JPS6211166A - アミノ窒素検出用試験紙 - Google Patents
アミノ窒素検出用試験紙Info
- Publication number
- JPS6211166A JPS6211166A JP15112185A JP15112185A JPS6211166A JP S6211166 A JPS6211166 A JP S6211166A JP 15112185 A JP15112185 A JP 15112185A JP 15112185 A JP15112185 A JP 15112185A JP S6211166 A JPS6211166 A JP S6211166A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium
- amino nitrogen
- buffer solution
- carrier
- alkaline buffer
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- Pending
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
出願目的
本出願は、特許出願/Ex 59−3965における不
備を改め、新な出願としたものである。
備を改め、新な出願としたものである。
技術分野
本発明は、アミノ窒素特に尿中アミノ窒素を検出する試
験物に関する。
験物に関する。
従来技術
尿たん白検査は、主に腎臓の糸球体機能検査として用ら
れ、腎臓の尿細管機能をみる試験和は、市販されていな
い。薬物、特にアミノ配糖体抗生物質、重金属による尿
細管機能障害を簡便にみることのできる検査法は確立さ
れていない。特に、核器移殖の手術において、拒絶反応
抑止薬であるサイ昶はリン、°・(登録商標)の尿細管
毒性の検査の重要性は大である。この薬毒性は、尿たん
白検査では検出できない。腎生検で薬毒性が確認された
尿において、たん白は検出されないのに、本発明に係る
試験物は陽性に検出される。
れ、腎臓の尿細管機能をみる試験和は、市販されていな
い。薬物、特にアミノ配糖体抗生物質、重金属による尿
細管機能障害を簡便にみることのできる検査法は確立さ
れていない。特に、核器移殖の手術において、拒絶反応
抑止薬であるサイ昶はリン、°・(登録商標)の尿細管
毒性の検査の重要性は大である。この薬毒性は、尿たん
白検査では検出できない。腎生検で薬毒性が確認された
尿において、たん白は検出されないのに、本発明に係る
試験物は陽性に検出される。
反応原理
アミノ糖、アミノ酸、たん白等の活性アミノ基を有スる
物質は、トリニトロベンゼンスルホンft1mと置換反
応を起し、その生成物は42Onm付近吸収を有すルコ
とが○kwyama等によりJ、 Biochem;
47 。
物質は、トリニトロベンゼンスルホンft1mと置換反
応を起し、その生成物は42Onm付近吸収を有すルコ
とが○kwyama等によりJ、 Biochem;
47 。
454 (1960)に述られている。 この反応は、
分子量の小いアミノ窒素程よく反応する。従って室温で
は、尿中たん白は低分子アミノ窒素によシ反応が阻害さ
れる。
分子量の小いアミノ窒素程よく反応する。従って室温で
は、尿中たん白は低分子アミノ窒素によシ反応が阻害さ
れる。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、腎臓の尿細管機能を簡便に検査する試験物を
提供するものである。従来このような検査物はなかった
。
提供するものである。従来このような検査物はなかった
。
上記したように、尿たん白試験紙では解決できない問題
点を解決するものである。
点を解決するものである。
問題点を解決するための手段
野原細管は、低分子アミノ窒素を再吸収する。
従って、尿中のアミノ窒素の寝により野原細管の機能低
下を読むことができる。このことは、動物実験によって
も確認できる。ラッテにアミノ配糖体を有する薬物例は
ポリミキシンB(登録商標)を投与し、排拙された尿の
アミノ窒素を測定する。測定法は以下の通シである。
下を読むことができる。このことは、動物実験によって
も確認できる。ラッテにアミノ配糖体を有する薬物例は
ポリミキシンB(登録商標)を投与し、排拙された尿の
アミノ窒素を測定する。測定法は以下の通シである。
トリニトロベンセンスルホン酸ナトリウム500■をp
h 9のホウ酸ナトリウムー水酸化ナトリウム緩衝液に
溶す。この浴液と尿を等量混合し、30分放置する。こ
の混合液を10倍に希釈した液を比色する。スタンダー
ド(・(−は、グリシンの0.1g/d1溶液を用る。
h 9のホウ酸ナトリウムー水酸化ナトリウム緩衝液に
溶す。この浴液と尿を等量混合し、30分放置する。こ
