JPS62113112A - 低損失プラスチツク光フアイバおよびその製造方法 - Google Patents
低損失プラスチツク光フアイバおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPS62113112A JPS62113112A JP60254390A JP25439085A JPS62113112A JP S62113112 A JPS62113112 A JP S62113112A JP 60254390 A JP60254390 A JP 60254390A JP 25439085 A JP25439085 A JP 25439085A JP S62113112 A JPS62113112 A JP S62113112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- polymer
- fluorine
- optical fiber
- plastic optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、低損失プラスチック光ファイバおよびその製
造方法に関する。
造方法に関する。
［従来技術］
プラスチック光ファイバは、短距離光通信、データリン
クまたはセンサーなどに利用される頻度が増加してきて
いる。その理由として、プラスチック光ファイバは石英
および多成分ガラス系ファイバに比較して、口径および
開口数か大きく、光源との接続およびファイバどうしの
接続か容易であり、可Ｊ３’Ａ性および胛曲性か漫れ、
加工および配線が容易であり、および価格が低いことな
どが挙げられる。しかし、プラスチック光ファイバは石
英および多成分ガラス系ファイバに比較して損失が大き
いという欠点を何する。プラスチック光ファイバによる
光信号伝送に用いられる光源として、６５０〜６６０ｎ
ｍに主発光波長を持つＬＥＤが挙げられるが、この波長
域で従来のプラスチック光ファイバは２００ｄＢ／ｋｍ
の損失を有し、せいぜい７０ｍ程度の光信号伝送にしか
使用できなかった。これは、コアにおいてＣ−Ｈ振動の
倍音による吸収損失があること、およびコアおよびクラ
ットを同時に紡糸および延伸する時に生じるコアとクラ
ッドの界面の乱れ、冷却時の残留ひずみおよび外径変動
などの構造不整による散乱損失があることに原因ずろと
考えられている。
クまたはセンサーなどに利用される頻度が増加してきて
いる。その理由として、プラスチック光ファイバは石英
および多成分ガラス系ファイバに比較して、口径および
開口数か大きく、光源との接続およびファイバどうしの
接続か容易であり、可Ｊ３’Ａ性および胛曲性か漫れ、
加工および配線が容易であり、および価格が低いことな
どが挙げられる。しかし、プラスチック光ファイバは石
英および多成分ガラス系ファイバに比較して損失が大き
いという欠点を何する。プラスチック光ファイバによる
光信号伝送に用いられる光源として、６５０〜６６０ｎ
ｍに主発光波長を持つＬＥＤが挙げられるが、この波長
域で従来のプラスチック光ファイバは２００ｄＢ／ｋｍ
の損失を有し、せいぜい７０ｍ程度の光信号伝送にしか
使用できなかった。これは、コアにおいてＣ−Ｈ振動の
倍音による吸収損失があること、およびコアおよびクラ
ットを同時に紡糸および延伸する時に生じるコアとクラ
ッドの界面の乱れ、冷却時の残留ひずみおよび外径変動
などの構造不整による散乱損失があることに原因ずろと
考えられている。
例えば、ポリメチルメタクリレートコア光ファイバにお
いては波長６５０〜６６０ｎｍで２００ｄＢ／ｋｍの損
失、メタクリル酸メチル／スヂレン（６０〜９０重第９
０重量％ＩＯ重量％）共重合体コア光ファイバにおいて
は波長６６０ｎｍで１９０ｄｌｌ／ｋｍの損失（特開昭
６０−］ １１７２０３号参照）、およびフッ素化メタ
クリレート／スチレン共重合体コア光ファイバにおいて
は波長６６０ｎｍテ１６０ ｄＢ ／ ｋｍの損失があ
る。更に、ポリマー・プリプリンッ、ジャパン（Ｐ ｏ
ｌｙｍｅｒ Ｐ ｒｅｐｒｉｎｔｓ。
いては波長６５０〜６６０ｎｍで２００ｄＢ／ｋｍの損
失、メタクリル酸メチル／スヂレン（６０〜９０重第９
０重量％ＩＯ重量％）共重合体コア光ファイバにおいて
は波長６６０ｎｍで１９０ｄｌｌ／ｋｍの損失（特開昭
６０−］ １１７２０３号参照）、およびフッ素化メタ
クリレート／スチレン共重合体コア光ファイバにおいて
は波長６６０ｎｍテ１６０ ｄＢ ／ ｋｍの損失があ
る。更に、ポリマー・プリプリンッ、ジャパン（Ｐ ｏ
