JPS62110329A - A/d変換装置 - Google Patents

A/d変換装置

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JPS62110329A
JPS62110329A JP25015885A JP25015885A JPS62110329A JP S62110329 A JPS62110329 A JP S62110329A JP 25015885 A JP25015885 A JP 25015885A JP 25015885 A JP25015885 A JP 25015885A JP S62110329 A JPS62110329 A JP S62110329A
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JP
Japan
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signal
analog
frequency
digital signal
pass filter
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JP25015885A
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Masao Kasuga
正男 春日
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本光明はA/D変換装置に係り、特にスタジオ等での音
楽ソースやディジタル・オーディオ・テ−7レコーダ(
DAT)でのアナログ音声信号をパルス符号変調(PC
M)された音声信号に変換する際に用いられるA/D変
換装置に関する。
従来の技術 従来のA/D変換装置に対する研究は、通信系にa3い
て主としてA/D変換器の分解能を実効的に向上させる
研究が中心であった(例えば、にE 、  A bat
e、  ” L 1near and A dapti
ve DeltaModulation”、Proc 
、I EEE、Vol、55゜pp、298−308.
 M arch(1967)及びり、 J、Goodm
an。
“The  Application of [)01
taMOdlllatiOn t。
Analog−to−PCH[:ncoding ” 
、 BSTJ、 VOI。
48、 No、2.1)l)、321−343. Fe
b、(1969)など)。
第6図はこの場合の従来のA/D変換装置の一例のブロ
ック系統図を示す。同図中、入力端子1に入来したアナ
ログ音声信号はリニア・デルタ変調器(LDM)2によ
りデルタ変調されてディジタル信号とされた後累積され
て復号化器3で復号され、更に積分器4及びディジタル
低域フィルタ5を夫々通してナイキスト周波数までの不
要帯域を除去される。ディジタル低域フィルタ5の出ツ
ノディジタル信号は間引き器6により間引かれて標本化
周波数がNfsからfsとされて出力端子′7へ出力さ
れる。
このように、LDM2又はADM(適応形デルタ変調器
)を使用して、ディジタル変換によりPCMディジタル
信号を得るA/D変換装置の研究が従来の中心であった
理由は、アナログ信号をPCM信号に変換する場合、複
数ビットのA/D変換器が変換速度1回路精度の関係か
ら実現できなかったことに起因するものと考えられる。
この方式によれば、A/D変換器(吊子化器)が1ビツ
トであるため回路が著しく簡易化できることが大きな利
点であり、またディジタルベースによる精度の良いPC
M信号を得ることができる。
また、A/D変換器の回路系を変更することにより、結
果的にPCM信号を得る上記の装置とは別に、信号処理
によりA/D変換系のけ子化信号品質を改善する装置も
同様に提案されている。この従来装Uは第7図に示す如
く、入力端子8よりのアナログ音声信号をラインアンプ
9を通して加亦器10でディ(f発生回路11よりのデ
ィザと呼ばれる雑&を加算した後、アナログ低域フィル
タ(LPF)12、サンプルホールド回路13及び△/
D変換器14を夫々通して出力端子15へ出力する。こ
のA/D変換装置によれば、A/D変換による吊子化雑
音を白色化するものであり、主に画像の処理に利用され
てきたく例えば8゜11ppel 、 et al 、
  ”0rdered  [)itherPatter
ns for Coarse Quantizatio
n ofpictures ” 、 Proc 、  
I EEE、 March(1971)1)+1.42
9−431 >。また最近、ディジタルオーディAにも
利用されてその有効性が報告されている(例えば、西鳥
羽員、@l”広帯域音響信号の量子化へのディザの適用
