温度約1400℃以上の
温度に上昇する関係上、この接合部1aのビード3に近
接した線材2′は、溶接熱によって焼損するおそれがあ
る。
そこで、第6図に示されるように、上記金属管体1の接
合部ゴaは、TiG溶接で部分溶は込みによる開先1b
の一部を残した溶接部(ビード)3に形成することを余
低なくされている。
しかし、この部分溶は込みによる開先1bの一部を残し
た溶接部3は、金属管体1の肉厚全部に相当する溶接部
を得られないため、溶接強度が充分でなくなり、溶接後
、応力集中を起して亀裂を生じるおそれがあり、このm
裂発生を阻止するために、上記金FA管体1の肉厚をさ
らに厚く形成したり、又は、材料強度の高い材質のもの
を選択しなければならない。
又一方、他のケーブル管体の裏波溶接方法は、第7図に
示されるように、例えば、SuS材による金属管体1内
に絶縁材を被覆した多数の線材2を充填すると共に、接
合部1aの開先1bの裏面に上記金属管体1と同一材質
の裏当て板4を密着して挿入し、しかる後、この裏当て
板4の位置する接合部1dをTiG溶接で溶接部3に形
成し、しかる後に、上記裏当て板4をケーブル管体1の
長手方向へ引き抜いて外部へ取出すようにしている。
しかし、上述した裏当て板4を使用して溶接するケーブ
ル管体の裏波溶接方法では、裏当て板4の熱拡散が有効
に行われず、しかも、溶接部3の熱が裏当て板4を介し
て線材2′に熱伝導するため、これを焼損するおそれが
ある。又、第8図に示されるケーブル管体の裏波溶接方
法は接合部1aの光間1bの裏面に金属管体1と同一材
質の比較的に薄い裏当て板4を挿入したもので、溶接時
、この薄い裏当て板4は接合部1aと共に溶解して、線
材2′を焼損する。
ざらに又、第9図に示されるケーブル管体1の裏波溶接
方法は、金属管体1と同一材質の比較的に厚い裏当て板
4を挿入したもので、溶接時、この厚い裏当て板4は部
分溝は込みによる溶接部3を形成して線材2を焼損しな
い代りに、充填される線材数量を低減しなけばならず、
結果的には、金属管体1の直径を大きくすることを余儀
なくされる等の欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、金属管体内に充填された線材に対して、溶接時、熱的
な影響を受けることなく裏波溶接を施して、品質の向上
を図ることてを目的としたケーブル管体の裏波溶接方法
を提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、線材を充填した金属管体による接合部の開先
裏面に熱伝導性の裏当て板を断熱空隙を形成して挿入し
、上記接合部を溶接し、しかる後、上記裏当て板を引抜
くようにして線材に熱的影響を与えないようにした溶接
方法である。
(発明の実施例〕 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材には同
一符号を付して説明する。
第1図及び第2図において、例えば、SuS材による金
属管体1内には、ホルマル樹脂による絶縁材を被覆した
多数の線材2が充填されており、上記金属管体1による
接合部1aの開先1bの裏面には、例えば、鋼材による
熱伝導性の良好な裏当て板5が断熱空隙6を形成して挿
入されており、この断熱空隙6は、上記開先1bの裏面
に凹窩部1Cによって形成されている。又、上記金属管
体1による接合部1aの開先1bは、第2図に示される
ように、互に突き合せたI形の形状をなしている。
従って、本発明によるケーブル管体の裏波溶接をする場
合、金属管体1内に絶縁材を被覆した多数の線材2を充
填し、上記金属管体1の接合部1aの開先1ba)裏面
に熱伝導性の裏当て板5を断熱空隙6を形成して挿入す
る。次に、上記接合部1aをTiG溶接によって溶接し
、しかる後、上記裏当て板5を引抜くことにより、本発
明のケーブル管体の裏波溶接が完了する。
特に、本発明は、接合部1aをTiG溶接によって溶接
部3を形成するとぎの溶接熱を断熱空隙6によって抑制
すると共に、熱伝導性の良好な裏当て板(銅材)5によ
って溶接熱を四方へ拡散するようになっているので、上
記溶接部3の直下に位置する線材2は溶接熱によって焼
損するおそれは全くなくなる。
次に、本発明による一実験例について説明する。
金属管体1の材質を5uS304とし、肉厚を3.5履
とし、開先形状を■形接合とする。断熱空隙6を0.5
mmとし、裏当て材5の材質を鋼材とし、その板厚を0
.5mmとする。さらに、線材2は金属導線にホルマル
樹脂の絶縁材を被覆し、溶接手段はタングステンアーク
溶接(TiG溶接)による。ざらに又、溶接手段による
条件は、下記の表1となる。
表  1 上述した条件で裏波溶接した結果、溶接熱(約1400
℃)による影響は全くなく、しかも、焼損口の後は全く
生じない。
次に、第3図(A)に示される本発明の他の実施例は、
接合部1aの開先1bの裏面に形成される断熱空隙6を
隔離材(スペーサ)7を介装して形成し、これによって
溶接熱を遮断するようにしたものである。
又一方、第3図(B)に示される本発明の他の実施例は
、接合部1aの開先1bの裏面に形成される断熱空隙6
を裏当て板5の両側上面に突出して形成された一対の突
出部5aで形成し、これによって溶接熱を遮断するよう
にしたものである。
囚に、本発明による溶接手段は、TiG溶接について説
明したけれども、本発明の要旨を変更しない範囲内で、
例えば、MiG溶接や電子ビーム溶接(レーザ)によっ
て行うようにしてもよいこと勿論である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、線材2を充填した金
属管体1による接合部1aの開先裏面に熱伝導性の裏当
て板5を断熱空隙6を形成しC挿入し、上記接合部1a
を溶接し、しかる後、上記裏当て板5を引抜くようにな
っているので、断熱空隙6の断熱作用によって溶接入熱
を大幅に阻止できると共に、裏当て板5の熱拡散作用で
線材2に熱的な影響を与えることなく品質の向上を図る
ことができ。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるケーブル管体の裏波溶接方法を
説明するため拡大図、第2図は、金属管体の接合部の拡
大図、第3図(A)、(B)は本発明の他の実施例を凶
示す各図、第4図は、既に提案されているケーブル管体
の裏波溶接方法で溶接されたケーブル管体の一部を示す
斜面図、第5図乃至第9図は、既に提案されているケー
ブル管体の裏波溶接方法を説明するための各図である。 1・・・金属管体、2・・・線材、3・・・溶接部、5
・・・裏当て板、6・・・断熱空隙。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 線材を充填した金属管体による接合部の開先裏面に熱伝
    導性の裏当て板を断熱空隙を形成して挿入し、上記接合
    部を溶接し、しかる後、上記裏当て板を引抜くようにし
    たことを特徴とするケーブル管体の裏波溶接方法。
JP25596485A 1985-11-15 1985-11-15 ケ−ブル管体の裏波溶接方法 Pending JPS62114768A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103920967A (zh) * 2014-02-24 2014-07-16 中国化学工程第十四建设有限公司 吸收塔焊接方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103920967A (zh) * 2014-02-24 2014-07-16 中国化学工程第十四建设有限公司 吸收塔焊接方法
CN103920967B (zh) * 2014-02-24 2016-01-20 中国化学工程第十四建设有限公司 吸收塔焊接方法

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