JPS62110809A - 材料集合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、例えばミル出側ラインで圧延材料を横送りし
て先端揃え又は後端揃えでまとまった数に集合させるこ
とができる材料集合装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、ミルラインから材料をキツカーで横に蹴り出し、
チェーントランスファ、ウオーキングビーム、ロープト
ランスファ、リフティングカー等で横送りし集合させた
後、ローラテーブルで切断工程に送り込んでいた。

（発明が解決しようとする問題点〕 しかし、材料の径、形状に関係なくミルラインを搬送さ
れる材料をキツカーで蹴り出すため、キツカーの当たり
具合が一定せず材料表面に疵がつく。キツカーの配列か
ら材料に対して等分布荷重が作用することはなく、材料
に大曲り等の形状上の歪が発生する。材料を先端揃え又
は後端揃えで集合させるためにキツカーによる蹴り出し
を定位置で行なう必要がある。キツカーによる蹴り出し
で騒音が発生する。従来の横送り方式では材料を短時間
で集合させることができず、材料が熱間材である場合、
過冷却が生じ、切断工程の前段に加熱工程が必要となる
。キツカーとチェーントランスファ等の横送り装置との
組み合わせであるため、設備をコンパクトにまとめるこ
とができないという不都合を逸れなかった。

（問題点を解決するための手段） 本発明の材料集合装置は、材料を長手方向に搬送する搬
送設備の出側に、片側が上下するように揺動可能なチル
トローラテーブルを連設し、該テーブルに、側方排出さ
れる材料を受承して横送りするスキユローラテーブルを
並設し、該テーブルに並べて、横送りされる材料を集合
支持する固定スキッドと、該スキッドの入側で材料の集
合を阻止するテーブル面より出没可能な可動ストッパと
を列設するとＪ（に、前記チルトローラテーブルの下方
揺動起動ＪＴＩ材料端検出器を設けたことを特徴として
おり、このようなコンパクトな構成により材料を無理せ
ずにスムーズに側方へ排出できると共に、この材料を迅
速かつスムーズに横送りして先端揃え又は後端揃え状態
のまと１つだ数に集合させることができるようにしたも
のである。

（実施例） 以下、本発明をミル出側ラインに適用した図示する実施
例により説明する。

図中１はチルトローラテーブル２を構成する並置された
多数本のチルトローラで、それぞれモータ３により回転
可能にローラ支持体４に軸支されると共に、後述するチ
ルトローラ揺動機構８〜１４により反ローラ支持体４１
１１１が上下するように揺動可能にテーブルベース５上
にローラ支持体４にてトラニオン支持されている。この
チルトローラ１は、反ローラ支持体４側に縮径するよう
円錐面に形成されており、第２図に実線で示す如くテー
ブル面を構成するローラ上面が反ローラ支持体４　ｆｌ
ｌｌｌをやや高く略水平に保持されている。捷た、チル
トローラ１間のローラ支持体４側にはサイドガイド６が
配設されている。尚、サイドガイド６としては、図示す
る如くプレート状のものに限らず、竪ローラガイドであ
っても同効である。

チルトローラテーブル２のローラ支持体４側には、軸受
７により支持されたテーブル２方向に沿うイコライザシ
ャフト８と、駆動装置９により偏心回転可能なチルト駆
動偏心カム１０とが設けられている。イコライザシャフ
ト８にはチルチングレパ−１１が各チルトローラｌに対
応して装着され、ローラ支持体４の下部にはブラケット
１２が突設されており、各対応するチルチングレバ−１
１とプラテン）１２は連接棒１３を介して連動回転可能
に連結されている。

一方、チルト駆動偏心カムｌＯには、連接棒１４の一端
に設けた偏心輪１５が回転可能に装嵌され、イコライザ
シャフト８の上部にはチルチングレバ−１６が突設され
ており、該チルチングレバ−１６には前記連接棒１４の
他端が連結されている。このように前記チルトローラ揺
動機構を構成したため、駆動装置９により偏心カム機構
１０．１５とリンク機構１４．１６を介してイコライザ
シャフト８を一定量だけ正逆回転させると、各リンク機
構１１，１２．１３を介して全チルトローラｌは、同期
して第２図に実線で示す位置Ａと想像線で示す位置Ｂと
の間を上下に揺動する。

チルトローラテーブル２は、材料Ｍを長手方向に搬送す
る搬送設備ｌＶ（実施例ではミルラインの出側ローラテ
ーブル）の出側に連設されている。

１日は材料Ｍを検出する検出器（実施例では光電管）で
、搬送設備１’７の出側部に配設されている。

１９はスキユローラテーブル２０を構成する並置された
多数本のスキュローラで、それぞれモータ２１により回
転可能に並列のテーブルベース５．２２上の軸受２３に
より支持されている。

スキユローラテーブル２０は、チルトローラテーブル゛
２の材料排出側に並設されている。各スキュローラ１９
の一端部はチルトローラ１間に挿入配置されると共に、
テーブル２方向に視て該端部のローラ上面は材料搬送位
置Ａでのチルトローラ上面より下位で、かつ、材料排出
位置Ｂでのチルトローラ上面と交差するように配置され
ている。