ｌｙｍｅｒ Ｐ ｒｅｐｒｉｎｔｓ。
、Ｊ ａｐａｎ）第３１号、第９号、２３５７頁（１９
８２年）において重水素化メチルメタクリレート重合体
コア光ファイバの損失は波長６５．０〜６８０ｎｍで２
０ｄＢ／ｋｍであると報告されているが、重水素化メタ
クリレートが極めて高価であるので、その実用化は困難
である。
８２年）において重水素化メチルメタクリレート重合体
コア光ファイバの損失は波長６５．０〜６８０ｎｍで２
０ｄＢ／ｋｍであると報告されているが、重水素化メタ
クリレートが極めて高価であるので、その実用化は困難
である。
ファクトリーオートメーソヨンなどの分野では数百ｍ程
度の光伝送距離が必要であり、６５０〜６６０ｎ＋ｎの
波長において５０〜１００ ｄＢ／ｋｍ程度の損失を有
する低損失プラスチック光ファイバが要求されている。
度の光伝送距離が必要であり、６５０〜６６０ｎ＋ｎの
波長において５０〜１００ ｄＢ／ｋｍ程度の損失を有
する低損失プラスチック光ファイバが要求されている。
［発明の構成］
本発明の１つの要旨は、フッ素含有スチレン誘導体をコ
アとし、コアより低い屈折率の重合体をクラッドとする
プラスデック光ファイバに存する。
アとし、コアより低い屈折率の重合体をクラッドとする
プラスデック光ファイバに存する。
本発明のプラスチック光ファイバは、コアがフッ素含有
スチレン誘導体から形成されていることを特徴とする。
スチレン誘導体から形成されていることを特徴とする。
コアを形成するモノマーは、フッ素含有スチレン誘導体
のみからなることが好ましいが、フッ素含有スチレン誘
導体を主成分とする他の種類のモノマーとの組成物であ
ってらよい。
のみからなることが好ましいが、フッ素含有スチレン誘
導体を主成分とする他の種類のモノマーとの組成物であ
ってらよい。
フッ素含有スチレン誘導体は一般式：
％式％
［式中、Ｘがフッ素である場合はＹ１、Ｙ２およびＹ３
は水素または重水素であるか、またはＹｌはメチルまた
は重水素化メチル、Ｙ２およびＹ″は水素または重水素
であり、Ｘが重水素である場合はＹ’、Ｙ’およびＹ″
はフッ素である。］て示さ１する。フッＪ含有ステレノ
誘導体の例としでは、例えば、２．３，４．５．６−ベ
ンタフルオロスヂレンまたは２．３．４ ５．６−ペン
タフルオロ−α、β、β−トリシューテロスチレンなど
が挙げられる。
は水素または重水素であるか、またはＹｌはメチルまた
は重水素化メチル、Ｙ２およびＹ″は水素または重水素
であり、Ｘが重水素である場合はＹ’、Ｙ’およびＹ″
はフッ素である。］て示さ１する。フッＪ含有ステレノ
誘導体の例としでは、例えば、２．３，４．５．６−ベ
ンタフルオロスヂレンまたは２．３．４ ５．６−ペン
タフルオロ−α、β、β−トリシューテロスチレンなど
が挙げられる。
クラッドは、コアの重合体材料よりら低い屈折率を打す
るいずれの透明重合体であってよく、例えばフッ素含有
アルキルメタクリレート重合体、フン化ヒニリデンとテ
トラフルオロエチレンの共重合体、およびこれらの重合
体のブレンドなどであってよい。
るいずれの透明重合体であってよく、例えばフッ素含有
アルキルメタクリレート重合体、フン化ヒニリデンとテ
トラフルオロエチレンの共重合体、およびこれらの重合
体のブレンドなどであってよい。
本発明の他の要旨は、
フッ素含有スチレン誘導体をコアとし、コアより低い屈
折率の重合体をクラッドとするプラスチック光ファイバ
の製造方法であって、 コア重合体を与えるモノマーを、実質的に酸素不在であ
る密閉系内で精製し、重合し、密閉状態を保ったまま溶
融し、押出紡糸し、延伸した後、クラッドを形成するこ
とを特徴とするプラスデック光ファイバの製造方法に存
する。
折率の重合体をクラッドとするプラスチック光ファイバ
の製造方法であって、 コア重合体を与えるモノマーを、実質的に酸素不在であ
る密閉系内で精製し、重合し、密閉状態を保ったまま溶
融し、押出紡糸し、延伸した後、クラッドを形成するこ
とを特徴とするプラスデック光ファイバの製造方法に存
する。
以下に本発明の製造方法のそれぞれの工程について説明
する。
する。
（１）実質的に酸素不（］二である密閉系内でコアモツ
マーを精製する。密閉系内の酸素濃度は例えば５ ｐｐ
ｍ以下であることが好ましい。コアモノマーの精製は、
通常、蒸留によって行う。
マーを精製する。密閉系内の酸素濃度は例えば５ ｐｐ
ｍ以下であることが好ましい。コアモノマーの精製は、
通常、蒸留によって行う。
（２）精製後、密閉状態を保ったまま重合を行う。
