JPS62110635A - 光学式記録再生装置 - Google Patents

光学式記録再生装置

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JPS62110635A
JPS62110635A JP60251407A JP25140785A JPS62110635A JP S62110635 A JPS62110635 A JP S62110635A JP 60251407 A JP60251407 A JP 60251407A JP 25140785 A JP25140785 A JP 25140785A JP S62110635 A JPS62110635 A JP S62110635A
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JP
Japan
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light source
light
polyhedron
distance
parallel
Prior art date
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Application number
JP60251407A
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English (en)
Inventor
Hideki Aiko
秀樹 愛甲
Toru Nakamura
徹 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光デイスク装置等、光学的に情報を記録・再
生する光学式記録再生装置に関するものである。
従来の技術 現代は情報化時代といわれており、その中核をなす高密
度大容量メモリーの技術開発が盛んに行なわれている。
メモリーに要求される能力としては、前述の高密度、大
容量に加え、高信頼性、高速アクセス等が挙げられ、そ
れらすべてを満足するものとして光デイスクメモリーが
最も注目されている。光デイスクメモリーは、光学的に
情報を記録媒体に記録するものであり、最近では記録し
た情報の消去も可能な光磁気ディスクに関する研究も数
多く行なわれている。
光デイスクメモリーは、非接触記録再生力式であるため
情報記録媒体を傷つけないというところが大きな特長で
あるが、そのために光学式記録再生装置においては、光
学ヘッドにより情報記録媒体上に微小な光スポットを形
成している。光学5ツドには、半導体レーザの発散光を
平行光に変換する平行光変換機能、対物レンズを用いて
情報記録媒体に微小光スポットを形成する光束集束機能
、情報検出機能、情報記録媒体と対物レンズとのフォー
カス誤差、トラッキング誤差を検出する機能、対物レン
ズを駆動してフォーカスサーボ、トラッキングサーボを
行なうための対物レンズアクチーエータが必要である。
この光学ヘッドは、外部環境の変化(温度変化。
湿度変化1機械的な振動や衝撃など)により、平行光の
光軸が傾いたり、平行状態が変化し、光束集束の能力、
情報検出、フォーカスおよびドラッギング誤差検出に大
きな誤差を生じることになる。
特に温度変化に対しては敏感に影響を受けやすく、この
温度変化の影響を最も大きく受けるのは、半導体レーザ
の発散光を平行光に変換する機能を達成することのでき
る平行光変換手段の部分である。
従来、平行光変換手段に関する技術に関しては数多くの
報告がなされているが、−例を挙げると、特開昭60−
107743号公報などがある。
以下、図面を参照しながら、光学ヘッドのなかで上述し
たような従来の平行光変換手段について説明を行なう。
第5図は従来の平行光変換手段の概略的な構成図である
。第6図において、1はji体レーザ、2は半導体レー
ザ1を支持する第1のフレーム、3はコリメートレンズ
、4はコリメートレンズを支持する第2のフレーム、5
は第1のフレーム2と第2のフレーム4を連結する連結
部材である。
以上のように構成された従来例について、以下その動作
について説明を行なう。
半導体レーザ1から発生された発散光はコリメートレン
ズ3により平行光に変換される。ここで第1のフレーム
2は線膨張率ε、第2のフレームは線膨張率ξ、連結部
材5は線膨張率この材質で各々構成されている。この線
膨張係数の間にはε≧ζ≧ξもしくはξ〉ζ〉εの条件
が成立している。
