JPS62111107A - 内燃機関の油圧タペツトへの給油装置 - Google Patents

内燃機関の油圧タペツトへの給油装置

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JPS62111107A
JPS62111107A JP23293985A JP23293985A JPS62111107A JP S62111107 A JPS62111107 A JP S62111107A JP 23293985 A JP23293985 A JP 23293985A JP 23293985 A JP23293985 A JP 23293985A JP S62111107 A JPS62111107 A JP S62111107A
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JP
Japan
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oil
pipe
passage
supply
hydraulic
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JP23293985A
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English (en)
Inventor
Toshiya Sonoda
園田 俊也
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A8発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は、シリンダブロックを鉛直線に対し傾斜して配
置し、このシリンダブロックの上端に結着されるシリン
ダヘッドに、複数の油圧タペットを備える動弁装置を設
置した内燃機関における油圧タペットへの給油装置であ
って、油ポンプと、この油ポンプの吐出口から延出する
供給路と、この供給路に接続されると共に複数の油圧タ
ペットの給油口に連なる分配路とを少なくとも備えたも
のの改良に関する。
(2)  従来の技術 従来、かかる給油装置において、機関の運転を停止した
とき、それに伴う油ポンプの作動停止により分配路内の
作動油が油ポンプ側へ流下するのを防止して、機関の再
始動時、分配路から油圧タペットへの作動油の供給を直
ちに再開可能にするために、分配路と供給路とを逆流止
め通路を介して接続したものが知られており、上記逆流
止め通路は、分配路の入口から立上がる垂直路と、この
垂直路の上端を給油路に接続する水平路とから鉤形に構
成される。
(3)発明が解決しようとする問題点 上記のような駒形の逆流止め通路は加工が面倒で、加工
費低減の障害となっている。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、鉛直線に
対して傾斜したシリンダブロックの配置を利用して供給
路の一部に逆流止め機能を持たせるようにした簡単有効
な前記給油装置を提供することを目的とする。
B1発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段上記目的を達成
するために、本発明の給油装置は、シリンダブロックの
下方に設けられる油ポンプと、この油ポンプの吐出口か
らシリンダブロックの軸線に略沿って斜め上方へ延出す
るようにシリンダブロック及びシリンダヘッドの上側壁
に設けられる一連の第1供給路と、この第1供給路の上
端から斜め下方に屈折して延びるようにシリンダヘッド
に設けられる第2供給路と、この第2供給路の下端に連
通ずると共に複数の油圧タペットの各給油口に連なるよ
うにシリンダヘッドに設けられる水平な分配路とからな
ることを特徴とする。
(2)作 用 機関の運転停止により油ポンプの作動も停止すると、第
1供給路内の油は油ポンプ側へ流下するが、第2供給路
は第1供給路に向って上り勾配で傾斜しているので、第
2供給路内の油は油ポンプ側への逆流を防止され、従っ
て第2供給路の下端に連なる分配路内の油の逆流も防止
することができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、第1図において、内燃機関は、1字状に配置された左
右一対のシリンダ列C,,C,を有するV型多気筒機関
であり、両シリンダ列C1゜C2のシリンダブロック1
. 1は鉛直線に対しそれぞれ一定角度反対方向に傾斜
して配置されると共に下部で共通のクランクケース3を
介して互いに一体に連結されている。これらシリンダブ
ロック1.lの上端面にはシリンダヘッド2,2が重合
して結着される。
各シリンダヘッド2には、燃焼室2aと、その燃焼室2
aに開口する吸、排気ボート4i、4eが形成されてお
り、これら吸、排気ポート4i。
4eを開閉すべく吸、排気弁5i、5eが、シリンダへ
ラド2に設けられた弁ガイド6.7にそれぞれ摺動自在
に支承される。その際、吸、排気弁5i、5eは、シリ
ンダ軸線Yを挟んで互いに弁頭間を広げるように、且つ
吸気弁51を両シリンダ列CI、Cz間の谷側にして配
