JPH0557873B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0557873B2 JPH0557873B2 JP60254420A JP25442085A JPH0557873B2 JP H0557873 B2 JPH0557873 B2 JP H0557873B2 JP 60254420 A JP60254420 A JP 60254420A JP 25442085 A JP25442085 A JP 25442085A JP H0557873 B2 JPH0557873 B2 JP H0557873B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- wire
- fluid
- compressive stress
- kgf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 36
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 6
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 8
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 8
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 5
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 4
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 4
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 3
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 3
- 230000004087 circulation Effects 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229920003225 polyurethane elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 208000007536 Thrombosis Diseases 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- HTTJABKRGRZYRN-UHFFFAOYSA-N Heparin Chemical compound OC1C(NC(=O)C)C(O)OC(COS(O)(=O)=O)C1OC1C(OS(O)(=O)=O)C(O)C(OC2C(C(OS(O)(=O)=O)C(OC3C(C(O)C(O)C(O3)C(O)=O)OS(O)(=O)=O)C(CO)O2)NS(O)(=O)=O)C(C(O)=O)O1 HTTJABKRGRZYRN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000009954 braiding Methods 0.000 description 1
- 230000015271 coagulation Effects 0.000 description 1
- 238000005345 coagulation Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000001631 haemodialysis Methods 0.000 description 1
- 230000000322 hemodialysis Effects 0.000 description 1
- 229960002897 heparin Drugs 0.000 description 1
- 229920000669 heparin Polymers 0.000 description 1
- 239000003317 industrial substance Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 210000004731 jugular vein Anatomy 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、弾性に富む可撓性チユーブに線材ま
たは環材が捲かれた複合チユーブおよび該チユー
ブを用いる流体の採取または注入方法に関する。
本発明の複合チユーブを流体回路に組みこみ、該
チユーブに注射針を突きさすことにより、流体の
採取または注入が可能で、しかも針を抜き取つた
後で突き刺し部分からチユーブ内流体がもれるこ
とがないことから、本発明の複合チユーブは医療
用チユーブ、制御用チユーブとして、医療用液体
(血液を含む)、工業用薬液等を循環する流体回路
