JPS62112567A - 複合チユ−ブおよび該チユ−ブを用いる流体の採取または注入方法 - Google Patents
複合チユ−ブおよび該チユ−ブを用いる流体の採取または注入方法Info
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- JPS62112567A JPS62112567A JP60254420A JP25442085A JPS62112567A JP S62112567 A JPS62112567 A JP S62112567A JP 60254420 A JP60254420 A JP 60254420A JP 25442085 A JP25442085 A JP 25442085A JP S62112567 A JPS62112567 A JP S62112567A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、弾性に富む可ＴＱＩ９＝チューブに線材また
は環材が捲かれた複合チューブおよび該チューブを用い
る流体の採取または注入方法に関する。
は環材が捲かれた複合チューブおよび該チューブを用い
る流体の採取または注入方法に関する。
本発明の複合チューブを流体回路に組みこみ、該チュー
ブに注射針を突きさすことにより、流体の採取または注
入が可能で、しかも針を抜き取った後で突き刺し部分か
らチューブ内流体がもれることがないことから、本発明
の複合チューブは医療用チューブ、制御用チューブとし
て、医療用液体（従来の技術） 従来より医療用チューブ、制御用チューブ等は狭いスペ
ースで流体を移送させ、かつ取り扱いの容易なものとす
るため、小口径で薄肉の可撓性チューブが用いられてい
るが、チューブ内への薬液等の流体の注入あるいはチュ
ーブ内よシの流体の採取、排出等に際して、該チューブ
の途中にＴ字、Ｙ字コネクター等の分岐を設け、そこか
ら流体の採取・注入が行われている、 また、従来より柔軟な可撓性チューブを補強するために
鋼線を螺旋状に捲いた複合チューブは知られている（持
分５７−２４９２号）。
ブに注射針を突きさすことにより、流体の採取または注
入が可能で、しかも針を抜き取った後で突き刺し部分か
らチューブ内流体がもれることがないことから、本発明
の複合チューブは医療用チューブ、制御用チューブとし
て、医療用液体（従来の技術） 従来より医療用チューブ、制御用チューブ等は狭いスペ
ースで流体を移送させ、かつ取り扱いの容易なものとす
るため、小口径で薄肉の可撓性チューブが用いられてい
るが、チューブ内への薬液等の流体の注入あるいはチュ
ーブ内よシの流体の採取、排出等に際して、該チューブ
の途中にＴ字、Ｙ字コネクター等の分岐を設け、そこか
ら流体の採取・注入が行われている、 また、従来より柔軟な可撓性チューブを補強するために
鋼線を螺旋状に捲いた複合チューブは知られている（持
分５７−２４９２号）。
（発明が解決しようとする問題点）
流体回路にＴ字、Ｙ字コネクター等の分岐を設ける方法
では、コネクタ一部の内径迄管内流路が狭められること
さらにはコネクタ一部において滞留部分が生ずることに
よって、管内流量が著しく低下する問題があった。こう
した問題をなくするために必要に応じ可撓性チューブの
管肉部へ注射針等を突きさしそれによって流体の採取・
注入を行なう事が提案されているが、こうした方法では
きわめて肉厚のチューブにするか、ゴムボールのエア注
入口のように肉厚の栓を貼りつけた栓付きのチューブが
必要となる。しかしながら、肉厚のチューブを用いる場
合、内圧がかかった実用状態で使用に１耐えるものにす
るためには、大巾な肉厚のアップが必要となり可撓性を
疎外するばかｐでなく注射針を突きさす際の抵抗が大き
く、突き刺しが困難でかつ突き刺し時注射針が曲がって
損傷しやすく注射針の寿命も短かくなる等の問題を生ず
る。さらに、肉厚の栓を貼シつけた栓付きチューブにあ
っては、チューブ内面への栓の取付けは流路が狭くなり
すぎることから７タ無理で外面へ貼付けることＫなる。
では、コネクタ一部の内径迄管内流路が狭められること
さらにはコネクタ一部において滞留部分が生ずることに
よって、管内流量が著しく低下する問題があった。こう
した問題をなくするために必要に応じ可撓性チューブの
管肉部へ注射針等を突きさしそれによって流体の採取・
注入を行なう事が提案されているが、こうした方法では
きわめて肉厚のチューブにするか、ゴムボールのエア注
入口のように肉厚の栓を貼りつけた栓付きのチューブが
必要となる。しかしながら、肉厚のチューブを用いる場
合、内圧がかかった実用状態で使用に１耐えるものにす
るためには、大巾な肉厚のアップが必要となり可撓性を
疎外するばかｐでなく注射針を突きさす際の抵抗が大き
く、突き刺しが困難でかつ突き刺し時注射針が曲がって
損傷しやすく注射針の寿命も短かくなる等の問題を生ず