第1のフレーム2と連結部材5とが同じ線膨張係数を持
つ材質により形成されている場合には、外界の温度変化
が大きく変化しても両者の線膨張係数の違いによる歪み
やずれは生じない。したがってコリメータレンズを出た
平行光の光軸が傾くことはない。また連結部材5と第2
のフレーム4とが同じ線膨張係数を持つ材質により形成
されている場合には、外界の温度変化に応じて両者が一
緒に膨張・収縮をく9返す。したがって外界の温度変化
に対するコリメートレンズ3の相対的位置は変化しない
ので平行光の状態が変化することはない。第1のフレー
ム2と第2のフレームとが異なる材質からなる場合には
両者の材質の少なくとも間である線膨張係数を有する材
質を連結部材6の材質として選ぶことにより、温度変化
によって平行光の光軸が傾いたり、平行状態が変化する
ことは生じにくい。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、外界の温度変化
に対して連結部材5の光軸方向の熱膨張・収縮によシ半
導体レーザ1とコリメートレンズ3の距離が変化するの
で平行光の平行状態が変化してしまう。
つまり連結部材50線膨張係数ζが非常に小さな材質で
あればよいが、既存の部品である第1のフレーム、第2
のフレームの線膨張係数ε、ξは比較的大きな値(例え
ば、アルミニウムの場合、約25 X 1 o−67”
C程度)であるから、第1.第2のフレームと同一の材
質もしくは両者の材質の間にある線膨張係数を有する材
質で連結部材5を構成(ε≧ζ≧ξもしくはξ〉ζ〉ε
)しても、線膨張係数ζを小さな値に選定することは不
可能である。したがって、外界の温度変化に対して連結
部材5の光軸方向の熱膨張・収縮は必らず生じ、平行光
の平行状態が変化してしまう。
さらに第2のフレーム4を連結部材5に固定するには、
両者の間に適度な空隙を必要とするため一コリメートレ
ンズ3の中心軸を光軸に一致させることは困難であり、
光軸に対して、中心軸の位置ずれや傾きを生じてしまう
さらに半導体レーザ1は、発光点である光源と、光源を
固定する光源固定部材によって構成されるから、外界の
温度変化によって、光源固定部材に熱膨張・収縮を生じ
、光源とコリメートレンズ3の距離が変化してしまうが
、第6図に概略構成を示した従来例では、光源固定部材
の影響を論じていない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、外界に温
度変化を生じても、光源とコリメートレンズの距離が許
容値以上に変化せず、かつ光源からの発光光束の光軸と
コリメートレンズの中心軸に位置ずれおよび角度ずれを
生じないことを可能とするものであり、したがって平行
光の光軸が傾いたり、平行状態が変化することのない光
学式記録再生装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の光学式記録再生装置
の平行光変換手段は、光源と、光源発光光束の光軸方向
で発光とは逆の向きに距離aを隔てて光軸に略垂直な第
1の面を有する線膨張係数αの材質の支持部材と、この
支持部材の第1の面に固定され、光源を支持する線膨張
係数βの材質の光源固定部材と、光源からの発光光束側
に位置し、光源からの発散光を平行光に変換するために
、光源と距離Sを隔てた光源側の端面を有するコリメー
トレンズと、このコリメートレンズ自体持し、外径す、
線膨張係数γの円筒フレームと、支持部材と同一の材質
の多面体であって、コリメートレンズの中心軸と光源の
光軸が一致するように、支持部材の第1の面を固定する
、光軸知略垂直な第2の面と、この第2の面から光源の
発光の向きに距離Cの隔てて、第2の面だ平行な第3の
面と、この第2.第3の面に垂直で、互い知角度2θで
交わり、光軸からの距離dを隔てた相異なる第4゜第5
の面を有する多面体と、線膨張係数η(η≪α、β、γ
)の材質で形成される連結部材でちって、多面体の第4
.第6の面を密着させて、第3゜第4.第5の面からな
る2つの稜線近傍で、この多面体を固定するとともに、
第4.第5の面に各々平行な第6.第7の面を有し、こ
の2面に円筒フレームを接触させて、コリメートレンズ
の光源側端面近傍で固定して、多面体と円筒フレームを
連結部材とを備え、距離Cが(α−η)c−(β−η)
−ηsを満たし、距離dが(45in2θ)αd=γb
を満たすようく構成されている。
作用 本発明は上記の構成によって、まず光源、光源固定部材
を支持する支持部材は、その第1面が、支持部材と同一