系からの流体の採取あるいは注入に利用される。
たは環材が捲かれた複合チユーブおよび該チユー
ブを用いる流体の採取または注入方法に関する。
本発明の複合チユーブを流体回路に組みこみ、該
チユーブに注射針を突きさすことにより、流体の
採取または注入が可能で、しかも針を抜き取つた
後で突き刺し部分からチユーブ内流体がもれるこ
とがないことから、本発明の複合チユーブは医療
用チユーブ、制御用チユーブとして、医療用液体
(血液を含む)、工業用薬液等を循環する流体回路
系からの流体の採取あるいは注入に利用される。
(従来の技術)
従来より医療用チユーブ、制御用チユーブ等は
狭いスペースで流体を移送させ、かつ取り扱いの
容易なものとするため、小口径で薄肉の可撓性チ
ユーブが用いられているが、チユーブ内への薬液
等の流体の注入あるいはチユーブ内よりの流体の
採取、排出等に際して、該チユーブの途中にT
字、Y字コネクター等の分岐を設け、そこから流
体の採取・注入が行われている。
狭いスペースで流体を移送させ、かつ取り扱いの
容易なものとするため、小口径で薄肉の可撓性チ
ユーブが用いられているが、チユーブ内への薬液
等の流体の注入あるいはチユーブ内よりの流体の
採取、排出等に際して、該チユーブの途中にT
字、Y字コネクター等の分岐を設け、そこから流
体の採取・注入が行われている。
また、従来より柔軟な可撓性チユーブを補強す
るために鋼線を螺旋状に捲いた複合チユーブは知
られている(特公57−2492号)。
るために鋼線を螺旋状に捲いた複合チユーブは知
られている(特公57−2492号)。
(発明が解決しようとする問題点)
流体回路にT字、Y字コネクター等の分岐を設
ける方法では、コネクター部の内径迄管内流路が
狭められることさらにはコネクター部において滞
留部分が生ずることによつて、管内流量が著しく
低下する問題があつた。こうした問題をなくする
ために必要に応じ可撓性チユーブの管肉部へ注射
針等を突きさしそれによつて流体の採取・注入を
行なう事が提案されているが、こうした方法では
きわめて肉厚のチユーブにするか、ゴムボールの
エア注入口のように肉厚の栓を貼りつけた栓付き
のチユーブが必要となる。しかしながら、肉厚の
チユーブを用いる場合、内圧がかかつた実用状態
で使用に耐えるものにするためには、大巾な肉厚
のアツプが必要となり可撓性を疎外するばかりで
なく注射針を突きさす際の抵抗が大きく、突き刺
しが困難でかつ突き刺し時注射針が曲がつて損傷
しやすく注射針の寿命も短かくなる等の問題を生
ずる。さらに、肉厚の栓を貼りつけた栓突きチユ
ーブにあつては、チユーブ内面への栓の取付けは
流路が狭くなりすぎることから無理で、外面へ貼
付けることになる。この場合チユーブ外面突起と
して邪魔になるばかりでなく、多回数の流体の採
取・注入ではほヾ同一個所を繰り返して突き刺す
ことになり、どうしても耐久性に劣つたものとな
る。さらに肉厚の栓を貼付ける場合、接着剤によ
る接着では、接着界面の接着強力が十分でない
と、界面部よりチユーブ内の流体が洩れ出す等の
問題を生ずる。また、チユーブの肉厚を減少させ
るために、鋼線を捲いた複合チユーブを用いるこ
とが考えられるが、通常のやり方で鋼線を捲いた
ものでは、注射針を抜き取つた部分からの流体も
れの問題を生じる。
ける方法では、コネクター部の内径迄管内流路が
狭められることさらにはコネクター部において滞
留部分が生ずることによつて、管内流量が著しく
低下する問題があつた。こうした問題をなくする
ために必要に応じ可撓性チユーブの管肉部へ注射
針等を突きさしそれによつて流体の採取・注入を
行なう事が提案されているが、こうした方法では
きわめて肉厚のチユーブにするか、ゴムボールの
エア注入口のように肉厚の栓を貼りつけた栓付き
のチユーブが必要となる。しかしながら、肉厚の
チユーブを用いる場合、内圧がかかつた実用状態
で使用に耐えるものにするためには、大巾な肉厚
のアツプが必要となり可撓性を疎外するばかりで
なく注射針を突きさす際の抵抗が大きく、突き刺
しが困難でかつ突き刺し時注射針が曲がつて損傷
しやすく注射針の寿命も短かくなる等の問題を生
ずる。さらに、肉厚の栓を貼りつけた栓突きチユ
ーブにあつては、チユーブ内面への栓の取付けは
流路が狭くなりすぎることから無理で、外面へ貼
付けることになる。この場合チユーブ外面突起と
して邪魔になるばかりでなく、多回数の流体の採
取・注入ではほヾ同一個所を繰り返して突き刺す
ことになり、どうしても耐久性に劣つたものとな
る。さらに肉厚の栓を貼付ける場合、接着剤によ
る接着では、接着界面の接着強力が十分でない
と、界面部よりチユーブ内の流体が洩れ出す等の
問題を生ずる。また、チユーブの肉厚を減少させ
るために、鋼線を捲いた複合チユーブを用いるこ
とが考えられるが、通常のやり方で鋼線を捲いた
ものでは、注射針を抜き取つた部分からの流体も
れの問題を生じる。
従つて、本発明が解決しようとする問題点は、
小口径で薄肉の可撓性チユーブであつても、チユ
ーブ内流路の著しい減少やチユーブ内での滞留部
