JPS62112985A - 連続熱間静水圧加圧装置 - Google Patents

連続熱間静水圧加圧装置

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JPS62112985A
JPS62112985A JP25428785A JP25428785A JPS62112985A JP S62112985 A JPS62112985 A JP S62112985A JP 25428785 A JP25428785 A JP 25428785A JP 25428785 A JP25428785 A JP 25428785A JP S62112985 A JPS62112985 A JP S62112985A
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pressure
container
molding
pressure vessel
relay
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浅利 明
毅 鈴木
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Kobe Steel Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
    • B30B11/002Isostatic press chambers; Press stands therefor

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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヒータを具備した高圧容器内に予備的に付形
された金属粉末等の被成形材料を装入し、容器内に封入
した流体またはガス媒体の超高圧昇圧とヒータによる加
熱を介し、被成形材料を成形加工する熱間静水圧加圧装
置として、連続的かつ効率的な操業が得られるように改
善したものに関する。
(従来の技術) ヒータを具備しかつ内部を真空状態あるいは活性、不活
性ガス雰囲気とした高圧容器内に、予備的に付形された
金属粉末等の被成形材料を装入し、容器に封入した流体
またはガス媒体の超高圧昇圧によって、被成形材料をブ
ロック状に加圧成形する熱間静水圧加圧装置は、所謂H
IP装置として例示するまでもなく超高圧プレス成形技
術の1つとして周知である。かかるHIP装置の実用設
備としては、既知のように筒形の容器の一端または両端
が嵌脱自在な蓋によって開閉自在され、前記蓋の閉鎖に
よって外界と隔絶された密封構造の高圧容器がプレスフ
レームによって保持され、これに前記蓋の開閉手段や容
器内への被成形材料の搬出手段、あるいは容器自体の移
動手段が、容器外の外界に露呈状に付帯されて一連の設
備を構成するに止まり、それぞれの操作には多くのハン
ドリング手段が必要とされる。
(発明が解決しようとする問題点) かかる熱間静水圧加圧装置(HIP装置)は多方向の用
途に利用されているのであるが、大量仕度の必要とされ
る被成形材の処理に当っては、現行設備では不充分の点
がある。即ち被成形材料の成形用高圧容器に対する装入
、成形済み材料の取出のための部材や装置は、高圧容器
外の常温、常圧、かつ大気に曝された状態の下で、しか
も多くのハンドリング操作によって行なわれているので
あり、いわばバッチタイプの生産行程に止まるのであり
、また被成形材によってはその成形作業に当って、特定
のガス雰囲気を必要とする場合もあるが、これに対して
もその都度、対策を講することになるのできわめて手間
が掛る。一般にこの種の超高圧熱間加圧に当っては、被
成形材料の容器内装入、容器における昇温、昇圧、同杖
態の所定時分の保持、次いで降温、降圧、成形体の取出
しという一連の作業工程から成るが、生産性の向上のた
めには、この各作業を間欠的にでなく連続的な流れとし
て各工程における待ち時間の短縮、あるいは待ち時間を
利用して準備作業をそれぞれ独自に進行させる等の要件
を満足させねばならないが、従来設備ではこれを望むこ
とができない。このさい考えられることは、成形用高圧
容器を挟んで必要な前処理作業や後処理作業のためのス
テーションを直列状に配設し、容器を含めて各ステーシ
ョンに渡って共通の搬送部材を設置し、この搬送部材に
よって被成形材料を各作業部位に順列的に移動さ、せる
ことも考えられるが、これによれば全体の装置が大型化
し、かつ唯一の搬送部材によること、従って、成形用高
圧容器への材料の装入、取出口は1つとせざるを得ない
ので、HIP処理の連続性に欠ける点で、尚問題点が残
るのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の問題点を解決するために、成形用高圧容
器に被成形材の挿入専用開口と成形体の取出専用開口を
設け、両開口に高圧容器と同等の圧力保持機能を持ち、
かつ被成形材料または成形体の受取、搬送、出入機構を
持つ中継用圧力容器をそれぞれ連結し、かつ被成形材供
給用および成形体取出用圧力容器を具備することにより
、HIP処理の連続性を向上させ、かつ一連の必要作業
をきわめて効率的に連続自動化可能としたものであり、
具体的には、少なくとも1個のかっ与圧手段を具備した
成形用高圧容器と、少なくとも2個のかつ同じく与圧、
手段を具備した中継用圧力容器と、最初の中継用圧力容
器および最後の中継用圧力容器にそれぞれ付設されかつ
同じく与圧手段を具備した被成形材供給用圧力容器およ
び成形体取出用圧力容器とから構成され、前記成形用高
圧容器は断熱層および加熱源を具備した成形室を有する
容器の一端開、口が被成形材挿入口とされるとともに他
端、開口は成形体取出口とされ、該挿入口および取出口
はそれぞれ・前記中継用圧力容器に各別に連通され、前
記中継用圧力容器は何れも被成形材および/または成形
体の受取、搬送、挿入各手段を内蔵するとともに、前記
成形用高圧容器の挿入口または取出[1への開閉蓋を具
備することにあり、更には少なくとも2個以上のかつ与
圧手段を具備した成形用高圧容器と、少なくとも3個以
」−のかつ同しく与圧手段と具備した中継用圧力容器を
備えるものにおいて、前記各成形用高圧容器における加
熱温度がそれぞれ相違されることにある。
(作 用) 本発明の技術的手段によれば、第1図乃至第5図におい
て、成形用高圧容器1aは両端開口の筒形とされ、第1
図向って左側の一端開口は被成形材9の挿入口11とさ
れるとともに、右側の他端開口は被成形材9の取出口1
2とされ、容器1aの内部には断熱層2を介して加熱源
としてのヒータ3の他、被成形材9の受台10が設置さ
れて成形室を形成するのであり、また該容器1aには圧
媒給排管路8aが所要バルブ8dとともに付設される。
かかる成形用高圧容器1aの前記挿入口11側に、該挿
入口11と連通ずる中継用圧力容器1dが連結固定され
るとともに、取出口12側にも同じく該取出口12と連
通する中継用圧力容器1gが連結固定され、両圧力容器
1d。
Igにはその内部を前記高圧容器1aと同等の圧力条M
に維持できるように、圧媒給排管路8bが所要バルブ8
dとともに付設され、挿入口ll側の中継用圧力容器1
dには挿入口11を開閉自在に密封する蓋4aを、娘容
器1dに装設した駆動シリンダ5aのピストンロッド5
a’ に取付けるとともに、該ピストンロッド5a1 
を中空ロッドとして、該ロッド5a’ と同行兼単独進
退自在なブツシュロッド6aを同心に装設し、該ブツシ
ュロッド6aに高圧容器la内の受台10上に被成形材
9を移送するための移送テーブル7dを設け、また容器
1dの底部側には、同じく被成形材9を下方から上方に
向って移送するための移送テーブル7aを、該容器1a
の底部側に装設した駆動シリンダ5eのピストンロッド
5e+ に取付けて垂直昇降自在に設けるのである。
取出口12側の中継用圧力容器1gには、取出口12を
開閉自在に密封する蓋4bを、該容器1gに装設した駆
動シリンダ5bのピストンロッド5b’ に取付けると
ともに、前記蓋4bには高圧容器la内の受台10上の
被成形材9を外部に取出すための移送テーブル7eが付
設され、また該容器1gの底部側には、成形済みの被成
形材9を、h方から下方に移送するための移送テーブル
7bを、該底部側に装設した駆動シリンダ5eのピスト
ンロッド5e’ に取付けて垂直昇降自在に設けるので
ある。
図例のように装置全体が、1個の成形用高圧容器1aと
、その両隣りに連設される2個の中継用圧力容器1d、
 Igとによって完結する型式の場合、最初の中継用圧
力容器となる圧力容器ld側には、前述した移送テーブ
ル7aと対応する位置の一側に、被成形材9の供給用圧
力容器’lhを連通状に設置し、両端開口の該容器1h
における第1図向って左側の入口開口には着脱自在に人
口蓋4cを設け、容器ld内に連通ずる図向って右側の
出口開口には、出口蓋4dを中継用圧力容器ld側に装
設した駆動シリンダ5cのピストンロッド50′ に取
付けることによって、進退開閉自在に密封させるのであ
り、また該容器1hにはその内部を成形用高圧容器1a
および中継用圧力容器1dと同等の圧力条件下に維持で
きるように、圧媒給排管路8cを所要バルブ8dととも
に付設し、出口1i4dには容器Ih内の被成形材9を
中継用圧力容器1d内に移動させるための移送テーブル
7cを付設するのである。同様に最後の中継用圧力容器
となる圧力容器1g側には、前述した移送テーブル7b
と対応する位置の一側に、成形済みの被成形材9の取出
