JPS62111153A - 内燃機関のピストン - Google Patents
内燃機関のピストンInfo
- Publication number
- JPS62111153A JPS62111153A JP24981285A JP24981285A JPS62111153A JP S62111153 A JPS62111153 A JP S62111153A JP 24981285 A JP24981285 A JP 24981285A JP 24981285 A JP24981285 A JP 24981285A JP S62111153 A JPS62111153 A JP S62111153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- piston pin
- ring
- oil
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J1/00—Pistons; Trunk pistons; Plungers
- F16J1/10—Connection to driving members
- F16J1/14—Connection to driving members with connecting-rods, i.e. pivotal connections
- F16J1/16—Connection to driving members with connecting-rods, i.e. pivotal connections with gudgeon-pin; Gudgeon-pins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［利用分野］
この発明は、内燃機関における摩耗防止技術に関し１例
えばピストンピンの抜止めのためピストンピン穴の内側
に装着されるリング状のサークリップの摩耗防止に利用
して有効な技術に関する。
えばピストンピンの抜止めのためピストンピン穴の内側
に装着されるリング状のサークリップの摩耗防止に利用
して有効な技術に関する。
［従来技術と問題点コ
高速で動作する内燃機関では、ピストン各部での摩擦が
問題となる。例えば、ピストンとコネクティングロッド
とを連結するピストンピンとそのビン穴との間でも円周
方向の摩擦が生じる。そこで、従来、ピストンピンの摩
擦を減少させるため、オイルリング溝からピストンピン
穴まで油路を形成して、オイルリングでかき落した潤滑
油をピストンピンの外周面に供給するようにした考案が
提案されている（実開昭５４−１０１２０７号）。
問題となる。例えば、ピストンとコネクティングロッド
とを連結するピストンピンとそのビン穴との間でも円周
方向の摩擦が生じる。そこで、従来、ピストンピンの摩
擦を減少させるため、オイルリング溝からピストンピン
穴まで油路を形成して、オイルリングでかき落した潤滑
油をピストンピンの外周面に供給するようにした考案が
提案されている（実開昭５４−１０１２０７号）。
しかしながら１本発明者がピストンピン近傍の摩擦につ
いて検討したところ、ピストンピンの抜止めのためピス
トンピン穴の内側に装着されるサークリップ（もしくは
スナップリング）が摩耗することが分かった。
いて検討したところ、ピストンピンの抜止めのためピス
トンピン穴の内側に装着されるサークリップ（もしくは
スナップリング）が摩耗することが分かった。
［発明の目的］
この発明の目的は、内燃機関におけるピストンピンの抜
止めのため、ピストンピンの内側に装着されているサー
クリップの摩耗を減少させるための潤滑油を簡単な構造
で供給することにある。
止めのため、ピストンピンの内側に装着されているサー
クリップの摩耗を減少させるための潤滑油を簡単な構造
で供給することにある。
［発明の構成］
この発明は、ピストン外周のオイルリング溝からピスト
ンピン穴の内壁に形成されたサークリップ係合用の溝ま
で油路を形成する。これによって、オイルリングがかき
落した潤滑油を上記油路を通してサークリップ外周面に
供給して、係合溝との間の摩擦を減らし、サークリップ
の摩耗を減少させるという上記目的を達成するものであ
る。
ンピン穴の内壁に形成されたサークリップ係合用の溝ま
で油路を形成する。これによって、オイルリングがかき
落した潤滑油を上記油路を通してサークリップ外周面に
供給して、係合溝との間の摩擦を減らし、サークリップ
の摩耗を減少させるという上記目的を達成するものであ
る。
［実施例］
第１図および第２図は、本発明に係るピストンの第１の
実施例を示す。
実施例を示す。
この実施例のピストンは、特に限定されるものではない
が、ピストン１の外周に３本のピストンリング（図示省
略）が嵌合される環状の溝２ａ。
が、ピストン１の外周に３本のピストンリング（図示省
略）が嵌合される環状の溝２ａ。
２ｂ、２ｃが形成されている。また、ピストン１の下部
には、ピストンピン３を挿通可能なピストンピン穴４が
、ピストン１の軸心と直交する方向に形成されている。
には、ピストンピン３を挿通可能なピストンピン穴４が
、ピストン１の軸心と直交する方向に形成されている。
このピストンピン穴４の内面には、ピストンピン３の両
端部に対応する位置に断面が半円状をなす一対の係合溝
５が形成され。
端部に対応する位置に断面が半円状をなす一対の係合溝
５が形成され。
この係合溝５にリング状のサークリップ６が係合される
ようになっている。
ようになっている。
ピストンピン３の挿入は、先ずピストンピン穴４の内面
のいずれか一方の係合溝５にサークリップ６を係合させ