を生ずることなく注射針等によつて流体の採取・
注入が容易に行なえかつ、穿刺耐久性に優れるチ
ユーブを得ることにある。
小口径で薄肉の可撓性チユーブであつても、チユ
ーブ内流路の著しい減少やチユーブ内での滞留部
を生ずることなく注射針等によつて流体の採取・
注入が容易に行なえかつ、穿刺耐久性に優れるチ
ユーブを得ることにある。
(問題点を解決するための手段)
上記の問題点は、以下に述べる本発明の複合チ
ユーブおよび該チユーブを用いる流体の採取また
は注入方法を採用することによつて解決される。
ユーブおよび該チユーブを用いる流体の採取また
は注入方法を採用することによつて解決される。
(1) 弾性に富む可撓性チユーブに線材または環材
が捲きつけられてなる複合チユーブであつて、
捲きつけられた線材と線材との間または環材と
環材との間にあるチユーブ部分に2Kgf/cm2以
上の圧縮応力が生じるように該線材または該環
材が捲かれてなる複合チユーブ。
が捲きつけられてなる複合チユーブであつて、
捲きつけられた線材と線材との間または環材と
環材との間にあるチユーブ部分に2Kgf/cm2以
上の圧縮応力が生じるように該線材または該環
材が捲かれてなる複合チユーブ。
(2) 弾性に富む可撓性チユーブに線材または環材
が捲きつけられてなる複合チユーブであつて、
捲きつけられた線材と線材との間または環材と
環材との間にあるチユーブ部分に2Kgf/cm2以
上の圧縮応力が生じるように該線材または該環
材が捲かれてなる複合チユーブを流体回路に組
みこみ、該複合チユーブの圧縮応力が生じてい
る部分に注射針をさしこみ、該注射針により該
流体回路中に流れている流体の一部を採取する
かまたは該流体回路中に流体を注入することを
特徴とする流体の採取または注入方法。
が捲きつけられてなる複合チユーブであつて、
捲きつけられた線材と線材との間または環材と
環材との間にあるチユーブ部分に2Kgf/cm2以
上の圧縮応力が生じるように該線材または該環
材が捲かれてなる複合チユーブを流体回路に組
みこみ、該複合チユーブの圧縮応力が生じてい
る部分に注射針をさしこみ、該注射針により該
流体回路中に流れている流体の一部を採取する
かまたは該流体回路中に流体を注入することを
特徴とする流体の採取または注入方法。
本発明の複合チユーブは、第1図の見取り図で
示すごとく可撓性チユーブ1を線材2で螺旋状に
締付けながら捲付け、捲付け部分に圧縮応力を内
在させてなるものである。本発明においては可撓
性チユーブが薄肉のチユーブであつても、締付け
力を強くし、かつ線材の捲付けピツチを適宜狭め
ること等によつて、チユーブ内に流体の内圧がか
かつた状態下に於て、線材間の管肉部に注射針等
を穿刺して多回数の流体の採取または注入を繰り
返しても、チユーブに内在する圧縮応力による閉
口作用が働くことよつて穿刺部分からの洩れの無
いものを得ることができる。本発明にあつては、
線材で圧縮部分と非圧縮部分とを交互に生ぜしめ
たものであるから注射針等の穿刺部分を全周に渡
つて任意に選ぶことができ、さらに、薄肉でも十
分機能することから注射針等の穿刺性がきわめて
良く長期間に渡つて穿刺耐久性が優れかつ、使用
する針の損傷も少ないものとすることができる。
示すごとく可撓性チユーブ1を線材2で螺旋状に
締付けながら捲付け、捲付け部分に圧縮応力を内
在させてなるものである。本発明においては可撓
性チユーブが薄肉のチユーブであつても、締付け
力を強くし、かつ線材の捲付けピツチを適宜狭め
ること等によつて、チユーブ内に流体の内圧がか
かつた状態下に於て、線材間の管肉部に注射針等
を穿刺して多回数の流体の採取または注入を繰り
返しても、チユーブに内在する圧縮応力による閉
口作用が働くことよつて穿刺部分からの洩れの無
いものを得ることができる。本発明にあつては、
線材で圧縮部分と非圧縮部分とを交互に生ぜしめ
たものであるから注射針等の穿刺部分を全周に渡
つて任意に選ぶことができ、さらに、薄肉でも十
分機能することから注射針等の穿刺性がきわめて
良く長期間に渡つて穿刺耐久性が優れかつ、使用
する針の損傷も少ないものとすることができる。
本発明において、作用するチユーブとして通常
内径3〜20mm、肉厚1〜7mmのものが用いられ
る。またチユーブの材質としては、弾性に富んだ
ものであれば、ゴム、合成樹脂のいずれでも使用
できるが、特に弾性可撓性に富む材質であるポリ
ウレタンエラストマー、塩ビエラストマー、ポリ
エステルエラストマーあるいはシリコンゴム、フ
ツソゴム等が好ましく使用される。なお、樹脂材
質が、透明なタイプにあつては、チユーブ内の状
況が分かるため好都合である。使用する線材とし
ては、十分な引張り強力、剛性ならびに塑性を兼
ね備えたものであれば良く、鉄線、しんちゆう線
アルミ線等が使用でき、形状も丸状、偏平状その
他異型状等が使用できる。実際の線材の捲付けに
当つては、チユーブに圧縮応力を生ぜしめる力が
強くなるよう線材の種類、径、捲付けピツチ等を
選び、注射針等の穿刺に対して、耐洩れ性を優れ
たものとする事が重要であり、チユーブの肉厚を