重合を行う前に溶存酸素を充分に除去することが好まし
い。溶存酸素の除去は、例えば、窒素ガス吹き込みなど
によって行える。溶存酸素を充分に除去した後、密閉状
態を保ったまま、重合開始剤および要すれば連鎖移動剤
を添加し、コアモノマーを重合する。重合開始剤は、従
来のいずれの開始剤、例えば、アゾ系重合開始剤または
パーオキザイド系重合開始剤などであってよい。要すれ
ば加えられる連鎖移動剤は、従来のいずれの連鎖移動剤
、例えば、メルカプタンなどであってよい。
い。溶存酸素の除去は、例えば、窒素ガス吹き込みなど
によって行える。溶存酸素を充分に除去した後、密閉状
態を保ったまま、重合開始剤および要すれば連鎖移動剤
を添加し、コアモノマーを重合する。重合開始剤は、従
来のいずれの開始剤、例えば、アゾ系重合開始剤または
パーオキザイド系重合開始剤などであってよい。要すれ
ば加えられる連鎖移動剤は、従来のいずれの連鎖移動剤
、例えば、メルカプタンなどであってよい。
（３）重合後、コアを溶融して押出紡糸し、延伸するこ
とによって、ファイバにする。その後、コアのまわりに
クラッドを形成する。クラッドは溶融被覆または溶液被
覆などによって形成できる。
とによって、ファイバにする。その後、コアのまわりに
クラッドを形成する。クラッドは溶融被覆または溶液被
覆などによって形成できる。
［発明の効果コ
本発明によるプラスチック光ファイバにおいて、損失は
６５０〜６６０ｎｍの波長域て５０〜１００ｄｒｙ／ｋ
ｍと低い。Ｃ−Ｈ振動による吸収損失およびファイバ化
時の構造不整による散乱損失か非常に少ないからである
。加えて機械的特性が優れている。
６５０〜６６０ｎｍの波長域て５０〜１００ｄｒｙ／ｋ
ｍと低い。Ｃ−Ｈ振動による吸収損失およびファイバ化
時の構造不整による散乱損失か非常に少ないからである
。加えて機械的特性が優れている。
本発明によるプラスチック光ファイバによれば、短距離
通信に頻繁に用いられる発光波長６５０〜６６（ｌｎｍ
の汎用ＬＥＤを光源として数百ｍの距離で光通信が可能
である。本発明によるプラスチック光ファイバは、光フ
アイバコードもしくはケーブル、まｌこは光電力複合ケ
ーブルなどの形態で用いることができ、データリンクに
おいて有用である。
通信に頻繁に用いられる発光波長６５０〜６６（ｌｎｍ
の汎用ＬＥＤを光源として数百ｍの距離で光通信が可能
である。本発明によるプラスチック光ファイバは、光フ
アイバコードもしくはケーブル、まｌこは光電力複合ケ
ーブルなどの形態で用いることができ、データリンクに
おいて有用である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、フッ素含有スチレン誘導体をコアとし、コアより低
い屈折率の重合体をクラッドとするプラスチック光ファ
イバ。 ２、フッ素含有スチレン誘導体は、一般式：［式中、Ｘ
がフッ素である場合はＹ＾１、Ｙ＾２およびＹ＾３は水
素または重水素であるか、またはＹ＾１はメチルまたは
重水素化メチル、Ｙ＾２およびＹ＾３は水素または重水
素であり、Ｘが重水素である場合はＹ＾１、Ｙ＾２およ
びＹ＾３はフッ素である。］で示されるスチレン誘導体
である特許請求の範囲第１項記載のプラスチック光ファ
イバ。 ３、フッ素含有スチレン誘導体をコアとし、コアより低
い屈折率の重合体をクラッドとするプラスチック光ファ
イバの製造方法であって、 コア重合体を与えるモノマーを、実質的に酸素不在であ
る密閉系内で精製し、重合し、密閉状態を保ったまま溶
融し、押出紡糸し、延伸した後、クラッドを形成するこ
とを特徴とするプラスチック光ファイバの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60254390A JPS62113112A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 低損失プラスチツク光フアイバおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60254390A JPS62113112A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 低損失プラスチツク光フアイバおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62113112A true JPS62113112A (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=17264309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60254390A Pending JPS62113112A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 低損失プラスチツク光フアイバおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62113112A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011132425A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Sekisui Chem Co Ltd | クロロスチレン系重合体の製造方法及びプラスチック光ファイバーの製造方法 |
| JP2011257729A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 光ファイバー |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP60254390A patent/JPS62113112A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011132425A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Sekisui Chem Co Ltd | クロロスチレン系重合体の製造方法及びプラスチック光ファイバーの製造方法 |
| JP2011257729A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 光ファイバー |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4505543A (en) | Plastic optical fibers | |
| CN115826129A (zh) | 光纤缆线 | |
| US4758067A (en) | Plastic optical fiber | |
| EP0307164B1 (en) | Cladding material for plastic optical fiber and plastic optical fiber using the same | |
| EP0228495A1 (en) | Method for producing optical waveguide containing image fiber | |
| KR100215135B1 (ko) | 플루오르를함유하는플라스틱광섬유코어 | |
| JPS62113112A (ja) | 低損失プラスチツク光フアイバおよびその製造方法 | |
| JPS63261204A (ja) | 光伝送フアイバ−用クラツド材 | |
| JPS62113111A (ja) | 低損失プラスチツク光フアイバおよびその製法 | |
| JPS62147404A (ja) | プラスチツク光フアイバおよびその製法 | |
| Blyler | Plastic optical fibers | |
| JPH04204909A (ja) | 光ファイバクラッド材 | |
| JPH0345908A (ja) | 耐熱性プラスチック光ファイバ | |
| JPH01223104A (ja) | 光ファイバー鞘材用重合体 | |
| JP2003139971A (ja) | プラスチック光ファイバ | |
| JP3576224B2 (ja) | プラスチック光ファイバ | |
| JP3489764B2 (ja) | 屈折率分布型光学樹脂材料 | |
| JPH07113691B2 (ja) | 耐熱性プラスチック光ファイバー | |
| JPS63180907A (ja) | 光フアイバ | |
| JP3576223B2 (ja) | プラスチック光ファイバ | |
| JPH0345907A (ja) | 耐熱性プラスチック光ファイバ | |
| KR20040075990A (ko) | 내마모성 플라스틱 광섬유 | |
| JPH01106002A (ja) | 光フアイバー | |
| JPS6340105A (ja) | 光伝送繊維 | |
| JPS61114211A (ja) | プラスチツクオプテイカルフアイバ− |