用圧力容器1kを連通状に設置し、両端開口の該容器1
kにおける第1図向って右側の81 D開口には出口1
i4dを着脱自在に取付け、容器1g内に連通ずる図向
って左側の入口開口には、人口蓋4cを中継用圧力容器
1g側に装設した駆動シリンダ5dのピストンロッド5
d’ に取付けることによって、進退開閉自在に密封さ
させるのであり、前記ピストンロッド5d’ を中空と
して、該ロッド5d゛と同行兼単独進退自在なブツシュ
ロッド6bを同心に装設し、該ブツシュロッド6bに圧
力容器1に内の成形済み被成形材9を、容器1に外に押
出す移送テーブル7fを付設するとともに、圧力容器1
kにもその内部を成形用高圧容器1aおよび中継用圧力
容器1gと同等の圧力条件下に維持できるように、圧媒
給排管路8cを所要バルブ8dとともに付設するのであ
り、これによって以下のような111 P処理操作を連
続かつ自動化、効率丁のもとに進行さセることが出来る
のである。即ち第1図における状態は、成形済み被成形
材(成形体) 9a、9b、9cの3個が成形体取出用
圧力容器1に内に収容され、また成形用高圧容器la内
においては、3個の被成形材9d、9e、9fがHIP
処理を受けて居り、また被成形材供給用の圧力容器ih
内には、次にHI P処理を受けるべき3個の被成形材
9g、9h、9jが収容されている状態を示している。
従って、成形用高圧容器1aにおける所要のHIP処理
が完了すれば、第2図以下第5図に亘って示す処理サイ
クルが開始される。尚説明の便宜上、第2図以下におい
ては、前記した各被成形材9a〜9jは先行順に符号1
〜■によって代替表示し、また図面においても必要構造
、部材のみを摘示するに止める。第2図に示すように成
形用高圧容器1aにおけるHIP処理が完了すれば、成
形用高圧容器1aにおいては、降温、減圧後、駆動シリ
ンダ5aを介して蓋4aおよびブツシュロッド6a (
移送テーブル7dを含む)が共に後退して挿入口11が
開口され、中継用圧力容器1 g 1ltl+において
は、その取出用圧力容器1kにおいて、出rlli4d
を取外し、入口蓋4cは閉鎖状態のまま、ブツシュロッ
ド6b (移送テーブル7fを含む)のみを駆動シリン
ダ5dによって単独前進させて、成形体I、■、■を容
器外に押出し状に搬出する作業が行なわれ、他方の中継
用圧力容器ld側においては、前記蓋4aおよびブツシ
ュロッド6aの後退動作の他、その供給用圧力容器1h
においては、先ず大口蓋4dを駆動シリンダ5Cを介し
て後退させることにより、人口蓋4dを設けである移送
テーブル7cによって被成形材■、■、■を移送テーブ
ル7aの上方に引出し、次いで移送テーブル7aを−L
昇させることによって、移送テーブル7c上の被成形材
■〜■を図示のように移送テーブル7a上に受取るので
ある。引続き第3図に示すように、中継用圧力容器1g
側においては、成形体■〜■を装置外に押出した入[]
蓋4cおよびブツシュロッド6bがともに図示位置に後
退し、成形用高圧容器1aにおいては、駆動シリンダ5
bによって取出[112の蓋4b (移送テーブル7e
を含む)の後退によって成形体■〜■を図示位置のよう
に中継用圧力容器1g内に引出すので、これとともに駆
動シリンダ5eを介し移送テーブル7bを上昇させて、
前記蓋4bの移送テーブル7e上の成形体■〜■をテー
ブル7b上に受取るのであり、また他方の中継用圧力容
器ld側においては、移送テーブル7aを上昇させ、被
成形材■〜■を成形用高圧容器1aに正対させるととも
に、後退位置にあるブツシュロッド6aが単独前進する
ことによって、その移送テーブル7d上に移送テーブル
7a上の被成形材■〜■を、移送テーブル7aの下降を
介して受取り、引続きブツシュロッド6aを前進させる
ことによって、その移送テーブル7aとともに被成形材
■〜■を成形用高圧容器la内の受台lO上に挿入させ
るのである。続いて第4図に示すように、中継用圧力容
器1dにおいては、移送テーブル7aが下降位置に戻る
とともに、後退位置にある蓋4aが駆動シリンダ5aに
より前進して、成形用高圧容器1aの挿人口11を密封
して前進位置のブツシュロッド6aと合体し、また供給
用圧力容器1hの出口開口を、駆動シリンダ5cによる
出口蓋4d (移送テーブル7cを含む)の前進によっ
て密封閉鎖するのであり、また人口蓋4cを取外して、
次の被成形材x−xiの挿入作業を行なうのである。ま
た他方の中継用圧力容器1gにおいては、第3図におい
て成形体■〜■を受取った移送テーブル7bが駆動シリ
ンダ5eによって、取出用圧力容器1にと対応位置に下
降し、これとともに後退していたブツシュロッド6b 
(移送テーブル7fを含む)が単独前進して、移送テー
ブル7bの下降を介し、該テーブル7b上の成形体■〜
■を移送テーブル7f上に受取り、引続きブツシュロッ
ド6bを前進させて移送テーブル7fとともに成形体■
〜■を取出用圧力容器1に内に挿入する作業を行なうの
であり、また前記移送テーブル7bの下降とともに、駆
動シリンダ5bを介し後退位置にあった1i4bが前進
して、成形用高圧容器1aの取出口12を閉塞密封する
ことになる。従って第5図に示すように、中継用圧力容
器1dにおいて新しい被成形材X−XI(被成形材9に
、9j!、9n+ 7:ある)を、供給用圧力界llh
内に完全に挿入して、閉鎖した出口蓋4dの移送テーブ
ル7ciに位置させ、入[1蓋4cを閉鎖密封するとと
もに、中継用圧力容器1gにおいては、後退位置にある
人口蓋4cを駆動シリンダ5dによって、取出用圧力容
器1にの人口開口に密封閉鎖することによって、第1図
と同様の状態が得られ、かくして成形用高圧容器1aに
おける被成形材■〜■に対するH I P処理作業を、
所要の昇温、昇圧下に開始できるのであり、以下この作
業サイクルを連続反復して行なうのである。これら一連
の作業サイクルの進行に伴なう成形用高圧容器1a、中
継用圧力容器1d、 Igおよび供給用圧力容器1h、
取出用圧力容器Ikにおける内部環境の圧力条件、更に
は作業雰囲気条件は、各自に付設されている所要バルブ
8dを具備した各圧媒給排管路8a、8bおよび8cの
存在により、統一的あるいは独自にそれぞれ自在に制御
できることはいうまでもない。第1図に示した図例のも
のは、1個の成形用高圧容器1aに対し、2個の中継用
圧力容器1d、 Igを連設する最少単位のものである
が、本発明によれば2個1ン−1:の成形用高圧容器と
3個以上の中継用圧力容器による構成も同様にして得ら
れ、複数の成形用高圧容器における加熱温度を相違させ
ることによって、第1図型式の単−HIP処理パターン
に対し、複数のHIP処理パターンを連続的に行なうこ
とも可能である。即ち第6図に示すように、2個の成形
用高圧容器1aおよび1bを用い、両容器la、lbに
おけるヒータ3による被成形材9に対する加熱温度を相
違させ、これによって被成形材9を連続的に両容器1a
、 lbに送って異なるHIP処理内容に付するに当っ
ては、図示のように最初の成形用高圧容器1aにおける
挿入口ll側に、最初の中継用圧力容器1dを連設し、
該容器1dに被成形材9の供給用圧力容器1hを付設し
、成形用高圧容器1aの取出[112側に中継用圧力容
器1eを連設するとともに、この圧力容器1eにおける
下部−側に、次位の成形用高圧容器1bの挿入口11を
連通状に連設し、該高圧容器1bの取出口12側に最後
の中継用圧力容器1gを連通状に連設し、該圧力容器1
gに被成形材9の取出用圧力容器1kを付設することに
よって、容易に目的を達成できるのである。このさい第
6図の各部に付記した符号において、先に第1図に示し
た各符号と同一符号は、何れも同一部材を示しており、
被成形材9の供給用圧力容器1hを有する中継用圧力容
器1dと成形用高圧容器1aとの連設関係構造は、第1
図において説示した供給用圧力容器1hを有する中継用
圧力容器1dとのそれと全く同一である。これに対し中
継用圧力容器1eにおいては、該容器1eの上部側に取
出口12の連通される成形用高圧容器1aの、前記取出
口12のi4bが駆動用シリンダ5bとともに、進退開
閉自在に設けられるとともに、下部側には次の成形用高
圧容器1bの挿入口11に対応して、その蓋4aが駆動
用シリンダ5aとともに、進退開閉自在に設けられ、か
つ該シリンダ5aのピストンロッド5a’ は中空ロッ
ドとされ、ブツシュロッド6aが同行兼単独進退自在に
併設されるのである。またこの成形用高圧容器lbと次
の中継用圧力容器1gとの連設関係構造は、先に第1図
において説示した成形用高圧容器1aと中継用圧力容器
1gとのそれと全く同様で、高圧容器1bと取出用圧力
容器1にとの関係位置が、上下反対となるのみである。
またこの図例では各中継用圧力容器1d、 leおよび
1gにおける各移送テーブル7a、7aおよび7bは、
何れも1個の被成形材9を載せる大きさのものとされて
いる。この第6図に示した状態は、最後の中継用圧力容
器1g内には成形済みの被成形材9aが挿入され、成形
用高圧容器1bにおいては、その成形室内に3個の被成
形材9b、9c、9dが挿入されてHI P処理を受け
ているとともに、更に成形用高圧容器1aにおいては、
その成形室内に3個の被成形材9e、9f、9gが同じ
<HIP処理を受けており、中継用圧力容器1dにおい
ては、その被成形材の供給用圧力容器th内に、新しい
被成形材9hの1個が待機状態にあることを示している
。従って画成形用高圧容器1aおよび1bにおいて、各
ヒータ3による加熱温度を相違させることによって、両
容器1a、lbではそれぞれ異なる熱的条件下のHI 
P処理、即ち複数のHIP処理パターンが連続的に行な