の混合液を10倍に希釈した液を比色する。スタンダー
ド(・(−は、グリシンの0.1g/d1溶液を用る。
前原細管機能障害があるとアミノ窒素濃度が、グリシン
に換算して10 orng7d1以上となる。
に換算して10 orng7d1以上となる。
本発明は、上記定量性試験紙化したものである実施例
本発明に用る吸収性担体は、ろ紙が適しているが、その
他不触布等の親水性高分子担体等があるアルカリ性緩衝
液とは、ph7.5〜ph12.5の領域で緩衝能を有
する溶液である。それは、リン酸二水素カリウム−水酸
化ナトリウム、ホウ酸−塩化カリウムー水酸化ナトリウ
ム、四ホウ酸ナトリウムー水酸化ナトリウム、リン酸二
水素カリウム−リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素
カリウム−四ホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウムー
炭酸ナトリウム、ホウ酸−塩化カリウムー炭酸ナトリウ
ム、ホウ酸−塩化ナトリウム−四ホウ酸ナトリウム、炭
酸ナトリウム−炭酸水素ナトリウム等が用られる。さら
にBr1tton−Roblnsonの広域緩衝液も用
られうる。これらの緩衝液のうち、四ホウ酸ナトリウム
ーリン酸二水素カリウムを含有する緩衝液が安定性の点
で好ましい。これらの緩衝液のイオン強度は、10−5
00m?viである。ph s以下であると室温での発
色がややおそくなる。phが10以ではトリニトロペン
スルホン酸塩と混合シて試験紙に含浸させたとき乾燥工
程において、トリニトロベンスルホン酸塩分解のため、
トリニトロフェノールが発生する。このため、試験紙が
、自然発色してしまう。しかし、phは、高い程発色度
が 高い。最適ph域は、8.ζα3 である。
他不触布等の親水性高分子担体等があるアルカリ性緩衝
液とは、ph7.5〜ph12.5の領域で緩衝能を有
する溶液である。それは、リン酸二水素カリウム−水酸
化ナトリウム、ホウ酸−塩化カリウムー水酸化ナトリウ
ム、四ホウ酸ナトリウムー水酸化ナトリウム、リン酸二
水素カリウム−リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素
カリウム−四ホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウムー
炭酸ナトリウム、ホウ酸−塩化カリウムー炭酸ナトリウ
ム、ホウ酸−塩化ナトリウム−四ホウ酸ナトリウム、炭
酸ナトリウム−炭酸水素ナトリウム等が用られる。さら
にBr1tton−Roblnsonの広域緩衝液も用
られうる。これらの緩衝液のうち、四ホウ酸ナトリウム
ーリン酸二水素カリウムを含有する緩衝液が安定性の点
で好ましい。これらの緩衝液のイオン強度は、10−5
00m?viである。ph s以下であると室温での発
色がややおそくなる。phが10以ではトリニトロペン
スルホン酸塩と混合シて試験紙に含浸させたとき乾燥工
程において、トリニトロベンスルホン酸塩分解のため、
トリニトロフェノールが発生する。このため、試験紙が
、自然発色してしまう。しかし、phは、高い程発色度
が 高い。最適ph域は、8.ζα3 である。
トリニトロベンゼンスルホン酸ナトリウムを昂る場合は
、緩衝液に0.3〜l Omg/mlの割合で含ませる
。
、緩衝液に0.3〜l Omg/mlの割合で含ませる
。
0.3■廊1以下であると発色度が小く、発色完了目的
とするアミノ窒素試験紙は、上記の緩衡准にトリニトロ
ベンセンスルホン酸ナトリウムを溶解させ、これを上記
の吸収性担体に含浸して作製スル。緩衝とトリニトロベ
ンゼンスルホン酸項液とを別々に調製しておき、これを
吸収性担体に含浸させてもよい。トリニトロベンゼンス
ルホン酸塩をマイクロカプセル化した液を含浸させた後
に、緩衝液を含浸させてもよい。トリニトロベンゼンス
ルホン酸塩と緩衝液とが含浸された吸収性担体は、乾燥
時に水分を完全に除去することが安定性の点で望ましい
。このため含浸された吸収性担体は・凍結乾燥するのが
望ましい。乾燥して直に、吸収性担体を乾燥剤の入った
着色瓶、水分や光を防いだ容器等に保存する。
とするアミノ窒素試験紙は、上記の緩衡准にトリニトロ
ベンセンスルホン酸ナトリウムを溶解させ、これを上記
の吸収性担体に含浸して作製スル。緩衝とトリニトロベ
ンゼンスルホン酸項液とを別々に調製しておき、これを
吸収性担体に含浸させてもよい。トリニトロベンゼンス
ルホン酸塩をマイクロカプセル化した液を含浸させた後
に、緩衝液を含浸させてもよい。トリニトロベンゼンス
ルホン酸塩と緩衝液とが含浸された吸収性担体は、乾燥
時に水分を完全に除去することが安定性の点で望ましい
。このため含浸された吸収性担体は・凍結乾燥するのが
