JPS62113512A - セラミツクスの成形方法 - Google Patents
セラミツクスの成形方法Info
- Publication number
- JPS62113512A JPS62113512A JP25566485A JP25566485A JPS62113512A JP S62113512 A JPS62113512 A JP S62113512A JP 25566485 A JP25566485 A JP 25566485A JP 25566485 A JP25566485 A JP 25566485A JP S62113512 A JPS62113512 A JP S62113512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- solvent
- kneading
- organic
- ceramic powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、セラミックスを複雑形状かつ均質に成形する
ことが要求される分野で好適に利用される。
ことが要求される分野で好適に利用される。
「従来の技術」
セラミックスを複雑形状に成形するには、セラミックス
粉末と有機質成形助剤とを配合し、配合物を加圧三−ダ
ー、オープンニーダ−、ヘンシェルミキサー等の混練機
を用いて成形助剤中の可塑性材料の融点以上に加熱しな
がらバッチ式で混練し、次いで射出成形又は押出成形す
る手段が広く知られている。混線にはトルクの大きいニ
ーダ−タイプが適しているが、最近では一軸また二軸の
連続式スクリュータイン混練機も開発されている。しか
していずれの成形手段によりても一般に有機質成形助剤
は、樹脂、ワックス等を主体とするが、可塑材、滑材、
濡れ材等をも含有して複数成分よりなっている。
粉末と有機質成形助剤とを配合し、配合物を加圧三−ダ
ー、オープンニーダ−、ヘンシェルミキサー等の混練機
を用いて成形助剤中の可塑性材料の融点以上に加熱しな
がらバッチ式で混練し、次いで射出成形又は押出成形す
る手段が広く知られている。混線にはトルクの大きいニ
ーダ−タイプが適しているが、最近では一軸また二軸の
連続式スクリュータイン混練機も開発されている。しか
していずれの成形手段によりても一般に有機質成形助剤
は、樹脂、ワックス等を主体とするが、可塑材、滑材、
濡れ材等をも含有して複数成分よりなっている。
「発明が解決しようとする問題点」
従来の成形手段では、成形用の安定した粘度を有する混
練物を得るのに、加圧ニーダ−を用いた場合でも6時間
を要し、スクリュータイプの場合は5回以上通す必要が
あった。また、粘度の安定した混練物でありても成形助
剤中の各成分とセラミックス粉末とが均一に混練されて
いないことから、後の成形工程や脱脂工程において成形
体にキレ、ワレ等の不良が発生し、歩留りを停滞させて
いた。更に゛またセラミックス成形体は通常、高温焼成
されて焼結体として使用されるが、混練物の不均一性は
焼結体の機械的特性にも悪影響を及ぼしていた。
練物を得るのに、加圧ニーダ−を用いた場合でも6時間
を要し、スクリュータイプの場合は5回以上通す必要が
あった。また、粘度の安定した混練物でありても成形助
剤中の各成分とセラミックス粉末とが均一に混練されて
いないことから、後の成形工程や脱脂工程において成形
体にキレ、ワレ等の不良が発生し、歩留りを停滞させて
いた。更に゛またセラミックス成形体は通常、高温焼成
されて焼結体として使用されるが、混練物の不均一性は
焼結体の機械的特性にも悪影響を及ぼしていた。
「問題点を解決するための手段」
本発明は上記の問題窓を解決し、混線工程を省略するか
又は短時間の混線工程で均質なセラミックス成形体を得
ることを目的とするものでその手段はセラミックス粉末
と有機質成形助剤とをあらかじめ溶媒中で混合した後、
溶媒を除去したものを混線前の配合物とするところにち
る。
又は短時間の混線工程で均質なセラミックス成形体を得
ることを目的とするものでその手段はセラミックス粉末
と有機質成形助剤とをあらかじめ溶媒中で混合した後、
溶媒を除去したものを混線前の配合物とするところにち
る。
ここで溶媒は有機質成形助剤の全成分を溶解しうるもの
が望ましいが、成形助剤の組み合わせによってそのよう
な溶媒が無い場合は成形助剤のうち一部の成分を溶媒中
で混合し、残る成分は混練時に添加すれば良い。溶媒と
しては、クロロセン、アセトンなどが挙げられる。溶媒
を除去する方法としては、例えば噴霧乾燥、減圧乾燥、
凍結乾燥等周知の乾燥法が適用可能である。
が望ましいが、成形助剤の組み合わせによってそのよう
な溶媒が無い場合は成形助剤のうち一部の成分を溶媒中
で混合し、残る成分は混練時に添加すれば良い。溶媒と
しては、クロロセン、アセトンなどが挙げられる。溶媒
を除去する方法としては、例えば噴霧乾燥、減圧乾燥、
凍結乾燥等周知の乾燥法が適用可能である。
「作用」
有機質成形助剤が溶媒中に溶解しているのでセラミック
ス粉末と有機質成形助剤とが均一に混ざシ合い、その後
溶媒を除去したものはセラミックス粉末と有機質成形助
剤との均質な配合物となる。しかしてこの配合物を混練
し、成形してなるセラミックス成形体は均質である。
ス粉末と有機質成形助剤とが均一に混ざシ合い、その後
溶媒を除去したものはセラミックス粉末と有機質成形助
剤との均質な配合物となる。しかしてこの配合物を混練
し、成形してなるセラミックス成形体は均質である。
「実施例」
重量基準で平均粒径1.0μmの窒化ケイ素90%。
イツトリア6チ及びアルミナ5チよりなるセラミックス
粉末100部に対し、有機質成形助剤としてマイクロク
リスタリンワックス8部、エチレンビニルアセテ−)4
部、ボリグロピレン4部、ジブチルフタレート4部及び
分散剤0.2部を添加し、アトライターを用いてクロロ
セン溶媒中で5時間混合し、噴霧乾燥することによって
混線用配合物を得た。この配合物を種々の混線機を用い
て混練した場合の混練時間又は混練回数と混線物の粘度
との関係を測定した結果を2g1図〜第8図に示す。第
1図、第2図及び第8図はそれぞれ混練機が■森山製作
所製DS3−5式加圧ニーダ−1佐竹化学機械工業@製
1500−6 CV式オープンニーダ−及び日本製鋼所
製スフリュータイブ混練機の場合の結果である。比較の
ためにセラミックス粉末と有機質成形助剤とを溶媒混合
せず直接混練機に投入したことを除くほかは上記混練物
と同一条件で混練した場合の混練時間又は混練回数と混
練物の粘度との関係を併せて第1図〜第3図に示す。