てから、ピストンピン穴４の他端からピストンピン３を
挿入して、図示しないコネクティングロッド小端部のピ
ストンピン穴を挿通して既に係合されているサークリッ
プ６にピンの端部を当接させる。それから、ピストンピ
ン穴４内の他方の係合溝５に別のサークリップ６を係合
させる。これによって、ピストンピン３の両端を一対の
サークリップ６で係止し、ピストンピンの抜止めを行う
ことができる。
のいずれか一方の係合溝５にサークリップ６を係合させ
てから、ピストンピン穴４の他端からピストンピン３を
挿入して、図示しないコネクティングロッド小端部のピ
ストンピン穴を挿通して既に係合されているサークリッ
プ６にピンの端部を当接させる。それから、ピストンピ
ン穴４内の他方の係合溝５に別のサークリップ６を係合
させる。これによって、ピストンピン３の両端を一対の
サークリップ６で係止し、ピストンピンの抜止めを行う
ことができる。
この実施例では、第２図に拡大して示すようにピストン
リング溝２８〜２ｃのうち、一番下のオイルリング溝２
Ｃの底部から、上記サークリップ用の係合溝５に向かっ
て斜めに油路７を形成しである０図示しないが１反対側
の係合溝５に対しても同様に油路７を形成しである。
リング溝２８〜２ｃのうち、一番下のオイルリング溝２
Ｃの底部から、上記サークリップ用の係合溝５に向かっ
て斜めに油路７を形成しである０図示しないが１反対側
の係合溝５に対しても同様に油路７を形成しである。
なお、ピストンピン穴４に挿入されたピストンピン３の
端部にはテーパ面３ａが形成されており、このテーパ面
３ａが第２図に示すようにサークリップ６に当接して、
ピストンピン３の軸方向への移動を阻止するようになっ
ている。
端部にはテーパ面３ａが形成されており、このテーパ面
３ａが第２図に示すようにサークリップ６に当接して、
ピストンピン３の軸方向への移動を阻止するようになっ
ている。
従って、この実施例のピストンでは、オイルリングによ
ってシリンダ内壁からかき落された潤滑油の一部は、オ
イルリング溝２ｃの底部から油路７を通って、サークリ
ップ６の外周に供給される。
ってシリンダ内壁からかき落された潤滑油の一部は、オ
イルリング溝２ｃの底部から油路７を通って、サークリ
ップ６の外周に供給される。
そのため、ピストンピン３がクランク軸からピストンピ
ンドを介してスラスト力を受け、これによってサークリ
ップ６が叩かれても、サークリップ６と係合溝５との間
に潤滑油が介在して摩擦力が非常に小さくなってサーク
リップ６の摩耗が少なくなる。
ンドを介してスラスト力を受け、これによってサークリ
ップ６が叩かれても、サークリップ６と係合溝５との間
に潤滑油が介在して摩擦力が非常に小さくなってサーク
リップ６の摩耗が少なくなる。
なお、この実施例のピストンには、油路７とは別にオイ
リング溝２ｃの底部とピストン内部を連通ずる油逃し六
８が設けてあり、オイリングによってシリング内壁から
かき落された潤滑油の一部を直接ピストン内部へ落すよ
うにしである。
リング溝２ｃの底部とピストン内部を連通ずる油逃し六
８が設けてあり、オイリングによってシリング内壁から
かき落された潤滑油の一部を直接ピストン内部へ落すよ
うにしである。
第３図には、サークリップ用の係合溝５に潤滑油を提供
する油路７の他の構成例が示されている。
する油路７の他の構成例が示されている。
この実施例では、オイルリング溝２ｃからピストン中心
に向かって水平方向に係合溝５よりも深い位置まで第１
の油路７ａを形成し、さらに、この第１油路７ａの最奥
部と係合溝５とを連通ずるように第２の油路７ｂを斜め
に形成しである。
に向かって水平方向に係合溝５よりも深い位置まで第１
の油路７ａを形成し、さらに、この第１油路７ａの最奥
部と係合溝５とを連通ずるように第２の油路７ｂを斜め
に形成しである。
この実施例は、係合溝５の位置とオイルリング溝２ｃの
深さとの関係で、ピストンの外側すなわちオイルリング
溝２ｃの側から第２図の実施例のごとく係合溝５に向か
って斜めに油路７を形成するのが難しい場合に利用する
とよい。
深さとの関係で、ピストンの外側すなわちオイルリング
溝２ｃの側から第２図の実施例のごとく係合溝５に向か
って斜めに油路７を形成するのが難しい場合に利用する
とよい。
このようにすると、油路７ａと油逃し六８とは、共通の
方法によって加工することができる。
方法によって加工することができる。
また、第２の実施例では、サークリップ６の外周のうち
特にピストン中心側に潤滑油が供給されるため、サーク
リップ６を潤滑した油がピストンピン３の外周面とピス
トンピン穴４の内壁面との間に侵入し易くなって、ピス
トンピンの摩擦を減らす効果も期待できる。
特にピストン中心側に潤滑油が供給されるため、サーク
リップ６を潤滑した油がピストンピン３の外周面とピス
トンピン穴４の内壁面との間に侵入し易くなって、ピス
トンピンの摩擦を減らす効果も期待できる。
なお、上記実施例では、ピストンピンの抜止めを行うサ
ークリップの摩擦を減らすようにしたものについて説明
したが、この発明はそれに限定されるものでなく、内燃
機関において軸方向のピンの抜止めを行うため取付けら
れているスナップリング一般に利用することができる。
ークリップの摩擦を減らすようにしたものについて説明
したが、この発明はそれに限定されるものでなく、内燃
機関において軸方向のピンの抜止めを行うため取付けら
れているスナップリング一般に利用することができる。
［作用・効果］
ピストン外周のオイルリング溝からピストンピン穴の内
壁に形成され元すニクリップ係合溝まで油路を形成して