の材質の多面体の第2面に固定されるから、熱膨張・収
縮によシ、支持部材と多面体の間に歪み、ずれは生じな
い。
ここで、コリメートレンズ自体の熱膨張・収縮にともな
う焦点距離、ワーキングディスタンスの変化は許容範囲
内であるから、光源とコリメートレンズの光軸方向の距
離変動が問題となるが、多面体は第3.第4.第5の面
の2つの稜線近傍で連結部材に固定され、円筒フレーム
はコリメートレンズの光源側端面近傍で連結部材に固定
されるから、外界の温度変化に対しては、両固定部間の
距離Hs−1−a−cの連結部材の熱変化が発生する。
このとき、多面体の第3.第4.第5の面からなる2つ
の稜線近傍で、多面体は連結部材に固定されるから、光
軸方向の多面体の熱膨張・収縮によって第2の面の位置
が変動する。さらに、光源固定部材は、多面体の第2の
面に固定される支持部材の第1の面に固定されているか
ら、外界温度変化に対しては、光軸方向の光源固定部材
の熱膨張・収縮によって、多面体の第2の面を基準にし
て光源の位置が変動する。ここで多面体の第2と第3の
面の距離Cは(α−η)c=(β−η)a−ηsを満た
し、かつη≪α、β、γであるから、外界温度変化に対
して、多面体、光源固定部材、連結部材に熱膨張を生じ
ても、光源とコリメートレンズの光源側端面の距離、す
なわち光軸方向の相対的位置関係は変化しない。
さらに連結部材の第6.第7の2面で円筒フレームを接
触固定させるから、外界温度変化に対して、円筒フレー
ムの中心軸が傾くことはない。
つぎに、多面体は、第4.第5の面を連結部材に密着さ
せて固定されるから、外界温度変化に対しては、多面体
に支持部材、光源固定部材によって支持されている光源
の発光元軸は、多面体の熱膨張・収縮により、第4の面
の垂直方向ベクトルと第6の面の垂直方向ベクトルのベ
クトル和の方向に平行移動する。一方、円筒フレームは
、多面体の第4.第6の面に各々平行な連結部材の第6
゜第7の2面で、接触固定されるから、外界温度変化に
対しては、円筒フレームの中心軸は、円筒フレームの熱
膨張・収縮により、第6の面の垂直力向ベクトルと第7
の面の垂直方向ベクトルのベクトル和の方向に平行移動
する。ここで、多面体において、光軸と第4.第5の面
の距離dは、(4sln θ)・α・d=γ・dを満た
しているから、外界温度変化に対して、円筒フレーム、
多面体に熱膨張・収縮を生じても、光源の光軸とコリメ
ートレンズの中心軸は、ともに同じ量だけ平行移動する
だけで、両者の相対的位置関係においては、位置ずれや
軸の傾きは鵬生しない。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の一実施例における光学式記録
再生装置の平行変換手段の概略構成を示す斜視図である
。第1図において、6は光源、7は支持部材、8は光源
固定部材、9はコリメートレンズ、10は円筒フレーム
、11は多面体、12は連結部材である。これらの構成
をさらに詳述するために、第2図は第1図のP矢視図、
第3図は第1図のQ矢視断面図、第4図は第1図のR矢
視図を示すものである。なお、第2図、第3図、第4図
における構成要素番号は第1図の構成要素番号と同一で
ある。
支持部材アは、線膨張係数αの材質であり、光源6の発
光の向きとは逆の向きに距離aを隔てて光軸に略垂直な
第1の面Fを有している。光源固定部材8は、線膨張係
数βの材質であり、第1の面Fに、第1の面Fよりも小
さい面積で固定され、光源6の発光をさまたげずに光源
6を支持している。コリメートレンズ9は光源6の発光
の向きに位置し、光源6からの発散光を平行光に変換す
る。
円筒フレーム10ば、コリメートレンズ9 ト同軸で、
線膨張係数γの材質であって、コリメートレンズ9を支
持し、外径b−1有している。多面体11は、支持部材
7と同一の材質(線膨張係数α)であり、支持部材7の
第1の面Fのうち、光源固定部材8を固定する面を除い
た面を、コリメートレンズ9の中心軸と光源6の光軸が
一致するようにして固定する、光軸に略垂直な第2の面
Gを有している。さらに多面体11は、第2の面Gから
光源6の発光の向きに、距離Cを隔てて、第2の面Gに
平行な第3の面Hと、第2の面Gと第3の面Hにともに
垂直で、互いに角度2θで交わり、光軸から距離dを隔
てた相異なる第4の画工と第5の面Jを有し、光源固定
部材8と接触することはない。連結部材12は、η≪α
、β、γを満たす線膨張係数ηの材質であって、多面体
11の第4の画工と第6の面Jを密着させて、第3の面