えるのであり、これにより、より高度なfl I P処
理内容を得ることが出来るのである。
以上のように本発明によれば、第1図に示した単式、第
6図に示した複式の何れにおいても、熱間静水圧加圧装
置の実用形態として、本体である成形用高圧容器に対し
、被成形材あるいは成形体の供給、取出機能を有すると
ともに、成形用高圧容器に対する受取、搬送、挿入、引
出機能を具備した中継用圧力容器を、高圧容器の挿入口
および取出口側にそれぞれ各別に配置することにより、
HIP処理作業における前処理および各処理に必要な機
構の全てを、外界と遮断された作業環境内に収納し、高
圧容器と同等の圧力条件、また雰囲気条件を確保し、被
成形材に対しての安定したHIP処理が、連続的かつ効
率的に得られ、1つの成形用高圧容器の挿入口と取出口
において、それぞれ異なる作業工程を同時進行させ得る
ので、適切なタイムスケジュール下の一貫した連続自動
作業を、安全かつ正確、迅速に終了させることができ、
大量生産を実現できる。
(実施例) 本発明装置の適切な実施例構造を、第1図以下において
順次説示する。
第1図に示したものは、1個の成形用高圧容器laと2
個の中継用圧力容器1d、Igおよび両容器1d。
1gに付設する被成形材9の供給用圧力容器1h、取出
用圧力容器1kによって完結する最も基本的な単式の実
施例を示しており、成形用高圧容器1aは、円筒形とさ
れるとともにこれを横位置とし、円筒一端を挿入口11
とし、他端を取出[]12とするのであり、容器内部の
中心位置に被成形材9が位置できるように、支柱13を
介して受台10が軸方向に亘り固定状に設置され、容器
内周面には断熱層2が配設されるとともに、受台10を
囲んで断熱層2の内側に、加熱源としてのヒータ3が設
けられ、14は通電線を示している。これによって図示
のように複数の被成形材9d〜9fを収容させ、これら
に対して同時にHI P処理が行なえるようにしである
この成形用高圧容器1aの前記挿入口11および取出口
12にそれぞれ連通状に連結設置される中継用圧内容器
1d、 Igは、何れも高圧容器1aと同じく円筒形容
器とされ、円筒本体15に内側端盤16および外側端盤
17を閉塞固定して密封状の内部空間を形成する。
成形用高圧容器1aにおける挿入[]11を開閉自在に
密封する蓋4aは、図示のように中継用圧力容器1dに
おける外側端盤17に形成した張山部18に付設した油
圧シリンダ等により駆動シリンダ5aのピストンロッド
5a’ に連結されることにより、挿入[」11に対し
て開閉自在にかつ加圧状に密封されるようにする。この
さい前記ピストンロッド5a’を中空ロッドとし、その
中心にブツシュロッド6aを、該ロッド5a”と同行兼
単独進退自在に挿設するのであり、このためには駆動シ
リンダ5aを2重シリンダ構造とし、例えばピストンロ
ッド5a’ におけるシリンダ5a内のピストンを更に
シリンダ構造とし、該ピストン内にブツシュロッド6a
のピストンを装設する等、既知の構造を用いるのである
。ブツシュロッド6aの前端は頭部6cとし、蓋4aに
形成される係合凹部19に嵌合されることによって、密
耐性を確保するよづにし、また頭部6cには成形用高圧
容器1aにおける断熱層2と対応し断熱層2が付設され
るとともに、被成形材9を支持するための移送テーブル
7dが突出杖に付設される。また前記した蓋4aおよび
これと合体するブツシュロッド6aの両者は、第2図に
示されるように、後退時には張山部18の内側凹所内に
位置し、後述する移送テーブル7aとの干渉が生じない
ようにされる。また取出口12を開閉自在に密封する蓋
4bは、中継用圧力容器1gにおける外側端盤17に同
様に形成した張山部18に付設した駆動シリンダ5bの
ピストンロッド5b’ に付設され、開蓋4bの前面に
は成形用高圧容器1aの断熱層2と対応する断熱層2が
付設され、また被成形材9を支持するための移送テーブ
ル7eが突設され、取出口12を加圧密閉するようにさ
れるのであり、また1i4bは第3図示のように、後退
時には前記張出部18内に引き込まれ、移送テーブル7
bとの干渉が生じないようにされる。この第1図実施例
では、最少の単位、即ち1個の成形用高圧容器1aと2
個の中継用圧力容器1d、 Igによって完結するので
、中継用圧力容器1dは最初の中継用圧力容器に該当し
、また中継用圧力容器1gは最後の中継用圧力容器に該
当することになり、中継用圧力容器1dには被成形材9
の供給用圧力容器lhが、また中継用圧力容器1gには
成形済みの被成形材の取出用圧力容器1kがそれぞれ付
設されることになる。これらの容器1h、1には何れも
円筒本体20の両開口端が入口21、出口22とされ、
中継用圧力容器ld側では出口22側が、また中継用圧
力容器1g側では入日21側がそれぞれ連結されて、円
筒本体20および中継用圧力容器1d、 1g側の円筒
本体15が連通状に付設される。供給用容器1hにおけ
る入口21には入口蓋4cがボルト締結手段等によって
着脱自在に取付けられ、中継用圧力容器1dと連通する
出口22には、出口蓋4dが中継用圧力容器1dの内側
端盤16側に付設した油圧シリンダ等による駆動シリン
ダ5cのピストンロッド50″に連結されて、開閉自在
に加圧密封されるようにするとともに、出口1i4dに
は被成形材9を支持するための移送テーブル7cが突出
状に付設される。これに対し中継用圧力容器1g側の取
出用容器1にの出口22側には出口1(4dが同じくボ
ルト締結手段等によって着脱自在に取付けられ、中継用
圧力容器1gと連通ずる入口21には、中継用圧力容器
1gの内側端盤I6を利用して付設した油圧シリンダ等
による駆動シリンダ5dのピストンロッド5d’ に連
結した人口蓋4cを連結して、該入口蓋4cにより進退
開閉自在に密封するが、このさいピストンロッド5d’
 を中空ロッドとし、該ロッド5d’ 内にブツシュロ
ッド6bを同行兼進退自在に装設し、ブツシュロッド6
bの頭部6cには成形済みの被成形材9を支持する移送
テーブル7fが突出状に設けられるのであり、これら駆
動シリンダ5d、そのピストンロッド5d”、ブツシュ
ロッド6bの構造は、先に成形用高圧容器1aにおける
駆動シリンダ5a、そのピストンロッド58″およびブ
ツシュロッド6aにおけるものと全く同様である。各中
継用圧力容器1d、Ig内に設けられる移送テーブル7
a、7bは、何れも容器1d、 1gに付設される油圧
シリンダ等の駆動シリンダ5eのピストン口ラド5e”
に連結支持されることによって、各供給用、取出用圧力
容器1h、lkと成形用高圧容器1aとの間に亘って進
退昇降自在とされるのである。また各容器1a、ld、
Ig+ lhおよびlkに設けられる圧力媒体のための
給排用管路8a、8bおよび8cと、これらに付設する
バルブ8dは、何れも同一構造であって、このさい用い
る圧力媒体はガス体であることが適当であり、これによ
って特定雰囲気ガスによって各容器内を同一雰囲気とす
る場合にも利便であるが、場合によっては圧力媒体のた
めの給排用管路の他に、特定雰囲気ガスの給排用管路を
所要バルブとともに、各容器に対し設けることも可能で
ある。
以上において述べた成形用高圧容器1a、中継用圧力容
器1d、Igおよび供給用、取出用圧力容器1h。
lk以下における構造は、次に述べる各タイプの実施例
においても共通に採用できる原則的構造である。
第6図に示した実施例は、2個の成形用高圧容器1a、
1bと、3個の中継用圧力容器1d、 let Igに
よるタイプ、即ち複数の成形用高圧容器を用いる場合の
1つであり、この図例では、2個の成形用高圧容器1a
、 Ibを、3個の中継用圧力容器1d〜1gを介し、
直列状にかつ平面的に並設している。最初の中継用圧力
容器となる図示の中継用圧力容器1dと、第1の成形用
高圧容器1aおよび中継用圧力容器1dに付設される被
成形材9の供給用圧力容器1hにおけるそれぞれの具備
する構造並びにこれら3者の関係構造は、同一符号は同
一部材を示しているように、第1図において示した成形
用高圧容器1aおよび中継用圧力容器1d、更には供給
用圧力容器1hの場合と全く同様であるため、その詳細
説明は省略する。前記第1の成形用高圧容器1aと、次
の第2の成形用高圧容器1bとを連結する中間の中継用
圧力容器1eにおける関係構造は、図示のように、第1
の成形用高圧容器1aの取出口12と対応する位置にお
いて、中継用圧力容器le側に蓋4b、これを駆動する
駆動シリンダ5b、ピストンロッド5b°が設けられ、
同容器1eと次の最終の中継用圧力容器1gとの間に、
第2の成形用高圧容器1bが、挿入口11を容器le側
にまた取出口12を容器1g側に連通させて架設し、容
器1eには前記挿入口11と対応する位置に、蓋4aが
駆動シリンダ5a、ピストンロッド5a”を介し、進退
開閉自在に設けられることになる。この第2の成形用高
圧容器tbと、最終の中継用圧力容器1gとの関係構造
は、同じく先に第1図において説示した処の、成形用高
圧容器1aと中継用圧力容器1gにおける関係構造と全
く同様であり、但し第2の成形用高圧容器1bが両中継
用圧力容器1e、 Igの下部に設置するため、成形済
み被成形材9の取出用圧力容器1kが、同容器1gの上
部に設けられる位置的な変更があるのみである。
またこの実施例においては、各中継用圧力容器ld、 
leおよび1gにおける被成形材9の移送テーブル7a
、7aおよび7bが、何れも被成形材9が1個のみを支
持かつ移動させる形状、大きさのものとされ、このため
中継用圧力容器1dにおいては、蓋4aおよび出口蓋4
dを後退時に収容する張出部18.18が両端盤16.