る。さらに、肉厚の栓を貼シつけた栓付きチューブにあ
っては、チューブ内面への栓の取付けは流路が狭くなり
すぎることから７タ無理で外面へ貼付けることＫなる。
この場合チューブ外面突起として邪魔になるばかシでな
く、多回数の流体の採取・注入でははソ同−個所を繰シ
返して突き刺すことになり、どうしても耐久性に劣った
ものとなる・さらに肉厚の栓を貼付ける場合、接着剤に
よる接着では、接着界面の接着強力が十分でないと、界
面部よりチューブ内の流体が洩れ出す等の問題を生ずる
。また、チューブの肉厚を減少させるために、鋼線を捲
いた複合チューブを用いることが考えられるが、通常の
やシ方で鋼線を捲いたものでは、注射針を抜き取った部
分からの流体もれの問題を生じる。
く、多回数の流体の採取・注入でははソ同−個所を繰シ
返して突き刺すことになり、どうしても耐久性に劣った
ものとなる・さらに肉厚の栓を貼付ける場合、接着剤に
よる接着では、接着界面の接着強力が十分でないと、界
面部よりチューブ内の流体が洩れ出す等の問題を生ずる
。また、チューブの肉厚を減少させるために、鋼線を捲
いた複合チューブを用いることが考えられるが、通常の
やシ方で鋼線を捲いたものでは、注射針を抜き取った部
分からの流体もれの問題を生じる。
従って、本発明が解決しようとする問題点は、／トロイ
釜で薄肉の―丁焼注チューブであっても、チューブ内流
路の著しい減少やチューブ内での滞留部を生ずることな
く注射針等によって流体の採取・注入が容易に行なえか
つ、穿刺耐久性に優れるチューブを得ることにある。
釜で薄肉の―丁焼注チューブであっても、チューブ内流
路の著しい減少やチューブ内での滞留部を生ずることな
く注射針等によって流体の採取・注入が容易に行なえか
つ、穿刺耐久性に優れるチューブを得ることにある。
（問題点を解決するための手段）
上記の問題点は、以下に述べる本発明の複合チューブお
よび該チューブを用いる流体の採取または注入方法を採
用することによって解決される。
よび該チューブを用いる流体の採取または注入方法を採
用することによって解決される。
（１）弾性に富む可撓性チューブに線材または環材が捲
きつけられてなる複合チューブであって、捲きつけられ
た線材と線材との間または環材と環材との間にあるチュ
ーブ部分にｚｋｇ％、４以上の圧縮応力が生じるように
該線材または該環材が捲かれてなる複合チューブ。
きつけられてなる複合チューブであって、捲きつけられ
た線材と線材との間または環材と環材との間にあるチュ
ーブ部分にｚｋｇ％、４以上の圧縮応力が生じるように
該線材または該環材が捲かれてなる複合チューブ。
（２）弾性に冨む可撓性チューブに線材または環材が捲
きつけられてなる複合チューブであって、捲きつけられ
た線材と線材との間または環材と環材との間にあるチュ
ーブ部分に２ ｋｇ％ｍ１以上の圧縮応力が生じるよう
に核線材または該環材が捲かれてなる複合チューブを流
体回路に岨みこみ、該複合チューブの圧縮応力が生じて
いる部分に注射針をさしこみ、該注射針により該流体回
路中に流れている流体の一部を採取するかまたは該流体
回路中に流体を注入することを特徴とする流体の採取ま
たは注入方法。
きつけられてなる複合チューブであって、捲きつけられ
た線材と線材との間または環材と環材との間にあるチュ
ーブ部分に２ ｋｇ％ｍ１以上の圧縮応力が生じるよう
に核線材または該環材が捲かれてなる複合チューブを流
体回路に岨みこみ、該複合チューブの圧縮応力が生じて
いる部分に注射針をさしこみ、該注射針により該流体回
路中に流れている流体の一部を採取するかまたは該流体
回路中に流体を注入することを特徴とする流体の採取ま
たは注入方法。
本発明の複合チューブは、第１図の見取シ図で示すとと
く可撓性チューブ１を線材２で螺旋状に締付けながら捲
付け、捲付は部分に圧縮応力を内在させてなるものであ
る。本発明においては可撓性チューブが薄肉のチューブ
であっても、締付は力を強くし、かつ線材の捲付はピッ
チを適宜狭めること等によって、チューブ内に流体の内
圧がかかった状態下に於て、線材間の管肉部に注射針等
を穿刺して多回数の流体の採取または注入を繰シ返して
も、チューブに内在する圧縮応力による閉口作用が働く
ことによって穿刺部分からの洩れの無いものを得ること
ができる。本発明にあっては、線材で圧縮部分と非圧縮
部分とを交互に生ぜしめ・たものであるから注射針等の
穿刺部分を全周に渡って任意に選ぶことができ、さらに
、薄肉でも十分機能することから注射針等の穿刺性がき
わめて良く長期間に渡って穿刺耐久性が優れかつ、使用
する針の損傷も少ないものとすることができる。
く可撓性チューブ１を線材２で螺旋状に締付けながら捲
付け、捲付は部分に圧縮応力を内在させてなるものであ
る。本発明においては可撓性チューブが薄肉のチューブ
であっても、締付は力を強くし、かつ線材の捲付はピッ
チを適宜狭めること等によって、チューブ内に流体の内
圧がかかった状態下に於て、線材間の管肉部に注射針等