t、線材の捲きピツチをP、線材の直径(扁平な
ものにあつては長径)をdとした時、 P12t、好ましくはP7t 1.5dP10d の範囲にある事が望ましい。ピツチが肉厚に対し
て広すぎると、あるいは線径に対して広すぎると
十分な圧縮応力を付与する事ができず、一方、ピ
ツチが上記値より小さいと、間隔が狭すぎて針を
刺しにくい。
内径3〜20mm、肉厚1〜7mmのものが用いられ
る。またチユーブの材質としては、弾性に富んだ
ものであれば、ゴム、合成樹脂のいずれでも使用
できるが、特に弾性可撓性に富む材質であるポリ
ウレタンエラストマー、塩ビエラストマー、ポリ
エステルエラストマーあるいはシリコンゴム、フ
ツソゴム等が好ましく使用される。なお、樹脂材
質が、透明なタイプにあつては、チユーブ内の状
況が分かるため好都合である。使用する線材とし
ては、十分な引張り強力、剛性ならびに塑性を兼
ね備えたものであれば良く、鉄線、しんちゆう線
アルミ線等が使用でき、形状も丸状、偏平状その
他異型状等が使用できる。実際の線材の捲付けに
当つては、チユーブに圧縮応力を生ぜしめる力が
強くなるよう線材の種類、径、捲付けピツチ等を
選び、注射針等の穿刺に対して、耐洩れ性を優れ
たものとする事が重要であり、チユーブの肉厚を
t、線材の捲きピツチをP、線材の直径(扁平な
ものにあつては長径)をdとした時、 P12t、好ましくはP7t 1.5dP10d の範囲にある事が望ましい。ピツチが肉厚に対し
て広すぎると、あるいは線径に対して広すぎると
十分な圧縮応力を付与する事ができず、一方、ピ
ツチが上記値より小さいと、間隔が狭すぎて針を
刺しにくい。
線材の捲付時の張力は2〜20Kgf、好ましくは
3〜6Kgfの範囲にある事が望ましい。あまり強
い張力で捲付けると、捲付部においてチユーブに
亀裂が生じ易く、また張力が弱すぎると十分な圧
縮応力を付与できない。可撓性チユーブに十分な
耐洩れ性を発現させるためには、線材間のチユー
ブ部分に発生する圧縮応力が少なくとも2Kgf/
cm2以上必要であり、チユーブに亀裂が生じない圧
縮応力としては、500Kgf/cm2以下程度である。
圧縮応力は、さらに好ましくは4Kgf/cm2以上、
110Kgf/cm2以下である。圧縮応力がこれより小
さいと、耐液洩れ性が不十分であり、反対にこれ
より大きいとチユーブの変形が大になり、内径が
小さくなりすぎる。
3〜6Kgfの範囲にある事が望ましい。あまり強
い張力で捲付けると、捲付部においてチユーブに
亀裂が生じ易く、また張力が弱すぎると十分な圧
縮応力を付与できない。可撓性チユーブに十分な
耐洩れ性を発現させるためには、線材間のチユー
ブ部分に発生する圧縮応力が少なくとも2Kgf/
cm2以上必要であり、チユーブに亀裂が生じない圧
縮応力としては、500Kgf/cm2以下程度である。
圧縮応力は、さらに好ましくは4Kgf/cm2以上、
110Kgf/cm2以下である。圧縮応力がこれより小
さいと、耐液洩れ性が不十分であり、反対にこれ
より大きいとチユーブの変形が大になり、内径が
小さくなりすぎる。
なお、該線材を捲付けたチユーブは、さらに外
被覆を被覆させ管肉部に線材を接着もしくは埋入
したものは外面の凹凸を少なくすることが出来好
ましい。さらに第1図の説明図にあつては、線材
を螺旋状に捲付けたものであるが、線材を通常の
編組機によつて編組みする方法によつても、本発
明を達成できる。なお第1図に於ては、チユーブ
として長手方向に渡つて同一肉厚のものを使用し
ているがあらかじめ線材捲付け部分を肉厚にした
ものであつても良い。
被覆を被覆させ管肉部に線材を接着もしくは埋入
したものは外面の凹凸を少なくすることが出来好
ましい。さらに第1図の説明図にあつては、線材
を螺旋状に捲付けたものであるが、線材を通常の
編組機によつて編組みする方法によつても、本発
明を達成できる。なお第1図に於ては、チユーブ
として長手方向に渡つて同一肉厚のものを使用し
ているがあらかじめ線材捲付け部分を肉厚にした
ものであつても良い。
第2図は、本発明を説明する別の方法による見
取り図であつて可撓チユーブ1に、複数の環材3
をはめ込み、通常の加締め機によつて丸型もしく
は多角形に外加締めしたものである。加締め環材
の配列ならびに加締め率を加減することにより、
注射針等の穿刺性が良く、洩れ耐久性の良好なチ
ユーブとなしうるが、環材間の管肉部に発生する
圧縮応力は前述と同じく、少なくとも2Kgf/cm2
以上とする必要がある。
取り図であつて可撓チユーブ1に、複数の環材3
をはめ込み、通常の加締め機によつて丸型もしく
は多角形に外加締めしたものである。加締め環材
の配列ならびに加締め率を加減することにより、
注射針等の穿刺性が良く、洩れ耐久性の良好なチ
ユーブとなしうるが、環材間の管肉部に発生する
圧縮応力は前述と同じく、少なくとも2Kgf/cm2
以上とする必要がある。
(実施例)
実施例 1
透明なポリウレタンエラストマー〔JIS硬度(A)
80〕を通常の押出機にて押出し、内径5.0mm、肉
厚1.5mmの可撓性に富む弾性チユーブを得た。つ