置される。
シリンダヘッド2には、吸、排気弁5i、5eの弁杆を
臨ませる動弁室8が形成され、該室8で吸、排気弁5i
、5eを開閉作動する動弁装置9が次のように構成され
る。
即ち、吸、排気弁5i、5eには、これらを閉じ方向に
付勢する弁ばね10,11がそれぞれ装着され、また吸
気弁51の上方に一本のカム軸12が配設され、該軸1
2は、シリンダヘッド2及びそれにポル1−13で結着
されるカムホルダ14によって回転自在に支持される。
このカム軸12は、吸、排気カム12i、1213を備
えている。
このカム軸12の直下において、第1及び第2カムフォ
ロワ151.15tが略V字状に近接配設され、そして
これらカムフォロワ15+、152の各中間部上面に形
成されたスリッパ面fI。
「2は吸、排気カム12i、  12eの下部にそれぞ
れ接触する。
第1カムフォロワ15.の上端は、シリンダヘッド2の
支持孔16に装着された第1油圧タペット17.に揺動
自在に支承され、その下端は吸気弁51の弁頭に連接さ
れる。
また第2カムフオロワ15□の下端はシリンダヘッド2
の別の支持孔18に装着された第2油圧タペツト17t
に揺動自在に支承され、その上端は連動機構19を介し
て排気弁5eの弁頭に連接される。
連動機構19は、第2カムフオロワ172の上端に係合
するプッシュロッド20と、このプソシュロッド20に
一端を係合すると共に他端を排気弁5eの頭部に係合す
るベルクランク形のロッカアーム21とから構成される
。そのロッカアーム21は、ロッカ軸22を介してシリ
ンダヘッド2に揺動自在に軸支される。
前記第1油圧タペツ)171は吸気弁5iと同数だけ、
また前記第2油圧タペツト17tは排気弁5eと同数だ
け、それぞれ対応するシリンダ列C+、Ctにおける複
数本のシリンダの配列方向に沿って水平に配列される(
第2図参照)。
両シリンダ列c、、c、のカム軸12.12は、両シリ
ンダ列C+ 、C!に共通のクランク軸23から図示し
ない調時伝動装置を介して回転駆動される。
第1及び第2図に示すように、クランクケース3にはク
ランク軸23で駆動される油ポンプ30が設けられ、こ
の油ポンプ30の吐出口から各シリンダ軸線Yに略沿っ
て斜め上方に延出する一連の第1供給路311が各シリ
ンダブロック1及びシリンダヘッド2に穿設され、また
この第1供給路31.の上端から直角に屈折して斜め下
方へ延びる第2供給路31.が各シリンダヘッド2に穿
設される。
更に各シリンダヘッド2には、複数の前記第2油圧タペ
ット17g、17g・・・の各給油口に連なり且つ上流
端を前記第2供給路312の下端に接続する水平の第1
分配路32.、?Jt数の前記第1油圧タペット171
.1?t・・・の各給油口に連なる水平の第2分配路3
28、及び第1分配路32、の下流端と第2分配路32
gの上流端とを接続する連通路33とが穿設される。
尚、第2分配路32mは、第1分配路321よりも高所
に位置するが、第1供給路31の上端よりは低所に配置
される。
また、前記カムホルダ14(第1図)には、カム軸12
周りに潤滑油を供給する潤滑油路34が設けられ、この
潤滑油路34には、前記第2供給路312から立上がる
第1エアベント通路350、第2分配路32□の上、下
流端からそれぞれ立上がる第2及び第3エアベント通路
35□、353、並びに連通路3の中央部から立上がる
リリーフ通路36が接続される。
そして、第1供給路311にはオリフィスJ1、第1分
配路321にはオリフィスJz、第1.第2、第3エア
ベント通路35..35□、35゜にはオリフィスJ3
+  Ja、Jsがそれぞれ設けられ、これらオリフィ
スにより各油路への油の流量が規制される。
前記リリーフ通路36には、第1分配路32゜ないし第
2分配路32□の油圧が規定値以上に上昇すると開弁す
るリリーフ弁37が設けられる。
次にこの実施例の作用を説明すると、機関Eの運転中、
各シリンダ列Cr 、Czにおいて、カム軸12はクラ
ンク軸23から図示しない調時伝動装置を介して回転駆
動されるので、吸気行程が開始されると、吸気カム12
iのリフト作用を受けて第1カムフォロワ15.が第1
油圧タペツト17Iを支点として下方へ揺動して吸気弁
51を開き、それに応じて新気が吸気ボート4iを通し
て燃焼室2aに吸入される。また機関の排気行程が開始
されると、排気カム12eのリフト作用を受けて第2カ
ムフオロワ15□が第2油圧タペツト17□を支点とし
て下方へ揺動し、ブツシュロッド20及びロッカアーム
21を介して排気弁5eを開き、それに応じて燃焼室2
aから排気ボート4eへ排ガスが排出される。
このような運転中、油ポンプ30の作動により、その吐
出口から第1供給路31.へ圧送された油は、第2供給
路31!を経て第1分配路32.へ移り、ここで第2油
圧タペット17□、172・・・群にその作動油として
供給され、さらに第1分配路32.から連通路33を経
て第2分配路32□に移り、ここで第1油圧タペッl−
171,17゜・・・群にその作動油として供給される
また、この間、第2供給路31□や第2分配路328を
通る油の一部は、オリフィスJz、Ja−J、により流
量を規制されながら第1〜第3エアベント通路35.〜