を穿刺して多回数の流体の採取または注入を繰シ返して
も、チューブに内在する圧縮応力による閉口作用が働く
ことによって穿刺部分からの洩れの無いものを得ること
ができる。本発明にあっては、線材で圧縮部分と非圧縮
部分とを交互に生ぜしめ・たものであるから注射針等の
穿刺部分を全周に渡って任意に選ぶことができ、さらに
、薄肉でも十分機能することから注射針等の穿刺性がき
わめて良く長期間に渡って穿刺耐久性が優れかつ、使用
する針の損傷も少ないものとすることができる。
本発明において、使用するチューブとして通常内径３〜
２０ｒＩＩＭ、肉Ｉｆ １〜７ ｍｒｓのものが用いら
れる。またチューブの材質としては、弾性に富んだもの
であれば、ゴム、合成樹脂のいずれでも使用できるが、
特に弾性可撓性に冨む材質であるポリウレタンエラスト
マー、塩ビニラストマー、ボリエステルエヲストマーあ
るいはシリコンゴム、フッソゴム等が好ましく使用され
る。なお、樹脂材質が、透明なタイプにあっては、チュ
ーブ内の状況が分かるため好都合である。使用する線材
としては、十分な引張シ強力、剛性ならびに塑性を兼ね
備えたものであれば良く、鉄線、しんちゅう線アルミ線
等が使用でき、形状も丸状、偏平状その他異型状等が使
用できる。実際の線材の捲付けに当っては、チューブに
圧縮応力を生ぜしめる力が強くなるよう線材の油類、ｆ
て・、捲付はピッチ等を選び、注射針等の穿刺に対して
、岨洩れ性を優れたものとする。子が肛砦であり、チュ
ーブの肉厚をｔ、線材の捲きピッチをＰ、線材の直径（
扁平なものにあっては長径）をｄとした時、 Ｐヨ１２ｔ、 好ましくはＰく７ｔ ｘ、ｓｄ’ｌ”≦ｔｏｄ の範囲にある事が望ましい。ピッチが肉厚に対して広す
き゛ると、あるいは線径に対して広すぎると十分な圧縮
応力を付与する事ができず、一方、ピッチが上紀値より
小さいと、間隔が狭すぎて針を刺しにくい。
２０ｒＩＩＭ、肉Ｉｆ １〜７ ｍｒｓのものが用いら
れる。またチューブの材質としては、弾性に富んだもの
であれば、ゴム、合成樹脂のいずれでも使用できるが、
特に弾性可撓性に冨む材質であるポリウレタンエラスト
マー、塩ビニラストマー、ボリエステルエヲストマーあ
るいはシリコンゴム、フッソゴム等が好ましく使用され
る。なお、樹脂材質が、透明なタイプにあっては、チュ
ーブ内の状況が分かるため好都合である。使用する線材
としては、十分な引張シ強力、剛性ならびに塑性を兼ね
備えたものであれば良く、鉄線、しんちゅう線アルミ線
等が使用でき、形状も丸状、偏平状その他異型状等が使
用できる。実際の線材の捲付けに当っては、チューブに
圧縮応力を生ぜしめる力が強くなるよう線材の油類、ｆ
て・、捲付はピッチ等を選び、注射針等の穿刺に対して
、岨洩れ性を優れたものとする。子が肛砦であり、チュ
ーブの肉厚をｔ、線材の捲きピッチをＰ、線材の直径（
扁平なものにあっては長径）をｄとした時、 Ｐヨ１２ｔ、 好ましくはＰく７ｔ ｘ、ｓｄ’ｌ”≦ｔｏｄ の範囲にある事が望ましい。ピッチが肉厚に対して広す
き゛ると、あるいは線径に対して広すぎると十分な圧縮
応力を付与する事ができず、一方、ピッチが上紀値より
小さいと、間隔が狭すぎて針を刺しにくい。
線材の倦付時の張力は２〜ｚ Ｏｋｇｆ、好ましくは３
〜６ｋｇｒの範囲にある率が望ましい。あま９Ｌｉｉ！
？い張力で捲付けると、捲付部においてチューブに亀裂
が生じ易く、また張力か弱すぎると十分な圧縮応力を付
与できない。可撓性チューブに十分な酎洩れ性を発現さ
せるためには、線材間のチューブ部分に発生する圧縮応
力が少なくとも２ ｋｇｃ／ｃｊ以上必要であ）、チュ
ーブに亀裂が生じない圧縮応力としては、５００ｋ”！
／ｃｉ以下程度である。圧縮応力は、さらに好ましくは
’ ”５’ｃｒＡ以上、１１０ｋ”／ｃｓｌｒ以下であ
る。圧縮応力がこれよシ小さいと、耐液洩れ性が不十分
であり、反対にこれよシ大きいとチューブの変形が大に
なシ、内径が小さくなりすぎる。
〜６ｋｇｒの範囲にある率が望ましい。あま９Ｌｉｉ！
？い張力で捲付けると、捲付部においてチューブに亀裂
が生じ易く、また張力か弱すぎると十分な圧縮応力を付
与できない。可撓性チューブに十分な酎洩れ性を発現さ
せるためには、線材間のチューブ部分に発生する圧縮応
力が少なくとも２ ｋｇｃ／ｃｊ以上必要であ）、チュ
ーブに亀裂が生じない圧縮応力としては、５００ｋ”！
／ｃｉ以下程度である。圧縮応力は、さらに好ましくは
’ ”５’ｃｒＡ以上、１１０ｋ”／ｃｓｌｒ以下であ
る。圧縮応力がこれよシ小さいと、耐液洩れ性が不十分
であり、反対にこれよシ大きいとチューブの変形が大に
なシ、内径が小さくなりすぎる。
なお、該線材を捲付けたチューブは、さらに外被層を被
覆させ管肉部に線材を接着もしくは埋入したものｌは外
面の凹凸を少なくすることが出来好ましい。さらに第１
図の説明図にあっては、線材を螺旋状に捲付けたもので
あるが、線材を通常の編組機によって編組みする方法に