いで、該チユーブの内部に4.6mm径のテフロンコ
ートをした芯金を挿入したのち、小型の旋盤に
て、1.4mm径のしんちゆう線を4Kgfの張力をか
けて4.0mmピツチで60mm長さに渡つて可撓性チユ
ーブの外面に捲き付けた。その後、テフロンコー
トをした芯金をチユーブより抜き取り、捲き付け
た線材間が凸状に盛り上がつた複合チユーブを得
た。(変形量から算出される線材間の圧縮応力5
Kgf/cm2)このチユーブを薬液濃度制御用循環回
路にセツトし1.0Kgf/cm2の内圧がかかつた状態
下においた。チユーブ内の水系の薬液の濃度コン
トロールのために、複合チユーブの線材間の管肉
部を針太さ0.7mmの注射針で繰り返し穿刺して薬
液のサンプリングを行つた。100回以上の無作意
の穿刺にもかかわらず、穿刺部より洩れ等の異常
は認められなかつた。
80〕を通常の押出機にて押出し、内径5.0mm、肉
厚1.5mmの可撓性に富む弾性チユーブを得た。つ
いで、該チユーブの内部に4.6mm径のテフロンコ
ートをした芯金を挿入したのち、小型の旋盤に
て、1.4mm径のしんちゆう線を4Kgfの張力をか
けて4.0mmピツチで60mm長さに渡つて可撓性チユ
ーブの外面に捲き付けた。その後、テフロンコー
トをした芯金をチユーブより抜き取り、捲き付け
た線材間が凸状に盛り上がつた複合チユーブを得
た。(変形量から算出される線材間の圧縮応力5
Kgf/cm2)このチユーブを薬液濃度制御用循環回
路にセツトし1.0Kgf/cm2の内圧がかかつた状態
下においた。チユーブ内の水系の薬液の濃度コン
トロールのために、複合チユーブの線材間の管肉
部を針太さ0.7mmの注射針で繰り返し穿刺して薬
液のサンプリングを行つた。100回以上の無作意
の穿刺にもかかわらず、穿刺部より洩れ等の異常
は認められなかつた。
また、本実施例に於て、可撓チユーブの穿刺部
分を腕曲した状態で使用するも直線に配管した時
と同じく穿刺耐久性に優れた結果を示し狭い場所
での制御用配管として有用であつた。
分を腕曲した状態で使用するも直線に配管した時
と同じく穿刺耐久性に優れた結果を示し狭い場所
での制御用配管として有用であつた。
実施例 2
実施例1で得られた複合チユーブを血液体外循
環回路に組みこみ、体重5Kgの子豚の外頚静脈に
接続、to and fro方式で1週間の体外循環を行つ
た。平均脱血流量は310ml/minであつた。期間
中該チユーブ部分を1時間に1回穿刺して採血
し、活性凝固時間を測定し、該時間が200秒にな
るようにヘパリンを持続注入した。
環回路に組みこみ、体重5Kgの子豚の外頚静脈に
接続、to and fro方式で1週間の体外循環を行つ
た。平均脱血流量は310ml/minであつた。期間
中該チユーブ部分を1時間に1回穿刺して採血
し、活性凝固時間を測定し、該時間が200秒にな
るようにヘパリンを持続注入した。
実験終了まで、穿刺部分より血液の漏れはな
く、反血後の観察でも該チユーブ部分に血栓形成
等の異常は認められなかつた。
く、反血後の観察でも該チユーブ部分に血栓形成
等の異常は認められなかつた。
実施例 3
8.2mmの内径で、1.0mmの肉厚よりなる2.0mm巾の
ステンレスリングを実施例1と同一仕様のウレタ
ンチユーブへ5.3mmのピツチで、約40mm長に渡つ
てはめ込み、これを通常の加締め機によつて外周
面より外圧をかけて、ステンレスリングの外径が
8.8mmになるように加締める。(リング間の圧縮応
力6Kgf/cm2)このようにして得られた複合チユ
ーブ内圧を1.2Kgf/cm2に保ち、リング間を0.7mm
径の注射針で70回穿刺したが、穿刺部の裂け等の
異常はなく、液洩れも認められなかつた。
ステンレスリングを実施例1と同一仕様のウレタ
ンチユーブへ5.3mmのピツチで、約40mm長に渡つ
てはめ込み、これを通常の加締め機によつて外周
面より外圧をかけて、ステンレスリングの外径が
8.8mmになるように加締める。(リング間の圧縮応
力6Kgf/cm2)このようにして得られた複合チユ
ーブ内圧を1.2Kgf/cm2に保ち、リング間を0.7mm
径の注射針で70回穿刺したが、穿刺部の裂け等の
異常はなく、液洩れも認められなかつた。
実施例 4
実施例1と同様にして内径10mm、肉厚2.0mmの
可撓性に富む弾性チユーブを得た。該チユーブ
は、さらに内部に9mm径のテフロンコートした芯
金を挿入した後、小型の旋盤にて1.4mm径のしん
ちゆう線を5.5Kgfの張力をかけつつ、4.5mmピツ
チで80mm長に渡つて捲き付けた。(線材間の圧縮
応力7Kgf/cm2)ついで芯金をチユーブより抜き
取り、線材間が凸状に盛り上がつたチユーブを得
た。このチユーブを、実施例1と同様にして穿刺
試験したところ100回の穿刺にもかかわらず、穿
刺部からの液もれや異常は認められなかつた。
可撓性に富む弾性チユーブを得た。該チユーブ
は、さらに内部に9mm径のテフロンコートした芯
金を挿入した後、小型の旋盤にて1.4mm径のしん
ちゆう線を5.5Kgfの張力をかけつつ、4.5mmピツ