なるので、構造が簡単であり、しかもオイルリングによ
ってかき落された潤滑油がサークリップ外周面に供給さ
れて、係合溝との間の摩擦が減少されるという作用によ
り、ピストンピンの抜止めを行うサークリップの摩耗を
減少させることができるという効果がある。
壁に形成され元すニクリップ係合溝まで油路を形成して
なるので、構造が簡単であり、しかもオイルリングによ
ってかき落された潤滑油がサークリップ外周面に供給さ
れて、係合溝との間の摩擦が減少されるという作用によ
り、ピストンピンの抜止めを行うサークリップの摩耗を
減少させることができるという効果がある。
第１図は１本発明に係るピストンの一実施例を示す要部
断面正面図。 第２図は、その要部拡大断面図。 第３図は、サークリップの係合溝へ潤滑油を供給する油
路の他の実施例を示す要部拡大断面図である。 １・・・・ピストン、２ａ、２ｂ・・・・ピストンリン
グ溝、２ｃ・・・・オイルリング溝、３・・・・ピスト
ンピン、４・・・・ピストンピン穴、５・・・・サーク
リップ用係合溝、６・・・・サークリップ、７，７ａ、
７ｂ・・・・油路。
断面正面図。 第２図は、その要部拡大断面図。 第３図は、サークリップの係合溝へ潤滑油を供給する油
路の他の実施例を示す要部拡大断面図である。 １・・・・ピストン、２ａ、２ｂ・・・・ピストンリン
グ溝、２ｃ・・・・オイルリング溝、３・・・・ピスト
ンピン、４・・・・ピストンピン穴、５・・・・サーク
リップ用係合溝、６・・・・サークリップ、７，７ａ、
７ｂ・・・・油路。
Claims (1)
- （１）ピストン外周面に形成されたオイルリング溝と、
ピストンピンが挿入される貫通孔の内面に形成されピス
トンピンの抜止めを行うサークリップが係合可能な係合
溝とを連通する油路を形成したことを特徴とする内燃機
関のピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60249812A JPH0765542B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 内燃機関のピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60249812A JPH0765542B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 内燃機関のピストン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62111153A true JPS62111153A (ja) | 1987-05-22 |
| JPH0765542B2 JPH0765542B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=17198569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60249812A Expired - Fee Related JPH0765542B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 内燃機関のピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765542B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10255732A1 (de) * | 2002-11-29 | 2004-06-09 | Mahle Gmbh | Bolzennabe eines Kolbens für einen Verbrennungsmotor |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5039605U (ja) * | 1973-08-09 | 1975-04-23 | ||
| JPS53107708U (ja) * | 1977-02-05 | 1978-08-29 |
-
1985
- 1985-11-07 JP JP60249812A patent/JPH0765542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5039605U (ja) * | 1973-08-09 | 1975-04-23 | ||
| JPS53107708U (ja) * | 1977-02-05 | 1978-08-29 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10255732A1 (de) * | 2002-11-29 | 2004-06-09 | Mahle Gmbh | Bolzennabe eines Kolbens für einen Verbrennungsmotor |
| US7278390B2 (en) | 2002-11-29 | 2007-10-09 | Mahle Gmbh | Piston-pin boss of a piston for an internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0765542B2 (ja) | 1995-07-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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