″1日本音響学会講演論文集2−5−4 (昭57.3
) )。
しかし、この従来装置はD/A変換系でディザを減算し
ないため、吊子化雑音の娠幅の確率密度函数が入力値に
応じて変化するので、吊子化MR主電力変化し、それを
耳で検知できないようにするには加えるディザの聞を増
す必要があり、その結果、量子化雑音電力が増加し、S
/Nがその分だけ劣化してしまう。このため、第8図に
示す如く、同期減算を前提としたディザの混入・減算方
式のA/D変換装置が提案されたく山崎芳男他。
゛広帯域音響信号の量子化へのディザの適用″。
技術報告EA82−21 (日本音響学会 電気音響研
究会))。第8図において、入力端子16に入来した音
声信号は、ディザ発生回路18よりのディザをD/A*
換器19を通して得たアナログ信号と加惇器17で加算
された後A/D変換器20でディジタル信号に変換され
る。このディジタル信号は伝送媒体を介してD/A変換
器21に供給されてアナログ信号に変換された後減算器
22に供給され、ここでディザ発生回路23の出力ディ
ザをD/A変換器24を通して得たアナログ信号と減算
された後出力端子25へ出力される。
この従来装置によれば、かなりの改善効果があることが
報告されており、有効な方法として注目されている。更
に別のA/D変換装置として、オ−バーザンブルを利用
した吊子化信号の位相特性の改良、折り返し誤差の低減
を目的としたA/D変換装置がある(例えば二宮佑−1
゛A/D、D/A変換におけるディジタル補間方式”、
N1−IK技研月報(昭54.10 ) 、 P、40
5−411 、及び春日1男。
゛A/D変換装置″、特開昭59−33927号公報(
特願昭57−143626M)など)。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、第6図に示した従来装置は必要な語長のディ
ジタル信号を得るためには、特に高品質なディジタルオ
ーディオ信号として利用する場合、LDM2のサンプリ
ング周波数が極端に高くなりすぎ、回路を実現できない
場合が生ずる(例えば、16ビツト20kl−1zの場
合にはサンプリング周波数は数百MH2となる)。また
、第8図に示した従来装置はΔ/D変換系及びD/A変
換系での同期減算が前提となっており、A/D変換装置
単体には適用できないという問題点がある。さらに、前
記した二宮、あるいは春日によるA/D変換装置は、量
子化信号の位相特性の改良、折り返し誤差の低減に関し
ては有効であるが、△/D変換変換分S能の改善には効
果が少ないという問題点があった。
そこで、本発明は団子化信号品質の改善を図ると共に、
信号処理を利用して実効的にA/D変換器の分解能も合
わせて向上し得るA/D変換装置を提供することを目的
する。
問題点を解決するための手段 本発明になるA/D変換装置は、通過織端周波数が所定
の周波数fsの略1/2倍以上の周波数に選定され、か
つ、阻止板端周波数が周波数fsの略N/2倍(ただし
、Nは2以上の自然数)の周波数に選定されたアナログ
低域フィルタと、吊子化器と、この吊子化器の出力ディ
ジタル信号を期間1/(N−fs)だけ遅延した後アナ
ログ(r、+号に変換して遅延アナログ信号を生成する
手段と、時刻tにおいて遅延アナログ信号y (t)と
アナログ低域フィルタの出力アナログ信号x (t)と
が夫々供給され、次式 (ただし、上式中、nは自然数、■は1/(N・fs)
、x (to )は時刻t。における入力アナログ信号
の値、α及びβは夫々定数) を満足するディジタル信号ynが吊子化器より取り出さ
れるよう量子化器へその演算結果に基づく信号を供給す
る演算手段と、該吊子化器の出力ディジタル信号の標本
化周波数をfsに変換して出力する標本化周波数変換器
とよりなる。
作用 アナログ低域フィルタにより入力アナログ信号×(し)
は必要とする上限周波数(ナイキスト周波数)の島域周
波数成分を除去された侵、前記演算手段1吊子化器を夫
々経てディジタル信号y、に変換された後、標本化周波
数変換器で標本化周波数をN−fsからfsへ変換され
て出力される。
ところで、本発明で対象とするA/D変換系における信
号品質の劣化要因については、(1)アナログ低域フィ
ルタによるアナログ信号の位相ひずみとフィルタの不完
全さによる折り返し誤差の発生と、0△/D変換器によ
る吊子化雑音の発生の2点が考えられる。(1)の要因
については、アナログ低域フィルタに依存するところが
大きく、フィルタの遮断特性を良くすると位相ひずみが
多くなるなどの問題があり、折り返し誤差1位相ひずみ
の両方を低減することが必要である。■の要因について
は、A/D変換器の回路を変更することなく、信号処理
により実効的にA/D変換器の分解能を向上させてA/