H9第4の画工、第50面JKよって形成される2つの
稜線近傍に固定部を設けて、多面体11を固定する。さ
らに連結部材は、多面体11の第4の面Iと第5の面J
に各々平行な第6の面にと第7の面りを有し、第6の面
にと第7の面りに、円筒フレーム10を接触させて、コ
リメートレンズ9の光源6gll1の端面近傍で固定し
て、多面体11と円筒フレーム10を連結している。か
つ距離Cは(α−β〉C=(β−η)a−ηsを満たし
、距離dが(4Sin2θ)αd=γbを満たしている
以上のように構成された光磁気記録再生装置の平行光変
換手段について、以下その動作について説明する。
いま、常温Tにおいて、光源6の光軸とコリメートレン
ズ9の中心軸が一致しており、平行光は光軸に傾きもな
く完全な平行状態が達成されている場合に、ΔTの温度
変化が生じた場合を考える。
一般に、通常考えられるΔTの値である30°C〜4o
″CではコリメートレンズS自体の熱変化に伴う、焦点
距離、ワーキングディスタンスの変化は特写範囲内であ
るから、光源6とコリメートレンズ9の光軸方向の距離
変動が問題となる。多面体11は第3.第4.第6の面
の2つの稜線近傍で連結部部材12に固定され、円筒フ
レーム10はコリメートレンズ9の光源側端面近傍で連
結部材12に固定されるから、ΔTの変化に対しては、
両固定部間の距離: s+a−c (=uとする)の連
結部材の熱変化が生じる。この結果両固定部間の距離が
U′に変化したとすると、 u’ =u(1−1−ηΔT)=(s+a−IX(1+
ηΔT)となる。
一方、光源固定部材8の熱変化により、光源6は第1の
面yを基準にして位置変動を生ずる0このときの光源6
と第1の面Fとの距離をa′ とすると、a’=a(1
+βΔT)となる。さらに支持部材11は、固定部であ
る第3の面Hを基準にして、第2の面Gが位置変動し、
この距離をC′とすると、c′=c(1+αΔT)とな
る。したがってΔTの変化の場合、光源らとコリメート
レンズ9の光源側端面との距離SがS′ に変化したと
すると変化量ΔSば、 ΔS=S’−5=(u’ −1−C’ −+L’ ) 
−8−((S+a−c)x(1−1−ηΔT)+c(1
+αΔT)−a(1+βR)l−s=((s+a  C
)η+cα−aβ)ΔT=((α−β)c−(β−η)
&+ηs)Δでとなる。
ここで前述のように、本実施例においては、(α−β)
c=(β−η)a−ηsを満たすように距離Cを選定し
て、多面体11を構成しているから、ΔS=○となって
、ΔTの変化が生じても多面体11、光源周定部材8.
連結部材12に熱膨張を生じても、光源6とコリメート
レンズ9の光源側端面の距離、すなわち光軸方向の相対
的位置関係は変化しない。ここで(α−β)c=(β−
η)a−ηsを満たすためには、一般にS)a、Cであ
るからηく〈α、βでなければならないが、たとえば、
Ni−Go−Mn−3i−C−Feの配分調整をした特
殊合金ではη−ts x 1o−’ /’Cとなり、A
lの線膨張係数:約25X10’/’Cに比較して、非
常に小さい値となる。したがりて両式を満たすことが可
能となり、この特殊合金を用いて連結部材12を形成す
れば、光源6とコリメートレンズ9の光源側端面の距離
変動は発生しない。さらにη(γの条件を設定して、こ
の特殊合金を用いて連結部材12を形成すれば、ΔTの
変化のときの、円筒フレーム10および多面体11を固
定する部分の肉厚の差に基づく光軸のずれ等は全て許容
範囲となる。
また、支持部材7の第1の面Fは、同一の材質である多
面体11の第2の面Gに固定されるから、ΔTの変化に
対しても、両者の間に歪みやずれは生じない。
さら【連結部材12の第6の面に、第7の面りの2面で
円筒フレーム1oを接触固定させているから、ΔTの変
化に対して、コリメートレンズ10の中心軸が傾くこと
はない。
つぎに、温度変化ΔTに対する光源6の光軸とコリメー
トレンズ9の中心軸の位置ずれを考える。
多面体11によって固定される光源6の光軸は、ΔTの
変化に対して第20面G上において、光軸と点Mを結ぶ
直線上で、2dαΔT sinθだけ変化して、平行移
動を生ずる。一方、円筒フレーム10によって固定され
るコリメートレンズ9の中心軸は、ΔTの変化に対して
第6.第7の面に、Lに垂直な面上において、中心軸と
点Nを結ぶ直線上生ずる。ここで、第4の面下と第6の
面には平行で、第5の面Jと第7の面りは平行である構
成ゆえに、ΔTの変化の場合、光源6の光軸の平行移動
