JPS62111588A - 赤外映像装置による侵入監視方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （概要〕 赤外映像装置による侵入監視方式であって、走査毎に得
られた監視区域内のパターン信号を比較し、パターンの
変化を検出して監視区域内への侵入を監視するように構
成し、昼、夜関係なく高圧、　　゛危険区域内への侵入
監視を可能としている。

〔産業上の利用分野〕

本発明は赤外映像装置を用いた侵入監視方式に関するも
のである。

高圧や危険な区域内への侵入監視装置として可視カメラ
を用いた可視映像装置が一般に用いられている。この可
視監視装面は昼間は使用可能であるが夜間の使用は不可
能である。

そこで、昼２夜に関係なく監視区域の映像が得られる赤
外映像装置を用いて侵入を監視することができる赤外映
像装置を用いた侵入監視方式が必要とされていた。

Ｃ従来の技術） すでによく知られているように、高圧区域や危険な場所
への侵入監視装置として第２図に示す可視カメラを用い
た可視映像装置が広く用いられている。

この可視映像装置は、可視カメラ１により監視区域内４
の物体を光学的に捕捉し、捕捉した光信号を光検知器１
−１により電気信号に変換して画像処理部２で画像処理
を行ない、ＴＶモニータ等の表示器３で監視区域内の画
像を表示し、区域内への侵入を監視している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来の可視映像装置を用いた侵入監視方式は昼間や
明るく照明された所では使用可能であるが、夜間での使
用は不可能となるといった問題がある。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、昼、
夜に関係なく監視区域への侵入を監視することができる
赤外映像装置を用いた侵入監視方式を提供することを目
的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の赤外映像装置を用いた侵入監視方式の
ブロック図であり、赤外線カメラ５−１と、赤外線検知
器５−２と画像処理部５−３と表示部５−４とより成る
赤外映像装置５を用いている。

この赤外映像装置装置５に、赤外線検知器５−２の出力
アナログ信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器
６と、Ａ／Ｄ変換器６より出力される走査毎の１画面分
のディジタル信号を交互に記憶する第１の記憶部７およ
び第２の記憶部８と、第１．第２の記憶部の出力ディジ
タル信号を比較する比較部９と、比較部９の比較差値に
よってアラーム信号を出力するアラーム回路１０とを付
設した構成としている。

［作用］ 赤外線カメラ５−１の走査によって得られた監視区域４
内の赤外線信号を赤外線検知器５−２を介してＡ／Ｄ変
換器６でディジタル信号に変換し、変換された走査毎の
ディジタル信号を１画面毎に交互に第１の記↑、Ｗ部７
と第２の記憶部８に記憶させ、交互に記憶された１画面
分のディジタル信号を比較部９で比較してその差を検出
することにより画面の変化を知ることができ、比較差値
によりアラーム回路よりアラーム信号を出力して警報器
等を作動して監視区域内への侵入を監視する。

本発明では、赤外映像装置を用い、走査毎の画像を順次
比較して画像の変化を検出し、昼、夜に関係なく監視区
域内への侵入を監視することができる。

〔実施例〕

第１図は本発明の実施例の赤外映像装置を用いた侵入監
視方式のブロック図である。

第１図に示すように、実施例の赤外映像装置を用いた侵
入監視方式は、赤外線カメラ５−１と、赤外線検知器５
−２と画像処理部５−３と表示部５−４とより成る赤外
映像装置５を用いている。

この赤外映像装置５に赤外線検知器５−２の出力アナロ
グ信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器６と、
Ａ／Ｄ変換器６より出力される走査ごとの１画面分のデ
ィジタル信号を交互に記憶する第１の記憶部７および第
２の記憶部８と、第１、第２の記憶部の出力ディジタル
信号を比較する比較部９と、比較部９の比較差値によっ
てアラーム信号を出力するアラーム回路１０とを付設し
た構成とするとともに、赤外線カメラ５−１を駆動する
カメラ駆動部１１を制御する走査制御部１２と走査制御
部１２の制御によって第１と第２の記憶部を切換えるス
イッチ１３とを設けている。

赤外映像装置装置５は、監視区域４を赤外線カメラ５−
１を矢印方向に繰り返し走査し、監視区域４内の物体よ
り放射される赤外線を捕捉し、捕捉した赤外線を赤外線
検知器で電気信号に変換して１走査分の画像信号を処理
して１画面づつＴＶモニータ等の表示部で画像表示する
。

本発明の監視方式は上記の赤外映像装置装置５を用い、
赤外線検知器５−２の出力アナログ信号をＡ、　／　Ｄ
変換器６でディジタル信号に変換し、変換したディジタ
ル信号を走査制御部１２の制御によって走査毎にスイッ
チ１３を切換えて１画面のディジタル信号を第１の記憶
部７と第２の記憶部８とに交互に順次格納するとともに
、格納した前後のディジタル信号を同期して順次比較部
９に出力する。

比較部９は第１と第２の記憶部７，８より出力される前
後の１画面分のメモリ内容を比較する。

この比較結果が後でメモリされたデータの方が前にメモ
リされたデータより大きい場合、監視区域内に侵入して
きたとすると、反対に、後でメモリされたデータの方が
前にメモリされたデータより小さい場合は、監視区域内
より出ていったことを示す。

比較部９より出力される差信号はアラーム回路１０に入
力される。アラーム回路１０はアラームレベルおよびア
ラーム変動エリヤを可変することができ、入力される差
信号が指定以上のレベルおよびエリヤとなった場合アラ
ーム信号を集中監視所へ出力し、監視区域内への侵入を
知らしめる。

また、走査制御部１２を制御してカメラ駆動部１１を駆
動して赤外線カメラ５−１をｘ、ｙ、ｚ方向に動かして
広い範囲を監視することを可能としている。この場合、
カメラの移動量は１画面の視野となるとともに、記憶部
は移動する回数付必要となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、昼、夜に関係なく
広い範囲の監視区域への侵入を監視することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の侵入監視方式のブロック図、 第２図は従来の侵入監視装置のブロック図である。 図において、１は可視カメラ、１−１は光検知器、２．
５−３は画像処理部、３．５−４は表示部、４は監視区
域、５は赤外映像装置、５−１は赤外線カメラ、５−２
は赤外線検知器、６はＡ／Ｄ変換器、７は第１の記憶部
、８は第２の記憶、部、９は比較部、１０はアラーム回
路、１１はカメラ駆動部、１２は走査制御部、１３はス
イッチを示す。 ７Ｖ了６弓りめだオρ仔！ＱゲシＡ堅乎！オ式の７′”
Ｑ・・／７図第　１　図 疫、朱め侵入車１戊舅こ【す７パＤ・７７ｍ＠　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定区域を走査し、前記所定区域内の物体の赤外線映像
   を表示する赤外映像装置（５）に、走査毎の映像パター
   ンを交互に記憶する第１と第２の記憶部（７、８）と、
   前記第１、第２の記憶部（７、８）で記憶されたパター
   ンを比較する比較部（９）と、前記比較部（９）の出力
   比較差値によりアラーム信号を出力するアラーム回路（
   １０）とを付設し、交互のパターン差値より前記所定区
   域内への侵入を検出することを特徴とする赤外映像装置
   による侵入監視方式。