17に形成され、中継用圧力容器1eにおいては蓋4b
および蓋4a、また中継用圧力容器1gにおいては入口
蓋4cおよび蓋4bを、同様に収容する張出部18.1
8が両端盤16.17に形成され、移送テーブル7a、
7bと干渉しないようにされている。
第7図乃至第10図は、第6図実施例によるH I P
処理工程の作動状態をそれぞれ示しており、説明の便宜
−し、第7図以下においては、第6図に示した各被成形
材9a〜9hは先行順に符号夏〜■によって代替表示し
、また図面においても必要構造、部材のみに省略しであ
る。第6図に示した状態は、被成形済みの成形材■が、
中継用圧力容器1gにおける取出用圧力容器1に内に、
ブツシュロッド6bの移送テーブル7fに支持された状
態で存在しており、これに続く第2の成形用高圧容器I
b内において番」、3個の被成形材■、■、■がHI 
P処理を受けている状態にあり、またこれに続く第1の
成形用高圧容器le内においては、同じく3個の被成形
材V、■、■が11 I P処理を受けている状態にあ
り、かつこのさい再成形用高圧容器1a、 Ibにおけ
るヒータ3による被成形材に対する加熱温度は相違して
いることによって、異なるHIP処理パターンが施行さ
れていることになる。また最初の中継用圧力容器1dに
おいては、その供給用圧力容器Ih内に、新しい被成形
材■が外部から挿入され、移送テーブル7c上に載せら
れて待機している状態にある。
従って各成形用高圧容器1a、 lbにおけるそれぞれ
のHIP処理が終了して後、第7図に示すように、中継
用圧力容器1gにおいては、その取出用圧力容器1kに
おける出口蓋4dを取外すとともに、駆動シリンダ5d
側のブツシュロッド6bのみを前進させ、移送テーブル
7f上の成形済み被成形材lを外部に排出させる。また
第2の成形用高圧容器1bの取出口12を閉鎖している
1I4bが駆動シリンダ5bによって後退し、これとと
もに移送テーブル7bが開放された取出口12と正対位
置に上昇し、次いで成形用高圧容器1bにおける挿入口
11を閉鎖している蓋4aと合体しているブツシュロッ
ド6aが単独前進し、容器le内の成形済み被成形材に
おける最先の被成形材■の1個のみを容器1bの取出口
12より移送テーブル7b上に移送して止まるのであり
、更に中継用圧力容器1dにおいては、第1の成形用高
圧容器1aの挿入口11を閉鎖している蓋4aが、駆動
シリンダ5aを介してブツシュロッド6aとともに後退
して、挿入[111を開放し、これとともに中継用圧力
容器1dには付設した供給用圧力容器ihにおいては、
その出口22を閉鎖している出口蓋4dが駆動シリンダ
5cを介して後退し、出口蓋4dの新しい被成形材■を
搭載している移送テーブル7cが移送テーブル7aと正
対位置に来り、移送テーブル7aにより新しい被成形材
■を受取り、出口蓋4dは図示のように完全に後退する
。次いで第8図に示すように、中継用圧力容器1gにお
いては、取出用圧力容器1kにおける出口22への出[
1蓋4dの取付は固定、ブツシュロッド6bの後退、次
いで同ロッド6bとともの人口蓋4cの後退が行なわれ
て入口21を開放し、次いで成形済み被成形材■を搭載
した移送テーブル7bが上昇して前記入口21と正対す
る各動作が行なわれ、これとともに中継用圧力容器1e
においては、その成形用高圧容器1bにおけるブツシュ
ロンドロaの後退、次いで同ロッド6aとともの蓋4a
の後退による挿入口11の開放、同じく上位の成形用高
圧容器1aの取出口12を閉鎖している蓋4bの駆動シ
リンダ5hを介しての後退による取出口12の開放が行
なわれ、続いて移送テーブル7aの成形用高圧容器1a
の取出口12と正対位置への上昇、更に一ト昇した移送
テーブル7a−):へ、中継用圧力容器ld側に設けら
れ後退している蓋4aのプソシュロソV’6aが単独前
進して、成形用高圧容器le内における被成形材V〜■
の内、最先の被成形材■の1個のみを押出して移載する
動作が行なわれ、被成形材■を押出したブツシュロッド
6aは、再び第7図示位置に戻る。同時に中継用圧力容
器1dにおいでは、前記ブツシュロッド6aの再後退と
ともに、第7図において既に新しい被成形材■を搭載し
た移送テーブル7aが駆動用のシリンダ5eを介して開
放された挿入口11と正対位置に−L昇し、再後退位置
にあるプッシュロソF6aが再び単独前進し、第8図示
のように同移送テーブル1aU−の被成形材■を、成形
用高圧容器le内に、前進している被成形材■、■の後
尾位置へ挿入するのである。挿入とともに移送テーブル
7aは旧位置に下降する。
次いで第9図に示すように、中継用圧力容器1gにおい
ては、取出用圧力容器1にの入F121と正対位置に−
1−昇した移送テーブル7b−七の成形された被成形材
IIを、駆動シリンダ5d側における後退している大口
蓋4cと合体しているブツシュロッド6bの単独前進、
また取出用圧力容器1にの出1122における出口1(
4dの取付閉鎖を介し、同容器1に内への挿入動作が行
なわれ、また中継用圧力容器1eにおいては、上昇して
成形用高圧容器1aからの被成形材■を受取った移送テ
ーブル7aが駆動シリンダ5eを介して下降し、同テー
ブル7aを挿入口1]が開放された成形用高圧容器1b
における前記挿入口11と正対位置に停止トされ、同容
器1bの挿入口11用蓋4aと合体して後退位置にある
ブツシュロッド6aを単独前進さ−U、同ロッド6aに
付設した移送テーブル7dを介し、移送テーブル7a上
の被成形材Vを、成形用高圧容器lb内において前進位
置にある被成形材■、■の後尾に位置するように挿入す
るのであり、移送テーブル7aを旧位に下降させ、また
被成形材■、■が前進位置にある成形用高圧容器1aに
おける取出「112に、駆動シリンダ5bを介して蓋4
bを閉鎖、密封ず作業を行なうのである。また中継用圧
力容器1dにおいては、新しい被成形材■を運んだ移送
テーブル7aの下降とともに、新しい被成形材■の挿入
された成形用高圧容器laにおける挿入[111を、駆
動シリンダ5aを介する蓋4aの前途閉合によって、ブ
ツシュロッド6aと合体して挿入[]11を閉鎖、密封
し、また供給用圧力容器1hにおいては、駆動シリンダ
5cを介し、出[二1蓋4dを出[122に閉鎖、密封
させ、同時に同容器1hにおける人口蓋4cを取外し、
次の新しい被成形材■のために入「121を開放するこ
とになる。従って最終工程として、第10図に示すよう
に、中継用圧力容器1gにおいては、移送テーブル7b
の下降とともに、駆動シリンダ5bを介し、蓋4bを成
形用高圧容器1bの取出口12に閉鎖、密封し、中継用
圧力容器1eにおいては、前記成形用高圧容器1bにお
ける挿入口11に対し、駆動シリンダ5aを介して蓋4
aを、ブツシュロッド6aと合体状に閉鎖、密封し、中
継用圧力容器1dにおいては、次の新しい被成形材■を
供給用圧力容器lh内へ挿入し、出口蓋4dに付設した
移送テーブル7c上にセットする操作が行なわれ、入り
蓋4cの入口21に対する閉鎖、砲付けによって、1個
の被成形材の取出しに伴なう新しい1個の被成形材の補
給、成形用高圧容器1a、lb間における被成形材の移
動転送という一連の処理操作を、同時進行的に連続して
行なうことが可能である。このさい各容器1a、 1b
、 1d。
le、 tg、更には容器1h、 lkにおける各圧力
操作あるいは雰囲気ガスの保持操作は、先に第1図実施
例において述べたと同様に、各自に付設されたそれぞれ
バルブ8dを具備する圧媒給排管路8a、8b、8cに
よって、統一的にまた各自切替選択自在に制御できるこ
とはいうまでもない。この実施例によれば内成形用高圧
容器1a、lbにおける各加熱温度を相違することによ
り、複数のHIP処理パターンの連続的な施行が容易に
可能であり、第1図実施例の単一処理パターンに対し、
より高度な処理内容が得られ、また被成形材9の成形用
高圧容器1a。
1bにおける挿入、取出回数は増加するが、中継用圧力
容器1d〜1gはコンパクト化でき、装置全体の巨大化
を避けることができる。
第11図に示した実施例は、第6図実施例においては、
複数の成形用高圧容器1a、 lbを設置面内において
、平面的に直列配置したものであるに対し、複数の成形
用高圧容器を設置面内において、上下方向に亘り立面的
に直列配置したものであり、図例では3個の成形用高圧
容器1a、 lb、 lcと、4個の中継用圧力容器1
d、 le、 If、 Igとから成るものを示してい
る。即ち第11図において、第1.6図各実施例と同一
符号は何れも同一部材を示しているが、第1の成形用高