チで80mm長に渡つて捲き付けた。(線材間の圧縮
応力7Kgf/cm2)ついで芯金をチユーブより抜き
取り、線材間が凸状に盛り上がつたチユーブを得
た。このチユーブを、実施例1と同様にして穿刺
試験したところ100回の穿刺にもかかわらず、穿
刺部からの液もれや異常は認められなかつた。
比較例 1
実施例1で得られた内径5.0mmの弾性チユーブ
に、該チユーブの外径と実質的に同じ内径を有す
るように、予め1.4mm〓のしんちゆう線を4mmピツ
チで捲いたコイルを被せ、実施例1で用いたポリ
ウレタンエラストマーの10%溶液で3回コーテイ
ングを行い、チユーブ肉壁内に線材を有する、い
わゆる強化型のチユーブを作製した。(線材間の
圧縮応力0Kgf/cm2)このチユーブを用い、実施
例1と同様にして注射針で穿刺したところ、0.8
Kgf/cm2の圧力下で穿刺部より液洩れを認めた。
また、該強化チユーブの同一箇所を注射針で繰り
返し穿刺したところ、0.2Kgf/cm2の内圧下にあ
つても、9回で液洩れを生じた。
に、該チユーブの外径と実質的に同じ内径を有す
るように、予め1.4mm〓のしんちゆう線を4mmピツ
チで捲いたコイルを被せ、実施例1で用いたポリ
ウレタンエラストマーの10%溶液で3回コーテイ
ングを行い、チユーブ肉壁内に線材を有する、い
わゆる強化型のチユーブを作製した。(線材間の
圧縮応力0Kgf/cm2)このチユーブを用い、実施
例1と同様にして注射針で穿刺したところ、0.8
Kgf/cm2の圧力下で穿刺部より液洩れを認めた。
また、該強化チユーブの同一箇所を注射針で繰り
返し穿刺したところ、0.2Kgf/cm2の内圧下にあ
つても、9回で液洩れを生じた。
比較例 2
内径5mm、肉厚1.5、3、6および9mmの、天
然ゴムよりなる4種類の押出しチユーブを用い、
複合化を行うことなく、そのままの状態で(管肉
部の圧縮応力それぞれ0Kgf/cm2)、実施例1と
同様の穿刺試験を行つたところ、肉厚1.5mmのも
のにあつては内圧0.6Kgf/cm2で液洩れを生じ、
3、6、および9mm厚みのものにあつては、内圧
1.0Kgf/cm2において、それぞれ繰り返し穿刺回
数22回、65回、120回で液洩れを生じた。肉厚6
mmおよび9mmのものは耐液洩れ性は良好である
が、可撓性に劣り、小さな曲げ半径で狭いスペー
スに設置することが困難であつた。
然ゴムよりなる4種類の押出しチユーブを用い、
複合化を行うことなく、そのままの状態で(管肉
部の圧縮応力それぞれ0Kgf/cm2)、実施例1と
同様の穿刺試験を行つたところ、肉厚1.5mmのも
のにあつては内圧0.6Kgf/cm2で液洩れを生じ、
3、6、および9mm厚みのものにあつては、内圧
1.0Kgf/cm2において、それぞれ繰り返し穿刺回
数22回、65回、120回で液洩れを生じた。肉厚6
mmおよび9mmのものは耐液洩れ性は良好である
が、可撓性に劣り、小さな曲げ半径で狭いスペー
スに設置することが困難であつた。
(発明の効果)
本発明により、線材間または環材間の管肉部に
常時圧縮応力のかかつた複合チユーブが得られ
る。かかるチユーブは管肉部を厚肉にしなくても
注射針の穿刺により薬液、血液等の流体の採取お
よび注入を行なうことができ、しかもチユーブの
全周にわたつて穿刺できることもあいまつて、長
期間にわたつてきわめて多回数の穿刺に耐えるこ
とができる。
常時圧縮応力のかかつた複合チユーブが得られ
る。かかるチユーブは管肉部を厚肉にしなくても
注射針の穿刺により薬液、血液等の流体の採取お
よび注入を行なうことができ、しかもチユーブの
全周にわたつて穿刺できることもあいまつて、長
期間にわたつてきわめて多回数の穿刺に耐えるこ
とができる。
また、本発明のチユーブを用いると、流体回路
にチユーブに分岐を取ることなしに流体の採取お
よび注入を行なうことができるために、チユーブ
内流路に著しい減少を生じたり、滞留部分の発生
もないことから制御用配管として有用である。さ
らに医療用分野でも例えば各種カテーテル類への
応用をはじめ血液透析、人工心肺用等の血液体外
循環系の一部として、体内、体外よりの血液の取
り出し、還血等の血液導管などに用いても分岐部
での血栓の発生、血液流量の著しい低下を生じに
くいことからとりわけ有用である。また本発明に
よれば、制御用配管系や体外循環回路等を設定、
配置して後に、使用したチユーブの外側から加締
することにより所望の位置に本発明の複合チユー
ブからなる流体の注排出部を設置できるという利
点もある。
にチユーブに分岐を取ることなしに流体の採取お
よび注入を行なうことができるために、チユーブ
内流路に著しい減少を生じたり、滞留部分の発生
もないことから制御用配管として有用である。さ
らに医療用分野でも例えば各種カテーテル類への
応用をはじめ血液透析、人工心肺用等の血液体外
循環系の一部として、体内、体外よりの血液の取
り出し、還血等の血液導管などに用いても分岐部
での血栓の発生、血液流量の著しい低下を生じに
くいことからとりわけ有用である。また本発明に