２４は固定スキッドで、スキユローラテーブル２０に並
べてその材料排出側に列設されている。この固定スキッ
ド２４の入側端部はスキエロー２１９間に挿入配置され
ると共に、テープ？ ル２方向に視てスキッド上面はスキュローラ上面より僅
かに高くなるように配置され、該スキッド上面の入側端
にはガイド面２４ａが連設され、他端にはストッパ２５
が突設されている。

２６は可動ストッパで、後述するストッパ起伏機構２８
〜３３により固定スキッド２４の入側にてテーブル２０
面より起伏可能に該スキッド２４に枢着されており、第
３図に実線で示す位置Ａでスキユローラテーブル２０の
上面より退没し、かつ、想像線で示す位置Ｂでストッパ
先端面及び上面が材料支持面となるようになっている。

この可動ストッパ２６の下方位置には、軸受２フにより
支持されたテーブル２方向に沿うイコライザシャフト２
８が設けられている。このイコライザシャフト２８には
レバー２９が各可動ストッパ２６に対応して装着されて
おり、該レバー２９の先端と可動ストッパ２６は連接棒
３０を介して連動回転可能に連結されている。

一方、テーブルベース２２の反テーブル２側にはストッ
パ起伏装置３１（実施例ではシリンダ）が設けられてお
り、その前後動体と、これに対応してイコライザシャフ
ト２８に設けたレバー３２の先端は連接棒３３で連動回
転可能に連結されている。このように前記ストッパ起伏
機構を構成したため、ストッパ起伏装置３１によりリン
ク機構３２．３３を介して、イコライザシャフト２日を
可逆回転させると、各リンク機構２６．２９．３０を介
して全可動ストッパ２６は同期して第３図に示す位置Ａ
、Ｂ間を起伏する０ ３４は平面視矩形枠状のりフタカーで、該カー３４の長
辺材の対向面には凹溝よりなるガイドレール３５が設け
られ、上部には、反テーブル２側に延出するフォーク状
の載置台３６が設けられている。載置台３６の両端上に
はストッパ３７が突設されている。

このリフタカー３４は、載置台３６の材料支持面が固定
スキッド２４の上面より下方のスキユローラテーブル面
の下位からスキッド上面のストッパ２５上端の上位まで
昇降可能に後述するカー昇降機構３８〜４日により支持
されると共に、テーブル２方向と直角方向にて固定スキ
ッド２４の位置から反テーブル２側位置へ前後進可能に
カー走行機構３５，４０．５０〜５４により支持されて
いる。

即チ、テーブルベース２２はテーブル２方向に沿い間隔
をおいて列設されており、該ベース２２には、テーブル
２方向と直角方向で対向する平行な複数組のＬ形レバー
３日（実施例では１２組）が枢着されている。このレバ
ー３日の一端は連接棒３９を介して互に連結され、他端
の側部にはカー保持ロー２４０が装着されると共に、一
方のレバー３日の枢着部にはアーム片４１が突設されて
いる。前記一方のレバー３日の下方位置には軸受４２に
より支持されたテーブル２方向に沿うイコライザシャフ
ト４３が設けられている。このイコライザシャフト４３
にはレバー４４が各アーム片４１に対応して装着されて
おり、該レバー４４の先端と前記アーム片４１の先端は
連接棒４５を介して連動回転可能に連結されている。一
方、テーブルベース２２の反テーブル２側にはりフタ駆
動装置４６（実施例ではシリンダ）が設けられており、
その前後動体と、これに対応してイコライザシャフト４
３に設けたレバー４７の先端は連接棒４８で連動回転可
能に連結されている。このように前記カー昇降機構を構
成したため、リフタ駆動装置４６によりリンク機構４’
７．４８’ｚ介してイコライザシャフト４３を一定量だ
け可逆回転させると、各リンク機構４１，４４．４５と
３８゜３９を介して全り形レバー３日は可逆回転し、こ
のレバー３８の一端に枢着保持されたりフタカー３４は
、これに設けた載置台３６の上面が固定スキッド２４の
上面の下位からストッパ２５の上端の上位まで昇降する
よう、スキユローラテーブル２０の下方にて昇降される
。

また、リフタカー３４の反テーブル２側には軸受４９に
より支持されたテーブル２方向に清うイコライザシャフ
ト５０と、カー走行駆動装置５１（実施例ではシリンダ
）とが設けられている。イコライザシャフト５０には各
リフタカー３４に対応するレバー５２と、カー走行駆動
装置５１に対応するレバー５３とが装着されている。レ
バー５２の先端には連接棒５４を介してリフタカー３４
の反テーブル２側部が連動可能に連結され、レバー５３
の先端にはカー走行駆動装置５１の前後動体が連動可能
に連結されている。このように前記カー走行機構を構成
したため、カー走行駆動装置５１によりリンク機構５３
を介してイコライザシャフト５０を一定量だけ可逆回転
させると、各リンク機構５２．５４と移動機構３５．４
０を介して全リフタカー３４は固定スキッド２４の位置
から反テーブル２側位置へ前後進される。