よっても、本発明を達成できる。なお第１図に於ては、
チューブとして長手方向に渡って同一肉厚のものを使用
しているがあらかじめ線材捲付は部分を肉厚にしたもの
であっても良い。
覆させ管肉部に線材を接着もしくは埋入したものｌは外
面の凹凸を少なくすることが出来好ましい。さらに第１
図の説明図にあっては、線材を螺旋状に捲付けたもので
あるが、線材を通常の編組機によって編組みする方法に
よっても、本発明を達成できる。なお第１図に於ては、
チューブとして長手方向に渡って同一肉厚のものを使用
しているがあらかじめ線材捲付は部分を肉厚にしたもの
であっても良い。
第２図は、本発明を説明する別の方法による見取シ図で
あって可視チューブ１に、複数の環材３をはめ込み、通
常の加締め機によって丸型もしくは多角形等に外加締め
したものである。加締め環材のｔ１己列ならびに加締め
率を加酸することンこより、注射針等の穿刺性が良く、
洩れ耐久性の良好なチューブとなしうるが、環材間の管
肉部に発生する圧縮応力は前述と同じく、少なくとも２
ｋｓｃ／ｃｆｆｌ 以上とする必要がある。
あって可視チューブ１に、複数の環材３をはめ込み、通
常の加締め機によって丸型もしくは多角形等に外加締め
したものである。加締め環材のｔ１己列ならびに加締め
率を加酸することンこより、注射針等の穿刺性が良く、
洩れ耐久性の良好なチューブとなしうるが、環材間の管
肉部に発生する圧縮応力は前述と同じく、少なくとも２
ｋｓｃ／ｃｆｆｌ 以上とする必要がある。
（実施例）
実施例１
透明なポリワレタンエラストマー（、ｒＴｓ硬＆（Ａｔ
ＳＯ）を通常の押出機にて押出し、内径５．０ｍ、肉厚
１−５ Ｍの可撓性に富む弾はチューブを得た。ついで
、該チューブの内部に４・６調径のテフロンコートをし
た芯金を挿入したのち、小型の旋盤てて、１．４１１１
１１１径のしんちゅう線を４ ｋｇｆの張力をかけて４
．０朋ピツチで６０ｒＩＩ！ｎ長さに渡って可撓性チュ
ーブの外面に捲き付けた。その後、テフロンコートをし
念芯金をチューブより抜き取り、捲き付けた線材間が凸
状に盛り上がった複合チューブを得た。
ＳＯ）を通常の押出機にて押出し、内径５．０ｍ、肉厚
１−５ Ｍの可撓性に富む弾はチューブを得た。ついで
、該チューブの内部に４・６調径のテフロンコートをし
た芯金を挿入したのち、小型の旋盤てて、１．４１１１
１１１径のしんちゅう線を４ ｋｇｆの張力をかけて４
．０朋ピツチで６０ｒＩＩ！ｎ長さに渡って可撓性チュ
ーブの外面に捲き付けた。その後、テフロンコートをし
念芯金をチューブより抜き取り、捲き付けた線材間が凸
状に盛り上がった複合チューブを得た。
（変形量から算出される線材間の圧縮応力５ ｋｇｆ／
ｃ％ ）このチューブを薬液濃度制御用循環回路にセ
ットし１．０１＜ｇ％Ｊの内圧がかかった状態下におい
た。チューブ内の水系の薬液の濃度コントロールのため
に、複合チューブの線材間の管肉部を針太さ０．７Ｗａ
の注射針で繰υ返し穿刺して薬液のサンプリングを行っ
た。１００回以上の無作意の穿刺にもかかわらず、穿刺
部よシの洩れ等の異常は認められなかった。
ｃ％ ）このチューブを薬液濃度制御用循環回路にセ
ットし１．０１＜ｇ％Ｊの内圧がかかった状態下におい
た。チューブ内の水系の薬液の濃度コントロールのため
に、複合チューブの線材間の管肉部を針太さ０．７Ｗａ
の注射針で繰υ返し穿刺して薬液のサンプリングを行っ
た。１００回以上の無作意の穿刺にもかかわらず、穿刺
部よシの洩れ等の異常は認められなかった。
また、本実施例に於て、可焼チューブの穿刺部分を腕曲
した状態で使用するも直線に配管した時と同じく穿刺耐
久性に優れた結果を示し狭い場所での制御用配管として
有用であった。
した状態で使用するも直線に配管した時と同じく穿刺耐
久性に優れた結果を示し狭い場所での制御用配管として
有用であった。
実施例２
実施例１で得られた複合チューブを血液体外循環回路に
組みこみ、体重５１（ｇの子豚の昇順静脈に接続、ｔｏ
ａｎｄ ｆｒｏ方式で１週間の体外循環を行った。平
均脱血流量は３１０ｍｌ／ｍｉｎであった。期間中鎖チ
ューブ部分を１時間に１回穿刺して採血し、活性凝固時
間を測定し、該時間が２００秒になるようにヘパリンを
持続注入した。
組みこみ、体重５１（ｇの子豚の昇順静脈に接続、ｔｏ
ａｎｄ ｆｒｏ方式で１週間の体外循環を行った。平
均脱血流量は３１０ｍｌ／ｍｉｎであった。期間中鎖チ
ューブ部分を１時間に１回穿刺して採血し、活性凝固時
間を測定し、該時間が２００秒になるようにヘパリンを
持続注入した。
実験終了まで、穿刺部分より血液の湘れはなく。
返血後の観察でも該チューブ部分に血栓形成等の異常は
認められなかった。
認められなかった。
実施例３
８．２ｍの内径で、１．０票の内厚よシなる２、０圓巾
のステンレスリングを実施例１と同一仕様のウレタンチ
ューブへ５．３ｒ／ｒＩｎのピッチで、約４０ｒｔｒｒ