D変換による吊子化雑音を低減することを考える。
ここで、本発明では(1)の要因に対してはアナログ低
域フィルタの通過戦端周波数と阻止織端周波数を前記し
た如く選定し、画周波数間の傾斜がなだらかな振幅−周
波数特性とする。また■の要因に対しては、前記徂子化
器の出力ディジタル信号y の時間平均レベルと、入力
アナログ信号の時間平均レベルを近似的に等しいとみな
せるような構成とする。すなわち、量子化器の出力fイ
ジタル信号ynをナイキスト周波数より1桁程度高い標
本化周波数N−fsで標本化された信号と考え、この信
号ynを時間平均でみると入力アナログ信号x B)と
の間に次式が成立する。
式(1)を更に内き替えて、t2=0とおくととなる。
ここで、t+=−nT(ただし、■は標本化周期で1/
(f’1fs))と考え、更にynを除いて式■をy 
(t)で置き換えると次式が得られる。
このように、式(1)で示したA/D変換系の入出力信
号系列の時間移動平均が等しいとおくことにより、式■
で示す出力ynが求められ、式0で求められる量子化器
の出力ディジタル信号ynは時間平均でみるとm子化前
の入力アナログ信号×(【)のそれと近似的に等しいと
みなすことができる。
このことにつき更に説明するに、式■を書き替えると となる。ここで、上式の右辺第2項は入力信号と出力信
号の誤差分(量子化誤差分)を示しており、この第2項
についてn=2の場合を考えると次式%式% ここで、出力ディジタル信号ynのアナログ換貞レベル
は、標本化時間T毎に原アナログ信号×(1)を中心と
して上下に略等小振動するので、δ。−1,δ。−2は
絶対値が大略等しく、符号だけが異なっている。従って δ=δ。−1+δ。−2′:=O(6)となる。従って
、入力アナログ信号×(【)の時間平均レベルは、出力
ディジタル信号ynのそれに近似的に等しいとみなすこ
とができるわけである。
この結果、m子化後の出力ディジタル信号は、式■や式
(4)を満足する演算処理を施ずことにより、量子化器
の入出力信号が時間平均で略等しくなることにより、結
果として時間平均でみた出力ディジタル信号のn子化誤
差が低減できることになる。
なお、標本化周波数をN−fsとしたのは、式(1)を
導く条件として、また式のを式aに変形する場合の誤差
を少なくするためでもある。そして、この誤差の吸収の
ため、式(4)の右辺第2項に該当する項に対して次式
で示す如く重み付けすることが望ましい。
実施例 以下、第1図乃至第5図と共に本発明の実施例について
説明する。
第1図は本発明の第1実施例のブロック系統図を示す。
本実施例は前記式(1)を実現するA/D変換装置で、
入力端子27に入来したアナログ音声信号は後段回路で
の標本化による折り返し信号除去のため、アナログ低域
フィルタ28により予めナイキスト周波数fN以上の高
域周波数成分を除去される。このアナログ低域フィルタ
28の振幅−周波数特性は第2図に破線Iで示す特性に
選定されており、本実施例で最終的に得ようとするディ
ジタル音声信号の標本化周波数fs(=2fN)の略1
/2倍の周波数fPAが通過域端層波数とされ、かつ、
周波数(N−fs)/2が阻止域端周波数fs’rとさ
れている。なお、fpAはt’N以上で、fsTは(N
−fs)/2以下でもよい(ただし、fPAく18丁)
。通常、上記のNの値は4〜5である。
アナログ低域フィルタ28より取り出されたアナログ信
号(時刻tにおけるこの信号をx B)で表わすものと
する)は、積分器29により積分された後減算器30に
供給される。量子化器31は減鋒器30の出力アナログ
信号を標本化周波数N−fsで標本化後m子化してディ
ジタル信号(時刻tにおけるこの信号をynで表わすも
のとする)を生成する。このディジタル信号は後述する
標本化周波数変換器35に供給される一方、遅延レジス
タ32により一標本化周期T(=1/(N−fs)遅延
された後D/A変換器33によりディジタル−アナログ
変換される。D/A変換器 33の出力アナログ信号(
時刻tにおけるこの信号をy(t)で表わすものとする
)は積分器34で積分された後、減算器30に供給され
る。
減算器30は積分器29の出力アナログ信号から積分器
34の出力アナログ信号を減算して得た信号をm子化器
31へ供給し、これにより量子化器31より前記式(1
)で示されるディジタル信号ynが取り出される。
このディジタル信号ynのアナログ換算レベルは、第3
図に実線■で示す如くになり、同図に破線■で示す入力
アナログ音声信号x(t’)を中心として標本化層WJ
T毎に上下に略等拐ずつ振動するような信号となる。第
3図かられかるように、同図に丸印で示すディジクル信
号ynの各標本点のうち、相隣る2つの標本点の平均値
が入力アナログ音声信号に相当する。なお、第3図中、