圧容器1aの挿入口11側に最初の中継用圧力容器1d
を取付け、取出口12側に次の中継用圧力容器1eを取
付けるに当り、図示のように挿入口11は中継用圧力容
器1dの上部位置に取付け、取出口12は中継用圧力容
器1eの下部位置に取付けることによって、一対の中継
用圧力容器1d、1eは左右段違い状に並設されること
になる。従って第2の成形用高圧容器1bは、その挿入
口11と取出口12を、第1の成形用高圧容器1aのそ
れと反対向きとし、中継用圧力容器1eの上部に挿入口
11側を連結し、取出1112側を前記した最初の中継
用圧力容器1dの直」−に配置した中継用圧力容器11
の下部に連結するのであり、更に第3の成形用高圧容器
1cは、その挿入1−’l 11および取出[旧2を、
第1の成形用高圧容器1aのそれと同一の向きとし、こ
の第3の成形用高圧容器1cの挿入[111を、前記中
継用圧力容器1fの上部に連結し、取出口12は先に述
べた中継用圧力容器1eの直上に配置した中継用圧力容
器1gの下部に連結することによって、3個の互いにそ
の挿入「111、取出[112の向きを反対とした成形
用高圧容器1a、 lhおよび1cを、これら成形用高
圧容器1a、 lb、 lcの左右両側に配置される各
2個の中継用圧力容器1d、lfおよびle、 Igに
よって、上下方向に亘り積層状にかつ直列に配置するご
とにより、その設置面において平面的な占有スペースを
最少として、立体的にかつコンパクトに装置を構成でき
ることは明らかである。
従って最初の中継用圧力容器1dの下部には、被成形材
9の供給用圧力容器1hを設置し、また最終の中継用圧
力容器tgの上部には、被成形材9の取出用圧力容器1
kを設置することになる。従ってまた最初の中継用圧力
容器1dには、成形用高圧容器1aのための蓋4a、ブ
ツシュロンドロaが駆動シリンダ5aとともに、また供
給用圧力容器1hのための出口蓋4dが駆動シリンダと
ともに設けられ、かつ被成形材9のための移送テーブル
7aが設けられる。
中間の中継用圧力容器1e、 Ifにおいては、それぞ
れ成形用高圧容器1a、lb 、成形用高圧容器1b、
lcのための、各蓋4a、4b %ブツシュロッド6a
、6h 。
駆動シリンダ5a、5bが設置されるとともに、被成形
材9の移送テーブル7aが設けられ、このさい中継用圧
力容器1fにおいては移送テーブル7aおよびその駆動
シリンダ58は、スペース上、容器1fの上部に配設さ
れる。最終の中継用圧力容器igにおいては、成形用高
圧容器1cのための蓋4bが駆動シリンダ5bとともに
、また取出用圧力容器1にのための、出口蓋4dとブツ
シュロッド6bとが駆動シリンダ5dとともに設けられ
、また成形済み被成形材9のための移送テーブル7bが
駆動シリンダ5eとともに、かつ同じくスペース上、容
器1.8の上部に配設され、各部材個々の構造は先記実
施例と同様のため、その説明は省略し、この図例では移
送テーブル7として、被成形材9の1個のみを支承する
形状、大きさのものとされたものを示している。この実
施例における操作手順は、第6図実施例に示したものと
、成形用高圧容器1cおよび中継用圧力容器trを増加
したに止まるので、その説示は省略する。
図例では被成形材9として代替符号[−XIに亘ってそ
れぞれ示しているが、取出用圧力容器1kにおける成形
済み被成形材■の取出しとともに、成形用高圧容器1c
における被成形材■の取出し、取出されて生じるスペー
スへの、成形用高圧容器1bにおける1個の被成形材■
の取出しと挿入、被成形材■の取出しによって生じた容
器1bのスペース内に、成形用高圧容器1aにおける1
個の被成形材■の取出しと挿入、被成形材■の取出しに
よって生じた容器1aのスペース内に、供給用圧力容器
1hからの新しい被成形材■の挿入動作が逐次行なわれ
るのである。
以−Eに述べた各実施例では、何れもその成形用高圧容
器は横型のものを用いているのであるが、本発明は勿論
縦型の成形用高圧容器に対しても適用できるのであり、
第12図にその実施例の1つを示している。同図に示し
たものは、第11図実施例と同じく、3個の成形用高圧
容器1a、 lb、 lcと、4個の中継用圧力容器1
d、 le、 If、 Igとから成るものを示してお
り、また図において第1.6.11図と同一符号は何れ
も同一符号を示しているが、3個の成形用高圧容器1a
〜1cは、何れも両端を開口した円筒を縦位置とし、そ
の一端を挿入口11とし、他端を取出口12とするとと
もに、内部を断熱層2を介して加熱源であるヒータ3を
具備した成形室とするのであり、図示のように第1の成
形用高圧容器1a、第2の成形用高圧容器1b、第3の
成形用高圧容器1cを、何れもその軸心を平行させて直
列に配置し、最初の中継用圧力容器1dの上部−側に供
給用圧力容器1hを同じく縦型に取付け、同容器lhの
入口21に人口蓋4Cを着脱自在に取付けるとともに、
容器内部と連通状に取付けられた出口22には、同容器
1hの下部−側に対応して設けた駆動シリンダ5cのピ
ストンロッド5c’ に付設した出口蓋4dを開閉自在
に密封させるとともに、容器1dの上部他側には供給用
圧力容器1hと並んで第1の成形用高圧容器1aの下部
開口である挿入口11を容器ld内と連通状に固設し、
この挿入口11を開閉自在に密封する蓋4aを、容器1
dの下部他側に付設した駆動シリンダ5aのピストンロ
ッド5a’ に付設するのであり、同ロッド5a’ を
中空ロッドとして、ブツシュロッド6aを同行単独進退
自在に取付ける。第1の成形用高圧容器1aにおける取
出口12は、次の中継用圧力容器】eの下部−例に連通
状に固設し、取出口12を開閉自在に密封する1i4b
は、同容器1eの上部−側に対応して付設した駆動シリ
ンダ5bのピストンロッド5b’ に取付けるとともに
、同容器1eの下部他側に、第1の成形用高圧容器1a
と並んで配置した第2の成形用高圧容器1bの挿入口1
1を連通状に固設し、同挿入口IIを開閉自在に密封す
るll4bを、同容器1bの上部他側に付設した駆動シ
リンダ5bのピストンロッド5b″に付設し、この第2
の成形用高圧容器1bの取出口12は、最初の中継用圧
力容器1dと並んで設ける中継用圧力容器】fの上部−
例に連通状に固設し、同取出口12を開閉自在に密封す
る蓋4aを、同容器IFの下部−側に対応付設した駆動
シリンダ5aのピストンロッド5a’ に付設し、同ロ
ッド5a+ を中空ロッドとして、ブツシュロッド6a
を同行兼単独進退自在に内挿し、同容器Ifの上部他側
に、第2の成形用高圧容器1bと並んで配置した第3の
成形用高圧容器1cの挿入口11を連通状に固定、この
挿入口1]を開閉自在に密封する蓋4aを、同容器If
の下部他側に付設した駆動シリンダ5aのピストンロッ
ド5a’ に付設し、同ロッド5a’を中空ロッドとし
て、ブツシュロッド6aを同行兼進退自在に内挿し、こ
の第3の成形用高圧容器1cの取出口12は、前記中継
用圧力容器1eと並んで設ける最後の中継用圧力容器1
gの下部−側に連i!l状に固定し、同取出口12を開
閉自在に密封するI[4bを、同容器1gの上部−側に
対応して付設した駆動シリンダ5bのピストンロッド5
b’ に付設するのである。更に同容器1gの上部他側
には、取出用圧力容器1にの入口21を連通状に固設し
、同人[12]を開閉自在に密封する入口ll4cを、
同容器Igの下部他側に対応付設した駆動シリンダ5d
のピストンロッド5d’ に連結し、同ロッド5d’ 
を中空ロッドとして、ブツシュロッド6bを同行兼単独
進退自在に内挿するとともに、圧力容器1にの出口22
には出口M4dを着脱自在に取付けるのである。更に以
上の各中継用圧力容器1cl、 Ie、 lf、 Ig
には、図示のようにそれぞれの容器内で被成形材の搬送
移動を行なうための各移送テーブル7a、 7a、 7
a、 7bか、何れもそれぞれの駆動シリンダ5eのピ
ストンロッド58″に保持されることによって、水平方
向に進退自在に設けられることによって、縦型の成形用
高圧容器を用いる場合においても、本発明装置が全く同
様に得られることになる。この実施例において被成形材
が図示されていないのは、縦型の場合、被成形材9は縦
型成形用高圧容器1a=1c内を上下して移動されるた
め、被成形材9は、図示のように−E部開口、下部有底
の円筒体である収容容器23内に収納して取扱うため省
略してあり、ここでは便宜上、各容器23に被成形材を
意味する代替え符号I〜■を付記して表示している。こ
れらの収容容器23の上部開口には何れも吊環24が付
設され、これと対応して−E側の各中継用圧力容器1e