；＋長に渡ってはめ込み、これを通常の加締め機によっ
て外周面より外圧をかけて、ステンレスリングの外径が
８．８＋ｏ＋になるように加締める。（リング間の圧縮
応力６ ｋｒｆ、１ ）このようＫして得られた複合チ
ューブの内圧を１．２ ”癩に保ち、リング間を０．７
ｍ径の注射針で７０回穿刺したが、穿刺部の裂は等の異
常はなく、液洩れも認められなかった。
のステンレスリングを実施例１と同一仕様のウレタンチ
ューブへ５．３ｒ／ｒＩｎのピッチで、約４０ｒｔｒｒ
；＋長に渡ってはめ込み、これを通常の加締め機によっ
て外周面より外圧をかけて、ステンレスリングの外径が
８．８＋ｏ＋になるように加締める。（リング間の圧縮
応力６ ｋｒｆ、１ ）このようＫして得られた複合チ
ューブの内圧を１．２ ”癩に保ち、リング間を０．７
ｍ径の注射針で７０回穿刺したが、穿刺部の裂は等の異
常はなく、液洩れも認められなかった。
実施例４
実施例１と同様にして内径１０ＴＷｎ、肉厚２．０Ｍの
可撓性に富む弾性チューブを得た。該チューブは、さら
に内部に９調径のテフロンコートシタ芯金を挿入した後
、小型の旋盤にて１．４ｒＩｒ！ｎ径のしんちゅう線を
５．５ｋｇｆの張力をかけつつ、４．５団ピツチで８０
ｆｆ１ｍ長に渡って捲き付けた。（＃！材間の圧縮応カ
フｋ”／ｃｉ ）ついで芯金をチューブよシ抜き取り
、線材間が凸状に盛υ上がったチューブを得た。このチ
ューブを、実施例１と同様にして穿刺試験したところＩ
ＯｆＪ回の穿刺にもかかわらず、穿刺部からの液もれ
や異常は認められなかった。
可撓性に富む弾性チューブを得た。該チューブは、さら
に内部に９調径のテフロンコートシタ芯金を挿入した後
、小型の旋盤にて１．４ｒＩｒ！ｎ径のしんちゅう線を
５．５ｋｇｆの張力をかけつつ、４．５団ピツチで８０
ｆｆ１ｍ長に渡って捲き付けた。（＃！材間の圧縮応カ
フｋ”／ｃｉ ）ついで芯金をチューブよシ抜き取り
、線材間が凸状に盛υ上がったチューブを得た。このチ
ューブを、実施例１と同様にして穿刺試験したところＩ
ＯｆＪ回の穿刺にもかかわらず、穿刺部からの液もれ
や異常は認められなかった。
比較例Ｊ
実施例】で得られた内径５．０聰の弾性チューブに、該
チューブの外径と実質的に同じ内径を有するように、予
め’１．４９φのしんちゅう線を４聰ピツチで捲いたコ
イルを被せ、実施例１で用いたポリウレタンエラストマ
ーの１０％溶液で３回コーティングを行い、チューブ肉
壁内に線材を有する、いわゆる強化型のチューブを布製
した。（線材間の圧縮応力Ｏｋｇ％ｄ）このチューブを
用い、実施例１と同様にして注射針で穿刺したところ、
０．８ｋｇｆ／ｃｄの圧力下で穿刺部より液洩れを認め
た。また、該強化チューブの同一箇所を注射針で繰り返
し穿刺したところ・０・２ ｋｔａ（ｙ、、、 Ｏ内圧
下にあっても・９回で液洩れを生じた。
チューブの外径と実質的に同じ内径を有するように、予
め’１．４９φのしんちゅう線を４聰ピツチで捲いたコ
イルを被せ、実施例１で用いたポリウレタンエラストマ
ーの１０％溶液で３回コーティングを行い、チューブ肉
壁内に線材を有する、いわゆる強化型のチューブを布製
した。（線材間の圧縮応力Ｏｋｇ％ｄ）このチューブを
用い、実施例１と同様にして注射針で穿刺したところ、
０．８ｋｇｆ／ｃｄの圧力下で穿刺部より液洩れを認め
た。また、該強化チューブの同一箇所を注射針で繰り返
し穿刺したところ・０・２ ｋｔａ（ｙ、、、 Ｏ内圧
下にあっても・９回で液洩れを生じた。
比較例２
内径５ｒＮｎ、肉厚１，５．３．６および９頗の、天然
ゴムよシなる４種類の押出しチューブを用い。
ゴムよシなる４種類の押出しチューブを用い。
複合化を行うことなく、そのままの状態で（管肉部の圧
縮応力それぞれＯｋｇｆ／ｃ［Ｉ□、実施例１と同様の
穿刺試験を行ったところ、肉厚１．５ｆｉのものにあっ
ては内圧ｏ、６ｋｇ’／ｃｒ！ｒで液洩れを生じ、３．
６、および９ｍｌ厚みのものにあっては、内圧ｔ 、
ｏ ’％６ｎｉにおいて、それぞれ繰シ返し穿刺回数２
２回、６５回、１２０回で液洩れを生じた。肉厚６ｒＩ
ｒＩｎおよび９ｒｒｒ！ｎのものけ耐液洩れ性は良好で
あるが、可撓性に劣り、小さな曲げ半径で狭いヌベース
に設置することが固着であった。
縮応力それぞれＯｋｇｆ／ｃ［Ｉ□、実施例１と同様の
穿刺試験を行ったところ、肉厚１．５ｆｉのものにあっ
ては内圧ｏ、６ｋｇ’／ｃｒ！ｒで液洩れを生じ、３．
６、および９ｍｌ厚みのものにあっては、内圧ｔ 、
ｏ ’％６ｎｉにおいて、それぞれ繰シ返し穿刺回数２
２回、６５回、１２０回で液洩れを生じた。肉厚６ｒＩ
ｒＩｎおよび９ｒｒｒ！ｎのものけ耐液洩れ性は良好で
あるが、可撓性に劣り、小さな曲げ半径で狭いヌベース
に設置することが固着であった。
（発明の効果）
本発明により、線材間または環材間の管肉部に常時圧縮
応力のかかった複合チューブが得られる。
応力のかかった複合チューブが得られる。
かかるチューブは管肉部を厚肉にしなくても注射針の穿