一点鎖線Vは従来のA/D変換変換装出力ディジタル信
号のアナログ換算レベルの変化を示す。
このようにして取り出された時間及び振幅共に離散的な
ディジタル信号(ここではPCM音声信号)は、標本化
周波数変換器35に供給され、ここで標本化周波数をN
−fsから本来のティキス1−周波数の2倍の周波数f
sへ変換される。標本化周波数変換器35はディジタル
低域フィルタと問引き器の縦続接続構成からなる。この
ディジタル低域フィルタは通過域端局波数fρA′がナ
イキスト周波数fN未満の周波数で、かつ、阻止域端局
波数fsr’  (fst’ >fpA’ )が略fN
以下の周波数に選定されるが、ここでは−例としてfs
丁’ =fNとすると、その振幅−周波数特性は第2図
に実線■で示す如くになる。ディジタル低域フィルタは
例えば有限インパルスレスポンス(FIR)ディジタル
フィルタで構成されている。
ディジタル低域フィルタより取り出された帯域制限ディ
ジタル信号は、間引き器に供給され、ここで所望の標本
化周波数fsのディジタル信号に間引きされた後出力端
子36へ出力される。すなわち、ディジタル低域フィル
タより取り出されるディジタル信号は周波数fs/2以
上の周波数成分が除去されて帯域制限されているが、標
本化周波数はN−fsであり、目的とする標本化周波数
fsとは異なっている。そこで、間引き器は入力帯域制
限ディジタル信号をN標本化周波数に取り出し、Nサン
プルのうちの1サンプルのみを取り出しN−1サンプル
は間引くことにより、目的とする標本化周波数fsのデ
ィジタル音声信号/、が得られる。なお、ディジタル低
域フィルタで帯域制限するのは、間引き器により間引き
動作を行なった場合、折り返し誤差が出力ディジタル信
号に混入しないようサンプリング定理を満足させるため
である。
前記した(1)と■の2つの問題点のうら■の吊子化誤
差の低減理由については前記した通りであり、次に前記
(1)のアナログ信号の位相ひずみと折り返し誤差の低
減理由について説明する。これは本発明壱が特開昭59
−33927号公報にて提案した発明と同じ理由である
。すなわち、本実施例によれば、ディジタル低域フィル
タの娠幅−周波数特性は第2図に実線■で示す如くにな
り、遷移帯域幅は狭くなるが、ディジタルフィルタは精
度良く構成でき、しかもディジタル信号処理であるため
SN比の劣化がなく、またその位相−周波数特性は直線
位相であり、位相の乱れによる信号品質の劣化はない。
従って、ω子化器31をN−fsの標本化周波数で動作
させても信号の劣化なく標本化周波数r Sのディジタ
ル信号を得ることができる。他方、吊子化器31をN−
fsの標本化周波数で動作させることができるので、そ
の入力段に折り返し誤差除去のために設けられるアナロ
グ低域フィルタ28の振幅−周波数特性は第2図に破線
Iで示す如〈従来のアナログ低域フィルタのそれに比し
極めて経やかな傾斜特性で所要の減衰量を得ることがで
きる。
従って、従来のアナログ低域フィルタに比べてアナログ
低域フィルタ28の設計は容易となり、その規模も小さ
くでき、更に素子のバラツキによる設シ1値からのずれ
も発生しない。しかも、アナログ低域フィルタ28の位
相−周波数特性は少なくとbfN以下の周波数帯域では
近似的に直線位相であり、最終的に必要な帯域内におけ
る位相の乱れは殆どない。従って、以上より従来装置に
比し、位相−周波数特性が改善され、また折り返し誤差
も軽減される。
次に本発明の第2実諦例について第4図のブロック系統
図と共に説明する。同図中、第1図と同一構成部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例は前記
式(4)で表わされるディジタル信号ynをω子化器3
1より取り出せるよう構成した回路で、アナログ低域フ
ィルタ28より取り出されたアナログ信号は直接に減算
器38に供給される。減算器38はこの入力アナログ信
号がらD/A変換器33の出力アナログ信号を差し引く
減算動作を行ない、それにより得られた信号を積分器3
9を通してか子化器31へ供給する。これにより、量子
化器31からは前記式(4)で示されたディジタル信号
ynが取り出される。ただし、入出力信号の線形動作は
保証されているものとする。
次に本発明の第3実施例について説明するに、第5図は
本発明装置の第3実施例の要部のブロック系統図を示す
。同図中、第4図ど同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。前記したように、式■を式■及び
(4)に変形する場合に゛ 誤差が生じる。本実施例は
この誤差を吸収できる構成としたもので、入力端子41
.43よりのアナログ信号は可変利得増幅器42.44