、1gにおける蓋4bの下面には、前記吊環24と係脱
自在に係合する吊フック25が付設されることによって
、成形用高圧容器1a=1cにおける容器23の挿入、
取出を行なうようにし、また下側の各中継用圧力容器1
d、 Ifにおいては、各ブツシュロッド6aの頭部6
Cによって、収納容器23の底部を支承することによっ
て、各成形用高圧容器18〜1cにおける出入を行なう
ようにするのである。その他の各部分構造については、
先に第1図、第6図および第11図に説示した各実施例
のそれと全く同様であるため、ここではその説示を省略
する。
この縦型成形用高圧容器18〜1cの複数を用いた実施
例におけるHIP処理操作手順は、先に述べた第6、第
11図実施例におけるそれと同様であり、簡単に概要の
みを説示する。第12図の状態から最先の成形済み被成
形材■の入った収容容器23の装置外取出しと、最後尾
の新しい被成形材■の入った収容容器23の第1の成形
用高圧容器1aへの挿入までを述べると、最終の中継用
圧力容器1gにおいて、取出用圧力容器1にの出口ll
4dを取外して、同容器1に内の収容容器23を、駆動
シリンダ5dによりブツシュ11ソド6bを単独上昇さ
せることによって、同容器23を取出すとともに、同中
継用圧力容器1gにおける駆動シリンダ5bのピストン
ロッド5b’ を上昇させることにより、蓋4bを開放
すれば、吊フック25、吊環24を介し、被成形材Hの
入った収容容器23も同行上昇して容器1g内へ吊り出
される。
従ってこの収容容器23は、取出用圧力容器1kにおけ
るブツシュロンドロb、出ロ蓋4dの下降、駆動シリン
ダ5eによる移送テーブル7bの前進による容器23の
受取、同テーブル7bの後退による出口蓋4dにおける
ブツシュロンドロb上への移載、ブツシュロッド6b、
蓋4dの上昇による取出用圧力容器1に内への搬送作業
が進行し、また中継用圧力容器If側では、前記被成形
材■の入った収容容器23を取出した成形用高圧容器1
cにおける挿入口11の蓋4a、ブツシュロッド6aを
下降させるとともに、前記成形用高圧容器1cに隣る成
形用高圧容器1bの取出口12を閉鎖している114a
、ブツシュロッド6aを下降させることにより、同日ソ
ド6aに支承された被成形材■の入っている収容容器2
3を取出すことができる。従ってこのを出した収容容器
23を、容器1fの移送テーブル7aを前進させて受取
り、同テーブル7aを成形用高圧容器lc側に後退させ
、下降している蓋4aのブツシュロッド6a上への収容
容器23の移載、ブツシュロッド6a+蓋4aの上昇に
よる同容器23の成形用高圧容器lc内への挿入、閉鎖
、蓋4bの閉鎖が進行する。成形用高圧容器1bにおけ
る蓋4a。
ブツシュロッド6aの閉鎖とともに、中継用圧力容器l
c側では前記成形用高圧容器1bにおける挿入口11の
l!f4bの上昇開放、成形用高圧容器1aにおける取
出口12の蓋4bの上昇開放による吊フック25、吊環
24を介する被成形材■の入った収容容器23の同行吊
り出しが行なわれ、従ってこの吊り出された収容容器2
3を中継用圧力容器1eに設けた移送テーブル7aの前
進により受取り、これを成形用高圧容器lb側への移送
、同容器lb内へ蓋4bの下降を介し°この挿入と閉鎖
が進行する。一方被成形材Vの入った収容容器23を取
出した成形用高圧容器1aにおける蓋4bの閉鎖ととも
に、中継用圧力容器lc側では、その成形用高圧容器1
aにおける挿入口11を閉鎖している蓋4a、ブツシュ
ロンドロaを下降させるとともに、供給用圧力容器ih
における出口22の出口1114dを下降させることに
より、開蓋4d上に載っている被成形材Vの入った収容
容器23を容器lc内に下降させ、次いで容器lc側に
設けた移送テーブル7aを前進させ、下降した収容容器
23を受取り、同テーブル7aを成形用高圧容器18側
に移動させ、下降しているI4aのブツシュロッド6a
上に移載し、同ロッド6a、蓋4aの上昇により、成形
用高圧容器lc内への収容容器23の挿入、閉鎖が進行
し、また供給用圧力容器lb側では、出口蓋4dの閉鎖
、入口蓋4cの取外しと次の新しい収容容器23の挿入
が行なわれることになるのであり、またこれらの諸動作
は、各成形用高圧容器1a、 lb、 lcおよび中継
用圧力容器1a+1e+1r+1g %更には供給用圧
力容器1bおよび取出用圧力容器1kにおいて、同時的
に進行されるのであり、また各成形用高圧容器18〜1
c、各中継用圧力容器1d〜1g、供給、取出用圧力容
器1h。
lkにおける同一圧力条件、同一雰囲気の維持、調節操
作も、横型の場合と同様に、各内容器に付゛設したバル
ブ8dを有する圧媒給排管路8a、8b、8cによって
容器に制御できることはいうまでもない。
各中継用圧力容器1d、le、If、Igに設けられる
各移送テーブル?a、 7a、 7bは、何れも二叉の
フォーク状のテーブル形態で、収容容器23の底部両側
下面を支承して移動させるものとする。この成形用高圧
容器1a〜1cは、同一構造、同−向きに並設し、−り
下開口を互い違いに挿入口、取出口として用いる。
その他については完配した各実施例と同様であることは
いうまでもない。またこの実施例の場合、その中継用圧
力容器1d〜1gは必ずしも円筒体である必要はなく、
角形ボックス形態であっても差支えない。
前記各実施例の内、第1.6.11図に示された横型の
本発明装置における各移送テーブル78〜7fを、被成
形材9との授受関係の構造実施例を、第13図乃至第2
1図に亘って説示する。
第13図乃至第21図に亘って示したものは、第6図に
おいて示した複数の成形用高圧容器1a、 lbを用い
、かつ被成形材9の1個を移送テーブル7aによって移
動させる場合のものであり、第13図に示すように被成
形材9は1III置台26に載せた状態で取扱うのであ
り、載置台26は図示のように断面樋形とされて被成形
材9を安定に保持するようにし、これ9二対し最初の中
継用圧力容器1dに付設される供給用圧力容器1hにお
ける出口蓋4dに突設される移送テーブル7cは同図の
B−B断面図に示されるように、載置台26の底面両側
を台の長手方向に亘って支承する二叉のフォーク状とさ
れる。第13図において、最初の中継用圧力容器1dに
おける移送テーブル7aは、前記載置台26の底面中央
部分を支承スる細長いプレート形態とされ、このさい移
送テーブル7cとの干渉を避けるため、載置台26の底
面に突部27.27を般けるようにしてもよい。前記移
送テーブル7aと成形用高圧容器1aとの配置関係は、
第14図に示すように、中継用圧力容器1dの中心を通
る垂直な線上に成形用高圧容器】aと供給用圧力容器1
hとを配設し、従って移送テーブル7aを駆動シリンダ
5eを介し、垂直に昇降させ、両容器la、 lb間の
必要移動を行なうようにしてもよく、また第15図に示
すように、他との関係上、成形用高圧容器1aと供給用
圧力容器1hとが一ト下方向において斜めの関係位置に
ある場合でも、駆動シリンダ5eを斜設し、ヒストンロ
ッド5e’ を斜めに進退させ、両容器1a、Ih間を
移動させることも可能であり、但しこの場合そのテーブ
ル7aは、図示のように被成形材9および載置台26を
水平に支承できる形状、構造のものとすることが必要で
ある。この移送テーブル7aの構造は、第21図に示し
た中間の中継用圧力容器1eにおける移送テーブル7a
、更には最後の中継用圧力容器1.における移送テーブ
ル7bにおいても同様である。第13図および第21図
において示される成形用高圧容器1a、1bにおいて、
容器1a+ tb内に設けられる受台10は、断熱層2
、ヒータ3によって囲まれた成形室内の長手方向に亘っ
て、図例では3個の被成形材9をそれぞれの載置台26
を介して支承するのであり、このため受台10は移送テ
ーブル7aと同様に、sl置台26の底面中央を支承す
る細長いテーブル形態とされ、支柱13によって固定状
に設置される。第13図においてその成形用高圧容器l
a内に、挿入口11より被成形材9を載置台26ととも
に挿入するための、WiAa側と同行兼単独進退自在に
設けられたブツシュロッド6aの頭部6cに突設される
移送テーブル7dは、第16、I7.18図に示すよう
に、移送テーブル7aにより下方から上昇してくる被成
形材9および載置台26との干渉を避けるため、回動開
閉型式の構造とされる。即ち移送テーブル7dは二叉の
フォーク状とされ、一対のテーブル片7d’、7d’ 
は略L、形とされ、L形基部の−り端が頭部6C側にピ
ン軸28 、28によって何れも揺動自在に支持され、
頭部6cの前記基部内側と係合する位置に挿通孔29.