刺により薬液、血液等の流体の採取および注入を行なう
ことができ、しかもチューブの全周にわたって穿刺でき
ることともあいまって、長期間にわたってきわめて多回
数の穿刺に耐えることができる、 また、本発明のチューブを用いると、流体回路にチュー
ブに分岐を取ることなしに流体の採取および注入を行な
うことができるために、チューブ内流路に著しい減少を
生じたり、滞留部分の発生もないことから制御用配管と
して有用である。さらに医療用分野でも例えば各種カテ
ーテル類への応用をはじめ血液透析、人工心肺用等の血
液体外循環系の一部として、体内、体外よシの血液の取
り出し、還血等の血液導管などに用いても分岐部での血
栓の発ケ、血液流量の著しい低下を生じにくいことから
とりわけ有用である。また本発明によれば、制御用配管
系や体外循環回路等を設定、配置して後に、使用したチ
ューブの外側から加締することによシ所望の位置に本発
明の複合チューブからなる流体の注排出部を設置できる
という利点もある。
刺により薬液、血液等の流体の採取および注入を行なう
ことができ、しかもチューブの全周にわたって穿刺でき
ることともあいまって、長期間にわたってきわめて多回
数の穿刺に耐えることができる、 また、本発明のチューブを用いると、流体回路にチュー
ブに分岐を取ることなしに流体の採取および注入を行な
うことができるために、チューブ内流路に著しい減少を
生じたり、滞留部分の発生もないことから制御用配管と
して有用である。さらに医療用分野でも例えば各種カテ
ーテル類への応用をはじめ血液透析、人工心肺用等の血
液体外循環系の一部として、体内、体外よシの血液の取
り出し、還血等の血液導管などに用いても分岐部での血
栓の発ケ、血液流量の著しい低下を生じにくいことから
とりわけ有用である。また本発明によれば、制御用配管
系や体外循環回路等を設定、配置して後に、使用したチ
ューブの外側から加締することによシ所望の位置に本発
明の複合チューブからなる流体の注排出部を設置できる
という利点もある。
第１図および第２図はそれぞれ本発明の複合チューブの
一例を示す見取シ図である。 図において、１・・・・・・・・・・・・・・・可撓性
チューブ２・・・・・・・・・・・・・・・線材３・・
・・・・・・・・・・・・・環材特許出願人 株式会
社 り ラ レ クラレプラヌチツクヌ株式会社
一例を示す見取シ図である。 図において、１・・・・・・・・・・・・・・・可撓性
チューブ２・・・・・・・・・・・・・・・線材３・・
・・・・・・・・・・・・・環材特許出願人 株式会
社 り ラ レ クラレプラヌチツクヌ株式会社
Claims (2)
- （１）弾性に富む可撓性チューブに線材または環材が捲
きつけられてなる複合チューブであつて、捲きつけられ
た線材と線材との間または環材と環材との間にあるチュ
ーブ部分に２ｋｇｆ／ｃｍ＾２以上の圧縮応力が生じる
ように該線材または該環材が捲かれてなる複合チューブ
。 - （２）弾性に富む可撓性チューブに線材または環材が捲
きつけられてなる複合チューブであつて、捲きつけられ
た線材と線材との間または環材と環材との間にあるチュ
ーブ部分に２ｋｇｆ／ｃｍ＾２以上の圧縮応力が生じる
ように該線材または該環材が捲かれてなる複合チューブ
を流体回路に組みこみ、該複合チューブの圧縮応力が生
じている部分に注射針をさしこみ、該注射針により該流
体回路中に流れている流体の一部を採取するかまたは該
流体回路中に流体を注入することを特徴とする流体の採
取または注入方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60254420A JPS62112567A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 複合チユ−ブおよび該チユ−ブを用いる流体の採取または注入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60254420A JPS62112567A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 複合チユ−ブおよび該チユ−ブを用いる流体の採取または注入方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112567A true JPS62112567A (ja) | 1987-05-23 |