353へ流出し、そして潤滑油路34へ送られる。
第1ないし第2分配路32.〜32□内の圧力が規定値
以上になると、リリーフ弁37が開いてリリーフ通路3
6を導通させるので、連通路33から油の一部がリリー
フ通路36へ流出し、これも潤滑油路34へ送られ、上
記圧力が規定値以下に下がるとリリーフ弁37が閉じて
リリーフ通路36を遮断する。このようなリリーフ弁3
7の開閉により第1ないし第2分配路32.〜32□に
は油圧タペット17..17□の作動に適した油圧が保
持される。
潤滑油路34に送られた前記油はカム軸12周りの潤滑
に供される。
次に機関の運転を停止すれば、油ポンプ30の作動も同
時に止まるので、第1供給路311内の油は油ポンプ3
0側へ流下、即ち逆流するが、第2供給路31tは第1
供給路31+に向って上り勾配で傾斜しているので、第
2供給路31□内の油は勿論、その下端に連なる第1な
いし第2分配路321〜32□内の油も逆流を阻止され
る。しかも、この場合、第1供給路318内の油の流下
に伴い、動弁室8内の空気が潤滑油路34及び第1エア
ベント通路35.を経て第2供給路31zに吸込まれる
ため、第2供給路31□でのサイホン現象が抑えられ、
第1ないし第2分配路32゜〜32□での油の逆流を確
実に防止することができる。
こうして第1ないし第2分配路32.〜32□には、機
関の停止後も作動油が保持されるので、機関の再始動時
には、油ポンプ30からの油の供給を待つことなく、第
1.第2分配路321.32□から第1.第2油圧タペ
フト171.17゜・・・;IL、17g・・・への給
油が速やかに行われ、それらの作動遅れを防止すること
ができる。
C0発明の効果 以上のように本発明によれば、給油装置は、シリンダブ
ロックの下方に設けられる油ポンプと、この油ポンプの
吐出口からシリンダブロックの軸線に略沿って斜め上方
へ延出するようにシリンダブロック及びシリンダヘッド
の上側壁に設けられる一連の第1供給路と、この第1供
給路の上端から斜め下方に屈折して延びるようにシリン
ダヘッドに設けられる第2供給路と、この第2供給路の
下端に連通ずると共に複数の油圧タペットの各給油口に
連なるようにシリンダヘッドに設けられる水平な分配路
とからなるので、第2供給路をシリンダブロックの軸線
に対し略直角に形成するも、シリンダブロックの傾斜配
置により、第2供給路には第1供給路に向って上り勾配
が付されることになり、その結果第2供給路に逆流止め
機能が与えられ、その機能により油ポンプの作動停止状
態でも分配路に作動油を保持し続けることができ、した
がって従来のような駒形の逆流止め通路は不要であるか
ら、油路の加工が容易で、加工費の低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
給油装置を備えた内燃機関の要部縦断正面図、第2図は
給油装置の油路系統図である。 E・・・内燃機関、Y・・・シリンダ軸線、l・・・シ
リンダブロック、2・・・シリンダヘッド、3・・・ク
ランクケース、8・・・動弁室、9・・・動弁装置、1
2・・・カム軸、17..17□・・・油圧タペット、
30・・・油ポンプ、31..31□・・・第1.第2
供給路、32..32□・・・分配路、33・・・連通
路時 許 出 願 人  本田技研工業株式会社代理人
   弁理士  落  合     11′l    
・1 “2−一)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリンダブロックを鉛直線に対し傾斜して配置し、この
    シリンダブロックの上端に結着されるシリンダヘッドに
    、複数の油圧タペットを備える動弁装置を設置した内燃
    機関において、シリンダブロックの下方に設けられる油
    ポンプと、この油ポンプの吐出口からシリンダブロック
    の軸線に略沿って斜め上方へ延出するようにシリンダブ
    ロック及びシリンダヘッドの上側壁に設けられる一連の
    第1供給路と、この第1供給路の上端から斜め下方に屈
    折して延びるようにシリンダヘッドに設けられる第2供
    給路と、この第2供給路の下端に連通すると共に複数の
    油圧タペットの各給油口に連なるようにシリンダヘッド
    に設けられる水平な分配路とからなる、内燃機関の油圧
    タペットへの給油装置。
JP23293985A 1985-10-18 1985-10-18 内燃機関の油圧タペツトへの給油装置 Pending JPS62111107A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585416A (ja) * 1981-06-30 1983-01-12 Toyota Motor Corp ラツシユアジヤスタ給油装置
JPS5987219A (ja) * 1982-11-12 1984-05-19 Honda Motor Co Ltd 油圧タペツトのオイル供給装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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