よれば、制御用配管系や体外循環回路等を設定、
配置して後に、使用したチユーブの外側から加締
することにより所望の位置に本発明の複合チユー
ブからなる流体の注排出部を設置できるという利
点もある。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の複合チ
ユーブの一例を示す見取り図である。 図において、1……可撓性チユーブ、2……線
材、3……環材。
ユーブの一例を示す見取り図である。 図において、1……可撓性チユーブ、2……線
材、3……環材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弾性に富む可撓性チユーブに線材または環材
が捲きつけられてなる複合チユーブであつて、捲
きつけられた線材と線材との間または環材と環材
との間にあるチユーブ部分に2Kgf/cm2以上の圧
縮応力が生じるように該線材または該環材が捲か
れてなる複合チユーブ。 2 弾性に富む可撓性チユーブに線材または環材
が捲きつけられてなる複合チユーブであつて、捲
きつけられた線材と線材との間または環材と環材
との間にあるチユーブ部分に2Kgf/cm2以上の圧
縮応力が生じるように該線材または該環材が捲か
れてなる複合チユーブを流体回路に組みこみ、該
複合チユーブの圧縮応力が生じている部分に注射
針をさしこみ、該注射針により該流体回路中に流
れている流体の一部を採取するかまたは該流体回
路中に流体を注入することを特徴とする流体の採
取または注入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60254420A JPS62112567A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 複合チユ−ブおよび該チユ−ブを用いる流体の採取または注入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60254420A JPS62112567A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 複合チユ−ブおよび該チユ−ブを用いる流体の採取または注入方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62112567A JPS62112567A (ja) | 1987-05-23 |
JPH0557873B2 true JPH0557873B2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=17264729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60254420A Granted JPS62112567A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 複合チユ−ブおよび該チユ−ブを用いる流体の採取または注入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62112567A (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5441489A (en) * | 1989-04-13 | 1995-08-15 | Mitsubishi Cable Industries, Ltd. | Catheter with body temperature glass transition region |
US7762977B2 (en) | 2003-10-08 | 2010-07-27 | Hemosphere, Inc. | Device and method for vascular access |
US20050137614A1 (en) * | 2003-10-08 | 2005-06-23 | Porter Christopher H. | System and method for connecting implanted conduits |
US20110295181A1 (en) | 2008-03-05 | 2011-12-01 | Hemosphere, Inc. | Implantable and removable customizable body conduit |
CN103813817A (zh) | 2011-09-06 | 2014-05-21 | 海默斯菲尔有限公司 | 具有连接器的血管通路系统 |
CA2927803C (en) | 2013-12-20 | 2021-12-28 | Cryolife, Inc. | Vascular access system with reinforcement member |
US10499920B2 (en) | 2016-11-10 | 2019-12-10 | Merit Medical Systems, Inc. | Anchor device for vascular anastomosis |