望ましい。乾燥して直に、吸収性担体を乾燥剤の入った
着色瓶、水分や光を防いだ容器等に保存する。
0.1Mリン酸二水素カリウム2容部と0.05M四ホ
ウ酸ナトリウム8容部との混合液に、トリニトロベンセ
ンスルホン酸ナトリウムを3omg/d工の濃度となる
ように加だ。この溶液に東洋ろ紙洗2(acmx2oc
m)ヲ浸し直に凍結乾燥する。このろ紙を5mmX5m
mの小片に切断する。厚さ0.3mmのポリスチレンフ
ィルムを60mmX5mmの大きさに切ロノ「シたホリ
マーヌテックを準備し、このポリマーヌテックの先端に
上記ろ紙小片を両面テープで固定し、瓶に保存する。
ウ酸ナトリウム8容部との混合液に、トリニトロベンセ
ンスルホン酸ナトリウムを3omg/d工の濃度となる
ように加だ。この溶液に東洋ろ紙洗2(acmx2oc
m)ヲ浸し直に凍結乾燥する。このろ紙を5mmX5m
mの小片に切断する。厚さ0.3mmのポリスチレンフ
ィルムを60mmX5mmの大きさに切ロノ「シたホリ
マーヌテックを準備し、このポリマーヌテックの先端に
上記ろ紙小片を両面テープで固定し、瓶に保存する。
発明の効果
本発明に係る上記小片は、体液特に尿中のアミノ窒素を
半定量するのに適する。グリシンに換算して100■Δ
1以上のアミノ窒素が存在すれば黄色に発色する。
半定量するのに適する。グリシンに換算して100■Δ
1以上のアミノ窒素が存在すれば黄色に発色する。
臨床的効果において、だん白試験紙とは全く異る。
アミノ窒素試験紙では、たん白質はほとんど発色に関与
しない。たん白試験紙の発色は腎臓の糸球体の障害を示
し、アミノ窒素試験紙の発色は腎臓の尿細管障害を示す
、アミノ窒素試験紙の発色は、低分子アミノ窒素に由来
し、低分子アミノ窒素が尿細管障害によシ尿中に増加す
るためである。
しない。たん白試験紙の発色は腎臓の糸球体の障害を示
し、アミノ窒素試験紙の発色は腎臓の尿細管障害を示す
、アミノ窒素試験紙の発色は、低分子アミノ窒素に由来
し、低分子アミノ窒素が尿細管障害によシ尿中に増加す
るためである。
Claims (1)
- トリニトロベンゼンスルホン酸塩を含むアルカリ性緩衝
溶液を吸収性担体に含浸させたアミノ窒素検出用試験物
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15112185A JPS6211166A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | アミノ窒素検出用試験紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15112185A JPS6211166A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | アミノ窒素検出用試験紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6211166A true JPS6211166A (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=15511822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15112185A Pending JPS6211166A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | アミノ窒素検出用試験紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6211166A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4858659B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2012-01-18 | 住友金属工業株式会社 | 原子力プラント用金属管の熱処理方法、およびそれに用いるバッチ式真空熱処理炉、並びにそれにより処理された原子力プラント用金属管 |
-
1985
- 1985-07-08 JP JP15112185A patent/JPS6211166A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4858659B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2012-01-18 | 住友金属工業株式会社 | 原子力プラント用金属管の熱処理方法、およびそれに用いるバッチ式真空熱処理炉、並びにそれにより処理された原子力プラント用金属管 |
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