粉末100部に対し、有機質成形助剤としてマイクロク
リスタリンワックス8部、エチレンビニルアセテ−)4
部、ボリグロピレン4部、ジブチルフタレート4部及び
分散剤0.2部を添加し、アトライターを用いてクロロ
セン溶媒中で5時間混合し、噴霧乾燥することによって
混線用配合物を得た。この配合物を種々の混線機を用い
て混練した場合の混練時間又は混練回数と混線物の粘度
との関係を測定した結果を2g1図〜第8図に示す。第
1図、第2図及び第8図はそれぞれ混練機が■森山製作
所製DS3−5式加圧ニーダ−1佐竹化学機械工業@製
1500−6 CV式オープンニーダ−及び日本製鋼所
製スフリュータイブ混練機の場合の結果である。比較の
ためにセラミックス粉末と有機質成形助剤とを溶媒混合
せず直接混練機に投入したことを除くほかは上記混練物
と同一条件で混練した場合の混練時間又は混練回数と混
練物の粘度との関係を併せて第1図〜第3図に示す。
第1図〜第8図かられかるように、本発明によれば、粘
度の安定した混線物を得るのに従来の4割程度の混練時
間又は混線回数で足りた。また、加圧二〜ダーを用いて
安定粘度に達した同一混練物の粘度を10ケ所で測定し
たところ、第4図に示すように本発明に係る混線物の方
がはるかに均質化されていた。
度の安定した混線物を得るのに従来の4割程度の混練時
間又は混線回数で足りた。また、加圧二〜ダーを用いて
安定粘度に達した同一混練物の粘度を10ケ所で測定し
たところ、第4図に示すように本発明に係る混線物の方
がはるかに均質化されていた。
次に加圧ニーダ−全周いて安定粘度に達した混練物を5
0X50X10mmの角板に射出成形し、不活性ガス雰
囲気中で4℃/時/で600℃まで昇温することによっ
て脱脂体を得た。脱脂体についてキレ、ワレ等の不良を
検査し、良品の歩留9を調べたところ第1表のように本
発明によって歩留りが向上していることが判った。
0X50X10mmの角板に射出成形し、不活性ガス雰
囲気中で4℃/時/で600℃まで昇温することによっ
て脱脂体を得た。脱脂体についてキレ、ワレ等の不良を
検査し、良品の歩留9を調べたところ第1表のように本
発明によって歩留りが向上していることが判った。
第 1 表
次に上記脱脂体のうち良品を窒素雰囲気中1750℃、
保持時間8時間の条件で焼成することによって焼結体を
得た。焼結体の密度及びJIS規格R−1601にした
がって測定した3点曲げ抗折強度を第2表に示す。第2
表かられかるように本発明に係る焼結体は比較従来方法
に係る焼結体に比べて機械的特性が優れていた。
保持時間8時間の条件で焼成することによって焼結体を
得た。焼結体の密度及びJIS規格R−1601にした
がって測定した3点曲げ抗折強度を第2表に示す。第2
表かられかるように本発明に係る焼結体は比較従来方法
に係る焼結体に比べて機械的特性が優れていた。
「発明の効果」
混練1棉を簡略化できるので生産性が向上する。成形工
程及び脱脂工程の歩留シが向上するのでコストが下がる
。均質に成形することができるので、焼成後の機械的特
性が向上する。
程及び脱脂工程の歩留シが向上するのでコストが下がる
。均質に成形することができるので、焼成後の機械的特
性が向上する。
第1図〜第8図は種々の混練機を用いて混練した場合の
混線時間又は混線回数と混線物の粘度との関係を示す図
、第4図は同一混練物の粘度のバラツキを示す図である
。 特許出願人 日本特殊陶業株式会社 代表者 鈴 木 亭 −。
混線時間又は混線回数と混線物の粘度との関係を示す図
、第4図は同一混練物の粘度のバラツキを示す図である
。 特許出願人 日本特殊陶業株式会社 代表者 鈴 木 亭 −。
Claims (1)
- セラミックス粉末と有機質成形助剤とを配合し、配合物
を混練後、射出成形又は押出成形する方法において、前
記配合物が、セラミックス粉末と有機質成形助剤とをあ
らかじめ溶媒中で混合した後、溶媒を除去したものであ
ることを特徴とするセラミックスの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25566485A JPS62113512A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | セラミツクスの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25566485A JPS62113512A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | セラミツクスの成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62113512A true JPS62113512A (ja) | 1987-05-25 |
JPH0542324B2 JPH0542324B2 (ja) | 1993-06-28 |
Family
ID=17281894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25566485A Granted JPS62113512A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | セラミツクスの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62113512A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007301280A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Aloka Co Ltd | 超音波診断装置 |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP25566485A patent/JPS62113512A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007301280A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Aloka Co Ltd | 超音波診断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0542324B2 (ja) | 1993-06-28 |
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