WO2018132573A1 (en) | 2017-01-12 | 2018-07-19 | Merit Medical Systems, Inc. | Methods and systems for selection and use of connectors between conduits |
WO2018164945A1 (en) | 2017-03-06 | 2018-09-13 | Merit Medical Systems, Inc. | Vascular access assembly declotting systems and methods |
EP3600150B1 (en) | 2017-03-24 | 2023-05-17 | Merit Medical Systems, Inc. | Subcutaneous vascular assemblies for improving blood flow |
WO2019014444A2 (en) | 2017-07-14 | 2019-01-17 | Merit Medical Systems, Inc. | RELEASABLE CONDUIT FITTINGS |
EP3655086A4 (en) | 2017-07-20 | 2021-04-07 | Merit Medical Systems, Inc. | METHODS AND SYSTEMS FOR COUPLING PIPES |
US11331458B2 (en) | 2017-10-31 | 2022-05-17 | Merit Medical Systems, Inc. | Subcutaneous vascular assemblies for improving blood flow and related devices and methods |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP60254420A patent/JPS62112567A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62112567A (ja) | 1987-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6544247B1 (en) | Introducer system | |
JPH0557873B2 (ja) | ||
US5466230A (en) | Catheter sheath introducer with strain relief | |
US4737153A (en) | Reinforced therapeutic tube | |
EP0661072B1 (en) | Catheter | |
US5163431A (en) | Angiographic catheter | |
US4955862A (en) | Catheter and catheter/guide wire device | |
US4983169A (en) | Catheter for angiography | |
AU628563B2 (en) | A catheter with a balloon | |
CN103566450B (zh) | 导管 | |
KR102184238B1 (ko) | 장척 의료용 부재 | |
JPH05200119A (ja) | 内部本体延長部を有する直線状反転カテーテル | |
ATE324920T1 (de) | Verstärkter katheter zur verhinderung eines luminalen kollabierens und eines zugbruchs | |
EP2979725B1 (en) | Tube for medical use | |
CN215083906U (zh) | 一种导管加强层和导管 | |
JPH084628B2 (ja) | 拡張体付カテーテル | |
CN113908403B (zh) | 一种颅内导管 | |
CN216676051U (zh) | 鞘芯组件及输送器械 | |
JPH01121064A (ja) | カテーテル | |
CN114870200A (zh) | 一种导管加强层和导管 | |
CN114870201A (zh) | 一种导管加强层和导管 | |
CN217744701U (zh) | 用于血流导向支架的装载管 | |
JPH01121065A (ja) | 医療用チューブおよびその製造方法 | |
US20240091490A1 (en) | Introducer with reinforcement element having a more dense distal portion and related systems and methods | |
CN214713773U (zh) | 抽吸导管 |