５５は出側ローラテーブルで、固定スキッド２４より反
テーブル２側のテーブルベース２２上に、テーブル上面
が上昇限位置の載置台上面より下位で、かつ、下降限位
置の載置台上面より上位に位置するように設置されてい
る。

（作用） 搬送設備１７から排出された材料Ｍがチルトローラテー
ブル２上にサイドガイド６でガイドされながら搬送され
ると、検出器１８により材料Ｍの一端が検出され、これ
により動作する図外タイマで設定した一定時間を経過し
た時点で駆動装置９が起動されて、チルトローラーが揺
動され、チルトローラテーブル２はスキユローラテーブ
ル２０側に傾く。このため、チルトローラテーブル２上
の材料Ｍは搬送されながら側方へ排出され、スキユロー
ラテーブル２０上にスムーズに移載される。

一方、検出器１日の材料端検出によってモータ２１が起
動されて、スキュローラー９が回転され、スキユローラ
テーブル２０はチルトローラテーブル２の材料搬送方向
と同一方向に材料Ｍを搬送可能に作動されているため、
材料Ｍはこのスキユローラテーブル２０により搬送され
ながら固定スキッド２４側へ横送りされ、慣性力で固定
スキッド２４上にスムーズに移載される。この場合、ス
キユローラテーブル２０において、材料Ｍが横送りされ
た所で停止するように減速度と横送りスキュ角度を設定
しておけば、搬送設備１７からの材料Ｍは先端又は後端
を揃えた状態で固定スキッド２４上の所定位置に移載さ
れて集合する。

固定スキッド２４上に載るだけの本数の材料Ｍが横送り
された後、ストッパ起伏装置３１により可動ストッパ２
６を起こすと、テーブル２０面上より出たこの可動スト
ッパ２６により、スキユローラテーブル２０上を横送り
される材料Ｍの集合が阻止される。一方、材料Ｍの断面
形状から固定スキッド２４上に送り込まれずにスキユロ
ーラテーブル２０上にある材料Ｍは、ストツバ２５側が
低くなるように傾いた可動ストッパ２６の上面に受承さ
れて滑動或は転動して固定スキッド２４上に送り込まれ
る。

次いでリフタ昇降装置４６によりリフタカー３４の載置
台３６を固定スキッド２４の下位から上昇させると、固
定スキッド２４上の材料Ｍは、載置台３６に受承される
。このため、カー走行駆動装置５１により載置台３６を
固定キッド２４より反テーブル２側に走行させた後、リ
フタ昇降装置４６により出側口′−ラテーブル５５の上
面より下降させると、載置台３６上の材料Ｍは出側ロー
ラテーブル５５に受承され、これにより次の例えば切断
工程へ搬送される。リフタカー３４は、載置台３６が固
定スキッド２４より下位の元の位置に戻される。

尚、固定スキッド２４を上面がスキユローラテーブル２
０の上面より僅かに高くなるように配置した例につき説
明したが、反対にスキッド上面がテーブル面より僅かに
低くなるようにしても同効である。また、可動ストッパ
２６をその上にも材料Ｍを支持できる起伏形式の例につ
き説明したが、直線的な上下動形式等でテーブル面より
出没するようにしても材料集合の１！１］止という点で
同効である。

（発明の効果） 以上の通り本発明によれば、材料の側方排出を蹴り出し
によらずチルトローラテーブル全体の傾きにより行なう
ため、材料に疵がつかず、かつ、材料に無理な外力の加
わることがなくて材料に曲り等が発生しないと共に、騒
音が発生しない。

材料の側方排出−横送り一停止及び停止位置のコントロ
ールを、材料を滑らせることなく行なえるため、搬送過
程で材料表面に疵が発生しないと共に、材料を先端揃え
又は後端揃え状態のまとまった本数で固定スキッド上に
集合させることができ、次工程への集合搬送が容易とな
る。

また、装置構成上、従来に比べてコンパクトにまとめる
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略平面図、第２図、
第３図は第１図の■〜線、■〜線に沿う正断面図である
。 ｌ・・・チルトローラ、２・・・チルトローラテーブル
、３・・・モータ、６・・・サイドガイド、８・・・チ
ルト駆動用イコライザシャフト、９・・・駆動装置、１
’７・・・搬送設備、１日・・・材料端検出器、１９・
・・スキュロー２．２０・・・スキュローラｆ　−フル
、２１・・・モータ、２４・・・固定スキッド、２５・
・・ストッパ、２６・・・可動ストッパ、２８・・・ス
トッパ用イコライザシャフト、３１・・・ストッパ起伏
装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 材料を長手方向に搬送する搬送設備の出側に、片側が上
   下するように揺動可能なチルトローラテーブルを連設し
   、該テーブルに、側方排出される材料を受承して横送り
   するスキユローラテーブルを並設し、該テーブルに並べ
   て、横送りされる材料を集合支持する固定スキツドと、
   該スキツドの入側で材料の集合を阻止するテーブル面よ
   り出没可能な可動ストツパとを列設すると共に、前記チ
   ルトローラテーブルの下方揺動起動用材料端検出器を設
   けたことを特徴とする材料集合装置。