29を開設し、ブツシュロンドロaと前記頭部を含めて
合体する蓋4a側に前記挿通孔29.29に挿脱自在の
作動ピン30゜30を突設し、第17図のように114
aがロッド6aの頭部6c側と合体した時、その作動ピ
ン30.30が挿通孔29.29内に挿通され、同ピン
30.30の先端側が挿通孔より突出し、各テーブル片
7d’、7d’ のL形の基部を外方に、そのビン軸2
8.28を支点として回動拡開させ、これにより両テー
ブル片7d’、?d’間を被成形材9および載置台26
が支障なく通過するようにし、またブツシュロッド6a
が単独前進する時、第18図のように作動ピン30.3
0が挿通孔29゜29より抜け、これによって開いてい
た両テーブル片7d’、7d’ がピン軸28.28を
支点として自重により回動縮閉することにより、載置台
26の両側底面を支持し、移送テーブル7a上よりの移
載が得られるようにするのであり、この成形用高圧容器
1aの取出口12側の蓋4bの前面に付設される移送テ
ーブル7eは、先に供給用圧力容器1hにおいて述べた
移送テーブル7cと同様、単に二叉のフォーク状のもの
とされる。前記した移送テーブル7d、7eの各構造は
、成形用高圧容器1bにおいても同様であり、またH終
の中継用圧力容器における取出用圧力容器1にのブツシ
ュロッド6bに付設される移送テーブル7fも、前記し
た移送テーブル7dの構造と同様のものとされる。
また以−ヒに述べた第6図実施例に対する第13図乃至
第21図に亘って説示した被成形材9の授受構造の全般
は、第1図実施例および第11図実施例においても同様
に適用されることはいうまでもない。
前記した第13図および第16図、第19図、第20図
に亘って、供給用圧力容器lh内にある被成形材9の、
成形用高圧容器la内への移動を、テーブル間授受を主
として説示すれば、次の通りである。第13図において
、成形用高圧容器1aと中継用圧力容器1dとは、同一
圧力、同一雰囲気に保持されており、供給用圧力容器l
h内に被成形材9を挿入し、入011jt4cを閉じて
、同容器1h内をバルブ8dを有する圧媒(ガス)給排
管路8cにより、ガス置換を行なった後、中継用圧力容
器1dと同圧とし、駆動シリンダ5cにより出口蓋4d
を後退させ、その移送テーブル7cを第16図のように
移送テーブル7aと正対させ、駆動シリンダ5eにより
移送テーブル7aを上昇させることにより、同テーブル
7aは載置台26の底部中央を支持して上昇することに
より、同チープル7a上に載置台26、被成形材9が自
動的に移載されることになる。同時に駆動シリンダ5a
により、成形用高圧容器1aの挿入口11を閉じている
蓋4asブツシュロッド6aが図示位置に後退し、この
さい前記ロンドロBの頭部6cに設けられた移送テーブ
ル7dの各テーブル片7d’、7d’ は作動ピンjo
、aoによって、第17図のように開いた状態にある。
従って移送テーブル7aを引続き上昇させ、同テーブル
7a−ヒのiaz台26、被成形材9を、開かれたテー
ブル片7d’、7d’ の間を通過させ、対応位置に止
めることができる。次いでブツシュロンドロaを単独前
進させることにより、作動ピン30.30の抜は出しと
ともに、テーブル片7d’、7d’ は水平状態に閉じ
て載置台26の両外側の底面下部を支承し、引続きロッ
ド6aを前進させることにより、その移送テーブル7d
上に移載した載置台26、被成形材9は、第19図に示
すように挿入口11から成形用高圧容器la内に入り、
載置台26の底面中央部分が、同容器la内の受台lO
上に乗ることによっそ、第20図に示すようにこの被成
形材9を成形用高圧容器la内に挿入することができ、
この間の移送テーブル7aは旧位に下降復帰し、蓋4a
を駆動シリンダ5aを介して成形用高圧容器1aの挿入
口11に閉鎖するとともに、供給用圧力容器lh側にお
いては、駆動シリンダ5cによる出口蓋4dの、同容器
1hの出口22の閉鎖が既に行なわれているので、同容
器lh内の減圧、ガス置換を行なって後、その人口蓋4
cを開放し、次の新しい被成形材9を載置台26ととも
に挿入し、入口fi4cを閉じることにより、移送テー
ブル7c+7a+7d間における載置台26を介しての
被成形材9の授受と移動、搬送動作が自動的に完結する
のである。
従ってまたこれらの動作は、第21図における中継用圧
力容器1e、中継用圧力容器1g側においても、それぞ
れの移送テーブル7e、 7d、 7a、また移送テー
ブル7b、 7e、 7f間において、同様に行なわれ
ることになる。
第22図乃至第25図に亘って示したものは、第12図
において説示した縦型成形用高圧容器を用いた実施例に
おける吊環24と吊フック25とによる収容容器23の
授受構造およびブツシュロッド6a、6bによる授受構
造を示したものであり、第22図は供給用圧力容器1h
の設置される最初の中継用圧力容器1dを示し、図示の
ように収容容器23の底部は小径底部28とされ、供給
用圧力容器1hにおいては、駆動シリンダ5Cのピスト
ンロッド5c’ に取付けられた出口蓋4dによって、
直接小径底部28を受けるようにされる。従ってこれが
下降した時、移送テーブル7aを二叉のフォーク状とす
ることによって、前記小径底部28の周側対称位置を挟
んで支承し、移送を行なうようにしている。これは他の
移送テーブル7a、7bにおいても同様である。また成
形用高圧容器1a、 lb、 lcにおいて、その挿入
口11乃至は取出口12に下側から挿入して、ブツシュ
ロンドロaで受ける場合、断熱層2を付設したロッド6
aの頭部6cで受けることになる。これは第25図にお
いて示した取出用圧力容器1kにおけるブツシュロッド
6bにおいても同様である。但しブツシュロッド6bは
断熱層2は用いないので、頭部6dによって直接に受け
ることになる。第23図は中継用圧力容器1eにおける
成形用高圧容器1a、 ibにおけるを出口12乃至挿
入口11において、1i4bに設けた吊フック25と、
収容容器23の上部開口に設けた吊環24による授受構
造を示しており、固定の吊環24に対し、吊フック25
はフック部25aと尾部25bとが屈曲形成されたもの
で、両者の略中間部分がピン軸31によって、蓋4bの
底面に同ピン軸31を支点として揺動自在に枢支された
もので、フリーな状態でI[4bとともに垂下された状
態では、ピン軸31を支点としてフック部25aが垂直
に立つようにバランスされているので、成形用高圧容器
1a〜ICにおける断熱層2を利用して、前記尾部25
bと係脱自在な係止部32を設けて置くことにより、第
23図の向って右側の成形用高圧容器1aにおいて、駆
動シリンダ5bを介し蓋4bを取出口12に閉鎖した場
合、吊フック25の尾部25bが係止部32に係合して
水平状に保持されるため、フック部25aは内向き傾斜
の姿勢とされる。従ってこの成形用高圧容器1aに下方
からブツシュロンドロaによって挿入された収容容器2
3の吊環24は、フック部258と衝突することなくこ
れを通過し、図示の位置となる。このようにして挿入さ
れた収容容器23を成形用高圧容器]aの取出口12か
ら取出すに当っては、第24図に示すように、蓋4bを
駆動シリンダ5bにより−L昇させれば、この上昇によ
り吊フック25は尾部25bが係止部32から離れるこ
とによってフリーとなり、図示のようにフック部25a
がピン軸31を支点とする吊フック25の回動を介し、
吊環24と係合するので、引続く蓋4bの上昇により成
形用高圧容器1aから中継用圧力容器Ie内に吊り出さ
れる。収容容器23の小径底部28が移送テーブル7a
と正対位置で停止し、移送テーブル7aの二叉フォーク
により小径底部28を挟持し、次の成形用高圧容器1b
への移動が行なえるのである。この成形用高圧容器1b
ではその取出口12は反対側で、内部の収容容器23は
、図示省略するが下方のブツシュロッド6aの下降によ
って取出されるので、この収容容器23の取出後、成形
用高圧容器1bの蓋4bを上昇させて挿入口11を開放
して置くことにより、成形用高圧容器1aから移送テー
ブル7a上に受取った被成形材■の入った収容容器23
を、この空になった次の成形用高圧容器1bへ、蓋4b
の下降、その吊フック25のフック部25aがテーブル
7aの収容容器23の吊環24に、ピン軸31を支点と
する揺動、係合を介し、テーブル7aの後退、蓋4bの
下降によって、収容容器23の成形用高圧容器1bに対
する自動挿入が得られる。
第25図に最終の中継用圧力容器1gを示しており、先
にも述べたように、取出用圧力容器1kからの成形済み
被成形材lの入った収容容器23の取出しは、出口蓋4
dの取外し、入口蓋4cのブツシュロンドロbの単独」
−昇により、収容容器23を押上げて取出すことができ
、ブツシュロッド6hの単独下降、蓋4cとロッド6b
の合体下降による挿入口21の開放、成形用高圧容器1
cにおける蓋4bの上昇開放、吊フック25、吊環24
による被成形材■の入った収容容器23の同行吊り出し
、この収容容器23に対する移送テーブル7bの前進、
受取、テーブル7bの中継用圧力容191に直下への停
止、下降していたブツシュロッド6bの上昇以下、同様
に収容容器23の中継用圧力容器1に内への挿入が得ら
れる。以上のように縦型の成形用高圧容器18〜1cの
場合で゛も、簡□単な吊環24、吊フツク25等の係脱
部材により、被成形材9の入った収容容器23の授受と
搬送は容易に11つ自動的のもとに得られる。
以上の各実施例において、HI P処理を行なう成形用
高圧容器1における内部構造について、特に第1.6.