| JPH0557873B2 JPH0557873B2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=17264729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60254420A Granted JPS62112567A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 複合チユ−ブおよび該チユ−ブを用いる流体の採取または注入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62112567A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990011793A1 (fr) * | 1989-04-13 | 1990-10-18 | Mitsubishi Cable Industries, Ltd. | Catheter |
| JP2008511414A (ja) * | 2004-08-31 | 2008-04-17 | グラフトキャス，インコーポレイテッド | 血管アクセスのための改良型デバイス及び方法 |
| US8690815B2 (en) | 2003-10-08 | 2014-04-08 | Hemosphere, Inc. | Device and method for vascular access |
| US10213590B2 (en) | 2011-09-06 | 2019-02-26 | Merit Medical Systems, Inc. | Vascular access system with connector |
| US10682453B2 (en) | 2013-12-20 | 2020-06-16 | Merit Medical Systems, Inc. | Vascular access system with reinforcement member |
| US10792413B2 (en) | 2008-03-05 | 2020-10-06 | Merit Medical Systems, Inc. | Implantable and removable customizable body conduit |
| US10925710B2 (en) | 2017-03-24 | 2021-02-23 | Merit Medical Systems, Inc. | Subcutaneous vascular assemblies for improving blood flow and related devices and methods |
| US11026704B2 (en) | 2017-03-06 | 2021-06-08 | Merit Medical Systems, Inc. | Vascular access assembly declotting systems and methods |
| US11179543B2 (en) | 2017-07-14 | 2021-11-23 | Merit Medical Systems, Inc. | Releasable conduit connectors |
| US11331458B2 (en) | 2017-10-31 | 2022-05-17 | Merit Medical Systems, Inc. | Subcutaneous vascular assemblies for improving blood flow and related devices and methods |
| US11383072B2 (en) | 2017-01-12 | 2022-07-12 | Merit Medical Systems, Inc. | Methods and systems for selection and use of connectors between conduits |
| US11413043B2 (en) | 2016-11-10 | 2022-08-16 | Merit Medical Systems, Inc. | Anchor device for vascular anastomosis |
| US11911585B2 (en) | 2017-07-20 | 2024-02-27 | Merit Medical Systems, Inc. | Methods and systems for coupling conduits |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP60254420A patent/JPS62112567A/ja active Granted
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990011793A1 (fr) * | 1989-04-13 | 1990-10-18 | Mitsubishi Cable Industries, Ltd. | Catheter |
| US8690815B2 (en) | 2003-10-08 | 2014-04-08 | Hemosphere, Inc. | Device and method for vascular access |