とコリメートレンズの中心軸の平行移動の方向は全く同
一である。
しかも、両者の平行移動量の差Δ2は、となるが、前述
のように、本実施例においては、(45in2θ)αd
=γbを満たすように距離dを選定して、多面体11を
構成しているから、Δ2=0となる。したがってΔTの
変化に対して、多面体11によって固定される光源6の
光軸の平行移動量と、円筒フレーム10によって固定さ
れるコリメートレンズ9の中心軸の平行移動量は、移動
方向、移動量において、全く同一であり、ΔTの変化に
かかわらず、両者の間の相対的位置関係においては、位
置ずれや軸の傾きは発生しない。
なお、本実施例では、光源固定部材8の形状を軸対称と
しているが、軸対称でない場合、ΔTの変化に対して光
源6の位置は光軸に垂直な面内で移動を生ずる。しかし
ながら、通常の光源固定部材8の形状は、光軸垂直方向
には、非常に小さな長さしか有さない形状であるから、
光源6の移動量は許容範囲内にあるといえる。
以上のように本実施例によれば、支持部材子(線膨張係
数α)は、光源6の発光とは逆向きに距離aを隔てて第
1の面Fを有している。さらに光源固定部材(線膨張係
数β)は第1の面Fに固定され、光源らを支持している
。コリメートレンズ9を同軸に支持する円筒フレーム(
線膨張係数γ)の外径はbである。多面体11(線膨張
係数α)は、第2の面Gに支持部材7の第1の面Fを固
定し、この面下から距離Cを隔てて第3の面Hを有し、
第2.第3の面G、Hに垂直で、角度2θで交わり、光
軸から距離dを隔てた第5の面I、Jを有している。連
結部材12(線膨張係数η)はη≪α、β、γであり、
多面体11を第4の画工、第5の面Jを密着固定(固定
部はこの2面と第3の面Hとの稜線近傍)し、面I、J
に平行な第6.第7の面に、Lに円筒フレームを固定(
固定部はコリメートレンズ9の光源6側の端面近傍)し
ている。ただし距離Cは(α−η)c=(β−77)a
−r)Sを満たし、距離dは(4sin2θ)αd=γ
bを満たしている。
このような構成にしたことにエリ、ΔTの温度変化が生
じた場合でも、光源6とコリメートレンズ9の光源側端
面との距離は常に一定に保たれる。
支持部材子と多面体11の間には歪み、ずれは生じない
。コリメートレンズ9の中心軸は連結部材12に対して
傾くことはない。多面体11によって固定される光源6
.コリメートレンズ9の各々の光軸および中心軸の光軸
に垂直な面内における相対的位置関係は常に一定であり
、軸の位置ずれ、傾きは生じない。さらに連結部材12
自体の熱変化は許容範囲内であるため、連結部材12に
起因する、平行光束の角度ずれ、平行状態の変化は全て
特写範囲となるから、この平行光変換手段により、外界
の温度変化に対して、平行光束の元軸は平行移動するが
、平行光の状態変化や角度ずれは生じなくすることがで
きる。
発明の効果 本発明は、平行光変換手段と、微小光スポットを形成す
る手段と、情報信号を検出する手段と、フォーカス誤差
信号を検出する手段と、トラッキング誤差信号を検出す
る手段を具備し、前記平行光変換手段として、光源と、
光源の発光とは逆向きに距離aを隔てて元軸に略垂直な
第1の面を有する支持部材(線膨張係数α)と、この第
1の面に固定され、光源を支持する光源固定部材(線膨
張係数β)と、発散光を平行光に変換するコリメートレ
ンズと、コリメートレンズを同軸に支持する円筒フレー
ム(線膨張係数γ)と、線膨張係数αの多面体であって
、この多面体は、支持部材を固定するのに、支持部材の
第1の面を固定する光軸に略垂直な第2の面と、第2の
面に平行で、かつ光源の発光の向きに距離Cを隔てた第
3の面と、第2.第3の面に垂直で、角度2θで交わり
、光軸から距離dを隔てた第4.第6の面を有する多面
体と、線膨張係数η(η≪α、β、γ)の連結部材であ
って、この連結部材は、多面体の第4゜第5の面を密着
させて、第3.第4.第5の面からなる2つの稜線近傍
で多面体を固定し、かつ第4、第5の面に各々平行な第
6.第7の面を有し、この2面に円筒フレームを接触さ
せてコリメートレンズの光源側端面近傍で固定して、多
面体と円筒フレームを連結部材を設け、距離Cが(α−
η)c=(β−η)&−ηsを満たし、距離dが(45
in2θ)αd−γbを満たすことにより、外界に温度
変化を生じても、光源とコリメートレンズの光源側端面
との距離は変化せず常に一定であり、かつ光源の光軸と
コリメートレンズの中心軸はともに平行移動は生ずるが
、両者の間の光軸に垂直な面における相対的位置関係に