11各図に示された横型の成形用高圧容器には、次のよ
うな構造を実施例として用いることができる。一般にこ
の種のHI F’装置においては、その高圧容器内部の
成形室内では、高温、高圧ガスの激しい対流によって、
成形室内上部温度が上昇するため、成形室上部側への放
熱量は、側面側への放熱量よりも多くなる不均衡が生じ
る。
かかる不均衡を解消するためには、成形室上部に位置す
る断熱層2において、断熱性能の優れた材料を用いるか
、あるいはその厚さを厚くするかである。第12図にお
いて示した縦型の成形用高圧容器の場合は、その両端開
口の円筒形の容器本体を垂直に立て、容器本体の内周面
に沿って断熱層2を円筒状に立設し、断熱層2の内面に
ヒータ3を配設して、容器本体と同心の円筒状成形室を
形成することになる。このさい円筒状の容器本体の軸方
向−1二下端の開口は、一方が挿入口11、他方は取出
口12とされるので、この部分の断熱構造としては、被
成形材9のための収容容器23の出入上、容器本体の内
面に沿って周回される断熱層2を分断して、挿入口11
、取出口12に開閉自在に密嵌される蓋4a+4b側に
断熱層2を設けることになる。従って第12図の各成形
容器1a=lcに図示されるように、図例では何れも−
に1位に位置する蓋4bに設けられる断熱層2を肉厚と
し、下位に位置する蓋4aにおけるブツシュロッド6a
の頭部6cに設けられる断熱層2を肉薄とすることによ
り、あるいは上位の蓋4b側の断熱層2をより断熱性能
の大きな材料で形成することによって、ある程度の不均
衡解消の効果が得られる。これに対し第1.6.11各
図に示した横型の成形用高圧容器1においては、第1図
におい”ζ示されるように、円筒形の容器本体の軸心を
水平方向に向けて横向きにし、容器本体の内周面に沿っ
て断熱層2を同心円筒状に配置し、この内側に第26図
の横断面で示されるようにヒーり3を配置して、容器本
体と同心の円筒状の成形室を形成し、被成形材9のため
の水平な受台10を設ける構造となるのであり、容器本
体の軸方向両端を挿入口11および取出「112とし、
蓋4a+4hを開閉自在に密封させることになる。従っ
てこの型式では、第26図に示した円筒の中心0から上
方が成形室の上部となり、また下方が成形室の下部とな
り、中心0の図向って左右が成形室の両側面となり、こ
れを図示のように均等な厚さを持つ断熱層2で囲むので
、前記した上部側の放熱量の過大を抑制するためには、
縦型の成形用高圧容器lにおける上下の1i4a、4b
における断熱層2の厚薄による手段を用いることはでき
ない。また同図に示した円筒形の断熱層2の上部のみを
分断して断熱性能の高いものとすることは、構造が面倒
であるのみならず、超高圧の加圧に対して考慮する必要
がある。
本発明では、このため第27図に示すように、かかる横
型の成形用高圧容器1において、円筒形の容器本体の中
心0に対し、成形室の中心0.を下方に偏心させ、容器
本体の内周面に沿って設ける断熱層2を、その外周面2
aは中心0と同心の円周面とし、これに対し内周面2b
は中心01と同心の円周面とした断面形状の断熱層2と
するのであり、これによれば成形室上部の断熱層厚さT
、を、成形室下部の断熱層厚さT2に比しより厚くする
ことが、断熱層分断や断熱材料変更の必要なく、成形室
上部側の過大な放熱量を抑制できることになり、第1.
6.11各図に示した実施例において、かかる断熱層構
造を用い、熱処理内容の均質、高度化を得ることもでき
る。尚各実施例において必要構造の設計変更は自由であ
る。
(発明の効果) 本発明は熱間静水圧加圧装置によれば、従来の各1台の
成形用高圧容器を中心として、ハンドリング操作の多分
に含まれたマニュアルなバッチ式生産に比し、大量の被
成形材料を連続かつ効率的にHIP処理する点において
著しく有利であるとともに、従来提示された自動化手段
に比しても、以下の点において有利である。即ち、本発
明装置においては、被成形材9のHIP処理を行なう成
形用高圧容器lの一端開rlを挿入口11とし、他端開
口を取出口12とし、この成形用高圧容器lの両側に各
自独立した中継用圧力容器1d、Igの2個を前記挿入
口11、取出口12にそれぞれ連通状に取付け、かつ最
初の中継用圧力容器1dと、最終の中継用圧力容器1g
とには、それぞれ被成形材の供給用圧力容器1h、成形
済み被成形材の取出用圧力容器1kを付設することによ
って、一連のII I P処理を効率よく自動化でき、
かつそれぞれの中継用圧力容器には、何れも被成形材9
の受取、搬送、挿入手段を内蔵することにより、各中継
用圧力容器では、その成形用高圧容器1の挿入口11、
または取出口12を対象として、作業を同時進行的に行
なわせるため、プントタイムやタイムロスのおそれがな
く、一連の処理、操作時間を著しく短縮化でき、HIP
処理必要時間を除き、前処理、後処理時間を最短とし、
しかもHI P処理必要時間内に前処理、後処理を各中
継用圧力容器ポイントで進行させられ、工業的な大量生
産を容易に可能とし、特に横型の成形用高圧容器を用い
る場合、効果的である。更にこれらの各容器はそれぞれ
バルブ8dを具備した圧媒の給徘管路を独立して持つこ
とにより、成形用高圧容器における圧力条件と均一同圧
の条件に維持でき、また真空、特定ガス雰囲気の環境維
持や切替も、被成形材9の供給用、取出用の圧力容器に
至るまで、自在に制御できることは、著しく有利である
。また複数個の成形用高圧容器を多段に連設し、その処
理温度を相違させれば、異なるHIP処理パターンを連
続して行なうことができ、単一・パターンと相違し、よ
り高度なバラエティに富むHI P処理が得られるので
あり、装置全体も実施例に示ずようにコンパクトなな構
成で足りるのであり、これによってきわめ−(多方面の
)i I P処理対象物に対する工業的でかつ安定した
高度なHI I)処理を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の基本的実施例の縦断正面図、第2
図乃至第5図は第1図実施例の各作動状態を示す縦断正
面図、第6図は複数のHIP処理容器を持つ本発明装置
実施例の縦断正面図、第7図乃至第10図は第6図実施
例の各作動状態を示す縦断正面図、第11図は複数のH
I P処理容器を上下方向に多段設置した本発明装置実
施例の縦断正面図、第12図は複数の縦型HI P処理
容器による本発明装置実施例の縦断正面図、第13図は
第6図実施例における被成形材授受要部の一部部分図を
含む縦断正面図、第14.15図は被成形材供給用圧力
容器からHIP処理容器への被成形材搬送実施例要部の
各横断正面図、第16図は第14図実施例要部の縦断正
面図、第17.18図はHIP処理容器への被成形材移
送テーブル要部構造実施例の作動状態説明図、第19.
20.21図は第6図実施例における被成形材授受要部
の各作動説明図、第22.23.24.25図は第12
図実施例における被成形材授受要部の縦断正面図、第2
6図は横型HIP処理容器における断熱層構造を示す横
断正面図、第27図は同改善された断熱層構造を示す横
断正面図である。 la、 lb、 1c−−一成形用高圧容器、l d 
〜1 g−中継用圧力容器、1h−被成形材供給用圧力
容器、1に一被成形材取出用圧力容器、2−断熱層、3
−ヒータ、4a、4b−−成形用容器蓋、58〜5e−
駆動シリンダ、6a、6b−−プッシュロッド、7a〜
7f−移送テーブル、8a〜8cm圧媒給徘管路、8d
−パルプ、9−被成形材、10−受台、■】−挿入口、
12−取出口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1個のかつ与圧手段を具備した成形用
    高圧容器と、少なくとも2個のかつ同じく与圧手段を具
    備した中継用圧力容器と、最初の中継用圧力容器および
    最後の中継用圧力容器にそれぞれ付設されかつ同じく与
    圧手段を具備した被成形材供給用圧力容器および成形体
    取出用圧力容器とから構成され、前記成形用高圧容器は
    断熱層および加熱源を具備した成形室を有する容器の一
    端開口が被成形材挿入口とされるとともに他端開口は成
    形体取出口とされ、該挿入口および取出口はそれぞれ前
    記中継用圧力容器に各別に連通され、前記中継用圧力容
    器は何れも被成形材および/または成形体の受取、搬送
    、挿入各手段を内蔵するとともに、前記成形用高圧容器
    の挿入口または取出口への開閉蓋を具備することを特徴
    とする連続熱間静水圧加圧装置。
  2. (2)少なくとも2個以上のかつ与圧手段を具備した成
    形用高圧容器と、少なくとも3個以上のかつ同じく与圧
    手段を具備した中継用圧力容器と、最初の中継用圧力容
    器および最後の中継用圧力容器にそれぞれ付設されかつ
    同じく与圧手段を具備した被成形材供給用圧力容器およ
    び成形体取出用圧力容器とから構成され、前記成形用高
    圧容器は断熱層および加熱源を具備した成形室を有する
    容器の一端開口が被成形材挿入口とされるとともに他端
    開口は成形体取出口とされ、該挿入口および取出口はそ
    れぞれ前記中継用圧力容器に各別に連通されるとともに
    各成形用高圧容器における加熱温度はそれぞれ相違する
    ものとされ、前記中継用圧力容器は何れも被成形材およ
    び/または成形体の受取、搬送、挿入各手段を内蔵する
    とともに、前記成形用高圧容器の挿入口または取出口へ
    の開閉蓋を具備することを特徴とする連続熱間静水圧加
    圧装置。
JP25428785A 1985-11-12 1985-11-12 連続熱間静水圧加圧装置 Granted JPS62112985A (ja)

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JPH0527031B2 JPH0527031B2 (ja) 1993-04-19

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5954098U (ja) * 1982-10-04 1984-04-09 株式会社神戸製鋼所 高能率熱間静水圧成形装置
JPS6026282U (ja) * 1983-07-29 1985-02-22 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 燃料噴射ポンプの電磁弁

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