で夫々レベル調整されて減算器38へ供給される。この
減算器38の出力信号は出カ喘子45を通して第4図に
示す積分器39へ供給される。これにより、本実施例で
は量子化器より前記式ので示すディジタル信Q ynが
取り出される。
なお、前記式の中の定数αは可変利得増IIrN器42
の利得に応じて変化し、また定数βは可変利得増幅器4
4の利得に応じて変化する。また、前記第2実施例は、
上記定数α及びβが夫々゛1°′の場合の特殊な実施例
であると考えることができる。 なお、本発明は上記の
実施例に限定されるものではなく、前記式(3)、(4
)、又はのなどが実現でさる構成であればよい。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、以下の如き特長を有する
ものである。
■ A/D変換(a子化)による量子化1m名が低減で
き、この分だけ結果的に量子化器の分解能が実効的に向
上できる。
■ アナログ低域フィルタの群遅延特性、減衰かが十分
確保できないなどの要因による位相ひずみの発生、折り
返し誤差の発生が抑制できる。
■ ディジタル低域フィルタとの相乗効果によりアナロ
グ低域フィルタの設計が極めて簡単になり、コスト、ス
ペース共に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示ずブロック系統図、第
2図は本発明におけるアナログ低域フィルタ及びディジ
タル低域フィルタの振幅−周波数特性の一例を示す図、
第3図は本発明における量子化器の出力ディジタル信号
のアナログ換算レベルと入力アナログ信号との関係の一
例を示す図、第4図は本発明、の第2実施例を示ずブロ
ック系統図、第5図は本発明の第3実施例の要部を示す
ブロック系統図、第6図乃至第8図は夫々従来装置の各
個を示すブロック系統図である。 2701.アナログ信号入力端子、28・・・アナログ
低域フィルタ、29,34.39・・・積分器、30゜
38・・・減算器、31・・・団子化器、32・・・遅
延レジスタ、33・・・D/A変換器、35・・・標本
化周波数変換器、36・・・ディジタル信号出力端子、
42゜44・・・可変利得増幅器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 通過域端周波数が入力アナログ信号の必要とする上限周
    波数の2倍以上の周波数であるfsの略1/2倍以上の
    周波数に選定され、かつ、阻止域端周波数が上記周波数
    fsの略N/2倍(ただし、Nは2以上の自然数)の周
    波数に選定されたアナログ低域フィルタと、入力信号に
    対して標本化周波数N・fsで標本化後量子化してディ
    ジタル信号を出力する量子化器と、該量子化器の出力デ
    ィジタル信号を期間1/(N・fs)だけ遅延した後ア
    ナログ信号に変換して遅延アナログ信号を生成する手段
    と、時刻tにおいて該遅延アナログ信号y(t)と該ア
    ナログ低域フィルタの出力アナログ信号x(t)とが夫
    々供給され、これらの信号に対して演算を行なって次式 y_n=▲数式、化学式、表等があります▼ 又は y_n=▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、上式中、nは自然数、Tは1/(N・fs)
    、x(t_0)は時刻t_0における入力アナログ信号
    の値、α及びβは夫々定数)を満足するディジタル信号
    y_nが該量吊子化器より取り出されるよう該量子化器
    へその演算結果に基づく信号を供給する演算手段と、該
    量子化器の出力ディジタル信号が供給されその標本化周
    波数をfsに変換して出力する標本化周波数変換器とよ
    りなることを特徴とするA/D変換装置。
JP25015885A 1985-11-08 1985-11-08 A/d変換装置 Pending JPS62110329A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01319330A (ja) * 1988-06-21 1989-12-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ad変換器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01319330A (ja) * 1988-06-21 1989-12-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ad変換器

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