は位置ずnや角度ずれを生じないことを可能にするもの
であり、しかも支持部材と多面体は同一の材質で形成さ
れるから、両者の間に歪みやずれは発生しないので、平
行光の光軸が傾いたシ、平行状態が変化することがない
という効果を得ることができる優れた光学式記録再生装
置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における光学式記録再生装置
の平行光変換手段の概略構成を示す斜視図、第2図、第
3図、第4図はその矢視図、第6図は従来の平行光変換
手段の概略構成図である。 1・・・・・・半導体レーザ、2・・・・・第1のフレ
ーム、3・・・・・・コリメートレンズ、4・・・・・
・第2のフレーム、6・・・・・・連結部材、6・・・
・・・光源、了・・・・・支持部材、8・・・・・・光
源固定部材、9・・・・・・コリメートレンズ、10−
・・・・・円筒フレーム、11・・用多面体、12・・
・・・・連結部材。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名嘉1
図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光源からの発散光を平行光に変換する平行光変換手段と
    、前記平行光変換手段によって得られた平行光を情報記
    録媒体上に集光させ、微小光スポットを形成させる手段
    と、前記情報記録媒体からの反射光により、情報信号を
    検出する手段と、フォーカス誤差信号を検出する手段と
    、トラッキング誤差信号を検出する手段とを具備し、前
    記平行光変換手段は前記光源と、前記光源の発光光束の
    光軸方向で発光とは逆の向きに距離aを隔てて光軸に略
    垂直な第1の面を有する線膨張係数αの材質の支持部材
    と、前記支持部材の第1の面に第1の面よりも小さな面
    積で固定され、前記光源の発光をさまたげずに前記光源
    を支持する線膨張係数βの材質の光源固定部材と、前記
    光源からの発光光束側に位置し、前記光源からの発散光
    を平行光に変換するために、前記光源と距離sを隔てた
    前記光源側の端面を有するコリメートレンズと、前記コ
    リメートレンズを支持し、外径bを有する線膨張係数γ
    で、前記コリメートレンズと同軸の円筒フレームと、前
    記支持部材と同一の材質(線膨張係数α)で形成される
    多面体であつて、前記多面体は前記支持部材を固定する
    のに、前記支持部材の第1の面のうち、前記光源固定部
    材を固定する面を除いた面を、前記コリメートレンズの
    中心軸と前記光源の光軸が一致するようにして固定する
    光軸に略垂直な第2の面と、前記第2の面から前記光源
    の光軸方向で発光の向きに距離cを隔てて前記第2の面
    に平行な第3の面と、前記第2の面と前記第3の面に垂
    直で、互いに角度2θで交わり、光軸から距離dを隔て
    た相異なる第4、第5の面を有し、前記光源固定部材に
    接触することのない前記多面体と、η≪α、β、γを満
    たす線膨張係数ηの材質で形成される連結部材であって
    、前記連結部材は前記多面体の前記第4、第5の面を密
    着させて、前記第3、第4、第5の面からなる2つの稜
    線近傍で前記多面体を固定するとともに、前記多面体の
    第4の面と第6の面に各々平行な第6の面、第7の面を
    有し、前記第6の面と前記第7の面に前記円筒フレーム
    を接触させて、前記コリメートレンズの前記光源側端面
    近傍で固定して、前記多面体と前記円筒フレームを連結
    する前記連結部材とを備え、かつ前記距離cが(α−η
    )c=(β−η)a−ηsを満たし、前記距離dが(4
    sin^2θ)αd=γbを満たすことを特徴とする光
    学式記録再生装置。
JP60251407A 1985-11-08 1985-11-08 光学式記録再生装置 Pending JPS62110635A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8281909B2 (en) 2009-11-13 2012-10-09 Nissin Kogyo Co., Ltd. Vehicle drum brake

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