| USRE47154E1 (en) | 2003-10-08 | 2018-12-11 | Merit Medical Systems, Inc. | Device and method for vascular access |
| JP2008511414A (ja) * | 2004-08-31 | 2008-04-17 | グラフトキャス，インコーポレイテッド | 血管アクセスのための改良型デバイス及び方法 |
| US10792413B2 (en) | 2008-03-05 | 2020-10-06 | Merit Medical Systems, Inc. | Implantable and removable customizable body conduit |
| US10213590B2 (en) | 2011-09-06 | 2019-02-26 | Merit Medical Systems, Inc. | Vascular access system with connector |
| US10632296B2 (en) | 2011-09-06 | 2020-04-28 | Merit Medical Systems, Inc. | Vascular access system with connector |
| US11185676B2 (en) | 2011-09-06 | 2021-11-30 | Merit Medical Systems, Inc. | Vascular access system with connector |
| US10682453B2 (en) | 2013-12-20 | 2020-06-16 | Merit Medical Systems, Inc. | Vascular access system with reinforcement member |
| US11413043B2 (en) | 2016-11-10 | 2022-08-16 | Merit Medical Systems, Inc. | Anchor device for vascular anastomosis |
| US11383072B2 (en) | 2017-01-12 | 2022-07-12 | Merit Medical Systems, Inc. | Methods and systems for selection and use of connectors between conduits |
| US11026704B2 (en) | 2017-03-06 | 2021-06-08 | Merit Medical Systems, Inc. | Vascular access assembly declotting systems and methods |
| US10925710B2 (en) | 2017-03-24 | 2021-02-23 | Merit Medical Systems, Inc. | Subcutaneous vascular assemblies for improving blood flow and related devices and methods |
| US11622846B2 (en) | 2017-03-24 | 2023-04-11 | Merit Medical Systems, Inc. | Subcutaneous vascular assemblies for improving blood flow and related devices and methods |
| US11179543B2 (en) | 2017-07-14 | 2021-11-23 | Merit Medical Systems, Inc. | Releasable conduit connectors |
| US11911585B2 (en) | 2017-07-20 | 2024-02-27 | Merit Medical Systems, Inc. | Methods and systems for coupling conduits |
| US11331458B2 (en) | 2017-10-31 | 2022-05-17 | Merit Medical Systems, Inc. | Subcutaneous vascular assemblies for improving blood flow and related devices and methods |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0557873B2 (ja) | 1993-08-25 |
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